• 検索結果がありません。

訪問理学療法における専門性とアプローチの実際

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "訪問理学療法における専門性とアプローチの実際"

Copied!
4
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

Japanese Physical Therapy Association

NII-Electronic Library Service

Japanese  Physioal  Therapy  Assooiation

理 学療法 学

 

32

巻 第

4

 

155

158 〔2005年 〉

基 調 シ

ポ ジ ウ

訪問

学療法

に お

吉 良

* * は じ め に

 

2000

年にスタ

ト し た

介護

制 度 も

要 介 護 者の増 加 や 重 度 化

介 護 保 険サ

ビス給 付 費の増 大 など多 くの課 題 を抱 え

在見

直し作 業が行われて いる

現 行の介 護 保 険サ

ビ スの う ち

,一

番 利 用の少 ない サ

ビスが訪問 リハ ビリ テ

ショ ン 〔以 下

訪 問リハ

15

7

月 審 査 分介 護 給付 費 実 態 調 査に よ ると

診療 所

老 人保 健 施 設 か らの訪 問リハ ビリ テ

ショ ン

2

0612

訪 問 回 数 は

8

5378

なっ てい る1 〕。

訪 問 看 護ステ

ショ ンか らの理学療 法

作 業療 法の訪 問 は

3

4827

訪 問回数は 13万2366回とな っ てい るn この時 点で の居 宅サ

ビス利 用 者は

216

9500

人 で あ る た め

訪 問件 数を利 用 者 数とみ な す と

2.

6

%の利 用

と なる 〔図D

現 在 訪 問リハ

ビ スの利 用 率い のは

用 する側の問題 というよ りもむ し ろ サ

ビスを提 供 する側の理 学療 法 士

作業

療 法

1

/の絶 対 数の不 足に起 因し てい る

(%)50 介護給付費 実態調 査2DO3年1月 審査 分 より作 成

40

30

20

100

居宅サ

ビス 利 用 者:216万9500人

區 }

一 1

6% 1%

訪 問 看 護

ステ

ョン わっ か に お け る

訪 問

リハ

活 動

 

訪 問看 護ステ

ショ ンわっ か は

リハ ビ リテ

シ ョン科 を

標榜

する たい とう診 療 所の併 設 機 関 と して平 成

ll

3

月に 開 設さ れ た。 現 在は

医 療

介 護の中 規 模

機 能

複合施

設である 在宅 総 合 ケアセ ンタ

元 浅 草の訪間

門と して展 開して い る

平成17年

4

月 現 在 での スタッ フ の内 訳とて は

看 護 師

4

事務 員 1名

理 学 療士9

作 業 療 法十 7っ てい る

訪 問エ リアは半 径3km で

セ ラピス トを

2

ムに分 割し

移 動 時の短 縮に務めて い る

1人の利用

関わ る チ

担 当制 を採 用

45

50

1

5

6

の訪 問 を 実 施 してい るv leo 80

R60

E40

20 通 所 リ ハ ビ リ 通 所

リ ハ ビ リ

pT

g 下

看 護

入 浴

図1

 訪

通 所サ

ビス の利 用 率

祉 用

0

評 評 避 評 評評 瀦 評 評

評ズ譜

      瀞 ロ

賜 臥 月1 図2BI 平 均 値の経 時 的 変 化

訪 問

リハ

利 用 者

ADL

経 時 的 変 化

の 分

 こ こ で

当 事 業 所で の訪 問リハ 利 用 者 の デ

タ を 紹 介 し た

対 象は診 療 所 及び訪 問 看 護ステ

ショ ン か ら

平 成137 月 峙 点で ⊥年 以 上 継 続 的に

問リハ け て

78

名 (男 性

33

女 性

45

平 均年齢

81

± 7

8歳 )あ る

方 法

s

 

Specialty nnd Pr

actice  of tL Physical Therapist in Hom 巳Care 畔

医療 法人 財 団 新 誠 会

 

在宅 総合ケアセンタ

元 浅 草   たい と う診療

  1:〒111

〔M〕41東 京 都 台 東 区 元 浅 草1

6

17)

  KeiLji I(iru

 RPT:Taito 〔:linic

  キ

ド :訪 問 理 学 療 法

脳 卒 中 後 遺症 者

専門性 象 者の基 本情 報や医 療 情 報はカ ルテ より調査 し た。 日常生活 活 動はBarthel 丁ndex 〔以 下

 

BD

を用い て

訪 問リハ 開 始1ヶ 月 前か ら 開始

2

ヶ月 時 点 まで

経 時 的 に 調 査

分 析 した

その結 果

BI

均値

の経 時 的 変 化は8ヵ月 後 をピ

クと する

や か な右 肩上 が りの経 過 を示 し た 〔図

2

多重 比 較 〔Dunnett の t検 定)の結果

訪間 開 始 時 と

月の 平 均 値

1 ヵ 月 後か ら

12

ヵ月後ま で すべ て に おいて 危 険5%で有 意差 が 見ら れ た

BI

の 変化 率

改 善 群に着 日 す ると開 始 後

1

ケ 月

最 も

経 過と共 に 徐々に減 少 してい く傾 向にあっ た (

LxJ

 

3

移 動 障 害 期 間 別に見ると

発 症か ら1

以内のものが 最 も改 善 した が

1

年以 降或い は

3

年 以 降の もので も 改 善 して N工 工

Eleotronio  Library  

(2)

Japanese Physical Therapy Association

NII-Electronic Library Service

Japanese  Physioal  Therapy  Assooiation

156

理学 療 法 学   第

32

巻 第4 号 100Vl 脇 鰥 儡 2脇 彈酸蕃圏黼 □低下

冖≡

7a

  

r

 

 

                  

《\

 

3身体機 能 や    

3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3移 動 動 作能 力の

2

 

       

 

3

障 害      旨

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      k

  x

 

 

 

 

 

y

作 業 療

法 士 言 語

聴 覚

ぜ 評

評ノ 評評 評評評

評熟

        

     

 

   コ       

 

 

 

1

 

生活 活動 能 力

 …

i

コミ

ニケ

ションや

 

 

の障 害

    :

i

摂食 嚥下能力 の

活 活 動

立 \

鸛鶲

6

 

各療 法 士 がより専 門とする分 野と目

指 す方向

図3BI 変 化 率の経 時 的 変 化

腹 嘘 団

      →

3年 以 上  i

1年 以 上3年 未 満+ 1年 未 満       nオ9      n

21      n

±

12

              

A _

b

−一

tV

mb

 

ボ 評

ズ 評 評 ズ 評 評

評 評 評

      フ担

朔 聞

目L 図

4

  移 動 障 害 期 間 別の経 時 的変 化

 

越 壁 馨欟 瞰 鯲 t 靴 塑 下群

eWt期 低磯        

tl       n

1B       h

21      n

6      

n=

6   go   80   JO  

§

 

ズ 評評 評

評評

       フ

期 田K月 コ 図 5BI 経 時 的 変 化の パ タ

ン類 いた ことが明 らか と な

)た 〔図4)。 経 時 的

変化

のパ タ

ン分 類で は

初期 改 善 群 (11

21)

継 続改

群 (n

18L 維 持 群 〔n

271

初 期 低 下 群 〔n

6

後 期 低 下 群 〔1]

6

} の5群 に類 型 化で き た 図5漕

訪 問 リ

と理 学 療 法

 

宅の現 場では

まだ ま だ リハ ビ リ テ

シ ョ ン の理解が不 十 分で あ る場 合が

訪 問リハ とい

の出 前

1

と いっ た イメ

ジ を 抱 か れ 易い

こ の た め

我々 自身が訪 問リハ の専 門 性や役 割を本入

家族 及 び 関係ス タッフ にわ かく 伝 えてい く必 要がある

ここ で 訪 問 リハ ビリ テ

ション研 究 会 に おい て

2000

年に作 成し た定 義を紹介 し たい

 

「訪 問リハ リ テ

ショ ンとは

病 気 やけ が や老 化な ど に よ り

活 機 能

下 した 者のう ち

外 山 が 困 難 な者や

宅 生活 ヒ何 ら かの問 題 がある者 或い はその家 族 等の介 護 者に対し て

作 業療 法士 や 理

学療 法

言 語 聴 覚 ⊥ などが在 宅に訪 問し

生 活 機 能と障 害の評 価

機 能 練 習

活 動練 習

住 宅 改 修 及 び福 祉 用 具の調 整

専 門的 助 言

精神

的サ ポ

ト等 を 実 施 す るこ と で

日常 生 活 活 動の自立 や社 会

加とい っ た

そ の人 ら しい 生活の再建及 び質の 向

を うな が す 活 動の総

のこ とであ る 〔訪 問リハ ビ リ テ

ション研 究会

2

〔}

00

部 改変)

 

さ ら に

訪 問リハ における理 学 療 法十

作 業 療 法 士

言 語 聴

士 の

門性の相 違や役 割 分 担に関 して

現 時点で明確に定 義 した のは ない

特に 理

学療 法

士 と作 業 療 法 士に閣 しては

ビスを提 供して いる

事 者

も明 確 な専 門性の相 違 を説 明 で き ない 場 合が少 な くない

も ちろ ん病 院とな り

割の 重 複 す る 部 分 は大 き くな る が

今 後は専 門性の相違 を 明に し てい きつ つ

訪 問理学

療 法

訪 閊 作 業 療 法

訪 問 言 語 聴 覚 療 法 と して深 化 させ る 必要が あ る

当事業

所に おい て

理 学 療 法士 は

身 体 機 能 や 移 動 動 作 能 力の障害へ の ア プロ

チを通 して

作 業 療 法十 は

生活 活 動 能 力 全 般へ の直 接 的 なア プロ

チを通 して

そ して言 語聴 覚士 は

コ ミュ ニ ケ

ショ ンや摂 食 嚥 下能 力の障 害へ の アプロ

チ をし て

生活 活 動の自立や社 会

参 加

介 護 量の軽 減 を促 す 専 門 職 種であ る と置 付 け てい る (図

6

)。 こ の よ う な専門性の相 違 を 意 識 しつ つ 凵常 業 務を 連携 して行 うこと で

利用者の様々 な 潜 在 機 能や能 ]Jを 浮 き彫 りに することが 可 能となり

より

果 に繋 げることができる。

 

在 宅におい て他 職 種や他サ

ビスか ら 求 め ら れ る訪問 理学 療 法 の 専 門性と役 割 とし ては

まず 「生活 機 能と環境の 評価 」 である。 在 宅で は

々な理 由により本人の持つ身 体 機能 と 生 活 活 動レベ ルが 必し も

致してい ない ことが ある

た と え ば

介 助 歩 行 が 出 来るレベ ル の

護 高齢 者が

訪 問 入 浴 サ

ビス を 利 用 し全 介助で人 浴 して いること が あ る

監 視レベ ルで移 乗 が 出来る人が

オム ツ で排 泄して いる場 合 もあ

これ らの身 体 機 能 と 生活 活 動レベ ル の ップの原 閃をら か に し

潜 在 機能や能 力を 発 見 す ることがわれわれの役 割と して期さ れ て い る

次 に

「治 療

練 習と環 境 調 整な どの ア プロ

であ る

在 宅で生 活 する要 介 護 者は

由な

体のた めに慢 性 的 に不 活 発 な生 活 状 況 に 陥 りや すい。 医 療 機 閧で さえ廃用性 機 能 低 ドに

歳のせい のみ にする こともし ば し ば である

自 信 の低下 は

本 人の活 動 の 意欲を抑 制し

さらに生活を不 活 発な もの にする

粘 果と し て 廃 用性 機 能低下の悪 循 環が強 化さ れ る

こ のよな 人々に 我々が 専 門 的 視点か ら様々なアプロ

チ を展 N工 工

Eleotronio  Library  

(3)

Japanese Physical Therapy Association

NII-Electronic Library Service

Japanese  Physioal  Therapy  Assooiation

訪問 理学 療 法に お け る専門性とアプロ

チの実 際 】

57

開 する こ と で

廃 用

性 機

下の悪 循環が断た れ

意欲 や 運 動 機 能

動 作 能 力の改 善

生活 活 動レベ ル の向上 を獲 得 させ ること が出 来る

こ の よう な

人の状 態 をさ ら に高め るこ と

り潜

在機 能

能 ]

J

大 や

維持

が わ れ わ れの

役割

と し て

待 され ている。 最 後に

発 見

拡 大 され た潜 在 機 能

能 力 を 「本 人

介護 者

ケ ア チ

ム に フ ィ

ドバ ッ ク」 する ことが 求 め ら れ て お り

これ に よ り普 段の生 活場 面に おい ても 自立的な 活 動 が 継続し て 可能と な る

脳 卒 中後 遣 症者

訪 問 理 学 療 法

介 入

に お

考 え方

 

後遺

院と は 異 な る自宅とい

環 境

っ て くる と

々な 生

活 活動場

面 に おい て環境不 適応状

を起こ す。 こ こ で い う環 境と は

住 宅や用 具 などの物 的 環 境

介 護 者 などの人 的 環 境 などの ことである

不適 応と は

様々な生 活 活 動に 必要な本人の心身 機 能の低 ドや そ れ を補 う環 境の機能性の 不 足 した状 態の こと で あ る

その結 果 と し て 過 剰 に介 助を 要 し た り

転倒 し た り

閉 じ こ も り 或いは寝た き り 生活に 至 る場 合 も少 な くない

具 体 的には

巾 枢 性の運 動 障 害に起 囚 する動 作 の不 適 応

高 次 脳 機 能 障 害や認 知 症 (痴 呆) に起 因 する認 知の 不 適 応

障害

っ て し まっ たことに起 因する 心 理的な不 適応 な どであ る

これにより

々な

動 制 限や

制が発生 して しま う

発 症 か ら 間 もない脳 卒 中 後 遺 症 者で あ れば

機 能 的 な改 善 によ り適 応で きるようになる場 合 も ある が

慢 性 期の脳卒 中 後 遺 症 者に おい て は

如 何に 本 人の今の状態と 牛活環 境 を 前 提 条 件と し て

生活 全 体を組み 立 て てい か とい う視 点で考 えるこ とが 重 要 と な る

最 近 は在 院 日 数の短 縮で

発症 後

6

ケ月 程 度 で自宅 復

し て

る脳

中 後

なくなっ てきてい る

機能

的な プラ ト

の段 階に なっ て退 院という時 代 も あっ た が

現 在は回復 段 階の もの まで自宅に帰勹 て くるため

訪 問 理 学 療 法 が 担 う領 域 が拡 大 して い る

  生 活 活 動に何ら かの介 助 を 要し

訪問 理学 療 法の介入ニ

ズ が生じ た場 合

3

つ の実 践 的 視点が重 要である

まずは

現 状 の 心

身機 能

と 牛

状 況に くい い がない か とい う 視 点であ る。 在 宅に おい て は

本 人の意 欲 や 動 作の仕 方

介 助の仕 方 や 環 境 設 定

さ らに生 活 習 慣 等によ り心 身 機 能 と生 活 活 動レベ ル の乖 離が起 きてい る場 合が多い

本 来この レベ ルの

体 機 能 が あ れ ば こ の レベ ル の生 活 活 動 は 自 立 す る は ず が

そ う で ないこ と も あ る

理学療 法十 と して の 専門 的な

ン場か ら評 価

アプロ

チ を展 開 するこ とで劇的な 生活 活 動の改 善を得る ことも あ るe  次 に機 能改善で生活 活 動の 自立度が高め られ ないかとい う 梶 点である

 糊 退 院 者に おいて は

能 状 態の改

慢性期

の 者は廃用性 機 能 低下の改 善

環 境に適し た

動作

法の学 習な ど本人の

潜 在

機 能

能 力を拡 大し

生活 環 境へ より適 応 した状 態を獲 得でき ないか という視 点である

  さらに環 境 調 整で生 活 活 動の 白立 度が高め ら れない かとい う視 点で あるt どう しても現 状の身体 機 能で出 来ない場 合や難 易 度が高い 場 合

早急に生 活活 動 レベ ルの 改 善 を 得 たい 場 合

住 宅 改 修や福 祉用 具の

介護方法

な ど環 境 側の機 能

め る こ と で

個 人の機 能 的 低 下 を代 償 す る方 法であ る

特に 理学 療 法十 と し て は

本人の現 状の機 能や機 能 改 善で要 介 助の生活 活 動 が 自馳

Z

して行 え ないか とい う点にこだ わっ てい べ きで は ない か と

え る

に個人 の

身体機能

や 移動 動

の視 点か ら 生活 活 動の可 能 性を検 証 するこ と に よっ て

廃 用性 機 能 低 下の改 善 や潜 在 機 能の拡 大 を行 え

将 来の重 度 化 に楔 を打つ ことが出来る

 この ような 訪 問 特 有 の 実 践 を 整 理 す る と

2

つ の モデルに 基づ く活 動 で あ る こ と が 理解さ れ る

す な わ ち医 学モ デル に 基づ 治 療 的アプロ

チ と

生活モデルに 基づ 適 応 的アプロ

チで ある

医 学モ デ ルは従 来の医療の実 践モデル で あtx 悪い部 分 を 治 す または正 常に近づけるとい っ た 個 人に働 きかける ア プロ

チ で

え ば

学 療 法⊥ が対 象 者身 体 機 能体 力 高め たり

動 作 能 力を改 善し ようとい う取 り組み は医学モ デ ル 的 な 手 法である

,.

生 活モデルは

個 人 と個 人 を取 り巻 く 様々な環 境の関係 性に働 きか け

その人 ら しい 生 活の再建や維 持 を 行 う ア プロ

チ で あ る

例 え ば

治 癒 困 難 な 慢 性 疾 患 や 後 遺 症

加齢に伴う機 能 低ドな ど を有す る者に対し

介 護 者の介 護の仕 方や住宅環 境

福 祉 用具の調 整

継 続 的 な生活の組み 立 ての調 整に よっ て

生 活 活 動の 自立 度 を高め た り

実 施状 況の 安 定 化 を 図る

り組み は生 活モデル的な

手法

であ1a・

 

tt

この

理学 療 法上 は 生活 機 能とその障 害 を 熟 知 したコ

デ ィネ

的 な立場であ り

比 較 的 慢 性 期の利 用者 が 多い在 宅で特に求め ら れ る手 法である

こ の ように

在 宅での理学 療 法 十の実践 は

医学モデルと 生活モデルの 複 眼 的 視 点 に よっ て 行 わ れ て お り

リハ ビ リ テ

ショ ン理 念 に 基づ き 最 大の効 果 を 挙 げ る た めの特 徴 的 な手 法であ る

訪 問 理

療 法 に お け る 生 活

支 援

  要 介 護 者の 牛活 を24時 間で切 り取る とその中に様々 な牛活 活 動があ[

x

 また そ れを支 え要 素 とし て心 身 機 能が あ る

活 活 動に おい て は単独で行わ れ るもの と

移 動やコ ミュ ニ ケ

ショ ンの よ う に 他 の 活 動 と

体 的 に 行 わ れ る も の も あ る

理 学

療法

門とする

体 機 能は様々 な 生活 活 動 場面との相互関 係 を持つ

た移 動 も同 様 に 他の生 活 活動 場 面 と相 互 関 係 を持つ

こ の よ う な生 活 活動 は, 本 人 と本 人 を取 り巻 く様々な環 境によ っ て講 成さ れ

人生の終 焉 まで継 続さ れ る

我々理 学 療 法 士に 求め ら れて い る 生活 支 援の実 践は

単に身 体 機 能や移 動に関わ るの では なく

そ れ ら が個々 の要 介 護 者の 日常生活

さ らに人 生に どの ように関係 して い る のか を留 意 しな が ら関わって い く ことである 〔図 の

地 域で

在 宅で 要 介 護 者が人 生の終 焉 ま で生 活 を継 続 する た め に は

々な保 健

医療

介 護サ

ビ ス が必 要である

その

つ が訪問 理

学療法

である が

介人パ タ

ンと して は断 続 的 介 入と継 続 的 介 入の

2

つ に整 理 する こ と が出 来る。 断 続 的 介 入と は

退 院 直 後や 牛活 機 能の低 ドした時 期に

時 的介 入

達 成状 態安 定 を も っ て他のサ

ビ スへ 移 行し た

旦 終

r

于 法

継 続 的 介人 と は

生の終 焉ま で定 期的 に介入 す る手法 で あ り

生 活機能 が 低 下 し や すい ものや徐々 に 低 下 し て き てい る ものに対し て

定期 的 な 見 直 し を 行い な が ら予防 的 に継 続さ れ る もの であ る

ど ち ら に して も

全 同 各 地 域で訪 問 理 学 療 法 を提 供 する事 業 者 が

そこ に 住 む 要 介 護 者にとっ て必 要 な と きにか かるこ との出 来 る 「か N工 工

Eleotronio  Library  

(4)

Japanese Physical Therapy Association

NII-Electronic Library Service

Japanese  Physioal  Therapy  Assooiation

158 理 学 療 法 学   第32巻 第4号 時  間 6起 床      12        1s    就 寝 24  

f

      

     内

 

覚醒

  …

   

▲‘△‘∩

       

1

       

     

▲・

‘△

     

ADLlADL 生 活 活 動 流 れ

繋 が り

1

移 動 籌    飆 驤

π

ヨぎヨ三

ショ ン

瞑蠹 繭 鑞 霤

        

     

I

l

機  能 身 体 能ぐ

←精 神 機能 等 高 量 lIIIII ↓ 低   生 活 機 能

薑 :

i

1

璽:

1

1

蕈壅麺二

ユ翌

塹 …

 

退 院

      ■

」 1 翹 } ■ 蜩 ■ 1

 

他 界

 

1

ー セ

韈 濁

      

図7

 

訪 問理学 療 法に お け る 生 活 支援 図の上段は時 間軸

中 段は様々 な 牛活 活 動

下 段 は 活動の 基礎 とな る機 能

生 活 活 動における横 矢 印講

はADL

IADL

移動

コ ミュ ニ

ョ ン の 実 施 状 況

ADL

IAI)Lは流れ や繋が りが あ る

移 動 とコ ミュ ニ ケ

ショ ン は他の活 動と同時

体 的わ れ る こ と が

黒 矢 印

理学 療 法 上 の閲わ り

身体 機 能 や 移 動とその

機 能

活 動

の相互 関係へ の留 意 が 重 要

か りつ け事 業 所 」

或い は 「か か りつ け 理学

法 士」と し て充 足さ れる必 要がある 〔図8}

お わ り に

 

平 成

15

年 に 厚 生 労 働 省 を 中心に

超 高齢 社 会に 生 き る

高齢

呂の健 康で実 りのあ る生 活の実 現 を支 援す る リハ ビ リ テ

ショ ン の在 り方が 「高 齢 者リハ ビ リ テ

ショ ン研 究 会」で検 討 され た。 そこ で は予防

医 療

介護 に おい て

体 と 高 齢 者 ハ ビ リテ

ショ ン提 供 体制の整 備 と そ れ に よ る 高 齢 者 の在 宅生 活の継 続 と生 活 機 能の向 上 およ び自立支援 が 重 視さ れ た

、 これ を

け て保 健

介 護 制 度の

体 的 見 直 しが行わ れて い る

こ の よ う な社 会の変 革 を 受 け

今 後

宅で 必要と さ れ てい る理学 療 法 は

単に従 来の理 学 療 法を地 域に普 及さ せ た もの で な く

利 用 者 を 中心に置い た 生 活 を支 援 す る 理学 療 法の構 築で

ll

亙 區藪 藷 !

璽 》

入 訪間 翻汀     図

8

  訪 問 理 学 療 法のか か りつ け事 業 所としての機 能 訪 問 理 学 療 法の関わ り は

断 続 的 介 人と継 続 的 介 人 に 分 類でき る

断 続 的 介 入 とは

退 院 直 後や生 活 機 能の低下 した時 期に 

時 的に介 入する手 法

継 続 的 介 入 とは

生 活 機 能が低下 しやす い ものや

々に

ドし て き てい るものに

定 期 的 な 見

し を行いな が ら継 続さ れ る

方法

但し

地 域に理学

療法

十 が不足 して いれ ば

継 続 的 介入 は難しくな る

全国

地 域で訪 問理学 療 法 を提 供する事 業 者が

そこ に住む要 介 護 者にとっ て必要な ときにかかる ことの出 来る 「か か りつ け事 業 所 」

いは 「か か りつ け理 学 療 法士 」 として充 足さ れ る必 要 が ある

ある

新しい パ ラダ イム に基 づ く

社 会 保 障シXテ ム の中の

つ の重要 な 歯 車 としてのサ

ビス である

歳 をとっ て も

障 害 があo ても 普通の生 活が保 障さ れ る社 会

マ リ ゼ

ショ ン 社 会 を 支 えてい く重 要 な 歯車と し て

我々の持て る

分に 発揮 してい 必要がある。

1)高 齢 者リハビIJ

a (!編 ):高齢者リハ ビ

リ テ

 ン のあるべ き 方向 性 〔:案)

2004

pp6162

2)吉 良 健 司:リハ ビ リ テ

シ ョ ン

ケア合 同 研 究 大 会

東 京 20D3 論  文 集

日本リハ ビ リ テ

シ ョ ン病 院

施 設 協 会

2004

卩pl55

157

3:

1

伊 藤 隆 夫

吉 良 健司 ;訪 問リハ ビ リ入門

日本 看 護 協 会 出 版 会

  ZOOI

N工 工

Eleotronio  Library  

参照

関連したドキュメント

[r]

 当図書室は、専門図書館として数学、応用数学、計算機科学、理論物理学の分野の文

また、学内の専門スタッフである SC や養護教諭が外部の専門機関に援助を求める際、依頼後もその支援にか かわる対象校が

HW松本の外国 人専門官と社会 保険労務士のA Dが、外国人の 雇用管理の適正 性を確認するた め、事業所を同

International Association for Trauma Surgery and Intensive Care (IATSIC) World Congress on Disaster Medicine and Emergency Medicine (WADEM). International symposium on intensive

[r]

本学は、保育者養成における130年余の伝統と多くの先達の情熱を受け継ぎ、専門職として乳幼児の保育に

In July 1971, Defense Secretary Laird visited Tokyo and informally discussed the possibility of basing a carrier task group in Japan as a way for the Japanese to support the