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目次 1. 内部境界層によるフュミゲーション発生の予測について 1 2. 定点水温連続測定地点の選定及び周辺海域の環境特性の把握について 5 3. 周辺海域における溶存酸素の状況について 7 4. 重要な群落等の文献調査結果について 9 5. 生態系の調査及び予測手法について 緑化計画

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神戸製鉄所火力発電所(仮称)設置計画

環境影響評価方法書

補足説明資料

平成27年11月

株式会社神戸製鋼所

資料 2-3 平成 27 年 11 月 30 日 火力部会資料

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目次 1.内部境界層によるフュミゲーション発生の予測について・・・・・・・・・・・・・・・ 1 2.定点水温連続測定地点の選定及び周辺海域の環境特性の把握について・・・・・・・・・ 5 3.周辺海域における溶存酸素の状況について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 4.重要な群落等の文献調査結果について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 5.生態系の調査及び予測手法について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13 6.緑化計画(樹種の選定)について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19 7.方法書及び要約書の記載内容の誤りについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20

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1.内部境界層によるフュミゲーション発生時における標高差の検討について 内部境界層によるフュミゲーション発生時については、対象事業実施区域の北部 に位置する六甲山系の標高差を考慮した予測及び評価を検討します。 具体的には、フュミゲーションモデル(Lyons&Cole,1973 年)において、内部境界層 の地上高さから標高高さ分を減じて予測する手法を実施する計画とします(図-1、 図-2参照)。 図-1 内部境界層における六甲山系の標高差を考慮するイメージ図 図-2 対象事業実施区域と北部に位置する六甲山系 1.内部境界層によるフュミゲーション発生の予測について ・内部境界層によるフュミゲーション発生時における標高差を検討すべき である。 ・内陸部の高層気象調査地点は、海岸部に近いのではないか。

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2.内陸部の高層気象観測地点について 内部境界層の高度Lは、次式に示すように海岸線からの距離(m)の 1/2 乗に比例す る式で表され、内陸側にいくに従い、高度が高くなります。経験的に比例定数Aは4~ 10 程度といわれています(図-3参照)。 L(x)=A・ X [記 号] L(x) :内部境界層の高度(m) A :比例定数(m 0.5 ) X :海岸線からの風下距離(m) 今回選定した内陸部の高層気象観測地点(図-4参照)は、海岸線から約 1,800m離 れた地点としています。 「神鋼神戸発電所」環境影響評価に係る現況調査の補完調査として、平成 8 年から平 成 9 年にかけて、今回の調査計画地点とほぼ同様の地点において高層気象観測を実施し た結果を表-1に示します。 内陸部の内部境界層の出現高度は 100m~1,100mとなっており、内陸部の高層気象観 測は 50m間隔で高度は 1,500mまで測定することから、内部境界層高度を十分検出可能 であり、予測条件の設定は可能と考えています。 図-3 比例定数Aの範囲 「平坦な沿岸地域における海風時の熱的内部境界層高度-TOKAI 1982~83 大気拡散実験の 再解析および KASHIMA 1972~77 飛行機観測との比較-」(安達ら、平成 15 年)より作成

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表-1 「神鋼神戸発電所」環境影響評価に係る現況調査(補完調査)における 内部境界層出現状況 № 出 現 日 時 内部境界層 高層気象 内陸 地点 気温 海水 温 比例 定数 A 対象事業実施区域 内陸部 150m 風 年 月 日 時刻 出現 高度 気温 勾配 出現 高度 気温 勾配 風向 m ℃ /100m m ℃ /100m - m/s ℃ ℃ m 0.5 1 8 7 26 12:00 300 -1.2 450 -5.8 WSW 3.9 33.3 27.4 2.9 2 8 7 26 13:30 250 -2.4 550 -6.8 WSW 6.9 34.2 26.9 3.5 3 8 7 26 15:00 50 -2.6 250 -4.2 SW 6.3 33.1 27.2 3.0 4 8 7 27 15:00 0 -0.6 150 -6.6 SW 5.7 34.8 28.1 1.8 5 8 7 28 13:30 200 -1.4 450 -5.6 SW 5.7 34.2 28.5 5.3 6 8 7 28 15:00 0 -0.6 150 -6.4 SW 4.6 34.2 28.5 1.8 7 8 7 29 12:00 50 -1.8 450 -8.0 SW 4.8 34.4 28.5 5.3 8 8 7 29 13:30 50 -1.2 250 -5.2 SW 4.0 35.6 28.2 3.0 9 8 7 29 15:00 50 -1.8 100 -5.4 SW 5.8 33.9 28.6 1.2 10 8 7 30 12:00 50 -2.4 200 -5.0 SW 3.9 33.4 28.4 2.4 11 8 7 30 15:00 150 -1.6 150 -7.6 SW 7.5 34.2 28.5 1.8 12 8 7 31 10:30 150 -1.6 550 -6.4 SSW 4.0 33.1 28.0 7.6 13 8 7 31 12:00 350 -3.0 800 -6.4 SW 2.9 35.0 28.7 9.5 14 8 7 31 15:00 250 -3.0 350 -6.6 SW 7.5 33.8 28.4 4.2 15 8 8 1 12:00 50 -1.8 650 -5.4 SW 3.6 34.8 28.2 7.7 16 8 8 1 15:00 200 -2.6 300 -3.4 SW 8.4 34.3 28.4 3.6 17 9 4 18 9:00 750 -2.2 850 -3.6 WSW 3.6 18.5 12.7 5.4 18 9 4 18 12:00 400 -3.0 900 -6.2 SW 8.8 21.2 13.3 10.7 19 9 4 18 13:30 350 -3.0 450 -4.4 SW 8.6 20.6 13.2 5.3 20 9 4 18 15:00 350 -2.0 450 -3.8 SW 9.3 20.5 13.4 5.3 21 9 4 18 16:30 150 -1.8 450 -2.4 SW 7.4 19.1 13.3 5.3 22 9 4 18 18:00 250 -1.0 750 -1.4 WSW 7.0 18.7 13.2 4.7 23 9 4 20 10:30 50 -2.4 200 -7.0 ESE 1.2 18.2 13.2 3.2 24 9 4 20 12:00 0 -0.4 350 -4.6 SSW 1.7 19.5 13.7 4.9 25 9 4 20 15:00 0 0.4 1100 -5.6 SSW 3.3 22.0 15.1 15.3 26 9 4 20 18:00 150 -1.6 300 -2.4 SW 7.4 18.5 13.4 3.6 27 9 4 22 12:00 0 -0.2 1000 -6.2 SSW 1.4 22.0 14.5 13.9 28 9 4 22 13:30 50 -0.8 350 -5.2 SW 3.8 22.3 15.2 4.2 29 9 4 22 15:00 350 -0.8 800 -5.0 SW 4.9 22.1 16.1 9.5 30 9 4 22 16:30 450 -1.8 650 -3.2 WSW 3.6 21.4 15.0 4.1 注)※1:調査期間 夏季)平成 8 年 7 月 26 日~8 月 1 日 秋季)平成 8 年 10 月 17 日~10 月23 日 冬季)平成 9 年 1 月 20 日~1 月 26 日 春季)平成 9 年 4 月 18 日~4 月 24 日 ※2:内部境界層判定条件 ・海風が吹走する日中の時間帯であること ・対象事業実施区域(二工区)における地上付近の風が海からの風であること ・内陸の地点における接地層が不安定であること 地上から高度 50mの気温勾配が-1.0℃/100m 未満、または、パスキル安定度階級が A~C ・海水温に比べて内陸地点の気温が高いこと(気温-海水温 ≧ 5℃) ただし、以下の条件を満たす場合は除外した。 ・対象事業実施区域(二工区)における混合層高度の方が内陸の地点の混合層高度より高くなっている。 ・内陸の調査地点で明らかに陸風になっている。 ・内陸の調査地点で混合層高度が対象事業実施区域(二工区)における海風の上限高度より高くなっている。

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定点水温連続測定の目的は、発電所地先海域の環境特性を把握することであり、「改 訂・発電所に係る環境影響評価の手引」(平成 27 年 7 月、経済産業省)では、調査地 点は、原則として取放水口前面海域の 1 点とし、測定深度は表層、中層及び下層とす ることが記載されています。 本事業においても、取放水口近傍に定点水温連続測定点を設けることが望ましいと 考えておりますが、当該海域は航路、泊地が多く設定され航行船舶が非常に多いこと や、港内では浚渫工事及び護岸工事等が実施されており、1 年間の長期にわたる連続 観測を実施するための測器を、取放水口近傍に設置することは、航行船舶への安全上 困難であるため、各部関係先等と相談、調整の上、現計画地点に設置することといた しました。 なお、対象事業実施区域及び周辺海域の環境特性を把握するために、定点水温連続 測定及び四季ごとに行う水温・塩分、流況調査に加え、図 1 及び図 2 に示します曳航 式の水温塩分流況調査(4 測線)を実施する計画としています。 図-1 水温塩分調査点、定点水温連続測定点、曳航式水温塩分流況測線図 2.定点水温連続測定地点の選定及び周辺海域の環境特性の把握について ・定点水温連続測定地点として、取放水口計画位置から約6km 離れた防波堤 の外の地点を選定しているが、防波堤内外では水塊が異なる。定点水温連続 測定は、取放水口近傍(防波堤内)の地点で調査すべきではないか。

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【参考】 曳航式の水温塩分流況調査の概要 調査時期:四季(冬季・春季・夏季・秋季)の大潮期における 2 潮時(下げ潮、上げ潮) 測定層 :水温、塩分は海面下 0.5m、1m、2m、3m、5m の 5 層 流向・流速は海面下 2m から 1m 間隔で水深の約 8 割まで 機器仕様:水温塩分計(Compact-CT) センサータイプ:サーミスタ(水温)、電磁誘導セル(塩分) 測定範囲 :-5~40℃(水温)、0~60mS/cm 測定精度 :±0.05℃(水温)、±0.05mS/cm(塩分) 超音波式流向流速計(Workhorse ADCP) 発信周波数:1,200kHz 測流範囲 :±5m/s 設定層厚 :5cm~4m 測定精度 :±0.25%または±0.25cm/s 図-2 曳航式水温・塩分、流況調査の概要

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対象事業実施区域の周辺海域の図1に示す調査地点における表層(海面下 0.5m)、 中層(海面下2m)、下層(海面下10m)の溶存酸素量経年変化は、図2に示すとおりで す。 2003 年度から 2007 年度の5年間における溶存酸素量の経年変化は、ほぼ横ばいで推 移しています。 現況調査では、図1に示す地点を含む周辺海域18地点で、表層(海面下 0.5m)、 中層(海面下2m)、下層(海面下10m)の3層で溶存酸素量を四季調査するとともに、 夏季においては、海底上1mの溶存酸素量についても調査する計画としています。 図-1 溶存酸素量調査地点 3.周辺海域における溶存酸素の状況について ・周辺海域の海底における溶存酸素(貧酸素)はどのように状況になっているか。 1 2 3 4 5

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図-2 溶存酸素量の経年変化(1996 年~1997 年、2001 年~2007 年) 現況調査 事後調査 神鋼神戸発電所 2号機稼働 神鋼神戸発電所 1号機稼働

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NO.21~26 の群落は、「神戸市民の環境を守る条例」、「神戸市市民公園条例」に基づ いて指定された「市民の森」について記述しました。 市民の森については、「こうべの名木・古木~市民の木・市民の森ガイドブック~」 (神戸市、平成 14 年)に指定年、面積、特徴、構成樹種などが記載されています。「市 民の森」の記載概要については、表 1 に示すとおりです。また、「市民の森」の位置に ついては、図 1 に示すとおりです。 表-1 市民の森 概要 出典:「こうべの名木・古木~市民の木・市民の森ガイドブック~」(神戸市、平成 14 年) 上記 6 箇所の「市民の森」については、平成 27 年 10 月 19 日に現地踏査を行い、構 成樹種について現地確認を行いました。現地で確認された構成樹種は、表 2 に示すとお りです。 図中 番号 区 市民の森名 指定年 面積 特徴 構成樹種 21 灘区 敏 馬( み ぬ め ) 神社 昭和49年 2,300㎡ 万葉の浜辺の名残をとどめる鎮守 の森。クスノキを中心にアラカ シ、ムクノキなどの高木がこんも りとした樹相を形づくっててい る。下草にはオニヤブソテツなど が育ち敏馬の浦の海岸の名残をと どめている。 クスノキ、イチ ョウ 、ク ロガ ネモ チ、 ニレ、ケヤキ、 ツバ キ、 サン ゴジ ュほ か 22 灘区 河内国魂( かわ ち く に た ま )神 社 昭和49年 500㎡ クスノキを中心にした常緑樹の 森。クロマツ、イチョウの大木が ある。 クロマツ、クス ノキ 、イ チョ ウ、 サク ラ、カヤ、タイ サン ボク 、オ ガタ マノ キ、モチノキほか 23 灘区 大 土(おおつ ち)神社 昭和49年 1,300㎡ 六甲川に沿って新緑が美しく広が る。クスノキ、アラカシを中心に した高木が植えられている。 イヌマキ、クロ マツ 、ア ラカ シ、 クス ノキ、ヒノキ、 サク ラ、 ネズ ミモ チ、 モミジほか 24 灘区 十 善( じ ゅ う ぜ ん)寺 昭和49年 28,000㎡ 早朝登山でも親しまれている社寺 林。寺の裏山の東半分はモウソウ チクの林で、西側はアラカシなど の生い茂る照葉樹林となってい る。ヒメユズリハが多いのが珍し い。 クロマツ、サクラ、クロガネモチ、ア ラカシ、ネズミモチ、スギ、エノキ、 クスノキ、タケ、ヤマモモ、モミジ、 ツバキ、ヒメユズリハ、ソヨゴほか 25 東灘区 弓 弦羽( ゆ づる は)神社 昭和49年 2900㎡ 自然林らしさが残る静寂な森。市 街地には珍しいシイ、アラカシな どがあり、自然らしさの残る森。 大きなムクノキがあり、ウバメガ シ、トベラ、イスノキなど海辺に 多い照葉樹が生育している。 エノキ、クスノキ、クロマツ、アラカ シ、クロガネモチほか 26 東灘区 保 久 良( ほく ら)神社 昭和50年 15,500㎡ 樹齢100年を超えるヤマモモ林が 見事。兵庫県下最大と認められて いるヤマモモ、クロガネモチがあ る。自然性の高い森林となって優 れた風致景観を形成している。 ヤマモモ、クロガネモチほか 4.重要な群落等の文献調査結果について ・重要な群落等の文献調査結果について、p134 第 3.1.5-24 表のうち、 NO.21~26 は神社名だけであり、どのような樹種があるか不明である。

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図-1 市民の森位置図 26.保久良神社 25.弓弦羽神社 24.十善寺 23.大土神社 22.河内國魂神社 21 敏馬神社 凡 例 :対象事業実施区域 :発電設備の設置予定地 :市民の森

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市民の森の外観(平成 27 年 10 月 19 日撮影)

21.敏馬神社 22.河内国魂神社

23.大土神社 24.十善寺

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表-2 NO.21~26 の市民の森で確認された樹種 N o . 2 1 N o . 2 2 N o . 2 3 N o . 2 4 N o . 2 5 N o . 2 6 敏 馬 神 社 河内国魂神社 大 土 神 社 十 善 寺 弓 弦 羽 神 社保 久 良 神 社 中 ・ 高 木 常 緑 ク ス ノ キ ● ● ● ● ● ● 6 ク ロ ガ ネ モ チ ○ ○ ○ ● ● 5 ス ギ ○ ○ ○ ○ 4 サ カ キ ● ○ ○ ● 4 ヒ ノ キ ● ○ ○ ○ 4 ア ラ カ シ ● ● ● ● 4 ヤ ブ ツ バ キ ● ○ ● ○ 4 ヒ メ ユ ズ リ ハ ○ ○ ● 3 イ ヌ マ キ ○ ○ ○ 3 ヒ サ カ キ ○ ○ ○ 3 サ ン ゴ ジ ュ ○ ○ ○ 3 カ ゴ ノ キ ○ ○ 2 マ サ キ ○ ○ 2 ス ダ ジ イ ○ ○ 2 ト ベ ラ ○ ○ 2 モ チ ノ キ ○ ○ 2 ト ウ ネ ズ ミ モ チ ○ ○ 2 ヤ ブ ニ ッ ケ イ ○ ● 2 ヤ マ モ モ ○ ● 2 ア カ ガ シ ○ 1 カ ク レ ミ ノ ○ 1 ヒ マ ラ ヤ ス ギ ○ 1 カ ヤ ○ 1 モ ウ ソ ウ チ ク ● 1 ソ ヨ ゴ ○ 1 オ ガ タ マ ノ キ ○ 1 タ イ サ ン ボ ク ○ 1 サ ザ ン カ ○ 1 タ ブ ノ キ ○ 1 マ テ バ シ イ ○ 1 ア セ ビ ○ 1 イ ス ノ キ ○ 1 ウ バ メ ガ シ ● 1 カ ナ メ モ チ ○ 1 ク ロ マ ツ ● 1 シ ャ シ ャ ン ボ ○ 1 シ ロ ダ モ ○ 1 落 葉 ム ク ノ キ ○ ○ ○ ○ ● ● 6 サ ク ラ 類 ○ ○ ● ○ ○ 5 イ ロ ハ モ ミ ジ ○ ○ ● ● ● 5 ア カ メ ガ シ ワ ○ ○ ○ ○ 4 エ ノ キ ○ ○ ○ ● 4 ハ ゼ ○ ○ ○ 3 イ チ ョ ウ ○ ○ 2 セ ン ダ ン ○ ○ 2 ク ヌ ギ ○ ○ 2 ア キ ニ レ ○ ○ 2 カ キ ノ キ ○ ○ 2 コ ナ ラ ● ○ 2 ト ウ カ エ デ ○ 1 エ ゴ ノ キ ○ 1 マ ユ ミ ○ 1 ニ セ ア カ シ ア ○ 1 ヤ マ ハ ゼ ○ 1 ネ ジ キ ○ 1 ア ベ マ キ ○ 1 低 木 常 緑 ネ ズ ミ モ チ ● ○ ○ ○ ● 5 ア オ キ ○ ○ ○ 3 シ ャ リ ン バ イ ○ 1 ク チ ナ シ ○ 1 落 葉 イ ヌ ビ ワ ○ ○ ○ 3 コ バ ノ ミ ツ バ ツ ツ ジ ○ ○ 2 モ チ ツ ツ ジ ○ 1 ホ ソ バ イ ヌ ビ ワ ○ 1 イ ボ タ ノ キ ○ 1 サ ン シ ョ ウ ○ 1 計 2 3 1 9 2 0 2 9 2 5 2 6 - ● : 主 要 構 成 種 ( 本 数 が 多 く 大 き な 個 体 を 主 要 構 成 種 と し た 。 )     ○ : 構 成 種   注 ) 園 芸 用 の 低 木 種 は 確 認 種 か ら 除 外 し た 。 出 現 頻 度 種 名 常 緑 落 葉 形 態 区 分 灘 区 東 灘 区

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1.注目種の選定 生態系の注目種に関する選定結果は、以下のとおりです。 (1) 上位性の注目種 生態系の上位種については、既存事例として近隣のポートアイランドで実施された 「第 11 次クリーンセンター建設事業環境影響評価書」(神戸市,平成 24 年)、及び当 社が、対象事業実施区域及びその周辺で実施した鳥類予備調査(平成 27 年 2 月~平 成 27 年 8 月)結果をもとに検討しました。なお、哺乳類については、既存事例で上 位性の種は確認されなかったため、鳥類の猛禽類を上位性の候補種としました。 既存事例または鳥類予備調査において確認された猛禽類(トビを除く)は、表 1 に 示すとおりです。このうち、既存事例及び鳥類予備調査で繁殖期に生息が確認された 種は 5 種で、このうち繁殖が確認された種はチョウゲンボウ 1 種でした。 以上のことから、生態系の上位性の注目種は猛禽類のチョウゲンボウを想定してい ます。 上位性の注目種を選定した理由は、表 2 に示すとおりです。 表-1 上位性の注目種候補種 種名 既存事例 * に おいて生息を 確認 既存事例 * に おいて繁殖期 (2 月~8 月)に 生息を確認 予備調査にお いて繁殖期(2 月~8 月)に生 息を確認 予備調査にお いて対象事業 実施区域周辺 で繁殖を確認 ミサゴ ○ × ○ × ハイタカ ○ × × × サシバ × × ○ × ノスリ ○ × ○ × チョウゲンボウ ○ ○ ○ ○ コチョウゲンボウ ○ × × × ハヤブサ × × ○ × *:「第 11 次クリーンセンター建設事業環境影響評価書」(神戸市,平成 24 年) ○:該当する ×:該当しない 表-2 上位性の注目種とその選定理由 視点 注目種 選定理由 上位性 チョウゲンボウ ・近隣のポートアイランドで実施された既存事例「第 11 次クリーンセンター建設事業環境影響評価書」(神戸 市,平成 24 年)で繁殖期に生息が確認されていること。 ・鳥類予備調査において、対象事業実施区域及びその周 辺で、繁殖が確認されていること。 ・ネズミ類を捕食するなど生態系の上位に位置すること。 5.生態系の調査及び予測手法について ・生態系の調査及び予測手法については、方法書段階であらかじめ決めておく 必要がある。

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(2) 典型性の注目種 生態系の典型種については、既存事例として近隣のポートアイランドで実施された 「第 11 次クリーンセンター建設事業環境影響評価書」(神戸市,平成 24 年)、及び当 社が、対象事業実施区域及びその周辺で実施した鳥類予備調査(平成 27 年 2 月~平 成 27 年 8 月)結果及び営巣環境の特性をもとに検討しました。なお、哺乳類につい ては、既存事例では外来生物のハツカネズミ、ネズミ科の一種しか確認されなかった ため、鳥類を典型性の候補種としました。 既存事例または鳥類予備調査において確認された鳥類は、表3に示すとおりです。 このうち、既存事例及び予備調査ともに確認された種のうち、営巣環境が樹林地・草 地などの緑地である種は、キジバト、ヒヨドリ、カワラヒワ及びムクドリの 4 種とな りました。 4 種のうち、カワラヒワは、繁殖期がキジバトより短期間であり、繁殖期調査を集 中して行うことができること、年間を通して植物食であるため、現地調査により餌内 容の把握が可能であることから、カワラヒワを典型性の注目種として想定しています。 典型性の注目種を選定した理由は、表 4 に示すとおりです。 表-3 典型性の注目種候補種 種名 既存事例 * に おいて繁殖期 (5 月・6 月) に生息を確認 予備調査において 対象事業実施区域 で繁殖期(5 月・6 月)に生息を確認 樹林地・草地な どの緑地を営 巣環境とする 現地調査によ り餌内容の把 握が可能 キジバト ○ ○ ○ △ ② ヒバリ ○ × ○ △ ② ツバメ ○ ○ × × ハクセキレイ ○ ○ × × ヒヨドリ ○ ○ ○ △ ② セッカ ○ × ○ × メジロ ○ × ○ △ ② カワラヒワ ○ ○ ○ ○ スズメ ○ ○ × △ ② ムクドリ ○ ○ △ ① △ ② * :「第11 次クリーンセンター建設事業環境影響評価書」(神戸市,平成 24 年) ○ :該当する × :該当しない △ ① :一部該当する(緑地以外の営巣環境も利用するため) △ ② :一部該当する(餌内容に植物以外が含まれるため)

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表-4 典型性の注目種とその選定理由 視点 注目種 選定理由 典型性 カワラヒワ ・近隣のポートアイランドで実施された既存事例「第 11 次ク リーンセンター建設事業環境影響評価書」(神戸市,平成 24 年)で繁殖期に生息が確認されていること。 ・鳥類予備調査の結果、対象事業実施区域及びその周辺の緑 地において、繁殖期に生息が確認されていること。 ・営巣環境が人工構造物ではなく、樹林地などの緑地である こと。 ・キク科、イネ科、タデ科、マメ科などの植物の種子を食べ る * 一次消費者で、猛禽類など高次消費者に捕食されるな ど、当該地域の生態系において中間的な位置を占める種で あること。 * 参考:原色日本野鳥生態図鑑<陸鳥編>(中村登流ほか,1995 年)

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2.調査内容及び調査、解析及び予測・評価のフロー 生態系調査の調査概要は表 5 に、上位性注目種(チョウゲンボウ)の調査、解析及び 予測・評価のフローは図 1 に、典型性注目種(カワラヒワ)の調査、解析及び予測・評 価のフローは図 2 に示すとおりです。 上位性注目種の調査では、調査結果をもとに、チョウゲンボウの繁殖箇所、主要行動 圏、主要ハンティング場所などを解析するとともに、事業計画(改変区域と面積)によ る繁殖環境、餌資源の変化などを予測・評価します。 典型性注目種の調査では、調査結果をもとに、カワラヒワの繁殖箇所、採餌環境など を解析するとともに、事業計画(改変区域と面積)による繁殖環境、餌資源の変化など を予測・評価します。なお、植物の種類及び種子量は、植生調査(春季及び秋季)にお いて種ごとに被度(%)を測定し、一定面積あたりの種子量を相対的に推定します。 表-5 生態系調査の概要 調査項目 調査内容 調査地域 及び 調査地点 調査時期 上位性注目種 (チョウゲンボウ) 生息状況 調査 対象事業実施区域及びその周 辺に定点を設置し、出現する 猛禽類の行動、飛行軌跡等を 把握する。ハンティング行動、 幼鳥の行動など把握する。 対象事業実施 区域及び周辺 2~8 月 繁殖状況 調査 繁 殖 行 動 が 確 認 さ れ た 場 合 に、営巣地及び巣立ち雛の有 無など繁殖状況を把握する。 採餌環境 調査 餌となるネズミ類、両生類、 爬虫類、鳥類を定量的に把握 する。調査は、陸生動物調査 の哺乳類調査、両生類調査、 爬虫類調査で把握する。 対象事業実施 区域及び周辺 春季、夏季、秋 季、冬季(両生 類・爬虫類は除 く) 典型性注目種 (カワラヒワ) 生息状況 調査 対象事業実施区域及びその周 辺 の 鳥 類 ル ー ト 調 査 に お い て、出現する個体の行動、確 認地点等を把握する。 対象事業実施 区域及び周辺 春季、夏季 繁殖状況 調査 任意観察法によりテリトリー 行動、営巣箇所、巣立ち雛、 幼鳥の有無等を把握する。 採餌環境 調査 環境類型区分を行い、区分ご とに植物の種数、種子生産量 を把握する。植物の種数、種 子量は、キク科、イネ科、タ デ科、マメ科の草本植物の被 度(%)を指標として相対的 に評価する。植生調査は繁殖 期の春季、秋季に実施する。 対象事業実施 区域及び周辺 春季、秋季

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図-1 上位性注目種(チョウゲンボウ)の調査、解析及び予測・評価のフロー <生息・繁殖状況> チョウゲンボウ生息・繁殖状況調査 (定点調査 3 地点で適宜実施) 平成 28 年 2 月、3 月、4 月、5 月、6 月、7 月、8 月 対象事業実施区域及び周辺 調査 調査 調査 調査 <採餌環境> 餌となるネズミ類の生息量を把握 (哺乳類調査の捕獲調査で実施) 両生類・爬虫類、小型鳥類の量の把握 (両生類・爬虫類・鳥類調査で実施) 対象事業実施区域内及び周辺区域 ハンティング行動 (定点調査で観察) 植生調査 環境類型区分図 チョウゲンボウの繁殖箇所の把握 主要行動圏の把握 チョウゲンボウの採餌環境 主要なハンティング場所の把握 チョウゲンボウの生息状況、繁殖環境、採餌環境の解析 事業計画図(改変区域と面積の把握) 事業実施前後でのチョウゲンボウの繁殖環境・餌資源の変化 チョウゲンボウへの影響の予測・評価 解析 解析解析 解析 予測 予測 予測 予測・・・・評価評価評価評価

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図-2 典型性注目種(カワラヒワ)の調査、解析及び予測・評価のフロー <生息・繁殖状況> カワラヒワの生息・繁殖状況調査 鳥類春季、夏季調査 (ルート調査、任意観察法) 対象事業実施区域内緑地及び周辺区域緑地 調査 調査調査 調査 <採餌環境> カワラヒワの餌量調査 植生調査 単位面積あたりの餌となる種子量の把握 対象事業実施区域内緑地及び周辺区域緑地 植生調査 環境類型区分図 カワラヒワの繁殖箇所 営巣環境(樹種・樹高等)の把握 つがい数の把握 カワラヒワの採餌環境 採餌環境(植物種数・種子量等) の把握 カワラヒワの繁殖箇所、繁殖環境、採餌環境の解析 事業計画図(改変区域と面積の把握) 事業実施前後でのカワラヒワの繁殖環境・餌資源の変化 カワラヒワへの影響の予測・評価 解析 解析 解析 解析 予測 予測 予測 予測・・・・評価評価評価評価

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1.隣接する神鋼神戸発電所における緑化(樹種選定)の考え方 緑化にあたっては、客土及び土壌改良を行って植栽基盤を整備し、植生調査結果 を踏まえて、スダジイ、タブノキ、アラカシ等の常緑広葉樹を主体とする樹林及び 草地を設けるとともに、常緑広葉樹を主体に鳥類の好む食餌植物等を取り入れて、 鳥類等の生息環境として整備いたしました。 2.今回の事業計画における緑化計画について 対象事業実施区域周辺の公園及び「神戸市市民公園条例」に基づき市民の森に指 定されている神社、並びにポートアイランド、六甲アイランド等の周辺の埋立地で 整備されている街路樹の構成樹種等を考慮するとともに、隣接する神鋼神戸発電所 の緑地帯における樹種の生育状況を当初計画と比較検証(潮風等による影響有無等) し、最適な緑化計画を作成する予定です。 6.緑化計画(樹種の選定)について ・対象事業実施区域周辺の神社、街路樹及び隣接する神鋼神戸発電所の緑地等 の植生状況を緑化計画に反映すべきである。

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方法書及び要約書の記載内容について、誤りがありましたので、以下のとおり訂正し ます。なお、下線部は訂正箇所を示しています。 方法書 p.169 誤 2. 住宅 対象事業実施区域の周辺における住宅の配置の状況については、第 3.2.2-2 図のとお りである。 対象事業実施区域の最寄りでは北約 0.9km*の新在家が準住居地域に指定されており、 発電設備の設置予定地から最寄りの住居までの距離は北北西約 0.4km*である。 正 2. 住宅 対象事業実施区域の周辺における住宅の配置の状況については、第 3.2.2-2 図のとお りである。 対象事業実施区域の最寄りでは北約 0.6km*の新在家が準住居地域に指定されており、 発電設備の設置予定地から最寄りの住居までの距離は北北西約 0.4km*である。 要約書 p.28 誤 2. 住宅 対 象 事 業 実 施 区 域 の 周 辺 に お け る 住 宅 の 配 置 の 状 況 に つ い て は 、 最 寄 り で は 北 約 0.9km*の新在家が準住居地域に指定されており、発電設備の設置予定地から最寄りの 住居までの距離は北北西約 0.4km*である。 正 2. 住宅 対 象 事 業 実 施 区 域 の 周 辺 に お け る 住 宅 の 配 置 の 状 況 に つ い て は 、 最 寄 り で は 北 約 0.6km*の新在家が準住居地域に指定されており、発電設備の設置予定地から最寄りの 住居までの距離は北北西約 0.4km*である。 7.方法書及び要約書の記載内容の誤りについて

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