~夏期(6~9月)観賞を可能に~
(暫定版)
本マニュアルは、これまで生産や利用が少なかった夏
の高温期(6~9月)も景観性の高い緑化を実現するこ
とを目的に、デザイナーや緑化施工・管理関係者等緑化
に携わる方々を対象に作成しました。花材を花壇苗、カ
ラーリーフ、グランドカバー、つる植物、球根植物に分
類し、花色、葉色、草姿等から、様々な利用場面に応じ
て必要な情報を引き出せる構成としました。また、各論
では園芸品種の基本的な特性に加え、生産状況、入手規
格、利用方法、耐乾性や耐陰性などもとりまとめました。
その中では、施工・管理上の留意点についても触れてい
ます。さらに、補足資料として、高温期の植栽にあたっ
て必要な技術的課題に関するこれまでの研究成果も記載
しました。
このマニュアルが、2020年のオリンピック・パラリ
ンピック東京大会はもとより、その後に続くレガシーと
して、夏花による緑化施工場面で多くの方々に活用され
ることを期待します。これらを通じ、暑い時期にも街全
体が花と緑で溢れ、多くの人々の心が癒されることを切
に願います。
頁 花 壇 適 性 品 目 花(果) 色 耐 雨 性 耐 乾 性 耐 陰 性 草 姿 白 ピン ク 赤 黄 ・ オ レ ン ジ 青 ・ 紫 そ の 他 横に 大きく 伸長 縦に 大きく 伸長 全体 に小さ く伸長 全体に 大きく 伸長 1 アゲラタム ● ● ● ● ● 2 アサガオ (わい性種) ● ● ● 茶 ● 3 ◎ アンゲロニア ● ● ● ● ● 4 カリブラコア ● ● ● ● ● ● 5 ◎ カンナ ● ● ● ● ● 6 ◎ ケイトウ (セロシア) ● ● ● ● ● ● 7 ジニア ● ● ● ● 複 ● ● ● 8 ◎ センニチコウ ● ● ● ● ● ● 9 トウガラシ ● ● ● ● ● 黒 ● ● 10 ◎ トレニア ● ● ● ● ● 複 ● ● 11 ナデシコ (ダイアンサス) ● ● ● ● 複 ● 12 ニューギニアインパチェンス ● ● ● ● ● ● 13 ◎ ビンカ ● ● ● ● ● 複 ● ● ● 14 ◎ ベゴニア ● ● ● ● ● ● 15 ペチュニア ● ● ● ● ● 複 ● ● ● 16 ◎ ペンタス ● ● ● ● ● 17 ◎ ポーチュラカ ● ● ● ● 複 ● 18 ◎ マツバボタン ● ● ● ● ● ● 19 マリーゴールド ● ● 複 ● ● 20 ◎ メランポジウム ● ● 21 ◎ ユーフォルビア ● ● 22 ◎ ランタナ ● ● ● ● 複 ● ● 23 ルドベキア ● ● 複 ● ●
花 壇
苗
弱 中 強 弱 中 強 弱 中 強 ※ 複:複色 草姿:植え付けからどのように生長するかを分類した。品種間差がある場合は複数記載。例えば、アゲラタムは縦に 伸長しやすい品種と全体にゆっくり伸長するわい性品種がある。頁 花 壇 適 性 品 目 性 性 性 緑 黄 銅 ( 赤 褐 色) 白 ~ 銀 黒 斑入 り 横に 大きく 伸長 縦に 大きく 伸長 全体に 小さく 伸長 全体に 大きく 伸長 24 ◎ アベリア ● ● ● ● ● ● 25 イポメア ● ● ● ● ● 26 ◎ エラグロスティス ● ● 27 ◎ エリゲロン ● ● 28 ケイトウ (晩生種) ● ● ● ● 29 コリウス ● ● ● ● ● ● 30 コリネフォラス ● ● 31 コロカシア ● ● ● 32 ◎ スティパ ● ● 33 ◎ ツルマサキ ● ● ● ● 34 ナンテン (わい性種) ● ● ● 35 ニューサイラン ● ● ● ● ● 36 ハツユキソウ ● ● ● ● ● 37 ハゲイトウ ● ● ● ● ● 38 ◎ ヒメイワダレソウ ● ● 39 マサキ ● ● ● ● 40 ◎ ミレット ● ● ● ● 41 ヤブラン ● ● ● ● 42 リュウノヒゲ ● ● ● ● 弱 中 強 弱 中 強 弱 中 強 頁 花 壇 適 性 品 目 花 色 耐 雨 性 耐 乾 性 耐 陰 性 白 ピン ク 赤 黄 ・ オ レ ン ジ 青 ・ 紫 そ の 他 43 アサガオ (つる性) ● ● ● ● 茶 44 ツンベルギア アラタ ● ● ● 45 ◎ ミナ ロバータ ● ● ● 46 ルコウソウ ● ● ●
つる植物
弱 中 強 弱 中 強 弱 中 強頁 花 壇 適 性 品 目 性 性 性 白 ピン ク 赤 黄 ・ オ レ ン ジ 青 ・ 紫 そ の 他 横に 大きく 伸長 縦に 大きく 伸長 全体に 小さく 伸長 全体に 大きく 伸長 47 アジアティック系ユリ ● ● ● ● 48 LA系ユリ ● ● ● ● ● 49 カラー ● ● ● ● ● ● 50 カラジウム ● ● ● 葉色 ● 51 グラジオラス ● ● ● ● ● 複 ● 52 ◎ クルクマ ● ● ● 53 ◎ ゼフィランサス ● ● ● ● 54 ◎ ハブランサス ● ● 55 ユーコミス ● ● ● 黄 緑 ● ※花壇適性 ◎:直射日光が当たるところでも生育旺盛で、暑さに特に強い 耐雨性 強い:連続した降雨で葉や花に傷み、病気が発生しにくい 中位:発生が比較的少ない 弱い:発生が多い 耐乾性 強い:長期間(1週間おき灌水条件)の乾燥に耐える 中位:上記条件で一部枯死 弱い:上記条件で完全枯死 耐陰性 強い:半日および終日の日陰でも観賞性が保たれる 中位:半日の日陰は問題ないが、終日の日陰で極端に 観賞性が低下する 弱い:半日の日陰で極端に観賞性が低下する ※これらは露地(地植え)を想定して評価したものである 弱 中 強 弱 中 強 弱 中 強
【特徴】
夏の暑さに強く、連 続開花性がある。花は先端部 にまとまって開花する。花色 は白色と紫色が主流。わい性 種のハワイシリーズと高性種 のトップブルー等がある。【品種例(シリーズ名)】
トップブルー【生産状況】
出荷時期 4~6月 出荷量 少【耐候性】
耐雨性 強い 耐乾性 普通 耐陰性 中位【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
わい性種(ハワイシリーズ)は花壇の最前面での利用に向く。 開花連続性に優れるため、密植可能。高性種(トップブルー 等)は、ボーダー的な利用法もあるが、日照が少なくなると花 数が少なくなるので植栽場所に注意する。開花後の花がらが残 るので、こまめに摘んだほうが見た目はきれい。高温多湿に弱 く、大きくなり混んできたら切り戻すとよい。 草姿 立性 利用方法 混植 観賞期草丈 20~60cm 観賞期株張 20~40cm 開花性 連続 開花期間 6~9月【入手規格】
ポットサイズ 3~3.5寸 草丈 15~30cm 株張 15~25cm 花径 1.5cmアゲラタム
キク科
Ageratum
品目・品種の特性 市販品種のアップ 活用事例 花色 品目 科 学名:属 利用・管理の方法、 留意点など 判断の基準は 前ページに記載 単植:1株でも存在感があり、見栄 えがするため、単独、あるいは複 数で植える。寄せ植えではメインと なる 混植:単独では見栄えがしないの で、ある程度まとめて植える グランドカバー:草丈が低く、横に 広がる性質が強く、地を覆う目的 で植える 観賞期草丈、株張は 2015と2016年の調査 結 果 ( 9 月 ) を も と に 作成。ただし、1年だ けの結果も含む。 ハワイシ/トップブルーアロハ/ クラウドナイン/ハイタイド代表的な品種(シリーズ名) 開花期間は 6~9月のみ記載 出荷時期は 3~7月のみ記載【特徴】
夏の暑さに強く、連 続開花性がある。花は先端部 にまとまって開花する。花色 は白色と紫色が主流。わい性 種の「ハワイ」シリーズと高 性種の「トップブルー」等が ある。【品種例(シリーズ名)】
トップブルー【生産状況】
出荷時期 4~6月 出荷量 少【耐候性】
耐雨性 強い 耐乾性 中位 耐陰性 中位【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
わい性種(「ハワイ」シリーズ)は花壇の最前面での利用に向 く。開花連続性に優れるため、密植可能。高性種(「トップブ ルー」等)は、ボーダー的な利用法もあるが、日照が少なくなる と花数が少なくなるので植栽場所に注意する。開花後の花がらが 残るので、こまめに摘んだほうが見た目はきれい。高温多湿に弱 く、大きくなり混んできたら切り戻すとよい。 草姿 立性 利用法 混植 花径 1.5cm(房咲) 観賞期草丈 20~60cm 観賞期株張 20~40cm 開花性 連続 開花期間 6~9月【入手規格】
ポットサイズ 3~3.5寸 草丈 15~30cm 株張 15~25cmアゲラタム
キク科
Ageratum
ハワイ/トップブルー/アロハ/ クラウドナイン/ハイタイド【特徴】
アサガオは「和」を 感じさせる代表的なツル植物。 花壇やコンテナ植栽には、わ い 性 で つ る ま き 性 質 の な い 「サンスマイル」シリーズが ある。花色にはピンク、赤、 紫系以外に空色や茶色がある。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 4~7月 出荷量 極少【耐候性】
耐雨性 中位 耐乾性 中位 耐陰性 中位【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
草姿 ほふく性 利用法 グランドカバー 花径 10cm 観賞期草丈 15~20cm 観賞期株張 20~30cm 開花性 連続 開花期間 7~9月【入手規格】
ポットサイズ 3~6寸 草丈 5~15cm 株張 10~20cm 一般にラベル付き苗アサガオ(わい性)
ヒルガオ科
Ipomoea nil
サンスマイル(ピンク) サンスマイル 混合 「サンスマイル」 は「姫」と呼ばれるわい性遺伝子を持つ系統 で、各色の混合種子が市販されている。仕上鉢に定植された開花 株で流通することが多いため、花壇植栽で大量に用いる場合には、 予約が望ましい。肥切れや乾燥は葉の黄化を助長し、8月中旬以 降はヨトウムシやタバコガの食害に注意したい。【特徴】
高温多湿条件でも生 育旺盛で、花は下から順番に 開花する(穂状)。花色は、 白、ピンク、紫色のみである が濃淡を含めると各シリーズ 5色程度は色幅がある。一般 に、種子系よりも栄養系の方 が生育旺盛で花が大きい。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 3~7月 供給量 中【耐候性】
耐雨性 強い 耐乾性 中位 耐陰性 中位【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
わい性種(「セレニータ」など)は花壇の最前面での利用に向 く。栄養系(「アークエンジェル」など)は花が大きく強健であ る。密植し、ボーダー的な利用法もあるが、日照時間が少ないと 花数が少なくなるので広めに植えるとよい。ハダニが発生しやす いので、葉の上からこまめに灌水するなどする。花が少なくなっ たら切り戻すことで復活させることができる。 草姿 立性 利用方法 混植 花径 1.5~2.5cm 観賞期草丈 30~70cm 観賞期株張 35~65cm 開花性 連続 開花期間 6~9月【入手規格】
ポットサイズ 3.5~4寸 草丈 25~30cm 株張 20~35cm セレナ/アークエンジェル/ エンジェルフェイス/セレニータアンゲロニア
ゴマノハグサ科
Angelonia
セレニータピンク【特徴】
ペチュニアよりも高 温多湿条件に強く花数が多く作 りやすい。品種改良が盛んで、 様々な花色のものが出回ってい る。株姿もほふく性~立性まで 幅広い。べたつかず、扱いが容 易である。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 3~7月 供給量 中【耐候性】
耐雨性 中位 耐乾性 中位 耐陰性 中位【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
横に広がるため地面を被覆するように利用する。ペチュニアよ りも降雨には強いが、過湿になると下葉が枯れあがってくる。梅 雨時に切り戻すと長く楽しめる。1株でも十分生長するので、株 間はやや広めにとるようにする。花がらをこまめに摘むと灰色カ ビ病など病気の発生が防げる。 草姿 ほふく性~立性 利用方法 グランドカバー 花径 2~3cm 観賞期草丈 15~30cm 観賞期株張 40~70cm 開花性 連続 開花期間 6~9月【入手規格】
ポットサイズ 3~4寸 草丈 10~20cm 株張 15~25cm ミリオンベルイエローカリブラコア
ナス科
Calibrachoa
キャンキャン/サンバ/ミリオンベル/ カブルーム/スーパーベル/ シャル・ウィ・ダンス【特徴】
種子系と球根系があ る。花は大きく、目立ち、花色 も多彩である。葉も多様で斑入 りや銅葉などがあり、葉を楽し む品種「ビュー」シリーズは有 名である。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 4~6月 供給量 極少【耐候性】
耐雨性 強い 耐乾性 強い 耐陰性 強い【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
暑さ、乾燥に強く、水が少ない場所でも枯れることはないが、 生育が停滞する。株を充実させるためには、過湿条件が適する。 株元から分枝した新しい芽が連続して出て花が付く。花が大きく 目立つので、密植ではなく、アクセントとして使用しても良い。 種を持つ前に花がらを除去した方が株は弱らない。 草姿 立性 利用方法 単植、混植 花径 10~15cm 観賞期草丈 40~200cm 観賞期株張 50~100cm 開花性 連続 開花期間 7~9月【入手規格】
形状 3.5~4寸 (球根もあり) 草丈 20~40cm 株張 20~30cmカンナ
カンナ科
Canna
サウスパシフィックスカーレット サウスパシフィック/トロピカル/ ビューセロシア
【特徴】花壇苗として利用され るのは羽毛咲き種で緑葉と銅葉 系がある。最近は混色で多粒播 きし、ロウソク状に見立てたも のが市場に出回る。そのほか、 中高性の穂が槍状のノゲイトウ 系も人気がある。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期
3~7月
供給量
中~多
【耐候性】
耐雨性 弱い 耐乾性 中位 耐陰性 中位【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
暑さ、乾燥に比較的強いが、過湿に弱いので、水はけの良いと ころに植えつける。わい性種は花壇前面に密植し混植で、中高性 種(ノゲイトウ)は花壇の後方で密植せず、花壇の中のアクセン トとして使用すると良い。緑葉よりも銅葉系の方が暑さに強い傾 向にある。9月からシロオビノメイガが多発するので注意する。 草姿 立性 利用方法 単植、混植 観賞期草丈 25~80cm 観賞期株張 25~60cm 開花性 連続 開花期間 6~9月【入手規格】
形状 3~4寸 草丈 20~40cm 株張 20~35cmケイトウ
ヒユ科
Celosia
スマートルックレッド サマーラベンダー/きもの/キャスル/ アイスクリーム/スマートルックレッド【特徴】
花色、花型は豊富で、 一重から八重まで多くの種類が 販売されている。花の大きさも 小輪のプチランド系から大輪の スウィズル系まで幅広い。一部 品種では斑点細菌病やうどんこ 病に弱い品種がある。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 3~7月 供給量 中~多【耐候性】
耐雨性 中位 耐乾性 弱い 耐陰性 強い【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
暑い時期でも連続開花し生育旺盛だが、乾燥が強いと生育が停 滞し、花が退色する。耐陰性はあるが、日照時間が少ないと花弁 がよれてきれいに展開しない。分枝が良い品種では1株でも十分 生育するので株間を広くとる。大きくなり過ぎたら株の1/3~半 分程度で切り戻すと、再び開花する。花がらは、灰色カビ病の発 生源となるためこまめに取り除くことが望ましい。 草姿 立性 利用方法 混植 花径 4~9cm 観賞期草丈 30~50cm 観賞期株張 40~60cm 開花性 連続 開花期間 6~9月【入手規格】
形状 3~4寸 草丈 15~30cm 株張 20~30cmジニア
キク科
Zinnia
プロフュージョンダブルイエロー プロフュージョン/プチランド/ ザハラ/スウィズル/マゼラン【特徴】わい性種から高性種ま である。いずれの品種も強健で 揃いが良く栽培が容易である。 グロボーサ種が主流であるが、 鮮紅色のハーゲアナ種(高性) もある。花壇、切り花、ドライ フラワーで利用。
【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 3~6月 供給量 中【耐候性】
耐雨性 中位 耐乾性 中位 耐陰性 強い【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
分枝が良く、開花期間も長いため、コンテナやガーデンの縁取 りに向く。わい性種は寄せ植えで利用されることが多い。高性種 は花壇後方のアクセントして利用してもおもしろい。日当たりが 良くやや乾燥したところを好む。高性種は窒素過多で軟弱徒長し 強風で倒伏しやすくなるので、注意を要する。 草姿 立性 利用方法 単植、混植 花径 1~2cm 観賞期草丈 30~80cm 観賞期株張 25~60cm 開花性 連続 開花期間 6~9月【入手規格】
形状 3~3.5寸 草丈 15~40cm 株張 15~20cm オードリー/バディ/ネオン/ ラスベガスセンニチコウ
ヒユ科
Gomphrena
ネオンローズ【特徴】
高温条件でも生育旺 盛で、基本的には頂点に結実 する。果実が細長いタイプ、 円錐型、丸型様々である。色 変わりするタイプが人気。果 実が黒色で強光と高温で葉色 が黒くなる品種もある。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 6~7月 供給量 少【耐候性】
耐雨性 中位 耐乾性 強い 耐陰性 中位【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
暑さや乾燥に強く、生育も旺盛である。1株でも存在感がある ため、花壇の中のアクセントとして使用されることが多い。また、 コンテナや鉢植えでの寄せ植え材料として使用される。乾燥に強 いが、多湿にならないように気を付ける。アブラムシやハダニが 付きやすいのでこまめに観察し早めに防除する。 草姿 立性 利用方法 単植、混植 果径 3~4cm 観賞期草丈 30~40cm 観賞期株張 40~60cm 開花性 連続 結実期間 6~9月【入手規格】
形状 3~3.5寸 草丈 20~30cm 株張 25~35cmトウガラシ
ナス科
Capsicum
ブラックパール (黒色から赤色へと変化) 実祭り/クバーナ/五色旭光/ ハーレクイン/ブラックパール【特徴】
ナツスミレという別 名が示すように暑さに強い。 分枝が良く強健で大株となる。 開花揃いがよく一斉に開花す る。花色はピンクと紫が中心 だが、黄色系の品種も販売さ れている。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 4~6月 供給量 中【耐候性】
耐雨性 中位 耐乾性 中位 耐陰性 強い【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
葉や花の淡い色が多く爽やかな印象を与える。ほふく性タイプ の品種はグランドカバーとして、立性タイプの品種は花壇の寄せ 植えやコンテナ、花壇の前面で使用される。耐陰性が強く、日照 時間が比較的短くても花が咲く。鉢植えなどの場合、根詰まりで 花が休むため、摘心して側枝の発達を促すと良い。乾燥で葉が萎 れやすいため、乾いたらたっぷりと灌水する。 草姿 ほふく性~立性 利用方法 混植 グランドカバー 花径 3~4cm 観賞期草丈 30~40cm 観賞期株張 40~60cm 開花性 連続 (鉢植えは断続) 開花期間 6~9月【入手規格】
形状 3~3.5寸 草丈 20~35cm 株張 20~40cmトレニア
ゴマノハグサ科
Torenia
カウアイレモン サイクロン/カウアイ/ダッチェス【特徴】
高温多湿条件でも生 育旺盛で、花は先端部に上向 き開花する。「テルスター」 に代表される四季咲き性品種 が多く出されている。美女な でしこ系「ジョルト」シリー ズは特に耐暑性、耐寒性に優 れる。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 3~7月 供給量 中【耐候性】
耐雨性 中位 耐乾性 中位 耐陰性 弱い【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
「ジョルト」シリーズは40cm程度の草丈となるため、花壇 の中段での利用に向く。分枝が良く連続開花するため、通常より 若干広めに植えても良い。開花期間は長く、露地でも越冬可能。 多く出回る「テルスター」系(わい性、四季咲性)は開花に波が あり、ピンチをこまめに行う必要がある。 草姿 立性 利用方法 単植、混植 花径 3~4cm (房咲もあり) 観賞期草丈 30~40cm 観賞期株張 40~60cm 開花性 連続 (矮性種は断続) 開花期間 6~9月【入手規格】
形状 3~3.5寸 草丈 20~30cm 株張 25~35cm ジョルト/ダイナスティ/テルスター/ アイディアル/ダイアナ/シバ/スープラナデシコ
(ダイアンサス)
ナデシコ科
Dianthus
ジョルトピンク【特徴】
市販されているイン パチェンス(アフリカホウセ ンカ)と比べ生育旺盛で、花 が大きい。葉に黄色の斑が入 る品種や花弁に筋が入る品種 もある。夏の暑さに強く改良 された「サンパチェンス」シ リーズなどがある。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 4~7月 供給量 少【耐候性】
耐雨性 強い 耐乾性 弱い 耐陰性 強い【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
1株でも存在感があり、寄せ植えのメインの素材、単色での寄 せ植えで利用される。極度の乾燥で葉と蕾が落ちるため、高温期 はほぼ毎日灌水する必要がある。一方過湿には強く根腐れするこ とは少ない。午前中は日が当たったほうが良いが、終日陽が当た ると株が傷みやすい。夏花の中では耐陰性が強く、終日陽が当た らなくても花数は極端に少なくならない。下葉が枯れあがったり、 花が終わった株は半分程度切り戻すと復活する。 草姿 立性 利用方法 単植、混植 花径 3~6cm 観賞期草丈 25~60cm 観賞期株張 30~50cm 開花性 連続 開花期間 6~9月【入手規格】
形状 3.5~6寸 草丈 20~30cm 株張 25~35cmニューギニア
インパチェンス
ツリフネソウ科
Impatiens×hawkeri
サンパチェンスオレンジ サンパチェンス/ディバイン/ トロピカル/フロリフィック/バウンス【特徴】
高温乾燥に強く夏を 代表する花。栽培が容易で分 枝に優れ、種子系や栄養系、 立性やほふく性など多様な品 種が出回る。耐雨性はあるが、 極端な過湿条件では、根腐れ や下葉の黄化が生じる。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 4~7月 供給量 多【耐候性】
耐雨性 中位 耐乾性 強い 耐陰性 強い【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
ほふく性の「メディトレニアン」シリーズは寄せ植えやハンギ ングバスケット、地表面をカバーするのに利用可能。わい性種は 揃いに優れるため、広い面積を景観形成するのに利用。密植して も次々と花はつくが、上方へ徒長してしまうので日当たりの悪い ところではやや広めに植える。多肥では花が少なくなる。株が込 み合ってきたら切り戻すとよい。秋口にはアブラムシに注意する。 11月に入り寒くなったら、下葉から黄化する。 草姿 ほふく性~立性 利用方法 混植 グランドカバー 花径 2~7cm 観賞期草丈 30~40cm 観賞期株張 40~60cm 開花性 連続 開花期間 6~9月【入手規格】
形状 3~3.5寸 草丈 20~40cm 株張 15~35cmビンカ
キョウチクトウ科
Catharanthus
サンダーレッド パシフィカ/タイタン/エクエイター/ サンダー/メディトレニアン/ビテッセ/ バリアント/ミニナツ/フェアリースター【特徴】
暑さ乾燥に強く、春 から秋まで長期間花を楽しめる。 わい性種センパフローレンスは 定番だが、最近はより耐暑性に 優れる「ワッパー」シリーズな ど巨大輪種が多く出されている。 その他、銅葉系の品種もある。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 4~7月 供給量 多【耐候性】
耐雨性 強い 耐乾性 強い 耐陰性 強い【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
多く流通しているベゴニア・センパフローレンス種は揃いに優 れるため、広い面積を景観形成するのに利用する。色合いが明る いため混植や鉢の寄せ植えにも使用される。乾燥に強く、長雨で も株は傷みにくいが、花がらが葉の上に残ると灰色カビ病が発生 するため、なるべく取り除くようにする。木立性のベゴニアは生 育が早く花が大きいため、花壇の後方的利用やアクセントして使 うと良い。 草姿 立性 利用方法 単植、混植 花径 2~7cm 観賞期草丈 20~70cm 観賞期株張 25~45cm 開花性 連続 開花期間 6~9月【入手規格】
形状 3~6寸 草丈 10~25cm 株張 15~25cmベゴニア
シュウカイドウ科
Begonia
ワッパーローズグリーンリーフ モンザ/スプリント/アンバサダー/ ドラゴンウィング/ワッパーペチュニア
【特徴】
直射日光に強く乾燥 にも比較的強いが、過湿に弱く、 耐雨性を付与した小輪多花系の 品種改良が進んでいる。花色、 花型が豊富。栽培が容易で分枝 に優れ、種子系や栄養系、立性 やほふく性など多様な品種が出 回る。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 3~7月 供給量 多【耐候性】
耐雨性 弱い 耐乾性 中位 耐陰性 中位【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
ほふく種は花壇の最前面、あるいはハンギングでの利用に向く。 立性種も主に最前面で利用されるが、栄養系の小輪・多花系の品 種は、草丈が50cm程度となるため、中段での利用も可能。特に 大輪系の品種では、極端な乾燥と梅雨時期の降雨に弱く、株元か ら葉が枯れ上がり、花付きも悪くなるので注意する。長雨が続く と灰色カビ病が発生しやすく、こまめな摘花が必要。 草姿 ほふく性~立性 利用方法 混植 グランドカバー 花径 3~8cm 観賞期草丈 20~40cm 観賞期株張 20~100cm 開花性 連続 開花期間 6~9月【入手規格】
形状 3~6寸 草丈 10~20cm 株張 20~50cmペチュニア
ナス科
Petunia
よそおい(粧)シリーズほおべに ディーバ/ロンド/バカラ/よそおい なっちゃん/スーパーチュニア/ タイダルウェーブペンタス
アカネ科
Pentas
【特徴】
直射日光に強く乾燥 にも比較的強い。小さな星型の 花が先端でまとまって咲く。花 色は白、ピンク、赤、赤紫のみ。 F1種を中心に揃い、分枝、耐 暑性に優れる品種が多く出され ている。「グラフィティ」シ リーズはコンパクトにまとまる。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 4~7月 供給量 中【耐候性】
耐雨性 中位 耐乾性 強い 耐陰性 強い【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
わい性種は花壇前面や寄せ植えでの利用に向く。中高性種は、 立性で分枝がよく、生長しながら連続して開花するためやや広め に植える。極端な乾燥や梅雨時期の降雨にも比較的強いが、過湿 で根腐れを起こす。乾燥が続くとハダニが発生するので注意が必 要。花が咲き終わったら早めに摘み、株が大きくなったら半分ぐ らいに切り詰めることで、草姿がまとまり長持ちする。 草姿 立性 利用方法 混植 花径 1cm(房咲) 観賞期草丈 40~80cm 観賞期株張 30~60cm 開花性 連続 開花期間 6~9月【入手規格】
形状 3~4寸 草丈 20~30cm 株張 15~25cm グラフィティピンク グラフィティ/バタフライ/スターラ/ カレイドスコープポーチュラカ
スベリヒユ科
Portulaca
【特徴】
ポーチュラカは乾燥 にとても強く、花色も明るめの 色が多く夏花の定番品目の一つ である。かつての品種は午前中 しか咲かなかったが最近は「サ ンちゅらか」シリーズなど午後 にかけて長く咲く品種が多く出 されている。寒さには弱く屋外 では越冬しない。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 4~7月 供給量 中【耐候性】
耐雨性 中位 耐乾性 強い 耐陰性 強い【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
ほふく性の性質を有するため、グランドカバー的な使用例が 多い。鉢の寄せ植え材料として使われることもある。日当たりを 好むが、半日陰でも花つきは良い。花は先端部につくため、大き くなるに従い中心部で花が少なくなる。ピンチをこまめに行うと、 株もきれいに広がり花が多くつく。病害虫被害も少なく栽培が容 易。極端な過湿には弱く、水はけの悪いところでは下葉が落ちる。 草姿 ほふく性 利用方法 グランドカバー 花径 3~5cm 観賞期草丈 20~30cm 観賞期株張 60~80cm 開花性 連続 開花期間 6~9月【入手規格】
形状 3~6寸 草丈 10~20cm 株張 10~30cm サンちゅらか/トゥーカン/ラヴァマツバボタン
スベリヒユ科
Portulaca
【特徴】
通常は午前中に花が 萎れるが、夕方までも咲き続け る品種へと改良されている。品 種間の開花揃いに優れまとまり やすい。「F1ハッピートレイ ル」シリーズのように這う性質 を強くした品種も出されている。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 4~7月 供給量 少【耐候性】
耐雨性 中位 耐乾性 強い 耐陰性 中位【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
ほふく性の性質を有するため、グランドカバー的な使用例が多 い。鉢の寄せ植え材料として使われることもある。茎の先端に花 がつくためこまめに芽を摘むと花数が多くなる。乾燥に強いが、 多湿に弱いため、水はけのよいところに植えつける。密植で、長 雨が続くと灰色カビ病が花に発生するので注意が必要である。 草姿 ほふく性~立性 利用方法 混植 グランドカバー 花径 3~5cm 観賞期草丈 30~50cm 観賞期株張 40~60cm 開花性 連続 開花期間 6~9月【入手規格】
形状 3~3.5寸 草丈 15~25cm 株張 20~30cm ハッピーアワーバナナ ソーラーキッズ/ハッピーアワー/ ハッピートレイルマリーゴールド
キク科
Tagetes
【特徴】
マリーゴールドには 基本的にフレンチ種とアフリカ ン種がある。前者は株が小さく 多花性で、後者は株が大きく大 輪の花を咲かせる。市場に多く 出回っているのは前者で、最近 は黄色、オレンジ以外に赤色が 入った品種もある。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 3~7月 供給量 多【耐候性】
耐雨性 中位 耐乾性 中位 耐陰性 中位【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
最近は、3~4本植えや多粒播きのボリュームのある苗が中心 で、株間を狭くしすぎるとすぐに株が混み合う。その影響で、ム レにより下葉が枯れあがったり、土壌病害やハダニが多発しやす いので古い枝を取り除くなどして風通りを良くするよう心掛ける。 暑い時期でも比較的活着が良いため大きくなりだらしなくなって きたら新しい株に更新するのも一つの手である。 草姿 立性 利用方法 混植 花径 3~6cm 観賞期草丈 20~35cm 観賞期株張 25~40cm 開花性 連続 開花期間 6~9月【入手規格】
形状 3~4寸 草丈 15~25cm 株張 20~30cm ホットパックゴールド ボナンザ/デュランゴ/サファリ/ マーチ/ホットパック【特徴】
夏の暑さに強く、連 続開花性があり、草姿が自然 とボール状にまとまる。花色 は基本色が黄色で、濃淡で品 種が異なる。花が小さく葉色 が目立つ「パラダイス」とい う品種もある。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 4~7月 供給量 少【耐候性】
耐雨性 強い 耐乾性 中位 耐陰性 強い【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
分枝が良く、開花期間も長いため、コンテナやガーデンの縁取 りに向く。草姿のまとまりがよいため、単独で鉢に植えられるこ ともある。日当たりが良いところを好むが、半日陰でも問題はな い。極端な乾燥を嫌い、乾燥で葉先が枯れることがある。花がら は目立たないので摘まなくてもよいが、摘んだ方が株は弱らない。 肥料切れに注意すれば長期間花を楽しめる。 草姿 立性 利用方法 混植 花径 2cm 観賞期草丈 30~60cm 観賞期株張 30~50cm 開花性 連続 開花期間 6~9月【入手規格】
形状 3~3.5寸 草丈 20~30cm 株張 15~25cmメランポジウム
キク科
Melampodium
カジノレモン ミリオン/カジノレモン/パラダイス/ ダービーイエローユーフォルビア
トウダイグサ科
Euphorbia
【特徴】
観賞する部分は、苞 (ほう)と呼ばれる白葉でカス ミソウのように先端部に数多く 着ける。花は目立たない。栄養 系「ダイアモンドフロスト」が 有名だが、実生系も最近販売さ れている。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 5~7月 供給量 少【耐候性】
耐雨性 中位 耐乾性 強い 耐陰性 強い【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
ピンチをしなくても草姿がまとまり、分枝が良いため、他の 花との寄せ植え花材として利用されることが多い。単独に鉢植 えしても見栄えが良い。極度に乾燥しても、葉を落とし白色部 は少なくなるが枯死することはない。過湿なところを嫌う。大 株になり乱れたら1/3ほど切り戻すと樹形が回復する。 草姿 立性 利用方法 単植、混植 花径 1.5cm 観賞期草丈 50~100cm 観賞期株張 35~60cm 開花性 連続 開花期間 6~9月【入手規格】
形状 3~3.5寸 草丈 20~30cm 株張 15~25cm グリッツ グラマー/ダイアモンドフロスト/ グリッツ/ダイアモンドスターランタナ
クマツヅラ科
Lantana
【特徴】
小さな花が密集して 枝の先端にボール状にまとまる。 花色が変化するのが特徴で、草 丈が高く低木となるもの、コン パクトな樹形を維持するものが 一般的である。ほふく性のコバ ノランタナや葉に斑が入った品 種「バリエガタ」もある。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 5~7月 供給量 少【耐候性】
耐雨性 強い 耐乾性 強い 耐陰性 中位【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
わい性種は寄せ植えや花壇の前面で、コバノランタナはほふく 性があるため、グランドカバーとして利用する。ランタナ・カマ ラ種は低木で、1mほどの高さとなる。いずれも暑さに強く、日 当たりのよい場所を選び、日が当たらないところは花つきが悪く なる。伸びすぎたら、切り戻すと良い。 草姿 ほふく性~立性 利用方法 単植、混植 グランドカバー 花径 0.8cm(房咲) 観賞期草丈 30~100cm 観賞期株張 30~60cm 開花性 連続 開花期間 6~9月【入手規格】
形状 3~6寸 草丈 20~30cm 株張 9~25cm バンダナ ホワイト バンダナ/スーパーランタナ/ レインボールドベキア
キク科
Rudbeckia
【特徴】
多く栽培されている 種類はルドベキア・ヒルタで暑 さに強く、強健。わい性種は 「トト」系や八重咲種「マヤ」 がある。黄色~オレンジ色が主 だが、「チェリーブランデー」 など赤色品種もある。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 5~7月 供給量 少【耐候性】
耐雨性 中位 耐乾性 中位 耐陰性 中位【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
中高性種「プレーリーサン」は強健で分枝性が良く、ガーデン の後方利用が多い。わい性種は分枝がよく多花性であるため、花 壇前面やコンテナでの利用に向く。乾燥には強いが過湿に弱く、 水はけのよいところに植える。花がらをこまめにとると長く楽し める。株の半分ぐらいのところでピンチすると花を低い位置で咲 かせることができる。オオハンゴンソウ(ルドベキア・ラシニ ア)は、特定外来生物に指定されているので入手に注意する。 草姿 立性 利用方法 単植、混植 花径 6~10cm 観賞期草丈 40~80cm 観賞期株張 30~50cm 開花性 連続 開花期間 6~9月【入手規格】
形状 3~5寸 草丈 20~40cm 株張 20~40cm プレーリーサン プレーリーサン/トト/タイガーアイ/ ルビールビー/チェリーブランデーアベリア
スイカズラ科
Abelia
【特徴】
公共緑化用の代表的 な低木で、全国的に普及し流通 する。黄緑色、黄斑、白斑など 様々な品種がある。ただし、日 陰条件下では発色が劣り、ボ リューム感に欠ける。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 3~7月 供給量 多【耐候性】
耐雨性 強い 耐乾性 中位 耐陰性 中位【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
中央分離帯、屋上や花壇の縁取り・植えつぶしに向く。芽吹 きが良いので、強い刈り込みにも耐える。樹勢が旺盛なものか ら、伸びにくいものまであり、用途に応じた品種の選択が可能 である。特に致命的な被害を及ぼす病害虫もなく、栽培しやす い。花数は日陰条件下で少ない。 利用方法 単植・混植 樹高 25~40cm 株張 35~50cm 観賞期間 6~9月【入手規格】
形状 3~7寸 草丈 20~25cm 株張 10~40cm レディリバティー コンフェッティ/カレードスコープ/ レディリバティーイポメア
ヒルガオ科
Ipomoea
【特徴】
サツマイモの近縁種 で、ほふく茎が長く伸び、広範 囲を被覆可能である。壁面上部 に植栽すると、下垂し、被覆す る。高温乾燥に強く、黄緑色、 黒褐色など美しい品種が多い。【品種例(シリーズ名)】
ブラッキー/ソーラーパワー/ スイート・キャロライン【生産状況】
出荷時期 5~7月 供給量 少【耐候性】
耐雨性 強い 耐乾性 強い 耐陰性 強い【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
花壇の縁取りやグランドカバー、壁面緑化に向く。地中にイモ を作るので乾燥に強く、粗放管理が可能である。黄緑品種は強光 下で栽培すると、葉焼けを起こしやすい。一方、黒色品種は日陰 条件で退色しやすい。ヨトウムシ類の被害を受けやすいので、害 虫防除に努める。 利用方法 グランドカバー 草丈 30~45cm 株張 100~200cm 観賞期間 7~9月【入手規格】
形状 3~3.5寸 草丈 20~25cm 株張 30~40cm ソーラーパワーブラックエラグロスティス
イネ科
Eragrostis
【特徴】
細長く柔らかい葉と 穂に特徴がある大型のグラスで、 風にそよぐ姿は風情がある。生 育は旺盛で、高温乾燥に強いが、 過湿を嫌う。また、日陰条件下 では徒長し軟弱になる。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 4~5月 供給量 極少【耐候性】
耐雨性 強い 耐乾性 強い 耐陰性 弱い【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
グラスガーデンの定番的な植物で、ナチュラル感の演出に効果 的である。高温乾燥条件下でも旺盛に生育し、存在感がある。茎 葉が枯れ冬枯れした様相も風情がある。地植えした株はボリュー ムも豊かで見ごたえがあるが、日陰条件下では軟弱徒長しやすい。 草丈が1mを超えるので、大きな植物との組み合わせが好ましい。 利用方法 単植・混植 草丈 70~110cm 株張 110~170cm 観賞期間 6~9月【入手規格】
形状 3~3.5寸 草丈 20~35cm 株張 25~35cm ウィンドダンサー ウィンドダンサー/スペクタビリス/ トリコデス【特徴】
初夏から初秋にわた り連続的に開花する。強健で、 刈り込みにも耐えることから、 維持管理も容易である。日当た り良好な場所では長期間にわ たって開花するが日陰条件下で は開花しにくい。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 3~7月 供給量 多【耐候性】
耐雨性 強い 耐乾性 強い 耐陰性 中位【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
石垣のクラックから芽を出し旺盛に生育する。根が地中深くま で入るため、乾燥にも強い。植付作業が容易で短期間に被覆可能 なマット植物としての流通も多い。直射日光を好み、日陰条件下 では花数が少なく株のボリュームも小さい。ポット苗以外に、薄 層基盤のマット植物でも流通する。 利用方法 グランドカバー 草丈 15~25cm 株張 30~60cm 開花性 連続 観賞期間 6~9月【入手規格】
形状 3~3.5寸 25cmマット 草丈 10~12.5cm 株張 15~30cm 花径 1~2cmエリゲロン
キク科
Erigeron
プロフュージョン プロフュージョン/スターローンケイトウ(晩生種)
ヒユ科
Celosia argentea
【特徴】
晩夏から初秋に開花 し始め、秋を告げる草花の代表 的なものである。花も葉も観賞 でき、特に晩生品種は葉色の変 化が長く楽しめる。晩生品種は 赤系が多く、刻々とグラデー ションが変化する。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 5~7月 供給量 極少【耐候性】
耐雨性 強い 耐乾性 弱い 耐陰性 弱い【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
夏から秋の定番草花で、大量に流通する。品種揃いも豊富で、 色彩の幅も広い。葉も美しいものが多く、アクセントになる。高 温乾燥に強く、広く栽培が可能である。肥培管理で生育が変化す る。特に窒素が多いと倒伏しやすく、赤系の品種は緑色を帯びや すい。 利用方法 単植 草丈 70~90cm 株張 70~90cm 観賞期間 7~9月【入手規格】
形状 3~4寸 草丈 10~15cm 株張 15~20cm レッドクリフ レッドスティック/ レッドクリフ/ライオンハートコリウス
シソ科
Solenostemon
【特徴】
分枝が旺盛で高温に 強く直射日光下でも観賞性が落 ちない。葉が小さいものは耐風 性、耐雨性が強く、葉が大きい ものは耐陰性に富む。赤、緑、 黄緑、黄色と品種が多い。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 4~7月 供給量 多【耐候性】
耐雨性 中位(一部強い) 耐乾性 強い 耐陰性 中位(一部強い)【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
華やかな夏花壇の演出に欠かせない。また、寄せ植えのアク セントや小型の鉢物としても使える。シソに似た穂状の花が伸 びだすと、葉の観賞性は除々に低下する。品種本来の葉色の発 現には、十分な光が必要であり、日陰条件下では草丈・株張が 小さく、葉色も淡くなる。特に赤系の品種は退色が著しい。乾 燥条件ではしおれやすいが、かん水するとすぐに回復する。 利用方法 単植・混植 草丈 70~80cm 株張 50~90cm 観賞期間 7~9月【入手規格】
形状 3~5寸 草丈 10~30cm 株張 10~20cm ゴリラシリーズ ハイウェイ/ウィザード/ゴリラ/ ゴリラJr.コリネフォラス
イネ科
Corynephorus
【特徴】
グラス類の中では小 型の草姿で、葉は立った針状、 葉色は青みがかった緑色である。 乾燥に強いが、日陰やかん水量 が多いと株のボリュームに欠け、 徒長した細葉となる。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 5~6月 供給量 極少【耐候性】
耐雨性 中位 耐乾性 強い 耐陰性 弱い【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
小型のグラス類で、花壇だけでなく寄せ植えにもアクセントと して利用できる。植付から1~2か月程度で観賞適期となる。 高 温乾燥に強いが日陰での管理や過湿により徒長、葉色の退色、葉 の褐変・老化が生じる。他のグラス類に比べ観賞期間は短め。花 壇で利用する際はコガネムシ類幼虫による地際の食害に注意する。 利用方法 混植 草丈 15~30cm 株張 25~40cm 観賞期間 6~8月【入手規格】
形状 2.5~3寸 草丈 10~15cm 株張 15~25cm スパイキーブルー スパイキーブルーコロカシア
サトイモ科
Colocasia esculenta
【特徴】
観賞用のサトイモ。 黒褐色の葉色が特徴的で、ガー デンのアクセントになる。ただ し、乾燥や極端な高温には弱い ので、西日がさえぎられる場所 に植栽し、水切れに注意する。 【品種例(シリーズ名)】【生産状況】
出荷時期 5~6月 供給量 極少【耐候性】
耐雨性 強い 耐乾性 弱い 耐陰性 強い【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
サトイモのような黒褐色の大きな葉は、トロピカルな演出に 最適である。日陰条件では本来の葉色が発現しにくく、緑色を 帯びる。乾燥が続くと葉が小型化するので水切れに注意する。 大型のポットで栽培し、観葉的に栽培することもできる。ただ し、観賞期間中も成長をつづけるため、大きめのポットが好ま しい。 利用方法 単植・混植 草丈 70~100cm 株張 60~100cm 観賞期間 7~9月【入手規格】
形状 3~4寸 草丈 15~25cm 株張 15~25cm コナコーヒー ブラックマジック/イラストリス/ コナコーヒースティパ
イネ科
Stipa
【特徴】
細く柔らかで馬の尻 尾のような形状のグラス類。風 にそよぐ姿は風情ある。高温乾 燥に強く、管理が容易であるが、 こぼれた種が容易に発芽し、周 囲に広がる。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 5~6月 供給量 極少【耐候性】
耐雨性 強い 耐乾性 強い 耐陰性 中位【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
風にたなびく草原の風景の演出に欠くことができない存在で ある。高温乾燥に強く、強健であるが、過湿条件を嫌う。 日当たりが良い場所を好み、日陰条件下では軟弱徒長し、ボ リューム感に欠ける。こぼれ種で増えるので、適宜抜き取る。 利用方法 混植 草丈 30~40cm 株張 55~70cm 観賞期間 6~9月【入手規格】
形状 2.5~3寸 草丈 15~20cm 株張 20~25cm ポニーテール ポニーテール/エンジェルヘアー/ ウィンドウィスパーズツルマサキ
ニシキギ科
Euonymus fortunei
【特徴】
常緑のつる性木本植 物で、気根を出し他の植物等に 吸着し登はんする。黄斑、白斑 や寒さで赤紫色に変色する品種 などがある。グランドカバーや 壁面緑化、寄せ植え等に利用で きる。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 3~7月 供給量 中【耐候性】
耐雨性 強い 耐乾性 強い 耐陰性 強い【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
高温乾燥に耐え、日陰に強いため、様々な環境下で栽培が可 能である。さらに潮風にも強いため、臨海部の緑化に向く。し かし、ミノウスバの幼虫が寄生すると、数日のうちに丸坊主に なるので、注意が必要である。 利用方法 混植 グランドカバー 樹高 30~40cm 株張 30~50cm 観賞期間 6~9月【入手規格】
形状 3~4寸 草丈 15~25cm 株張 25~35cm エメラルドガイティ エメラルドゴールド/ エメラルドガイティ/ ハーレクイーンナンテン(わい性種)
メギ科
Nandina domestica
【特徴】
代表的な亜灌木で、 北海道を除き、ほぼ全国的に栽 培可能である。花壇のアクセン トや植えつぶしに向く。秋から 先端葉が赤変し始めるが、高温 や低照度条件下では着色が劣る。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 3~7月 供給量 中【耐候性】
耐雨性 強い 耐乾性 中位 耐陰性 強い【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
低灌木の代表的な樹木で、難を転じる、と言われ、珍重されて いる。日陰で栽培できるため、昔は家屋北東側の厠周辺に良く植 えられていた。極寒地を除くほぼ全国的に栽培可能である。赤色 は、日当たり良好地では良く発色するが低照度条件下では発色が 劣る。 利用方法 単植・混植 樹高 25~40cm 株張 30~45cm 観賞期間 6~9月【入手規格】
形状 3~6寸 草丈 20~25cm 株張 10~35cm オブセス オタフクナンテン/ササバナンテン/ オブセスニューサイラン
リュウゼツラン科
Phormium
【特徴】
幅広線形の葉が特徴 的で、花壇の中で存在感を発揮 する。3mに達する大型のもの から数10cm程度の小型種も ある。さらに、赤、緑、黄色な ど様々な葉色も楽しめる。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 4~7月 供給量 中【耐候性】
耐雨性 中位 耐乾性 強い 耐陰性 強い【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
花壇のメインプランツ、あるいはアクセントプランツに向く。 大型種は株周りを十分確保できる場所に植え付ける。小型種は寄 せ植えのメインや花壇のアクセントに向く。ただし、小型種の一 部は草勢が弱いものがある。光条件の適用幅は広く、直射光下か ら半日陰下まで栽培可能である。 利用方法 単植・混植 草丈 ※30~50cm 株張 ※30~80cm 観賞期間 6~9月【入手規格】
形状 3~6寸 草丈 40~50cm 株張 15~55cm※小型種の数値
ブラックレイジ レインボー/サーファー/ ブラックレイジハツユキソウ
トウダイグサ科
Euphorbia
【特徴】
夏から秋にかけて白 斑の涼しげな葉を展開する。暑 さに強く、半日陰条件の花壇と 相性が良い。成熟した株は黄緑 色の小さな花を沢山つけ、こぼ れ種が翌年発芽する。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 5~7月 供給量 中【耐候性】
耐雨性 強い 耐乾性 強い 耐陰性 中位【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
多粒播きした鉢苗で流通する。ポット全体に根が回っていれば 若干ほぐし、回ってなければそのまま植え付ける。肥料と水の過 剰施用は、徒長するので控える。風雨や先端部の重みで倒伏しや すいため、早めに支柱を立て結引するか、小株のうちにピンチし、 草丈を低く抑える。株が横に張るので株間は広くとる。適宜、ピ ンチを行うと枝数が増える。こぼれ種が雑草化しやすく、切り口 からの乳液に触れるとかぶれやすいので注意する。 利用方法 混植 草丈 70~100cm 株張 70~80cm 観賞期間 6~9月【入手規格】
形状 3~4寸 草丈 15~30cm 株張 15~25cm 氷河 氷河ハゲイトウ
ヒユ科
Amaranthus tricolor
【特徴】
ケイトウに比べ大型 のものが多い。美しい葉に観賞 価値がある。高温に強いが日陰 条件下では軟弱徒長し、葉の発 色も悪い。過湿条件になると地 際から腐りやすくなる。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 5~7月 供給量 中【耐候性】
耐雨性 弱い 耐乾性 中位 耐陰性 弱い【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
赤、黄、黄緑色等、様々な葉色の品種があり、華やかな演出が 可能である。地植えすると大株になり、本来の特性が発現する。 品種本来の葉色を発現させるためには、十分な光量が必要である。 低照度条件下では色が薄く、軟弱徒長しやすい。強風で幹が折れ、 過湿で地際部が腐る恐れがある他、8月中旬以降は急激に草勢が 悪くなるため植付け場所、利用時期に注意する。 利用方法 単植 草丈 ※50~80cm 株張 ※30~50cm 観賞期間 6~8月【入手規格】
形状 3~4寸 草丈 10~15cm 株張 20~25cm※8月時点の数値
イルミネーション トリカラーパーフェクタ/ イルミネーション/クオドリカラー【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 3~7月 供給量 多【耐候性】
耐雨性 強い 耐乾性 強い 耐陰性 弱い【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
高温乾燥に強く、容易に繁茂し雑草の発生を防ぐ他、踏み込み にも耐える。屋上・壁面緑化、公園や庭のグランドカバーとして 最適な植物である。春から夏にかけて茎をのばしながら開花する。 冬は地上部が枯れるが株元の芽で越冬し、翌年にまた生育する。 日当たりを好むため、日陰条件を避けること、繁茂するため他の 植物を駆逐しやすいことに注意する。ポット苗以外にマット植物 としても流通しており入手が容易である。 利用方法 グランドカバー 草丈 5~7cm 株張 50~60cm 開花性 連続 開花期間 6~9月【入手規格】
形状 3~3.5寸 25cmマット 草丈 2~5cm 株張 10~15cm 花径 0.8~1.5cmヒメイワダレソウ
クマツヅラ科
Lippia canescens
白花系【特徴】
非常に強健で踏みつ けに耐えるが、つるの生育が旺 盛で他の植物を被覆し駆逐する ことがある。花は初夏から初秋 に開花し、小さな花が集合した 状態を観賞する。ミツバチの蜜 源としても有望である。 リッピア(白花系/ピンク花系) /クラピアヒメマサキ
ニシキギ科
Euonymus boninensis
【特徴】
常緑の中低木で、高 温条件下でも良く育つ他、耐陰 性が強く、低照度条件下でも栽 培可能である。近縁種に、より 大型のマサキがあり、寄せ植え 等に使える。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 3~7月 供給量 中【耐候性】
耐雨性 強い 耐乾性 強い 耐陰性 強い【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
通年観賞でき、特に春~夏は葉色が鮮やかになる。洋風の生 垣や縁取り等として利用できる。マサキに比べ樹高・株張が小 さいため個性を主張せず、花壇植栽では他の草木のアクセント の役割となる事が多い。高温乾燥に強く、生育は旺盛であるが、 斑入り種や黄金種は日当たりが良いと葉焼けを起こす。マサキ に比べうどんこ病やミノウスバ(毛虫)による被害は少ない。 利用方法 単植・混植 樹高 20~30cm 株張 10~30cm 観賞期間 6~9月【入手規格】
形状 3~5寸 草丈 15~20cm 株張 15~20cm オウゴンヒメマサキ/斑入り種 オウゴンヒメマサキミレット
イネ科
Pennisetum
【特徴】
観賞用に品種改良さ れたアワ・ヒエの一種。草丈が 高く茎葉が黒褐色であるので、 花壇の中でひと際目を引く。高 温乾燥には強いが、日陰条件下 では発色が劣る。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 5~6月 供給量 極少【耐候性】
耐雨性 強い 耐乾性 強い 耐陰性 弱い【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
草丈が1m以上になり、花壇の背部やワンポイントとして使わ れる。花壇以外に地上部を乾燥したものは、アレンジメントの花 材として使える。高温乾燥に強いが、過湿は嫌う。草丈が高いの で、風が強い場所では茎折れしやすい。日陰条件下では発色が劣 る。7~8月後に伸びだす穂は傷みやすいので、傷み始めたら早 めに切除する。 利用方法 単植・混植 草丈 60~110cm 株張 20~70cm 観賞期間 6~8月【入手規格】
形状 3~4寸 草丈 45~55cm 株張 15~30cm パープルマジェスティ パープルマジェスティ/ルブラム【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 3~7月 供給量 多【耐候性】
耐雨性 強い 耐乾性 中位 耐陰性 強い【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
耐陰性が強く、木陰や屋根の下等の空間を彩る際の定番植物で ある。また、夏~秋にかけて咲く花は涼しげな雰囲気を演出でき る。降雨のみでも生育し高温乾燥にも耐えるが、乾燥が続く時期 の植え付けでは活着するまでかん水が必要である。斑入り品種は 直射日光によって特に葉焼けしやすいので注意する。 利用方法 単植・混植 穂径 1~1.5cm 草丈 20~50cm 株張 30~70cm 開花性 一期性 観賞期間 6~9月【入手規格】
形状 3~5寸 草丈 10~20cm 株張 15~25cmヤブラン
キジカクシ科
Liriope platyphylla
【特徴】細長く緑~斑入り
の葉が特徴的。8月~10月
に紫色で穂状の花を咲かせ
る。耐陰性・耐雨性が強い。
直射日光下では葉焼けしや
すい。近縁種のヒメヤブラ
ンは小型でポット栽培向き。
ロイヤル・パープル ロイヤル・パープル/バリエガータ/ モンローホワイト/アケボノリュウノヒゲ
ユリ科
Ophiopogon
【特徴】
耐陰性が極めて強く、 低照度条件下の緑化に向く。高 温乾燥、寒さに強いため、北海 道東部以外はほぼ全国的に栽培 可能である。維持管理が容易で、 病害中にも強い。矮性品種や斑 入り等の品種がある。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 3~7月 供給量 多【耐候性】
耐雨性 強い 耐乾性 強い 耐陰性 強い【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
グランドカバープランツとして根締や低照度下の植えつぶしに 使われ、全国的に流通している。ほふく茎が伸びて広がるタイプ と分げつし、除々に広がるタイプの2系統に大別できる。前者は ほふくスピードが早く、後者は草姿が崩れにくい。強健で乾燥に 強く枯れることは少なく、維持管理は容易である。踏圧には弱い 傾向がある。 利用方法 グランドカバー 草丈 7.5~10cm 株張 10~25cm 観賞期間 6~9月【入手規格】
形状 2.5~3.5寸 25cmマット 草丈 7.5~10cm 株張 10~20cm タマリュウ タマリュウ/ハクリュウ/コクリュウ【特徴】
つる性のアサガオは 日本アサガオ、西洋アサガオ、 宿根アサガオに大別できる。 教材で用いられる一般的な大 輪咲品種も利用可能。花色は 白色、ピンク、赤色、紫色が 中心だが、空色や茶色もある。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 4~7月 出荷量 多【耐候性】
耐雨性 中位 耐乾性 中位 耐陰性 中位【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
宿根性(I.indica
)の「オーシャンブルー」は、開花後も枯れ 上がりがなく、ハダニ等の病虫害被害が少なく、非結実性で種が こぼれ落ちない省メンテな品種。地植で4m以上に達する。「ヘ ブンリーブルー」等の西洋朝顔は冷涼な気候を好み、盛夏期の暑 さで花着きが悪くなり、高温期には向かない。小輪で花筒が長い 漏斗型の桔梗咲「獅子」シリーズは、花弁の凋れが少なく花持ち が良いため「二日咲き朝顔」と称される。 草姿 つる性 利用方法 グリーンカーテン 花径 5~20cm 草丈 120~250cm 株張 50~100cm 開花性 連続 観賞期間 7~9月【入手規格】
ポットサイズ 3~6寸 草丈 5~40cm 株張 10~20cmアサガオ(つる性)
ヒルガオ科
Ipomoea indica他
オーシャンブル- ヘブンリーブルー/オーシャンブルー/ 桔梗咲き/白花夕顔(ヨルガオ)/浜ツンベルギア
ヒルガオ科
Ipomoea quamoclit
【特徴】
ツンベルギアは数種 類流通しているが、本種は比較 的小葉で、多花性。花径3cm 程度のかわいらしい花が咲き、 花色は白や黄、橙色がある。他 種には、青~紫色の花が咲くグ ランディフローラ等があり、草 勢は強く花や葉は大きい。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 4~6月 供給量 極少【耐候性】
耐雨性 中位 耐乾性 中位 耐陰性 弱い【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
初夏から秋まで花が連続して咲くため、グリーンカーテンとし て長く楽しめる。分枝性は良いが、つるの伸長が遅いため、摘心 は1回にとどめる。肥料が多すぎると花つきが悪くなるので注意 する。栽植密度は1m幅のネットに3株程度が目安。 草姿 つる性 利用方法 グリーンカーテン 花径 2~3cm 草丈 300cm以上 株張 ~100cm 開花性 連続 観賞期間 6~9月【入手規格】
ポットサイズ 3~3.5寸 草丈 10~20cm 株張 10~15cmツンベルギア
アラタ
キツネノマゴ科
Thunbergia alata
アフリカンサンセット ジャングルビート/レモンスターミナ・ロバータ
ヒルガオ科
Ipomoea lobata
【特徴】
細長い袋状の花が連 なって咲き、花色が変化するた め赤~白のグラデーションを演 出できる。咲き始めはやや遅い が、1花あたりの開花期間が長 いため、秋が深まるにつれて非 常に華やかなグリーンカーテン となる。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 4~6月 供給量 極少【耐候性】
耐雨性 中位 耐乾性 中位 耐陰性 弱い【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
花着きが良く、花径1~2cm程度の小花が連なった花(花 穂)を次々と咲かせる。他のつる植物に比べて開花が遅く、4月 下旬播種では7月中下旬の開花となる。通常の3寸ポット苗だと 5月下旬頃の定植になるが、長尺化(補足資料4を参照)された 苗であれば6月中下旬頃の定植が可能である。栽植密度は1m幅 のネットに3株程度が目安。 草姿 つる性 利用方法 グリーンカーテン 花穂 8cm程度 草丈 300cm以上 株張 ~100cm 開花性 連続 観賞期間 8~9月【入手規格】
ポットサイズ 3~3.5寸 草丈 10~20cm 株張 10~15cm ジャングルクイーン ジャングルクイーンルコウソウ
ヒルガオ科
Ipomoea quamoclit
【特徴】
細く柔らかいつると、 鳥の羽のような切れ込みの深い 葉が涼しげで、適度な日陰を生 み出す。白、ピンク、赤等の小 さな星形の花が連続的に咲く。 近縁種に、丸い葉のマルバルコ ウソウやハゴロモルコウソウが ある。【品種例(シリーズ名)】
【生産状況】
出荷時期 4~6月 供給量 極少【耐候性】
耐雨性 強い 耐乾性 中位 耐陰性 弱い【利用場面】
【効果的な使用方法と留意点】
小さくかわいらしい花が連続的に開花し、繊細な葉が木漏れ日 のような日陰を生み出す。複数の花色を混植するとより美しい。 4月下旬に播種すると6月下旬頃開花する。栽植密度は1m幅の ネットに3株程度が目安である。生育初期は主枝が伸びやすいた め苗の段階で摘心して側枝を伸ばすと良い。こぼれダネで増える ため野生化しないような配慮が必要である。 草姿 つる性 利用方法 グリーンカーテン 花径 2cm 草丈 300cm以上 株張 ~100cm 開花性 連続 観賞期間 6~9月【入手規格】
ポットサイズ 3~3.5寸 草丈 10~20cm 株張 10~15cm ホワイト レッド/ローズ/ホワイトアジアティック系ユリ