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緊急地震速報システムの開発

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Academic year: 2021

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緊急地震速報システムの開発 落合鋭充 昨年度構築した「単一拠点型緊急地震速報配信システム

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i多地点解析型緊急地震速報システム

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iグ、ルーフo型緊急地震速報システム

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つのシステム(以下、解析システム)と連携した「緊 急地震速報表示システム(以下、表示システム)J、「緊急地震速報多重受信化システム(以下、多重化システム)J、 「緊急地震速報訓練用プログラム(以下、訓練プログラム)Jの新たな構築、及び緊急地震速報解析システムの機 能拡張を実施した。それぞ、れの機能の詳細を以下に示す。 1 .緊急地震速報表示システム概要 昨年度まで使用していた緊急地震速報表示プログラムでは複数拠点の解析結果の表示対応していなかったた め、今年度ではそれらに対応した新たな表示システムを構築した。表示システムの主な機能を以下に示す。 l緊急地震速報表示機能 解析システムで計算された予想震度(複数可能)、猶予時聞を表示する機能。複数地点の解析を実 施している場合、白地点以外の拠点の震度予想も閲覧が可能。(図l参照) 図 1 2緊急地震速報履歴参照機能 AiSS 正常勤作中 斗!ß幸~受信装置正常勤作中 し 屋本社 障害中 L東京オフィス湾審中 L岐皐オフィス緯雲中 本表示システムで受信した緊急地震速報の履歴情報を閲覧する機能。履歴の情報から過去の緊急 地震速報の再現も可能。(図2参照) 28

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図2 3緊急地震速報シミュレーション機能 想定東海・東南海地震や過去の東海・東南海地震の情報を元にシミュレーションする機能。また、 任意の地震情報(緯度・経度、マグニチュード、深さ)を指定してのシミュレーションも可能。管 理者機能ではパトライト製緊急地震速報表示端末(以下、 FTE)や弊社製メール配信システム(以下、 C-cast)への情報配信も実施可能。メール配信システムとの連携については 14~ 4. 緊急地震速報 解析システムの機能拡張」を参照。(図3参照) 図3 29

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4緊急地震速報簡易表示機能 簡易的に予想震度や猶予時聞を表示する機能。基本的にはクライアントが業務用

P

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にインストー ルしておくことで情報受信時のみ、ポップアップ表示し、地震終了後に自動的に画面が閉じる。また、 通常時はタスクトレイに常駐し、業務に支障が出ない様に設定が可能。(図 4参照) 時 離

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図4 2.緊急地震速報多重受信化システム概要 昨年度実施したリアルタイムサーバの二重化に伴い、本解析システム側でも二重化に対応できるようシステム を構築した。将来的な汎用性を考慮し、 2つ以上の複数のリアルタイムサーバから受信が可能であり、それぞれ に優先順位をつけることが可能。(図5参照) 護軍曹 旬 開 閉F軍 需 明 容 胃 !'.DSL:ASAHトNET 図5 30

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3.緊急地震速報訓棟用プ口グラム概要 本プログラムでは任意の拠点に対し、緊急地震速報とは別に訓練報を配信することが可能。ダミー情報や地震 再現機能とは異なり、第一報から最終報まで順に配信を実施し、実際の緊急地震速報に近い情報での訓練が可能。 (図6参照) IP

アドレス:仁二二二コ

瞬 間 点 番 号 : 区 コ 送信テキスト 同ミリ秒後

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緯度 程度 Mσ ?設さ 主要主主コ」ド FTE需!日御 メー!l,育IJ官P豆玄整担一' 情報番号 ダど}種類 35日 B7日 6.0 1日 日 日 -35 9999 2

35.0 137.0 6日 1日 日

-35 9999 2

35日 137.0 6.0 1日 日 日 -35 9999 2 日 35日 137日 日日 '10 日 -35 9999 、戸 輔 自 制 は 、 送f言開始のLo:=コ械の酬とする砂 図6 4.緊急地震速報解析システムの機能拡張 昨年度構築した緊急地震速報解析システムに新たな機能を追加した。新規に追加した機能を以下に示す。 1MAPSメール連携機能 弊社開発のMAPSメール(メール配信システム)に対し、本システムから緊急地震速報の解析情報を送信し、ユー ザへのメール配信トリガを実施することが可能。尚、本機能を利用する場合には別途、 MAPSメールへのユーザ 登録が必要。 31

図 2 3 緊急地震速報シミュレーション機能 想定東海・東南海地震や過去の東海・東南海地震の情報を元にシミュレーションする機能。また、 任意の地震情報(緯度・経度、マグニチュード、深さ)を指定してのシミュレーションも可能。管 理者機能ではパトライト製緊急地震速報表示端末(以下、 F T E ) や弊社製メール配信システム(以下、 C ‑ c a s t )への情報配信も実施可能。メール配信システムとの連携については 14 ~  4

参照

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