1. 出発前の準備について ビザの種類 必要書類 手続き 手続きに要した期間 有 無種類 ( ) ビザ申請先 国内 現地場所 ( 大阪 ) 入学許可書 オンラインで行った手続きの書類のコピー パスポート IELTS のスコア証明書がビザの手続きに必要です 毎年規定や申請に要する期間が変わるので 自分

熊本大学海外派遣留学生 報告書

氏名 D さん（仮名） 所属 大学院社会文化科学研究科 留学先機関名 リーズ大学 （国名：イギリス ） 留学先所属 ☐ 特定の学部・研究科に所属（ 学部・研究科） ■ 特定の学部等に所属せず、様々な学部等の授業を履修 ☐ その他： 留学期間 2016 年 9 月 － 2017 年 6 月 留学開始時 学年 2 年次 奨学金 ■ JASSO 海外留学支援制度 ☐ 国際奨学事業 ☐ トビタテ！留学 JAPAN ☐ その他（ ）

１．出発前の準備について

ビザの種類 ■有 ☐無 種類( ) ビザ申請先 ■国内 ☐現地 場所( 大阪 ) 必要書類、手続き 手続きに要した期間 入学許可書、オンラインで行った手続きの書類のコピー、パスポ ート、IELTS のスコア証明書がビザの手続きに必要です。毎年規定 や申請に要する期間が変わるので、自分で確認することをお勧め します。申請には大阪か東京まで行く必要があるので、早めに計 画を立てておく必要があります。 ビザ申請以外で 必要な事前手続き 授業の登録、寮の申し込み、海外旅行保険の加入、キッチン用品 や寝具の申し込み(希望者のみ。私は自分に必要な分だけを大学近 くのスーパーなどで購入しました。) 留学に向けて 取り組んだ語学 ■ 英語 ☐ 独語 ☐ 仏語 ☐ 中国語 ☐ 韓国語 ☐ その他（ 語） 勉強方法

私は IELTS の writing のグラフ問題が苦手だったので、「IELTS BUDDY」というウェブサイトに載っているグラフのパターンとそれ に対応する英文の書き方を全て暗記してテストに挑みました。 留学先の手続き (必要書類、大変だっ たこと、どのように取 り組んだか等) 留学先に着いたら、指定された郵便局に在留カードを取りに行く 必要があります。私は、手続きの期間が過ぎても発行されなかっ たため、再度自分で手続きをしなければなりませんでした。大学 の留学生サポートセンターに相談すると、手続きの仕方を教えて くれたので、無事に受け取ることができました。 事前の必要経費 (留学前に必要な 支払い費用) ※概算費用 ☐ 授業料 円 ☐ 寮費 円 ☐ 語学研修費 円 ☐ 教材費 円 ■ ビザ申請 3 万円 渡航費（■片道 ☐往復） 7 万円 海外旅行保険料 10 万円 ☐ その他（ ） 円

２．渡航～到着時の生活について

利用航空会社 Asiana Airlines 手配 Asiana Airlines ※利用したサイト、旅行会社等 移動経路 ※往路のみ 福岡空港—仁川空港—ヒース ロー空港—ヴィクトリコーチ ステーション-リーズ 到着 時刻 14:00 頃(ロンドンで一泊) 【※移動時間（約 16 時間）】 大学（寮）への 移動手段 ☐大学手配の出迎え ☐知人の出迎え ■タクシー ☐公共交通機関（☐バス ☐電車） ☐その他（ ） 空 港 か ら 移 動 す る 際の注意点 行き方、料金等 ロンドンからリーズまでは事前に予約していれば Megabus で£1 で 移動できます。 住居のタイプ ■寮 ☐アパート その他( ) 住居 手配 ■大学の斡旋 ☐自分で その他( ) 部屋の種類 ■一人部屋 ☐二人部屋 その他( ) ル ー ム メイト ☐日本人学生 ■他国からの学生 その他( ) 住居の申込手順 リーズ大学のウェブサイトから入寮の申し込みを行う。 住居でのトラブル および解決方法 寮に住む場合は、大学内に accommodation office があるので、そ こに行けば寮の変更など様々な問題に対応してもらえます。 大学への交通手段 (※費用がかかれば費用も) 徒歩 生活費および内訳 （概算を円換算） 生活費計 71000 円／月 （生活費内訳） 住居費： 65000 円／光熱費： 0 円／通学費： 0 円 食費： 4000 円／通信費： 2000 円／書籍代： 0 円 その他：（ ） 円 ※学費・寮費以外に留学先大学へ納入するもの： ０円 （徴収された費用の名目： ） その他生活で必要な 手続き、アドバイス (口座開設、保険、 携帯電話、荷物、 支払い方法など) 現地では銀行の口座は開設せずに、日本で作ったクレジットカー ドとデビットカードを使っていました。現金が必要な時はデビッ トカードで大学内や街の ATM から引き出していました。携帯電話 は Three という会社のスマホとプリペイド式の Sim カードを買っ て使っていました。使っていない電話代は翌月に繰り越されるの で、毎月入金しなくても使うことができます。イギリスで日本か ら持ち込んだスマホの Sim ロックの解除を依頼しましたが、お金 だけ取られ、解除できなかったので、Sim ロックを解除する場合は 日本ですることをお勧めします。

３．留学先の大学について

授業（カリキュラム） の概要について 基本的には前期 60 単位、後期 60 単位になるように授業を履修し ます。一つの授業は 10 もしくは 20 単位の場合が多いので、3〜4 つの授業が１週間のうちにあります。授業によっては、週 2 回や 隔週でセミナーなどがあるので、授業が被らないように事前に確 認する必要があります。私は自分の専門分野である、言語、心理、 教育の授業を中心に履修していました。 履修登録の時期 登録方法 ■渡航前 ☐渡航後 ⇒ （ 月頃） ☐オンラインで登録 ☐志願書類の提出 ☐その他（ ） 留学生特例措置 (履修制限、優先措置、 留学生専用のオリエ ンテーション、チュー ター制度等) ■有り（具体的には以下のとおり） ・履修制限(シラバスで確認できます。) ・ ・ ・ ☐無し 留学先大学でのサポ ート体制について (語学面／学校生活／ 住居・日常生活等) 論文の書式やプレゼンテーションなどに慣れていない学生向けの 無料の講座が図書館で行われています。事前に申し込みをすれば 誰でも参加することができます。リーズ大学では授業開始の 2 週 間前から留学生向けのサポート期間が用意されており、現地の学 生がサポートしてくれます。 留学開始後に行った 留学先大学の手続き (学生証、履修登録、 大学 ID の設定等) 国民保険の手続き、在留カードの手続き、学生証の手続き、大学 のネットワークへの接続、履修登録の変更(希望者のみ) 授業外活動について (サークル、部活、イ ンターン、フィールド ワーク等) ※どうやって探したか、 どのような活動か、入る きっかけなども具体的に 授業が始まる前にサークルや部活の勧誘期間があり、サークルの 役員に活動内容や練習の頻度などを聞くことができます。勧誘の 期間終了後も、“Give it a go”と呼ばれる体験入部のイベントが あり、興味のあるサークルや部活に参加体験することができます。 大学内外で開催される多くのイベントが Facebook 上でイベントを 作成しているので、Facebook のアカウントを持っていない人は渡 航前に作っていくことをお勧めします。

４．一週間のスケジュールについて

（授業時間、課外活動、勉強時間等、毎日の生活について記入してください） 月 火 水 木 金 土 日 7:00 8:00 起床 起床 起床 起床 起床 起床 9:00 朝食 朝食 朝食 朝食 朝食 朝食 起床 10:00 授業 図書館 授業 図書館 _{ラ ン ゲ ー ジ} パ ー ト ナ ー と の 言 語 交 換活動 図書館 買い物など 11:00 12:00 昼食 授業 授業 授業 13:00 授業 昼食 昼食 昼食 昼食 昼食 14:00 図書館 図書館 図書館 サ ー ク ル 活 動 補習授業 フ リ ー タ イ ム 図書館 15:00 授業 図書館 16:00 フ リ ー タ イ ム フ リ ー タ イ ム 17:00 夕食 18:00 グ ロ ー バ ル カフェ 夕食 夕食 夕食 夕食 夕食 夕食 19:00 フ リ ー タ イ_ム フ リ ー タ イ_ム フ リ ー タ イ_ム フ リ ー タ イ_ム フ リ ー タ イ_ム フ リ ー タ イ_ム 20:00 サ ー ク ル 活 動 自習 自習 自習 自習 パーティー 自習 21:00 パ ブ ソ ー シ ャル パーティー 22:00 映画鑑賞会 23:00 24:00 就寝 就寝 就寝 就寝

5．留学成果とアドバイス

留学によって得られた成果（語学に関すること、ものの考え方や取り組み方、 コミュニケーション能力など自由に記載してください） 英語に関しては 4 技能全てにおいて渡航前以上の力を身につけることができたと思いま す。私は、イギリス人らしい英語を身につけたいという目標を持っていたので、現地の 人と交流しながら、よりオーセンティックな英語を習得することができました。留学を 経て、自分の弱点も認識することもできたので、これからの学習にも役立てていきたい と感じています。また、留学を通して自分に自信を持てるようになったことが大きな成 果の一つだと感じています。留学する前は、自分の英語力や将来に対して様々な不安が 自分を取り巻いていました。しかし、異なるバックグラウンドを持った人のコミュニテ ィーの輪に飛び込みその文化に触れたり、イギリスの文化に馴染もうと努力することで、 多くの人に認められ、結果的に沢山の友達も作ることができました。イギリスで様々な 人に友達・親友として受け入れてもらえたことで、自分はどこに行ってもできるという 自信に繋がりました。 同じ大学へ留学を希望する人へのアドバイス（留学先大学、プログラムに関すること、 生活全般に関することなど自由に記載してください） リーズ大学では世界各国から約 7000 人以上もの留学生が学んでいます。非常に国際色豊 かな大学なので、ぜひ世界各国の人と友達になり、様々な文化の違いに触れてください。 留学先に着くと最初は不安なことが多く日本人同士で集まることが多いかもしれませ ん。しかし、最初こそ様々な国の学生と関わってください。多くの留学生は「友達が欲 しい」、「英語を話したい」と思っているので、友達になりやすいと思います。特に最初 の１ヶ月はイベントも多く、交流を求める人が多いので積極的にそのようなイベントに 参加することをお勧めします。私は、「He knows everyone!」と言われるほど友達を作っ ていました。また、授業に関しては、レクチャーとセミナーをバランスよく履修するこ とをお勧めします。私が履修した授業はレクチャーが多く、授業で発言する機会はあま り多くありませんでした。留学を経て友達との会話には慣れましたが、アカデミックな 内容の発言をスムーズに行うのにはまだ慣れないので、セミナーのある授業を多く履修 し、もっとディスカッションのスキルなどを身につければ良かったと感じています。 留学を通しての感想 イギリスに行くのは今回が 2 回目だったため、カルチャーショックなどは感じないだろ うと思っていました。しかし、今回の留学を通して、自分の常識や価値観が大きく覆さ れるような出来事が数多くあり衝撃を受けました。様々な出来事を乗り越え、自分で対 処していくことによって、新しい考え方や価値観の違いを認識することができるように なったと思います。留学は一般的に華やかなイメージが大きいと思いますが、大学の授 業や日常の買い物など日本で暮らすよりもはるかに大変で、辛い経験もたくさんありま した。しかし、その分留学を終えた後の充実感は非常に大きいです。留学は語学の習得 だけでなく、かけがえのない友人を作ったり、自分自身の成長など想像以上に多くのこ とを与えてくれるものでした。私は来年から教師として働くので、様々な価値観や考え 方に対して寛容になれたこと、物事に落ち着いて対処し問題解決に取り組めるようにな ったことは、今後の教師生活の支えになるものだと確信しています。今後もこの留学で 得た経験を生かし、自己の成長に努めていきたいと思います。