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森林情報管理システム構築業務委託仕様書 第 1 章総 則 本仕様書は 森林情報管理システム構築業務委託 ( 以下 本業務 という ) について適用さ れ 受託者が実施しなければならない仕様を定めたものである 第 1 条 ( 業務委託名 ) 森林情報管理システム構築業務委託 第 2 条 ( 業務場所

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森林情報管理システム構築業務委託仕様書

第1章 総 則

本仕様書は、森林情報管理システム構築業務委託(以下、「本業務」という。)について適用さ れ、受託者が実施しなければならない仕様を定めたものである。 第1 条(業務委託名) 森林情報管理システム構築業務委託 第2 条(業務場所) 松江市内 第3 条(委託期間) 契約締結日の翌日 から 令和3 年 3 月 15 日までとする。 第4 条(業務目的) 本業務は、森林資源の有効活用、施業集約化などに資するため、航空レーザ計測による地形 調査と森林資源解析を行い、森林資源情報の高度化を行うとともに、森林資源情報と林地台帳 などと合わせることで、より正確な森林資源情報を得ることができるシステムを構築すること を目的とする。 第5 条(関係法令等) 本業務の実施にあたっては、本仕様書、契約書のほか、下記の関係法令等に準拠して行なう ものとする。ただし、監督職員の承諾を得た場合や指示を受けた場合はこの限りではない。 (1)測量法(令和元年6月改正)及び施行規則(令和2年3月改正 国土交通省) (2)航空法(令和元年6月改正)及び施行規則(令和元年9月改正 国土交通省) (3)森林法(平成30年6月改正) (4)島根県公共測量作業規程(公共測量作業規程の準則に準ずる) (5)林野庁測定規定(平成29年3月改正 林野庁) (6)その他関係法令、規則、通達等 第6 条(技術者の資格等) 管理技術者は森林部門の技術士資格を保有するものとし、担当技術者は測量士資格を保有す るものとし、照査技術者は森林部門(林業科目)の技術士資格を保有するものとする。

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2 第7 条(再委託) 本業務の次の各号に掲げるものについて、受託者は原則として再委託することができない。 (1)航空レーザ計測 (2)森林資源解析並びに解析手法の決定および技術的判断 (3)森林情報管理システムの構築 第8 条(検査及び契約不適合) (1)受託者は完了検査を受ける際、成果品を提出の上、速やかに検査を受けなければならない。 (2)前項の検査に合格しない場合には、本市が指定する期間内に問題箇所の修正を行ない、再 検査を受けなければならない。 (3)引き渡された成果物に不適合があることが判明した場合、本市は受託者に対し、期限を指 定して再履行を請求し、または不適合の程度に応じた委託料の減額を請求することができる。 第9 条(成果品の帰属) 本業務の成果品の権利は、全て本市に帰属し、成果品は全て本市が所有するものとする。し たがって、受託者は業務の執行上保持することを認められた本業務の成果品を本市の許可なく 第三者に複写、公表、貸与及び使用してはならない。 第10条(秘密及び中立性の保持) 受託者は、業務上知り得たことを他に漏らしてはならない。また、常に受託者として中立的 に業務を遂行し、客観的に判断しなければならない。 第11条(遵守すべき基準等) (1)受託者は法令等を遵守した上で、以下の本市の基準に従って業務を行うこと。 松江市情報セキュリティポリシー (2)本業務を通じて知りえた情報を本市の許可なく契約の目的以外に利用し、また第三者に漏 らしてはならない。契約終了後も同様とする。特に個人情報に関わる情報の取り扱いにつ いては十分注意するとともに、本市の指示に基づくものとする。 (3)本市は、業務の実施にあたり、受託者が必要とする資料や情報等の提供については可能な 限り協力する。 (4)委託業務の遂行にあたり、受託者は随時進捗状況の報告を行い、業務の円滑な遂行に勤め、 具体的な事項については双方十分協議の上、決定する。 第12 条(その他) 本業務仕様書、その他設計図書に記載のない詳細な項目、内容等については、本市と受託者 の協議のうえ決定し実施することとする。

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第2章 業務内容

第13 条(業務概要) 本業務の概要は次のとおりとする。 (1)全体計画 (2)航空レーザ計測(範囲は別紙「令和 2 年度航空レーザ計測範囲図」のとおり) (3)森林地形解析 (4)森林資源解析 林相区分図、樹種別・用途別の資源量把握に係る諸元・解析数値データ (例:樹高、胸高直径、単位面積当たり立木本数ほか)ほか (5)森林情報管理システム構築 (6)その他提案に係るもの (7)業務報告書の作成 第14 条(業務内容) (1)全体計画 受託者は本業務の実施にあたり、本市と十分打合せを行い、契約締結の日から10日以 内に次の必要書類を提出し、本市の承認を受けるものとする。また、本業務中に変更する 場合も必要書類を提出し、本市の承認を受けるものとする。 ①業務実施計画書 ②業務工程表 ③本業務に従事する技術者の一覧表、資格証写し、健康保険証写し ④以下に示す登録証明書全て(取得しているもの) a.測量業者登録 b.航空機登録証明書 c.航空機使用事業免許 d.品質マネジメントシステム(QMS:ISO9001) e.情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS:ISO 27001) f.個人情報保護マネジメントシステム(PMS:JIS Q 15001) g.IT サービスマネジメントシステム(ITSMS:ISO 20000) (2)航空レーザ計測 航空レーザ計測は以下の作業を行なうものとする。 ①作業計画 本作業工程全体について、作業方法、使用する機器、日程等について適切な計画を立案す るとともに関係機関への諸手続きを行なうものとする。

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4 ②航空レーザ計測 航空レーザ計測システムを搭載した航空機を用いて、対象の森林及び地形等を計測する ものとする。なお、計測密度は4点/㎡以上とする。 ③調整用基準点等の設置 取得データの精度を確保するために調整用基準点等の設置作業等を行なうものとする。 ④簡易オルソ画像データ作成 航空レーザ計測と同時に取得しているデジタル航空写真画像から、簡易オルソ画像を作 成する。なお、簡易オルソ画像の地上解像度は20cm とする。 ⑤三次元計測データ作成及びオリジナルデータ作成 航空レーザ計測で取得したデータを統合、解析し三次元計測データを作成する。また、 オリジナルデータは、三次元計測データから作成する。 ⑥グラウンドデータ作成 オリジナルデータからフィルタリング処理を行ない、地表面を示すデータを作成する。 ⑦グリットデータ作成 グリットデータは、グラウンドデータから作成するものとする。 ⑧数値地形図データ作成 数値地形図データファイルを作成するとともに、作業記録、品質評価表、メタデータ等を 作成するものとする。 (3)森林地形解析 航空レーザ計測のデータを利用して、微地形表現図、等高線図、傾斜区分図の地形情報を 整備する。 (4)森林資源解析 計測した3次元データや写真等を解析して得られる単位当たりの各種森林資源情報の整備、 林地台帳整備および施業計画等に活かせる森林資源情報の処理、加工を行なうものとする。ま た、現地調査を実施して、森林資源解析の精度を検証するものとする。 (5)森林情報管理システム構築 本業務にて作成したデータ及び、本市の林地台帳データを管理し、有効に活用できるよう、 システム構築を行うものとする。システムはスタンドアロン型とし、下記のスペックを満たす デスクトップ PC(ディスプレイ、キーボード、マウス含む)を調達し、システムのログイン 認証の構成を行い、不正プログラム対策ソフトウェアを導入した上でシステムセットアップを 行うものとする。 少なくとも林地台帳データの更新など、今まで職員が行ってきた作業については従来どおり 行えるシステムであること。また、手動でもバックアップも行えること。 ①指定した場所の正確な地形情報、森林情報、林地台帳情報の表示 ②システム上での路網計画が可能 ③出材シミュレーションが可能

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④林地台帳、林道台帳、保安林台帳、伐採届台帳の管理と地図上での表示 ⑤PC 仕様 ディスプレイ 24 インチ程度

キーボード 日本語 108/109(USB 有線接続)

マウス ホイール付き光学式マウス(USB 有線接続) OS Windows10 Professional 64bit

CPU Core i5 2.2GHz以上 ストレージ 500GB(SSD 推奨) メモリ 8GB ドライブ DVD-R/-RW 以上 ビデオメモリ システムが遅滞なく稼働する容量を調達すること。 RAID 構成を行うこと。 出力プリンタについて切替により既存のプリンタが使用できること。 PC 本体についてワイヤーなどによる固定ができること。 (6)その他提案により業務内容としたもの。 (7)業務報告書の作成 (1)から(6)の内容・結果を取りまとめ、業務報告書を作成する。 第15 条(打合せ協議) 本業務における打合せ協議は、着手前、中間、完了時の延べ3回を標準とし、時期等につい ては監督職員と打合せして決定することとする。

第3章 成果品

第16 条(納入成果品) 本業務の納入成果品は下記のとおりとする。なお、データファイルについては正・副各 1 部 (ハードディスクまたはDVD-R)を提出すること。 (1)航空レーザ計測及び写真撮影 ① 数値地形図データファイル ② 簡易オルソ画像データファイル ③ 作業記録・精度管理表 ④ 品質評価表 ⑤ メタデータ ⑥ その他発注者が指定するもの

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6 (2)森林地形解析 ① 微地形表現図データ(Tiff形式) ② 等高線データ(シェープファイル) ③ 傾斜区分図データ(グリッドデータ) (3)森林資源解析 ①調査報告書(A4 版製本) 1部 ②各種出力図 1部 a.林相区分図 ③森林資源解析データ a.単位当たり各種森林資源情報データ(シェープファイル) b.森林資源情報一覧表(Excel 形式) c.現地写真(jpeg 形式) (4)森林情報管理システム ①森林情報管理システム 1ライセンス ②操作説明書 1部 (5)その他技術提案に係るもの

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