◦37◦ 実施日時:2014年8月23日・24日 実施場所:滋賀県大津市 「牛肉サミット2014」 来場者数: 23日:5万人 24日:8万人 計13万人 担当:松井敬樹・新保吉伸 協力:愛農学園農業高校 活動レポートの詳細は下記のURLをご参照ください。
http://itadakimasu-arigato.com/report/taberu/287
実施概況 8月23日、24日に開催された「牛肉サミット201 4」に出場いたしました。 商品は愛農高校生が育てた乳牛一頭を丸ごと 使ったキーマカレーに、南山のタレで焼いた焼 肉をトッピングした、名づけて「高校生が育てた 牛一頭まるごと いただキーマカレー」。 「トマト」「玉ねぎ」「にんにく」から「お米」まで、全 て愛農高校生が無農薬で育てた材料を使うとい うこだわりカレーで、味付けは、ターメリックやガ ラムマサラと塩、酢のみの本格派。 看板も農業高校生らしい手作りで、ご飯も次か ら次から自分たちで炊きながらがんばりました。 開催当日は、お揃いのTシャツで調理に、呼び 込みにと走り回り、何度も雨に降られてびしょ濡 れになりながらも、会場のごみ清掃をしながら 「牛・肉・料理プロジェクト」の取り組みをアピー ル。 そして、2日間を見事に乗り切り目標の2500食は 2日目の15時で完売となりました。 結果は、愛農高校×きたやま南山、牛肉サミット 2014準優勝で、これは来場者が美味しいと評価 してくださった最上の結果です。 名だたるブランド牛に混ざって、廃牛での準優 勝は、このプロジェクトで命を捧げてくれた「アッ スー」が贈り物をくれたような瞬間でした。■
事業推進会議開催一覧
平成26年 5月17日(土) 事業概要確認とスケジュール確認。事業の愛称検討。 平成26年 5月28日(水) 事業推進委員の役割確認と事業予定の確認。 平成26年 6月23日(月) 活動報告と今後の事業予定確認。WEB情報発信の検討。 平成26年 7月16日(水) 事業概況報告と今後の事業予定確認。 平成26年 8月22日(金) 事業概況報告と料理教室・ホームページ詳細検討。 平成26年 9月17日(水) 活動報告と事業予定確認。ホームページ記事内容検討。 平成26年10月24日(金) 活動報告と事業予定確認。ホームページの体裁検討。 平成26年11月10日(月) 事業予定の詳細検討とホームページの方針確定。 平成26年12月 1日(月) 事業概況報告と1月の「京都ジビエ会議」詳細打ち合わせ。 平成27年 1月 8日(月)「京都ジビエ会議」の特別ゲスト、「イブマリ・ドブルドネック氏から学ぶ会」の緊急企画について。 平成26年 1月18日(日) 事業の振り返りと、翌日のジビエ会議詳細打ち合わせ。 平成26年 1月19日(月) 事業の振り返りに対する各委員から総括と評価。 平成27年 2月 9日(月) 事業の今後の継続性と、活動報告書作成について。 平成27年 3月 9日(月) 活動報告書編集会議。原稿確認と今後の調整について。◦38◦
◆啓発事業を通した参加者アンケート結果
年間にわたり、生産者と消費者が直接出会うトークセミナーと映画「夢は牛のお医者さん」上映や、
新規就農を目指す方に向けた「スモールファーマーたちが世界を救う」、山林被害が叫ばれる害獣対策
の一つとして注目されるジビエをテーマにした「京都ジビエ会議」など、様々な取組がなされる中で
当初目標としていた1.地域の食文化に関する理解を深める、2.農林水産業への理解を深める、3.
食育に関心をもってもらう、4.食に関する知識を高めてもらう、5.国産農作物を積極的に購買する
意識を高めてもらうの5項目すべてにおいて、参加者にアンケートを行ったところ、5項目すべてにお
いて参加者全員が「意識が向上した」と回答する非常に効果の高い結果となった。
アンケート調査結果
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アンケート回答数
総数 208 女性 122 男性 86 10代 17 / 20代 28 / 30代 53 40代 47 / 50代 56 / 60代 7 1.地域の食文化に対する関心・知識が深まりましたか? 4.食に関する知識は深まりましたか? 5.国産農作物を積極的に購買使用と思いましたか? 2.食や農林水産業への理解が深まりましたか? 3.食育への関心が高まりましたか?◦39◦
「ごちそう料理」、これから一人暮らしを行う若者を対象とした「若者向け簡単料理教室」、コックコー
トに身を包んだ子供たちが料理をする「子供料理教室」など多様な教室が実施された。
様々な取組がなされる中で当初目標としていた1.栄養バランスに配慮した食生活を行いたいと回
答した人は100% 2.食品の安全ん位関する基礎知識を得たと回答した人は75%、3.料理に国産
や地場産品を使用すると回答した人は60%、4.次推力を向上させる意欲を持ったと回答した人は90%、
5.鹿肉などの料理に挑戦したいと回答した人は10%との5項目すべてにおいて、目標数値をクリアし
た。
4.自炊力を向上させたい 1.栄養バランスに配慮した食生活を送りたいと思いますか? 5.鹿肉などの料理に挑戦したい 2.食の安全性に関する基礎知識を得た 3.料理に国産や地場産物を使用することで関心が高まった◦40◦
◆見学・交流・体験事業
年間を通じて、17回もの体験型事業を実施した。田植え→草取り→稲刈り→餅つきと、コメができ
るサイクルと食卓に上るまでを連続して体験する講座、北海道での現地集合による放牧畜産の牧場見
学や、京丹後の農場や牧場をめぐる日帰りツアーなど、「農と食」に触れる体験や人材育成、啓もうを
行った。
当初目標としていた1.食と農の分野で活躍したいと回答した人は75% 2.食を通して自身の命
を大切にしたいと回答した人は100%、3.生産者・レストラン・食品関係者とつながりたいと回答し
た人は84%、4.家庭菜園(プランター菜園)に取り組みたいと回答した人は31.5%と目標数値をクリ
アした。
3.生産者・レストラン・食関係者とつながりたい 1.食と農の分野で活躍したい 4.家庭菜園(プランター菜園)に取り組みたい 2.食を通して自身の命を大切にしたいアンケート調査結果
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2014.9月号 月刊ミートジャーナル
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