ユーザガイド
NI 653x
ケーブルアダプタ
NI 653x
ケーブルアダプタは、ナショナルインスツルメンツの高速デジタル
I/O
(DIO
)デバイスに対応します。ケーブルアダプタを使用すると、NI 6535/6536/6537
デバイスおよびNI 6535B/6536B/6537B
デバイスで 「Digital Data & Control
」というラベルの付いたVHDCI
(超高密度コネクタインタフェース)コネクタを、従来の
NI 6533/6534
デバイスおよび アクセサリにある68
ピンDAQ
コネクタに簡単に接続できます。ケーブ ルアダプタは、NI 654x
およびNI 655x
デジタルパターン発生器/
アナラ イザデバイスとも互換性があります。 ナショナルインスツルメンツでは、最適な信号整合性のために、NI 6535/
6536/6537
デバイスおよび6535B6536B/6537B
デバイスをNI CB-2162
およびNI SMB-2163
などの最新のアクセサリと使用することを推奨して います。 このガイドでは、NI 653x
ケーブルアダプタの設定および使用方法につい て説明します。目次
使用を開始する前に... 2
関連ドキュメント... 2
パーツ配置図... 3
ケーブルを取り付ける... 4
ケースからNI 653x
ケーブルアダプタを取り外す... 5
信号を接続する... 6
NI 6535/6536/6537
またはNI 6535B/6536B/
6537B
カスタム配線例...10
仕様...13
デジタルI/O ...13
トレース...13
電源...13
物理特性...13
サポート情報...14
使用を開始する前に
NI 653x
ケーブルアダプタの設定および使用には以下が必要です。❑
NI SHC68-C68-D2
またはNI C68-C68-D4
ケーブルアセンブリ (NI 6535/6536/6537/654x/655x
およびNI 6535B/6536B/6537B
デ バイス用)❑
互換性のあるNI
高速デジタルI/O
デバイス(NI 6535/6536/6537/
654x/655x
またはNI 6535B/6536B/6537B
)❑
(オプション)22
~26
ゲージのワイヤ❑
(オプション)NI
高速DIO
デバイスに付属のドキュメントおよびお使 いのデバイスに付属のドライバソフトウェア❑
(オプション) NI 6533
またはNI 6534
に対応する端子台関連ドキュメント
ナショナルインスツルメンツの高速DIO
デバイスは数種類のドキュメン トとともに出荷されており、デバイスのさまざまな機能が習得可能です。 ドキュメントのタイトルや保存場所はNI
デバイスをサポートするドライ バにより異なりますが、以下のドキュメントは必ず付属しています。•
スタートアップガイド:
このドキュメントは、高速DIO
デバイスの 設定手順、および最初のサンプルを生成または集録できるようにする ための構成手順が記載されています。•
ヘルプ:
このドキュメントには、高速DIO
デバイスのハードウェア 機能の詳細、作用理論に関する内容、およびプログラミングフローや ソフトウェアのリファレンスに関する情報が記載されています。•
仕様:
このドキュメントには、NI
ハードウェアの仕様が記載されてい ます。 最新のドキュメントについては、ni.com/jp/manuals/jaを参照してく ださい。 また、お使いのアプリケーション開発環境(ADE
)にもドキュメントが 付属しています。パーツ配置図
図1
にNI 653x
ケーブルアダプタのコネクタおよびコンポーネントの配 置を示します。 図 1 NI 653x ケーブルアダプタのパーツ配置図 1 ケースベース 2 ジャックソケット(M2.5ネジ、#2-56ソケット) 3 68ピンDAQコネクタ 4 ケースの上部カバー 5 M2.5 × 6 mm Phillipsマイナス皿ネジ 6 端子コネクタ 7 VHDCI コネクタ 8 #2-56 カスタムネジ 1 2 4 5 8 6 3 7 NA TIONAL INSTRUMENTS 653X CABLE ADAPTER Remo ve scre ws on this side of encケーブルを取り付ける
SHC68-C68-D2
またはC68-C68-D4
ケーブルは、NI 653x
ケーブルアダ プタを使用してNI
高速DIO
デバイスに接続します。図2
は、ケーブルの 取り付け方法を示します。 図 2 SHC68-C68-D2またはC68-C68-D4ケーブルを NI 653x ケーブルアダプタに接続する 注意 ハードウェアの破損や身体の負傷を防止するため、ケーブルを接続する前にNI
デバイスおよび接続されているその他のハードウェアの電源との接続を遮断 してください。ナショナルインスツルメンツは、不適切な接続による損傷の責任 を負いません。 ケーブルアダプタを取り付けるには、図2
を参照しながら、以下の手順 に従ってください。1.
ケーブルアダプタにケーブルを挿入します。2.
ケーブル固定可能ネジで固定します。 注意NI
高速DIO
デバイスは、ケーブルまたはアクセサリを取り付ける前に取り付け てください。デバイスの取り付けの詳細については、お使いのデバイスに付属の 「スタートアップガイド」を参照してください。 1 NI高速DIOデバイスが取り付けられたPCシャーシ 2 ケーブルアセンブリ 3 ケーブル固定可能ネジ 4 NI 653x ケーブルアダプタDIGITAL DATA & CONTROL
4 2 NI PCIe-653x 1 3 NATIONAL INSTRUMENTS 653X CABLE ADAPTER Remove scre ws on this side of
ケースから
NI 653x
ケーブルアダプタを取り外す
信号を接続するには、NI 653x
ケーブルアダプタをカバーから取り外す必 要があります。ケーブルアダプタをケースから取り外すには、以下の手順 に従ってください。1.
図3
のように、ケーブルアダプタのケースの上部カバーからネジを 取り外します。 図 3 ケースからネジを取り外す2.
ケースの上部カバーを取り外します。 メモ 図3
に示されるように、ナショナルインスツルメンツのロゴラベルの付いた方 からネジを取り外してください。 1 M2.5 × 6 mm Phillipsマイナス皿ネジ 1 NA TIONAL INSTRUMENTS 653X CABLE ADAPTER Remo ve scre ws on this side of enc信号を接続する
NI 653x
ケーブルアダプタを使用すると、NI
高速DIO
デバイスの最大32
個のシングルエンドDIO
チャンネルに接続できます。NI
高速デバイスの 各DIO
、PFI
、およびクロックチャンネルは653x
ケーブルアダプタ上の 対応する各ピンに接続します。32 DIO
チャンネルは、2
つのバルクコネ クタ間で直接接続されています。NI 6535/6535B
、NI 6536/6536B
、およ びNI 6537/6537B VHDCI
コネクタのPFI <0..5>
は、ネジ留め式6
端子に 接続されます。NI 6533/6534 68
ピンDAQ
コネクタのPFI <0..7>
は、ネ ジ留め式8
端子プラグに接続されます。 柔軟性を持たせ、正しい信号経路を確保するには、PFI
チャンネルをネジ 端子を介して手動で接続する必要があります。22
~26
ゲージのワイヤを 使用して、PFI
チャンネル間の接続が可能です。NI 6533/6534
デバイスはPFI
チャンネルのために特定のアプリケーション があるため、カスタム配線に互換性がある必要があります。これらの接続 を作成する方法の例は、「NI 6535/6536/6537
またはNI 6535B/6536B/
6537B
カスタム配線例」セクションに記載されています。 図4
は、NI 653x
ケーブルアダプタのネジ留め式端子の配置を示します。 図 4 NI 653x 信号接続 メモ お使いのデバイスで使用可能なDIO
チャンネル数については、そのデバイスの ヘルプファイルを参照してください。DIO <20..31>
またはPFI_0
は、お使いの デバイスに適用されない場合があります。 6535/6/7 PFI 5 4 3 2 1 0 5 4 3 2 1 0 6 7 6533/4 PFI J1 J4 J3 J2 C1 W1 GND +5V図
5
および6
は、それぞれVHDCI
コネクタおよび68
ピンDAQ
コネク タのピン配列を示します。 図 5 VHDCIコネクタピン配列(NI SHC68-C68-D2または NI C68-C68-D4ケーブル) 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 DIO 31 GND DIO 29 GND DIO 27 GND DIO 25 ண⣙῭䜏 DIO 23 GND DIO 21 GND DIO 19 GND DIO 17 GND DIO 15 GND DIO 13 GND DIO 11 GND DIO 9 GND DIO 7 PFI 1 DIO 5 GND DIO 3 PFI 3 DIO 1 GND DDC CLK OUT/PFI_4 GND DIO 30 GND DIO 28 GND DIO 26 GND DIO 24 GND DIO 22 GND DIO 20 GND DIO18 GND DIO 16 GND DIO 14 ண⣙῭䜏/PFI_0 DIO 12 GND DIO 10 GND DIO 8 GND DIO 6 ண⣙῭䜏 DIO 4 GND DIO 2 PFI 2 DIO 0 GND STROBE/PFI_5 GND図 6 68ピンDAQコネクタ(NI 6533/6534装置またはアクセサリ) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 +5 V PFI 2 PFI 6 PFI 0 PFI 4 PFI 5 PFI 1 PFI 7 PFI 3 P0.0 GND P0.3 P0.4 GND P0.7 P1.0 P1.1 GND R GND GND P1.6 P1.7 P2.0 GND P2.3 P2.4 GND P2.7 P3.0 GND P3.3 P3.4 GND P3.7 R GND GND GND D PULL GND C PULL GND GND R GND P0.1 P0.2 GND P0.5 P0.6 GND GND P1.2 P1.3 P1.4 P1.5 GND R GND P2.1 P2.2 GND P2.5 P2.6 GND P3.1 P3.2 GND P3.5 P3.6 GND
表
1
は、図5
に示されるVHDCI
信号の説明です。表2
は、図6
に示され るDAQ
コネクタ信号の説明です。 メモ サポートされているチャンネルについては、デバイスのドキュメントを参照し てください。 メモNI 6535/6536/6537/654x/655x
およびNI 6535B/3536B/6537B
は+5 V
を提供 しません。使用している装置で必要な場合は、未実装W1
のはんだパッドを介 してDAQ
コネクタの+5 V
信号へアクセスしてください。 表 1 VHDCIコネクタピン配列の説明(NI 6535/6536/6537/654x/655x およびNI 6535B/6536B/6537B) ピン 信号の説明 接続DIO<0..31>
双方向デジタルデータチャンネル、0
~31
。68
ピンDAQ
コネクタ のP0 <0..7>
、P1 <0..7>
、P2 <0..7>
、 またはP3 <0..7>
PFI <0..5>
プログラミング可能関数インタフェース(PFI
)、0
~5
チャンネル。 ネジ留め式6
端子(J4
)GND
信号用接地基準。—
予約済み これらのチャンネルはシステムが使用するために確 保されています。これらのチャンネルに信号を接続 しないでください。—
表 2 DAQmxコネクタピン配列の説明(NI 6533/6534) ピン 信号の説明 接続P0 <0..7>
双方向デジタルデータポート0
、0
~7
チャンネル。VHDCI DIO <0..7>
P1 <0..7>
双方向デジタルデータポート1
、0
~7
チャンネル。VHDCI DIO <8..15>
P2 <0..7>
双方向デジタルデータポート2
、0
~7
チャンネル。VHDCI DIO <16..23>
P3 <0..7>
双方向デジタルデータポート3
、0
~7
チャンネル。VHDCI DIO <24..31>
PFI <0..7>
プログラミング可能関数インタフェース(PFI
)、0
~7
チャンネル。 ネジ留め式8
端子(J3
)+ 5 V
DC
電源 未実装W1
C PULL,
D PULL
電源投入時状態制御NC
注意
NI 653x
ケーブルアダプタまたはNI
高速DIO
デバイスにおいて接続がいずれか の最大定格を超えると、デバイスおよびコンピュータが破損するおそれがあり ます。最大入力定格については「仕様」セクションおよびNI
高速DIO
デバイス に同梱の仕様書に記載されています。ナショナルインスツルメンツは、このよう な信号接続による損傷の責任を負いません。 表3
は、PFI
チャンネルとターミナルソケットの関係を示します。 メモ お使いのデバイスで使用可能なDIO
チャンネル数については、そのデバイスの ヘルプファイルを参照してください。DIO <20..31>
またはPFI_0
は、お使いの デバイスに適用されない場合があります。NI 6535/6536/6537
または
NI 6535B/6536B/
6537B
カスタム配線例
異なる配線を使用して、複数の構成でPFI
チャンネルを接続することがで きます。このセクションでは、装置がNI 6533/6534
と動作するように構 成されている場合に、NI 6533/6534
およびNI 6535/6536/6537
、またはNI 6535B/6536B/6537B
間の互換性を提供するために、NI 653x
ケーブル アダプタを使用するバーストハンドシェイクの例について説明します。装 置の設定を変更せずに、アダプタおよびソフトウェアが変更し、機能を維 持することが可能です。 表 3 PFIネジ留め式端子 コネクタ チャンネル ソケットVHDCI
(NI 6535/6536/6537/
654x/655x
およびNI 6535B/6536B/6537B
)PFI <0..5>
J4
68
ピンDAQ
コネクタ (NI 6533/6534
)PFI <0..7>
J3
NI 653x
ケーブルアダプタは、図7
に示されるように、22
~26
ゲージの ワイヤを使用して構成できます。 図 7 接続例 このカスタム配線において、信号の割り当ては以下の表のとおりになりま す。 表 4 接続例VHDCI
NI 6535/6536/6537
またはNI 6535B/6536B/6537B
68
ピンDAQ NI 6533/6534
PFI_0
PFI_2
(REQ/
一時停止)PFI_1
PFI_6
(ACK/
転送準備完了)PFI_4
PFI_4 (CLK OUT)
6535/6/7 PFI 5 4 3 2 1 0 5 4 3 2 1 0 6 7 6533/4 PFI J1 J4 J3 J2 C1 W1 GND +5V ACK/㌿㏦‽ഛ CLK OUT REQ/୍Ṇ
NI 6533/6534
を使用するバーストハンドシェイクの例は、図8
のようにLabVIEW
でコードを書くことも可能です。 図 8 NI 6533/6534 バーストハンドシェイクアプリケーション 図9
は、NI 653x
ケーブルアダプタの接続を追加し、NI 6533/6534
の代 わりにNI 6535/6536/6537
またはNI 6535B/6536B/6537B
を使用して、 上記のアプリケーションとの互換性を提供するために、このLabVIEW VI
に加えた変更を示します。 図 9 NI 653x ケーブルアダプタおよびNI 6535/6536/6537を使用したNI 653x バーストハンドシェイクアプリケーション(丸印内が変更箇所)仕様
デジタル
I/O
VHDCI DIO
チャンネル数... 32
、シングルエンドVHDCI
制御チャンネル数... 6
、シングルエンドDAQ DIO
チャンネル数... 32
、シングルエンドDAQ
制御チャンネル数... 8
、シングルエンドトレース
タイプ... 100 mil
相当の長さAC
インピーダンス... 50
Ω電源
最大定格電圧... 5.5 V
物理特性
外形寸法... 62.7
×69.3
×16.7 mm
(2.47
×2.73
×0.66 in.
)I/O
コネクタ... 68
ピンVHDCI
コネクタ、 ネジ留め式6
端子、 ネジ留め式8
端子、68
ピンDAQ
コネクタ 推奨ワイヤゲージ... 22
~26 AWG
推奨トルク (ネジ留め式端子)... 0.3 N
·m (2.7 lb
·in)
推奨トルク (カバー取り付けネジ)... 0.23 N
·m (2.0 lb
·in)
重量... 60 g (2.1 oz)
注意 その他のテスト対象に接続すると、本製品は無線妨害を引き起こす原因となる 場合があります。住宅環境では、ユーザは無線妨害を抑えるために適切な処置を 取る必要がある場合があります。サポート情報
技術サポートリソースの一覧は、ナショナルインスツルメンツのウェブサ イトでご覧いただけます。ni.com/jp/supportでは、トラブルシュー ティングやアプリケーション開発のセルフヘルプリソースから、ナショナ ルインスツルメンツのアプリケーションエンジニアのE
メール/
電話の連 絡先まで、あらゆるリソースを参照することができます。 適合宣言(Doc
)とは、その会社の自己適合宣言を用いた、さまざまな 欧州閣僚理事会指令への適合の宣言のことです。この制度により、電磁両 立性(EMC
)に対するユーザ保護や製品の安全性に関する情報が提供さ れます。ご使用の製品の適合宣言は、ni.com/certification(英語) から入手できます。ご使用の製品でキャリブレーションがサポートされて いる場合、ni.com/calibrationからその製品のCalibration
Certificate
(英語)を入手してご利用になることもできます。 ナショナルインスツルメンツでは、米国本社(11500 North Mopac
Expressway, Austin, Texas, 78759-3504
)および各国の現地オフィスに てお客様にサポート対応しています。日本国内でのサポートについては、 ni.com/jp/supportでサポートリクエストを作成するか、0120-527196
(フリーダイヤル)または03-5472-2970
(大代表)までお電話ください。 日本国外でのサポートについては、ni.com/niglobal(英語)の 「Worldwide Offices
」セクションから、お問い合わせ先、サポート電話 番号、電子メールアドレス、現在実施中のイベントに関する最新情報を提 供する各支社のウェブサイトにアクセスできます。LabVIEW、National Instruments、NI、ni.com、National Instrumentsのコーポレートロゴ及びイーグルロゴは、National Instruments Corporationの商標で す。その他のNational Instrumentsの商標については、ni.com/trademarksに掲載されている「Trademark Information」をご覧下さい。本文書中に記載され