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4 アナフィラキシーに対する対応の実際 (1) 食物依存性運動誘発アナフィラキシーの予防 アレルゲンとして 小麦 甲殻類がよく知られているので注意する アレルゲンの摂取後に ほてり 違和感 皮膚の発疹などがあったら 安静にして 注意深い観察が必要であり アレルゲン摂取から 2 時間 ( 可能なら 4

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第 3 編 学校の管理下における食物アレルギーへの対応

第 1 章  特定の児童生徒に食物アレルギーによる健康障害が発生した場合に、その被害を最 小限に止める方策 特定の児童生徒に生じる食物アレルギーによる健康障害には、軽度のものから生命に関 わる重篤なものまで多種多様なものがあり、食物アレルギーの中で最も重篤で生命の危険 を伴うことがある「アナフィラキシー」に対する対応について検討した。 1 アナフィラキシーとは 食物、薬物、ハチ毒などが原因で起こる、即時型(通常 2 時間以内)アレルギー反応の ひとつの総称。皮膚、呼吸器、消化器など多臓器に症状が現れる。時に血圧低下などのショッ ク症状を引き起こす。こうした生命をおびやかす危険な状態をアナフィラキシーショック と呼ぶ(厚生労働科学研究班 2005)。 症状の進行ははやく、エピネフリン投与を含めて迅速な対処行動が要求される。 アナフィラキシーの語源は、アナ(無い)とフィラキシー(防備)の合成語で、「なす すべがない無防備状態」という意味である。 アレルゲンとの接触直後に起こる場合と、アレルゲンと接触後に運動負荷が加わって起 こる場合(食物依存性運動誘発アナフィラキシー)がある。 2 アナフィラキシーの治療 アナフィラキシーの重症度によって治療内容が異なる。最もあらわれやすい皮膚症状(ジ ンマシン、あかみ、痒みなど)だけであれば治療を慌てる必要はない。症状が出現した時 に服用を指示されている薬を内服するなどして、落ち着いて経過観察をする。 しかし、逆にアナフィラキシーショック状態(血圧低下、それに伴う活動性低下や意識 低下〜消失、顔面蒼白、失禁など)に陥った場合、速やかにアドレナリンを投与する必要 がある。現在アドレナリン自己注射薬(エピペン)を処方することが可能であり、アナフィ ラキシー症状対策のためにエピペンを所持している児童生徒がいる場合がある。 学校では、教職員がエピペンを自ら注射できない状況にある児童生徒に代わってそれを 注射することは、医師法その他の関係法令の違反にはならないと言う判断が示されている (学校のアレルギー疾患に対する取り組みガイドライン(財)日本学校保健会)。 ショックの時は、エピペン注射以外にもバイタルサイン(呼吸、心拍、意識状態など) を確認しながら、適切な場所に足を頭より高く挙げた体位(ショック体位)で寝かせ、嘔 吐に備えて顔を横向きにする。適切な一時救命措置を行い、救急車で医療機関へ一刻も早 く搬送する。 3 事前の調査 食物アレルギーによるアナフィラキシーの発症が生じた場合に備えて、あらかじめ食物 アレルギーをもつ特定の児童生徒(以下、特定の児童生徒という)について下記に示した アレルギー緊急時個別対応票(P25、26)を整えておくことが必要である。

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4 アナフィラキシーに対する対応の実際 (1)食物依存性運動誘発アナフィラキシーの予防  アレルゲンとして、小麦、甲殻類がよく知られているので注意する。 アレルゲンの 摂取後に、ほてり、違和感、皮膚の発疹などがあったら、安静にして、注意深い観察が 必要であり、アレルゲン摂取から 2 時間(可能なら 4 時間)は運動を控えさせる。 (2)アナフィラキシーが生じた場合の対応  ① 初期症状の把握と緊急対応    特定の児童生徒については給食の摂取中、及び摂取後の後始末が終わって少なく とも 2 時間は注意して様子を観察する必要がある。その結果、「アナフィラキシー 発症時の対応のながれ」(P29)に示してある「症状 1」が現れたら、アナフィラキ シーの初期を疑い、「アナフィラキシー発症時の対応のながれ」に沿って対応しな ければならない。  ② アレルギー緊急時個別対応票(P25、26)への記載    要領に沿って、該当児童生徒のアナフィラキシーの経過を克明に記録しておくこ とである。 (3)エピペンの使用について  ① エピペンとは    エピペンとはアドレナリン(旧名称エピネフリン)が充填されたペン型の注射器 という意味の名称である。アナフィラキシーショックの病態は、血圧が低下するこ とが主な原因である。アドレナリンの主な作用は血圧を上昇、心拍数を増加させ、 患者のショック状態からの離脱を図る。その作用は筋肉注射後に速やかにあらわれ、 15 〜 20 分持続する。また同時に気管支を拡げる効果、腸管の動きを調整する効果 も持ち合わせ、それら臓器症状を和らげる。    アドレナリンの副作用は作用の裏返しで、血管収縮による血流障害、顔面蒼白、 血圧や心拍数の異常上昇、不整脈などが現れることがある。しかし、薬の作用時間 が短いため速やかにそれらの症状は消失するのが普通である。  ② エピペンを注射するタイミング    アナフィラキシー緊急時対応経過記録票(P27)でアナフィラキシー症状の重症 度レベルを確認する。学校では、何れかの臓器症状でレベル 3 以上(粘膜:飲み込 み辛さ、呼吸器:強い咳き込み、声枯れ、喘鳴、呼吸困難、全身:横になりたがる、 ぐったり、消化器:強い腹痛、繰り返す嘔吐や下痢)を認めた場合、エピペン注射 のタイミングと考えるべきである。特に重症度レベル 4(粘膜:声が出ない、のど が締め付けられるような感覚、血圧低下、意識レベル低下〜消失、失禁)の場合は、 生命の危機的な状況にあり、一刻も早くエピペンを注射する。    エピペンはアナフィラキシーショックの補助治療薬ですが、完全にショックに 陥ってから注射するよりも、ショック状態の手前の重症度レベル 3 での注射が推奨 される。  ③ エピペンに関するQ&A   Q タイミングを早めにエピペンを打ってしまった時、児童生徒に悪いことが起き ますか。   A アドレナリンはショックを予防する効果はなく、補助治療薬です。ショックを

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心配する余りに、症状レベル 1 や 2 などの早期に注射してしまうと、アドレナリ ンの効果持続時間は 15 〜 20 分のため、本来使用したい時には治療効果が薄れて しまうことになりかねません。適切なタイミングでエピペンを注射出来るように 注意しましょう。     なお、早く注射したことで、前記したような副反応症状以外に、児童生徒に良 くない症状が現われやすくなるようなことはありません。   Q エピペンを注射したあとに、患児は速やかに元気を取り戻しました。医療機関 への受診は様子を見てよいでしょうか。   A エピペンはあくまでもアナフィラキシーの補助治療薬です。このため、注射後 は速やかに医療機関を受診しましょう。アドレナリンの効果が切れてきたとき(15 分後以降)に再び症状が出現するかもしれません。   Q エピペンを注射するのはなぜ“ふともも”なのでしょうか。   A 小児でも注射推奨部位(大腿部)は筋肉が発達しており、また太い血管や神経 から距離が離れているため、誤注射の可能性が低くなるからです。   Q 学校でのエピペン受け入れに際して、学校が事前に準備するべきことはなんで しょうか。   A まずは食物アレルギーとアナフィラキシーに関する正しい知識(食物アレル ギーとは、アナフィラキシーとは、エピペンの注射のタイミングなど)を全ての 学校職員が持つことです。そしてアナフィラキシーへの正しい対応(エピペンの 注射手技を含む)の習熟をすすめましょう。エピペンを怖がって、学校への導入 が遅れることは、アナフィラキシーの治療手段を失うことになり、かえって学校 にとってはデメリットであると考えるべきである。 5 学校関係職員の役割分担の明確化と緊急事態発生に備えた予行演習の必要性 (1)教職員の心構えとアナフィラキシーの正しい知識の習得  日頃から、緊急時のために心構えをしておくことが大切です。また、アナフィラキシー の正しい知識を持って、迅速に・適確に対応できることが求められる。 (2)アナフィラキシー緊急対応の作成と緊急時のシミュレーション  アナフィラキシー発症児童・生徒に対応する養護教諭、救急車を要請する学校長、保 護者へ連絡する学級担任など、日頃から役割分担を決め、アナフィラキシー緊急対応を 作成し緊急時に備えてシミュレートしておくことが重要である。 <役割分担モデル> 職員 主 な 役 割 発見者 保健室へ連れて行く、応じて現場で対応、応援要請 学校長 職員へ対応の指示、各種判断、救急車の要請 副校長または教頭 校長を補佐し実務的な対応 養護教諭 発症児童・生徒の状態観察とケア、主治医または学校医への連絡 学級担任 保護者への連絡 教職員 応援

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(3)アナフィラキシー発症時の連絡体制の整備と緊急対応病院の確保  保護者や医療機関などの緊急連絡先を記載する。①アレルギー緊急時個別対応票 (P25、26)を作成し、アナフィラキシー発症時に慌てないよう準備する。  また、②アナフィラキシーを発症した場合、その児童・生徒の状態や経過がわかるよ うアナフィラキシー緊急時対応経過記録票(P27)に記載し、主治医連絡や救急隊員へ 必要な情報を提供できるようにする。  次に、緊急対応できる病院の確保も必要です。緊急対応できる病院が確保されている 場合、日頃から主治医や病院のケースワーカーと救急搬送が必要な状態など情報を共有 し確認しておくことが大切である。  緊急対応できる病院が確保されていない場合は、主治医に緊急時にかかる医療機関宛 ての紹介状を書いてもらう、緊急対応できる医療機関へ受診することなどを保護者へ助 言することが大切なポイントです。なお、日頃から地域の小児救急医療機関やアレルギー 専門医がいる医療機関情報をまとめておくことも必要である。  ① アレルギー緊急時個別対応票(P25、26)   ② アナフィラキシー緊急時対応経過記録票(P27)  ③ アレルギー医療機関情報リスト(P28)  6 専門医療機関への搬送 (1)救急車(119)要請のポイント  ① 「救急です。」    「食物アレルギーによるアナフィラキシー発症児童生徒の搬送依頼」であること を告げる。  ② 「どのような状態なのか」を簡潔に説明する。   ・いつ  …食事後、○時間経過後など   ・どこで …○○学校など   ・だれが …○歳、性別   ・どのような状態か …アナフィラキシーの状態など(全身じんましん、ぜん息様 の呼吸音があるなど)  ③ 連絡者の氏名、学校の所在地、連絡先、近くの目標となるものを伝える。  ④ 救急車が来るまでの救命手当の方法を聞く。 (2)救急車要請後の動き  ① 救急車要請後の対応    救急隊員より、アナフィラキシー発症児童生徒の状態の確認や応急手当の指示を するため、救急隊の携帯電話で学校に、再度連絡が入る場合があります。必ず発症 児童生徒の状態を把握している職員が、救急隊員からの電話に対応できるようにす る。    学校内での連絡体制・連携が大切である。また、救急隊到着後、現場へ誘導する 職員も必要である。  ② 救急車が着いたら、救急隊員にアナフィラキシー緊急時対応経過記録票(P27) の記載に基づき、患者の状態の説明、どのような応急手当をしたかを説明する。ま た、搬送できる救急医療機関病院が決まっていれば、その情報も伝える。

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 ③ 発症児童生徒の保険証の写し、財布、使用したエピペンなどを持参し、事情がわ かる職員が救急車に同乗する。

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第 2 章  学校の管理下における食物アレルギーによる児童生徒の健康障害を効果的に防止す るための方策   食物アレルギーは「アレルゲンとなる特定の食材」を特定の児童生徒が摂取したり、と きにはこのアレルゲンが特定の児童生徒の皮膚とか目や口などの粘膜に付着して生じるア レルギー反応である。そこで食物アレルギーによって生じる健康障害を防止するには、対 処的な手段ではあるが、アレルゲンを特定の児童生徒から除去することが重要である。そ こで、学校給食における食材の流れを考えて、この食材の流れの各段階において、アレル ゲンと特定に児童生徒の接触を断つための方策を検討した。 1 学校全体の取り組み (1)校内指導体制の作成 【指導体制】(例) 学校医 全教職員 の連携 相談・指導助言 報告・指導助言 献立の対応 学校給食 による対応 報告 報告・ 指導助言 学校長、教頭 教育委員会 給食センター所長、給食調理員 (給食センター職員) 保健主事 栄養教諭 養護教諭 スクールカウンセラー (必要に応じて) 学級担任 児童生徒 主 治 医 保 護 者      は校内組織 (個別相談指導委員会) 文部科学省作成の「食に関する手引き」等を参考に個別指導の校内指導体制を設ける(ア レルギーに関する健康管理のながれ(P30)参照)。  ・校内指導体制は、校長の指揮のもと、各担当者の役割を全職員が理解すると共に、 担当者は連携を保って行動する。  ・全職員にアレルギー緊急時個別対応票(P25、26)の周知徹底を行うと共に、緊急 時の事故対応のシミュレーションを計画し実践する。  ・副校長または教頭は校長を補佐し緊急時に実務的な対応をする。  ・保健主事は、校長、副校長または教頭の意向を学級担任等に伝えると共に、指導助 言し、また、現場の状況を校長、副校長または教頭に報告する。  ・学級担任は、対象児童生徒の日々の健康観察を行うと共に、保護者と連携する。ま

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た、他の児童生徒には食物アレルギーの対応の説明を行う。さらに学級担任は緊急 時に第一発見者となることが多いので、緊急個別対応票について熟知しておく。  ・栄養教諭等は、学校給食で可能な対応を立案し、学校給食調理員へ食物アレルギー 対応内容の周知徹底を図る。保護者への対応は、除去食や代替食で不足する栄養素 等を教え、対象児童生徒には、個別指導を行う。  ・養護教諭は、日常の対象児童生徒の健康状態を把握すると共に、緊急時に対応でき る体制を整えておく。 (2)情報の収集  アレルギー対応児童生徒の確認  ① 小学校入学時・・・ 就学時健康診断時にアレルギー対応児童の保護者に学校生 活管理指導表(P22、23)を配布し主治医に必要事項の記入 を依頼し提出してもらう。  ② 2 年生以降・・・保護者に次年度の対応を継続するか確認し、必要に応じて学校 生活管理指導表の提出を依頼する。  ③ 進級時・中学入学時・・・保健調査票を確認する。  ④ 個別にアレルギー調査票を作成し、保護者とアレルギー対応児童・生徒と面談で 詳細な情報を収集する。主治医と密接に連携し医学的な疑問点を解決する。 (3)情報の共有  養護教諭が中心となり学級担任や栄養教諭等と情報を共有する。 (4)保護者との面談  校長、学級担任、養護教諭、栄養教諭等が立ち会う。 (5)素案作成  ① 養護教諭はアレルギー緊急時個別対応の素案を作成する。  ② 栄養教諭等はアレルギー学校給食対応の素案を作成する。 (6)対応委員会の設置・開催  個別取組プランの作成 (7)保護者への提示、決定 (8)共通理解  ① 校長は、職員会議等で全職員に伝え共通理解を得る。  ② 児童生徒全員にアレルギーに対しての指導を行う。  (9)検証、改善  個別取組プランは定期的に検証し必要であれば改善する。 (10)総括・評価  年度末に総括、評価を行い次年度に活かす。  2 学校給食全体の留意事項 (1)献立作成  ・アレルゲンとなる食品が、すべての料理に入らないようにする。  ・作業工程が複雑にならないようにする。 (2)献立表作成(P32)  ・料理別に食品を赤・緑・黄の食品群に分け、使用量が多い順に記載する。

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 ・調味料や加工食品についても、原材料を調査し記載する。  ・記入漏れなど間違いがないように複数の関係者が確認する。  ・事前に保護者や担任などへ配付する。 (3)発注・検収  <発注時>  ・事前に可能な限りアレルゲン情報を把握する。さらに、加工食品や調味料について は、原材料配合表やアレルギー表示・コンタミネーションなどの資料提供を業者に 求め確認する。  <検収時>  ・納品された食材が発注したものであるか、確実に検収する。  ・共同調理場の受配校において、デザート等が納入業者から直接納入される場合は、 受配校の検収責任者が検収し確認する。 (4)調理作業(P33 〜 35)  ・食物アレルギー対応用の調理指示書や作業工程表・動線図を作成し、給食調理員と 綿密な打ち合わせを行う。  ・調理作業中にコンタミネーションが起こらないよう調理場所を配慮するとともに、 アレルゲンを含む食品の取扱い、器具、食器、エプロン等の使い分けや手洗い・使 い捨て手袋の着用等を徹底する。  ・常に対象児童生徒の名前と対応内容がわかるような表示をつける。  ・調理後に栄養教諭等が最終確認をする。  <食物アレルギー作業コーナーがない場合>  ・調理作業中にコンタミネーションが起こらないよう、調理場所に配慮する。  <食物アレルギー専用の給食調理員がいない場合>  ・担当する給食調理員を明確にする。  (5)配食  ・配食中にコンタミネーションを起こらないよう、器具、食器、エプロン等の使い分 けや手洗い、使い捨て手袋の着用等を徹底する。  ・誤配食がないよう、食物アレルギー対象児童生徒用の専用容器等(学年、組、名前 等明記)を準備する。  ・間違いなく配食できたか、複数で確認し、チェック表に記入する。 (6)学級での配膳  <除去食・代替食を提供している場合>  ・担任が学年、組、名前等の表示を確認して配膳する。  <除去食・代替食の対応がない場合>  ・担任及び児童生徒は、保護者の確認に基づいて対応する。 (7)給食喫食  ・事前に、保護者に毎日の給食の内容について確認してもらう。  ・食物アレルギー対象児童生徒が体調不良などの異変を起こしていないか、十分留意 する。  ・喫食形態の工夫をするなど、アレルゲンと接触しないようにする。  <除去食・代替食を提供している場合>

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 ・学年、組、名前等の表示を確認して喫食する。  <除去食・代替食の対応がない場合>  ・担任及び児童生徒は、保護者の確認内容に基づいて対応する。 (8)片付け  ・片付け中に食物アレルギー対象児童生徒がアレルゲンに接触しないようにする。(給 食当番活動、牛乳パックの洗浄時などの配慮) (9)その他  ・教職員全員が、食物アレルギーに関する基礎知識と対応児童生徒の実態、緊急時の 対応方法について共通理解する。  ・配慮・管理の必要な児童生徒のアレルゲンを把握する。  ・対象児童生徒の保護者と面談を実施する。  ・児童生徒全員が、食物アレルギーに対しての理解を深めるための指導を行う。(人 権や個人情報に配慮する。)  ・献立に変更があった場合、学校、家庭に確実に連絡する。 3 学校給食以外の家庭科の調理実習、体験学習、修学旅行等の学校行事でのアレルギーへ の対応 (1)家庭科の調理実習等  ・学校生活管理指導表などによって、児童生徒の状況を把握し、全職員が共通理解し ておく。  ・食物アレルギー対応調理実習計画表(P36、37)を作成する。 (2)修学旅行等  ・修学旅行など宿泊を伴う活動について、事前に宿泊施設と食事内容等の確認する。  ・アナフィラキシーを発症した場合の対応について、事前に保護者、主治医等と学校 関係者の打ち合わせをする。  ・事前に旅行先の医療機関も把握をする。

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第 3 章 参考書式 1 学校生活管理指導表(アレルギー疾患用)((財)日本学校保健会) 2 アナフィラキシー緊急対応(例) 3 アレルギー緊急時個別対応票(例) 4 アナフィラキシー緊急時対応経過記録票(例) 5 アレルギー医療機関情報リスト(例)  6 アナフィラキシー発症時の対応のながれ(例) 7 アレルギーに関する健康管理のながれ(例) 8 食物アレルギー個別取組プラン(案・決定)(例) 9 食物アレルギー対応献立表(例) 10 食物アレルギー対応作業工程表(例) 11 食物アレルギー対応作業動線図 1.2(例) 12 食物アレルギー対応調理実習計画書(例) (資料) アレルギー関係リンク集

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名前 男・女 平成  年  月  日生(  歳) ★保護者 電話: ★連絡医療機関 医療機関名: 電話: 記載日 医師名 医療機関名 年   月   日 ㊞ 記載日 医師名 医療機関名 年   月   日 ㊞ 記載日 医師名 医療機関名 年   月   日 ㊞ 病型・治療 学校生活上の留意点 学校  年  組 提出日 平成  年  月  日

学校生活管理指導表

︵アレルギー疾患用︶

気管支ぜん息︵あり・なし︶ A.重症度分類(発作型) 1.間欠型 2.軽症持続型 3.中等症持続型 4.重症持続型 B-1.長期管理薬(吸入薬) 1.ステロイド吸入薬 2. 長時間作用性吸入ベータ刺激薬 3.吸入抗アレルギー薬   ( 「インタール 」) 4.その他   (      ) B-2.長期管理薬    (内服薬・貼付薬) 1.テオフィリン徐放製剤 2.ロイコトリエン受容体拮抗薬 3.ベータ刺激内服薬・貼付薬 4.その他   (      ) C.急性発作治療薬 1.ベータ刺激薬吸入 2.ベータ刺激薬内服 D. 急性発作時の対応(自由記載) A.運動(体育・部活動等) 1.管理不要 2.保護者と相談し決定 3.強い運動は不可 B.動物との接触やホコリ等の舞う環境での活動 1.配慮不要 2.保護者と相談し決定 3.動物へのアレルギーが強いため不可    動物名(        ) C.宿泊を伴う校外活動 1.配慮不要 2.保護者と相談し決定 D.その他の配慮・管理事項(自由記載) 病型・治療 学校生活上の留意点 ︵あり・なし︶ アトピー性皮膚炎 A.重症度のめやす(厚生労働科学研究班) 1.軽症:面積に関わらず、軽度の皮疹のみみられる。  2.中等症:強い炎症を伴う皮疹が体表面積の10%未満にみられる。 3. 重症:強い炎症を伴う皮疹が体表面積の10%以上、30%未満にみられる。 4.最重症:強い炎症を伴う皮疹が体表面積の30%以上にみられる。 *軽度の皮疹:軽度の紅斑、乾燥、落屑主体の病変 *強い炎症を伴う皮疹:紅斑、丘疹、びらん、浸潤、苔癬化などを伴う病変 B-1.常用する外用薬 1.ステロイド軟膏 2.タクロリムス軟膏   ( 「プロトピック 」) 3.保湿剤 4.その他 (       ) B-2. 常用する内服薬 1.抗ヒスタミン薬 2.その他 C. 食物アレルギー の合併 1.あり 2.なし A.プール指導及び長時間の   紫外線下での活動 1.管理不要 2.保護者と相談し決定 B.動物との接触 1.配慮不要 2.保護者と相談し決定 3.動物へ の ア レ ル ギ ー が 強 い た め 不可   動物名 C.発汗後 1.配慮不要 2.保護者と相談し決定 3. (学校施設で可能な場合)   夏季シャワー浴 D.その他の配慮・管理事項   (自由記載) 病型・治療 学校生活上の留意点 ︵あり・なし︶ アレルギー性結膜炎 A.病型 1.通年性アレルギー性結膜炎 2.季節性アレルギー性結膜炎(花粉症) 3.春季カタル 4.アトピー性角結膜炎 5.その他(       ) B.治療 1.抗アレルギー点眼薬 2.ステロイド点眼薬 3.免疫抑制点眼薬 4.その他(       ) A.プール指導 1.管理不要 2.保護者と相談し決定 3.プールへの入水不可 B.屋外活動 1.管理不要 2.保護者と相談し決定 C.その他の配慮・管理事項(自由記載) ︻緊急時連絡先︼ ㈶日本学校保健会 作成 143 143 143 143

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[診断根拠]該当するもの全てを《 》内に記載 ① 明らかな症状の既往 ② 食物負荷試験陽性 ③ IgE抗体等検査結果陽性 ●学校における日常の取り組み及び緊急時の対応に活用するため、本表に記載された内容を教職員全員で共有することに同意しますか。 1.同意する 2.同意しない       保護者署名: ★保護者 電話: ★連絡医療機関 医療機関名: 電話: 記載日 医師名 医療機関名 年   月   日 ㊞ 記載日 医師名 医療機関名 年   月   日   ㊞ 病型・治療 学校生活上の留意点

学校生活管理指導表

︵アレルギー疾患用︶

アナフィラキシー︵あり・なし︶ 食 物 ア レ ル ギ ー︵あり・なし︶ A.食物アレルギー病型(食物アレルギーありの場合のみ記載) 1.即時型 2.口腔アレルギー症候群 3.食物依存性運動誘発アナフィラキシー B.アナフィラキシー病型(アナフィラキシーの既往ありの場合のみ記載) 1.食物(原因       ) 2.食物依存性運動誘発アナフィラキシー 3.運動誘発アナフィラキシー 4.昆虫 5.医薬品 6.その他(        ) C.原因食物・診断根拠   該当する食品の番号に○をし、かつ《 》内に診断根拠を記載 1.鶏卵     《     》 2.牛乳・乳製品 《     》 3.小麦     《     》 4.ソバ     《     》 5.ピーナッツ  《     》 6.種実類・木の実類 《     》 (       ) 7.甲殻類 (エビ・カニ) 《     》 8.果物類    《     》 (       ) 9.魚類     《     》 (       ) 10.肉類    《     》 (       ) 11.その他1  《     》 (       ) 12.その他2  《     》 (       ) D.緊急時に備えた処方薬 1.内服薬(抗ヒスタミン薬、ステロイド薬) 2.アドレナリン自己注射薬( 「エピペン 」 ) 3.その他(        ) A.給食 1.管理不要 2.保護者と相談し決定 B.食物・食材を扱う授業・活動 1.配慮不要 2.保護者と相談し決定 C.運動(体育・部活動等) 1.管理不要 2.保護者と相談し決定 D.宿泊を伴う校外活動 1.配慮不要 2.食事やイベントの際に配慮が必要 E. その他の配慮・管理事項(自由記載) 病型・治療 学校生活上の留意点 ︵あり・なし︶ アレルギー性鼻炎 A.病型 1.通年性アレルギー性鼻炎 2.季節性アレルギー性鼻炎(花粉症) 主な症状の時期; 春 、 夏 、 秋 、 冬 B.治療 1.抗ヒスタミン薬・抗アレルギー薬(内服) 2.鼻噴霧用ステロイド薬 3.その他(        ) A.屋外活動 1.管理不要 2.保護者と相談し決定 B. その他の配慮・管理事項(自由記載) ︻緊急時連絡先︼ 名前 男・女 平成  年  月  日生(  歳) 学校  年  組 提出日 平成  年  月  日 ㈶日本学校保健会 作成

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保 健 室 ①電話 職 員 室 職 員   ➋   連 絡 職員 A     救 急 車 誘 導   ② 指示・報告 職員 B  現場へ ❶ 応援要請 ②指示   指 示 報告     指 示 < 意 識 あ り > < 意 識 な し > ②指示 エ ピ ペ ン 準 備 ① 大 声 で 応 援 を 呼 ぶ 保 護 者 に 連 絡 救急車要請 ② 保健室 へ移送またはその場で対応 ・状況 AED準備 ③症状の観察(発症 し た児童生徒をひと り に し な い   最 低 1 時 間 は 観 察   ) ・エ ピ ペ ン 投 与 一 次 救 急 救 命 処 置 ④ 個 別 対 応 プ ラ ン に よ る 対 応 ・ 搬 送 先  ○主治医へ連絡 ・搬送先に 来れるか確認  ○救急車要請  ○その他 (                           医療機関へ向かう 保 護 者 職 員 室 異変を 自分で感じ て < 意 識 あ り >

 

 

(

 

* 状 況 に よ り 内 容 を 変 更 学 級 担 任 学 校 長 職員 E    周囲の児童生徒の管理 現 場 へ 向 か い 救 急 処 置 ・ エ ピ ペ ン 準 備

主 治 医 に 連 絡 (℡                     ) 職員 C     救 急 車 へ の 同 乗 救 急 車 要 請 副 校長 又は教頭・不在時は教務・ 学 年 職員 ま た は他の 職員

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アレルギー緊急時個別対応票(例)

児童生徒氏名: 性別:□男子 □女子 生年月日:平成 年 月 日 年齢 才(平成 年現在) 住所: 電話番号: かかりつけの医療機関名: 電話番号: 主治医名: 診療科: ID(カルテ)番号: アナフィラキシーの原因となるもの 誘発症状(出現する可能性のある症状) 緊急連絡先 連絡順位 氏 名 続柄等 電話番号 連絡先 特記事項 自宅・職場・携帯 自宅・職場・携帯 自宅・職場・携帯 緊急時の対応 内服薬: 注射薬:エピペン エピペン その他: (平成 年 月現在、注射薬の使用が認められているのは、本人、保護者、教諭、救急救命士 医師のみ) *かかりつけ以外に搬送する医療機関がある場合 医療機関名: 電話番号: 主治医名: 診療科: ID(カルテ)番号: (カルテがある場合) その他、要望事項、主治医から注意されていること等: (食物アレルギーによるアナフィラキシーを起こす場合は裏面もご記入ください。)

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食物アレルギーによるアナフィラキシーを起こす場合は、以下もご記入ください。 質問1:食物アレルギーの症状について 原因食物の摂取後に起こる症状について記入してください。 食物名 症 状 卵 具体的症状: □不明 牛 乳 具体的症状: □不明 小 麦 具体的症状: □不明 具体的症状: □不明 具体的症状: □不明 具体的症状: □不明 具体的症状: □不明 具体的症状: □不明 具体的症状: □不明 質問2:現在除去中の食べ物はありますか? □いいえ □はい(食物名: ) 質問3:上記質問2の除去食はどなたが判断しましたか? □医師 □保護者 □その他( ) 質問4:アレルギー検査を受けたことはありますか?また、その時の検査結果は? □いいえ □はい→ 検査年月日 年 月 日 検査医療機関( ) 医師から除去をすすめられた食物( ) 質問5:運動で症状を発症したことはありますか? □ いいえ □ はい→□食事との関連あり □食事との関連なし その他、食物アレルギーに関する要望事項等:

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参考様式6「緊急時対応経過記録表」  生年月日  平成  年  月  日(  )歳 1. 誤食時間 2. 食べたもの 3. 食べた量 臓器 重症度レベル 臓器 重症度レベル 1 2 1 1 ⑩普段よりやや元気がない 2 2 ⑪明らかに元気がない、立っていられない 3 3 ⑫横になりたがる、ぐったり 4 4 ⑬血圧低下、意識レベル低下~消失、失禁 1 1 ⑭軽い腹痛、単発の嘔吐 2 2 ⑮明らかな腹痛、複数回の嘔吐・下痢 3 3 ⑯強い腹痛、繰り返す嘔吐や下痢 血圧 (mmHg) 7. 記録者名 児童生徒氏名       5. 症状 4. 処置  【処置】 【内服など】 ⑨強い咳き込み、声がれ、ぜん鳴(ゼーゼー、 ヒューヒュー)、呼吸困難 【全身】 【消化器】 : : ⑧時々繰り返す咳 【注射】 ②広範囲のじんましん、あかみ、強いかゆみ ③軽い唇や瞼(まぶた)の腫れ ④明らかな唇や瞼(まぶた)、顔面全体の腫れ

アナフィラキシー緊急時対応経過記録票(例)

: ⑤飲み込み辛さ ⑥声枯れ、声が出ない、のどが締め付けられる ⑦鼻汁、鼻閉、単発の咳 【皮膚】 【呼吸器】 【粘膜】 時間 : : :          時    分 ①部分的なじんましん、あかみ、かゆみ ・口の中のものを取り除く  ・うがいをする  ・手を洗う  ・触れた部位を洗い流す  薬の使用(内容      )    エピペンの使用    あり  なし 備考欄 体温 (℃) 呼吸数     (回/ 分) 脈拍 (回/分) 症状 平成   年   月   日    時     分          時    分 : : : : : 6. 症状経過 医療機関名 8. 医療機関 主治医名 電話番号 備考欄(ID番号など) 平成19年度緊急時対応等モデル事業「文京区・小平市緊急時対応カード」より引用 一部改変

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平 成       年     月 現 在 1 ○○病院 ○-○-○ ○○○-○○○-○○○○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 2 ○ ○ ク リ ニ ッ ク ○ - ○ - ○ ○○○-○○○-○○○○ ○ ○ 3 No欄に○印のある医療機関:追加さ れた医療機関または追加項目があった医療機関 ※ ア ン ケ ー ト 調 査 に よ り マ ッ プ掲載可能と 回答があった医療機関(実施し ている機関で掲載さ れていない機関もあります) ※※小児食物アレルギー負荷検査:厚生労働大臣が定める施設基準に適合し 、地方社会保険事務局長に届け出ている医療機関において、9歳 未満の入院 中 の 小 児 に 対 し て 実 施 す る 。 ※※※緊急時対応(アナフィラキシーショッ クを起こし た 時の緊急時の対応、アドレナリン注射等の対応を含む):児童施設・学校で事前に 受 診 の 方 法 等 に つ い て相談し ておくこと 。 また、緊急時には連絡を入れ、医師と 相談後、受診すること 。 救 急 医 療 機 関 ( 診 療 科 目 に 小 児 科 が あ る 機 関 ) 一 覧 医療機関名 所在地 電話番号 1 ○○大学医学部附属病院 ○-○-○ ○○○-○○○-○○○○ 2 ○○病院 ○-○-○ ○○○-○○○-○○○○ 3 4 5

ア レ ル ギ ー 対 応 の 医 療 機 関 一 覧 エ ピ ペ ン の処方 緊急時対 応 負荷検査 医療機関名 No 所在地 電話番号 相談 検査 一 般血液 検査 抗体検査 皮膚テ ス ト ※ ※ ※※※

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アナフィラキシー発症時の対応のながれ(例)

発 症 発見者(学級担任等)が保健室へ連れて行く。必要な場合は現場へ急行し対処する。 対 応 1 症 状 2 症 状 1 症 状 3 □ 部分的なじんましん、あかみ、かゆみ □ 軽い唇やまぶたの腫れ □ 鼻汁、鼻閉、単発のせき □ 軽い腹痛、単発の嘔吐 □ なんとなく元気がない □ 広範囲のじんましん、あかみ、強いかゆみ □ 明らかな唇やまぶた、顔面全体の腫れ □ 時々繰り返すせき □ 明らかな腹痛、複数回の嘔吐・下痢 □ 明らかに元気がない 、立っていられない □ 飲み込み辛さ □ 強いせき込み、声がれ、ぜん鳴(ゼーゼー、 ヒューヒュー)、呼吸困難 □ 強い腹痛、繰り返す嘔吐・下痢 □ 横になりたがる、ぐったり □ 救急車で医療機関を受診する。 □ エピペンを接種する。 □ 応じて蘇生術を実施する。 □ 緊急時薬があれば内服する。 □ 医療機関を受診する。 □ 緊急時薬があれば内服する。 □ 対応人員を確保する。 □ エピペンを用意し、応じて接種する。 □ 学校医、主治医に連絡し指示を受ける。 □ 安静にし、最低1時間は厳重に経過観察する。 □ 緊急時薬があれば内服する。 □ 対応人員を確保する。 □ エピペンがあれば用意する。 □ 応じて学校医、主治医に連絡し指示を受ける。 □ 原因食物が皮膚に付着 □ 原因食物が眼に付着 □ 原因食物を口から摂取 □ 洗い流す。 □ 洗眼後、抗アレルギー薬、ステロイドを点眼する。 □ 口から出させたり、吐かせたりして口をすすぐ。 対 応 2 対 応 3 □ 症状の確認 (出現時間・具体的症状・経験した時期) □ 原因食品の確認(種類・量) □ 保護者への連絡 □ 学校長・副校長・教頭等への連絡 *エピペンの使用(本人・教職員・救急救命士) 呼吸困難などの症状が出てきたらすぐに使用 すべきである。 救急車要請後の対応 急 激 症 状 4 □ 声枯れ、声が出ない、喉が締め付けられる □ 血圧低下、意識レベル低下~消失、失禁 対 応 4 □ 救急車で医療機関を受診する。 □ エピペンを接種する。 □ 応じて蘇生術を実施する。 □ 緊急時薬があれば内服する。

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ア レ ル ギ ー に 関 す る 健 康 管 理 の な が れ ( 例 ) 手順の流れ 関係職員 時期 関係書類等 就学時健康診断担当・養護教諭 11 月~3 月 就学時健康診断票 アレルギー疾患を有し、配慮・ 管理の必要な児童生徒の把握 養護教諭・学級担任 4 月 保健調査票 1 ① 小学校入学児童は就学時健康診断及び入学説明会の際に、配慮・管理を必要とする場合は申し出るように勧める。入学後に学校と保護者で連携し健康管理を行う。 ② 中学校・高等学校は入学説明会の際に配慮・管理を必要とする場合は申し出るように勧める。 進学前の学校は保護者の同意のもと、進学した学校に管理に関する情報提供を行う。 ③ 年度始めに保健調査票で新入学生と在校生のアレルギーについての情報を把握する。 対象児童生徒の保護者への管 理指導表の配布 学級担任・養護教諭 4 月 必要時 学校生活管理指導表 (アレルギー疾患用) 2 ① 主治医より管理の必要があると判断された場合、学校は保護者に管理指導表を配布し、学校へ の提出を求める。 ② 必要に応じて、さらに詳細な資料の提出を依頼する。 対象児童生徒へのアレルギー 疾患調査・保護者とのヒアリン グ 学級担任・養護教諭・栄養教 諭・学校栄養職員・給食主任 4 月 就学時は 11 月~3 月 アレルギー調査票 緊急個別対応票 情 報 収 集 3 ① 就学時健康診断時に保護者より申し出があった場合は入学前から保護者とヒアリングを行う。 ② 年度始めに、受診状況、診断、アレルゲン、家庭での管理等についてのヒアリングを行う。 ③ 主治医が学校での管理を必要としないと判断した場合や家庭での管理を行っていない場合は管 理対象外とする。 学校生活管理指導表に基づく 校内での取組の検討 校長・教頭・学級担任・養護教 諭・栄養教諭・学校栄養職員・ 給食主任・調理員・学校医 4 月 必要時 個別取組プラン 緊急個別対応票 4 ① 学校として実施可能な個別取組プラン案や緊急個別対応票の作成 ② 取組の実践にむけた準備 ・医療機関・保護者と連携による緊急体制の確認 ・給食のアレルギー対応について ・調理場との連携(学校のアレルギー疾患に対する取り組みガイドライン(日本学校保健会) 参照) 保護者への説明・協議 校長・教頭・学級担任・養護教 諭・栄養教諭・学校栄養職員・ 給食主任 4 月 必要時 個別取組プラン アレルギー食対応 表 計 画 5 ① 個別取組プランについて保護者と協議し、個別取組プランを決定する。 ② 給食のアレルギー対応については手順を協議し、対応食確認の協力を依頼する。 職員の共通理解 全職員 4 月 必要時 個別取組プラン アレルギー食対応表 6 教職員全員が個別取組プランを理解する。 該当児童生徒の以外の児童生 徒への指導・対応 学級担任・養護教諭・栄養教 諭・学校栄養職員 4 月 必要時 資料参照 7 ① 人権に配慮して指導する。 ② 個人情報の取り扱いに配慮する。 ③ 参考資料を活用して指導する。(資料 食物アレルギーに関するリンク集参照) 個別取組プランの実施 全職員 必要時 個別取組プラン 緊急個別対応票 実 践 8 ① この間必要に応じて、保護者との意見交換の場を設ける。 ② 緊急体制に関する対応シミュレーションについて訓練する。 ③ 関係機関との連携についての確認を行う。(調理場・医療機関・消防署等) まとめと来年度にむけての 準備 校長・教頭・学級担任・養護教 諭・栄養教諭・学校栄養職員・ 給食主任・調理員・学校医 年度末 学校生活管理指導 表(アレルギー疾患用) 個別取組プラン アレルギー食対応表 評 価 ・ 改 善 9 ① 対応についての評価 ② 次年度準備

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性       別 園長・学校長サイ ン 男     ・     女 調理場長サイン 保護者サイン Ⅰ Ⅱ Ⅲ チ ェ ッ ク 欄 そ の他 ※ Ⅰ ~ Ⅲ は 医 師 が 作 成 す る 学 校 生 活管理指導表をもと に○印及び原因 食 品 を 記 入 す る こ と 。 食   物   ア   レ   ル   ギ   ー   病   型 食物依存性運動誘発ア ナフィラキシ ー 食 物 に よ る ア ナ フ ィ ラ キ シ ー 食 物 依 存 性 運 動 誘 発 ア ナ フ ィ ラ キ シ ー 生年月日 レ ベ ル 3 ( 除 去 食 対 応 ) 名     前 鶏 卵   ・   乳   ・   小 麦   ・   そ ば  ・   ピ ー ナ ッ ツ   ・   木 の 実 ・ 甲 殻 類 (             ) ・ 果 物 類 (               ) ・ 魚(                 ) ・ 肉(                 ) ・ そ の 他 (                             ) ア   ナ   フ   ィ   ラ   キ   シ   ー   病   型 即時型 口腔ア レルギー症候群 原因食品 (                                      原因食品 (                                       ) レ ベ ル 1 ( 詳 細 な 献 立 表 対 応 )

 

 

 

 

取組プ ラ ン ( 案 ) 検 討 日     平 成     年     月     日 保 護 者 説 明 、 協 議 日     平 成     年     月     日 平 成       年       月       日 (     才 ) 原       因       食       物 学年  組     年           組 レ ベ ル 4 ( 代 替 食 対 応 ) エ ピ ペ ン の 保 管 給食 食物・食材を扱う 活動・授業 運動 宿泊を伴う活動 持参薬 具   体   的   な   配   慮   と   対   応 学 校 に お け る 配 慮 レ ベ ル 2 ( 一 部 弁 当 対 応 ) 学校給食の対応に○印をつけてくださ い。(人員や設備の充実度、作業ゾーン などの状況に応じ て対応を検討すること 。 )

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          ○ ○ 市 立 ○ ○ 小 学 校 エネ ルギー ( k c a l) 赤( あか) の食品 緑( みどり) の食品 黄( き) の食品 た ん ぱ く 質 お も に体をつくる食品 お も に体の調子を整える食品 おも にエネ ルギーのも と に なる食品 ( g) む ぎ ご は ん こ め   むぎ 牛 乳 ( ぎ ゅ う に ゅ う ) ぎ ゅ う に ゅ う 6 7 0 ぶ た に く   な ま あ げ   だ い ず に ん じ ん   ね ぶ か ね ぎ   に ら   じ ゃ が い も   さ と う  で ん ぷ ん テ ン メン ジ ャ ン   こ い く ち し ょ う ゆ ほ し し い た け ごま あ ぶら さ け   し お  トウ バ ン ジ ャ ン ぶ た に く にんじん たまねぎ キャベツ たけのこ は る さ め   で ん ぷん   な た ねあ ぶら こ い く ち し ょ う ゆ   チ キ ン エ キ ス   キ ク ラ ゲ さ と う   こ む ぎ こ   サ ラ ダ あ ぶら ポ ー ク エ キ ス   し お 2 1 . 2 く き ワ カ メ と も や し の あ え も の く き ワ カ メ も や し   き ゅ う り ごま   ご ま あ ぶら   さ と う す  こ い く ち し ょ う ゆ   し お コッペパン パ ン 牛 乳 ( ぎ ゅ う に ゅ う ) ぎ ゅ う に ゅ う 6 5 4 ぎ ゅ う に ゅ う     と り に く   は く さ い   た ま ねぎ   にん じ ん   し め じ   じ ゃ が い も   こ むぎ こ   バ タ ー チ キ ン ブ イ ヨ ン   し お  なまクリ ーム グリ ンピース サラ ダ あ ぶら し ろ こし ょう サケのムニ エ ル サ ケ バ ター こむぎこ し お し ろ こし ょう 2 6 . 2 や さ い サ ラ ダ ブロッコ リ ー カリフラ ワー ホール コ ーン ド レ ッ シ ン グ ひ じ き ご は ん と り に く   あ ぶ ら あ げ   ひ じ き に ん じ ん   グ リ ン ピ ース   ほ し し い た け こ め   む ぎ   さ と う   サ ラ ダ あ ぶ ら   ご ま こい くちしょうゆ  みりん  し お 牛 乳 ( ぎ ゅ う に ゅ う ) ぎ ゅ う に ゅ う 6 6 5 と う ふ の み そ し る と う ふ   む ぎ み そ か ぼ ち ゃ   た ま ねぎ  た け の こ   は ねぎ  に ぼ し ( だ し ) さ わ ら の た つ た あ げ さ わ ら で ん ぷ ん   さ と う   な た ね あ ぶ ら こ い く ち し ょ う ゆ   み り ん   さ け 2 6 . 8 き ゅ う り の あ っ さ り あ え キ ャ ベツ   き ゅ う り さ と う す  う す く ち し ょ う ゆ   む ぎ ご は ん こ め   むぎ   牛 乳 ( ぎ ゅ う に ゅ う ) ぎ ゅ う に ゅ う 6 2 8 � �り ふり か け �し ら す� わ か め �ご ま � し ら すぼ し   わ か め   ごま   ごま あ ぶら   さ と う じ ゃ が い も の み そ し る と う ふ   む ぎ み そ   お か ら た ま ね ぎ   に ん じ ん   は ねぎ   じ ゃ が い も に ぼ し ( だ し ) 2 2 . 7 ス ナ ッ ク ゴ ー ヤ & フ ィ ッ シ ュ た ら   た ま ご   に が う り で ん ぷ ん   さ と う   ご ま   な た ね あ ぶ ら み り ん   こ い く ち し ょ う ゆ し ょ く パ ン パ ン スラ イ ス チーズ チ ーズ 6 5 0 牛 乳 ( ぎ ゅ う に ゅ う ) ぎ ゅ う に ゅ う イ カ ベーコン チーズ  トマト たまねぎ なす にん じ ん   ス パゲ ッティ   オリ ーブ オイ ル チキンブイヨ ン ケ チ ャップ   し め じ   パ セ リ こ い く ち し ょ う ゆ   し ろ ワ イ ン イ タ リ ア ンサラ ダ レッドキドニ ー パ プ リ カ キャ ベツ きゅうり  さとう オリ ーブ オイ ル す し お し ろ こし ょう 2 4 . 6 みか ん ジ ュ ース ( 1 0 0 %) みか ん ジ ュース 水 4 木 5 お願 い 】     ※   食 物 ア レ ル ギ ー 等 で 対 応 の 必 要 な 場 合 は 、 毎 日 献 立 表 を 確 認 し て く だ さ い 。             ※   食 物 ア レ ル ギ ー 等 で 加 工 食 品 の 成 分 表 や 原 材 料 の g 数 な ど の 詳 し い 資 料 が 必 要 な 方 は 、 学 校 へ お 申 し 出 く だ さ い 。 金 マ ー ボ ーじ ゃ が い も 春巻 は る ま き 2 火 1 月 白菜 は く さ い の ク リ ー ム 煮 に なすと トマトのスパゲ ティ 3

日 曜 献 こ ん     立 だ て     名 め い 使 し     用 よ う     す     る     食 し ょ く     品 ひ ん     名 め い 調 ち ょ う 味   み 料 り ょ う 他 ほか

 

 

 

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月         日 献 立 名 担 当 者 8 :0 0 8 :3 0 9 :00 9 :3 0 1 0 :0 0 1 0 :3 0 1 1 :0 0 1 1 :3 0 1 2 :0 0 〈下処理〉 ルウ作り(牛乳)  鶏肉炒める・煮込み・調味 配食・配送 清掃作業 白菜、人参、玉ねぎ、 じゃ がいも 人参、玉ねぎ、じ ゃがいも切り 鶏肉炒める・煮込み・調味 配食・配送 調味 ブロッ コ リー ブロッ コ リー切り 茹・冷却 和える 配食・配送 カ リ フ ラ ワ ー カ リ フ ラ ワ ー 切 り 茹 ・ 冷 却       缶 切 り 、 ド レ ッ シ ン グ あ け く つ の は き か え 食器用意 配送準備・積み込み クリーム煮(アレルギー) 煮込み・調味(鶏肉ぬき、豆乳) 鉄板準備 バタ ー抜きのムニエルを焼く 鮭下味 バタ ーを溶かす 鮭を焼く 鮭配食 小麦粉をまぶす 配食・配送 配食・配送 作 業 工 程 表 を 作 成 す る に 当 た っ て は 、 献 立 名 、 担 当 者 名 、 タ イ ム ス ケ ジ ュ ー ル 、 衛 生 管 理 点 が 記 載 さ れ て い る こ と 。 そ の 他 ( ア レ ルギ ー 用 ク リ ー ム 煮 ) ム ニ エ ル ( D ) E F C

 

 

 

 

 

 

D 白菜の クリーム煮 野 菜 サ ラ ダ A B 調理衣交換    手 洗 い 手洗い 中心温度 残留塩素 濃度測定 使 い 捨 て 手袋 使 い 捨 て 手袋 エ プ ロ ン 手袋 中心温度 汚染作業 非汚染作業 ア レ ル ギ ー 対応 食 ○○小○年○組 クリーム煮( 鶏肉除去 豆乳代 替) バタ 除去

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作業動線図〈単独校〉 アレル ギー コ ー ナ ー 移動台 移動台   シ ン ク ヒ ゚ーラ ー 食器消毒 保管庫       検収室  移動台  鶏肉 牛乳 風除室   野 菜   ブ ロ ッ コ リ ー   カ リ フ ラ ワ ー     コ ー ン 缶 汚染作業区域   鶏 肉 豆乳   野 菜 配膳棚 便所 揚げ物機 焼き物機 休憩室 前   室 食品庫 洗浄機 冷凍 冷蔵庫 野 菜 裁 断 機

鮭の ソ テ ー   鮭 食物 ア レ ル ギ ー コ ー ナ ー 白菜のクリーム煮 野菜 サ ラ ダ 鮭 の ム ニ エ ル   鮭 白 菜 の 豆 乳 ス ー プ 非汚染作業区域 台 シ ン ク シ ン ク 移動台 釜 釜 釜 作業台 台 パ ン ラ ッ ク 調理台 シ ン ク パ ン ラ ッ ク 献 立 名 ア レ ル ギ ー 食 コ ン ロ 移動台 コ ン タ ミ ネ ー シ ョ ン 注

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ア レ ル キ ゙ー コ ー ナ ー 移動台 移動台   シ ン ク ヒ ゚ー ラ ー 食器消毒 保管庫       検収室  移動台   鶏 肉 牛 乳 風除室   野 菜   ブ ロ ッ コ リ ー   カ リ フ ラ ワ ー     コ ー ン 缶 汚 染 作 業 区 域   鶏 肉 豆 乳   野 菜 揚げ物機 焼き物機 配膳棚 洗浄機 冷凍 冷蔵庫 便所 休憩室 食品庫 前   室             野菜 裁断機

食 物 ア レ ル ギ ー コ ー ナ ー 非 汚 染 作 業 区 域 野 菜 サ ラ ダ 白 菜 の 豆 乳 ス ー プ   鮭 鮭 の ソ テ ー 鮭 の ム ニ エ ル   鮭 白 菜 の ク リ ー ム 煮 台 シ ン ク シ ン ク 移動台 釜 釜 釜 作業 台 台 パン ラ ッ ク 調理台 シ ン ク パ ン ラ ッ ク 献 立 名 ア レ ル ギ ー 食 コ ン ロ 移動台 釜 コ ン タ ミ ネ ー シ ョ ン 注意

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食物アレルギー対応調理実習計画書(例) 家庭科主任⇒保健主事⇒栄養教諭等 学年・組 年 組 名 指導者 ( クラブ) 実施日時 平成 年 月 日( ) 校時 料理名 ○をつける ※教育課程上の位置(家庭科・生活科・総合・学活・クラブ・その他 ) グループ別 調理の場合 班ごとの 料理名 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ 食材の購入 【給食室にお願いするもの】 品 名 数 量 単 価 合計金額 保存 備 考 【担任が一括購入するもの】 【やむを得ず、家庭から持ち込むもの】

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調理実習の実施上の留意点 提出は 週間前(食材発注の都合上、厳守) ① 計画書の必要事項(金額は未記入可)を記入して家庭科主任・保健主事のチェックを受ける。 ② 栄養教諭等に計画書を見せ、食材購入の依頼を行うとともに衛生管理上のアドバイスを受ける。 (アレルギーについて・保存食材についても教えてもらう。) ③ アドバイスと下記のチェックリストをもとに実習を行い、終了後計画書を保健主事に提出する。 【計画段階】 チェック 食材の一括購入(家庭からの持ち込みは原則禁止) 食材の冷凍庫保管(実施日・クラスを明記、家庭科室の冷凍庫へ) 【調理段階】 チェック 児童の健康観察 服装・手洗いの徹底 調理用具・食器の殺菌(塩素消毒) 刃物・火・ガス等の安全指導 【後始末段階】 チェック 調理物の冷凍庫保管(実施日・クラスを明記、家庭科室の冷凍庫へ) 調理器具・食器等の整理・収納) ※保健主事は必要に応じて管理職に相談する。実習日時は板書する。 ○ 検体は 週間保存。期間が過ぎたら、担任が廃棄。 ○ 乾物(常温保存のもの)以外はすべて保存。 ○ チャックつきビニール袋に入れ、空気を抜いてチャック。 ☆ 一つの食材につき g以上(野菜は洗浄前のもの) ☆ クラスのものをさらに大きな袋に入れ、必要事項を記入 ☆ 調理物はすべての材料が入るように。( g) ☆ 調理がグループ別の場合、それぞれを保存。

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サイト名 アドレス 厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/ 文部科学省 http://www.mext.go.jp/ 消費者庁 http://www.caa.go.jp/foods/pdf/syokuhin19.pdf http://www.caa.go.jp/foods/pdf/syokuhin18.pdf 社団法人 日本アレルギー学会 http://www.jsaweb.jp/ 社団法人 日本小児アレルギー学会 http://www.iscb.net/JSPACI/ 日本皮膚科学会 www.dermatol.or.jp/ 社団法人 日本栄養士会 http://www.dietitian.or.jp/ 独立行政法人 環境再生保全機構 http://www.erca.go.jp/asthma2/pamphlet/index_out_of_stock.html アレルギー遠隔教育学院 http://ael.moovii.jp/al_food.html 厚生労働省 リウマチ・アレルギー情報 http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/kenkou/ryumachi/index.html 財団法人 日本アレルギー協会 アレルギー情報館 http://www.jaanet.org/patient/allergy 食物アレルギー研究会 http://foodallergy.jp/ リウマチ情報センター http://www.allergy.go.jp/rheumatism/index.html 財団法人 日本学校保健会アレルギー疾患 http://www.gakkohoken.jp/modules/wordpress/index.php?p=2 財団法人 日本学校保健会アレルギー疾患 文部科学省関連資料 http://www.hokenkai.or.jp/8/8-7.html 医療と健康のシンポジウム www.sympo.jp/index.html アトピー性皮膚炎についていっしょに考えましょう www.kyudai-derm.org/atopy/ EPIPEN.JP www.epien.jp アナフィラキシー対策フォーラム www.anaphylaxis.jp/forum/checksheet.html PDF「よくわかるアトピー性皮膚炎」 med2.astellas.jp/jp/atopy/patient/understand/pdf/understand.pdf 特定非営利活動法人 アレルギー児を支える全国ネット アラジー ポット http://allergypot.net/panf01 アレルギーを考える 母の会 FAX 045-312-6307 平成23年3月 電話 03-5410-9154  FAX 03-5410-9167 ホームぺージアドレス  http://naash.go.jp/anzen/ アレルギー関係リンク集 学校の管理下における食物アレルギーへの対応 調査研究報告書 発行 独立行政法人日本スポーツ振興センター 学校安全部 〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町10番1号 学校の管理下における食物アレルギーへの対応

調査研究報告書

平成 23 年 3 月

発 行 独立行政法人日本スポーツ振興センター

     学校安全部

 〒 160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町 10 番 1 号  電話 03-5410-9154 FAX 03-5410-9167  ホームぺージアドレス http://naash.go.jp/anzen/

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学校災害事故防止に関する調査研究

学校の管理下における

食物アレルギーへの対応

調査研究報告書

平成 23 年 3 月

独立行政法人日本スポーツ振興センター

学校災害防止調査研究委員会 第二部会

学校災害事故防止に関する調査研究 学校の管理下における食物アレルギーへの対応 調査研究報告書

参照

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