通級指導教室 自立活動学習指導案
指導者 ○○○○
1 題材名 「おしゃべり大好き~ラ行音の発音練習を楽しくがんばろう!」 2 本題材の指導にあたって こ ん な A 児 を 2年生のA児は、全体的に発音の不明瞭さがみられ、ことばの発達にやや遅れがある。今年度より月4回「こ とばの教室」に通っている。1学期は、口の体操や聞き取り訓練、文字とのマッチングなどを通して発音練習を 行ってきた。口形に気をつけることができるようになり、全体的に発音の明瞭度は上がってきている。 明るく活動的でお話の内容も増えてきているA児だが、読むことや書く活動となるとまだまだ抵抗がある。お 話タイムの時間は、何をどのように話せばいいのか悩むときが多く、ひそひそ声になりがちである。しかし「カ ード」を使用したり、絵とマッチングさせたりして手だてを工夫すると話すことに意欲が増す。 自立活動の内容から こんな手だてで ○児童の実態から以下の内容を取り上げ、重点的 に取り組んでいる。 内容6 コミュニケーション (2)言語の受容と表出に関すること ・発声・発語器官の動きやそれを調整する力を 高め、正しい発音を習得させるようにすること が必要である。音を弁別したり、自分の発音を フィードバックしたりする力を身に付けさせ るとともに、構音運動を調整する力を高めるな どして正しい発音を定着させ、発話の明瞭度を 上げるようにする。 (3)言語の形成と活用に関すること ・言語発達に遅れのある場合には、まず良好 な人間関係を形成し、そこでのコミュニケー ションが円滑に行われるようにすることが必 要である。児童の興味・関心をもっている事 柄を利用して、言葉遊びを行ったり、作業を 取り入れたりする。視覚を適切に活用して、 言葉の意味を正しく理解し、活用することが できるようにする。 ○ 口の体操カードを活用して、口や舌の動きを 滑らかにする練習をさせたり、基本の音の発声 練習をさせたりして正しい口形や舌の動きがで きるようにする。 ・息を吐く、吸う。 ・唇を尖らす、戻す。 ・舌の運動(上下 左右 回す) ・ パ音、タ音、カ音の発声 等 ○ ラのつく単語(語頭)を20個練習する。 ・構音点がわからなくなった場合は、ウェハ ースを硬口蓋につけて確かめる。 ・単語20個のうち正解15個以上を合格と するが、それ以下でも努力をほめる。 ○ ラ行音のことばの絵カードをとり、正しく 発音する練習をする。 ・絵カードは裏返しにしてランダムに取る。 ・担当者と交互に絵カードを取り、発音する。 ・A児がビンゴになったら終了とする。 ○ おしゃべりタイムⅠでは、自由に話す場を おしゃべりタイムⅡでは、自分がやりたいこ とば遊びを選択し、担当者と楽しく活動でき るようにする。 3 本時のねらい ○ 母音やラ行音の単語を正しく発音できるようにする。 ○「おしゃべり大好きタイム」で話したいことを話題カードから選んで楽しくお話することができる。 ○ より明瞭な発音でカード等を正しく読むことができ、意欲的にことば遊びゲームに取り組むことができる。 4 準備 口の体操カード 口の体操 ラ行音ビンゴカード 発音カード 言葉遊びカード ウェハース こ ん な A 児 に ○ 口の体操や発音の練習、聞き取りの練習、文字とのマッチング等を通して、ラ行音を含む単語や短文を正し く発音することができるようにし、全体的に発音の明瞭度を上げる。 ○ ことば集め・しりとり・すごろくをしたり、好きな本を読んだりしながら、ことば・文字に対する興味や関 心を高め、語彙を増やしていくようにする。 ○ 興味のあることや得意なことを増やしたり、スモールステップで成功体験を積ませたりして、自信をもたせ る。5 展開 段階