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108 Skin Cancer Vol. 10 No Basosquamous cell carcinoma A 80-year-old woman with basosquamous cell carcinoma is reported. The lesion began as a

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108 Skin Cancer Vol. 10 No. 2 1995

Basosquamous

cell carcinoma

Basosquamous cell carcinoma

免 疫 組 織 化 学 的 所 見 お よ び 細 胞 増 殖 能 に よ る 検 討

野 口 義 久* 原 弘之* 涌 井 史典*

本 庄 三 知 夫* 森 嶋 隆 文*

Summary

A 80-year-old woman with basosquamous cell carcinoma is reported. The lesion began as a black flat nodule on the left side of the arm near the elbow 10 years ago. The lesion gradually enlarged to the size of 26 x 20mm, forming like a rosary at first examination. Histopathological findings showed that the tumor was composed of three different figures; Firstly, the solid BCE-like lesion that the tumor was consisted of basaloid cells with uniform oval basophilic nuclei and relatively little cytoplasm. The peripheral cell layer showed a palisade arrangement. Secondary, the intermedi-ate type lesion that the tumor showed the rough retiform construction, which was made up mainly of basaloid cells and showed transition to squamoid cells. Thirdly, SCC-like lesion that was composed of squamoid cells with relatively large nuclei and abundant cytoplasm. Many whorls of keratinocytes like squamous eddies were seen in this lesion. Immunohistochemically, the cells of intermediate type lesion and SCC-like lesion were positive for MA903, a monoclonal antibody against cytokeratin. In contrast, MA904 showed a positive staining in the cells of individual cell keratiniza-tion and focal areas like squamous eddies. Cell proliferating activities using cytofluor-ometry. Argyrophilic Nucleolar Organizer Regions (AgNORs) and immunostaining using MIB-1 were also examined. Each three different lesions showed cytofluor-ometric histograms exhibited diploid pattern (normal nuclear DNA content), high positive rates of AgNORs and %MIB-1.

は じ め に

BCEにsquamous differentiationが み ら れ る 腫 瘍 あ る い はBCEとSCCの 中 間 に 位 置 す る 腫 瘍,す な わ ちbasosquamous cell car一

cinoma(以 下BSCCと 略 す)を,独 占疾 患 と し て 認 め る か 否 か は 以 前 か ら議 論 の な さ れ て い た と こ ろ で あ るが,BCEと 比 較 して 組 織 学 的 悪 性 度 お よ び予 後 が 異 な る 点 か ら,BSCCは1つ の entityと 見 倣 さ れ つ つ あ る よ う で あ る1)2)。今 回 我 々 はBSCCと 思 わ れ る症 例 を経 験 した の で, 免 疫 組 織 化 学 的所 見 お よ び 細 胞 増 殖 能 につ い て の検 討 を加 え て 報 告 す る。 * Yoshihisa NOGUCHI , Hiroyuki HARA, Fuminori WAKUI, Michio HONJO, Takafumi

MORISHIMA:日 本 大 学 皮 膚 科 学 教 室(主 任:森 嶋 隆 文教 授)

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Skin Cancer Vol. 10 No. 2 1995 109 症 例 患 者: 80歳. 女 性 初 診: 平 成5年10月25日 家 族 歴, 既 住 歴:特 記 す べ き こ とは な い。 現 病 歴: 昭 和58年 頃 よ り左 上腕 に 小 指 頭 大 の 黒 色 角 化 性 の 皮 疹 が 出 現 し, 徐 々 に 拡 大 した た め, 当 科 を受 診 した。 現 症: 左 肘 頭 に近 い 上 腕 外 側 面 に, 26×20 mmの 範 囲 に, 中 央 は 常 色 に 近 い 萎 縮 性 局 面 で, 一 部 血 痂 が 付 着 して い る。 辺 縁 は径3mm か ら4mmの 表 面 わ ず か に鱗 屑 を 付 す 扁 平 な 黒 色 の小 結 節 が 連 珠 状 に 取 り巻 い て お り, そ の 上 端 は堤 防 状 に 隆起 して い る(図1)。 所 属 リン パ 節 は触 知 しな い。 病 理 組 織 学 的 所 見: 1)中 枢 側 の 隆 起 性 病 変(図1の 矢 印A): HE染 色 弱 拡 大 像 で は, 表 皮 と連 続 性 に 真 皮 上 層 か ら中 層 に か け て 好 塩 基 性 に染 ま る大 きい腫 瘍 塊 が 認 め られ(図2の 矢 印a), そ れ に 隣 接 し て そ の下 方 お よび側 方 に 好 酸 性 の 腫 瘍 塊 が 認 め られ る(図2の 矢 印b)。 大 き い腫 瘍 塊 は 比 較 的 均 一 で, 円 形 か ら楕 円 形 の 好 塩 基 性 に 濃 染 さ れ る核 を有 し, 細 胞 質 の 少 な いbasaloid cellSよ り構 成 さ れ る。 腫 瘍 塊 の 辺 縁 部 の 細 胞 は柵 状 配 列 を示 す(図3a)。 この 部 は 充 実 型 のBCEに 一 致 す る所 見 と考 え られ る。 大 きな腫 瘍 塊 と隣 接 す る胞 巣 は, や や 大 型 の核 と豊 富 な細 胞 質 を有 し, 多数 の 角 質 真 珠 を形 成 して い る(図3b)。 こ の 部 は, SCCに 一 致 す る所 見 と考 え られ る。 2)末 梢 側 の 浸 潤 が 軽度 な黒 色 病 変(図1の 矢 印B):HE染 色 弱 拡 大 像 で は, 腫 瘍 細 胞 が 真 皮 上 層 か ら 中 層 に か け て, 塊 状 あ る い は粗 大 網 目状 に増 殖 して お り, 下 方 で は辺 縁 との 境 界 が 不 明 瞭 で あ る。 腫 瘍 は 主 と し てbasaloid cellS よ り構 成 され, 下 方 で はsquamoid cellSへ の 移 図1. 臨床 像. 左上 腕 外 側 面 に, 26×20mmの 範 囲に, 扁 平 な 黒色 の 小 結節 が 連 珠 状 に配 列 図2. 隆起 性 病 変(図1の 矢 印A)の 組 織弱 拡 大 像. 好塩 基 性 に染 ま る大 きい腫 瘍 塊(矢 印a)と, そ れ に隣 接 して好 酸性 の腫 瘍 塊(矢 印b)が 認 め られ る 図3. aは 図2の 矢 印aの 強 拡 大 像 で, 腫 瘍 は Basaloid cellsよ り構 成 され, 辺 縁 部 の 細 胞 は 柵状 配 列 を示 す. bは 図2の 矢 印bの 強 拡 大 像 で, 腫 瘍 は squamoid cellsよ り構 成 され, 多数 の 角 質 真 珠 を形 成 して い る

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110 Skin Cancer Vol. 10 No. 2 1995 行 が 認 め られ る。 腫 瘍 塊 の 辺 縁 部 の 柵 状 配 列 は 認 め られ な い。 ま た所 々 に 個 核 化 細 胞 が 散 見 さ れ る(図4)。 こ の 部 は, BCEか らSCCに 移 行 して お り, 中 間 型 と考 え れ る。 な お, MasSon-Fontana染 色 に て, BCE様 病 変, 中間 型 病 変, SCC様 病 変 の い ず れ に お い て も 多数 のpigment blockade melanocytesが 認 め られ た。

免 疫 組 織 化 学 的 所 見:Moll3)ら の 分 類 の, cytokeratin#1, 5, 10, 11と 反 応 す るMA903染 色(Enzo Biochemical社)と, cytokeratin#1

と 反 応 す るMA904染 色(Enzo Biochemical 社)を 検 討 し た と こ ろ, 結 果 は 表1の ご と く で あ っ た。

細 胞 増 殖 能: 核DNA量, Argyrophilic Nu-cleolar Organizer Regions(以 下AgNORsと 略 す)お よ びMIB-1に つ い て 検 討 し た。 充 実 型 のBCE 2例 お よ びSCC(grade 1)2例 を 対 照 と し た。 1)核DNA量: Asamura4)の 方 法 に 従 っ て cytofluorometryに よ り測 定 し た。 自験 例 の 平 均 核DNA量 は, 充 実 型 のBCE様 病 変 が2.01 c, 中 間 型 病 変 が2.10c, SCC様 病 変 が2.01cで あ り, そ のhistogramは い ず れ も 良 性 腫 瘍 に み ら れ るdiploid patternを 呈 し た(図5)。 対 照 で は, 充 実 型 のBCEは 平 均 核DNA量 が2.23 図4. 浸 潤 が 軽 度 な 黒 色 病 変(図1の 矢 印B)の 組 織 強 拡 大 像.

Basaloid cellsか らsquamoid cellsへ の 移 行

が 認 め ら れ, 所 々 に 個 核 化 細 胞 が 散 見 表1. 免疲組織化学的所見 図5. DNA histogram. い ず れ の 病 変 もdiploid patternを 呈 し た BCE様 病 変 mean; 2. OIC diploid pattern 中 間 型 病 変 scan; 2. IOC diploid pattern SCC様 病 変 mean; 2. 0IC diploid pattern

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Skin Cancer Vol. 10 No. 21995 111

c, 2.18cでhistogramは い ず れ もdiploid pat-ternを 呈 し た。 SCCは 平 均 核DNA量 が3. 53c, 3.72cでhistogramは い ず れ も悪 性 腫 瘍 に み ら れ るaneuploid patternを 呈 した。 2)AgNORs:Crocker5)の 方 法 に 従 っ て, 1%蟻 酸 と2%ゼ ラチ ン を混 合 させ た 溶 液 と, 50%硝 酸 銀溶 液 と を 混 合 さ せ て 反 応 液 を作 製 し, 脱 パ ラ した 切 片 に 暗 室 で30分 反 応 させ た。 100個 の核 を無 作 為 に選 びNOR数 を計 測 し, そ の平 均 をAgNoR値 と した。

3) MIB-1: Ki-67抗 原 はGO期 以 外 の 細 胞

増 殖 期 に 出現 す るが, MIB-1はKi-67抗 原 を認 識 す る6)7)。パ ラ フ ィ ン 切 片 に てMIB-1(Im-munotech S. A. 社)に よ る免 疫 組 織 化 学 染 色 を 施 工 し, 腫 瘍 細 胞 の 陽 性 率 を百分 率 で表 し た。 腫 瘍 の部 位 に よ り陽 性 率 が 異 な る とき は, 高 値 の もの を採 用 し た。 自験 例 のAgNOR値 とMIB-1の 結 果 を表2 に示 す。BCE様 病 変, 中 間 型病 変 お よ びSCC様 病 変 の各 々 を比 較 して, 有 意 な差 は 認 め られ な か っ た。対 照 のAgNOR値 は, 充実 型 のBCEが 1.8, 2.4, SCCが2.7, 2.8で あ っ た。対 照 のMIB-1は, 充 実 型 のBCEが5.2%, 29%で あ っ た。な お, 自験 例 が い ず れ の 病 変 も禰 慢 性 に 陽 性 細 胞 が 散 在 して い た の に 対 し, 29%のBCE例 で は 陽性 細 胞 が 僅 か で あ る集 塊 も散 見 さ れ た。SCC の2例 で は, 腫 瘍 塊 の 中央 に 陽 性 率 の低 い 部 分 が み られ た が, 浸 潤 し て い る腫 瘍 塊 の辺 縁 で は 陽性 細 胞 が 密 集 して 認 め られ た。 治療 お よ び 経 過: 生検 の結 果, BSCCの 所 見 が得 られ た た め, 広 範 囲 切 除 お よび 皮 弁 形 成 術 を施 行 した。 術 後9カ 月 が 経 過 す るが, 局 所 再 発 お よ び 転 移 は 認 め ら れ て い な い。 考 按 1922年Darier8)は, BCEとSCCの 中 間 型 の 腫 瘍 をepitheliome metatypique(carcinoma spino-baso-cellulare)と 称 し, BCEの 一 部 に epithelial pear1を 含 むmixed typeと, 基 底 細 胞 よ り大 き くか つ 明 る い が, 有 棘 細 胞 よ り小 さ い 細 胞 が 網 状;構 造 を と るintermediate typeに 分 け た。Montgomery9)は こ れ ら の 腫 瘍 をBCE

とSCCの 移 行 型 と考 え, basal squamous cell epitheliomaと 称 し, 組 織 学 的 に 浸 潤 傾 向 が 強 く, 15例 中6例 に 再 発 が あ り, 2例 が 転 移 し た と報 告 し た。 こ れ に 対 し, LeVerlo)は, BCEは 毛 包, 脂 腺, ア ボ ク リ ン 腺 へ の 分 化 能 を 有 す る primary epithelial germよ り発 生 し た も の で あ り, 基 底 細 胞 お よ び 有 棘 細 胞 と は 起 源 が 異 な る こ と を 指 摘 し, basal squamous cell epith-eliomaと い う概 念 に 対 し 疑 問 を 投 げ 掛 け て い る。Pinkus11)12)もLeverの 説 を 支 持 し, BSCC をkeratotic BCE, morphea型BCEあ る い は 毛 包 へ の 分 化 を 示 すBCEで あ る と し, そ の 独 立 性 を 否 定 し て い る。 しか し, そ の 後BSCCは BCEよ り悪 性 度 が 高 い こ と か ら, 1つ の 独 立 疾 患 と捉 え よ う と い う 報 告 が 散 見 さ れ る。Borel1) は, BCEの 転 移 は1067例 中1例(0. 09%)で あ る の に 対 し, BSCCは35例 中3例(8.6%)で あ り, BCEの 再 発 は1067例 中258例(24.2%)で あ る の に 対 し, BSCCは35例 中16例(45.7%)で あ る こ と か ら, BSCCはBCEと 比 較 し て 悪 性 で あ る と述 べ て い る。Farmer13)は 転 移 を 来 し た BCE10例 の 原 発 巣 を検 索 し, 8例 にBSCCの 所 見 を 認 め た と報 告 し て い る。 ま た, Lopes2)は, 組 織 学 的 にBSCCをBCEと 比 較 し て, 異 型 細 胞, 核 分 裂 像 が 増 大 し て お り潰 瘍 を き た しや す く, 炎 症 細 胞 の 浸 潤 が 高 度 で あ る こ と か ら, 悪 性 度 の 高 い 疾 患 と し て 捉 え て い る。 そ こ で, 我 々 は 自 験 例 の 充 実 型 のBCE様 病 変, 中 間 型 病 変, SCC様 病 変 の 各 々 に つ き, 対 表2. AgNORsお よ びMIB-1

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112 Skin Cancer Vol. 10 No. 2 1995

照 に 充 実 型 のBCE 2例 お よ びSCC 2例 を 用

い て, 核DNA量, AgNORs, MIB-1に よ る細

胞 増 殖 能 を測 定 し比 較 検 討 を行 っ た。 自験 例 のDNA ploidyは, 充 実 型 のBCE様 病 変, 中 間 型 病 変, SCC様 病 変 の いず れ も良 性 腫 瘍 に み ら れ るdiploid patternで あ り, 平 均 核

DNA量 は い ず れ の 病 変 も低 値 で あ っ た。 対 照

で は, BCE 2例 のDNA ploidyはdiploid

pat-ternで 平 均 核DNA量 は 低 値, SCC 2例 の

DNA ploidyはaneuploid patternで 平 均 核

DNA量 は 高値 で あ っ た。以 上 よ り, 自験 例 は い ず れ の 病 変 も対 照 のBCEと 同 様 に 細 胞 学 的 悪 性 度 は 低 く, 対 照 のSCCは よ り悪 性 で あ る と い え る。 自験 例 のAgNOR値 は, 3病 変 で2. 2∼2. 8で あ っ た。 対 照 は, BCE 2例 が1.8, 2.4で あ り, SCC 2例 が2.7, 2.8で あ っ た。以 上AgNORsで は, 自験 例 の 細 胞 増 殖 能 はBCEよ り高 く, SCC よ り低 い と考 え られ た。 自 験 例 のMIB-1陽 性 率 は, 3病 変 で22% ∼26%で あ っ た。 対 照 のBCEは, 5.2%, 29% で あ っ た が, 陽 性 率29%の 症 例 に お い て も陽性 細 胞 が僅 か で あ る集 塊 も散 見 され た。以 上 よ り, 自験 例 がBCEよ り細 胞 増 殖 能 が 高 い と思 わ れ た。SCCで は, い ず れ も腫 瘍 塊 の 辺 縁 で は 陽性 細 胞 が 密 集 して 認 め られ た こ とか ら, 自験 例 よ り細 胞 増 殖 能 が 高 い と思 われ た。

以 上 の核DNA量, AgNORs, MIB-1の 結 果

を総 合 す る と, 自験 例 はBCEとSCCの 中 間 の 悪 性 度 を有 す る腫 瘍 で あ る と考 え た。 ま た 我 々 は, 免 疫 組 織 化 学 的 にMA903染 色 とMA904染 色 を施 行 し, 興 味 あ る所 見 が 得 ら れ た。す な わ ち, MA903染 色 は, 中 間 型 病 変 お よびSCC様 病 変 は 陽 性 で あ り, 充 実 型 のBCE 様 病 変 で は 陰 性 で あ っ た。 こ の こ とか ら, 充 実 型 のBCE様 病 変 と, 中間 型 病 変 お よびSCC様 病 変 で は, 腫 瘍 の 性 質 が 異 な り, cytokeratinの patternが 異 な る もの と思 わ れ た。 MA904染 色 は, 中間 型 病 変 で は 個 核 化 細 胞 の み 陽性, SCC 様 病 変 で は角 質 真 珠 を形 成 す る細 胞 の み 陽 性 で あ り, 充 実 型 のBCE様 病 変 で は 陰性 で あ っ た。 以 上 よ り, MA904染 色 は角 化 の 強 い部 分 が 陽 性 像 を呈 す る と考 え られ た。 以 上, 我 々 が 経 験 したBSCCと 思 わ れ る症 例 に つ い て, 細 胞 増 殖 能 と免 疫 組 織 化 学 の検 討 を 加 え て報 告 し た。 細 胞 増 殖 能 が 高 い と思 わ れ る こ とか ら, 今 後 注 意 深 い 経過 観 察 が 必 要 で あ る と思 わ れ た。 文 献

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Skin Cancer Vol. 10 No. 2 1995 113

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参照

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