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SCRを用いた直流点滅回路について

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Academic year: 2021

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(1)Title. SCRを用いた直流点滅回路について. Author(s). 中村, 岩美. Citation. 北海道教育大学紀要. 第二部. A, 数学・物理学・化学・工学編, 21(2) : 73-75. Issue Date. 1971-02. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/5934. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . 北海道教育大学紀要(第2部 A). 1巻 第2号 第2. 昭和46年2月. . SCR を用い た 直流点滅回路に ついて 中. 村. 岩. 美. 北海道教育大学岩見沢分校電気工学教室. Di t Swi t t by SCR rec ch Ci r cui 1wami NAKAMURA Depar i ineer ing tmentof E1 ect r caI Eng zawa Branch ,lwami , l d。 Uni Hok i i i ty of Educa く a s t ver on. Sum mary h ln thi 1 l ing and oscillating circuit of UJT was used to control the s experiment ,t e ・ ‐ h f A d h i i e e t the rel h h t n tant CR and the frequency r c swi e c ng qu at on between an hour cons y, i l .at i t t was ascertained thati on was examined, and, as a resul ts exper of dsc lmentaI Vah ーe ,i ided wi i th the theoret cal value coinc .. The circularising t・me was changed by a resistor paralleled to the lamp, and also the. ime of t ing condenser was control led. he transmi t t charging t. The control s fit was as tatus o. t was found that the swi assumed f tching frequency rom the theoreticalformula. However ,i i ime. Th i l l becons dered furtherin var ed according to the change of charging t i s point wi t another repor .. ミー. 緒. SCR を用いた直流点滅回路は 普通使用されている 電磁装置付点滅回路に比べて 広範囲の電流 ,. 電圧で動作し, 非常に高い信頼性を持っている. この直流点滅回路の原理は フリッ プフロッ プ回路 であり, 小電力用に用いられる. 筆者はフリ ッ プフロッ プ回路について理解すべく基礎的実験を行 ・なった なったのでここに報告する, 実験はランプの点滅回数及び通電時間の制御できる回路で行 , 2 SCR を 用 い た フ リッ プ フ ロッ ブ回 路 に つ い て 第 1 図に回路図を示す. SCR2 がオンしていると仮定すると転流用コ ンデンサ C には図示の極 性に電源電圧と等しく充電されている, 次に SCR, の ゲ ー トに トリ ガ パ ル ス が加 え られ る と SCRー は タ ー ンオ ン し, SCR2には瞬間的に転流コ ンデンサの電圧が逆電圧と して加えられ. , これによる. 逆電流が SCR2 に流れている電流と等 しくなっ た時 SCR2 は タ ー ンオ フ す る, 転流 コ ン デ ンサ C. の最小値は近似的に次の式で表わされる,. C≧ 蓄”F〕 ここ で. 1 ) (. Z o: タ ーフ オ フ 時 間 〔”S〕. ′: 転流時の負荷電流 〔A〕 E: C の充電電圧 〔V〕 (73).

(3) . i f Educat i Sec i l i do Univer t t lof Hokka s on( on l Jburna yo ,A). Voi ,21 ,2 , No. .. E. -. E. 一一一. 十. c. - -. r ÷ ÷ ÷ ÷ ÷÷ ( b SCR電圧波形 ). 0 SCR2. E. \/\. 0 .. 第1図 フリッ プフロップ回路. 一t. 「. E 「 ′ ÷ ÷ ÷十一. 一. SCR,. -( )ランプ電圧波形 a. 0. R2. R.. February l971. →t ( )C電圧波形 c 一t. ・. 第2図 電 圧. 波 形. SCR2 がターンオフした後, 転流用コ ンデンサは逆極性に充電される, 次に SCR2 の ゲー トに ト リ ガ パ ル ス が 加 え られ る と SCR2 は タ ー ンオ ン し, SCR武次タ ー ンオ フ す る. こ れ が 交 互 に 繰 り 返 される, 第 2 図 に ラ ン プ, SCR2 転流コ ンデンサの動作電圧波形を示す, コ ンデンサ C の電圧は SCR, アノ 【 ド側 を 正 に した 時 の も の であ る. F3. 第. 験. 実. 回. 2V 十i. 路. 3 図 に 実 験 回 路 を 示 す. SCR ゲ ー ト に は. R3. R. UJT に よ る し張 発 振 回 路 を 接 続 し, 抵 抗 尺2を 可 変 に して あ る. こ の パ ル ス 発 振 回路 で は ラ ン プの 点 滅 回 数 を 次 式 に よ っ て 変 化 させ る 事 が 出 来 る の. SCR・. R・ c2. 第3 図. ランプ. R,c. UJ T c・. で毎秒1 ,2から74回の範囲で調 整する事が出 来 る.. R. R ,. 実. SCR2. R7. 験. 回. 路. 2 ) (. c加gm(声) ~ -/ 4 6沢 梱 ) , “: 真 性 ス タ ン ドオ フ 比. フ リ ッ プ フ ロ ッ プ回 路 は 尺6 を可変に して通電時間を制御出来る様に した. 転流コ ンデンサの充. 電式は次式によってあたえられる. I. . I-26 ノ 1 。= E. (3). )C こ の 式 か ら 明 らか な よ う に, こ の 回 路 は SCR, が タ ー ンオ ン した 時 に 転 流 コ ン デ ンサ が(& +尺。 CR S が共 の時定数により充電きれる事を利用 して通電時間を変化 させたものである なお両方の. . にター ンオンする事によ って起る点流の失敗をさけるために, SCR2が導通状態のままとならない 様に抵抗 品 をラ ンプ抵抗に比べて大きな値にしてある. S4. 実. 験. 結. 果. )C 対点滅回数 N の グラ フ で あ 第 4 図は し張発振回路の 尺 2 を可変に した時の時定数 (足十尺2. )か ら計算した値もグラフ C と N が逆比例している事を示 している, 理論式1 ) る. 曲線は (尺.十尺2 に 記 入 して あ る.. 第 5 図は 島 を可変した時の点滅ランプの通電時間を制御したグラフである. 曲線は (&+&) が増加するにつれて指数関数的に通電時間は大きくな っている. (74).

(4) . 6年2月 昭和4. 北海道教育大学紀要(第2部 A). 第21巻 第2号. ランプ電圧波形. 実測値 計算値. 5. -+ - 2 R C [xl o 1. 1 0. 第4図 CR対点滅回数 SCR2電圧波形. 通 電 時間 . C電圧波形 写真 1 各々の電圧波形. I K s z l R. 第5図 R対通電時間. b 5%( 7 0%( ) ) と8 第 6 図は通電時間を 5 a , に した時のランプの電圧波形である. 写真1は通電時間 50% 時の各電 圧波形を. [V ] ( )通電時間5 0% a. 示 した も の で あ る. ラ ン プ の 電 圧 は SCR.が. →t. オ ンした時に瞬間的に 14V 位まで上 昇して い る. 逆 に SCR2 の電圧は -2V 位下降し. 5% ( b )通電時間8 7,. て い る. 転流 コ ンデ ンサ C の電圧は SCR.. . アノ ー ド側 を 正 に して 写 した も の で あ る,. 第6図 通電時間を変化した時の ランプ電圧波形. S5. 察. 考. R 6 を可変す ラ ンプの 直 流 点滅回路としては非常に安定した動作をする事が理解できる. 又 尺 2 ,‐. る 事 に よ り, 点滅回数と通電時間を制御でき便利な回路として使用 できる. ただし 品 を変化させ ると通電時間制御と同時に点滅回数も変化するので調整 が困難である 又通電時間を 50% 以下に. . するには 尺5の値をより小さく しなければならないが, 点流の失敗をさけるためにはラ ンプの抵 抗 ) に しておかなければならないので, この回路では無理である, 通電時間制御には R6を の10倍位2 )の方が調整が簡単なように思われ 可変とするより もゲートパルスの相対的間隔を制御できる回路8 , の値を大きくすればよい, るので次回に報告する. なおラ ンプの点滅回数を少なく したい時は C 献. 文. 1 5頁, 13~1 0 1 97 ): サイリスタの応用, 産報, 東京,1 1 ) 小津厚二郎, 横田 博( 66頁. 1 96 8 2 ):SCR マニュアル, オーム社, 東京,1 ) 東京芝浦電気株式会社( 6 1 96 ) 3 : シリコン制御整流器便覧, オーム社, 東京,45~52頁, ) 東京芝浦電気株式会社( (75).

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