基礎数学 No.10 2006. 6.26
4. 複素数とその性質 , 4.1 複素数の計算
担当:市原¶ 虚数単位 ³
2乗すると−1となる数を虚数単位といい,iで表す. つまり,i2=−1である.
µ ´
例題 26 i3,i4を計算しなさい.
¶ 複素数 ³
実数a,bを用いてz=a+biと表される数zを複素数という.
• aをzの実部,bをzの虚部という.
• 複素数z=a+biに対して,a−biをzの共役複素数といい, ¯zで表す.
• 複素数z=a+biに対し,√
a2+b2をzの絶対値といい,|z|で表す.
µ ´
例題 27 3−5iをzとする. 次を求めなさい. (1)zの共役複素数z¯
(2)zの絶対値|z|
定理 8 (複素数の計算) z=a+bi, w =c+diに対し,
• z+w= (a+c) + (b+d)i, z−w= (a−c) + (b−d)i
• z×w= (a+bi)(c+di) =ac+bd·i2+ad·i+bc·i= (ac−bd) + (ad+bc)i
• z÷w= a+bi
c+di (分子分母にc−diをかけることで分母を実数にできる)
例題 28 次の計算をしなさい. (1)i(7−8i) + (3−i)(2 + 5i)
(2) (5−i)÷(6 +i)
10
基礎数学 No.10 2006. 6.26
4. 複素数とその性質 , 4.1 複素数の計算
担当:市原問題 27 次の計算をして,なるべく簡単にしなさい. ただしiは虚数単位を表す. (1)−2(2 +i)−4((3−i)−5(i+ 3i))
(2) (1 +√
2i)(2−√ 2i)
(3) 1 +i
3 +i−2 +i 1−i
(4) 1
(1 +i)(2−i)
(5) 3 + 6i
−i
問題 28 次の式においてz= 1 +i ,w= 2−iと代入し計算しなさい.
(1)zw¯−zw¯
(2)|w−z+ 1|