小・保「育ちゆく体とわたし」

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第4学年○組 体育科(保健領域)学習指導案 指導者 T1 ○○ ○○ T2 ○○ ○○(養護教諭) 1 単元名 育ちゆく体とわたし G 保健 (2)体の発育・発達 2 単元設定の理由 3 単元計画(全4時間) 1 変化していく体 ≪本時≫ 2 思春期の体の変化 ①体の外にあらわれる変化 2 思春期の体の変化 ②体の中の変化 3 よりよく体を発育 させるには ○ 体は年齢に伴い変化す ることや,発育の盛んな時 期が2回あることを知る。 ○ 入学してからの1年毎 の身長の伸びを紙テープ でグラフにあらわす。 ○ 友達とグラフを見合い, 気付いたことを話し合う。 ○ 発育・発達には個人差が あることを知る。 ○ これからの自分の発育 を予測し,養護教諭の話を 聞く。 ○ 1年生の頃と比べて, 男女の体つきにどんな違 いがあらわれてきたか考 える。 ○ 思春期の体の変化がど うして起こるのかを知 る。 ○ 体つきの変化は,早い 人や遅い人,変化があら われても目立つ人や目立 たない人など個人差があ ることを知る。 ○ 思春期には,体の中 にも変化が起こること を知る。 ○ 月経や精通について 知る。 ○ 初経や精通は早い遅 いなどの違いはあって も,誰にでもおこるこ とであることを知る。 ○ これから発育の盛ん な時期を迎えるにあた り,自分の生活を振り 返る。 ○ 体をよりよく発育さ せるためにはどのよう に 生 活 す れ ば よ い の か,思いつくものを出 し合う。 ○ よりよく体を発育さ せるための3つのポイ ントを知る。 【このような力をつける(単元目標)】 ○ 体は年齢に伴って変化し,その変化には個人差があるということ,思春期には心や体が変化すること, よりよい発育・発達のためには「調和のとれた食事」「適切な運動の習慣」「十分な休養・睡眠」が必要で あるということを理解することができる。 (知識及び技能) ○ 自分の生活を振り返って課題を見つけ,体をよりよく発育・発達させるためにはどのような生活を送れ ばよいのか,適切な解決方法を考えることができる。 (思考力,判断力,表現力等) ○ 自分の体の発育・発達や健康な生活を送ることのよさに関心をもち,自分のためにできることを考え, 取り組もうとすることができる。 (学びに向かう力,人間性等) 【このような教材で】 本単元では,自分の発育をふり返りながら 体は年齢に伴って変化すること,体の発育・ 発達には個人差があること,思春期になると 体に変化が起こり異性への関心も芽生えるこ と,よりよい発育・発達のためには,「調和 のとれた食事」「適切な運動の習慣」「十分な 休養・睡眠」が必要であることなどを学習す る。 児童が自分のよりよい発育・発達に見通し をもち,自分の生活の中から課題を見つけて その課題を解決するために日常生活で実践し ようとしていくことは,「自分の健康は自分 で守る・自分でつくる」という意識をもたせ るために,大変意義深いと考える。 【このような指導を通して】 本単元の指導にあたっては,発育・発達には個 人差があるということに気付かせるとともに,自 分や友達の発育・発達の違いを肯定的に受け止め ることができるようにする。また養護教諭と連携 し,思春期の体や心の変化は誰にでも起こりうる ということを捉えることができるようにするとと もに,よりよい発育のために必要なことを理解す ることができるようにする。 本時では,まず,生まれてからの10年間で発 育してきたことを確かめる。次に,身長の伸びを 表した紙テープを使い,体の発育には個人差があ ることに気付かせる。最後に,養護教諭が体の様 々な部分が発育していくという話をすることによ り,自分のこれからの発育を予測させ,これから の生活について考えさせるようにする。 【こんな子ども達だから】 ○ 体格差が大きく,自分の身長や体重を周りの児童と比較して気にしている児童がいる。また,思春期 の体や心の変化に興味をもちつつも不安を感じている児童もいる。 ○ 毎日の睡眠時間が9時間未満の児童が約5割おり,十分な睡眠時間を確保できているといえない。 ○ ほとんどの児童が「健康は大切だ。」と思い,食事,運動,睡眠などが大切だとわかっているものの, 健康のために自分でできることを考えて,具体的な目標を立てて行動しているという児童は少ない。

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4 本時 (1)主眼 体は年齢とともに発育することや,これから2度目の発育が盛んになる時期を迎えようとして いることを知り,自分の身長の伸びを調べたりこれからの発育を予測したりする活動を通して,発 育の仕方には個人差があることを理解することができる。 (2)準備 実測の紙テープ(現在の身長,1年生から3年生までの1年ごとの身長の伸び),動画, タブレット(教師用,児童用),ワークシート,健康ファイル (3)展開 ※ 点線で囲んだ部分は,見つけた課題を友達や教師と対話して解決していく場面である。 学 習 活 動 ○ 指導上の留意点 ● 評価 つ か む 5 分 つ く る 5 分 広 げ る ・ 深 め る 分 ま と め る 5 分 1 自分のこれまでの発育を振り返る。 2 体は年齢とともに発育し変化することと,こ れから2回目の発育の盛んな時期を迎えよう としていることを知り,めあてを確認する。 3 紙テープを並べて1年生から4年生になる までの自分の身長の伸びを確かめ,気付いたこ とを書く。 4 紙テープで棒グラフをつくって班で比べ合 い,気付いたことを発表する。 比べる視点・身長の伸び方 ・身長の伸びる時期 5 発育のしかたについて知り,これからの自分 の発育について考える。 6 養護教諭の話を聞いて,なりたい自分の姿を 予測しながら,よりよい発育について考える。 7 本時の学習をふり返る。 ○ 自分の発育に関心をもつことができるように するために,一人一人の現在の身長を紙テープで 表したものを提示する。(T1) ○ 一生の間に発育が盛んになる時期が2回ある ということに気付くことができるようにするた めに,「年齢と人の大きさのシルエット」の動画 を見せる。(T2) ○ 自分の身長の伸びを実感することができるよ うにするために,1 年ごとの身長の伸びを時期ご とに色別にした紙テープを用意する。(T1) ○ 全体交流にて「発育の仕方は人によって違いが ある」ということに気付きやすくするために,あ えて身長の伸び方や伸びる時期の違いが同じよ うな児童で班を構成する。(T1) ○ 身長の伸び方や伸びる時期は人によって違う ということに気づくことができるようにするた めに,紙テープの色に着目できるように助言をす る。(T1・T2) ● 体の発育の仕方には,身長の伸び方や伸びる時 期などに違いがあることに気付き,ワークシート に書いたり,話し合ったりすることができる。 (行動観察・発言・ワークシート) ○ これからの自分の発育に期待感をもって予測 することができるようにするために,教科書の4 人の発育グラフを提示する。(T1) ○ これから2回目の発育が盛んな時期を迎える ことになることを踏まえたうえで,今からどんな 自分になっていくのか予測できるようにするた めに,身長だけではなく,体の様々なところが成 長するという話をする。(T2) ○ これからの学習への意欲を高めることができ るようにするために,わかったことやこれから学 びたいことを記述させ,賞賛し,価値付けをする。 (T1) めあて これからの自分達の体の発育について考えよう。 30 毎年,身長は伸びているけど,私は2年 生の間にたくさん伸びているよ。 身長以外に体重も増えているよね。 目に見えるところたけではなく,体の中 も発育していくんだね。 まとめ 発育の仕方は,人によって違いがある。(個人差がある。) 今はあまり身長が高くないけど,これ から伸びそうだ。楽しみだな。 ぼくは,毎年同じずつくらい伸びてい るけど,Aさんは,急に伸びている時期が あるね。

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