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第5学年2組 体育科学習指導案

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第6学年4組 体育科学習指導案

平成 24 年 2 月 15 日(水)5校時 校庭 男 子 1 9 名 女 子 1 7 名 指 導 者 教 諭 鈴 木 健 太 郎

1 単元名 「リズムでジャンプ!」 走り高跳び(陸上運動)

2 運動の特性

(1) 一般的特性 ・助走を有効に使って、高さに挑戦して楽しむ運動である。 ・「リズミカルな助走」「上体を起こした踏み切り」「振り上げ足、抜き足の空中動作」「足からの安全な 着地」の技能を身につけ記録に挑戦する運動である。 ・個人やグループで跳んだ高さを競い合って楽しむことができる運動である。 (2) 児童から見た特性 ○自分の目標記録を目指して挑戦でき、「跳べるか、跳べないか」を楽しめる運動である。 ○リズミカルな助走ができたり、自己新記録が出たりしたときに「できた喜び」が味わえる運動である。 ○グループで教え合ったり、励まし合ったりして協力できると楽しめる運動である。 ●練習方法が分からなかったり、何回挑戦しても跳べなかったりするとつまらない運動である。 ●バーに当たる怖さ、高さへの怖さがあると楽しめない運動である。

3 児童の実態

(1)一般的な児童の実態 本学級の児童は明るく元気があり,男女の仲も良く友達同士 の関わり合いも多い。休み時間には,女子で数名外にあまり出 ない者がいるが,ほとんどが毎日外で遊んでいる。事前に行っ た学級集団意識に関する調査によると、「クラスの雰囲気」の項 目で高い結果となり,多くの児童がクラスは楽しく,友達と関 わることが好きだと答えている。しかし,「人間関係」、「活動性」 の項目が低く,自分勝手な言動や友達同士のもめ事が多いと答 えている。 (2)体育授業に関する児童の実態 体育に関する意識調査(診断的授業評価)をしたところ、「た のしむ」、「できる」、「まもる」の項目で5点満点中5点と高い 結果となり,楽しみながら精一杯運動するとともに,約束やル ールを守る意識の高い児童、また運動に対して達成感を感じて いる児童が多いことがわかった。一方、「学び方」の項目では、 5点満点中4点という結果となった。その中で,「学び方」の項 目の『上達のための学び方』の項目で低い児童がおり,体育の 授業に苦手意識を持っている児童がいることがわかった。

(2)

88 (3)本教材に関わる児童の実態 本校は校舎建て替えに伴い,3年間体育的施設が使えなかったことや,地域に思い切り運動できる広場や 公園が少ないことから,運動経験が少なく体力の低い児童が多い。反面,スポーツ少年団等の地域スポーツ も盛んで各種のスポーツを習っている児童もいる。そのため,体力,運動能力の面での2極化が見られる。 新体力テストの結果と埼玉県体力標準値を比較すると、女子はすべての項目で標準値を上回ったが、男子 で走力、投力に課題が見られた。 男子 握力 上体起こし 長座体前屈 反復横とび 20mシャトルラン 50m走 立ち幅跳び ボール投げ クラス 平均 6 月 19.1 22.63 37.73 48.73 70.52 9.29 170.68 26.73 11月 21.2 24.41 41.66 48.70 70.61 9.11 177.35 28.00 埼玉県体力標準値 20.27 22.41 36.07 46.56 63.80 8.90 167.36 28.91 比 較 ○ ○ ○ ○ ○ ▼ ○ ▼ 女子 握力 上体起こし 長座体前屈 反復横とび 20mシャトルラン 50m走 立ち幅跳び ボール投げ クラス 平均 6 月 20.23 24.82 47.41 48.05 68.52 9.12 169.29 17.70 11月 21.11 27.70 51.00 49.29 66.00 8.94 176.52 18.58 埼玉県体力標準値 19.68 20.67 40.59 43.87 51.36 9.15 158.66 17.05 比 較 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

4 教師の指導観

学校教育目標 あかるく かしこく たくましく 本校の研究主題 「勢いと潤いのある児童の育成」 -確かな技能の習得と健康の増進・体力の向上を目指して- めざす児童像 『勢い』のある児童・・・意欲的に運動する児童 『潤い』のある児童・・・仲間と学び合う児童 (1)『勢い』のある児童:意欲的に運動する児童を育てる 高学年のめざす児童像は,「自ら課題に向かって運動する児童」である。 本校は新校舎建設のため,これまで十分な運動ができなかったことから,日頃から運動に親しむ経験の少ない 児童が多い。体力の実態においても,スポーツ少年団等で日頃から運動している者と,そうでない者とに2極化 の現状が見られる。特に、持久力、走力、投力といった、日頃からの運動経験が影響している体力に低下傾向が みられる。そこで,児童が課題に向かって年間を通して体力を高めることができるよう、毎時間の授業序盤にパ ワーアップ教材を取り入れる。 本単元の走り高跳びでは、踏み切りの技術や空中動作の習得が児童にとって難しく、指導を強調しすぎると運 動への意欲が低下することが考えられる。そこで、児童が自己評価・相互評価しやすく、比較的どの児童も習得 しやすい「リズミカルな助走」に身につけるべき学習内容を重点化し、十分身についた後半に「振り上げ足」「抜 き足」の技能習得の時間を設定する。 (2)『潤い』のある児童:仲間と学び合う児童を育てる 高学年のめざす児童像は「教え合い,お互いに高め合う児童」である。 走り高跳びは、個人の記録の向上が主なめあてになるため、学び合いができるように,異質グループ・等質グ ループでの学習を行い,学び合いを通して約束を守り助け合えるようにしていく。 また,「リズミカルな助走」に学習内容を焦点化し、そのポイントを十分理解させ,「運動する・見る・支える」 の役割分担を行うことでお互いにアドバイスできるようにし,高め合う力を育成していく。

(3)

89 (3)研究の仮説と手立て 〈仮説1〉 身につけさせる学習内容を明確にし,個々の課題にあった学習を展開すれば,意欲的に運動する児童を育 てることができるであろう。 〈具体的な手立て〉 ◎勢いに関する手立て ① 身につけさせる学習内容の重点化 (「リズミカルな助走」 ⇒ 「勢いよく振り上げる振り上げ足」、「股関節を横に開いた抜き足」) 低い高さでの走り高跳びの実態調査をもとに個々の課題を明確にし、単元前半では、すべての児童に身に つけさせる学習内容を「リズミカルな助走」とした。リズミカルな助走を生み、また、踏み切り足をスムー ズに出させるため、助走を「3歩・5歩・7歩」とし、1歩目、3歩目を意識させる教具を使用する。また、 段階を踏んで「勢いよく振り上げる振り上げ足」と「股関節を横に開いた抜き足」を習得させることとした。 ② 用具・場の工夫 「リズミカルな助走」を身につけさせるため、3 歩、5 歩、7 歩のリズムが身につくよう、ケンステップ、 踏み切り板等を利用してリズムの習得を図る。 ③ 学習資料の工夫 掲示物や学習カードでは、助走、振り上げ足、抜き足のポイントを明確にし、わかりやすく掲示して、 課題解決を図りやすいようにする。 ◎潤いに関する手立て ① 自分にあっためあて設定 走り高跳びは身長や走力等で記録に大きな差ができることから、他の児童との比較で劣等感を意識させな いため、身長と 50m走の記録をもとにして作成したノモグラムを活用し、個人差に応じた目標記録をもた せる。他者との比較ではなく、自分の達成可能な目標記録を意識させることで意欲化を図る。 ② 関わり合うグループ学習 走り高跳びは個人競技なので、グループ学習を取り入れ、学び合いながら記録を高めていけるようにする。 グループ編成は学び合いのために人間関係を重視するようにする。また、グループやペアで「1・2・3」、 「1・2、1・2・3」などの声かけを行わせ、口伴奏でのリズムの習得を図る。 (4)「教育に関する 3 つの達成目標」との関わり (健康体力向上)たかさご体操,補強運動で継続的に走力・持久力・投力を培い体力の向上を図る。 (規律ある生活)授業を通して約束やきまりを守り礼儀正しく人に接することができるようにする。 ( 基 礎 学 力)個に応じた学習とグループ学習により,課題解決ができるようにする。

5 単元の目標

(1)場や用具の安全に気を配り,友達と教え合ったり,励まし合ったりしながら協力して運動ができるよう にする。 (関心・意欲・態度) (2)自分の技能に合った課題を設定し,運動の行い方やポイントを理解して練習の仕方や場を選択すること ができるようにする。 (思考・判断) (3)リズミカルな助走から足を大きく上げ,より高く跳ぶことができるようにする。 (運動の技能)

(4)

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6 単元の評価規準

7 単元の計画

(1) 陸上運動の取り上げ方 運動/学年 第5学年 第6学年 短距離走・リレー 5時間 5時間 ハードル走 6時間 6時間 走り幅跳び 6時間 ― 走り高跳び ― 7時間 (2)学習過程(7時間扱い) 本時は6/7時 時間 1 2 3 4 5 ⑥ 7 10 20 30 40 オリエン テーション ・授業の約束 ・学習のねらいと 進め方 ・グルーピング ・運動の行い方と ポイント ・補強運動 「パシュート走」 「鉄棒振り 上げ脚」 ・ノモグラムか ら,目標記録作 り,自分の課題 を知る ・自分のはじめの 記録の計測 ・ 集合・整列・あいさつ・健康観察・たかさご体操・用具の準備 体力アップタイム 基本学習① ・3歩助走 ・5歩助走 基本学習② ・勢いのよい振り上げ足 ・股関節を大きく開いた抜き足 発展学習 ・助 走・・・ケンステップ 踏み切り板 跳び箱1段 ・踏みきり・・・ロイター板 ・抜 き 足・・・2連バー(ゴム)

高砂オリンピック

挑戦学習 ・アクセント5歩助走 ・7歩助走 まとめ・整理運動・用具のかたづけ・次時の予告 関 心 ・ 意 欲 ・ 態 度 思 考 ・ 判 断 運 動 の 技 能 ① 場 や 用 具 の 安 全 に 気 を つ け 友 だ ち と 協 力 し て 運 動 し よ う と す る 。 ① 運 動 の 行 い 方 や ポ イ ン ト が わ か り ,自分の力にあった課題を 設定している。 ② 自 分 に あ っ た 練 習 の 仕 方 が 分 か り 、練 習 の 場 を 選 択 し て い る 。 ①3歩,5歩のリズミカルな助走 から上体を起こして踏みきるこ とができる。 ②勢いのよい振り上げ足,横に開いた 抜き足ができる。 継続的に体力を高めよう パシュート走 鉄棒振り上げ脚 リ ズ ミ カ ル な 助 走 を 身 に つ けよう 大きな振り上げ足・抜き足 を身につけよう グ ル ー プ で 目 標 記 録 に 挑戦しよう より高く跳べるように, 自分の課題にあった場 を選択して練習し,記録 に挑戦しよう ゴム跳び

(5)

91 ( 3 ) 評 価 計 画 時 重 点 観 点 学 習 活 動 に お け る 具 体 の 評 価 規 準 評 価 の 場 面 評 価 の 方 法 1 関・意・態① 関・意・態① ・ 学 習 の 見 通 し を も ち 、 友 だ ち と 協 力 し て 進 ん で 取 り 組 も う と す る 。 ・ き ま り を 守 り , 場 や 用 具 の 安 全 に 気 を つ け て 準 備 や 後 片 付 け を し よ う と す る 。 オリエンテ ーション 観察 2 思 考 ・ 判 断 ① ・ 運 動 の 行 い 方 が わ か っ て い る 。 基 本 学 習 ① 観察 学習カード 3 思 考 ・ 判 断 ① ・ 運 動 の 行 い 方 や ポ イ ン ト が わ か っ て い る 。 基 本 学 習 ② 観察 学 習 カ ー ド 4 運 動 の 技 能 ① ・ 自 分 に あ っ た 歩 数 で 助 走 し , 踏 み き る こ と が で き る 。 挑 戦 学 習 観察 学習カード 5 思 考 ・ 判 断 ② ・ 自 分 の 課 題 に あ っ た 練 習 の 場 や 練 習 の 仕 方 を 分 か っ て い る 。 発 展 学 習 観察 学習カード ⑥ 思 考 ・ 判 断 ② ・ 自 分 の 課 題 に あ っ た 練 習 の 場 や 練 習 の 仕 方 を 選 択 し 練 習 し て い る 。 発 展 学 習 観 察 学 習 カ ー ド 7 運 動 の 技 能 ② ・ リ ズ ミ カ ル な 助 走 か ら の 踏 み 切 り , 勢いのよい振り 上げ足,横に開いた抜き足ができる。 発 展 学 習 観 察 学 習 カ ー ド (4) 学習と指導・評価 段階 学習のねらい・活動 指導・評価(指導○評価規準◆) 評価方法 は じ め 45 分 × 1 1 集合・整列・挨拶・健康観察をする。 2 学習のねらいを理解し,学習の進め方につ いて見通しを持つ。 ・学習のねらい ・授業の流れ ・学習規律の確認 ・学習カードの記録と活用方法 ・資料の活用方法 3 たかさご体操を行い,心身の準備と体力の 向上を図る。 ○素早く集合させ,挨拶や返事の大きい児童, 学習規律がきちんとしている児童を褒め,本 時への意欲づけをする。 ○顔色や様子を観察し,安全のための服装を整 えさせる。 ○学習のねらい(教師の願い)と単元の流れ,1 単位時間の進め方,学習規律について資料等 を用いて理解させる。 ○学習カードの記録の仕方やグループでの声 のかけ方について指導する。 ○走り高跳びの運動の行い方,動きのポイント が理解できるように,写真等で説明する。 ○一つひとつの動きをしっかりと行わせ,体と 心の準備をしっかりとさせる。 「たかさご体操」 ①予備的運動 屈伸 伸脚 股割り 前後屈 体のねじり 肩回し 手首足首 ②多様な動き 片足クマさん 川とび 四股 ジャンプ ツイスト バーピー コンパス V 字バランス

(6)

92 4 準備の仕方・場の設定を確認する。 5 体力アップタイムの行い方を確認する。

【パシュート走】

【鉄棒振り上げ脚】

【ゴム跳び】

6 ノモグラムによる目標記録を確認し,自己 の課題を知る。 7 始めの記録を計測する。 8 片付けの仕方を確認する。 9 学習のまとめの仕方を知る。 ・本時の感想と次時でのめあてを記入す る。 10 整理運動・次時の予告・挨拶をする。 ○安全点検,きまりについて指導する。 ○体力テストの結果から自分たちの劣ってい る体力について考えさせ,持久力・走力の向 上のための運動として,パシュート走の運動 の仕方について実際に行いながら理解させ る。また、リズムで踏み切る感覚と脚を思い 切り振り上げる感覚を養うために、鉄棒を使 った脚の振り上げ運動を行わせる。 跳躍力を高めるためと、跳ぶ感覚を身につけ るために、ゴム跳びを継続的に行わせる。 ○事前に,身長・50m 走の記録から目標記録を 算出させておく。 ○計測した結果をもとに,さらに高く跳ぶ方法 について考えさせる。 ○グループで協力して行わせる。 ◆き ま り を 守 り , 場 や 用 具 の 安 全 に 気 を つ け て 準 備 や 片 付 け を し よ う と す る 。 【関・意・態】 ◆学 習 の 見 通 し を も ち 友 だ ち と 協 力 し て 進 ん で 取 り 組 も う と す る 。 【関・意・態】 ○次時のめあてを記入させる中で,自分の力に 合った課題を考え,めあてを立てているかチ ェックする。 ○意欲的だった児童を褒め意欲の向上を図る。 観察 学習カード 観察 学習カード な か ① 45 分 × 1 1 集合・整列・挨拶・健康観察をする。 2 たかさご体操を行い,心身の準備と体力の 向上を図る。 3 用具の準備をする。 ○素早く集合させ,挨拶や返事の大きい児童, 学習規律がきちんとしている児童を褒め,本 時への意欲づけをする。 ○顔色や様子を観察し,安全のための服装を整 えさせる。 ○準備運動における正しい動きを一つ一つ正 確に行なわせる。 ○周りの安全,置き方等について確認しながら 準備させる。

(7)

93 4 走力・跳躍力を高める運動を行う。

【パシュート走】

【鉄棒振り上げ脚】

【ゴム跳び】

5 本時のねらいを知る。 6 適切な助走の行い方を理解し,お互い見合 うポイントを確かめ合う。 7 3歩助走から,スタート足と踏みきり足を 意識しながら跳ぶ。 8 5歩助走から,スタート足と踏みきり足を 意識しながら跳ぶ。 6 学習のまとめをする。 ・本時の記録と自己評価,感想を記入する。 7 用具の片づけをする。 8 整理運動・次時の予告・挨拶をする。 ○グループやペアで声をかけさせながら,これ までの記録との比較から伸びを認め,意欲化 を図る。 ○教師の発問から,助走で必要な「イチ・ニ・ サーン」のリズムを言葉でイメージさせる。 実際に教師の師範でリズムの大切さをつか ませる。 ○はじめは低いバーで繰り返し行わせる。 ○「イチ・ニ・サーン」をグループで大きな声 で言わせる。 ○「イチ・ニ・ イチ・ニ・サーン」のリズム を大きく言わせ,最後の3歩のリズムアップ の大切さをつかませる。 ◆ 運 動 の 行 い 方 が わ か っ て い る 。 【思・判】 ○意欲的に活動していた児童,記録が伸びた児 童,動きが上達した児童を称賛し,次時への 意欲づけを図る。 ○安全に協力して片付けさせる。 ○足を中心に体全体をほぐすようにさせる。 観察 学習カード 1 集合・整列・挨拶・健康観察をする。 2 たかさご体操を行い,心身の準備と体力の 向上を図る。 ○素早く集合させ,挨拶や返事の大きい児童, 学習規律がきちんとしている児童を褒め,本 時への意欲づけをする。 ○顔色や様子を観察し,安全のための服装を整 えさせる。 ○準備運動における正しい動きを一つ一つ正 確に行なわせる。

走力・跳躍力を高めよう!

3 歩や 5 歩のリズミカルな助走から,高く跳ぼう!

(8)

94 な か ② 45 分 × 2 3 用具の準備をする。 4 走力・跳躍力を高める運動を行う。

【パシュート走】

【鉄棒振り上げ脚】

【ゴム跳び】

5 本時のねらいを知る。 6 より高く跳ぶための「振り上げ足」,「抜き 足」のポイントを確かめ合う。 7 5歩助走から,振り上げ足と抜き足を意識 しながら跳ぶ。 8 グループごとにクラスで立てた目標記録 に挑戦する。 6 学習のまとめをする。 ・本時の感想と次時のめあてを記入する。 7 用具の片づけをする。 8 整理運動・次時の予告・挨拶をする。 ○周りの安全,置き方等について確認しながら 準備させる。 ○グループやペアで声をかけさせながら,これ までの記録との比較から伸びを認め,意欲化 を図る。 ○教師の試技から,膝が曲がった小さな振り上 げ足や抜き足の問題点について考えさせる。 ○振り上げ足はまっすぐ,抜き足は横に開くよ うに指導する。 ○「イチ・ニ・ イチ・ニ・サーン」のリズム を大きく言わせ,最後の3歩のリズムアップ の大切さをつかませる。 ◆(第3時)運 動 の 行 い 方 や ポ イ ン ト が わ か っ て い る 。 【思・判】 ◆(第4時)自 分 に あ っ た 歩 数 で 助 走 し , 踏 み き る こ と が で き る 。 【 運 動 の 技 能 】 ○意欲的に活動していた児童,記録が伸びた児 童,動きが上達した児童を称賛し,次時への 意欲づけを図る。 ○安全に協力して片付けさせる。 ○足を中心に体全体をほぐすようにさせる。 観察 学習カード 観察 学習カード

走力・跳躍力を高めよう!

リズミカルな助走,大きな振り上げ足・抜き足でより高く跳ぼう!

(9)

95 な か ③ 45 分 × 2 1 集合・整列・挨拶・健康観察をする。 2 たかさご体操を行い,心身の準備と体力の 向上を図る。 3 用具の準備をする。 4 走力・跳躍力を高める運動を行う。

【パシュート走】

【鉄棒振り上げ脚】

【ゴム跳び】

5 本時のねらいを知る。 6 自分の課題を明確にし,練習する場を選択 する。 (場の例) ①助走・・・輪,踏み切り板,跳び箱1段 ②踏みきり・・・ロイター板 ③抜き足・・・2本ゴム 7 自分の課題解決の場で,助走(5歩・7歩), 踏み切り,振り上げ足,抜き足を意識しな がら練習する。 8 記録に挑戦する。 9 学習のまとめをする。 ・本時の感想と次時のめあてを記入する。 10 用具の片づけをする。 11 整理運動・次時の予告・挨拶をする。 ○素早く集合させ,挨拶や返事の大きい児童, 学習規律がきちんとしている児童を褒め,本 時への意欲づけをする。 ○顔色や様子を観察し,安全のための服装を整 えさせる。 ○準備運動における正しい動きを一つ一つ正 確に行なわせる。 ○周りの安全,置き方等について確認しながら 準備させる。 ○グループやペアで声をかけさせながら,これ までの記録との比較から伸びを認め,意欲化 を図る。 ○課題が明確ではない児童には,イラストや他 の上手な児童の跳び方を見せ,自分の課題を とらえさせる。 ◆ ( 第 5 時 ) 自 分 の 課 題 に あ っ た 練 習 の 場 や 練 習 の 仕 方 を 分 か っ て い る 。 【思・判】 ○各場所で,声かけをさせながら,課題解決の ために練習させる。 ◆ ( 第 6 時:本 時 ) 自 分 の 課 題 に あ っ た 練 習 の 場 や 練 習 の 仕 方 を 選 択 し 練 習 し て い る 。 ○自分の課題を意識するように声をかける。 ○意欲的に活動していた児童,記録が伸びた児 童,動きが上達した児童を称賛し,次時への 意欲づけを図る。 ○安全に協力して片付けさせる。 ○足を中心に体全体をほぐすようにさせる。 観察 学習カード 観察 学習カード

走力・跳躍力を高めよう!

自分の課題にあった場で練習し,さらに記録に挑戦しよう!

(10)

96 ま と め 45 分 × 1 1 集合・整列・挨拶・健康観察をする。 2 たかさご体操を行い,心身の準備と体力の 向上を図る。 3 用具の準備をする。 4 走力・跳躍力を高める運動を行う。

【パシュート走】

【鉄棒振り上げ脚】

【ゴム跳び】

5 本時のねらいを知る。 7 自分たちのグループの場で,助走(5歩・7 歩),踏み切り,振り上げ足,抜き足を意識 しながら練習する。 8 記録に挑戦する。 9 学習のまとめをする。 ・本時の感想と次時のめあてを記入する。 10 用具の片づけをする。 11 整理運動・次時の予告・挨拶をする。 ○素早く集合させ,挨拶や返事の大きい児童, 学習規律がきちんとしている児童を褒め,本 時への意欲づけをする。 ○顔色や様子を観察し,安全のための服装を整 えさせる。 ○準備運動における正しい動きを一つ一つ正 確に行なわせる。 ○周りの安全,置き方等について確認しながら 準備させる。 ○グループやペアで声をかけさせながら,これ までの記録との比較から伸びを認め,意欲化 を図る。 ○各場所で,声かけをさせながら,課題解決の ために練習させる。 ◆ ( 第 7 時 ) リズミカルな助走からの踏み 切り,勢いのよい振り上げ足,横に開い た抜き足ができる。 【運動の技能】 ○自分の課題を意識するように声をかける。 ○意欲的に活動していた児童,記録が伸びた児 童,動きが上達した児童を称賛し,これから の生活に生かせるようにする。 ○安全に協力して片付けさせる。 ○足を中心に体全体をほぐすようにさせる。 観察 学習カード

走力・跳躍力を高めよう!

今まで身につけたことを生かして、最高記録を目指そう!

(11)

97

8 本時の学習と指導(6/7時)

(1)ねらい 自 分 の 課 題 に あ っ た 練 習 の 場 や 練 習 の 仕 方 を 選 択 し 練 習 す る こ と が で き る 。 【思・判】 (2)準備 高跳びスタンド(3セット)・高跳び用バー(2セット)・高跳び用ゴム(2)・マット(4)・エバーマット(3) ケンステップ(30)・ロイター板・踏み切り板・学習カード・筆記用具・提示資料・CD (3)展開 段 階 学習内容・活動 指導上の留意点 (○指導 ◆評価 △努力を要する児童への手立て ★3つの達成目標に関わる内容) 導 入 12 分 1 集合・整列・あいさつ・健康観察 を行う。 2 たかさご体操を行う。 3 持久力・跳躍力を高める運動を行 う。

【パシュート走】

【鉄棒振り上げ脚】

【ゴム跳び】

○素早く集合させ,挨拶や返事の大きい児童,学習規律がきちんと している児童を褒め,本時への意欲づけをする。 ○顔色や様子を観察し,安全のための服装を整えさせる。 ○正しい動きを一つひとつ正確に行なわせる。 ★たかさご体操で心身の準備とともに,体力の向上を図る。 (健康・体力) ○意欲化を図るために,他チームとの競走ではなく,前時までの自 チームの記録と比較させ,その記録の向上をめあてに行わせる。 ○最後尾の児童の走力でペースを変えるのがポイントであることを 確認する。 ○足の踏み切りと振り上げを意識させながら行わせる。 ○置き方,安全点検等指導する。 ○跳ぶ感覚を身につけるために、継続して行わせる。 屈伸 伸脚 股割り 前後屈 体のねじり 肩回し 手首足首 片足クマさん 川とび 四股 ジャンプ ツイスト コンパス バーピー V字バランス ○5~6人1組のチームで行う追い抜き走。 ○ジョギングをしながら最後尾の児童が, 先頭の児童の前まで追い抜いていき, 1人が追い抜いたら,次に最後尾にな った者が追い抜いていく。 ○1分間での往復回数を計測する。 ○片道の間に1人が追い抜くこととする。 20m

走力・跳躍力を高めよう!

○グループごとに,低鉄棒で連続逆上がりに取り組む。 ○グループごとに,ゴム跳びに取り組む。

(12)

98 展 開 28 分 整 理 5 分 4 用具・場の準備をする。 5 本時のねらいを知る。 6 自分の課題を明確にし,練習する 場を選択する。 (場の例) ①助走・・・輪,踏み切り板, 跳び箱1段 ②踏みきり・・・ロイター板 ③抜き足・・・2連バー(ゴム) 7 自分の課題解決の場で,助走(3 歩・5歩・7歩),踏み切り,振 り上げ足,抜き足を意識しながら 練習する。 8 記録に挑戦する。 9 学習のまとめをする。 ・学習カードに本時の記録と自己評 価を記入する。 10 後片付けを行う。 11 整理運動 12 次時の学習内容の確認 13 あいさつ ○同じ課題の児童同士で,声かけをさせながら,課題解決のために 練習させる。 △課題が明確ではない児童には,イラストや他の上手な児童の跳び 方を見せ,自分の課題をとらえさせる。 ★個に応じた学習により,課題解決ができる。(基礎学力) ○それぞれの場で,「リズム」,「踏み切り」,「振り上げ足」,「抜き足」 のポイントに絞って見合いをさせ,よい動きの児童を認めるとと もに,良い口伴奏や声かけのできている児童も認める。 ○自分の課題を意識して,自己記録に挑戦させる。 ○本時の記録を学習カードに記入し,本時を振り返る。 ○クラス得点を発表し、今日良い動きだった児童を称賛する。 ○役割分担をして,友達と協力して素早く安全に片付けさせる。 ○ゆっくりと大きな動作で整理運動に取り組ませる。 ○評価や称賛をすることで,児童の意欲を喚起させ,次時のめあて を明確に持たせる。 ★気持ちの良いあいさつで締めくくる。(規律ある態度) ◆ 自 分 の 課 題 に あ っ た 練 習 の 場 や 練 習 の 仕 方 を 選 択 し て い る 。 【思・判】

自分の課題にあった場で練習し,さらに記録に挑戦しよう!

【助走・踏み切り・振り上げ・抜き足の課題解決の場】

助 走(3歩)

踏み切り板 ゴム マット ケンステップ ロイター版

助 走(5歩・7歩) 踏み切り

バー ゴム バー 跳び箱 バー

振り上げ・抜き足

エ バ ー マット エバーマット ホワイトボード エ バ ー マット

参照

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