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(4) 家計収支の改善や家計管理能力の向上等を図るため 家計支援計画を策定し 必要に応じて 債務整理や成年後見制度等を実施する支援機関 社会保障制度や公租公課に関する給付 減免等の制度窓口を紹介し 又はこれら機関との情報共有 調整を行う (5) 生活困窮者の状況に応じて 定期的に生活状況や家計管理の

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平成30年度 千葉市生活困窮者自立促進支援事業業務委託

(家計相談支援事業)仕様書

1 業務の目的 本事業は、就労の状況、心身の状況、地域社会との関係性その他の事情により、現に 経済的に困窮し、最低限度の生活を維持することができなくなるおそれのある者(以下 「生活困窮者」という。)が、困窮状態から早期に脱却することを支援するため、生活 困窮者自立支援制度の理念及び新しい支援のかたちに沿い、相談を通じて生活困窮者が 家計の状況を具体的に理解することで、家計に関する問題の背景にある根源的な課題を 捉え、その課題を解決することにより、生活困窮者の自立を促進することを目的とする。 2 対象者 本事業の対象者は、千葉市内に居住する生活困窮者であって、支援が必要と認められ る者とする。但し、生活保護受給者(停止中の者も含む)は除く。 対象者は、委託期間において、相談対応者数(延べ)を約240名、生活困窮者自立 支援法に基づく家計相談支援決定件数(延べ)を約100件と見込む。 3 委託期間 平成30年4月1日から平成31年3月31日まで 4 業務内容 受注者は、各区保健福祉センター等の関係機関、関係事業と密接な連携を確保の上、 次に掲げる業務を実施する。なお、業務実施にあたっては、厚生労働省ホームページ(生 活困窮者自立支援制度)に掲載されている、報告書及びマニュアル等に基づいた運営を 行うものとする。 (1)生活困窮者を対象とした相談窓口を設置し、当該生活困窮者が抱える家計管理 に関する課題を把握するとともに、その置かれている状況や本人の意思を十分に確 認すること通じて、個々人の状態にあった支援計画を作成する。 (2)支援計画を検討するため、相談者の自立支援に係る関係機関等が参加する会議 (以下「支援調整会議」という。)に原則として参加し、必要な支援の総合調整を 行う。 (3)支援計画に基づき、当該事業を受けることが適当と判断された生活困窮者に対し、 家計収支全体の改善を図るため、家計に関する相談に対応し、家計管理に関する支 援を行う。

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(4)家計収支の改善や家計管理能力の向上等を図るため、家計支援計画を策定し、必 要に応じて、債務整理や成年後見制度等を実施する支援機関、社会保障制度や公租 公課に関する給付・減免等の制度窓口を紹介し、又はこれら機関との情報共有・調 整を行う。 (5)生活困窮者の状況に応じて、定期的に生活状況や家計管理の状況を把握し、必要 に応じて家計支援計画の見直しを行う。 (6)複合的な問題を抱える生活困窮者の早期把握に向けて、相談窓口への来所だけで なく、訪問支援も含めたアウトリーチを行う。 (7)別途本市が委託する、千葉市生活困窮者自立促進支援事業(自立相談支援事業・ 中央区、稲毛区及び若葉区)(以下「自立相談支援事業」という。)において、家計 の視点でのアセスメントや支援が必要であると判断された場合には、連携・協働し て支援計画を作成する。 5 実施場所 (1)千葉市中央保健福祉センター 〒260-0013 千葉市中央区中央4-5-1 (2)千葉市稲毛保健福祉センター 〒263-8550 千葉市稲毛区穴川4-12-4 (3)千葉市若葉保健福祉センター 〒264-0020 千葉市若葉区貝塚2-19-1 受注者は、上記の保健福祉センター内に、相談窓口を開設し、委託業務を実施す る。 ただし、一部の業務については、発注者に協議の上、受注者の事業所において実 施することも可能とする。 6 実施体制 (1)業務実施日 業務時間は、本仕様書第3項に定める委託期間内で、千葉市の休日を定める条例 に規定する休日を除く、平日の午前8時30分から午後5時30分までとする。 なお、複数の実施場所があるため、それぞれの実施場所における業務実施日数に 偏りがないよう配慮する。 また、発注者と受注者の協議により、業務を要しない日時等を別に定めること ができるものとする。 (2)人員配置、人員配置要件及び役割 ア 受注者は、本事業の主旨を十分に理解し、発注者と協議の上、本事業実施に必

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要な家計相談支援員を確保する。ただし、次に掲げる職員は、必ず配置するもの とする。 家計相談支援員 1名以上 (ア)家計相談支援員の配置要件は下記に該当することとする。 a 家計相談支援員は、相談支援及び家計管理に関わる知識・技術、社会保障 制度や金融に関わる知識等を有し、下記の(a)から(d)の少なくとも1つ 以上の資格を有している者であること又は下記の(a)から(d)に掲げる資 格を有する者と同等の能力または実務経験を有する者であること。 (a)消費生活専門相談員、消費生活アドバイザー又は消費生活コンサルタン ト (b)社会福祉士 (c)社会保険労務士 (d)ファイナンシャルプランナー b 生活困窮者の自立支援やソーシャルワーク、コミュニティソーシャルワー クの理念を理解し、実践力のある職員を配置すること。 c 生活困窮者自立支援法案に対する附帯決議(平成25年12月4日衆議院 厚生労働委員会)を踏まえ、訪問支援にも積極的に取り組み、関係機関と連 携・協力し、漏れのない支援を行うため、支援業務に対し十分な資質を備え、 意欲ある人を配置すること。 (イ) 家計相談支援員の役割は下記の(a)から(c)のとおりとする。 (a)専門的な知識及び技術を生かし、家計表等の作成支援、出納管理の支援 等、家計管理に関する支援を行うことで、相談者の家計状況の「見える化」 (家計診断)や、「家計再生プラン」等の作成により相談者自身が主体的 に家計を管理する意欲を引き出させ、家計の視点から必要な情報提供や専 門的な助言を行う。 (b)滞納(家賃、税金、公共料金など)の解消、各種給付、減免及び分納制 度等の利用に向けた支援、多重債務者相談窓口との連携による債務整理に 関する支援、相談者の状況によっては貸付の斡旋を行うことにより、家計 収支の改善を行い、相談者の早期の生活再生に向けた意欲を高めさせる。 (c)家計に関する相談者の主訴の背景にある根源的な課題を捉え、相談支援 を通じてそれらの課題を共有し、必要に応じて自立相談支援事業に従事す る相談支援員等と連携を図り、適切な支援機関につなぐ。 イ 本事業に従事する者は、所属事業所名を明らかにできる名札や身分証明書等を 常に携帯し、求めに応じて速やかに提示できるようにすること。 ウ 本事業に従事する者は、休暇を取得する場合においても、利用者の利便性を 損なわないよう、円滑な窓口配置体制を組むこと。

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7 委託料 本事業における委託料に関する事項は、契約書において定める。 なお、発注者から受注者への支払方法は、複数回の完了払いを予定している。 ただし、委託終了後における業務完了報告書等の審査に基づき、過払額が認められた 場合は、支払済の委託料について返還を求める場合がある。 8 関係書類の提出 受注者は、本事業の遂行にあたり、本仕様書の内容に基づき次の関係書類を作成し、 提出するものとする。様式は、発注者からの指示がないものは任意とする。 (1)実施計画 ア 受注者は、事業を効果的に実施しつつ事業の質を向上させるため、事業の目標 と事業の計画を定めた実施計画書を作成し、契約締結後、速やかに発注者に提出 して承認を受けなければならない。また、実施計画に変更が生じる場合は、事前 に発注者の承認を得るものとする。 イ 実施計画書には、次に掲げる事項を記載すること。 (ア)業務実施体制 (各業務担当者氏名、役割、連絡体制(緊急時含む)等を記載した体制図等) (イ)業務スケジュール(月間・年間) (ウ)研修や事例検討等の計画 (エ)アウトリーチやネットワーク拡充等の活動計画 (オ)社会資源の把握や創出に関する計画 (カ)情報セキュリティに関する内部規定 (キ)その他、業務実施にあたって必要な事項等で発注者が必要とする書類等 ウ 承認された実施計画は、受注者が概ね四半期ごとに評価等を実施し、書面で発 注者に提出する。 (2)業務実施に関する各種報告 受注者は、前月分に関する業務の実施状況等を記載した報告書等を作成し、 翌月7日までに、発注者に提出すること。なお、報告については、以下の内容を 想定しており、その他の必要性が生じた場合には、発注者から別途指示する。 ア 支援実施状況 相談者数、支援実施者数及びその内訳(月計・年計) イ 家計相談支援実施状況 貸付けのあっせん件数、債務整理件数とその金額(月計・年計) ウ 利用者、来所者からの意見苦情等(月計・年計・随時) エ 厚生労働省及び調査機関から求められる報告等(随時) オ その他必要と認められる報告等(随時)

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(3)業務終了後の報告 ア 業務完了報告書 イ 委託期間中の業務実施に要した、収支決算報告書等の経費内訳書 ウ その他必要と認められる書類等 (4)その他 上記(1)~(3)による他、受注者は、発注者からの指示に基づき、適宜、 必要な書類を作成し、提出すること。 9 業務実施における注意事項 (1)法令等の遵守 受注者は、本事業(事業実施に係る全ての業務)の履行にあたり、生活困窮者自 立支援法を始め、契約書、仕様書及び国の定める報告書類等「生活困窮者自立促進 支援事業」に関する各種規程等に基づいて行うものとし、契約締結時に、関連する 法令(最低賃金法、労働基準法、職業安定法及び労働関係諸法令並びに指針等の関 連法規を含む)及び条例等を遵守するための誓約書を、発注者に提出すること。 (2)業務の一括再委託の禁止 受注者は、受託した業務を一括して第三者に委託し、又は請け負わせることはで きない。ただし、業務を効率的に行う上で必要と思われる業務については、契約締 結前に発注者に再委託承諾願を提出し、発注者の承諾を得られれば業務の一部を委 託することができる。 (3)個人情報保護、守秘義務及び情報セキュリティ対策について ア 本事業を行うにあたって、事業実施に係る全ての関係者は、契約締結時に発注 者に個人情報管理責任者等報告書を、さらに、庁舎外で個人情報を処理すること がある場合には、庁舎外作業承諾願を提出することにより発注者の承諾を得るこ と。 イ 受注者は、個人情報の取扱いについては、千葉市個人情報保護条例(平成17 年3月22日条例第5号)に基づき十分に留意し、帳票類等の保管にあたっては、 施錠可能なキャビネット等に格納することにより、漏えい、滅失及び毀損の防止、 その他個人情報の保護に努めること。 また、守秘義務及び目的外使用の禁止等を遵守し、業務が終了した後について も同様とすること。 なお、支援開始時点等において、支援内容の必要性から、関係機関との間で個 人情報の共有、提供する場合があることを十分説明し、書面により同意を得るこ と。 ウ 受注者は、情報セキュリティに関連する認証(ISMS、ISO/IEC27001、 JISQ27001 等)やプライバシーマークを取得することで、情報漏えいなどのリ

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スク発生率や、リスクが表面化したときの損害を減少させることができる体制を 構築し、個人情報について適切な保護措置を講ずる体制を整備するよう努めるこ と。 エ 受注者は、情報セキュリティに関する規定類を定めている場合には、その規定 類に基づいたセキュリティ対策を確実かつ継続的に実践することとし、規定が定 められていない場合には規定を設け、本事業に従事する者に対し周知または規定 類の遵守状況を適宜点検し、確実に実践させること。 オ 受注者は、情報セキュリティに関連する事件や事故が発生した際に、被害の拡 大を防ぐため、事件や事故を想定し、実施すべき作業やその手順を確立し、適切 かつ迅速に対応できるよう定めた手順を備えること。 カ 受注者は、情報システムや通信ネットワークにおけるセキュリティの確保に必 要な事項を含む手順書の作成、手順書の規定に従った運用とその監視、ログの取 得と分析などができる体制を整え、委託期間中に適時確認すること。 キ 受注者は、不特定多数のコンピュータに何らかの意図的な被害(感染元の情報 ファイルの破壊や他の情報システムに対するさらなる感染をひきおこす等)をも たらすために作られた、不正プログラム(ウイルス等)による被害を未然に防ぐ ため、ウイルス対策ソフトの導入を確実に行い、パターンファイルの更新が適時 行われているかについて、委託期間中に適時確認すること。 ク 受注者は、第三者からのネットワークやサーバ上のデータの盗聴や改ざんを防 ぐため、VPNの使用や重要な情報のSSLなどによる暗号化を行うことができ るか等について、委託期間中に適時確認すること。 ケ 受注者は、情報システムへのアクセスを適切に制限するために、利用者IDの 管理、利用者の識別と認証等を適切に実施し、IDに関する規定の整備や、不要 なIDの削除、共用IDの利用制限が行われているか等について、委託期間中に 適時確認すること。 コ 受注者は、業務の一部について再委託を行う際には、再委託先に対しても上記 ア~ケについて講じさせること。 (4)受注者が本事業の実施に必要となる機械・器具類は、受注者が委託料の範囲内に おいて用意すること。 (5)受注者は、本業務に係る委託契約終了後、他者に業務を引き継ぐ必要が生じた場 合は、委託終了前に引継期間を設け、利用者の利便性を損なわないよう必要な措置 を講じ、円滑な引き継ぎに努め、確実に業務を引き継ぐこと。 なお、受注者は、当該委託料で購入した備品等は、発注者に帰属ものであること に留意し、委託終了後、発注者又は新しい受託者に引き継ぐこと。 (6)業務実施に際し、支援対象者からいかなる名目でも料金を徴収することを禁止 する。

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(7)光熱水費等は受注者の負担とし、庁舎管理者から実施場所内の使用面積按分に より算出された請求額を支払うこと。その際、自立相談支援事業受託事業者と同じ エリアを使用することとなるため、双方の契約金額に応じた比率で請求額を按分す ること。なお、当該費用の支払方法及び請求時期については、直接、庁舎管理者と 確認及び調整を行い、対応すること。 (8)電話回線・インターネット回線の設置、新規契約については庁舎管理者との事前 協議を行うこととし、設置費用については受注者の負担とする。 (9)受注者は、実施場所に駐車場は確保されていないため、業務実施にあたり駐車場 を使用する必要がある場合には、駐車場を確保すること。また、その際の使用料金 については、受注者の負担とする。 (10)受注者は、業務の進捗管理やリスクマネジメントを行うとともに、相談支援の 実績管理、相談支援の質の管理を行い、各支援員の能力に応じたOJTやOff- JTの機会を提供し、家計相談支援員の資質向上を図るよう努めること。 (11)生活困窮者の中には、自ら相談に行くことができず、問題を深刻化させてしまう 者もいることから、ハローワーク等の公的機関や商業施設等における出張相談窓口 を設置することで、相談者の近くに出向いて相談会を開催することを妨げない。 (12)受注者は、巡回活動・訪問を通じたアウトリーチを積極的に行うことにより、生 活困窮者が家計相談支援機関へ来所しやすい工夫をすること。 (13)本事業に従事する家計相談支援員については、国が開催する家計相談支援員養成 研修を積極的に受講させること。 なお、養成研修で使用するテキスト代については、テキストが受講者本人の 所有物としての性質を有するものであるため、委託料で購入しないこと。 (14)受注者は、委託料の範囲内で積極的な情報発信を行い、地域の総合的な支援体制・ ネットワーク強化を図るよう努めること。例えば、地域住民や関係機関に対し、定 期リポートや会報の発行、地域住民向けのオープンなシンポジウムや報告会を開催 することで、支援員や当事者の生の声を届け、地域住民への理解促進を図ることが 考えられる。 (15)受注者は、平成30年度の職員の定期研修計画を作成し、全体会議に留まらず、 外部研修に参加する等、職員の能力研鑽を図ること。 (16)受注者は、発注者と、業務の進捗状況や業務内容等に関する打ち合わせを、原則 月1回、その他必要に応じて行うこと。 (17)本事業に従事する家計相談支援員は、支援対象者に対して、常に真摯な対応を心 がけるとともに、いかなる状況であろうと暴言及び暴力行為を行ってはならない。 なお、それによって生じた損害については、全て受注者の責任において対処するこ と。

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10 その他 (1)受注者は、本仕様書に疑義が生じたとき又は定めのない事項については、速や かに発注者と協議し、その指示を受けること。 (2)受注者は、事業実施上の瑕疵により、本事業の対象となる支援対象者その他の 第三者等に損害が生じた場合には、その損害を賠償すること。このため、必要な 範囲で、傷害保険等の必要な損害保険に加入すること。 (3)受注者は、仕様書に明記がない場合であっても、事業目的の遂行にあたり、必要 と認められる業務は、発注者と協議の上、誠実に履行するものとする。 (4)受注者は、災害防止等のため必要があると認めるときは、臨機の措置を取り、速 やかに発注者の指示を受け取らなければならない。ただし、不測の事態発生、緊急 を要する等やむを得ない事情がある際にはこの限りでない。

参照

関連したドキュメント

(※1) 「社会保障審議会生活困窮者自立支援及び生活保護部会報告書」 (平成 29(2017)年 12 月 15 日)参照。.. (※2)

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