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第 2 章藤沢市の現況 1 自然環境と都市環境 2 人口と経済活動 3 藤沢市の財政 5

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Academic year: 2021

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1 自然環境と都市環境

2 人口と経済活動

3 藤沢市の財政

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自然環境と都市環境

1-1 自然環境の現況

本市は神奈川県の中央南部に位置し、市南部は太平洋(相模湾)に面しています。 市内北部の地形は、標高 40~50m の相模野(相模原)台地と高座丘陵並びに、引地川、境 川、目久尻川、小出川がつくりだした低地で形成されています。 また、市内南部の地形は、江の島、海岸部の湘南砂丘地、引地川、境川、柏尾川などがつ くりだした沖積低地と相模野(相模原)台地の一部、新林公園・川名緑地などの多摩三浦丘 陵から連なる片瀬丘陵・村岡丘陵から構成されています。 相模湾に突き出す江の島は、海底から隆起して形成された特殊な自然地形を持ち、沿岸流 により運ばれてきた砂が形成した砂州でつながっています。 緑地については、相模野(相模原)台地、高座丘陵、片瀬丘陵などの斜面や引地川、境川 沿いにのびる斜面樹林は、大半がクヌギ、コナラ林などを中心とした落葉広葉樹林(二次林) で形成されており、多くの動物の生息域となっているとともに、連続した緑として存在して います。 本市の河川は、引地川水系の本流である二級河川引地川とその支流、境川水系の本流であ る二級河川境川とその支流、相模川水系の一級河川目久尻川、小出川、準用河川打戻川など が流れています。引地川及び境川は、本市北部から相模湾の河口まで、本市を南北に縦断し て貫流しています。 市域の面積は、69.57k㎡で、2011 年(平成 23 年)時点の土地利用分類を見ると、市街化 区域*における都市的土地利用が 90.6%、自然的土地利用が 9.4%となっており、市街化調 整区域*における都市的土地利用が 39.1%、自然的土地利用が 60.9%となっています。 また、人口の 94.9%が市街化区域内に居住しており、DID(人口集中地区)面積は 46.30 k㎡となっています。 1965 年(昭和 40 年)ごろに始まった大企業工場の進出と、それに伴う人口の増加に対応 するために実施された工業団地、住宅団地整備など、土地区画整理事業等とともに市街化が 進みました。東海道線沿線で始まったこれらの事業は東部から北部地域へと拡大し、2015 年 (平成 27 年)7月現在、市施行、行政庁施行、組合及び個人(共同)施行済み、施行中を 合わせて、市街化区域 約 36%にあたる 48 地区、面積 17.21k㎡となっています。

(3)

人口と経済活動

2-1 人口の推移

本市の人口は、2015 年(平成 27 年)10 月現在、約 42 万 4,000 人で県内第4位の人口を 有し、世帯数は約 18 万世帯で、逓増傾向にあります。一方、1世帯あたりの人員は 2.35 人 で、逓減傾向にあります。 「藤沢市将来推計人口」〔2010 年(平成 22 年)の国勢調査をもとに実施〕においては、 本市の人口は 2030 年(平成 42 年)に約 43 万 800 人でピークを迎え、その後ゆるやかに減 少に転じ、人口減少社会を迎えるとされ、2040 年(平成 52 年)の高齢化率を 32.6%と推計 しています。持続的な都市、市民生活の形成に向けて、人口構成の変化を踏まえた対応が必 要となっています。 出典:「藤沢市統計年報」〔2015 年(平成 27 年)版〕

2-2 経済活動

① 工業 本市の工業は、従業員 300 人以上の事業所が、製造品出荷額等の7割以上を占めていること、 素材生産工場より輸送機・電気・機械を中心とする加工・組立型工場が多いことが特色として あげられます。 また、従業員4人以上の事業所数については微減傾向にありますが、近年、R&D(研究 人口と世帯数、1世帯あたりの人員数の推移 109,101124,601 175,183 228,978 265,975 300,248 328,387 350,330368,651 379,185 396,014409,657 424,103 22,694 28,089 43,908 62,169 77,281 96,757 108,775 124,261137,993 148,455 161,232 171,981 180,180 4.81 4.44 3.99 3.68 3.44 3.10 3.02 2.82 2.67 2.55 2.46 2.38 2.35 0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 0 100,000 200,000 300,000 400,000 500,000 1955年 1960年 1965年 1970年 1975年 1980年 1985年 1990年 1995年 2000年 2005年 2010年 2015年 人口(人) 世帯数(世帯) 1世帯あたり人員(人)

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② 商業 本市の商業は、1973 年(昭和 48 年)以降、藤沢駅周辺で大型店の進出や商店街の店舗新改築 が相次ぎ、周辺都市を商圏に取り込みながら、県内でも有数の商業地として発展してきました。 平成に入ると、郊外にも専門店、コンビニエンスストア、スーパーが多数進出するとともに、 工場跡地に相次いで商業施設が進出し、2011 年(平成 23 年)には湘南地域最大級の大型商業施 設が辻堂駅前に開業しました。 本市の卸売業・小売業の事業所数は、ほぼ横ばいとなっていますが、周辺都市における大型 商業施設の開設も進んでおり、地域間競争が顕著になっています。 ③ 農業・水産業 本市の農水産業は、相模野(相模原)台地の南に拡がる農地と湘南の海、そして、大消費地 が近いという立地条件に恵まれた中で、新鮮で安全・安心な農水産物を提供しようとする意欲 的な農家や漁業者により収益性の高い生産活動が展開されています。 高齢化に伴う農業従事者の減少や都市化の進展による耕地面積の減少など、全国的な課題も 抱える中、持続可能な農業生産、環境への負荷を極力抑えた農業を推進し、生物多様性など農 地の多面性を活かした取組が求められています。 ④ 観光 本市の観光は、江の島を中心とする夏の海水浴客等に加え、近年では、北部の豊かな自然環 境を活かしたイベントや旧藤沢宿エリアに代表される歴史と景観を踏まえた観光の推進など、 通年型観光地として、多くの観光客が訪れています。東日本大震災が発生した 2011 年(平成 23 年)を除き、例年増加傾向にある観光客の大部分は日帰り観光客です。 江の島が「東京 2020 オリンピック競技大会」のセーリング競技会場に選出されたことから、 今後、これを契機とした、観光客への「おもてなし」の受入体制の向上が望まれます。

(5)

藤沢市の財政

本市の財政は、財政の安定度や健全度を示す指標である自主財源比率(歳入全体に対する 市税等の自主財源の割合)が全国都市平均を上回っていることなどから、比較的健全な財政 状況を維持していると言えます。 しかしながら、節減することが難しい義務的経費のうち、高齢者、子ども、障がいのある 方、生活困窮者の方々を援助するために使われる扶助費がこの 10 年間で 2.1 倍になってい ることなどにより、予算規模は増加傾向になっています。 今後の見通しとして、歳入の根幹をなす市税収入は、経済情勢や税制改正など不確定要素 はあるものの、中長期的には減少傾向で推移すると予測されます。 一方、歳出では、急速な少子・超高齢化に伴う社会保障経費の増加はもとより、地震や津 波などの防災・減災対策、公共施設の老朽化対策、新たな都市基盤整備に伴う建設事業費な どの増加も見込まれることから、長期的な視点での財政負担も考慮しつつ、最も経済的・効 果的な手法を用いるなど、適正な財政運営に基づく健全財政の維持がより一層求められてい ます。

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参照

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