• 検索結果がありません。

目 次 Ⅰ 実施要綱 1 Ⅱ 基本想定等 3 Ⅲ 訓練種目及び訓練時間等 4 Ⅳ 訓練実施細目 6 Ⅴ 訓練細部実施要領 13 Ⅵ 災害対策本部長訓練視察計画 39 Ⅶ 会場アナウンス文 47

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "目 次 Ⅰ 実施要綱 1 Ⅱ 基本想定等 3 Ⅲ 訓練種目及び訓練時間等 4 Ⅳ 訓練実施細目 6 Ⅴ 訓練細部実施要領 13 Ⅵ 災害対策本部長訓練視察計画 39 Ⅶ 会場アナウンス文 47"

Copied!
41
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

平成29年度垂水市総合防災訓練

開催日時 平成29年5月20日(土)8時00分~12時15分

開催場所 水之上公民館及び周辺地域

テーマ

地域の連携による防災能力の向上

~ 地域の連携強化 ~

(2)

目 次

Ⅰ 実施要綱 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 Ⅱ 基本想定等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 Ⅲ 訓練種目及び訓練時間等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 Ⅳ 訓練実施細目 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 Ⅴ 訓練細部実施要領 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13 Ⅵ 災害対策本部長訓練視察計画 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 39 Ⅶ 会場アナウンス文 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 47

(3)

1

Ⅰ 実施要綱

1 目 的 災害対策基本法及び垂水市地域防災計画に基づき、土砂災害・地震・洪水等の災害発生に際し、 防災関係機関が相互に緊密な連携を保ちながら各種の災害応急対策が迅速かつ適切に行われるよ う防災体制の実効性について検証・確認を行うとともに、市民の防災意識の高揚と知識の向上を 図る。特に、各地区自主防災組織の連携の強化と防災意識の醸成に資する。 2 訓練実施日時 平成 29 年 5 月 20 日(土) 8 時 00 分~12 時 15 分 3 訓練実施場所 水之上地区公民館グランド・体育館及び周辺地域 4 訓練等の組織 (1) 訓練組織 ア 垂 水 市 災 害 対 策 本 部 長 :垂水市長 イ 本 部 長 付 :訓練参加機関の長及び団体の長 ウ 訓 練 責 任 者 :総務課長 エ 訓 練 責 任 者 補 佐 :安心安全係長、危機管理監 (2) 安全管理組織 ア 統 括 訓 練 指 揮 者 :垂水市長 イ 統 括 安 全 主 任 者 :総務課長 ウ 訓 練 指 揮 者 :消防署長 エ 訓練安全主任者 (ア) 訓 練 関 係:消防本部警防課長 (イ) 展 示 関 係:安心安全係長 家屋 災害ボランティアセンター 設置・運用訓練 水防工法訓練(本城川高城橋) 避難所開設・運営訓練 防災グッズ展示 アマチュア無線非常通信訓練 合同救出・救護訓練 炊き出し訓練

(4)

2 5 訓練参加機関及び団体(順不同) ⑴ 垂水市 ⑵ 垂水市消防本部 ⑶ 垂水市消防団 ⑷ 陸上自衛隊第12普通科連隊 ⑸ 海上自衛隊第1航空群 ⑹ 鹿児島県防災研修センター ⑺ 垂水幹部派出所 ⑻ 鹿屋警察署 ⑼ 垂水市立医療センター垂水中央病院 ⑽ 垂水市社会福祉協議会 ⑾ 垂水市アマチュア無線自主防災会 ⑿ 鹿児島県隊友会垂水支部 ⒀ 垂水市自主防災組織連合会(水之上地区自主防災組織) ⒁ 鹿屋看護学校 ⒂ 垂水市商工会 ⒃ FMたるみず ⒄ 株式会社鹿児島有恒社 ⒅ ハウス食品株式会社 6 訓練実施基準等 ⑴ 実施基準 本訓練は小雨決行とする。 ただし、降雨の状況により、一部の訓練を取り止める場合がある。 また、大雨警報が発表され並みの雨が継続することが予想されるとき、異常気象等による災 害が発生するおそれがあるとき、垂水市内に災害が発生したときなど、統括訓練指揮者が訓練 の中止が適当と判断した場合は、すべての訓練を取り止める。 ⑵ 連絡方法 すべての訓練を取り止める場合のみ、訓練責任者から関係各部、関係各機関に電話を使用し て連絡・通報する。 7 その他 ⑴ 訓練主会場及びその周辺に別紙1のとおり警戒員を配置して安全には万全を期す。 ⑵ 訓練車両、一般・職員車両の駐車場及び駐車要領等は、別紙2のとおりとし訓練の円滑な実 施に配慮する。

(5)

3 Ⅱ 実働訓練想定 1 5 月 19 日昼頃 前線を伴った低気圧が九州中部付近にあってゆっくりと東に進んでいる。低気圧の東進に伴 い寒冷前線がこれからゆっくりと南下し明朝には九州南部付近に停滞する予想となっている。 垂水市は、天気予報に鑑み、情報収集体制とし今後の天候の推移を見守ることとした。 2 5 月 19 日 19 時 00 分 前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み前線活動が活発化しており、垂水市では 1 時間に 25 ミリの強い雨が降っており、降り始めからの連続雨量が 300 ミリを超えた。 3 5 月 19 日 23 時 00 分 本城川(今河原橋水位観測所)の水位が、水防団待機水位(1.25m)に達し、さらに上昇し ているため、垂水市消防本部は水之上地区の第4分団に本城川の警戒監視を命じた。 4 5 月 20 日 5 時 00 分 鹿児島地方気象台は、「大隅地方では、これから夕方にかけて雷を伴い1時間に 50 ミリ以上 の非常に激しい雨が降る恐れがあり、明日の朝までの 24 時間雨量は、多いところで 300 ミリに 達する見込みである。これまでの大雨により地盤が緩んでおり、急傾斜地での崖崩れ、河川の 増水による堤防の決壊、家屋の浸水、道路の冠水など重大な災害が発生する恐れがある。」とし て、大隅地方全域の市や町を対象に「大雨(土砂災害)・洪水警報」を発表した。 5 5 月 20 日 5 時 05 分 垂水市は、「大雨・洪水警報」の発表を受けて災害警戒本部を設置し、土砂災害、河川の氾濫 等に対する警戒を強化した。 6 5 月 20 日 6 時 00 分 本城川(今河原橋水位観測所)の水位は、はん濫注意水位(1.76m)に達し、さらに上昇す る兆しがある。 7 5 月 20 日 6 時 05 分 垂水市災害警戒本部は、本城川の水位が、はん濫注意水位に達したことから水之上地区住民 に対し、『避難準備・高齢者等避難開始』を発令し、水之上地区公民館及び水之上小学校体育館 を避難所として開設した。 8 5 月 20 日 7 時 00 分 鹿児島県と鹿児島地方気象台は、「垂水市ではこれまでの大雨と今後予想される非常に激しい 雨により土砂災害発生の危険性が高まり、厳重な警戒が必要である。」として、同市に「土砂災 害警戒情報」を発表した。 9 5 月 20 日 7 時 05 分 垂水市は、「土砂災害警戒情報」の発表を受けて災害警戒本部を廃止し、災害対策本部を設置 して、土砂災害、河川の氾濫等に対し厳重に警戒するとともに、突発的な災害に対応するため、 職員の一部を参集し待機させた。 10 5 月 20 日 8 時 30 分 本城川(今河原橋水位観測所)の水位は、避難判断水位(2.02m)に達し、さらに上昇する 兆しがある。 11 5 月 20 日 8 時 30 分 垂水市災害対策本部は、本城川の水位が避難判断水位に達したことから水之上地区住民に対 し、『避難勧告』を発令した。

(6)

4 12 5 月 20 日 8 時 45 分 垂水市水之上地区では1時間に 70 ミリの非常に激しい雨が降っており、降り始めからの雨量 が 400 ミリに達し、県の土砂災害発生予測システムによると水之上地区全域で土砂災害危険指 標「レベル3」、危険判定図のスネーク曲線も2時間後には土石流CL基準線を突破し3時間後 も引き続き上昇する予想となっている。 13 5 月 20 日 9 時 00 分 垂水市災害対策本部は、本城川の水位がはん濫危険水位に達し、引き続き上昇していること から、がけ崩れ、土石流及び洪水による大規模な災害が発生する恐れがあるとして水之上地区 住民に対し、『避難指示(緊急)』を発令した。 14 5 月 20 日 10 時 30 分 本城川(今河原橋水位観測所)の水位は、はん濫危険水位(3.30m)に達し、引き続き上昇 している。 15 5 月 20 日 10 時 55 分 水之上地区周辺の山沿いの集落では、いたる所で小規模ながけ崩れの発生が消防、警察によ り確認された。

(7)

5 Ⅲ 訓練種目及び訓練時間等 番 号 訓練種目等 訓練時間 実施機関 場所 1 情報連絡・伝達訓練 8:00~9:00 垂水市役所各課 職員在所 各訓練場所 2 職員参集訓練 8:00~9:30 垂水市 垂水市消防本部 垂水市消防団 3 炊き出し訓練 8:00~12:15 垂水市自主防災組織連合会 (水之上地区自主防災組織) 垂水市社会福祉協議会 陸自第 12 普通科連隊 水之上地区公民 館 4 警戒監視訓練 8:15~ 8:30 垂水市消防団 高城橋周辺地域 5 避難広報訓練 【避難勧告】 8:30~ 8:40 垂水市消防団 垂水市自主防災組織連合会 (水之上地区自主防災組織) 鹿屋警察署 水之上地区周辺 避難広報訓練 【避難指示(緊急)】 9:00~ 9:10 6 避難誘導訓練 (洪水対応) 8:30~ 9:30 垂水市消防本部 垂水市消防団 垂水市自主防災組織連合会 (水之上地区自主防災組織) 鹿屋警察署 鹿児島県隊友会垂水支部 7 住民避難訓練 (洪水対応) 8 避難所開設・運営訓練 ①段ボールベッドの組立 ②避難テントの組立 ③簡易トイレ設置 ④避難所生活講話(市保健師) 9:00~10:55 垂水市 鹿児島有恒社 水之上地区体育館 9 災害ボランティアセンタ ー設置・運用訓練 9:00~10:55 垂水市 垂水市社会福祉協議会 垂水市自主防災組織連合会 (水之上地区自主防災組織) 10 防災用品展示 9:00~10:55 鹿児島県防災研修センター 11 アマチュア無線による非 常通信訓練 9:00~10:55 垂水市アマチュア無線自主 防災会 12 訓練開始式 9:30~ 9:35 参加全機関及び団体 13 陸上自衛隊による被害状 況調査 9:35~10:40 陸自第 12 普通科連隊 水之上地区周辺 14 水防工法訓練 9:40~10:20 垂水市 垂水市消防本部 垂水市消防団 本城川高城橋周 辺地域

(8)

6 番 号 訓練種目等 訓練時間 実施機関 場所 15 合同救出・救護訓練 (土砂災害家屋) 11:00~11:30 垂水市消防本部(救助隊) 陸上自衛隊第 12 普通科連隊 海上自衛隊第1航空群 鹿屋警察署 垂水市立医療センター垂水 中央病院 水之上地区公民 館グランド 16 救援物資輸送訓練 11:30~11:35 垂水市商工会 17 訓練終了式 11:35~11:40 参加全機関及び団体 18 車両展示(消防・陸自) 11:40~12:15 第 12 普通科連隊 垂水市消防本部 ※ 非常食試食 11:40~12:15 ハウス食品 水之上地区公民 館

(9)

Ⅳ 訓練実施細目 時間 訓練種目等 想定又は状況 行動概要 実施機関及び協力機関 使用資機材等 機関名 見積人数 8:00 ~ 9:00 情報連絡・伝達訓 練 ・5月20日5時00分、鹿児島地方気象台は、 大隅地方全域の市や町を対象に「大雨 (土砂災害)・洪水警報」を発表 ・同日6時00分、本城川がはん濫注意水位に 達する。(1.76m) ・同日 7 時 00 分、垂水市に「土砂災害警 戒情報」を発表。 ・同日8時00分、水之上地区全域の土砂災 害危険指標がレベル3を突破。 上記のほか次のとおり。 ・8 時 05 分、土砂災害危険区域の住民に 「避難準備・高齢者等避難開始」を発令 ・8 時 15 分、水之上地区山沿いの集落で 小規模ながけ崩れが発生、同地区全域 の河川が増水、氾濫するおそれあり。 ・8 時 30 分、水之上地区住民に「避難勧 告」を発令 ・5時00分 市は関係職員呼集(想定) ・5時05分 災害警戒本部設置(想定) ・6時05分 『避難準備・高齢者等避難開始』 発令(想定) ・7時05分 災害対策本部設置(想定) ・8時00分 市役所全職員を呼集(想定) ●8時00分 各課長所定で、各課の連絡網等 による課員との情報伝達の確認を実施 する。 ●8時15分 消防長所定で、消防団の電 話等の連絡網を使用して団長、各分 団長との情報伝達を確認する。 ●垂水市、垂水市消防本部及び垂水市 消防団は、職員参集訓練及びその他 の訓練を通じて情報交換、調整等に 関する連絡を積極的に行う。 垂水市 垂水市消防本部 垂水市消防団 180 名 40 名 70 名 電話、携帯等 8:00 ~ 9:30 職員参集訓練 ・同日8時00分、水之上地区全域の土砂災 害危険指標がレベル3を突破 ・8時00分 市役所全職員を呼集(想定) ●事前に指定されている職員は、訓練 会場に各自で参集する。 垂水市 垂水市消防本部 垂水市消防団 120 名 30 名 70 名 8:00 ~ 12:15 炊き出し訓練 垂水市自主防災連合会の水之上地区自 主防災組織は、開設された災害ボランテ ィアセンターと協力して、避難所におけ る避難者支援活動の一つとして炊き出し を行うこととした。 ●水之上地区自主防災組織(給食班)は、陸 上自衛隊第12普通科連隊担当部隊の支援 を得て、レトルト食材約250食を湯銭す る。 ●水之上地区自主防災組織(給食班)は、訓 練終了式終了後、訓練参加者、見学者等に 配食する。 水之上地区自主防組織 水之上地区婦人会 垂水市社会福祉協議会 第12普通科連隊 10名 10名 5名 5名 ・テント1張 ・長机3台 ・折椅子20脚 ・その他 7

(10)

時間 訓練種目等 想定又は状況 行動概要 実施機関及び協力機関 使用資機材等 機関名 見積人数 8:15 ~ 8:30 警戒監視訓練 ・8 時 15 分、水之上地区山沿いの集落で 小規模ながけ崩れが発生、同地区全域 の河川が増水、氾濫するおそれあり。 ・8 時 30 分、水之上地区住民に「避難勧 告」を発令 ●垂水市消防団の第1、第4分団は、警 戒員の配置に関して相互に協議し、そ の結果に基づき本城川に架かる高城橋 付近から牧橋付近にかけて警戒員を配 置して警戒監視に当たる。 垂水市消防団 4名 ・消防車両2台 8:30 ~ 8:40 避難広報訓練 「避難勧告」 ・訓練の時間的制約により、「避難準備・ 高齢者等避難開始」に基づく、避難行動 要支援者の避難準備は既に終了してお り、一部の要支援者は既に自主避難を開 始している。 ・垂水市災害対策本部は、8時30分、水之 上地区全域の住民に対し、「避難勧告」 を発令することとした。 また、避難勧告に関する広報の実施に ついて、近隣の消防分団、自主防災組 織、鹿屋警察署に支援を要請した。 ●垂水市消防団の第1、第4分団は、配 備車両を活用してサイレン吹鳴して 「避難勧告」に関する広報を行う。 ●水之上地区自主防災組織は、個別の自宅 訪問、声かけ等により、近隣の住民に「避 難勧告」の発令を知らせる。 ●鹿屋警察署は、署長所定により、当該広 報を行う。 垂水市消防団 水之上地区自主防組織 鹿屋警察署 4名 適宜 6名 ・消防車両2台 ・警察パトカー3台 ・災害警備車1台 9:00 ~ 9:10 避難広報訓練 「 避 難 指 示 ( 緊 急)」 ・垂水市災害対策本部は、9時00分、水之 上地区全域の住民に対し、「避難指示(緊 急)」を発令することとした。 ●垂水市消防団の第1・4分団は、配備 車両を活用してサイレン吹鳴して「避 難指示(緊急)」に関する広報を行 う。 ●水之上地区自主防災組織は、個別の自宅 訪問、声かけ等により、近隣の住民に「避 難指示(緊急)」の発令を知らせる。 ●鹿屋警察署は、署長所定により、当該広 報を行う。 垂水市災害対策本部の処置 ●市役所本庁及び各支所における避 難勧告時のサイレン吹鳴による避 難信号は、想定で実施したものとし 実動は行わない。 ●防災無線、防災ラジオによる避難勧 告等の放送等は、実施する。 7 「避難準備・高齢者等避難開始」 「避難勧告」 「避難指示(緊急)」 ●避難情報発令時の伝え方の例文に ついてはⅤ細部実施要領に示す。 8

(11)

時間 訓練種目等 想定又は状況 行動概要 実施機関及び協力機関 使用資機材等 機関名 見積人数 8:30 ~ 9:30 避難誘導訓練 (河川の増水、氾 濫対応) 垂水市災害対策本部は、垂水市消防本 部、垂水市消防団に住民の避難誘導に当た るよう指示した。 また、鹿屋警察署に対し、住民の避難 誘導支援を要請した。 鹿児島県県県隊友会垂水支部は、避難 誘導を支援することとした。 ●垂水市消防本部及び垂水市消防団の第 4分団は、住民の避難誘導に当たる。 ●鹿屋警察署は、輸送車両を警察パトカー で先導するなどしてこれを支援する。 ●県隊友会垂水支部は、水之上地区公民館 内で避難所(体育館)への誘導に当たる。 垂水市消防本部 垂水市消防団 垂水市自主防災組織連合会 水之上地区自主防組織 鹿屋警察署 鹿児島県隊友会垂水支部 3名 3名 適宜 6名 7名 ・警察パトカー3台 ・災害警備車1台 8:30 ~ 9:30 住民避難訓練 (河川の増水、氾 濫対応) 水之上地区住民は、垂水市災害対策本部 の「避難勧告」の発令及び垂水市消防本部、 垂水市消防団による「避難勧告」広報を受 けて、指定の避難所に避難することとし た。 ●水之上地区住民は、「避難勧告」の広 報を聴知したならば、水之上体育館に 徒歩又は自家用車で避難する。 ●水之上地区公民館近傍の避難者で徒歩 による避難が困難な場合は、リヤカー 等による避難も併せて実施する。 適宜 ・自主防組織装備 リヤカー等 9:00 ~ 10:55 避難所開設・運営 訓練 ・8 時 05 分、土砂災害危険区域の住民に 「避難準備・高齢者等避難開始」の発令 と同時に避難所の開設を指示、8 時 40 分 から作業を開始した。 垂水市災害対策本部の避難対策部は、 水之上地区公民館内(体育館)に避難所 を開設する。開設にあたっては、避難者 の把握及び避難者のプライバシーに配慮 した設営とする。 以下について避難住民に体験させる。 ●ダンボールベッド作成体験 ●簡易型避難用テント作成体験 ●簡易トイレ設置体験 ●避難所生活講話(市保健師) 垂水市 鹿児島有恒社 10名 2名 ・段ボール適宜 ・パーティンション 適宜 ・段ボールベッド ・簡易トイレ ・避難用テント ・長机3台 ・折椅子9脚 ・メガホン ・畳 8 8 9

(12)

時間 訓練種目等 想定又は状況 行動概要 実施機関及び協力機関 機関名 使用資機材等 見積人数 9:00 ~ 11:30 災 害 ボ ラ ン テ ィ アセンター設置・ 運用訓練 水之上地区では、がけ崩れや土石流に よる家屋の倒壊などが発生し、多くの住 民が避難所生活をしている。また、市内 外からは生活支援のための災害ボランテ ィアの人たちが避難所に多数参集して来 ている。 このため、垂水市社会福祉協議会で は、避難所生活支援のための「災害ボラ ンティアセンター」の設置・運営を行う こととした。 ●垂水市社会福祉協議会は、避難所生活 支援のため、水之上地区公民館(体育 館)(想定避難所)の隣接区画に「災 害ボランティアセンター」を設置し、 ボランティアの受付、業務の調整を行 う。 ●水之上地区自主防災組織は、災害ボラン ティアの受付に関して協力する。 垂水市 垂水市社会福祉協議会 水之上地区自主防組織 5名 15名 適宜 ・長机6台 ・折椅子40脚 ・ホワイトボード6台 ・色ガムテープ2巻 (白色×1) (黄色×1) 9:00 ~ 10:55 防 災 用 品 ( グ ッ ズ)展示 防災用品(グッズ)の展示、説明によ り、訓練参加者や地域住民等の防災意識 の啓発を図る。 垂水市は、県防災研修センターの協力 を得て、水之上地区公民館内(体育館) で防災用品(防災グッズ)の展示を行う。 垂水市 県防災研修センター 1名 ・防災用品 ・長机1台 9:00 ~ 10:55 ア マ チ ュ ア 無 線 に よ る 非 常 通 信 訓練 垂水市災害対策本部は、より速やかな 被害状況の把握と住民への情報提供を行 うため、垂水市アマチュア無線自主防災 会に対し、アマチュア無線を活用した被 害情報収集及び住民への各種情報提供に 係る支援を要請した。 ●垂水市アマチュア無線自主防災会は、水 之上地区公民館内の適宜の場所におい て、会長所定で情報収集及び情報提供に 係る送受信を行う。 垂水市アマチュア無 線自主防災会 4名 ・無線器材 ・車両3台 ・バイク1台 ・長机1台 ・折椅子2脚 9:30 ~ 9:35 訓練開始式 訓練開始に際し参加機関及び団体、地 域住民ごとに整列して、訓練開始式を行 う。 Ⅴ 細部実施要領のとおり。 参加全機関及び団体等 200名 ・マイクスタンド ・ワイヤレスマイク 9:35 ~ 10:40 陸 上 自 衛 隊 によ る 被 害 状 況 調 査 訓練 陸上自衛隊第12普通科連隊は、鹿児島 県知事からの災害派遣要請を受けて、垂 水市水之上地区の被害状況調査を実施す ることとした。 ●第12普通科連隊は、水之上地区公民館 内グランドから出発し、指揮官所定で 水之上地区の調査(台風16号被害)を 行う。 陸自第12普通科連隊 10名 ・偵察用バイク・装 甲車等 10

(13)

時間 訓練等種目 想定又は状況 行動概要 実施機関及び協力機関 使用資機材等 機関名 見積人数 9:40 ~ 10:20 水防工法訓練 垂水市災害対策本部は、これまでの豪 雨により本城川の堤が決壊、亀裂による 透水箇所が発生しており、大災害が発生 するおそれがあるとの通報を受け、堤防 崩壊防止のため垂水市消防本部及び垂水 市消防団の出動を要請した。 要請を受けた垂水市消防本部と垂水市消 防団は直ちに現場に急行、水防工法による 堤防崩壊防止措置に取り掛かった。 ●垂水市消防本部及び垂水市消防団は、 河川堤防の決壊及び越水防止のための 水防工法を実施する。 ●垂水市土木対策部長(土木課長)は作 業に立ち会う。 垂水市 垂水市消防本部 垂水市消防団 2名 4名 45名 ・土のう ・金杭、木杭 ・掛矢、スコッ プ・ブルーシート等 ・竹、ロープ ・その他 11:00 ~ 11:30 合同救出・救護 訓練(土砂災害 家屋) (想定)陸上自衛隊から新たに「大規模 ながけ崩れよる倒壊家屋1棟確認、その 周辺に負傷者3名を発見、倒壊家屋内に は2名が取り残されている。」との連絡 が入った。 (想定)連絡を受けた垂水市災害対策本 部は、垂水市消防本部に出動を命じると ともに、垂水市立医療センター垂水中央 病院に医療チームの出動を要請した。 また、海上自衛隊第1航空群は陸上自衛 隊第12普通科連隊から災害派遣支援要請 を受けて救助活動にあたることとした。 ●訓練は時間になったら令なく開始 ●垂水市消防本部は、当該家屋周辺の負 傷者8名、家屋内残留者2名(人形)の救 出活動に当たる。また、救急隊は、救 護所から病院への搬送の一部を実施す る。 ●陸上自衛隊陸自第12普通科連隊の救難 隊は、現場指揮所との調整により所要 の救出活動に当たる。 ●海上自衛隊第1航空群の陸上救難隊は 現場指揮所との調整により所要の救出 活動に当たる。 ●垂水市医療センター垂水中央病院は応 急救護所内の救急隊と協力し応急救護 所を開設、負傷者の応急処置を行う。 垂水市消防本部 陸自第12普通科連隊 海自第1航空群 垂水中央病院 鹿屋看護学校 16名 10名 10名 17名 8名 ・消防指揮車1台 ・消防レスキュー車1台 ・電源照明車1台 ・陸自車両2台 ・海自キャブ1台 ・高規格救急車1台 ・中病車両2台 ・エアーテント 1 張 ・ワイヤレスマイク ・テント3張 ・折椅子50脚 ・その他 11:30 ~ 11:35 救 援 物 資 輸 送 訓 練 垂水市災害対策本部は、垂水市商工会 と災害発生等の生活必需物資の供給に関 する協定に基づき、開設した避難所に対 し生活支援物資の確保及び供給を依頼し た。 垂水市から依頼を受けた垂水市商工会は、 会員に依頼物資の提供を求め輸送車両に搭載 する。(想定での実施とし実動は行わない。) 物資輸送車両は、訓練の都合上、訓練車両 一時待機場所から本部席前まで模擬の救援物 資を輸送、本部前で停車し市災害対策本部長 (市長)に救援物資を輸送してきた旨を報告 し手渡す。その後、再発進し駐車場に戻る。 垂水市商工会 2名 ・トラック1台 ・搭載物件3箱 (商工会所定で作 成) 救出・救護部隊 ●訓練開始時、各 車 両 は 赤 色 灯 点 灯、サイレン吹鳴 しながら会場に進 入する。 11

(14)

時間 訓練等種目 想定又は状況 行動概要 実施機関及び協力機関 使用資機材等 機関名 見積人数 11:35 ~ 11:40 訓練終了式 訓練終了後、参加機関及び団体、地域 住民ごとに整列して訓練終了式を行う。 Ⅴ 細部実施要領のとおり。 参 加 全 機 関 及 び 団 体 等 200 名 ・マイクスタンド ・ワイヤレスマイク 11:35 ~ 12:15 車両展示 ●訓練終了後、指定時間まで陸自及び消 防車両の展示を行う。 陸自第12普通科連隊 垂水市消防本部 陸自車両 消防車両 11:40 ~ 12:15 非常食試食 ●炊き出し訓練で湯煎したレトルト食材 を参加者に提供する。 水之上地区自主防組織 水之上地区婦人会 垂水市社会福祉協議会 200 名 はしorスプーン ゴミ袋 1 2

(15)

13 市役所~水之上公民館 約2.6km 徒歩約31分 Ⅴ 訓練細部実施要領 1 情報連絡・伝達訓練(8:00~9:00) ⑴ 実施責任者 垂水市各対策部長(各課長) ⑵ 参加機関等 垂水市、垂水市消防本部、垂水市消防団 ⑶ 場所等 職員在所、垂水市役所、各訓練場所等 ⑷ 細部実施要領 ア 「Ⅳ 訓練実施細目」の「想定又は状況」に基づき、各課長所定で、各課の連絡網 を使用した課員との情報連絡の確認を実施する。 イ 消防長所定で、消防本部、消防団の連絡網を使用して団長、各分団長との情報伝達 の確認を実施する。 ウ 垂水市、垂水市消防本部及び垂水市消防団は、総合防災訓練を通じて関係機関及び 団体との情報交換、調整等に関する連絡を積極的に行う。 エ 関係機関及び団体との連絡・伝達経路は次を基準とする。ただし、点線で示す箇所は想 定とする。 2 職員参集訓練(8:00~9:30) ⑴ 実施責任者 垂水市 総務課長 ⑵ 参加機関等 垂水市、垂水市消防本部 ⑶ 場所等 職員在所、垂水市役所、各訓練場所等 ⑷ 細部実施要領 「Ⅳ 訓練実施細目」の「想定又は状況」 に基づき、次を行う。 ア 総務課長は、関係職員を呼集する。呼集の手段及び方法は、総務課長所定とする。 イ 呼集を受けた関係職員は、総務課長から指定された場所等に参集する。指定場所等は、市 役所総務課又は水之上地区公民館グラウンドとし、市役所に参集した職員は、徒歩又は私有 車両で水之上地区公民館グラウンドまで移動する。 ウ 総務課長は、関係職員の呼集時に、それぞれの集合場所等の参集者の中から連絡員1名を 指定し、指定集合場所等における参集員数を確認し報告するよう指示する。 垂 水 市 災 害 対 策 本 部 鹿児島県災害対策本部大隅支部(大隅地域連絡協議会) 住 民 振興会長 鹿児島県災害対策本部 消 防 団 長 消防長 牛根分遣所長 当直分隊長 第1・4分団長 第3・6分団長 漁業協同組合(牛根・垂水市) 鹿屋警察署 垂水幹部派出所 牛根駐在所 NHK,MBC,KTS,KKB,KYT,FM たるみず 防災行政無線 署 長

(16)

14 エ 総務課長から報告を指示された各集合場所等の連絡員は、参集員数を確認し、速やかに総 務課長に報告する。 オ 参集した職員は、総務課長の指示により、あらかじめ指定された配置に付き、以後の訓練 に参加する。 3 炊き出し訓練(8:00~12:15) ⑴ 実施責任者 陸上自衛隊第 12 普通科連隊 派遣隊指揮官(以下、「陸自派遣隊指揮官」という。) ⑵ 参加機関 陸上自衛隊第 12 普通科連隊、水之上地区自主防災組織、垂水市社会福祉協議会 ⑶ 場所等 水之上地区公民館グラウンド ⑷ 細部実施要領 「Ⅳ 訓練実施細目」の「想定又は状況」に基づき、次を行う。 ア 水之上地区自主防災組織(給食班)は、陸上自衛隊第 12 普通科連隊担当部隊の支援を得て、 レトルト食材(カレー、ビーフシチュー、御飯)約250食を湯煎し配食する。(当日、陸自 車両は08:00には到着予定) イ 調理に係る材料及び資材の調達等は、市役所担当で前日に水之上公民館に準備する。 エ 調理の手順、要領等は、水之上地区自主防災組織の給食班及び陸上自衛隊の担当部隊との 間で協議する。 オ 湯銭を完了した食材は、訓練終了式終了後、訓練参加者、見学者等に喫食してもらう。 カ 喫食終了後、適宜、撤収する。 現地災害対策本部席 訓練場所

(17)

15 4 警戒監視訓練(8:15~8:30) ⑴ 実施責任者 垂水市消防本部 警防課長 ⑵ 参加機関等 垂水市消防団 ⑶ 場所等 水之上周辺地域(高城橋~牧橋) ⑷ 細部実施要領 「Ⅳ 訓練実施細目」の「想定又は状況」に基づき、垂水市消防団は、実動訓練想定に基づき、 警戒隊を編成し、水防監視員による本城川の水位の警戒監視(右岸側)に当たる。 ア 指定された水防監視員は、現地災害対策本部前で消防対策部長(消防次長代行)に「本城 川の水位警戒監視に当たります。」と申告し、巡視を開始する。 イ 警戒員は、巡視中の災害対策副本部長(副市長)に次の報告を行うものとする。 番号 時刻 場 所 報告内容 1 8:15 頃 牧 橋 警戒監視実施中、現在、異常ありません。 2 8:25 頃 高城橋 5 避難広報訓練(避難勧告・避難指示(緊急))(8:30~9:10) ⑴ 実施責任者 垂水市 総務課長 ⑵ 参加機関等 垂水市消防団、水之上地区自主防災組織、鹿屋警察署 ⑶ 場所等 水之上地区の指定広報区域 高城橋 牧 橋 警戒監視区域 ◎ 現地災害対策本部 (水之上公民館) ◎ 現地災害対策本部 (水之上公民館) 指定広報区域 現地災害対策本部 (水之上公民館) 指定広報区域

(18)

16 ⑷ 細部実施要領 「Ⅳ 訓練実施細目」の「想定又は状況」に基づき、次を行う。 ア 垂水市は、防災無線により避難勧告広報文の放送を行い、地区住民に避難を呼びかける。 訓練の都合上、放送席からの避難勧告広報文の放送(会場アナウンス)をもって、防災無線 による地区住民に避難を呼びかけに代える。 なお、指定広報区域外の水之上地区については、広報しているものとして実動は行わない。 イ 垂水市消防団は、配備車両によるサイレン吹鳴及び避難勧告広報文の放送により、「避難勧 告」が発表されたことを速やかに地区住民に周知徹底するための活動を行う。 ウ 水之上地区自主防災組織は、自宅訪問、声掛け等により、「避難勧告」が発表されたことを 速やかに地区住民に周知徹底するための活動を行う。 エ 鹿屋警察署は、署長所定により当該広報を行うものとする。 オ 8時30 分から行う住民避難訓練は、地域ごと集団での避難とし、そのための一時集合場所 を第6項「住民避難訓練(土砂災害対応)」の⑷イ項「徒歩集合場所(時刻)/指定バス停車場 (発車時刻)/バス運行経路」とし、消防団員による警戒員を配置して避難者の安全を確保す る。 カ 避難訓練に参加する住民は、避難勧告に関する広報を聴知するか、又は声掛け等によりそ れを知り得た場合は、集団避難のための一時集合場所に集合するものとする。 なお、各地区の集合完了時刻は、第6項「住民避難訓練(土砂災害対応)」の⑷イ項「徒歩 集合場所(時刻)/指定バス停車場(発車時刻)/バス運行経路」に示した時刻とする。 キ 広報内容は、次を基準とするほか関係機関所定とする。(避難準備・高齢者等避難開始は、 想定発令済み。) ※ 垂水市災害対策本部の処置(防災無線による避難勧告の放送等)は、想定で実施し たものとし、実動は行わない。 「訓練、こちらは○○○です。本城川の水位が急激に上昇しています。引き続き大雨・ 洪水警報が発表中であり、さらに水位が上昇するおそれがあります。垂水市災害対策本 部は、8時 30 分に水之上地区全域に対し、避難勧告を発令しました。もう一度避難場所 等、避難経路、連絡先を確認し、避難に必要なラジオや懐中電灯、3日程度の食料や飲 料水を持参し速やかに避難を開始して下さい。 なお、外が危険な場合は、屋内の高い所に避難してください。これは訓練です。」 「訓練、こちらは○○○です。本城川の水位が急激に上昇しています。引き続き大雨・ 洪水警報が発表中であり、さらに水位が上昇するおそれがあります。 垂水市災害警戒本部は、6時 05 分に水之上地区全域に対し、避難準備・高齢者等避難 開始を発令しました。 次に該当する方は、避難を開始してください。 お年寄りの方、体の不自由な方、小さなお子さんがいらっしゃる方など、避難に時間 のかかる方と、その避難を支援する方及び川沿いにお住まいの方、以上の方は、避難場 所、避難経路、連絡先を確認し、避難に必要なラジオや懐中電灯、3日程度の食料や飲 料水を持参し、避難を開始してください。 なお、避難場所への避難が困難な場合は、近くの安全な場所に避難してください。 それ以外の方については、気象情報に注意し、危険だと思ったら早めに避難をしてく ださい。これは訓練です。」 「訓練、こちらは○○○です。垂水市災害対策本部は、9時 00 分に水之上地区全域に対 し、避難指示を発令しました。本城川の水位が堤防を越えるおそれがあります。未だに 避難していない方は、緊急に避難してください。外が危険な場合は、屋内の高い所に避 難して緊急に避難してください。これは訓練です。」

(19)

17 6 避難誘導訓練(洪水・土砂災害対応)(8:30~9:30) (1) 実施責任者 垂水市消防本部 警防課予防係長 (2) 参加機関 垂水市消防本部・消防団、水之上地区自主防災組織、鹿屋警察署、鹿児島県隊友会垂水支部 (3) 場所等 水之上地区(住民居住場所~集合場所~水之上体育館) (4) 細部実施要領 「Ⅳ 訓練実施細目」の「想定又は状況」に基づき、次を行う。 ア 垂水市消防本部、垂水市消防団及び水之上地区自主防災組織は、それぞれ指定された集合場 所(次項第7「住民避難訓練(洪水・土砂災害対応)」(4)の表中「徒歩集合場所(時刻)/指定 バス停車場(発車時刻)/バス運行経路」に示した各地区の指定バス停留所)に待機する。 その後、集合した住民とともに徒歩で移動する場合は住民の前後を挟むように高齢者に歩調 を合わせて水之上体育館(想定避難所)まで誘導する。 市有マイクロバスでの移動については、住民の乗車を補助する。いずれの場合も事故や怪我 等のないように安全には十分注意する。 イ 高齢者、幼児等の避難行動要支援者の誘導、搬送手段等については、実施責任者所定とする。 ウ 鹿屋警察署は、警察パトカーにより、避難者の市有マイクロばすの先導を行い、円滑に避難 できるよう支援する。 現地災害対策本部 (水之上公民館) 避難誘導区域

(20)

18 7 住民避難訓練(洪水・土砂災害対応)(8:30~9:30) (1) 実施責任者 垂水市消防本部 警防課予防係長 (2) 参加機関 水之上地区自主防災組織 (3) 場所等 水之上地区(居住場所~水之上地区公民館) (4) 細部実施要領 「Ⅳ 訓練実施細目」の「想定又は状況」に基づき、次を行う。 ア 「住民避難訓練(洪水・土砂災害対応)」は地域ごと集団での避難を原則とし、そのための 徒歩集合場所、指定バス停車場及び集合時刻を下表エのとおりとし、消防団員等により警戒 員を配置して避難者の安全を確保する。 イ 避難訓練に参加する住民は、避難勧告に関する広報を聴知するか又は声掛け等により、そ れを知り得た場合は、指定バス停車場又は徒歩集合場所に集合するか、もしくは自家用車で の移動を開始する。 ウ 徒歩での移動が可能な者は、下表3箇所の徒歩集合場所に指定時刻までに集まり、消防団 員等の誘導に従い水之上地区公民館(想定避難所)に避難する。 エ 徒歩での移動が困難な者は、下表の指定バス停留場にマイクロバスが迎えに行くので、発 車時刻までに集合し、まとまって乗車して水之上地区公民館に移動する。 地区名 移動手段 徒歩集合場所(時刻)/指定バス停車場(発車時刻)/バス運行経路 1 水之上地区 (上本城、下本城) 徒 歩 徒歩集合場所:水之上小学校正門(9:00) 2 本高城地区 自家用車 (又は徒歩) 徒歩集合場所:本高城タクシー停車場(9:00) 3 牧地区 徒歩集合場所:牧タクシー停車場(9:00) 4 段地区 5 新光寺地区 6 内ノ野地区 7 上馬込地区 マイクロバス (第1便) 水之上地区公民館発(7:50)⇒上馬込タクシー停車場(8:00)⇒ 川畑瓦工場前(8:05)⇒今川原橋(8:10)⇒本城川水位観測所 (8:15) ⇒今川原ゴミステーション(8:20)⇒今川原自治公民館(8:25)⇒ 水之上地区公民館着(8:30) 8 田畑地区 9 今川原地区 10 井川地区 マイクロバス (第2便) 水之上地区公民館発(8:35)⇒ごたんだ橋(8:40)⇒ 下馬込タクシー停車場(8:45)⇒水之上地区公民館着(8:55) 11 下馬込地区 12 高城地区 水之上地区公民館発(9:00)⇒第2追神橋横公園(9:05)⇒下新御堂タ クシー停車場(9:10)⇒上ノ宮公民館(9:15)⇒水之上地区公民館着 (9:20) 13 新御堂地区 マイクロバス (第3便) 14 上ノ宮地区 恵光園 今川原地区 段地区 本高城・牧地区 井川地区 新御堂(上・下新御堂)地区 馬込地区 上之宮地区 田畑地区 現地災害対策本部 (水之上地区公民館) 新光寺・内ノ野地区 高城地区 水之上地区 本城地区

(21)

19 注1:マイクロバスが訓練参加者で満車となった場合は、そのバス停留所から水之上地区公民 館に直接移動し訓練参加者を降車させた後に、満車となった停留所から再度出発する。 注2:移動手段を地区毎に徒歩、マイクロバス、自家用車に分けているが、決して市有バスへ の乗車や徒歩、自家用車での参加を妨げるものではない。 注3:マイクロバスの移動開始時刻は時間的制約上、訓練想定とは異なる。 オ マイクロバスには、安全のため市役所職員及び消防職員各1名を同乗させる。 カ マイクロバスは訓練参加者の輸送が完了したら、理喜の駐車場で待機する。訓練終了時刻の 10分前までには、訓練参加者輸送の準備を完了する。 訓練終了後、訓練参加者をマイクロバスで各地区に送る。その際の運行経路及び乗車区分は 朝と同様(又は運転手所定)とし、出発時刻については現場で指示する。 キ 徒歩避難の要領 徒歩で避難する住民については、下表の指定集合場所に集合時刻までに集合し、待機してい る消防団員等(市消防各1名、第4消防分団各1名)の指示、誘導に従い水之上地区公民館(想 定避難所)に移動する。移動に際しては、避難住民の先頭と最後尾に位置する。 指定集合場所 集合時刻 1 水之上小学校正門 9:00 2 牧タクシー停車場 3 本高城タクシー停車場 ク 新光寺地区、内ノ野地区及び段地区については、訓練時間の制約から自家用車での参加を原 則とする。駐車場については、別紙第1の市が指定した一般駐車場を利用する。 8 避難所開設・運営訓練(9:00~10:55) (1) 実施責任者 垂水市 税務課長 (2) 参加機関 垂水市 (3) 場所等 水之上地区体育館イメージ(細部は別に示す。) (4) 細部実施要領 「Ⅳ 訓練実施細目」の「想定又は状況」に基づき、次を行う。 ア 9時から市職員により避難所の受付及び居住区画等の準備を開始する。(災害ボランティアセ 体育館内レイアウト 体育館出入口 横出入り口 は訓練終了 後、解放す る。 アマチュア無線 たたみ×50枚 避難用テント 段ボールベッド 簡易トイレ ボランティア待機場所 防災用品展示 開 始 式 避難所受付 ボランティア受付 体 育 館 横 出 入 り 口

(22)

20 ンターも同時に設置) イ 必要な資材(机、椅子、段ボール、パーティンション等)については、総務課で前日に搬入 する。 ウ 市職員は、避難訓練参加住民を来場する避難住民に見立てて受付要領を訓練する。 エ 市職員は受付の終わった住民を避難所運営訓練エリア(ステージ向かって右側)に誘導する。 (※ 地区住民以外の参加者については、ボランティアセンター受付に誘導する。) オ 居住区画の間仕切り区画数は、実施責任者所定とするが、その組み立ては、市職員指導の元 に来場者(避難訓練参加住民一般見学者等)に体験して貰う。段ボールベッド及び簡易トイレ の設置も同様に体験型とする。 なお、避難用テントは販売業者の説明の元で実施する。 カ 体験は9時45分から以下の順番で実施し10時25分を目途に終了する。 ① 段ボールベッドの組み立て ② 避難テントの組み居たて ③ 簡易トイレ設置 なお、細部については安心安全係長所定とする。 キ 上記の体験終了後、10時25分から市保健師による避難所生活についての講話を実施する。 ク 10時55分、講話終了後は11時からグランドで合同救出・救護訓練が行われるので見学 に行くように市職員は住民を誘導する。 ケ 後片付けについては訓練終了後に実施責任者所定で実施し、体育館内の所定の場所等に返納 するものとする。 9 災害ボランティアセンター設置・運用訓練(9:00~10:55) (1) 実施責任者 垂水市社会福祉協議会 事務局長 (2) 参加機関 垂水市、垂水市社会福祉協議会、水之上地区自主防災組織 (3) 場所等 水之上地区体育館内 (4) 細部実施要領 「Ⅳ 訓練実施細目」の「想定又は状況」に基づき、次を行う。 ア ボランティア受付班に限定して訓練する。 イ 訓練開始時刻になったならば、災害ボランティアセンターを設置する。 ウ 一般見学者や避難訓練参加住民にボランティアへの参加を呼びかけ受付を行う。 エ 受付班は、参集ボランティアの派遣先を水之上地区自主防災組織の給食班として必要な調整 を行う。 オ 給食支援班は、陸上自衛隊第 12 普通科連隊及び水之上地区自主防災組織の給食班が担当する こととする。 現地災害対策本部席 受付場所

(23)

21 10 防災用品(グッズ)展示(9:00~10:55) (1) 実施責任者 垂水市 総務課長 (2) 参加機関 垂水市、鹿児島県防災研修センター (3) 場所等 水之上地区体育館(前項の館内レイアウト図参照) (4) 細部実施要領 「Ⅳ 訓練実施細目」の「想定又は状況」に基づき、次を行う。 ア 鹿児島県防災研修センターの協力・支援を得て、防災用品(グッズ)の展示を行い、訓練参 加者及び地区住民の防災意識の啓発に資する。 イ 担当者は、訓練開始時刻までに準備する。 11 アマチュア無線による非常通信訓練(9:00~10:55) (1) 実施責任者 垂水市アマチュア無線自主防災会 会長 (2) 参加機関 垂水市アマチュア無線自主防災会 (3) 場所等 垂水市役所屋上、水之上地区公民館(体育館内) (4) 細部実施要領 「Ⅳ 訓練実施細目」の「想定又は状況」に基づき、次を行う。 ア アマチュア移動無線局を開設して、会員による災害の状況、避難所等における安否情報、 広域医療活動、救援物資に関する情報等々、会長所定で災害時に必要な情報の収集を行う。 イ 収集した情報については、適宜、現地災害対策本部に通報する。 現地災害対策本部席 訓練場所

(24)

22 12 開始式(現地災害対策本部開設)(9:30~9:35) (1) 実施責任者 垂水市 総務課長 (2) 参加機関等 垂水市、垂水市消防本部、垂水市消防団、その他の訓練参加機関・団体等 (3) 場所及び整列隊形 水之上体育館内とし、整列隊形は、ステージに向かって下図のとおりとする。 (4) 実施要領 ア 参加機関及び団体は、実施責任者の指示に従い整列隊形に示したとおりに整列する。 イ 司会進行は、危機管理監、号令官は警防課長が実施する。 ウ 式次第(進行シナリオ)は、別紙第3のとおり。 垂 水 市 商 工 会 垂 水 市 社 会 福 祉 協 議 会 垂 水 中 央 病 院 ・ 看 護 学 校 県 隊 友 会 垂 水 支 部 垂 水 市 各 振 興 会 垂 水 市 自 主 防 連 合 会 垂 水 市 消 防 団 垂 水 市 消 防 本 部 垂 水 市 役 所 □ 号 令 者 鹿 屋 警 察 署 海 上 自 衛 隊 第 一 航 空 群 陸 上 自 衛 隊 第 一 二 普 通 科 連 隊 ※ 国、県及び隣接市の各機関は、号令者の右側に整列し、号令に合わせての「頭 中」、「直れ」の動作については、各機関所定とする。 凡例 :市長 ◎:副市長 ▲:総務課長 ●:消防長 ○:消防団長 △:司会者(危機管理監) □:号令者(警防課長) 来賓・市議会議員

(25)

23 13 陸上自衛隊による被害状況調査訓練(9:35~10:40) (1) 実施責任者 陸自派遣隊指揮官 (2) 参加機関 第 12 普通科連隊 (3) 場所等 水之上地区(垂水市管内図は別途配布する。) (4) 細部実施要領 ア 陸自及び海自派遣隊指揮官(又は連絡官)は、現地到着後に災害対策本部長に災害派遣で到 着した旨を申告する。陸自派遣隊指揮官は引続き水之上地区の被害状況調査に出発する旨を申 告する。 イ 陸自派遣隊指揮官は申告後に、偵察班による水之上地区の被害状況調査を実施させる。 ウ 偵察班は情報を収集し、現地災害対策本部の陸自派遣隊指揮官に結果を無線で適宜報告する。 なお、偵察結果は次のとおりとする。 エ 偵察班は、陸自派遣隊指揮官に偵察結果の報告を終了したら、引続き水之上地区の昨年の台 風 16 号による災害状況を視察し、11時から開始される合同救出・救護訓練に間に合うように 訓練会場に帰投する。 【以下は想定実施とする。】 オ 陸自派遣部隊指揮官は、偵察班の偵察結果を災害対策本部長(市長)に報告する。 カ 偵察結果を受け、災害対策本部長(市長)は直ちに被災者の救出・救護を消防長に命じる。 キ 災害対策本部長(市長)の命を受けた消防長は、関係機関との協議を実施し被害発生地区に 救出・救護の車両及び人員を派出する。 馬込地区 田畑橋の南東側山沿いで土砂崩れが発生し家屋1棟が倒壊し、付近に自力歩 行困難な負傷者8名発見、さらに倒壊家屋内に2名が取り残されている。現場近傍まで の車両の通行及び救助活動は可能 訓練会場 調査区域

(26)

24 14 水防工法訓練(9:40~10:20) (1) 実施責任者 垂水市消防本部 総務課消防団係長 (2) 参加機関 垂水市、垂水市消防本部、垂水市消防団 (3) 場所等 本城川高城橋周辺(北西側) (4) 細部実施要領 「Ⅳ 訓練実施細目」の「想定又は状況」に基づき、垂水市消防本部、垂水市消防団は、河川 堤防の決壊及び越水防止のため次を行う。また、垂水市土木課は作業に立ち会う。 ア 訓練する工法の種類は、積土のう工法、改良積土のう工法及びシート張り工法の3種類とし、 各工法の担当割は次を基準とする。 工法の区分 担 当 割 担当責任者 積土のう工法 第1、3、5分団 第1分団 改良積土のう工法 第7,8,9分団 第8分団 シート張り工法 第2,4,6分団 第4分団 イ 実施責任者は、工法別に担当責任者を事前に指定しておく。 ウ 訓練開始前の待機要領、訓練開始要領及び訓練終了要領は、次のとおりとする。 (ア) 訓練開始前の待機要領 訓練場所の適当な位置に参加機関ごとに整列し待機する。 (イ) 訓練開始要領 ① 実施責任者は、開始時刻になったならば「各工法責任者は人員報告」と令する。 ② 各工法責任者は、(イ)項を受けて、工法名及び員数を実施責任者に報告する。 (申告例:「積み土のう工法、〇〇名」) ③ 実施責任は、全工法責任者から(ウ)項の報告を受けた後、必要に応じ注意事項を示達 したあと各工法責任者に「かかれ」を令し、各工法責任者は、団員に「かかれ」を令して それぞれの工法に着手する。 (ウ) 訓練終了要領 ① 工法別責任者は、担当工法が終了したならば訓練参加者を適当な場所に整列させ、異常 の有無を確認後、実施責任者に担当工法の終了報告を行う。 (申告例:「積み土のう工法終了、異常なし」) ② 工法別責任者は、終了報告後、他の工法が終了するまでの間、関係団員をその場で待機 させる。 ③ 実施責任者は、最後の工法別責任者から担当工法の終了報告を受けたならば、訓練参加 者を訓練開始前の待機位置に移動させ、移動完了後、解散させる。 積土のう工法 シート張り工法 訓練エリア 改良積土のう工法 積土のう工法 改良積土のう工法 シート張り工法

(27)

25 15 合同救出・救護訓練(土砂災害家屋)(11:00~11:30) (1) 実施責任者 垂水市消防本部 警防課長 (2) 参加機関 垂水市消防本部、陸上自衛隊第12普通科連隊、海上自衛隊第1航空群、垂水市医療センター垂 水中央病院、鹿屋看護学校 (3) 場所等 水之上地区公民館グラウンド ⑷ 細部実施要領 「Ⅳ 訓練実施細目」の「想定又は状況」に基づき、次を行う。 なお、倒壊家屋内にはダミー人形2体、家屋外には負傷者役8名(看護学生等)を配置する。 ア 訓練開始時刻になったならば、一時待機場所(別紙第2)を赤色灯点滅、サイレン吹鳴に て出発し、進入経路に従ってグラウンド内の訓練エリア周辺に進入する。 イ 垂水市消防本部の救助隊は、土砂災害家屋に係る詳細な報告を実施するととものに救出活 動に当たる。 ウ 垂水市消防本部指揮隊は、訓練エリア周辺の適当な位置に現場指揮所を設置し指揮活動を 実施する。 エ 鹿屋警察署は、垂水市医療センター垂水中央病院の医療チームの災害現場進出時に警察車 両による先導を行う。 オ 垂水市医療センター垂水中央病院は、鹿屋警察署パトカーの先導の下、グラウンド内に進 入し、現場指揮所での調整に基づき、負傷者の応急処置を行う。 カ 陸上自衛隊第 12 普通科連隊の派遣隊及び海上自衛隊第1航空群の陸上救難隊は、現場到着 後に現地指揮所での調整に基づき、所要の救出活動に当たる。 キ 医療チームの応急処置を終了した負傷者は、救急車で適宜搬送する。搬送先は想定垂水市 医療センター垂水中央病院(実際は体育館南側駐車場で降車させる。)とする。最後の負傷者 が救急車に乗り出発した時点で訓練を終了する。 ク 訓練終了時刻前に指定された活動を終了した機関は、適宜の位置で整列待機し、他の機関 の活動を見守るものとする。 ケ 実施の細部は、実施責任者所定とし、土砂災害車両及び土砂災害家屋に対応した合同救出・ 救護訓練をすべて終了したならば、実施責任者は、災害対策本部長(市長)に訓練終了した 旨を報告する。 コ 訓練終了後に引き続き救援物資輸送訓練が行われるため、合同救出・救護訓練参加者はグ ランド内で待機し、車両は救援物資輸送車両の妨げとならない位置に要すれば移動する。 訓練エリア 現地災害対策本部席 家 屋 家屋内:ダミー×2体

(28)

26 16 救援物資輸送訓練(11:30~11:35) (1) 実施責任者 垂水市商工会 事務局長 (2) 参加機関 垂水市商工会 (3) 場所等 待機場所(訓練車両駐車場)~水之上地区公民館グラウンド~待機場所 (4) 細部実施要領 「Ⅳ 訓練実施細目」の「想定又は状況」に基づき、次を行う。 ア 垂水市から依頼を受けた商工会は、会員に依頼物資の提供を求め輸送車両に搭載する。(想定 で実施したものとし実動は行わない。したがって、模擬の救援物資については、商工会事務局 長所定で段ボール箱等を使用して作成、救援物資であることを明示するものとする。 イ 物資輸送車両は、訓練の都合上、12時までに訓練車両駐車場にて待機し、訓練開始時刻に グラウンドに進入できるよう訓練車両駐車場を出発して、本部席前まで模擬の救援物資を輸送 する。 ウ 本部前に到着したならば降車して、現地視察中(想定)の垂水市災害対策本部長(市長)に 救援物資を輸送してきた旨を報告する。その後、再発進して合同救出・救護訓練場所を回避し ながら体育館(想定:救援物資保管場所)南側駐車場まで移動して停車、訓練を終了する。 現地災害対策本部席 待機場所 発進(訓練開始) 停車(訓練終了) 合同救出・救護訓練エリア 本部席前で一端停止後、降車し て 垂 水 市 災 害 対 策 本 部 長 へ 報 告、終了後乗車して、待機場所

(29)

27 17 終了式(現地災害対策本部閉設)(11:35~11:40) (1) 実施責任者 垂水市 総務課長 (2) 参加機関等 垂水市、垂水市消防本部、垂水市消防団、その他の訓練参加機関・団体等 (3) 場所及び整列隊形 現地災害対策本部席前とし、整列隊形は下図のとおりとする。 なお、雨天時は水之上体育館とし、その場合の整列位置はステージに向かって下図と同様と する。 (4) 実施要領 ア 参加機関及び団体は、実施責任者の指示に従い整列隊形に示したとおりに整列する。 イ 司会進行は、危機管理監、号令官は警防課長が実施する。 ウ 式次第(進行シナリオ)は、別紙第4のとおり。 18 車両展示(11:40~12:15) ⑴ 実施責任者 垂水市 総務課長 ⑵ 参加機関等 陸上自衛隊第12普通科連隊、垂水市消防本部 ⑶ 展示場所 水之上公民館グランド ⑷ 実施要領 各機関の長所定 ※ 非常食試食(11:40~12:15) 陸上自衛隊第12普通科連隊の支援を得て、温めた非常食の試食を行う。 垂 水 市 商 工 会 垂 水 市 社 会 福 祉 協 議 会 垂 水 中 央 病 院 ・ 看 護 学 校 県 隊 友 会 垂 水 支 部 垂 水 市 各 振 興 会 垂 水 市 自 主 防 連 合 会 垂 水 市 消 防 団 垂 水 市 消 防 本 部 垂 水 市 役 所 □ 号 令 者 鹿 屋 警 察 署 海 上 自 衛 隊 第 一 航 空 群 陸 上 自 衛 隊 第 一 二 普 通 科 連 隊 ※ 国、県及び隣接市の各機関は、号令者の右側に整列し、号令に合わせての「頭 中」、「直れ」の動作については、各機関所定とする。 凡例 :市長 ◎:副市長 ▲:総務課長 ●:消防長 ○:消防団長 △:司会者(危機管理監) □:号令者(警防課長) 来賓・市議会議員 現地災害対策本部席 放送席 来賓席

(30)

28 別紙第1 訓練主会場及びその周辺の警戒員配置要領 1 警戒員配置場所等 訓練が安全に実施できるよう万全を期すため、訓練会場及びその周辺に警戒員を配置する。 場 所 派出割 員数 水之上公民館出入口 「陸自調理用車両」(1台) 市職員 2 水之上公民館南側広場 来賓、訓練駐車場1及び同出入口 2 理喜鹿児島工場正門 訓練車両駐車場2及び一般車両出入口 2 水之上小学校正門 職員駐車場 1 高城橋~牧橋の間 牧橋と高城橋の間の三叉路(本城川北側) 1 武商店~水之上保育園 経路上の四差路交差点 1 一般、職員及び公用車 田んぼの真ん中(約40台) 2 高城橋北側 1 牧橋北側 1 合 計 13 2 警戒員配置図等 3 行動内容 (1) 警戒員は、8時00分までに配置につくものとする。 (2) 白点線内は全て通行止めとし、一部を駐車場として使用する。 (3) 業務の内容は次のとおりとし、臨機に対応する。 ・指定道路の封鎖(一般車両の通行規制) ・訓練車両の駐車場(一時待機場所)への進入誘導及び駐車要領に関する指示 ・一般車両の駐車場への進入誘導及び駐車要領に関する指示 ・訓練参加者、見学者の徒歩通行時の安全確保 市消防及び各消防分団駐車場 (本城川に向かって駐車) 牧 橋 高城橋 訓練車両駐車場1 訓練車両駐車場2 水防訓練会場 訓練車両駐車場3 市道(牧線) 来賓駐車場 公用車両駐車場 (本城川に向かって駐車) 一般及び職員駐車場 一時待機場所(合同救出・救護訓練) 陸自調理車両駐車場

(31)

29 別紙第2 訓練車両、一般・職員車両駐車場及び駐車要領等 1 訓練車両駐車場及び駐車要領 2 各消防分団駐車場 (1)市消防及び消防団車両(9個分団)並びに消防団員の車両専用とし他の車両は進入禁止とする。 (2)原則として訓練で使用する車両を前に配置し、本城川の方向を向いて駐車する。 (3)駐車の細部は市消防及び各消防団責任者所定とする。 3 来賓駐車場 (1)駐車は上図を原則とするが、到着順に奥から出船で駐車させる。 (2)駐車場が満車となった場合は、理喜駐車場を使用する。 4 一般及び職員駐車場 (1) 基本的に一般市民が最優先であるが、係り役員に就いている市職員及び防災訓練支援に来て いる他市町村職員は優先的に駐車させる。 (2)駐車場が限られているので、市職員は車両で進出する際は極力乗り合わせて参集する。 (3)他の訓練参加職員は、市バス又は徒歩で参集することを原則とする。 5 公用車駐車場 (1)防災訓練の資材、機材運搬用の公用車専用とし他の車両は原則進入禁止とする。 (2)駐車に際しては、原則として本城川の方向を向いて前方から順に駐車する。(路上駐車のため 訓練終了までの移動は困難と見積もられる。) (3)駐車については、各車両使用者の責任とする。 訓練車両駐車場2 大型バス(看護学校) (入口屋根付き車庫のみ) 陸自調理車両駐車場 来 賓 及 び 訓 練 車 両 駐車場1 「病院、商工会、警 察、自衛隊等」 理喜駐車場 公民館南側駐車場 理喜駐車場 建 物 倉 庫 出 入 り 口 出 入 り 口 看護学校大型バス 陸 バ イ ク 陸 バ イ ク ア 無 線 ア 無 線 警 察 警 察 中 央 病 院 中 央 病 院 社 会 福 祉 社 会 福 祉 消 防 指 令 商 工 会 市 消 防 車 陸 自 車 両 社 会 福 祉 社 会 福 祉 社 会 福 祉 石碑 陸 自 車 両 市 長 車 海 自 車 両 来 賓 来 賓 来 賓 市 消 防 車 市マイクロバス

(32)

30 6 訓練車列隊形成形エリアでの整列要領 必要に応じて、訓練開始の5分前を基準とし訓練駐車場から当該エリアに移動し隊形を整える。 ただし、実施責任者が時間を要すると判断した場合は、実施責任者所定の時刻に当該エリアに 移動、隊形を整えるものとする。 (1) 警戒監視訓練 ※ 訓練駐車場もしくは当該エリアから、それぞれ担当区域に向かうものとする。 (2) 避難広報訓練、避難誘導訓練 ※ 訓練駐車場もしくは当該エリアから、それぞれ担当区域に向かうものとする。 (3) 水防工法訓練 車両でのグランド進入は行わず、訓練参加機関毎に訓練エリアに徒歩で向かい、訓練開始時 刻までに隊形を整えるものとする。 (4) 陸上自衛隊による被害状況調査訓練 ※ 被害状況調査終了後は、救出・救護訓練(土砂災害家屋)参加車両の車両待機位置に移 動する。 (5) 合同救出・救護訓練(土砂災害家屋) ※ 一時待機場所は、本城川北側の河川敷道路とする。(別紙第1) ※ 一時待機場所である本城川北側の河川敷道路は9:20までは市民迎えのバスが通行す るので、駐車は市民の迎えが終了してからとする。 なお、訓練の都合により一時待機場所での車列の整列が困難な場合は、進入開始後に最終 調整地点を公民館前の道路とする。 ※ 訓練開始時刻の5分前までには、車列を形成することを原則とする。 ※ 合同救出・救護訓練参加の各車両は、公民館入口付近に至ったならばグラウンド内の市民 の動きに最大限の注意を払いながら入場するものとする。 ※ 車両の並びは上記を原則とするが、これに依り難い場合は実施責任者所定とする。 ・・・・・ 避難誘導訓練参加車両 避難広報訓練参加車両 被害状況調査訓練参加車両 垂水市消防 中央病院 南方向(本城川方向) 陸上自衛隊 海上自衛隊 鹿屋警察署

(33)

31 7 職員駐車場及び駐車要領 当該駐車場警戒員の誘導・指示に従い駐車するものとする。 ※ 水之上小学校の駐車場は、当日は登校日のため使用禁止とする。 ※ 報道関係者の車両は、一般及び職員駐車場に誘導する。 市消防及び各消防 分団駐車場 (9 個分団) 公用車駐車場 (本城川に向かって駐車) 一般及び職員駐車場 (約50台) 出 入 り 口 公用車駐車場 (本城川に向かって駐車)

(34)

32 別紙第3 開始式次第(進行シナリオ) 担当者 式次第(シナリオ) 行動等 司会者 「ただいまから、平成29年度垂水市総合防災訓練の開始式を行います。垂水市 災害対策本部長の垂水市長は、正面、中央の位置までご移動をお願いします。」 市 長 正面中央の位置に移動する。 号令者 「垂水市災害対策本部長に、頭中」、「直れ」 移動完了後 市 長 答礼する。 司会者 「訓練開始報告、総務課長は、災害対策本部長に 報告をお願いします。」 総務課長 「ただ今から、現地訓練を開始します。」 災害対策本部長の前に移動 し礼をして報告、報告後、再 度礼をして元の位置に戻る。 司会者 「災害対策本部長の垂水市長に訓練開始に際して 訓示をいただきます。お願い致します。」 市 長 訓示を述べる。 号令者 「垂水市災害対策本部長に、頭中」、「直れ」 訓示終了後 市 長 答礼する。 司会者 「市長は、元の位置にお戻りください。」 市 長 元の位置に戻る。 司会者 「以上をもちまして、平成29年度垂水市総合防災訓練の開始式を終わります。 各担当は配置についてください。」 号令者 「かかれ」

(35)

33 別紙第4 終了式次第(進行シナリオ) 式次第(シナリオ) 行動等 司会者 「ただいまから、平成29年度垂水市総合防災訓練の終了式を行います。垂水市 災害対策本部長の垂水市長は、正面、中央の位置までご移動をお願いします。」 市 長 正面中央の位置に移動する。 号令者 「垂水市災害対策本部長に、頭中」、「直れ」 移動完了後 市 長 答礼する。 司会者 「訓練終了報告、総務課長は、災害対策本部長に 報告をお願いします。」 総務課長 「全ての訓練を異常なく終了しました。」 災害対策本部長の前に移動し 礼をして報告、報告後、再度 礼をして元の位置に戻る。 司会者 「災害対策本部長の垂水市長に講評をいただき ます。市長、お願い致します。」 市 長 講評を述べる。 号令者 「垂水市災害対策本部長に、頭中」、「直れ」 講評終了後 市 長 答礼する。 司会者 「市長は、元の位置にお戻りください。」 市 長 元の位置に戻る。 司会者 「以上をもちまして、平成29年度垂水市総合防災訓練の終了式を終わります。 解散してください。」 号令者 「解散」

(36)

Ⅵ 災害対策本部長訓練視察計画 番号 訓練種目等 実施機関 訓練時間 所要時間 視察時間 1 情報連絡・伝達訓練 垂水市 垂水市消防本部 垂水市消防団 8:00~9:00 1:00 ― 2 職員参集訓練 垂水市 垂水市消防本部 8:00~9:30 1:30 ― 3 炊き出し訓練 陸自第12普通科連隊 垂水市社会福祉協議会 垂水市自主防災組織連合会(垂 水地区自主防災組織) 8:00~12:15 3:15 ― 4 警戒監視訓練 垂水市消防団 8:15~8:30 0:15 ― 避難広報訓練(避難勧告) 8:30~8:40 0:10 ― 避難広報訓練(避難指示(緊急)) 9:00~9:10 0:10 ― 6 避難誘導訓練(河川の増水、氾濫対応) ― 7 住民避難訓練(河川の増水、氾濫対応) ― 8 避難所開設・運営訓練 垂水市 9:00~10:55 1:55 9 災害ボランティアセンター設置・運用訓 練 垂水市 垂水市社会福祉協議会 垂水市自主防災組織連合会(垂 水地区自主防災組織) 9:00~10:55 1:55 10 防災用品の展示 垂水市 日本乾溜工業株式会社 エスパックス株式会社 9:00~10:55 1:55 ― 11 アマチュア無線による非常通信訓練 垂水市アマチュア無線自主防災 会 9:00~10:55 1:55 10:20~10:30 12 現地対策本部開設・ 開始式 参加機関及び団体 9:30~9:35 0:05 9:30~9:35 13 陸上自衛隊による被害状況調査 陸上自衛隊第12普通科連隊 9:35~10:40 1:05 9:35~9:40 1 行動計画 34 10:30~10:55 5 垂水市 垂水市消防本部 垂水市消防団 鹿屋警察署 鹿児島県隊友会垂水支部 垂水市自主防災組織連合会 (垂水地区自主防災組織) 8:30~9:30 0:30

(37)

番号 訓練種目等 実施機関 訓練時間 所要時間 視察時間 14 水防工法訓練 垂水市 垂水市消防本部 垂水市消防団 9:40~10:20 0:30 9:45~10:20 15 合同救出・救護訓練(土砂災害家屋) 垂水市消防本部 垂水市消防団(1、2分団) 陸上自衛隊第12普通科連隊 海上自衛隊第1航空群 鹿屋警察署 垂水市立医療センター垂水中央病院 11:00~11:30 0:30 11:00~11:30 16 救援物資輸送訓練 垂水市商工会 11:30~11:35 0:05 11:30~11:35 17 訓練終了式 全機関及び団体 11:35~11:40 0:05 11:35~11:40 18 車両等の展示 陸自第12普通科連隊垂水市消防本部 11:40~12:15 1:20 ― ※ 体験喫食 全機関及び団体 11:40~12:15 0:05 11:25~11:30 36

参照

関連したドキュメント

③  訓練に関する措置、④  必要な資機材を備え付けること、⑤ 

・ 総務班は,本部長が 5 号機 SE31

2020 年度柏崎刈羽原子力発電所及び 2021

  Part1 救難所NEWS Part1 救難所NEWS  海難救助訓練ほか/水難救助等活動報告  海難救助訓練ほか/水難救助等活動報告   Part2 洋上救急NEWS

スピーカは「プラントの状況(現状)」「進展予測,復旧戦術」「戦術の進捗状 況」について,見直した 3 種類の

(操作場所) 訓練名称,対応する手順書等 訓練内容

ことの確認を実施するため,2019 年度,2020

②復旧班員,発電班員 良 特になし 今後も継続的に訓練を行い,能力の 向上を図る。.