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2017( 平成 29) 年度活動報告 年度の社会情勢 新燃岳が7 年ぶりに爆発的噴火を起こし 今年 4 月の時点でもまだ噴火活動は収まる様子を見せず 農業や観光に大きな影響を与えています 一日でも早く静かな状況が戻るよう祈るばかりです 国際情勢もミサイル 核開発問題や貿易摩擦問題など

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(1)

2017(平成29)年度活動報告

1.2017年度の社会情勢

新燃岳が7年ぶりに爆発的噴火を起こし、今年4月の時点でもまだ噴火活動は収ま

る様子を見せず、農業や観光に大きな影響を与えています。一日でも早く静かな状況

が戻るよう祈るばかりです。

国際情勢もミサイル・核開発問題や貿易摩擦問題などで不安定な状況が続き、森友

学園問題や財務省の決裁文書改ざん問題などで国政も大荒れとなっています。全体的

に不安定な情勢が続く中、成人年齢の引き下げやカジノ法案、働き方改革法案などが

話題となっていますが、今後の国政をどのような形で運営していくのか、課題の表れ

のひとつと言えるでしょう。少子高齢化が進み、年々厳しくなる財源の中で収入をど

う確保していくのか、その中でどう社会福祉施策の予算を求めていくのか、経済面で

は厳しい状況が今後も続くと考えられます。

そのような状況の中でも、手話言語法制定運動及び情報・コミュニケーション法制

定運動は、今年4月24日現在、178自治体で手話言語条例が成立し、活動が活発

化しています。宮崎県でも、今年2月の県議会において河野知事が宮崎県の手話言語

条例について、2018年度の制定を目指す考えを明らかにされました。来年、県協

会創立70周年を迎える大きな節目の年に条例がス

ートすることになります。大変

うれしいニュースですが、どのような条例になるのか、条例を元にどのような取り組

みを行なっていくのか、今後の県や関係団体との協議にかかっています。

こういった社会情勢、運動の目的や状況を確認したうえで取り組んでいくことが、

私たちが活動を続けていく上で必要なことになります。

2.全国的な運動

(1)強制不妊手術にかかる聴覚障害者の実態調査

旧優生保護法下において障害者等に対し強制不妊手術や中絶が行われてきたことに

関し、今年1月、宮城県在住の女性による全国初の国家賠償法損害賠償請求が提訴さ

れ、大きな社会問題となっているところです。超党派による議連が立ち上がるなど、

国や行政でも実態調査に向けて大きな動きがみられます。全日本ろうあ連盟でも、3

月26日から5月25日の2か月間にかけて聴覚障害当事者やその家族、親族を対象

に全国的な聞き取り調査を実施しています。中間調査結果は6月の全国ろうあ者大会

評議員会で公表される予定です。

障害者への強制不妊手術や中絶は、劣った遺伝子をなくし、優れた遺伝子を残すと

いう誤った優生学の考えから生まれました。ナチスドイツでは行き過ぎた優生思想が

障害者の大量虐殺という悲劇につながっています。決して許してはなりませんし、忘

れてはならないことです。ただ、この問題について実際に本人や家族に踏み込んだ調

査を行うことはプライバシーにも深く関わる非常に難しいものであり、簡単なことで

(2)

はありません。相手との信頼関係をまず築き、調査の目的、そして結果をどのように

活用していくのか、十分に理解していただくというプロセスを経た上でなければ、逆

に相手を傷つけることにもなりかねません。このことから、宮崎県協会は、現時点で

は実態調査について拙速な調査は行わず、慎重に対応していく方針です。

(2)

「手話言語条例」制定に向けての動き

手話言語条例は今年4月24日現在で22道府県1区136市19町、178自治

体で成立しています。全国47都道府県の半分近くで条例が成立するなど、手話言語

条例制定の動きが大きなうねりとなっています。これまで慎重姿勢だった自治体でも

取り組みの動きが出てきている一方で、手話言語条例と情報コミュニケーション条例

が一緒になった条例が制定される例も少なくありません。条例の一本化自体は悪いこ

とではありませんが、それぞれの条例の目的があいまいにならないよう、十分に注意

して取り組んでいくことが必要です。

(3)電話リレーサービス事業の全国展開

平成29年度予算において、厚生労働省が、聴覚障害者提供施設を対象に電話リレー

サービスのオペレー

ーを配置するにあたっての補助を行いました。全ての情報提供施

設ではなく、全国を複数ブロックに分けて、各ブロックを取りまとめる情報提供施設に

絞って補助を行うもので、九州ブロックでは電話リレーサービス先行県である熊本県と

沖縄県が対象となりました。全日本ろうあ連盟も日本財団の助成を受けて電話リレーサ

ービスの学習会を全国各ブロックで開催した他、公衆電話リレーボックス「手話フォン」

が羽田空港、筑波技術大学、明石市に設置されるなど、平成29年度は電話リレーサー

ビス事業に対する取り組みが全国で活発に展開された一年となりました。

財政面を考えると、全国一律の電話リレーサービス普及が早急に実現するとは考えに

くいですが、宮崎県ではどのような形で遠隔手話通訳・電話リレーサービスを実施でき

るのか研究・調査していくことが必要でしょう。ただ、公的機関における遠隔手話通訳

サービスには、ろう者のニーズに対応して様々な情報提供を行う、あるいは手話通訳派

遣やろうあ者相談員につなげていくなど、生活支援が必要な場面でどう対応していくか

が欠落する恐れがあり、全日本ろうあ連盟でも指針を発表して注意を呼びかけていると

ころです。このことも踏まえた慎重な取り組みが問われます。

3.県内の主な出来事

(1)

「手話言語条例」制定に向けての動き

2月県議会において河野知事が宮崎県手話言語条例について、2018年度の制定

を目指す考えを明らかにされました。県協会では、これまでも「手話言語法制定を求

める意見書の採択を求める請願」運動をはじめとした手話言語法・条例制定について

全日本ろうあ連盟や関係団体の皆さまと協力して要望、意見交換を行ってきましたが、

それがようやく実を結んだものです。

(3)

ただ、どんな条例を作っていくのか、条例を基にどんな取り組みを行なっていくの

か、具体的な取り組みはこれからです。宮崎県知事の答弁では、手話以外の点字や要

記などのコミュニケーション手段も含めた条例制定を想定されているようです。

他の障害者団体、関係団体も含めた協議となりますので、手話が言語であること、

手話言語条例制定に期待する想いについて粘り強く訴えていくことが求められます。

当協会だけではなく、手話・要約

記関係団体とも連携して充実した内容の条例にな

るように県との協議に取り組んでいきます。

(2)

「障がいのある人もない人も共に暮らしやすい宮崎県づくり条例」の取り組み

条例が施行されてから2年が経ちました。宮崎県は、県内各地において条例の啓発

活動に取り組んでいます。昨年7月28日に障がい者差別解消シンポジウムを宮崎市

民プラザで開催した他、2月11日に当協会で開催した手話フェスティバルの時に担

当者が来所され、条例の説明と啓発を行なったのもその一環です。その取り組みが県

民に対する理解の広がりにつながるよう、県協会でも協力して啓発活動に取り組んで

いきます。

4.県協会の取組み

(1)第 2 回宮崎県聴覚障害者協会幹部研修会の開催

8月20日(日)第 2 回宮崎県聴覚障害者協会幹部研修会を開催し、15名の参加が

ありました。午前中は九州・全国評議員会報告を行ない、午後からは松浦理事長から県

協会の取り組みについての報告と、

「暮らしの中で今思うこと、将来に向けて思うこと」

についてグループディスカッションを行いました。高齢で一人暮らしの方が倒れたとき

にどうすれば良いのか、情報支援はどうすれば良いのかという不安は、60代~70代

の会員が過半数を占めている状況を考えると、今後避けては通れない課題であるといえ

ます。5年後、10年後のビジョンを考えた県協会運営が重要です。

(2)第47回九州ろうあ青年研究討論会を都城市で開催

7月1日(土)~2日(日)第47回九州ろうあ青年研究討論会が都城市において開

催され、九州各県から64名の参加がありました。講演、ワークショップ、スポーツ等

をとおして参加者同士で楽しく交流を深めました。青年部、N-Action の皆さんによっ

て構成された実行委員会の活躍が大会の成功につながりました。

(3)2017 年度九州ブロック幹部研修会を宮崎市で開催

11月25日(土)~26日(日)、宮崎市で九州ブロック幹部研修会が開催されま

した。九州各県から現役幹部、高齢部、女性部、青年部の皆さんが参加し、手話言語の

取り組みと巨大地震・津波における防災対策の2つのテーマについて学び、意見交換を

行いました。1日目は全日本ろうあ連盟理事の太田陽介氏から世界ろう者中間国際会議

の参加報告、2日目は南海トラフ巨大地震における宮崎県、宮崎市の対策や障がい者に

(4)

対する避難支援についての話と、青島総合地域セン

ー内の見学を行ないました。特に

避難行動要支援者名簿への関心が高く、情報・コミュニケーション面での支援をどう行

っていくか早急に考えていかなければならない課題と感じました。

5.課題事項について

2018年度予算において県協会本部事業支出の大幅な見直しを行う取り組みを行

なったところですが、今年から2年後にかけて大きな行事が相次ぐことによる支出が増

えることが予想され、財政が厳しい状況に変わりはありません。今後、高齢聴覚障害者

への支援ニーズが増えていくことも踏まえ、グループホーム、就労移行支援A型・B型

作業所のような収益につながる新たな事業のあり方について具体的な形にできるよう、

検討・研究に取り組んでいきます。

6.各専門部事業

2017年度における各専門部事業、県立聴覚障害者セン

ー事業の詳細は後続の

報告書のとおりですので、ご検討と意見をお願いします。

(5)

社会福祉法人宮崎県聴覚障害者協会 事業報告

総務部

(1)関連組織との連携

全日本ろうあ連盟、九州聴覚障害者団体連合会、各地区協会、各専門部の事業の連絡調整

(2)各種大会及び研修会参加の推進(主な事業)

① 第65回全国ろうあ者大会

5月31日(水)~4日(日)

福岡県にて開催され63名参加(ろうあ者31名、評議員2名、健聴者30名)

② 第66 回全九州ろうあ者大会・第 45 回全九州手話通訳者研修会 9月8日( )~10日(日)

熊本県にて開催され63名参加(ろうあ者25名、健聴者38名)

③ 拡大専門部長会議 5月21日(日) 県立聴覚障害者セン

④ 4団体合同役員会

休止

(3)全国手話研修セン

ー後援会

組織部

1)県聴障協ニュース購読者拡大

①手話奉仕員講習会等で呼びかける。

②講習会修了者、手話サークル会員に継続購読を推進

③各地の福祉イベントを利用して一般にも購読を呼びかける。

2)日聴紙購読者拡大

①手話通訳養成課程の受講者への継続を呼びかける。

②協会員に継続の推進を図る。

3)各種大会、研修会への参加奨励

全九州ろうあ者大会(熊本)

・全国ろうあ者大会(福岡)

・九州ブロック幹部研修会

(宮崎)への参加奨励

4)会員拡大についての課題

※若い人たちが少ないのは、他に活動の場があるから困ることはない?

※ろう学校の生徒にろう協会の活動や手話通訳派遣制度など説明会を?

※ろう運動の土台を築いてきた人たちの話を聞く会を設けては?

【参考】

宮崎県聴覚障害者協会 会員数 2016 年度…210 名 2017 年度…205 名

宮崎市聴覚障害者協会 会員数 89名 日向聴覚障害者協会 会員数 13名

都城市聴覚障害者協会 会員数 68名 西諸聴覚障害者協会 会員数 4名

延岡市聴覚障害者協会 会員数 33名

日本聴力障害新聞読者

(2018年 3 月 31 日現在)

目標数 204

読者数 169(82.8%)

昨年の150名から19名増加。

(6)

体育部

【第 54 回全九州ろうあ者スポーツ大会】 5 月 13 日~14 日

沖縄県 参加 4 名

・ソフトバレーボール

3位

【第 16 回全国障害者スポーツ大会聴覚障害者バレーボール競技九州地区予選大会】

5 月 13 日

沖縄県 参加なし

【第 51 回全国ろうあ者体育大会】

9 月 21 日~24 日

静岡県 参加 1 名

・バドミントン

シングルス2部 優勝 井戸川典央

ダブルス2部 3位 井戸川典央・安藤聡司(大分)

教育対策部

1 聴覚支援学校児童生徒数状況

宮崎県立都城さくら聴覚支援学校

平成 27 年度

平成 28 年度

平成 29 年度

平成 30 年度

幼稚部

8

10

7

5

小学部

13

13

14

15

中学部

12

12

7

4

高等部

13

10

14

13

合計

46

45

42

37

宮崎県立延岡しろやま支援学校

平成 27 年度

平成 28 年度

平成 29 年度

平成 30 年度

幼稚部

4

4

3

2

小学部

6

3

3

4

中学部

1

3

4

4

合計

11

10

10

10

2 聴覚障がい教育に関する情報交換

県内市町村で学ぶ聴覚障がい児童生徒の実態把握と支援体制の充実及び本県の聴覚障が

い教育体制の整備について情報交換を行いました。

(1) 特別支援教育室 6月1日 松浦邦晴・堀口靖之・満平一夫

(2) 延岡しろやま支援学校 7月10日 松浦邦晴・堀口靖之・満平一夫

(3) 都城さくら聴覚支援学校 7月13日 松浦邦晴・満平一夫

3 県聴覚障がい教育を考える会 第1回運営委員会

日時 平成 29 年5月7日(土)

場所 県立聴覚障害者セン

ー 試写室

参加者 17 名

平成 28 年度事業経過報告及び決算報告、平成 29 年度事業計画及び予算案、

そして第 14 回情報交換研修会の実施内容について賛成多数で可決しました。

(7)

4 第14回聴覚障がい教育に関する情報交換研修会

日時 平成29年8月27日(日) 午前9時50分~正午12時30分

会場 県立聴覚障害者セン

ー 交流ホール

参加者 69名

内容 テーマ『意思の表明』につながる指導について

講話① 「自立活動」における『障がい認識』に関する指導とは

都城さくら聴覚支援学校 竹尾陽子先生

講話② 指導実践報告 「自己肯定感を育むための子どもに寄り添った支援

の在り方について」~「話し合い活動」の実践を通して

大分県立聾学校 河津知子先生

5 県聴覚障がい教育を考える会 第2回運営委員会

日時 平成29年10月7日(土)

会場 宮崎県立聴覚障害者セン

ー 試写室

出席者 15名

内容 第 18 回宮崎県聴覚障がい教育フォーラム内容及び役割分担について

6 第18回宮崎県聴覚障がい教育フォーラム

日時 平成29年12月3日(日)午前10時~午後3時30分

会場 宮崎県立聴覚障害者セン

ー 交流ホール

参加者 90名

内容 テーマ「本県における聴覚障がい児の出会いの場の在り方について」

【午前の部】

講話 ・かわづ寺小屋『ふくろう』の活動を通して 河津知子氏

・宮崎県聴覚障がい児をもつ親の会会長 原口文代氏

・宮崎県聴覚障害者協会 青年部長 盛田 弘氏

【午後の部】

グループ協議 「各地域で取り組んでみたいこと」

7 県聴覚障がい教育を考える会 第3回運営委員会

日時 平成30年3月4日(土)午前10時~正午12時

会場 宮崎県立聴覚障害者セン

ー 試写室

参加者 15名

内容 平成30年度の聴覚障がい教育に関する情報交換研修会の休会と第19回

教育フォーラム開催時期について

手話通訳・要約 記対策部

1.手話指導者養成研修報告会・ろう講師研修会

日 程 平成30年1月14日(日)

会 場 県立聴覚障害者セン

ー・交流ホール

参加者 手話指導者養成研修報告会 53名・ろう講師研修会 21名

※ 県内手話講習会の課題確認、意見交換を行いました。

【感想】

健聴講師への不満・悩みが多く、3回目のろう講師研修会でも解決につながってい

ません。ろう講師の手話を受講生が見てくれない。ほとんど横から健聴講師がしゃべ

っている。ろう講師の手話の読み取り通訳が間違っている。受講生からの質問をろう

講師に伝えずに健聴講師がすぐに答えてしまう。等といった意見がありました。ろう

講師と健聴講師がお互いに尊重し合うこと、前もって十分な確認を行なっておくこと

が必要です。

(8)

2. 九州ブロック手話指導者養成講師研修会

日 程 平成30年2月24日(土)~25日(日)

会 場 大分県聴覚障害者セン

参加者 35名(宮崎県4名)

※ 九聴連開催の手話指導者養成研修会に講師を派遣し、人材育成を行ないました。

【感想】

ろう講師の悩み・不満はどこでも同じと感じました。ろう講師は全講座教えること

ができる実力が必要ですし、ろう運動の歴史を学んで知らないことがないようにする

ことが大切です。ろう者が使う手話を大切にして、教えるときも工夫して幅広く分か

りやすく教える必要があります。受講生から楽しかった、よく分かると言ってもらえ

るように、講師どうしで意見交換を行うことが大切と学びました。

福祉労働対策部

宮崎県に対して平成 30 年度要望を行った結果、下記のとおり回答があった。

1.

県手話言語条例の早期制定について

2.

盲ろう者支援体制の充実

3.

難聴者・中途失聴者の手話講座の事業化

4.

県立聴覚障害者セン

ーの機能充実について

【回答及び今後の方針について】

手話言語条例については、手話だけでなく、他の情報伝達手段も含めた条例制定の必要

性について検討を行いたいと回答があった。2月県議会の河野知事の答弁を踏まえたもの

と考えられる。県障がい福祉課と、今年度中の制定に向けての協議が継続的に行われるこ

とになる。充実した内容になるよう慎重に取り組んでいく。

盲ろう者支援体制については、協議を行いながら検討を行うとのことで進展は特になか

った。引き続き必要性を働きかけていく。

難聴者・中途失聴者の手話講座については、平成32年の全国障害者芸術・ボランティ

ア養成の取り組みの一環として予算がついたとのことだが、単発事業で終わることがない

よう、継続しての働きかけが必要と考える。

県立聴覚障害者セン

ーの機能充実(選任相談者の設置、地方分室設置)については、

協議を行いながら検討を行うとのことで特に進展はなかった。地方分室については、県財

政が厳しいことから現状では実現性に欠けることを踏まえ、平成31年度要望は見送った。

今後、会員(特に延岡・都城)の声を聞きながら検討を行なっていく。

■ ふれあい合同面接会

①ふれあい合同面接会開催の情報提供

(県北地区(延岡市)

・宮崎地区(宮崎市)

・県西地区(都城市)開催を「みやざき聴障

協ニュース 425 号」に掲載して情報提供を行った。

②ふれあい合同面接会(宮崎地区会場)に対する手話通訳派遣等の支援をおこなった。

③ふれあい合同面接会の状況(3 会場の参加障害者数及び参加企業数)及び本県の障害

者の雇用状況を「みやざき聴障協ニュース 426 号」に掲載した。

(9)

高齢部

(1)宮崎県高齢部会議

5月 6 日

県聴障者セン ー 6 名

(2)第65 回全国ろうあ者大会・高齢者の集い

6月 3 日~4 日 福岡県

4 名

(3)第 23 回九聴連高齢部幹部研修会・観光会

7月 7 日~8 日 大分県

5 名

テーマ「ろうあ高齢者が明るく豊かに生きるために」講師 本村 順子 氏

(4)第66 回全九州ろうあ者大会高齢者研修分科会

9月 9 日~10 日 熊本県

12 名

テーマ「昭和時代のなつかしい手話」講師 那須 英彰 氏

(5)第29 回全国ろうあ高齢者大会

第 31 回全国ろうあ高齢者ゲートボール競技大会

第 8 回全国ろうあ高齢者グラウンドゴルフ大会

9月 29 日~10 月 1 日

岡山県

2 名

テーマ「ろうあ運動から見た手話言語」講師 高塚 稔 氏

(6)宮崎県高齢部総会

10 月 7 日

県聴障者セン ー 25 名

テーマ「元気な笑顔でこんにちは」講師 由川 豊和 氏

(7)九聴連高齢部委員会・代議員会

11 月 18 日~19 日

大分県

2 名

(8)宮崎県高齢部反省会

平成 30 年3月 4 日

県聴障者セン ー 6 名

女性部

(1)第 33 回定期総会・改選

4月 3 日

県聴障者セン ー 25名

(2)県女性部役員会議

5月 27 日

県聴障者セン ー 8名

(3)第 66 回全九州ろうあ者大会・女性研修会 9月 9 日

熊本県 0名

(4)第 47 回全国ろうあ女性集会

10 月 27 日~29 日

群馬県

0名

(5)第 45 回九聴連女性部委員会

11 月 4 日

福岡県

4名

(6)県女性部役員会議/クリスマス交流会

12 月 3 日

県聴障者セン ー 6名/20 名

(7)県女性部役員会議

平成 30 年 1 月 6 日

県聴障者セン ー 7名

(8)第 44 回女性研修会

平成 30 年 1 月 29 日

兵庫県神戸市

1名

(9)第 40 回九聴連女性部幹部研修会

平成 30 年 2 月 4 日~5 日 福岡県志賀島 2名

(10)第 16 回手話フェスティバル

平成 30 年 2 月 11 日

県聴障者セン ー 6名

(11)県女性部役員会議・反省会

平成 30 年 3 月 3 日

県聴障者セン ー 7名

青年部

(1)第 65 回全国ろうあ者大会青年のつどい 6月 4 日

福岡県

1 名

(2)第 47 回九州ろうあ青年研究討論会

7月 1 日~2 日

宮崎県

16 名

(3)県青年部ビアガーデン

8月 11 日

宮崎県

22 名

(4)第 36 回全国ろうあ青年部活動者会議

8 月 13 日~14 日

茨城県

1名

(5)第 66 回全九州ろうあ者大会青年研修会 9月 9 日

熊本県

2 名

(6)第 51 回全国ろうあ青年研究討論会 11 月 3 日~5 日

大阪府

1 名

(7)代議員会&九聾魂

11月 17 日~18 日 長崎県

1 名

(8)手話フェスティバルへの参加協力

平成 30 年 2 月 11 日

県立聴覚障害者セン ー 5 名

(9)第 8 回西日本エリア幹部研修会

平成 30 年2月 24 日~25 日 高知県

1名

(10)

県立聴覚障害者センター業務実績報告書(4 月~3 月)

1.センター利用に関する業務 1) 研修室・試写室・交流ホール・談話室の利用状況 利用者数 5,998 人 (前年度同月比 91.4%) ① 研修室 1,665 人 (前年度比 87.9%) 試写室 2,040 人 (前年度比 107.3%) 交流ホール 2,119 人 (前年度比 84.2%) 談話コーナー 174 人 (前年度比 69.9%) ●談話コーナーの利用について 、利用申請を必要としていなく、大体の利用者数を 把握するために任意記入の利用簿を備えて利用者の把握に努めています。 ただ、キチンと記入する人もいれば無記入の利用者もいるので、上記の数字が利用 者総数を正確に表わしているもので ありません。 〔月別利用実績〕 研修室 試写室 交流 ホール 談話 コーナー 合計 前年度 実績 前年度 比較 4 月 102 154 87 16 359 397 90.4% 5 月 134 207 65 12 418 478 87.4% 6 月 144 225 190 10 569 650 87.5% 7 月 128 161 134 14 437 571 76.5% 8 月 143 107 256 8 514 660 77.9% 9月 154 176 118 10 458 595 77.0% 10月 253 225 171 12 661 1,030 64.2% 11月 123 154 182 8 467 578 80.8% 12月 156 162 213 0 531 432 122.9% 1月 112 86 142 17 357 378 94.4% 2 月 97 170 302 57 626 385 162.6% 3 月 119 213 259 10 601 409 146.9% 合計 1,665 2,040 2,119 174 5,998 6,563 91.4% 〔曜日別利用実績〕 研修室 試写室 交流ホール 談話コーナー 合計 日 195 168 1,087 71 1,521 月 189 596 10 9 804 火 450 326 215 24 1,015 水 0 170 0 6 176 木 5 27 511 33 576 金 480 567 0 8 1,055 土 346 186 296 23 851 合 計 1,665 2,040 2,119 174 5,998

(11)

(使用目的別実績)

聴覚障害者

団体文化・

学習等

聴覚障害者

団体の活動

の援助

手話通訳

者等の養

要約筆記

者等の養

手話・要約筆記

ボランティア活動

の援助

聴覚障害教

育関係団体

その他 合 計 研修室 0 79 559 102 453 20 452 1,665 試写室 83 153 17 46 1,216 200 325 2,040 交流ホール 0 107 779 206 158 159 710 2,119 談話コーナー 4 0 30 6 32 0 102 174 合 計 87 339 1,385 360 1,859 379 1,589 5,998 2017 年度 9 月、10 月に台風の影響で中止また 延期になった行事が何件かありました。2 月、3 月の部屋利用が急増しているの その影響です。昨年度と比較すると参加人数が少なくなった行事 があり、延べ利用人数が減少しています。行事への参加を増やしていく取り組みを常に考えていく必 要があります。 2)センターへの来訪者数 563名 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 計 来所者数 71 63 44 44 40 36 43 30 40 41 45 66 563 3)センター機器等貸出状況 要約筆記講習会等の行事、講習会等への機器貸出しを行いました。 機器名 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計 OHC 0 1 0 0 0 1 3 4 1 0 0 0 10 OHC 台 0 1 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 3 プロジェクター 0 1 0 2 3 1 3 4 2 0 0 1 17 接続ケーブル 0 0 0 0 0 4 8 13 5 0 0 1 31 スクリーン 0 2 0 1 0 1 1 3 1 0 0 0 9 補聴器 18 41 10 24 0 0 0 0 0 0 0 0 93 携帯磁気ループ 0 1 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 3 延長コード 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 HUB 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 LAN ケーブル 0 0 0 0 0 9 24 24 0 0 0 0 57 貸出用パソコン 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 コミューン 0 0 2 5 4 4 5 3 3 3 4 4 37 要約筆記の情報保障、難聴者への貸出、専門学校の手話体験における補聴器貸出が主な利用。

2.センターの維持及び保全に関する業務

1)県立聴覚障害者センターの安全衛生管理表をもとに各部屋の担当者ごとに①建物・備品等② 消防設備③電気設備④整理整頓・衛生維持の点検とともにセンター内の大掃除を12 月27 日に 行いました。

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○毎朝、担当部屋の机上等の清掃を行っています。 2)1 週間の業務及びセンターの安全の確認のため毎週月曜日に職員の朝礼を行いました。 3) 外部委託業務業者によるセンターのワックス塗布(8 月 9 日、2 月 21 日) 4) 消費生活センターにより7 月 19 日、10 月 4 日、1 月 10 日に廊下のワックス清掃 5) 消費生活センターにより2 月 10 日窓ガラス清掃 6) 2 月 1 日 県立聴覚障害者センター、消費生活センター、視覚障害者センターによる自衛 消防訓練 7) 3 月 13 日 県立聴覚障害者センター、消費生活センター、視覚障害者センターによる避難 訓練(AED 使用法、止血法)の実施 8) 電光掲示板の活用 センターで開催の手話講習会、要約筆記養成講座、聴覚障害者社会参加促進事業、県手 話学習会開講式において館内案内と合わせて電光掲示板の説明を行いました。 ② 駐車場の車の移動等の案内を随時行いました。 3.県立聴覚障害者センターにおける聴覚障がい者に関する啓発事業の企画運営業務 聴覚障がい者のためのセミナー開催 日 時 3 月 4 日(日) 場 所 県立聴覚障害者センター(交流ホール) 参加者 74 名(ろう者 34 名、難聴者 3 名、手話及び要約筆記関係 31 名) テーマ 「日常生活における老後の金銭管理」 講師 遠藤孝行氏(宮崎市社会福祉協議会・権利擁護センターみやざき所長)

4.聴覚障害者用字幕(手話)入りビデオカセットテープ・DVD の製作に関する業務

(1) 手話ビデオ作製 № 題 名 備 考 1 「聞こえない」ろうあ者の人生 久永正信編 作成中 合計 ※ 平成 30 年 4 月 10 日に完成し、関係団体宛に販売案内をしている。

(2)聴覚障害者用字幕(手話)入りビデオカセットテープの貸出に関する業務

1)貸出利用者数 70人 2)貸出本数 334本 3)月別貸出利用状況 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3 月 合計 前年度 実 績 前年度 比較 センター 利用者数 5 8 6 4 4 3 5 9 7 9 5 4 69 53 130.2% 本 数 23 36 39 25 21 14 21 40 34 42 16 18 329 400 82.3% 延 岡 利用者数 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 3 33.3% 本 数 0 0 5 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 9 55.6% 日 向 利用者数 0 0 0.0% 本 数 0 0 0.0% 合 計 利用者数 5 8 7 4 4 3 5 9 7 9 5 4 70 56 125.0% 本 数 23 36 44 25 21 14 21 40 34 42 16 18 334 409 81.7%

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4)県立聴覚障害者センター貸出利用状況 分類 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2 月 3 月 合計 前年度 実績 前年度 比較 利用 者数 ろう者 3 2 3 3 4 0 1 3 4 5 2 4 34 14 242.9% 聴者 2 6 2 1 0 3 4 6 3 4 3 0 34 37 91.9% 団体 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 2 50.0% 合計 5 8 6 4 4 3 5 9 7 9 5 4 69 53 130.2% 貸出 本数 ろう者 15 14 24 12 21 0 2 7 11 23 8 18 155 87 178.2% 聴者 8 22 6 13 0 14 19 33 23 19 8 0 165 297 55.6% 団体 0 0 9 0 0 0 0 0 0 0 0 0 9 16 56.3% 合計 23 36 39 25 21 14 21 40 34 42 16 18 329 400 82.3%

4.手話奉仕員、要約筆記奉仕員等の育成及び派遣に関する業務

県立聴覚障害者センターにおいて下記の養成講座を実施しました。

【1】手話奉仕員 ① 実施期間 5 月 18 日(木)~3 月 16 日(木) 修了者 14 名(宮崎市 13 名、宮崎県 1 名) センター手話交流会 32 名 【2】手話通訳Ⅰ ① 実施期間 4 月 14 日(金)~10 月 13 日(金) ② 修了者 8 名 【3】手話通訳Ⅱ ① 実施期間 10 月 20 日(金)~3 月 30 日(金) ② 修了者 7 名 【4】手話通訳Ⅲ ① 実施期間 4 月 24 日(月)~10 月 30 日(月) ② 修了者 11 名 【5】要約筆記者養成講座(後期) 要約筆記者養成カリキュラムに沿い講座を実施しました。 ◎宮崎会場(手書きコース及びPCコースの両クラスを実施) 平成29年4月~平成29年11月 修了者手書きコース:6名 PCコース:6名 【6】要約筆記者のための研修 要約筆記者養成カリキュラムをもとに、下記の研修及び講習を実施しました。 1)要約筆記者講師研修会 2)要約筆記者スキルアップ研修会 3)全国統一要約筆記者認定試験対策学習会 4)要約筆記者指導者養成研修会 【7】全国要約筆記者認定試験を下記のとおり実施しました。 期日 平成30年2月18日(日) 会場 県立聴覚障害者センター 受験者 手書き:7名 パソコン:7名 合格者 手書き:1名 パソコン:2名 【8】要約筆記体験会 要約筆記体験会を開き、講座の呼びかけと要約筆記の普及に努めました。

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5.聴覚障害者に対する相談業務 (2017 年度の相談件数 167 件)

相談種別 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 計 1 職業 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 2 2 医療 0 0 1 0 3 1 2 6 2 0 0 0 15 3 年金 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 教育 1 2 1 1 0 1 0 0 0 0 2 1 9 5 住宅 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6 生活 2 3 4 13 3 1 8 4 0 3 3 1 45 7 人間関係 1 0 1 0 0 0 0 0 2 0 0 0 4 8 保育・育児 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 9 情報・コミュニケーション 8 2 4 1 2 2 1 3 4 2 0 2 31 10 交通事故等 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 11 手話通訳者派遣 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 12 要約筆記者派遣 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 13 法律 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 14 手続き 0 0 1 3 0 0 1 0 0 0 0 0 5 15 その他 6 10 10 5 2 8 6 0 2 3 1 0 53 計 18 18 22 23 11 15 18 14 10 8 6 4 167 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 計 経 路 来所 7 9 13 15 4 6 8 7 3 6 2 0 80 FAX 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 TEL 8 7 4 2 4 8 7 4 5 2 2 0 53 家族 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 関係者 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 訪問 2 1 5 6 3 1 3 3 2 0 2 0 28 計 18 18 22 23 11 15 18 14 10 8 6 0 163 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 計 聴覚障害者 9 5 14 17 11 8 13 7 5 5 3 1 98 健聴者 9 13 9 6 3 7 8 8 5 3 3 3 77 計 18 18 23 23 14 15 21 15 10 8 6 4 175 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 計 性 別 男 9 10 14 14 11 9 17 9 4 3 5 2 107 女 9 8 9 9 3 6 4 6 6 5 1 2 68 計 18 18 23 23 14 15 21 15 10 8 6 4 175 ※ 相談数に比べ、聴覚障害者、健聴者、性別の数が多いのは、1件につき複数の相談があったため。

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6.聴覚障害者に対する手話講習、技術訓練その他の教養講習の実施に関する業務 (1)耳の聞こえにくい方のための手話講習会 毎週火曜日14:00~15:30に手話を学びたい聴覚障害者の方々を対象にした講習会を開催しました。 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 計 参加者数 - - 17 33 35 31 35 17 18 17 20 23 246 協力者数 - - 7 16 11 17 24 18 16 11 14 18 152 ※ 4 月~5 月 新規参加者募集期間のため、開催していません。 (2)「楽しもう会」 開催 毎月第 2、4 火曜日 10:00~15:00 ① 実施内容 ゲーム、手芸、食事会、新年会 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 計 楽しもう会 9 9 8 9 7 9 9 4 5 5 4 8 86 8.その他知事が必要と認める業務 1)ホームページ等の運用 (2017 年度分) ホームページ 2001 年 8 月 22 日開設 アドレス変更 http://msen.sakura.ne.jp/ 2015 年 6 月 1 日付 リニューアル 2016 年 9 月 23 日にホームページをリニューアルした。 年 月 当月開始カウント 当月終了カウント 当月カウント 備考 2017年 4 月 28028 28320 292 2017年 5 月 28320 28548 228 2017年 6 月 28548 28805 257 2017年 7 月 28805 29060 255 2017年 8 月 29060 29291 231 2017年 9 月 29291 29495 204 2017年 10 月 29495 29742 247 2017年 11 月 29742 29954 212 2017年 12 月 29954 30147 193 2018年 1 月 30147 30402 255 2018年 2 月 30402 30679 277 2018年 3 月 30679 30989 310 累 計 2961

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1

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) 職 員 の 能 力 育 成 ( 研 修 体 制 ) 「 聴 覚 障 害 者 セ ン タ ー 」 の 適 正 な 業 務 推 進 の た め に 、 組 織 内 で の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン の 促 進 と 自 己 研 鑽 を 促 す 職 場 体 制 を 確 立 さ せ る と と も に 、 職 員 一 人 ひ と り の 社 会 的 、 組 織 的 な 能 力 と 、 知 識 ・ 技 術 等 の 専 門 的 な 能 力 育 成 の た め に 、 次 の よ う な 研 修 に 出 席 し ま し た 。 氏 名 役 職 期 日 場 所 研 修 内 容 順 子 所 長 兼 総 務 課 長 6 月 8 日 ( 木 ) ~ 9 日 ( 金 ) 茨 城 県 水 戸 市 2 0 1 7 年 度 全 国 聴 覚 障 害 者 情 報 提 供 施 設 協 議 会 総 会 及 び 第 1 3 回 施 設 大 会 一 夫 副 所 長 兼 事 業 課 長 1 1 月 7 日 (火 ) 東 京 都 ・ 参 議 院 会 館 講 堂 手 話 を 広 め る 知 事 の 会 第 2回 総 会 ・手 話 言 語 フ ォ ー ラ ム 利 辰 美 情 報 ・ 企 画 課 長 1 0 月 1 9 日 (木 ) 宮 崎 県 福 祉 総 合 セ ン タ ー ( 人 材 研 修 館 4 階 大 会 議 室 ) 障 が い 者 差 別 相 談 窓 口 研 修 会 1 2 月 7 日 (木 ) ~ 8日 ( 金 ) 沖 縄 県 総 合 福 祉 セ ン タ ー 第 6 ブ ロ ッ ク (九 州 ・ 沖 縄 )研 修 会 及 び 施 設 長 会 議 平 成 3 0 年 2月 1 6 日 ( 金 ) 衆 議 院 第 一 議 員 会 館 電 話 通 信 サ ー ビ ス の ユ ニ バ ー サ ル 化 を 考 え る大 学 習 会 亜 紀 子 通 訳 派 遣 主 任 7 月 1 9 日 (水 ) ~ 2 1日 ( 金 ) 京 都 市 (ホ テ ル ビ ナ リ オ 嵯 峨 嵐 山 、 京 都 市 聴 覚 言 語 障 害 セ ン タ ー ) 意 思 疎 通 支 援 担 当 者 研 修 会 和 正 財 務 主 任 1 1 月 2 1 日 (火 ) 宮 崎 市 民 文 化 ホ ー ル 年 末 調 整 享 志 事 業 主 任 1 1 月 7 日 (火 ) 東 京 都 ・ 参 議 院 会 館 講 堂 手 話 を 広 め る 知 事 の 会 第 2回 総 会 ・手 話 言 語 フ ォ ー ラ ム ) 会 議 出 席 氏 名 役 職 期 日 場 所 会 議 内 容 順 子 所 長 兼 総 務 課 長 8 月 2 1 日 (月 ) 、 1 2月 1 9 日 (火 ) 2 月 1 4 日 (水 ) 、 3 月 2 3 日 (金 ) 県 庁 第 3 5 回 国 民 文 化 祭 ・ み や ざ き 2 0 2 0 、 第 2 0 回 全 国 障 害 者 芸 術 ・ 文 化 祭 み や ざ き大 会 平 成 3 0 年 2月 5 日 (月 ) 県 庁 第 20 回 全 国 障 害 者 芸 術 ・文 化 祭 み や ざ き 大 会 企 画 運 営 委 員 会 利 辰 美 情 報 ・ 企 画 課 長 8 月 2 3 日 (水 ) 、 1 1月 1 5 日 (水 ) 1 2 月 2 2 日 (金 ) 宮 崎 県 福 祉 総 合 セ ン タ ー こ こ ろ の ふ れ あ う フ ェ ス タ 2 01 7 実 行 委 員 会

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手話奉仕員等養成事業実績報告

1.目的 手話奉仕員等養成事業実施要綱に基づき下記の内容で手話奉仕員及び手話通訳者、手話通訳士の 養成講座を実施し、聴覚障がい者等の福祉の増進に資することを目的とし実施しました。 2.手話奉仕員養成講座 (1) 実施会場 県内11市町で実施しました。別添1参照 市独自実施:宮崎市 市町村独自実施:日向市・都城市・小林市・西都市・高原町・三股町 (2) 使用教材 『新手話教室入門』と『手話教室基礎』の内容が 1 冊に盛り込まれた厚生労働省手話奉仕員 養成カリキュラム対応の「手話奉仕員養成テキスト 手話を学ぼう 手話で話そう」をテキ ストとして使用し実施しました。 (3) 養成時間 70 時間 実技編 入門課程(27 時間)基礎課程(33 時間) 講義編 10 時間 (4) 養成講師研修会 講座実施に向けた指導内容、指導方法についての学習会を実施し、講座の充実につなげ ました。 期 日 平成29年6月18日(日) 会 場 県立聴覚障害者セン ー 参加者数 86名 (5)手話体験会 手話講習会を実施できない下記の地域で、手話の体験会を開き手話の普及に努めました。

【手話体験会実績一覧表】

番号 地 域 会 場 実施日 参加人数 1 串間市 串間市総合保健福祉セン ー 11月 9日 27名 11月16日 25名 2 都農町 都農町役場 2月15日 18名 3 日之影町 日之影町保健セン ー 3月 2日 6名 4 美郷町 実施できませんでした。 — — 5 五ヶ瀬町 五ヶ瀬町福祉保健セン ー 11月20日 9名 6 椎葉村 椎葉中学校・椎葉村役場 3月 8日 71名 18名

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7 西米良村 村所小学校 西米良村福祉セン ー 1月17日 18名 8 諸塚村 諸塚村中央公民館 諸塚村役場 大会議室 3月30日 15名 6名 3.手話通訳者養成講座 (1) 実施会場 別添1参照 県内の手話通訳者派遣事業の充実につなげるために下記の6地域において実施しました。 ①延岡地区 ②日向地区 ③児湯地区 ④都城地区 ⑤西諸地区 ⑥高千穂地区 (2) 使用教材 手話通訳Ⅰ、Ⅱ、Ⅲで下記の教材を使用して講座を実施しました。 ① 手話通訳Ⅰ 「手話通訳Ⅰ ホップ ステップ ジャンプ」 手話通訳Ⅱ 「手話通訳Ⅱ ホップ ステップ ジャンプ」 手話通訳Ⅲ 「手話通訳Ⅲ ホップ ステップ ジャンプ」 講義編 (3) 養成時間 120 時間 実技編 手話通訳Ⅰ(48 時間) 手話通訳Ⅱ(45 時間) 手話通訳Ⅲ(15 時間) 講義編 12 時間 (4) 養成講師研修会 講座実施に向けた指導内容、指導方法についての学習会を実施し、講座の充実につなげた。 【1】手話通訳者Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ養成講師研修会 期 日 平成29年7月16日(日) 会 場 県立聴覚障害者セン ー 参加者数 37名 【2】指導者養成研修会報告会・ろう講師養成講師研修会 期 日 平成30年1月14日(日) 会 場 県立聴覚障害者セン ー 参加者数 56名(午前53名・午後21名) (5)現任手話通訳者研修会 期 日 平成30年2月25日(日) 会 場 県立聴覚障害者セン ー 参加者数 30名 (6)手話通訳者全国統一試験対策学習会 期 日 11月5日(日) 会 場 県立聴覚障害者セン ー 参加者数 43名

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(7)手話通訳者全国統一試験 期 日 12 月2日(土) 会 場 県立聴覚障害者セン ー 受験者数 48名 合格者数 5名(平成30年 3 月9日結果発表) 日髙美沙妃(延岡市)、遠田愛・松浦真智子・宮本知佐子・寺薗和歌子(宮崎市) 4. 手話通訳士養成講座 手話通訳技能認定試験(手話通訳士)合格を目指す手話通訳者を対象に養成研修会を実施しま た。6月の研修は公開講座とし、受験の予定のない方でも受講可能にした 記試験対策と実技 試験対策を行い、8月は実技試験対策中心の研修を実施しました。 月 日 内 容 科目 講師 参加者 6/17 (土) 13:00-17:00 国語 日章学園中学校 小檜山聡子氏 14 名 6/25 (日) 10:00-12:00 聴覚障害者の基礎知識及び障害者 福祉の基礎知識・手話通訳のあり方 セン ー職員 13名 13:00-16:00 実技試験学習・読み取り通訳① セン ー職員 大澤裕貴子氏 稲倉里衣子氏 8/5 (土) 13:00-17:00 実技試験学習・読み取り通訳② 本田 美和氏 満平 美幸氏 6名 9/3 (日) 10:00-16:00 実技試験学習・聞き取り通訳 セン ー職員 前山 玲子氏 松下 房子氏 4名 ※ 実技試験学習・聞き取り通訳は 8/6 開催予定だったが、台風接近のため 9/3 に延期開催 ◎第29回手話通訳技能認定試験(手話通訳士)結果(本県関係) 期 日 平成29年9月30日(土)~10 月1日(日) 試験会場 熊本市他 受験者数 9名 合格者数 2名 中村美代子(宮崎市)・田中絹代(高鍋町)

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【宮崎県手話奉仕員及び手話通訳者養成講座実績】

別表1 地域 会 場 実施日 時間・内容 手話講習会修了者数 奉仕員 通訳Ⅰ 通訳Ⅱ 通訳Ⅲ 高千穂町 高千穂中央公民館 毎週水曜日 20:00-22:00 6 6 4 月~3 月 奉仕員・通訳Ⅱ 延岡市 延岡社会福祉セン ー 毎週火曜日 19:00-20:30 32 14 4 10 4 月~3 月 奉仕員・ 通訳Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 門川町 門川町総合福祉セン - 毎週月曜日 19:30-21:00 5 4 月~3 月 奉仕員 日向市 日向市総合福祉セン - 毎週木曜日 19:00-21:00 15 2 4 月~3 月 通訳Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 新富町 新富町総合交流セン ー 毎週火曜日 19:30-21:30 6 4 月~3 月 奉仕員 新富町中央公民館 毎週 曜日 19:30-21:00 2 2 4 月~3 月 通訳Ⅱ・Ⅲ 木城町 木城町福祉セン ー 毎週木曜日 19:30-21:30 1 4 月~3 月 奉仕員 川南町 川南町公民館 毎週水曜日 19:30-21:00 4 4 月~3 月 奉仕員 高鍋町 高鍋老人福祉会館 毎週火曜日 19:30-21:00 3 4 月~3 月 奉仕員 都城市 都城市総合社会福祉 セン - 毎週火曜日 19:00-21:00 11 7 5月~3 月 通訳Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 日南市 日南保健福祉セン ー 毎週水曜日 19:00-21:00 4 4 月~3 月 奉仕員 小林市 小林社会福祉セン ー 毎週水曜日 19:00-21:00 4 12 4 月~3 月 通訳Ⅰ・通訳Ⅱ えびの市 えびの市文化セン ー 毎週火曜日 19:30-21:00 3 4 月~3 月 奉仕員 綾町・ 国富町 国富町社会福祉協議会 水曜日 19:00~21:00 2年間 で実施 5月~3月 奉仕員 宮崎市 花山手・聴障セン ー 毎週月~ 通訳Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ奉仕員 1 2 3 4月~3月 合 計 65 52 27 15

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手話通訳設置事業報告書

1. 目的 身体障がい者福祉に理解と熱意を有する手話技術を習得した手話通訳者を設置し、聴覚障がい 者及び音声又は言語機能障がい者(以下「聴覚障がい者等」という)の家庭生活及び社会生活 におけるコミュニケーションを円滑に行い、もってその福祉の増進を図ることを目的として手 話通訳設置事業を実施しました。 2. 実施の方法 専任者を採用し、社会福祉法人宮崎県聴覚障害者協会事務所に常駐させ、下記の内容の業務に 当たりました。 3. 業務内容は次のとおり。 (1) 県関係の手話通訳全般 (2) 意志疎通支援事業の推進と指導 (3) 関係機関・聴覚障がい者等からの依頼に応える手話通訳および手話通訳者 (4) 手話関係事業の事務整理・連絡 (5) 聴覚障がい者等の支援等についての相談等を関係機関に伝達するための仲介 (6) 民生委員、医療機関等、日常生活における相談、支援等を行う機関からの依頼に応える手 話通訳

3)

通訳実績 種別 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 計 1 職業・労働 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 2 手続き 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 3 縁談・結婚 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 家族関係 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 育児・保育 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6 教育 0 0 0 2 0 0 0 1 0 1 0 0 4 7 住宅・住居 0 3 0 2 0 0 0 0 0 0 1 0 6 8 保健・医療 0 0 0 1 0 0 2 2 2 0 2 0 9 9 集会 0 1 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 2 10 選挙 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 11 警察 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 4 6 12 裁判 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 13 会議 0 5 0 1 0 2 3 1 3 0 2 0 17 14 講習会 1 3 5 3 2 0 4 4 0 1 2 1 26 15 その他 4 2 0 4 2 10 2 3 0 0 0 0 27 計 5 14 5 14 4 13 11 12 7 2 7 5 99

(22)

要約

記者養成事業実績報告

(1) 要約 記者養成目標 聴覚障害者、とりわけ中途失聴・難聴者の生活及び関連する福祉制度や権利擁護、対人援助 等についての理解と認識を深めるとともに、難聴者等の多様なニーズに対応できる要約 記 を行うに必要な知識及び技術の習得を目標に実施しました。 (2) 要約 記者養成カリキュラム時間数(前期・後期) 84時間以上:必修科目74時間+選択必修科目10時間以上 必修科目74時間(講義44時間+実技30時間) 選択必修科目28時間(講義10時間+実技18時間) (3) 要約 記者養成講座(後期) 要約 記者養成カリキュラムに沿い講座を実施しました。 ◎宮崎会場(手書きコース及びパソコンコースの両クラスを実施) 平成29年4月~平成29年11月 手書きコース 6名 パソコンコース 6名 ◎日向会場(手書きコース)日向市障がい者セン ーあいとぴあ 会議室2 平成29年4月~平成29年11月 手書きコース 6名 (4) 要約 記者のための研修 要約 記者養成カリキュラムをもとに、下記の研修及び講習を実施しました。 1)要約 記者講師研修会 月 日 内 容 講 師 参加者数 5月27日 (土) ≪共通≫手書きコース・パソコンコース 第11講 チームワーク (特非)全要研 山岡千惠子氏 16 名 5月28日 (日) 手書きコース:第11講 手書き実技指導 14 名 パソコンコース:第11講 パソコン実技指導 6名 2)要約 記者ステップアップ研修会 要約 記者に必要な技術、知識を習得するためにステップアップ研修会を開催し、 本県、要約 記者の充実を図ることを目的に下記の学習会を実施しました。 月 日 内 容 講 師 参加者数 9月2日(土) ≪共通≫手書きコース・パソコンコース 要約 記者の倫理綱領を学ぶ Part2 (特非)全要研 山岡千惠子氏 19 名 9月3日(日) 手書きコース:第 11 講チームワークの技術 15 名 パソコンコース:第 11 講 チームワークの技術 7 名 11月11日 (土) ≪共通≫手書きコース・パソコンコース 「要約 記事業における対人援助の考え方」 (特非)全要研 松井美智子氏 24 名 11月12日 (日) 手書きコース:第 12 講ノートテイクの技術 21 名 パソコンコース:第 12 講ノートテイクの技術 7 名

(23)

3)全国統一要約 記者認定試験対策学習会 期 日 12 月17日(日) 会 場 県立聴覚障害者セン ー 参加者 手書き:7名 パソコン:6名 4)全国統一要約 記者認定試験を下記のとおり実施しました。 期 日 平成30年 2 月18日(日) 会 場 県立聴覚障害者セン ー 受験者 手書き:7名 パソコン:7名 合格者 手書き:1名 パソコン:2名 5)要約 記者指導者養成研修会 西日本会場(大阪市)で開催された「平成29年度要約 記者指導者養成研修」に県内 の要約 記者1名が参加し、要約 記者養成の目的や指導方法を学びました。昨年度 より研修会の費用を全額助成しました。 (5)要約 記体験会 要約 記体験会を下記の地域で開き、講座の呼びかけと要約 記の普及に努めました。

【要約 記体験会実績】

地域 会 場 実施日 参加人数 1 宮崎会場 県立聴覚障害者セン ー 交流ホール 3月17日(土) 手書きコース 20名 パソコンコース 7名

(24)

盲ろう者向け通訳・介助員養成事業実績報告書

1. 盲ろう者向け通訳・介助員養成講習会指導者養成研修会受講 (1) 代表派遣 盲ろう者向け通訳・介助員養成講習会の指導者養成のために平成 26 年度盲ろう者向け通訳・ 介助員養成講習会修了者の重田晶子氏 1 名を派遣しました。 (2) 参加者 全国から 28 名 (盲ろう受講者 6 名、非盲ろう受講者 22 名) (3) 主催 社会福祉法人 全国盲ろう者協会 (4) 日程 平成 29 年 10 月 28 日(土)12:30~ 10 月 31 日(火)16:10 (4 日間) (5) 場所 全国障害者総合福祉セン ー(戸山サンライズ)東京都新宿区戸山 1-22-1 2. 養成講座 (1) 会場 日向市障がい者セン ー「あいとぴあ」会議室1・2 (2) カリキュラム 盲ろう者向け通訳・介助員養成カリキュラムの必須科目を中心に盲ろう者との交流も加え実施 しました。 日程 9 月 24 日(日)、10 月 1 日(日)、10 月 29 日(日) 11 月 12 日(日)、12 月 10 日 講座回数 5 回 時間数 25 時間 修了者数 10 名 盲ろう者の参加数 延べ 4 名 (3) 講師体制 ① 盲ろう者の参加 「盲ろう者の日常生活とニーズ」1 名 「盲ろうコミュニケーション実習」3名 (4) 外部講師 視覚障害の理解:日向視覚障害者福祉会 会長 甲斐ひろみ氏 盲ろう者のコミュニケーション技法と留意点(点字):音訳・点訳ひゅうが「虹の会」 移動介助実習Ⅰ・Ⅱ:歩行訓練士 三村 直樹氏 (5) 補助講師 円滑な講座運営のために養成講座の「通訳・介助実習Ⅰ」、「移動介助実習Ⅱ」、「盲ろうコミュ ニケーション実習」の際に、盲ろう者向け通訳・介助員養成講座修了者に補助講師をお願いし ました。

(25)

25

宮崎県手話通訳者派遣等による情報保障推進事業報告書

1.目的 「障害者差別解消法」施行により、行政機関は障害者に対して合理的配慮を講じる義務を負い、民間 事業者は合理的配慮を講じるよう努めることが求められることとなる。 このような中で、とりわけ聴覚障がい者は、音声による意思疎通や情報提供に困難性があり、情報保 障に配慮する必要がある。県が主催する行事等において手話通訳者や要約 記者を派遣・配置するこ とを目的として実施した。民間事業所等において手話による聴覚障がい者の応対ができる者を養成す る手話学習会を開催することにより、聴覚障がい者の意思疎通支援を推進する機運を醸成することを 目的として実施した。 2.手話学習関係 1)学習対象者 民間事業所等に勤務し、聴覚障がい者の方々と接する機会が多い方、若しくは手話に興味がある方。 2)学習内容 自己紹介や仕事上で使うと想定される聴覚障がい者との簡単なコミュニケーションを図る ための基礎的な手話を指導した。 3)手話学習会会場及び実績は下記のとおり 平成 29年8月から平成30年2月まで下記の会場で 12 回実施した。 № 会 場 修了人数 備 考 1 宮崎会場 県立聴覚障害者セン ー 11名 2 都城会場 都城市総合社会福祉セン ー 15名 3 延岡会場 延岡市民協働まちづくりセン ー 3名 合 計 29名 3.手話通訳者派遣等関係 1)県が主催する行事に配置する手話通訳者及び要約 記者の派遣を実施した。 № 関係機関 人数 備考 1 スポーツ振興課 平成 29 年度第 44 回宮崎県高等学校総合体育大会開会式 2 名 手話通訳者 2 名 2 スポーツ振興課 県民総合スポーツ祭・開会式 2 名 手話通訳者 2 名 3 学校政策課 第 39 回宮崎県高等学校総合文化祭 2 名 手話通訳者 2 名 4 健康増進課 平成 29 年度健やか親子 21 全国大会 4 名 要約 記者 4 名 5 生涯学習課 平成29年度第47回九州ブロック社会教育研究大会宮崎 大会 4 名 要約 記者 4 名 6 生涯学習課 宮崎県生涯学習実践研究交流会 講演 2 名 手話通訳者 2 名 7 雇用労働政策課 宮崎県内就職・進学先体験フェア「○○ごっこ」 5 名 手話通訳者 5 名 8 人権同和対策課 障害とスポーツから考える人権フォーラム 3 名 手話通訳者 3 名 9 中部教育事務所 平成29年度宮崎県公民館大会(県央ブロック大会) 2 名 手話通訳者 2 名 10 障がい福祉課 全国障害者芸術・文化祭企画運営委員会 3 名 手話通訳者 3 名 11 総合政策課 ユニバーサルデザイン講演会 2 名 手話通訳者 2 名 12 河川課 第10回赤江海岸づくりフォーラム 2 名 手話通訳者 2 名 合計 33名

(26)

県立高等学校生活支援員配置事業 実績報告

1.目的

県立高等学校に在籍する聴覚に障がいのある生徒が、教育課程を円滑に履修

できるように必要に応じて支援を行う生活支援員を配置し、教育の機会均等を

保障する。

2.業務委託先契約先並びに対象者(聴覚に障がいのある生徒)

宮崎県立高鍋高等学校

1 名(2年生)

宮崎県立佐土原高等学校 1 名(2年生)

3.支援実績

月 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 合計 高 鍋 活動人員 6 6 6 6 5 6 6 6 6 6 6 6 71 配置日数 15 15 22 14 8 19 18 16 16 16 14 17 190 配置時間 58.8 59.3 95.8 46.3 25.3 83.8 77.8 62.8 63 74.8 62.5 76.8 786.5 佐 土 原 活動人員 7 6 6 7 3 7 6 6 6 6 6 7 73 配置日数 17 15 18 17 3 19 16 14 16 13 15 16 179 配置時間 53.8 68.8 61.5 53.8 6.75 84.5 67.8 62.8 57 52.5 56 37.8 662.8 年間支援時間:900時間

高鍋高校は、1日3名の支援員配置で1人が2限~3限を担当しました。HR(ホ

ームルーム)や芸術・体育の支援が不要なため、113.5 時間を残した余裕のある

支援員配置でした。

佐土原高校は、1日2名の支援員配置で1名が3限~5限を担当しました。この

他 HR の支援を行いましたが、実習などが多いことから支援不要が多く、237.2

8時間を残す余裕のある支援員配置でした。

4.関係者会議

・高鍋高校

4回 (4月、7月、12 月、3月)

・佐土原高校

4回 (4月、7月、12 月(文書)

、3月)

学校と当協会担当者、支援員(要約

記者)のそれぞれの立場から意見や要望を

出し合い、対象者が教育課程を円滑に履修できるように努めました。

なお、佐土原高校については、対象者も会議に参加して先生や支援員からの質問

に応えることもあり、会議の有効性と支援の充実が図られました。

また、UDトーク(音声文字変換ソフト)を紹介して利用を促しました。

(27)

市広報手話ビデオ等作製事業実績報告

1.事業目的

市広報紙の情報を手話ビデオ化することによって、情報が容易に得られるようにし、

聴覚障がい者及び音声又は言語機能障がい者の読解力及び情報不足を補う。

2.ビデオ等作製及び貸出状況

■ 作成ビデオ等

題 名

本数

取扱い及びダビング数

備 考

1

市広報「みやざき」手話ビデオ 4 月号(№248)

1 39

納品(49 本)

VHS5・DVD44 2

市広報「みやざき」手話ビデオ 5 月号(№249)

1 36

納品(49 本)

VHS5・DVD44 3

市広報「みやざき」手話ビデオ 6 月号(№250)

1 42

納品(49 本)

VHS5・DVD44 4

市広報「みやざき」手話ビデオ 7 月号(№251)

1 41

納品(49 本)

VHS5・DVD44 5

市広報「みやざき」手話ビデオ 8 月号(№252)

1 46

納品(49 本)

VHS5・DVD44 6

市広報「みやざき」手話ビデオ 9 月号(№253)

1 35

納品(48 本)

VHS5・DVD43 7

市広報「みやざき」手話ビデオ 10 月号(№254)

1 35

納品(48 本)

VHS5・DVD43 8

市広報「みやざき」手話ビデオ 11 月号(№255)

1 43

納品(48 本)

VHS5・DVD43 9

市広報「みやざき」手話ビデオ 12 月号(№256)

1 36

納品(48 本)

VHS5・DVD43 10

市広報「みやざき」手話ビデオ 1 月号(№257)

1 53

納品(48 本)

VHS5・DVD43 11

市広報「みやざき」手話ビデオ 2 月号(№258)

1 39

納品(48 本)

VHS5・DVD43 12

市広報「みやざき」手話ビデオ 3 月号(№259)

1 46

納品(48 本)

VHS5・DVD43

合 計

12 491

■ 貸出状況

取扱先(配布数) 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計 宮崎市関係(10) 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 1 1 4 市社会福祉協議会(1) 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 市聴覚障害者協会(4) 4 3 5 3 4 4 4 5 4 4 4 4 48 県立聴覚障害者セン ー(2) 3 11 2 0 0 0 0 0 0 2 2 0 20 合計 7 14 7 4 5 4 4 5 4 6 7 5 72

■ 送付状況

市協会会員戸数 32 32 32 32 32 31 31 31 31 31 31 31 377

■ 作製協力者

延べ協力者数 5 5 5 5 5 5 5 5 5 6 6 6 63

3.その他の取り組み

① 広報紙の内容はイラストや写真を多用した見た目に理解できるようになっているの

で、紙面の雰囲気を保つように画面や解説に工夫した。

② 出演者と手話表現に関する打合せを行った。

4.今後の課題

新しい手話表現は、認識しづらいとの意見もあるので、地元の聴覚障がい者が使いそ

うな表現を採用しながら分かりやすい手話表現に努めた。

(28)

宮崎市聴覚障がい者社会参加促進事業報告書

1)目的 宮崎市内に居住する聴覚障がい者等が日常利用する病院、交通機関、デパート等の事 業所に対し、手話講師を派遣し、手話等の指導を行い、その事業所等で手話の出来る職 員を養成し、配置することにより、聴覚障がい者等の社会参加、福祉の増進を図るとと もに広く市民に啓発することを目的として実施した。 2)実施事業所 № 事業所名 修了者数 備 考 1 生活協同組合 コープみやざき 16名 新規 2 潤和会記念病院 5名 再講習 3 (株)エポック・ジャパン 1 名 新規 4 (株)日本政策 融公庫 1名 新規 5 宮崎中央眼科病院 1 名 再講習 6 (株)宮崎銀行 1 名 再講習 合 計 25名 3)講習内容 ① 手話の習得のために必要な講習会を、原則として年間6ヶ月間(20 回)開催した。 ② 手話講習会の講習科目は次のとおりとする。 ・ 聴覚障がい者等に接する心構え ・ 手話の理論 ・ 手話の実技 ・ 身体障がい者福祉行政概論 4)手話の出来る職員の認定 手話講習会を修了した者に対し、修了証を交付した。 5)手話通訳の標示板の配布 手話講習会を修了した者が配置されている事業所に対し、標示板を配布した。 6)実施状況 生活協同組合コープみやざき:宮崎市内の店舗に多くの聴覚障がい者が来店されてい ます。その際に、手話を使って接客をしたいとの要望があがりました。1 人の発案で、 宮崎市内の店舗に呼びかけて手話講座の開催ができました。また、講座に積極的に参 加され、店舗内で使用する手話や具体的な例や通じにくい表現などを出してもらい、 応対の仕方について指導した。

参照

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