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渦巻ポンプ羽根車の釣合孔漏洩流量に関する模型実験(続報)

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Academic year: 2021

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(1)Title. 渦巻ポンプ羽根車の釣合孔漏洩流量に関する模型実験(続報). Author(s). 三谷, 将之; 有江, 幹男. Citation. 北海道教育大学紀要. 第二部. A, 数学・物理学・化学・工学編, 30(2) : 279-291. Issue Date. 1980-03. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/6053. Rights. Hokkaido University of Education.

(2)      . 北海道教育大学紀要 (第2部A) 第3 0巻 第2号. 昭和55年3月. lo fHokka J i doUn i ou r na i fEduca t i t Sec i ve r s t l yo on( IA)Vo onl .30 .2 ,No. Ma 980 r ch ,1. 渦巻ポンプ羽根車の釣合孔漏洩流量 に関する模型実験 (続報). ニ. 谷. 将. 之・有. 江. 幹. 男*. 北海道教育大学札幌分校産業技術学科機械教室 寧北海道大学工学部機械工学科流体工学第一講座. iment on the Discharge Rate through I Exper A N1 ode Ba lancing Hol ifugal ler esin a Cent r ‐Pu1 T LP 1 ・npel. (a continued report) Masayuk i MITAN1a nd MikiO ARIE* Labor fl i t ITechno l t l ryo ido Un a o ndus l iver r a ogy i i r o Co tyofEduca ege t s on r o064 ,Sappo ,Hokka ,Sappo *Labo fF1 id ∼ l icsl F l fE r at o ryo i i t H i u k k d U i echan i rng sty o060 , , acu yo ngnee , o a o nver ,Sappor. Abstract Ba l ing ho l anc ia lthrustin single stage centr es are frequently used to reduce the ax i fuga I Purnps . A reduct ioninthe vo lumetr ice f f i iencyo fthe pumpsisunavo idab l c ebecauseofthel eakage. . through t he ho l i f f es caused bythe pressure d erenc e betweenthe front andback shroudsofthe impel l ers . ln ordertoreducetheax ia lthrust maintainingthe decreaseinthe volumetr ic eff ic iency as l las poss ible an accurateest sma i i t ft h d i h ma ono heba l e sc argef rom t inghe l , anc esisrequiredfo r iouscomb inat ionso var fthe i ions r dimensionsandlocat . ln a previous pape A i l 1 imenta linves r( reeta 978) anexper i at ionofthe d t i shr. c a gef rom . g , ba l ingholeswasreported,in whichtheexperimentalresul anc ts weresum mar ized bythisempi ica l r formul a .. α/ α。=尺“′艇γ ,exp(β 尺”) Th i ined on the bas i sformula wasobta l l sofexperiments performed fo ing ho r ba anc es whose diametersrangedf o t 2 rom l 8 o mm mm . . , lnt hepresentexper iment the diameterofthe ba lanc ing ho les wasextendedtotherange28 , , 6 mm. mm ≦ 〆 ≦ 5. (27 9 ).

(3)    . 三谷将之・有江幹男 tf ie l d a good resul id not y r o tthe previousformula d From these new data,i t wasf oundtha iameter wa o mm. l ing ho l zm 4 theba slargerth es whose d anc . inedinthi lformula wasobta Accordingly,a new emp i ica sreport: r. 3) Cd/Cd。=尺“ 獅字 .exp(β 理a fthestationary d i i ingd to l t faho sc, ic iento sc,Cd。tha f i eontherota where Cdi schargecoef sthed i b d dB b F d n i r v e l a e n t r a n r n um e a g 粥 y ldsnumber i Re , scharge Reyno ,Fキthe revo u on ou e dthe d l 〕 3÷ 00223(d〃) esand 0201十0 sdepthoftheho d β= −〔0 25×10‐5F, 嶺I 57×10‐ +1 .Herezi 伽= 2 . . . . lto o 5 mm. equa .. 1. 緒. 言. 単段片吸込み渦巻 ポン プに発生する軸推力 を軽減するために 一般的に 普及している一つの方法と して羽根車に釣合孔を設ける 方法がある. この方法は羽根車に孔を設けるため, 羽根車前面シュラ ウ ドと後面シュ ラウ ドとの圧力 差によっ て 生ずる孔よりの漏洩が体積効率を低下させるという欠点 をもっ ている. 軸推力 を十分に軽減しかつ体積効率の低下を可能な限り 防止するためには釣合 孔面 積およ び取付位置などの変化に伴う漏洩 流量変化の適確 な把握が必要 である. )においては 羽根車を単純化した円板に直径 1.0から 2.8mm までの4種類の円孔を取り 前報1 , 付けて釣合 孔の設けられた羽 根車の模型として, 釣合孔よりの漏洩量についての 実験を行い, その 結果について報告した. その際適当なパラメータを選定して次 元解析を行い 尺”(回転レイ ノルズ 8mm の場合には指数が異なる結果となり, 円 数) を使用 して実験式を得た. しかし円 孔直径が2. 直径の影響を受けずに どの程度まで実験式が 孔直径が2 .8mm より大きくなっ た場合についても, 適用されるかという問題が残されていた. 本報告は, 円孔直径を 5.6mm まで拡大した場合について, 前報と同 じ実験を行い, 実験式につ いて検討 を行っ た所, 実験式 で得られる流量係数と実験値との間に 一部10%以上の誤差を生じた. ー )を使用したところ, このため実験式の指数を尺e ,の代わりに円 孔直径を含んだF,(回転フル ド数 比較的良好な結果が得られたので, この結果について述 べるもの である.. 2. 実験装置およ び実験方法 i 実験装置は 前報と同じ装置 で概略は F g .1に示すとおりである. 外筒底部円板に漏洩 流量測定の ための円孔を設け, 外筒を静 止の状態にしておく, 水をヘッ ドタンクの水 量調節弁を通して内筒お よ び外筒に供給して 内筒内 で一定水位を保ちながら, 外筒底部に取り付けた 供試円孔より流出する 漏洩水をメスシリン ダーに受け, 台秤でその重量を測定する. 5 種 類 に 変 化 さ せ た.な お 実 験 に 使 用 し た 円 内 筒 の 水 位 打 は ″ =20 , 35 お よ び40cm の , 30 , 25 α 4 0 お よ び5.6mm の 3 種 i 孔部は F g .2に 示すような黄銅製で, 厚さ Zが 0.5mm, 直 径 が 2.8, . 類のもの である.円孔の数は 〆=2.8mm に つ い て は 2個 と し,d=4.omm お よ び 5.6mm に つ い て は 1個としてある. 固定内筒端 面と回転円板との隙間 βは前報と同じく 2.omm と 定め, 円 孔 の 円 (280 ).

(4)    . 渦巻ポンプ羽根車の釣合孔漏洩流量に関する模型実験 ter supp l Wa y. t i st a onar y. l l ey pu. と 目 雲 も り e r. l t e ec ro. t mo o r. i n g 綴喜 キ. ー i c nderfo y r d i s charge measurement. Fig.I Bxper in lapparatus 〔 l eta .. ナ メサ と ーー1ー1 1. 1の. t=〇 5mm ‐. 5m m. の=14mm d=1 〇一2 8mm , . , の=25mm d=る 5 6 ○ . . mm , lofba l ing‐ho l F g.2 Detai l anc e mode ,. 板 中 心 よ り の 距 離 γは 12.5 , 18,0 , 25.0 お よ び35.5mm の 4 種 類 と し た.. つ ぎに外筒に回転 を与え, 静止状態と同様の測 定を繰りかえした 外筒の回転数 “はモータ プ . リーの交換およ びモータ入力電圧の変化によっ て ”=390, 590お よ び780rpm の 3 種 類 に 設 定 し , 回転数は光電管式回転 計によっ て測定した. (2 ) 81.

(5)    . 三谷将之・有江幹男. 0 ,5. 0 20. 25. 30. 35 ・ 40 日(cm). ion7 ischarge i Fig.3 Ef fect ofd 2on d scrotat i diame f h l f ‐ r u s t a o o e s o v rae Q rom. 45. 5. ,o. ,5. 20. 25. 30 35 40 r(mm). ischarge rate Q l ion between d 罰ig.4 Re at is ld l ia tance γofho es andrad .. ter s .. 3. 実験結果およ び考察 3 .1 漏洩流量 i g 円板の静止時およ び回転時における円 孔からの漏洩流量と内筒内水位との関係の 1例 を F .3 に示してある. 同一円孔直径およ び同一水位において, 回転時の漏洩流 量は静止時よりも常に小さ     . i g つ ぎに, 孔からの漏洩流量と孔の位置との関係の1例を F .4に示す. 円板が回転している場合 には, 同じ直径の円孔であっ てもその位置が中心より離れるに 従っ て漏洩流量は減少する. この傾 向は円孔直径が大きくなるほ ど顕著に 現われてくる. 一の場合, 回 ig F .5には, 漏洩流量と円板の回転 数との関係の1例を示してある. 円孔直径が同 転数の増加とともに漏洩 流量は減少する. 円孔直径が大きく なるに従っ てその傾 向はより一層顕著 に現われる. 内筒内の水位およ び円孔の位置が変化してもこの傾向は同一 である. す F ig .6は, 漏洩流量と円孔の位置における周速 度 γの(の:回転角速 度) との関係の1例を示 . である ど顕著 は円孔直径の大きいほ 周速 度の増加とともに漏洩流量は減少するが, その減少割合 . 漏洩流量に関するこれらの特徴は前報の円孔直径が小さい場合と同じであり, その特徴は円 孔直 径が小さい場合より一層顕著に現われた. 3 .2 前報で求めた実験式の検討 Z=4.0およ び5,6mm について 十分適用 できるか どうかを調べるため, 前報 で求めた実 験式がc 実験値より求めた Cdと実験式より求めた Cd と を 比 較 し た 図 が Fig.7 であ る. 0の直線に近いほ ど実験式の精 度が良好なことを示す 5 計算点が4 . 2 ) (28.

(6)    . 渦巻 ポンプ羽根車の釣合孔漏洩流量に関する模型実験. 0. 200. 400. 60o 8oo n{rpm). looo. ischarge rate Q ion between d Fig.5 Re l at ・ lt i 2ofd andr evo uion 7 sc ,. 0 45 , 45 0 ,. 50 0 ,. 0. O. Q5. 1 0 , ●. 1 5 ,. 2 0 2 5 。 3 , . , 「ム ー 」(m/s ec). ischarge rate Q 団ig.6 Re l ion be tween d at l ve l f ia i i ty γq . ÷ . oc rcur erent j of and c ho l es ・. 55 0 0 60 65 0 , , , c l I t d〉 c a c U み e d(. 70 0 ,. 0 75 .. 1 方ig.7 Re 1 ion between measur at ed and ca cu− l l ischarge coef f ic ient ted va ues of d a Cd .. d=4,omm ま では ± 5%以内の精度を有している ことが認められる しかし直径が大き . くなるに .. 従って精度が悪くなっ て, α=5 0%以上の誤差を生じる 点が存在する ,6mm の場合について一部1 ようになる. 従っ て前報 で求めた実験式は円孔直径 が d=5, 6mm 以上の円孔直径の場合には再検 討の必要があると考えられる. 3.3 流 出 係 数 と しイ ノ ル ズ 数. 円孔直径をα ,これから流出する水の漏洩流量を Q 円筒内水位を〃,重力の加速度を 〃と す る と, 流出係数 Cdは一般に次式 で定義される. (283 ).

(7)    . 三谷将之・有江幹男. 0 6跳 . 26 8,0 3. 2. 4 6 8,o4. 2. 4 68 1が. 4 6. 2. R。 d Fig.8 Re f ic ient Cd 1 ion between d ischargecoef i at scharge 。and d isc ionary d Reyno l dsnumber Redforstat .. 次元解析を適用すれば, 流出係数と流れに関与する パラメータとの間には. ”尺 α,F, Cの d/れ ″云 ); 0 2 の関係があるものと考えられる. ここに & = @α・ の/リ(し:動粘性係数, りF Qパテ)d :平均 ごは円孔の幾何学的 / /γおよ び α 流出速度) は 流出レイノル ズ数,FF γ 左翼…は回転フルー ド数, d 形状を表わす無次元量である. なお, 流出係数と流れに関与する パラメータとして前報においては 尺e γを導入してあっ たが, 本報においてはデータより円孔直径の入っ た無次元項ということで Frを 新しく 尺” に代えて導入した. i F g 。と流出レイノル ズ数 尺dとの関係を示したもの .8は, 円板の静止時における流出係数 Cd であ る. 図 中d; 5.054 , 20.012 お よ び30.117mm に つ い て の 実 験 結 果 は 下 山 , 10.083 , 7.460 2 ) C ら に よ っ て 求 め ら れ た も の であ る. d o は R dの増加に従っ て減少する傾向を示している. つぎに円板が回転 している状態 での Cd と Red と の 関 係 を, 代 表 的 な 1 例 と し て,Fig,9 に 示 して. ある.Cdの Re dに対する変化傾向は円板の回転の有無によっ て異なり,Fγが増加するに従っ て,Cd は Re dの増加とともに増加する. F Fig .10 は Cd と F,の 関 係 をd;1.omm の 円 孔に つ い て 示 し た も の で あ り, Cd は γの 増加 と と. もに減少することが明 瞭に認められる. f )は円板の回転時および静止時における流出係数の比 d e ) F i b c ) ) ) a ) g .11( ,( ,( ,( ,( ,( (2 84 ). /Cα 。と 回.

(8)    .  . 渦巻ポンプ羽根車の釣合孔漏洩流量に関する模型実験. 。 3 ‐ 1 5 ,. 2 。 ,. 5 0 6 0 7 。 l03 x ・ , . R。 d. 4 ー 0 ‘. 3 0 ・. ion between d i f g.9 Relat scharge Coef ‐. 〇 5 ‐ 0 2 4. 6. 8 1 0 1 2 f 4 f 6 1 8 20 2 2 2 4. F1g・1O Re l ion between d t i a scharge Coef ‐ f ic ient Cα and revo lut ion Froude number Fγ ,. f ic ient Cα and d i l ds scharge ・ Reyno i l i f t r r number Re o v a o u s r e v o u o n d Froude numberF」. 厨ig.1I Re l ion between d ischargecoef f ic ientrat io C at d/Cd 。and l ion Fr revo ut oudenumber Fr .. 1 00 .. g ・ \ \ \ 、. ≧. dニー om m ‐. ∼ \. 署.    .   . ” \. 0 8 言… ‐. Q7 0. 2. 4. 6. 8. ,o ,2. ,ム. ー6. \ 」. 18 20 22 2ム. F ig.11 ) .(a. H(mm) 。 2。0 △ 250 0 300 50 ▼3 ・ 40 0. Q 7 0. 2. 4. g. 6. 8. 2 ,ム ー6 1 , o , 8 20 2 2 24 26 28 30. b) F ig.11 .( (28 5 ).

(9)      .  . 三谷将之・有江幹男. 0 200 △ 250 0 300 ▽ 35◎ ・ ム00. 0. 2. 4. 6. 8. 1 0 12 14. 16 18・ 20 22 24  . Fig.11 ) c .(. o\ 喜. 0 9    . d=2 8mm ‐ \ L. 0 \.         . \.     . :\ 7 0 . ・0. 2. 4. 6. 8. ム ー6 18 20 22 24 ,o ,2 I. 飛g.11 d) ,(. oo 9 0 ,. △. 日(mm) 0 200 △ 250 0 8 .. e;. ・ ▽. 0. \ 8. “g 8 ・ 400. 0 7 . 0. 2. 4. 6. 8. ,o. Fig ) e .11 .( (2 ) 86. ー2. 1ム. 16 18 20  . 22.

(10)    .    . 渦巻ポンプ羽根車の釣合孔漏洩流量に関する模型実験. 。\ , 0 .. h.  . o. d霊5 6 mm ,. ÷ \お.        。. OS.           o Aoo. 0 7 , 0. 2. 4. o. 6. 8. 10. 6. 8. 12. 14. 16 18 20  . f Fig ) .11 .( loooo. 4000 2000. ○. ム250 0300 ▽ 350 0 400 2. 4. 10. 12. 14. 16.   晒g,12 Re l ion between di l dsnumber at scharge Reyno 尺e d l ▽ i F d Fr t b a n r n e o u o r o u n e um e r d .. 転フ ルー ド数 Fγとの関係を示した もの である αが増加するに従っ て C /C のF に よ る 減 少割 合 d d 。 γ . は増加す る傾向を示している 。 Fig ,12 は, 流 出 レイ ノ ル ズ数 尺 d と 回 転 フ ルー ド数 F との関係を示す1例 である RedまFrの .. 増加に伴っ て減少する.. 3 .4 流出係数に関する実験式 円板の回転が, それに設けられた孔からの流出量に対して どのような影響を及ぼすかを数量的 , に評価しやすい形 とするために三つの無次元数 Cd,Red Fγの間の関係を実験式の形に整理してみ る. Fig .10 お よ び Fig .12 の 結 果 に よ る と, Cd と 尺” は F,の増 加 に よ り 共 に 減 少 す る 傾 向 を有 し て R い る,Fig 9 よ り d と Cd と の 間 に は 近 似 的 に 尺 αm“ ・ Cd= 一 定 = 忙 の 関 係 が あ る 指 数 粥は す . e . べ て の Fγの 値に つ い て 一 定 では なく Fγ と と も に 増 加 す る傾 向 を も て い る の で C の R っ , edこ対 , d 3 − する勾配と Fγの関係を示したF i − 5 よ 1 り = 3 3 α g . ,粥 = 2,57×10 +1,25×10 Fγと す る こ と が で ) (2 87.

(11)  .      . 三谷将之・有江幹男. 2 ミQ. AIA O 02 , 8 ▽2 0 x4 . 。 56. ▽. ・ ▽ t  . /。. △.               .       3 5) シ 25 16 5 7 16 十1 M十Q x o m岸塾(2 x 芹 厚3 , .. 0. 2. 4. 6. 8. 10 12 14 16 18 20 22  . Fig.13 凡 グversus }. ﹂ q o▲〇ヤX●.        . 場. 6 81. 晒ig.14. 2. ふ き 開票,.浄,ふ き. 4 6 81 0 ・. 3 ‐m弓′ 5だ cα 尺g J Ver sus Fγ. き る.. 3 5 ′ 5 3 と の 関 係 を 求 め る Fig 14 は に= 尺g / つ ぎに, こ の 式 に お け る ” の 値 と Fγ α−m彫 ・ Cd と Fγ を . . 5 3 / 片 対 数 グラ フ 上 に 円 孔の 直 径 α を パ ラ メ ー タ と して 表 示 し た も の であ る. こ れ よ り K と Fγ と の. 関係は 尺=βメギ担 (β:定数) の形によっ て表示できるこ とが考えられる. ここで ” を消去すると F非 なる形の関係が推定される いま静止時 すなわち 兄 =0の場合を考える 尺 α‐m昨.c d=βが , , . と Cd=βとなり, βは静止時における流出係 数 Cd oとおくと上 。を表わすことになる.そこでβ=Cd βF字 と な る −m 式 は Re d 昨 . Cd= Cd 。.8 . 3 と(C / )R −m昨 と の 関 係 を 片 対 数 グラフ に 図 示 した も の が Fig / さ ら に, 足5 .15 であ る. 円 α 。 e d. i 孔直径によっ て勾 配が異っ ているの でF g .16によっ て直径 と厚みの比を考慮に 入れた指数 β を 云 β =−〔0.0201十0 / ) 〕 と決定した. 23(d 02 .0 すなわち, 本実験 で得られた測 定結果は, 静止時と回転時の流出係数の比の形として次式のよう (2 ) 88.

(12)      .  . 渦巻ポンプ羽根車の釣合孔漏洩流量に関する模型実験. パーo △ o▼×・.        . 0 4. 6 81が. 2. 4. 6 81が. 2. 25 7 1 2 ( ※雨も 5 ・命)* ※ .. 4. ( /亀濠 ・. 6 81 0 ,. 3 ′ 5だ 団 i , )Re g r ve sus Fr .15 (Cd/Cd d−mF 。. d/t.             − ▲1 ▼ 餌 Fig・16. β ve ) /云 r sus(d. な実験式 の形にとりまとめることが できる .   . で妄 =. ( 2 5 7×1ー+1 2 5×1” み)謬燭. − { 2 ・ 0 1十o ・ o o 2 23 t {d / ) 1畔超 &〆 . 8 αo. こ こ に, 0 ≦Fγ≦ 29,3,2.0 ≦ (d/云)≦11 2 なお eの 指 数 に お い て (d/云) の 項 は 孔直 径 が 小さ い . ,. 時にはさ ほど有効 ではないが, 直径が大きくなるに従っ て精度を維持するためには看過 できない項 と なる. おこっ い て, 工 作加 工 上, d が 2 8mm 以 上 の 大 き さ では 云=0 5mm の 精 度 は 十 分 であ る . , , (28 9 ).

(13)   .    .  . 三谷将之・有江幹男. 岬. も.   4占 O ‐ 45. 5o o ,. 65 55 o 6o o o , ・ . l Cd ( l t u a a c ed) c. 7O O ,. O 75 ,. l l ated cu ed and Ca ion between measur l Fig.17 Re at C i t f f i n h c e i fd o e d l r eC c a s g . vaueso. 分低下する.云を変化させ た場合の実験は現在継 続中 であ が, αが2 .omm 以下の場合には精度が幾 る.. 出係数 Cdと実験式より求めた Cd と ig F .17は上の実験式の精 度を確かめるために測 定さ れた流 直径 ig の関係を図示したものである. これを F .7に示した前報の結果に対 比すれば, 広範囲の孔の についてなお良好に実験結果を表 示できている ことが認められる.. 4. 結. 本報告 では渦巻ポン プ羽根車の釣合孔からの漏洩流量を評価 するために 行っ た模型実験の結果に ついて述べてきた. そ の結果を要約すると 次の通りである. (1) 円孔直径が大きくなっ ても, 漏洩流 量はヘ ッ ドおよ び流出孔の直径が一定であれば, 孔の位 置における周 速度の増加に 伴なっ て減少する. (2) 流出係数およ び流出レイノル ズ数は回転フルー ド数の増加とともに減少する. ルー ド数の三つ (3) 測定 結果を静止時およ び回転時の流出係数, 流出レイノル ズ数およ び回転フ の無次元数の関係にとりまと め, つぎの形の実験式を得た. J2 冬 j. Cぬ. こ こ に, 0 ≦. 焔 2 2 3伽≠m 平 1十o o o o 2 0 o [ 2 5×・『6み)厚 β− 十・ 2 5 7×・『3 . . . . = R “(. 足≦ 29.3, 2.0 ≦(α/“ ≦ 11.2 で あ る.. ) (2 90.

(14)  . 渦巻ポンプ羽根車の釣合孔漏洩流量に関する模型実験. 終わりに, 本実験について終始御助言をいただいた北大工学部木谷勝助 教授 実験装置 の製作に , あたり多大の御助力いただいた北大工学部山崎輝夫・山保敏幸両技官に謝意を表する また実験に . 協力された学生堀田隆史氏 (現札幌市立西野中学校) に謝意を表する .. 参考 文献 1) 有江幹男, 木谷勝, 三谷将之, 小野信市 ( 1 9 78 ) 渦巻ポンプ羽根車の釣合孔漏洩流量に関する模型実験 北海 , 道大学工学部研究報告, 第8 9号, 2 0一2 8頁. 2) 下山美徳, 田中保 ( 1 9 49 ) オリフイ スの流量係数におよぼす粘性と表面張力の影響 日本機械学会論文集 第 . , 15巻, 第50号, 44一50頁 .. (29 1 ).

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