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平成30年3月期 第2四半期決算説明会資料「長期的な企業価値向上に向けて」

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Academic year: 2021

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長期的な企業価値向上に向けて

2017年11月13日

(2)

ホテル業の状況について

1

 事業環境について

・民泊を含む低価格帯宿泊施設の増加などにより、ホテルマーケット全体のRevPAR成長は

想定を下回る

・インバウンド客の地方分散化傾向もあり、特に東京マーケットの成長は鈍化

・2017年4~9月の訪日外客数は前年同期比+19.9%(出所:日本政府観光局(JNTO))、

外国人宿泊者数は+13.5%(出所:「宿泊旅行統計調査」(観光庁))と伸びが継続

 マーケットとの成長率比較

・当期においてもプリンスホテルのRevPAR成長率はマーケットを上回って推移(プリンスホ

テル(都内)+2.8%に対し、東京マーケット+0.9%)

※出所:マーケット成長率はSTR社のレポートに基づき当社にて算出

 現在の取り組み

・予約のリードタイムの長いMICE、団体、法人マーケットでの早期のベース確保と直近の

価格の適正化

・上期は客室やレストランのリニューアルオープンが集中し、コストコントロールの効果は

限定的。リニューアルが一段落した下期については変動費も含め引き続きコストコント

ロールを実施。

(3)

現行中期経営計画(2018年3月期-2020年3月期)の位置づけ

基盤整備期

2021年3月期

2006年 ・・ 2015年3月期 ・ 2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期

「峻別と集中」をコンセプトとして、 経営改革・グループ再編を断行。 財務体質改善、業務効率化等、 経営基盤の改善に取り組む。 当社東証一部上場を契機に、 インバウンドの急増や東京ガーデンテ ラス紀尾井町の開業等、 業績が急激に成長。 経営基盤重視から、攻めの経営に。 設備投資額も大幅増額。 バリューアップ投資の効果を発現。 将来の事業拡大に向けて、 財務体質を強化していくとともに、 新たな事業分野・領域への拡大を加速化。 ●東証一部上場 ●東京オリンピック・ パラリンピック ●当社設立 ●「グループビジョン」制定

開拓期

収穫期

現行中期経営計画期間

●「東京ガーデンテラス紀尾井町」開業

シフトチェンジ期

「長期的な目標水準」

2022年3月期-

第二成長・拡大期

新たなフェーズへ

2

(4)

FC・MC等による新規出店加速

長期的な企業価値向上を見据えた主要事業の方向性

2020年

新たな成長・拡大

現在

都市交通・

沿線事業

不動産事業

ホテル・

レジャー事業

新規事業

鉄道の利便性・安全性向上

沿線価値の向上

都心エリア価値極大化

M&A等による新規事業領域への投資

会員制事業、資産転用

モデルの創造

新たな事業

による成長

安定基盤の

維持・拡大

潜在的価値の

具現化

既存ストックのバリューアップ

3

(5)

4

【都市交通・沿線事業】

西武鉄道沿線の価値向上戦略

副都心、石神井、

所沢、拝島エリア

西武秩父駅

飯能駅

本川越駅

所沢駅

国分寺駅

拝島駅

池袋駅

高田馬場駅

西武新宿駅

秩父、川越、

入間・狭山エリア

事業環境

・観光エリア(秩父・川越・飯能)

の活性化・新規施設の開業

・沿線人口はほぼ横ばい

取り組み

事業環境

・堅調な雇用情勢に伴う通勤需要

・沿線人口は増加傾向

取り組み

拝島エリア

所沢エリア

石神井エリア

副都心エリア

秩父エリア

入間・狭山エリア

川越エリア

鉄道利便性向上・駅周辺開発

鉄道の利便性を高め、駅周辺の再

開発により沿線価値を高める

魅力ある観光地開発

地域や外部企業との連携により

観光需要を創出

(6)

5

【都市交通・沿線事業】

西武鉄道沿線の価値向上戦略

駅周辺開発

■ 池袋駅:(仮称)西武鉄道池袋ビル

所 在 地 敷 地 面 積 延 床 面 積 階 数 主 要 用 途 竣 工 総 事 業 費 約380億円 東京都豊島区南池袋1丁目21番23他 約5,530㎡ 約49,661㎡ 地上20階、地下2階 事務所・店舗・駐車場 2019年3月

■ 所沢駅:所沢駅東口駅ビル計画

第Ⅰ期 2018年3月上旬 「グランエミオ所沢」開業予定 第Ⅱ期 2020年夏予定 複合施設(駅舎+商業施設:地上5階・地下2階) テナント数 約120店舗 事業費 約268億円

・所沢駅西口開発計画

西武鉄道所沢車両工場跡地約59,000㎡の有効活用 広域集客型の商業を核とした大規模開発 ※ 今後所沢市と協議し計画内容・実施時期などを検討

鉄道利便性・安全性向上

<実績>

■ 池袋線連続立体交差化(完了)

桜台~大泉学園駅間の連続立体交差化(高架複々線化)が 2017年3月に完了 高架化によって生まれたスペー スに駅ナカ・駅チカ商業施設の Emioを5駅に整備 ←Emio石神井公園

■ 横浜方面への相互直通運転の開始

(2013年3月)

■ 有料座席指定列車(S-TRAIN)の運行開始

(2017年3月)

<今後の取り組み>

■ 新宿線連続立体交差化

新宿線の連続立体交差化を推進 ・中井~野方駅間連続立体交差事業(地下化) ・東村山駅付近連続立体交差事業(高架化) ・野方~井荻駅間および井荻~東伏見駅間(準備中)

■ ホームドア整備

2021年3月期を目途に乗降数10万人以上の6駅に整備 (池袋・練馬・西武新宿・高田馬場・所沢・国分寺)

(7)

・TVCMを継続的に放映し、プロモーションを強化 ・自治体とも連携し、国内だけでなく海外にもFAMツアー などを通じ魅力を発信 ・インバウンド向け企画乗車券の オンライン販売を開始

6

【都市交通・沿線事業】

西武鉄道沿線の価値向上戦略

新型特急列車

(2019年3月期) 基本デザイン監修に妹島和世氏を起 用した特急列車を導入

魅力ある観光地開発

2017年4月 西武秩父駅リニューアルが完成し、 複合温泉施設「西武秩父駅前温泉 祭 の湯」を開業 年間観光客数 704万人 (前年比+39万人) (うち訪日外国人17万人) (2016年) 出所:川越市観光課 ・都内プリンスホテルと連携した誘客 ・首都圏を訪れる訪日外国人の誘致 年間観光客数 537万人 (2016年) (前年比+30万人) 出所:秩父市観光課

観光電車「52席の至福」

2016年よりレストラン列車を運行 平均乗車率 83%(2017年3月期実績) ・フィンテックグローバル㈱が飯能市宮沢湖に「北欧」 「ムーミン」をテーマにしたテーマパークをオープン メッツァビレッジ2018年秋開業予定(無料ゾーン) ムーミンバレーパーク2019年春開業予定(有料ゾーン) ⇒ 当社グループは保有していた土地を売却したほか、交 通事業者として鉄道・バス・タクシーでのお客さま輸 送に協力 ・飯能駅にて北欧のデザインを取り入れる駅リニューアル を実施予定(2019年3月期)。(「フィンランド」独立100 周年事業としてフィンランド人デザイナーを起用) メッツァ来場者見込み 100万人 出所:フィンテックグローバル㈱の発表に基づく

魅力的な列車

秩父

川越

飯能

(8)

7

【不動産事業】

都心保有資産の有効活用

取り組みの方向性・実績

東京ガーデンテラス紀尾井町

(複合開発)

2016年7月にグランドオープン

オフィス稼働率100%

レジデンス・商業施設高稼働

ザ・プリンス さくらタワー東京

グ ラ ン ド プ リ ン ス ホ テ ル 高 輪

グランドプリンスホテル新高輪

品川プリンスホテル

(ホテル)

品川プリンスレジデンスなど

東京オリンピック・パラリンピッ

ク以降、エリア最大級の地権者と

して保有資産の最大活用を図るべ

く、大規模な複合施設を鋭意検討

ザ・プリンス パークタワー東京

東京プリンスホテル

(ホテル)

東京プリンスホテルについて、東

京オリンピック・パラリンピック

以降の開発について検討

東京ガーデンテラス紀尾井町

A

高輪・品川エリア

B

芝公園エリア

C

現況

A

B

C

池袋駅 新宿駅 渋谷駅 東京駅 品川駅 千代田区 新宿区 渋谷区 中央区 港区

(9)

品川駅周辺の基盤整備・まちづくりについて 2014年9月 東京都が「これからの日本の成長を牽引する国際交流拠点・品川」の実現に向け、官民協働のまちづくりの指針となる「品川駅・田町駅周辺まち づくりガイドライン2014」を策定 2017年2月 国土交通省及び東京都が「国道15号・品川駅西口駅前広場の整備方針」を策定 2017年6月 同省から同方針を踏まえた事業計画の策定に向け、検討をおこなう事業協力者を募集 2017年9月8日 株式会社西武プロパティーズが選定 企画提案書の概要 交通結節機能の充実とまちのにぎわい・回遊性の向上に資する駅前空間 ■6つの機能(①交通結節機能②交流機能③サービス機能④景観機能⑤防災機能 駅前空間の整備方針 ■交通結節機能等の配置と周辺との接続を考慮した空間構成 空間活用方針 日本の新たな玄関口にふさわしい活気あふれる駅前空間イメージ 西口地区開発ビル 南側駅ビル にぎわい広場 品川駅 ざくろ坂 情報発信機能 (デジタルサイネージ) 今後は、事業協力者の一員として、国土交通省関東地方整備局をはじめとする関係者と連携し、事業計画策定に向け 専門的な観点からの検討や検証、まちづくりへの提案、調整等への協力を進めてまいります。

【不動産事業】

国道15号・品川駅西口駅前広場の整備に係る事業協力者への選定

⑥にぎわい機能)を向上させ、「未来型駅前空間」を形成

8

(10)

総合力で業界No.1

ホテル・レジャー事業会社

としての地位を確立

【ホテル・レジャー事業】

ホテル業の成長戦略

 バリューアップ投資

・シティホテル 約10,000室のうち50%完了予定

・リゾートホテル約7,000室のうち25%完了予定

 マーケットチェンジ

・インバウンド室料収入 3カ年 +60.0%(計画)

⇒2018年3月期 2Q実績 +17.6%(前年同期比)

・会員売上高シェア 16.3%(前年同期比+0.5pt)

FC・MCによる拠点展開

Prince Smart Inn展開

 会員制ホテル事業、資産転用

StayWellのホテル開発

2018/3

2019/3

2020/3

2021/3

2022/3

2023/3~

新規事業分野の創出

既存事業領域の強化

9

(11)

【ホテル・レジャー事業】

2020年以降を見据えた各種施策

FC・MC・M&A等により250ホテル規模へ事業拡大

狙い

既存ブランド

主な

客層

会員制ホテル

・資産転用

・FC・MCなどリスク

をおさえて出店加速

・ボリュームゾーンの

取込み

インバウンド

ミレニアル世代

・収益機会拡大

・グローバル人材育成

・セールス拠点拡充

・会員の相互利用

外国人客

リゾートエリア

の競争力強化

富裕層

アクティブ

シニア

FCやMCの展開

ビジネス客

レジャー客

インバウンド

出店

目標

約100

10

約150

(12)

【ホテル・レジャー事業】

Prince Smart Innの積極展開

ミレニアル世代を中心とした

顧客基盤の拡大

→ 生涯顧客へ育成

 2020年3月期開業予定

 未補完エリアへ新規出店

11

FC・MC等による機動的な出店

→ 環境悪化などのリスクを回避

→ スピード感をもった出店

ICT・AIを活用したローコスト

オペレーションの実現

→ 既存ホテルへの導入

(13)

【ホテル・レジャー事業】

会員制ホテル事業への参入

 アクティブシニアや富裕層を取込み、顧客基盤を拡大

 未利用地の有効活用による、リゾートエリアの競争力強化

好立地かつ多様な施設

販売チャネル・販売スキル

高水準・多様なサービスの提供

・新設可能な土地を多数保有

・既存施設からの転用も可能

・SEIBU PRINCE CLUB会員

・MICEセールスによる法人営業

・ブランド力

・ホテル運営のノウハウ

・温泉、ゴルフ、スキーなど充実の施設

・Prince Status Serviceの提供

・チェーンメリット

12

ホテル スキー場 ゴルフ場 北海道エリア プリンスホテルの主なリゾートエリア 新潟エリア 長野・群馬エリア 湘南・箱根・伊豆 エリア

(14)

555億円 200 700 0 100 2013年末 2014年末 2015年末 2016年末 中期目標 ユニークユーザー数 会員数 利用金額 0

【グループ全体】

CRM体制の整備による顧客基盤の強化

■ 今後の取り組み

サービスイン以来順調に成長

2016年には会員売上シェアが

プリンスホテル

※1

16.3%

(前年比+0.5pt)

西武プロパティーズ

※2

19.6%

(前年比+1.9pt)

まで成長

※1.海外売上高除く ※2.商業・生活不動産・紀尾井テラスのレジ売上高

今後更にグループ全体での活用を

推進し、顧客基盤の拡大を目指す

13

■ SEIBU PRINCE CLUB会員数・利用金額推移

87万人

単位:万人

単位:億円

インバウンド顧客囲い込み

・SEIBU PRINCE CLUB emi

(外国人向け会員組織)

の拡大

現在1.8万人⇒2021年3月期に17万人を目標

・StayWell会員組織との相互利用促進

5万人の会員を有する「StayWell Rewards」

との相互利用促進の検討

サービスの高度化

・モバイル対応やカードレス化の実現に

向けた検討を開始

・ICT・AIを活用し、サービスをモバイル

端末上で提供し、利便性向上と機能の

利活用による利用促進

※年間1回以上の利用があった会員数 ※

(15)

2017年3月

㈱横浜アリーナの株式を追加取得し連結子会社化

新規事業分野の創出に向けた取り組み

「Challenge Target」達成に向け積極的な取り組みを行う体制を整備

⇒ 中長期的な成長の実現へ向け、新規事業開拓の取り組みを加速

14

戦略投資枠:3ヵ年で450億円

2017年7月

StayWell Hospitality Group

Pty Ltdの事業取得

ハードルレートを基に投資実行

西武ラボ創設

西武ホールディングス内に新規事業分野の創出を専

門に行う組織として新設。既存事業の強みを活かし

シナジー効果を生み出す新規事業を中心に開拓を企

図。

<取り組み事例>

・ベンチャー企業と共に新規ビジネスの創出を目指

すオープンイノベーションプログラムに参加

・宇宙産業分野での当社グループのグローバル認知

度向上とコネクション構築を図るため、国際宇宙探

査フォーラム(ISEF)サイドイベントへ協賛

新規事業分野を積極的に開拓

<実績>

(16)

財務戦略について

再開発プロジェクト (2018年3月期-2020年3月期予定分) ①(仮称)西武鉄道池袋ビル ②所沢駅東口駅ビル計画

想定営業CF

3,313億円

資金調達

安全投資

1,623億円

バリューアップ投資

969億円

戦略投資枠

450億円

株主還元

「Challenge Target」達成に向けた投資枠

減価償却費 1,674億円

再開発プロジェクト

436億円

イメージ図(単純合算・3ヵ年合計)

設備投資総額

3,478億円

■ 現行中期経営計画の資金使途について【2017年5月公表】

ステークホルダー(お客さま・株主・債権者・従業員など)への還元と、成長に資する投資

の実施を最適なバランスで行うことにより、「収益力のさらなる向上」および「健全な財務

体質の維持(長期的な目標水準:ネット有利子負債/EBITDA倍率7倍以下)」に努めていく。

15

■ 西武グループ長期戦略(財務戦略)の考え方

(17)

ディスクレーマー

本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報

および合理的であると判断する一定の前提に基づいております。

従いまして、実際の業績は今後さまざまな要因によって異なる場合がありますことをご承知

おきください。

参照

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