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景気動向調査平成 3 年 1~12 月期実績 平成 31 年 1~3 月期予想 概況 業況 DI は改善 来期は悪化するもプラスを維持する見込み 今期の全業種総合業況判断 DIは 前期比 2.5 ポイント上昇の 9. と改善した 製造業は前期比 1.5 ポイント上昇の 14. 非製造業は同 2.9

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(1)

NO.110

平成31年 1 月

YOKOSHIN BUSINESS INFORMATION

景気動向調査 ……… 1

平成 30 年 10~12 月期実績、平成 31 年 1~3 月期予想

【インターネット版】

2 ◇全業種総合 業況・売上額・収益 DI 共に改善、 来期は業況・収益 DI が悪化するもプラスを維持する見込み

特別調査 「2019年の経営見通し」

……… 8

◇ 製造業 業況 DI が改善、 来期は業況、売上額、収益 DI 共に改善する見込み ◇ 卸売業 業況・収益 DI が悪化、 3 来期は業況・売上額・収益 DI 共に悪化しマイナスとなる見込み ◇ 小売業 業況・売上額 DI が悪化、 来期は業況・売上額 DI は改善するもマイナスが継続する見込み ◇ サービス業 業況・収益 DI が改善、 来期は業況・売上額・収益 DI 共に悪化するもプラスを維持見込み ◇ 建設業 業況・収益 DI が改善、 来期は業況・売上額・収益 DI 共に悪化するも高水準を維持する見込み ◇ 不動産業 業況・売上額・収益 DI 共に改善、 来期は業況・売上額・収益 DI 共に悪化する見込み ◇ コメント 4 5 6 7 ・日本の景気見通し「普通」61.1%、次いで「やや良い」18.4% ・2019 年の自社の業況見通しは「普通」が最多回答 65.6% ・2019 年の自社の売上額の伸び率は「変わらない」が最多回答 56.1% ・業況が上向く転換点「既に上向いている」26.3%、「改善の見通しは立たない」25.4% 〔特別項目・自然災害、異常気象と経営への影響〕 ・最も影響を受けた自然災害等は「特にない」50.0%、「台風・豪雨」32.9% ・受けた影響は「影響は受けなかった」43.0%、「仕入・調達・納期の遅れ」22.4%

(2)

≪調査要領≫ ●調査時期/平成 30 年 12 月上旬 ●調査対象/当金庫取引先(法人・個人事業者) ●調査方法/各営業店職員による聞き取り調査 ●分析方法/DI(Diffusion Index)による分析 ※ DIとは、「良い・増加・上昇・過剰」の回答全体に占める 割合と「悪い・減少・下降・不足」の回答全体に占める割合 との差を表し、景気判断や景気変化の方向を計る数値

景気動向調査

平成 30 年 10~12 月期実績、平成 31 年 1~3 月期予想

1 ≪よこしん≫ 景況レポート NO.110 今期の全業種総合業況判断DIは、前期比 2.5 ポイ ント上昇の 9.0 と改善した。 製造業は前期比 1.5 ポイント上昇の 14.0、非製造 業は同 2.9 ポイント上昇の 6.5 となった。 来期の全業種総合業況判断 DI は悪化するもプラス の維持を見込んでいる。

《 概 況 》

業況DIは改善、

来期は悪化するもプラスを維持する見込み

< 業況DI天気図> 30年 7-9月 10-12月 (予想)31年 1-3月 方向 6.5 9.0 8.6 12.5 14.0 16.3 3.6 6.5 4.8 4.8 0.0 ▲ 2.4 ▲ 18.2 ▲ 22.0 ▲ 16.7 7.0 16.5 10.4 20.3 25.6 23.4 0.0 7.2 3.0 低調←      →好調 建 設 業 不動産業 小 売 業 サービス業 非 製 造 業 卸 売 業 全 体 製 造 業 業種別業況判断DI推移 -20 0 20 H26 H27 H28 H29 H30 H31 ( 見 通 し ) 製造 業 非製造業 全業種総合 ( 見 通 し ) 全業種総合業況判断DI推移 -60 -40 -20 0 20 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 調査先 回答先 回答率 製 造 業 259 252 97.3% 卸 売 業 83 83 100.0% 小 売 業 115 109 94.8% サ ー ビ ス 業 117 115 98.3% 建 設 業 131 128 97.7% 不 動 産 業 69 69 100.0% 合 計 774 756 97.7%

(3)

全業種総合

全業種総合 ( 回答先 756 )

( 回答先 751 ) < 今 期 >

業況・売上額・収益DI共に改善

今期の全業種総合業況判断DIは、前期比 2.5ポ イント上昇の 9.0 となった。 売上額DI(増加-減少)は前期比 0.4 ポイント 上昇の 9.9、収益DI(増加-減少)は同 2.0 ポ イント上昇の 5.3 となった。 業況・売上額・収益DI -20 0 20 H26 H27 H28 H29 H30 H31 業 況 収 益 売上額 ( 見 通 し ) 販売価格DI(上昇―下降)は前期比 1.5 ポイン ト上昇の 4.9、仕入価格DI(上昇-下降)は同 0.1 ポイント上昇の 16.5 となった。 在庫DI(過剰-不足)は前期比 3.2 ポイント上 昇の 3.4 となった。 販売価格・仕入価格・在庫DI -20 0 20 40 H26 H27 H28 H29 H30 H31 ( 見 通 し ) 仕入価格 在 庫 販売価格 資金繰りDI(楽-苦しい)は-5.4 と、前期比 3.0 ポイント低下した。 借入実施企業割合は 31.7%と、前期比 3.5 ポイン ト上昇した。設備投資実施企業割合は前期比 0.8 ポ イント低下の 16.4%であった。 雇用面では、人手DI(過剰-不足)が前期比 3.7 ポイント低下の-24.3 と、人手不足とする傾向が続 いている。 資金繰り・人手DI -40 -20 0 20 H26 H27 H28 H29 H30 H31 ( 見 通 し ) 人 手 資金繰り < 来 期 >

業況・収益DIが悪化するもプラスを維持する

見込み

来期の全業種総合業況判断DIは今期比 0.4 ポイ ント低下の 8.6、売上額DIは同 0.2 ポイント上昇 の 10.1、収益DIは同 1.5 ポイント低下の 3.8 と、 業況・収益DIは悪化するもプラスの維持を見込ん でいる。 販売価格DIは今期比 1.1 ポイント低下の 3.8、 仕入価格DIは同 3.0 ポイント低下の 13.5 を見込 んでいる。 < 全業種総合 主要DI> 30年 1-3月 4-6月 7-9月 10-12月 (予想)31年 1-3月 方向 業 況 判 断 7.3 6.3 6.5 9.0 8.6 売 上 額 6.5 6.5 9.5 9.9 10.1 収 益 3.6 5.7 3.3 5.3 3.8 販 売 価 格 4.0 5.8 3.4 4.9 3.8 仕 入 価 格 15.0 12.7 16.4 16.5 13.5 在 庫 1.6 1.1 0.2 3.4 3.3 資 金 繰 り ▲ 4.1 0.4 ▲ 2.4 ▲ 5.4 ▲ 3.0 人 手 ▲ 23.8 ▲ 21.8 ▲ 20.6 ▲ 24.3 ▲ 24.5 ≪よこしん≫ 景況レポート NO.110 2

(4)

製造業

( 回答先 252 ) < 今 期 > 業況・売上額・収益DI -20 0 20 40 H26 H27 H28 H29 H30 H

業況 DI が改善

31 ( 見 通 し ) 業 況 収 益 売上額

売上額・収益DIは悪化するもプラスを維持

今期の業況判断DIは前期比 1.5 ポイント上昇の 14.0 となった。 売上額DIは前期比 0.8 ポイント低下の 10.8、収 益DIは同 2.0 ポイント低下の 6.4 であった。 販売価格DIは前期比 3.6 ポイント上昇の 6.4、 原材料価格DIは同横ばいの 18.7 となった。 原材料在庫DIは前期比 4.0 ポイント上昇の 4.0 となった。 資金繰りDIは前期比 0.4 ポイント低下の-2.0 となった。借入実施企業割合は 32.9%と、同 4.3 ポ イント上昇した。 販売価格・原材料価格・在庫DI -20 0 20 40 H26 H27 H28 H29 H30 H31 ( 見 通 し ) 原材料価格 販売価格 原材料在庫 設備投資実施企業割合は 22.6%と、前期比 4.9 ポ イント上昇した。 人手DIは前期比 6.6 ポイント低下し、-27.7 と なった。 < 個別業種 >

8 業種中 5 業種で改善

資金繰り・人手DI -40 -20 0 20 H26 H27 H28 H29 H30 H31 ( 見 通 し ) 人 手 資金繰り 10社以上回答のあった個別業種(8 業種)の業 況判断DIは、5 業種が改善、3 業種が悪化となっ た。 輸送用機械器具は前期比 54.6 ポイント上昇の 27.3、プラスチック製品は 19.7 ポイント上昇の 25.0、精密機械器具は同 19.5 ポイント上昇の 23.1 となった。 一方、一般機械器具は同 22.2 ポイント低下の 0.0、 食料品は同 17.3 ポイント低下の-25.0 となった。 〈注〉10 先以上回答のあった個別業種(8 業種) プラスチック製品、金属製品・その他、金属プレス・メッキ、 一般機械器具、電気機械器具、輸送用機械器具、精密機械器具、 食料品 < 製造業 主要DI> 30年 1-3月 4-6月 7-9月 10-12月 (予想)31年 1-3月 方向 業 況 判 断 14.6 13.5 12.5 14.0 16.3 売 上 額 10.3 9.1 11.6 10.8 14.0 収 益 8.7 11.6 8.4 6.4 9.2 販 売 価 格 2.4 4.4 2.8 6.4 3.6 原材料価格 17.8 15.1 18.7 18.7 14.8 原材料在庫 0.8 ▲ 0.4 0.0 4.0 4.0 資 金 繰 り ▲ 2.0 1.2 ▲ 1.6 ▲ 2.0 1.2 人 手 ▲ 22.5 ▲ 21.9 ▲ 21.1 ▲ 27.7 ▲ 27.8 3 ≪よこしん≫ 景況レポート NO.110

(5)

< 来 期 > < 業種別 業況判断DI> 30年 1-3月 4-6月 7-9月 10-12月 (予想)31年 1-3月 方向 部品加工型 19.1 23.7 17.1 22.5 24.8 プラスチック製品 21.7 15.0 5.3 25.0 20.0 金属製品・その他 19.7 23.5 19.8 20.7 26.6 金属プレス・メッキ 14.3 35.3 17.6 27.8 22.2 機械器具型 9.6 3.8 6.6 13.3 12.3 一般機械器具 ▲ 5.3 22.2 22.2 0.0 10.0 電気機械器具 20.0 0.0 15.8 5.6 0.0 輸送用機械器具 15.4 ▲ 9.1 ▲ 27.3 27.3 0.0 精密機械器具 11.1 0.0 3.6 23.1 28.0 消費財型 0.0 0.0 ▲ 6.9 ▲ 25.0 ▲ 14.3 食料品 0.0 15.4 ▲ 7.7 ▲ 25.0 ▲ 8.3

業況・売上額・収益 DI 共に改善する見込み

来期の業況判断DIは、今期比 2.3 ポイント上昇 の 16.3、売上額DIは同 3.2 ポイント上昇の 14.0、 収益DIは同 2.8 ポイント上昇の 9.2 を見込んでい る。 個別業種の来期の業況判断DIは業種によりまち まちで、4 業種で改善、4 業種で悪化を見込んでい る。

非製造業

( 回答先 504 )

■ 卸売業

(回答先 83)

業況・収益DIが悪化、

来期は業況・売上額・収益 DI 共に悪化しマイナスとなる見込み

<今 期> 業況・売上額・収益DI -20 0 20 40 H26 H27 H28 H29 H30 H31 ( 見 通 し ) 業 況 収 益 売上額 今期の業況判断DIは、前期比 4.8 ポイント低下 の 0.0 となった。 売上額DIは前期比 7.2 ポイント上昇の 9.6、収 益DIは同 1.2 ポイント低下の 0.0 となった。 販売価格DIは前期比 9.6 ポイント低下の 1.2、 仕入価格DIは同 4.8 ポイント低下の 13.3 となっ た。 <来 期> < 卸売業 主要DI> 30年 1-3月 4-6月 7-9月 10-12月 (予想)31年 1-3月 方向 業 況 判 断 ▲ 3.6 ▲ 6.0 4.8 0.0 ▲ 2.4 売 上 額 4.8 7.2 2.4 9.6 ▲ 1.2 収 益 ▲ 1.2 1.2 1.2 0.0 ▲ 7.2 販 売 価 格 ▲ 3.6 0.0 10.8 1.2 6.0 仕 入 価 格 18.1 13.3 18.1 13.3 16.9 在 庫 9.6 6.0 8.4 8.4 7.2 資 金 繰 り ▲ 3.6 ▲ 2.4 ▲ 8.5▲ 16.9 ▲ 18.1 人 手 ▲ 21.7 ▲ 20.5 ▲ 14.6 ▲ 20.5 ▲ 22.9 来期の業況判断DIは今期比 2.4 ポイント低下の -2.4、売上額DIは同 10.8 ポイント低下の-1.2、 収益DIは同 7.2 ポイント低下の-7.2 と、業況・ 売上額・収益DI共に悪化しマイナスを見込んでい る。 ≪よこしん≫ 景況レポート NO.110 4

(6)

■ 小売業

(回答先 109) <今 期> 今期の業況判断DIは 3.8 ポイント低下の-22.0、 売上額DIは同 1.8 ポイント低下の-14.5、収益D Iは同 0.9 ポイント上昇の-12.7 となった。収益D Iは改善するも業況・売上額・収益 DI 共にマイナス が継続している。 販売価格DIは前期比横ばいの 0.9、仕入価格DI は同 4.5 ポイント上昇の 13.6 となった。 <来 期> 来期の業況判断DIは今期比 5.3 ポイント上昇の -16.7、売上額DIは同 6.3 ポイント上昇の-8.2、 収益DIは同横ばいの-12.7 を見込んでいる。 食の安全性に対する意識の高まり仕入れができず苦労

■ サービス業

(回答先 115) <今 期> 今期の業況判断DIは、前期比 9.5 ポイント上昇 の 16.5 となった。 売上額DIは前期比 1.0 ポイント低下の 17.4、収 益DIは同 4.3 ポイント上昇の 11.3 となった。 料金価格DIは前期比 3.5 ポイント上昇の 2.6、 材料価格DIは同 3.4 ポイント上昇の 8.7 となった。 人手DIは前期比 0.7 ポイント低下の-26.1 と、 人手不足とする傾向が続いている。 <来 期> 来期の業況判断DIは、今期比 6.1 ポイント低下 の 10.4、売上額DIは同 0.9 ポイント低下の 16.5、 収益DIは同 0.9 ポイント低下の 10.4 を見込んで いる。 同業他社との競合により低価格が進み、顧客確保が大 変な状態です。(理容業)

業況・収益DIが改善、

来期は業況・売上額・収益DI共に悪化するもプラスを維持する見込み

業況・売上額DIが悪化、

来期は業況・売上額DIは改善するもマイナスが継続する見込み

5 ≪よこしん≫ 景況レポート NO.110 業況・売上額・収益DI -40 -20 0 20 H26 H27 H28 H29 H30 H31 ( 見 通 し ) 業 況 収 益 売上額 < 小売業 主要DI> 30年 1-3月 4-6月 7-9月 10-12月 (予想)31年 1-3月 方向 業 況 判 断 ▲ 22.7 ▲ 19.3 ▲ 18.2 ▲ 22.0 ▲ 16.7 売 上 額 ▲ 12.6 ▲ 10.1 ▲ 12.7 ▲ 14.5 ▲ 8.2 収 益 ▲ 12.6 ▲ 11.0 ▲ 13.6 ▲ 12.7 ▲ 12.7 販 売 価 格 8.1 5.5 0.9 0.9 0.9 仕 入 価 格 14.4 5.5 9.1 13.6 10.9 在 庫 1.8 2.8 4.5 8.2 9.1 資 金 繰 り ▲ 19.8 ▲ 14.7 ▲ 13.6 ▲ 20.0 ▲ 15.5 人 手 ▲ 18.0 ▲ 17.4 ▲ 13.6 ▲ 17.4 ▲ 14.8 業況・売上額・収益DI -20 0 20 40 H26 H27 H28 H29 H30 H31 ( 見 通 し ) 業 況 収 益 売上額 < サービス業 主要DI> 30年 1-3月 4-6月 7-9月 10-12月 (予想)31年 1-3月 方向 業 況 判 断 1.7 6.1 7.0 16.5 10.4 売 上 額 2.6 7.8 18.4 17.4 16.5 収 益 ▲ 2.6 7.0 7.0 11.3 10.4 料 金 価 格 ▲ 0.9 4.3 ▲ 0.9 2.6 0.9 材 料 価 格 4.3 2.6 5.3 8.7 6.1 資 金 繰 り ▲ 6.1 ▲ 0.9 3.5 ▲ 4.3 ▲ 2.6 人 手 ▲ 29.6 ▲ 28.7 ▲ 25.4 ▲ 26.1 ▲ 26.1

(7)

建設業

(回答先 128) <今 期> 今期の業況判断DIは、前期比 5.3 ポイント上昇 の 25.6、売上額DIは同 0.2 ポイント低下の 24.8、 収益DIは同 4.5 ポイント上昇の 17.1 となった。 請負価格DIは前期比 6.9 ポイント上昇の 13.2、 材料価格DIは同 0.2 ポイント低下の 24.0 となっ た。 人手DIは前期比 0.5 ポイント低下の-34.1 と、 人手不足とする傾向が続いている。 <来 期> 来期の業況判断DIは、今期比 2.2 ポイント低下 の 23.4、売上額DIは同 1.5 ポイント低下の 23.3、 収益DIは同 3.9 ポイント低下の 13.2 を見込んで いる。

■ 不動産業

(回答先 69) ≪コメント≫による <今 期> 今期の業況判断DIは、前期比 7.2 ポイント上昇 の 7.2、売上額DIは同 2.9 ポイント上昇の 5.8、 収益DIは同 13.0 ポイント上昇の 4.3 となった。 販売価格DIは前期比 4.3 ポイント低下の-1.4、 仕入価格DIは同 6.2 ポイント低下の 15.9 となっ た。 <来 期> 来期の業況判断DIは、今期比 4.2 ポイント低下 の 3.0 を見込んでいる。 売上額DIは今期比 2.9 ポイント低下の 2.9、収 益DIは同 8.6 ポイント低下の-4.3 を見込んでい る。

業況・収益DIが改善、

来期は業況・売上額・収益DI共に悪化するも高水準を維持する見込み

業況・売上額・収益DI共に改善、

来期は業況・売上額・収益 DI 共に悪化する見込み

≪よこしん≫ 景況レポート NO.110 6 業況・売上額・収益DI -20 0 20 40 H26 H27 H28 H29 H30 H31 ( 見 通 し ) 業 況 収 益 売上額 < 建設業 主要DI> 30年 1-3月 4-6月 7-9月 10-12月 (予想)31年 1-3月 方向 業 況 判 断 32.8 23.3 20.3 25.6 23.4 売 上 額 18.8 15.5 25.0 24.8 23.3 収 益 17.2 11.6 12.6 17.1 13.2 請 負 価 格 9.4 10.1 6.3 13.2 10.9 材 料 価 格 18.0 15.5 24.2 24.0 17.1 在 庫 0.8 1.6 ▲ 2.3 2.3 0.8 資 金 繰 り 3.9 11.6 1.6 1.6 5.4 人 手 ▲ 39.1 ▲ 29.5 ▲ 33.6 ▲ 34.1 ▲ 37.0 業況・売上額・収益DI -20 0 20 40 H26 H27 H28 H29 H30 H31 ( 見 通 し ) 業 況 収 益 売上額 < 不動産業 主要DI> 30年 1-3月 4-6月 7-9月 10-12月 (予想)31年 1-3月 方向 業 況 判 断 2.9 4.3 0.0 7.2 3.0 売 上 額 8.7 2.9 2.9 5.8 2.9 収 益 1.4 2.9 ▲ 8.7 4.3 ▲ 4.3 販 売 価 格 10.1 13.0 2.9 ▲ 1.4 ▲ 1.4 仕 入 価 格 14.5 26.1 22.1 15.9 14.5 在 庫 ▲ 4.3 ▲ 2.9 ▲ 11.8 ▲ 10.1 ▲ 8.7 資 金 繰 り 1.4 5.8 2.9 4.3 2.9 人 手 ▲ 2.9 ▲ 4.3 ▲ 4.3 ▲ 5.8 ▲ 4.3

(8)

コ メ ン ト ≫

<製造業> ・ 売上は順調に推移しているものの、後継者が決まらず経営課題となっている。〔自動車関連部品〕 ・ アメリカの通商政策が懸念材料となっている。〔プレス加工〕 ・ 外食産業は低調だが、小売向けは堅調である。年末年始などで好調に推移していく見込み。(甘味食材〕 <卸売業> ・ 業容拡大傾向にあるが、人員の確保が厳しく成長を妨げる懸念があると考えている。〔鋼材〕 ・ 天候による影響を受けた。個人消費も減少しており、売上に影響が出ている。〔青果〕 <小売業> ・ 大型店などの台頭により価格競争は激化し集客は減少傾向にあるが、固定客からの売上げは順調に推移し ている。〔寝具〕 ・ 商店街の集客力低下により売上げは減少している。〔婦人服〕 ・ 競合店との競争激化や異常気象等に伴う仕入れ単価の上昇が懸念材料である。〔スーパーマーケット〕 <サービス業> ・ 既存の福祉事業に加え、保育事業を新たに開始。事業所の増加に伴い今期は増収増益見込み。〔福祉〕 ・ 車の所有者の人口減少していることから、日本で車事業の維持は難しいと思う。〔自動車整備〕 <建設業> ・ 大手ゼネコンとの取引が多く、オリンピック関連の受注が増加している。〔土木〕 ・ 台風の影響により、個人向けの受注が多く多忙であった。〔建築〕 ・ 受注は増加したが、外注費が高まり利益率が低下している。〔建築〕 <不動産業> ・ 消費税増税の駆け込み需要に期待している。〔建売〕 ・ 大手企業の進出と地価高騰による仕入れ価格の上昇に伴い影響を受けている。〔不動産販売〕 ・ アパートローンの審査が厳しくなっている。〔不動産販売〕 7 ≪よこしん≫ 景況レポート NO.110

(9)

2019年の日本の景気見通し 4.1% 0.3% 1.7% 18.4% 61.1% 14.7% 3.1% 0.1% 18.8% 13.6% 61.1% 0.3% 1.7% 0.0% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 非常に良い 良い やや良い 普通 やや悪い 悪い 非常に悪い 2019年の自社の業況見通し 2.4% 0.1% 2.1% 17.4% 62.7% 13.4% 3.4% 0.3% 15.1% 14.9% 65.6% 0.3% 1.3% 0.0% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 非常に良い 良い やや良い 悪い 非常に悪い 普通 やや悪い

特別調査「2019年の経営見通し

Q1.2019年の日本の景気をどのように見通していますか。

日本の景気見通しは「普通」61.1%、次いで「やや悪い」18.8%

本の景気見通しは「普通」61.1%、次いで「やや悪い」18.8%

2019 年の日本の景気見通しは、「普通」(61.1%)が最多回答となった。次いで「やや悪い」(18.8%)、「や や良い」(13.6%)となっている。全ての業種で「普通」が最多回答となり、それぞれ 57%~67%の回答であ った。 前回調査の「平成 30 年の日本の景気見通し」(平成 29 年 12 月調査)と比較すると、「良い」(「非常に良い」 ~「やや良い」)とする企業が 15.6%(前回 20.4%)と 4.8 ポイント減少、「悪い」(「やや悪い」~「非常に 悪い」)とする企業が 22.9%(前回 17.9%)と 5.0 ポイント増加した。 今回調査 前回調査 (平成30 年の見通し)

2.2019年の自社の業況(景気)をどのように見通していますか。

2.2019年の自社の業況(景気)をどのように見通していますか。

2019 年の自社の業況は「普通」(65.6%)が最多回答

2019 年の自社の業況(景気)見通しは、「普通」(65.6%)が最多回答で、次いで「やや悪い」(15.1%) となった。全ての業種で「普通」が最多回答となり、それぞれ 62%~72%の回答であった。 前回調査の「平成 30 年の自社の業況(景気)見通し」(平成 29 年 12 月調査)と比較すると、「良い」(「非 常に良い」~「やや良い」)とする企業が 16.5%(前回 19.6%)と 3.1 ポイント減少、「悪い」(「やや悪い」 ~「非常に悪い」)とする企業が 17.5%(前回 17.1%)と 0.4 ポイント増加した。 今回調査 前回調査 (平成30 年の見通し) ≪よこしん≫ 景況レポート NO.110 8

(10)

Q3.2019年において自社の売上額の伸び率は、2018年に比べておおよそどれくらいになる

と見通していますか。

2019 年の自社の売上額の伸び率は「変わらない」(56.1%)が最多回答

2019 年の自社の売上額伸び率は、「変わらない」(56.1%)が最多回答となった。次いで、「10%未満の増 加」(23.7%)、「10%未満の減少」(9.9%)となっている。全ての業種で「変わらない」が最多回答となり、 それぞれ 49~62%の回答であった。 2019年の自社の売上額伸び率 9.9% 0.3% 0.4% 0.5% 1.3% 8.0% 25.2% 52.5% 9.7% 2.0% 0.1% 0.3% 1.7% 0.8% 0.5% 23.7% 6.2% 56.1% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 30%以上の増加 20~29%の増加 10~19%の増加 10%未満の増加 変わらない 10%未満の減少 10~19%の減少 20~29%の減少 30%以上の減少 前回調査の「平成 30 年の自社の売上額の伸び率」(平成 29 年 12 月調査)と比較すると、売上額の増加を見 込む先は 31.2%(前回 35.0%)と 3.8 ポイント減少、減少を見込む先は 12.3%(前回 12.1%)と 0.2 ポイ ント増加した。 今回調査 前回調査 (平成30年の見通し)

「既に上向いている」(26.3%)、「改善の見通しは立たない」(25.4%)

Q4.自社の業況が上向きになる転換点をいつ頃になると見通していますか。

自社の業況が上向く転換点となる時期は、「既に上向いている」(26.3%)が最多回答となった。一方で、「改 善の見通しは立たない」も 25.4%となった。 前回調査の「自社の業況が上向く転換点」(平成 29 年 12 月調査)と比較すると、「既に上向いている」が 3.9 ポイントの増加(前回 22.4%)、「改善の見通しは立たない」が 1.7 ポイントの増加(前回 23.7%)であった。 自社の業況が上向く転換点 8.9% 22.4% 5.4% 14.5% 13.0% 10.1% 10.3% 23.7%25.4% 7.5% 26.3% 11.1% 13.4% 6.7% 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% すでに上向いている 6か月以内 1年後 2年後 3年後 3年超 業況改善の見通しは立たない 業種別に見ると、建設業(39.8%)、製造業(31.0%)で「すでに上向いている」が最多回答。小売業(46.8%)、 サービス業(27.8%)、卸売業(27.7%)、不動産業(23.2%)で「改善の見通しが立たない」が最多回答とな った。 今回調査 前回調査 (平成30年の見通し) 9 ≪よこしん≫ 景況レポート NO.110

(11)

≪よこしん≫ 景況レポート NO.110 10 経営に 受けた 影響 22.4% 18.7% 43.0% 3.6% 5.2% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 売上・受注の減少 仕入・調達・納期の遅れ 店舗設備や工場等の損壊 影響は受けなかった 復旧需要など、むしろ好影響があった 2018 年に自社の経営で最も影響を受けた自然災害や異常気象は、「特にない」(50.0%)が半数を占め最 も多かった。次いで「台風・豪雨」(32.9%)、「猛暑」(9.7%)となった。 業種別に見ると、不動産業(58.0%)、製造業(57.9%)、サービス業(51.3%)、小売業(45.9%)で「特 にない」が最多回答。建設業(46.1%)、卸売業(43.4%)で「台風・豪雨」が最多回答となった。

特別項目(自然災害・異常気象と経営への影響)

「特にない」(50.0%)、次いで「台風・豪雨」(32.9%)

最も影響を受けた自然災害等 50.0% 1.5% 9.7% 5.0% 32.9% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 地震・噴火 台風・豪雨 豪雪・寒波 猛暑 特にない

Q.2018年の自社の経営について、最も影響を受けた自然災害や異常気象は何ですか。

「影響は受けなかった」(43.0%)、次いで「仕入・調達・納期の遅れ」(22.4%)

Q.2018年の自社の経営について、自然災害や異常気象により受けた影響で最も当てはまる

もの何ですか。

2018 年に自然災害や異常気象により経営に受けた影響については、「影響は受けていない」(43.0%)、次 いで「仕入・調達・納期の遅れ」(22.4%)、「売上・受注の減少」(18.7%)であった。 業種別に見ると、製造業(51.2%)、サービス業(50.4%)、不動産業(44.9%)、小売業(35.8%)、建 設業(32.8%)で「影響を受けていない」が最多回答。建設業(32.8%)、卸売業(32.5%)で「仕入・調 達・納期の遅れ」が最多回答となった。 ※建設業は「影響を受けていない」、「仕入・調達・納期の遅れ」が共に 32.8%で同率

参照

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