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浄化槽設置工事は 工事現場で浄化槽設備士が監督してください 1 浄化槽設置届けを確認してください 2 工事施工要領書 工事仕様書 浄化槽工事の技術上の基準などの諸法令を確実に守って工事してください 工事が不完全な場合は 槽の破損による汚水漏れ 放流水質の悪化などの原因になります 3 ブロワを設置する

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Academic year: 2021

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(1)

美 し い 日 本 を つ く ろ う 。

ク ボ タ 浄 化 槽

施工 要 領書

小 型 合 併 処 理 浄 化 槽

ク ボ タ H Y 型

必 ず 工 事 前 に お 読 み く だ さ い

こ の 「 施 工 要 領 書 」 を お 読 み に な っ て 、 正 し く 施 工 を 行 っ て く だ さ い 。

( 1 ) マ ン ホ ー ル ・ 点 検 口 か ら の 転 落 ・ 傷 害 事 故 防 止

① 工 事 中 は 、 必 要 な と き 以 外 は マ ン ホ ー ル ・ 点 検 口 な ど の 蓋 を 必 ず 閉 め て く だ さ い 。 ② マ ン ホ ー ル 点 検 口 な ど の ひ び 割 れ ・ 破 損 な ど を 発 見 し た ら 、 直 ち に 取 り 替 え て く だ さ い 。 こ れ ら の 注 意 を 怠 る と 、 転 落 ・ 傷 害 の 生 ず る お そ れ が あ り ま す 。

( 2 ) 傷 害 事 故 防 止

● 槽 の 吊 り 上 げ ・ 据 え 付 け は 、 玉 掛 け 作 業 で 行 う こ と 。 ● 槽 の 下 に は 立 ち 入 ら な い こ と 。 こ れ ら の 注 意 を 怠 る と 、 傷 害 事 故 の 生 ず る お そ れ が あ り ま す 。

( 3 ) 転 落 事 故 防 止

● 据 え 付 け 後 の 水 は り 、 浮 上 防 止 金 具 の 取 り 付 け 作 業 は 足 場 板 な ど で 養 生 し て 行 う こ と 。 こ れ ら の 注 意 を 怠 る と 、 転 落 事 故 の 生 ず る 恐 れ が あ り ま す 。

( 4 ) 転 落 事 故 防 止

埋 設 工 事 に 際 し て 、 穴 を 掘 っ た 周 囲 に は 、 防 護 柵 を つ く り 関 係 者 以 外 立 ち 入 ら な い よ う に ● し て く だ さ い 。 こ れ ら の 注 意 を 怠 る と 、 転 落 事 故 ( 傷 害 ) の 生 ず る 恐 れ が あ り ま す 。

( 5 ) 感 電 ・ 発 火 事 故 防 止

● ア ー ス が 必 要 な ブ ロ ワ ・ ポ ン プ ・ 制 御 盤 な ど の 電 気 機 器 は 、 必 ず ア ー ス 工 事 を し て く だ さ い 。 ● ブ ロ ワ の 電 源 に コ ン セ ン ト を 使 用 す る 場 合 は 、 防 水 型 コ ン セ ン ト を ご 使 用 く だ さ い 。 ● ブ ロ ワ ・ ポ ン プ ・ 制 御 盤 な ど の 電 気 機 器 工 事 は 、 電 気 工 事 士 の 資 格 を 持 つ 専 門 業 者 に 依 頼 し て く だ さ い 。 必 ず 100V電 源 を ご 使 用 下 さ い 。 200V電 源 を 使 用 す る と ブ ロ ワ が 破 損 し ま す 。 こ れ ら の 注 意 を 怠 る と 、 感 電 ・ 発 火 の 生 ず る お そ れ が あ り ま す 。

(2)

浄 化 槽 設 置 工 事 は 、 工 事 現 場 で

浄 化 槽 設 備 士 が 監 督 し て く だ さ い 。

浄 化 槽 設 置 届 け を 確 認 し て く だ さ い 。 ① 工 事 施 工 要 領 書 ・ 工 事 仕 様 書 ・ 浄 化 槽 工 事 の 技 術 上 の 基 準 な ど の 諸 法 令 を 確 実 に 守 っ て 工 事 ② 工 事 が 不 完 全 な 場 合 は 、 槽 の 破 損 に よ る 汚 水 漏 れ ・ 放 流 水 質 の 悪 化 な ど の 原 し て く だ さ い 。 因 に な り ま す 。 ③ブ ロ ワ を 設 置 す る 場 所 は 通 気 ・ 防 湿 ・ 騒 音 に 配 慮 し て く だ さ い 。振 動 防 止 の た め に 、 基 礎 は 鉄 筋 コ ン ク リ ー ト 製 と し 、 ブ ロ ワ 自 体 の 重 量 や 振 動 に 耐 え る も の と す る 。 据 付 コ ン ク リ ー ト の 基 礎 は 建 築 物 に 直 接 つ な げ る こ と な く 、 地 盤 ( G L ) よ り 10㎝ 以 上 高 く し ,ブ ロ ワ 台 の 外 寸 よ り も 5 ㎝ 大 き く す る 。 工 事 は 浄 化 槽 工 事 の 技 術 上 の 基 準 を 守 り 、 特 に 基 礎 工 事 、 埋 戻 し 工 事 、 上 部 ス ラ ブ 打 設 ④ ま た 、 駐 車 場 ・ 車 庫 に す る 場 合 、 な ど は 、 施 工 要 領 書 に 基 づ き 正 し く 行 っ て く だ さ い 。 交 通 量 の 多 い 道 路 ば た に 設 置 す る 場 合 、 近 く の 建 築 物 の 荷 重 が 槽 本 体 に 影 響 す る 場 合 、 軟 弱 な 地 盤 に 施 工 す る 場 合 、 多 雪 地 帯 に 設 置 す る 場 合 な ど は 特 殊 工 事 に な り ま す の で 、 槽 本 体 に 影 響 を 及 ば さ な い よ う に 補 強 工 事 を 行 っ て く だ さ い 。 と く に 、 事 業 所 、 店 舗 関 係 で 、 不 特 定 多 数 の 車 両 が 駐 車 さ れ る よ う な 場 所 に 浄 化 槽 を 設 置 さ れ る 場 合 は 、 店 舗 な ど の 規 模 、 駐 車 場 の 広 さ な ど を 勘 案 し て 、 予 見 し う る 最 大 荷 重 に 耐 え う る 補 強 工 事 に 留 意 し て 下 さ い 。 浄 化 槽 を 破 損 し な い よ う に 埋 め 戻 し に は 、 次 の よ う な 事 項 に 注 意 し 作 業 を し て く だ さ い 。 ⑤ (1) 水 は り の 後 に 、 埋 め 戻 し 作 業 を 行 う こ と 。 (2) 埋 め 戻 し の 土 は 、 石 こ ろ な ど が 混 入 し な い 砂 質 土 を 用 い る こ と 。 (3) 埋 め 戻 し 時 に 重 機 の バ ケ ッ ト な ど を 槽 に 当 て た り 、 高 い と こ ろ か ら 埋 め 戻 し の 土 を 落 と さ な い こ と 。 浄 化 槽 設 置 工 事 に 伴 う 残 材 は 「 廃 棄 物 の 処 理 及 び 清 掃 に 関 す る 法 律 」 で 産 業 廃 棄 物 と な り ま す の で 、 そ の 規 定 に 従 っ て 処 理 し て く だ さ い 。 ⑥浄 化 槽 に 入 れ る 消 毒 剤 は 、 浄 化 槽 を 使 用 開 始 す る ま で は 開 封 し な い で 下 さ い 。こ れ ら を 守 ら な い と 、 消 毒 剤 か ら 塩 素 ガ ス が 発 生 し 空 気 中 の 水 分 と 反 応 し 、 塩 酸 を 生 じ 、 こ の た め に 金 属 類 を 腐 食 す る 恐 れ が あ り ま す 。 施 工 工 事 完 了 後 は 工 事 竣 工 チ ェ ッ ク リ ス ト で 確 認 く だ さ い 。 ⑦ 使 用 者 に 浄 化 槽 の 清 掃 業 者 、 保 守 点 検 業 者 及 び 検 査 機 関 と 維 持 管 理 や 検 査 の 契 約 を す る よ う ⑧ に ご 指 導 し て く だ さ い 。 取 扱 説 明 書 ・ 保 証 書 等 を 施 主 に 手 渡 す と き は 必 ず 受 領 書 を 受 け 取 り 保 管 す る こ と 。 ⑨ ⑩ 「 取 扱 説 明 書 な ど 」 が 使 用 者 に 渡 っ て な い 時 は 、 弊 社 に ご 連 絡 す る よ う お 伝 え く だ さ い 。 早 速 郵 送 い た し ま す 。 。 ⑪ 浄 化 槽 設 置 工 事 に 関 し て 不 詳 な 点 は 弊 社 窓 口 に お 問 い 合 わ せ く だ さ い

● 工 事 前 の 確 認 事 項

1 . 設 置 届 の 提 出 は お 済 み で す か

。 。 浄 化 槽 設 置 工 事 に は 所 轄 役 所 へ の 設 置 届 出 が 浄 化 槽 法 に よ っ て 義 務 づ け ら れ て い ま す 必 ず ご 提 出 く だ さ い

2 . 設 置 場 所 は 適 当 で す か

設 置 禁 止 場 所 ・ 床 下 な ど 維 持 管 理 で き な い 場 所 ・ バ キ ュ ー ム 車 の 使 用 で き な い 場 所 ・ 放 流 許 可 の 下 り て な い 場 所 ・ 放 流 水 位 が 放 流 管 よ り 高 く な り や す い 場 所

3 . 製 品 を チ ェ ッ ク し て く だ さ い

。 。 施 工 前 に 製 品 を チ ェ ッ ク し て く だ さ い チ ェ ッ ク の ポ イ ン ト は 運 送 事 故 な ど に よ る ひ び 割 れ な ど の 有 無 で す

4 . 配 管 系 統 と 構 造 を 確 認 し て く だ さ い 。

雑 排 水 経 路 で は 防 臭 を 兼 ね た ト ラ ッ プ ま す を 介 在 さ せ 、 臭 突 の 立 ち 上 げ 位 置 に つ い て も 留 意 し て く だ さ い 。 雨 水 は 流 入 で き ま せ ん 。 ま す は す べ て イ ン バ ー ト ま す が 基 本 で す 。

留 意

留 意

留 意

留 意

留 意

留 意

留 意

留 意

留 意

留 意

留 意

(3)

◆ 堀 り 方 ・ 基 礎 工 事

本 体 寸 法 よ り 300mm以 上 大 き く 掘 り ま す 。 湧 水 の な い 場 所 ○ 粒 の そ ろ っ た 栗 石 を ひ と か わ 並 べ 突 き 固 め 、 目 つ ぶ し 砂 利 を 入 れ 、 隙 。 ( ) 間 を 埋 め ま す 次 に 基 礎 コ ン ク リ ー ト セ ン メ ン ト : 砂 : 砂 利 = 1:3:6 を 打 ち 、 水 平 に 仕 上 げ ま す 。 湧 水 場 所 の 場 合 ○ 湧 水 場 所 で は 釜 場 を つ く っ て ポ ン プ で 排 水 し 、 水 中 コ ン ク リ ー ト を 打 ち 基 礎 を つ く っ て く だ さ い 。 ポ ン プ で の 排 水 は 、 槽 を 設 置 し て 水 張 り が 完 了 す る ま で 続 け て く だ さ い 。

◆ 施 工 上 の 注 意

本 体 据 付 ① ・ ベ ー ス コ ン ク リ ー ト 上 に 通 り 芯 、 浄 化 槽 本 体 の 位 置 等 の 墨 だ し を 行 う 。 ・ 浄 化 槽 の 4 ヶ 所 の 吊 り 金 具 に ワ イ ヤ ー ロ ー プ を か け て 、 静 か に つ り 込 み ・ 下 ろ し を 行 う 。 槽 の レ ベ ル ② マ ン ホ ー ル 枠 に 水 準 器 を あ て 、 直 角 二 方 向 の 水 平 を 出 し て く だ さ い 。 H Y 型 は 、 担 体 流 動 槽 の 左 右 に 接 触 材 が 配 置 さ れ て い る こ と 、 及 び 、 担 体 流 動 槽 と 接 触 ば っ 気 槽 の 散 気 管 を 兼 用 し て い る こ と な ど に よ る 構 造 上 の 特 徴 か ら 、 水 平 の 狂 い が あ る と 処 理 機 能 に 影 響 を あ た え る 場 合 が あ る の で 、 水 平 に は 特 に ご 注 意 下 さ い 。 水 張 り ③ 槽 の レ ベ ル を 確 認 し な が ら 水 張 り を 行 っ て く だ さ い 。 各 槽 の 水 準 目 安 線 で 確 認 し て く だ さ い 。 配 管 ④ ・ 雑 排 水 経 路 に は ト ラ ッ プ ま す を 設 け て く だ さ い 。 ・ 配 管 勾 配 は 1/100( 1/管 径 ) と し て く だ さ い 。 ・ 雨 水 は 流 入 さ せ な い で く だ さ い 。 臭 突 ( 排 気 管 ) ⑤

・ 臭 気 が こ も る よ う な 風 通 し の 悪 い 設 置 場 所 、 放 流 ポ ン プ 槽 が あ る 場 合 は 必 ず つ け て く だ さ い 。

・ マ ン ホ ー ル 首 部 に 臭 突 口 ( 排 気 口 ) を 設 け て ま す 。 ・ 排 気 横 引 き 管 ( 呼 び 径 75) を モ ル タ ル 巻 き に し て く だ さ い 。 ・ 施 工 し や す い よ う に 臭 突 管 を 取 り 付 け て く だ さ い 。 ・ 臭 突 は 軒 先 1m以 上 高 く 取 り 付 け て く だ さ い 。 埋 め 戻 し ⑥ ・ 埋 め 戻 し の 際 に 尖 っ た 石 や 異 物 が な い こ と を 確 認 し 、 周 囲 よ り 均 等 に 水 締 め を し な が ら 埋 戻 し て く だ さ い 。 ま た 槽 内 に 土 砂 が 入 ら な い よ う に し て く だ さ い 。 ・ 水 締 め を し て 埋 め 戻 し た 箇 所 か ら 、 ラ ン マ ー 等 を 用 い て 突 き 固 め る 。 ・ 例 え ば 浄 化 槽 フ ラ ン ジ 部 分 ( 下 半 分 ) ま で 水 締 め し な が ら 突 き 固 め 、 次 い で 、 同 様 に 上 半 分 の 埋 戻 し を 行 う 。 重 機 な ど の 荷 重 が 槽 本 体 に か か ら な い よ う に し て く だ さ い 。 マ ン ホ ー ル フ タ ⑦ マ ン ホ ー ル フ タ は ロ ッ ク 装 置 付 き で す 。 頭 部 を 回 転 さ せ る と 開 閉 し ま す 。 工 事 が 終 了 し た ら 矢 印 を 「 閉 」 に 合 わ せ て く だ さ い 。 A+300mm以 上 B +300mm 以 上 100mm 150mm 基礎 コン ク リ ー ト WL2 地 下水 位 排 水 ポ ン プ WL1 G.L 排水 栗 石 閉 開 ロ ック 機構 マ ンホ ール フタ 枠 閉 開 本 体

(4)

● ブ ロ ワ の 設 置 場 所 の 選 定 ・ 設 置 方 法

□ 浄 化 槽 の 近 く に 設 置 し て く だ さ い 空 気 配 管 が 長 く な る と 吐 出 空 気 量 が 不 足 し て 浄 化 槽 の 性 能 が 出 な い 恐 れ が あ り ま す 。 □ 設 置 場 所 は 以 下 の 配 慮 を し て く だ さ い 。 ・ 維 持 管 理 し や す い と こ ろ に 設 置 し て く だ さ い 。 ・ 建 物 か ら 30㎝ 離 し て く だ さ い 。 ま た マ ン ホ ー ル の 上 や 柔 ら か い 地 面 に は 置 か な い で く だ さ い 。 ・ 直 射 日 光 を さ け 通 気 の 良 い 場 所 に 設 置 し て く だ さ い 。 ・ 枯 れ 葉 や ゴ ミ が 吹 き だ ま る 場 所 に は 設 置 し な い で く だ さ い 。 ・ ブ ロ ワ が 浸 水 し た り 、 雪 に 埋 も れ た り し な い よ う に し て く だ さ い 。 ・ 湿 気 や 水 気 の 多 い 場 所 に 設 置 し な い で く だ さ い 。 ・ ブ ロ ワ は 昼 夜 運 転 し て い る の で 作 動 音 が 気 に な る こ と が あ り ま す 。 寝 室 や 書 斎 の 窓 の 近 く に 設 置 す る の は 避 け て く だ さ い 。 □ 据 え 付 け 台 を コ ン ク リ ー ト で 造 っ て く だ さ い 。 ・ 振 動 防 止 の た め に 基 礎 は コ ン ク リ ー ト 製 と し 、 ブ ロ ワ の 重 量 や 振 動 に 耐 え る も の と し て く だ さ い 。 ・ 据 え 付 け コ ン ク リ ー ト 基 礎 は 建 築 物 と つ な げ る こ と な く 、 地 面 ( G.L.)よ り 10㎝ 以 上 高 く し 、 ブ ロ ワ の 外 寸 よ り 5㎝ 以 上 大 き く し て く だ さ い 。 □ ブ ロ ワ は 据 え 付 け 台 に 水 平 に お い て く だ さ い 。 □ ブ ロ ワ の 空 気 吐 出 口 と 浄 化 槽 の 空 気 供 給 口 は 必 ず 付 属 の L 型 ホ ー ス を 使 用 し 、 ホ ー ス バ ン ド で 固 定 し て く だ さ い 。 ま た L 型 ホ ー ス が 折 れ 曲 が ら な い よ う に 高 さ の 調 整 を 行 っ て く だ さ い 。

● 電 気 配 線 工 事

□ ブ ロ ワ 専 用 の 電 源 コ ン セ ン ト を 設 置 し て く だ さ い 。 ・ 電 気 工 事 は 必 ず 専 門 の 工 事 業 者 が 行 っ て く だ さ い 。 ・ 電 源 は 漏 電 遮 断 機 ・ 過 電 流 遮 断 機 の 設 置 さ れ た 100Vを 使 用 し て く だ さ い 。 200V電 源 を 使 用 し た 場 合 、 ブ ロ ワ が 破 損 し ま す の で ご 注 意 下 さ い 。 ・ コ ン セ ン ト は 防 水 型 を 使 用 し て く だ さ い 。 □ ブ ロ ワ の 電 源 プ ラ グ を 専 用 の 防 水 型 コ ン セ ン ト に 差 し 込 ん で く だ さ い 。 ・ 電 源 プ ラ グ は が た つ き が 無 い よ う に し っ か り 差 し 込 ん で く だ さ い 。 不 完 全 な 接 続 で は 感 電 や 火 災 が 生 じ る 恐 れ が あ り ま す 。

● 運 転 開 始 前 の 確 認

・ ホ ー ス の 接 続 部 か ら 空 気 漏 れ が 無 い か 。 ・ 運 転 音 の 異 常 が 無 い か 。 ・ 無 理 な 配 管 の た め 浄 化 槽 に 振 動 が お こ っ て い な い か 。

◆ 特 殊 工 事 上 の 注 意

① 嵩 上 げ 工 事 ● 嵩 上 げ パ イ プ 方 式 ・ 嵩 上 げ は 3 0 ㎝ 以 内 に し て く だ さ い 。 ス ラ ブ は 鉄 筋 コ ン ク リ ー ト と し て 土 肩 で 受 け て 下 さ い 。 ● ピ ッ ト 方 式 ・ 嵩 上 げ が 高 く な る 場 合 、 保 守 点 検 や 清 掃 作 業 に 支 障 の な い 用 に 十 分 に 大 き な ピ ッ ト 工 事 を 行 っ て く だ さ い 。 ス ラ ブ は 嵩 上 げ パ イ プ と 同 様 な 施 工 を 行 っ て く だ さ い 。 な お ピ ッ ト 内 排 水 用 ド レ ー ン が 必 要 で す 。 ・ ピ ッ ト 高 さ が 3 0 ㎝ 以 上 に な る と き は 浄 化 槽 側 圧 に 対 す る 保 護 策 を 講 じ て く だ さ い ( コ ン ク リ ー ト 補 強 な ど )。 ま た 上 部 荷 重 は 支 柱 工 事 等 で 基 礎 で 受 け て 下 さ い 。 G . L . コンクリート擁壁 大きな土圧 G . L . こ の 範 囲に 浄 化 槽 いけ な い 45° を 設 置 し ては

(5)

② 湧 水 地 帯 ・ 地 下 水 位 が 設 置 し た 浄 化 槽 の 中 央 部 よ り 上 に あ る 場 合 は 、 地 下 水 位 ま で 槽 の 周 り を コ ン ク リ ー ト 補 強 し て く だ さ い 。 ③ 崖 下 の 場 所 ・ 擁 壁 間 近 ・ 建 築 物 間 近 ・ 土 圧 の か か る 側 に 土 圧 に 応 じ た 鉄 筋 コ ン ク リ ー ト 擁 壁 を 設 け て 土 圧 を 遮 断 す る 方 法 を 講 じ て く だ さ い 。 ・ ま た 建 築 物 に 接 し て 設 置 す る 場 合 は 建 築 フ ー チ ン グ の 外 側 か ら 45° の 線 の 外 側 に 設 置 し て く だ さ い 。 ④ 車 両 の 通 る 所 へ の 設 置 ・ 車 庫 な ど 普 通 乗 用 車 が 通 る 場 合 は ス ラ ブ を 鉄 筋 で 補 強 し て く だ さ い 。 荷 重 が 槽 に 直 接 か か ら な い よ う に ス ラ ブ は 必 ず 土 肩 で 受 け る か 、 ま た は 、 ス ラ ブ と 基 礎 の 間 に 支 柱 工 事 を 行 っ て く だ さ い 。 ・ 大 型 車 両 の 通 る 所 へ の 設 置 は 避 け て く だ さ い 。 や む を 得 ず 設 置 す る 場 合 は 、 車 両 重 量 が 直 接 か か ら な い よ う 支 柱 工 事 等 の 対 策 を し て く だ さ い 。 ・ マ ン ホ ー ル 蓋 は 耐 荷 重 用 の も の を 正 し く 選 定 し 、 使 用 し て く だ さ い 。 用 途 マ ン ホ ー ル 蓋 荷 重 種 別 の 表 示 乗 用 車 (2000cc以 下

500K

か つ 総 重 量 2t 以 下 )

安 全 荷 重 表 示

∼ 3t ト ラ ッ ク 等

1500K

∼ 15t ト ラ ッ ク 等

5000K

(mm)

H Y 型 標 準 施 工 寸 法 表

各 部 / 人 槽

5

7

10

体 L1

2330

2450

2640

体 W1

1050

1230

1650

体 H1

1550

1770

1770

基 礎 ・ス ラ ブ L2

2730

2850

3040

基 礎 ・ス ラ ブ W2

1850

2030

2450

上 版 ・ス ラ ブ L3

2730

2850

3040

上 版 ・ス ラ ブ W3

1850

2030

2450

流 入 管 底 − 本 体 底

1300

1520

1520

支 柱 間 隔 L4

2330

2450

2640

支 柱 間 隔 W4

1450

1630

2050

⑤ 支 柱 レ ス 工 事 ( 5 ・7 人 槽 ) ・ 総 重 量 ( 車 両 と 積 載 重 量 ) が 2t 以 下 の 場 合 の 、 5 ・7 人 槽 に 限 っ て 支 柱 を 立 て な い 施 工 方 法 で す 。 ・ 上 部 ス ラ ブ は 必 ず 地 耐 力 5t/m 以 上 の 土 肩 で 、2 200mm以 上 受 け る よ う に し て く だ さ い 。 ・ 浄 化 槽 の 真 上 に 乗 用 車 が 位 置 す る よ う 配 置 し て く だ さ い 。

(mm)

H Y 型 支 柱 レ ス 標 準 施 工 寸 法 表

各 部 / 人 槽

5

7

基 礎 ・ス ラ ブ L2

2250

2350

基 礎 ・ス ラ ブ W2

950

1150

上 版 ・ス ラ ブ L3

3730

3850

上 版 ・ス ラ ブ W3

2450

2630

・ 詳 細 は 現 場 の 状 況 に 応 じ て 設 計 さ れ た 施 工 図 に 基 づ い て 工 事 を 行 な っ て く だ さ い 。 φ 100 → 上 版 ス ラ ブ L 3 G .L. → φ 100 基 礎 ス ラ ブ L 2 20 0 D 10 @200 シ ン グ ル D1 0 @ 200 シ ン グ ル 補 強 筋 D 10 シ ン グ ル 土 肩 G .L. 補 強 筋 D 13 ダ ブ ル 本 体 L1 基 礎 / 上 版 ス ラ ブ L2 /L3 D13 @20 0 ダ ブ ル D 10 @200 ダ ブ ル D10 @2 00 ダ ブ ル D13 @20 0 ダ ブ ル → φ 100 φ1 00 → 4-D1 0 H OOP D10 @10 0 支 柱 工 事 例 総 重 量2 ト ン 以 下 カ サ ア ゲ 100 mm 支 柱 レ ス 工 事 例 図 は 7 人 槽 カ サ ア ゲ な し 支 柱 間 隔 L4 図 は 7 人 槽 支 柱

(6)

◆ 試 運 転

H Y 型 の 試 運 転 を 下 記 要 領 で 、 正 し く 行 っ て 下 さ い 。

① 各 槽 所 定 の 水 位 ま で 水 を 張 っ て 下 さ い 。

・ 夾 雑 物 除 去 槽 、 ば っ 気 汚 泥 貯 留 槽 : 仕 切 板 に 銘 記 の L W L ま で

( 夾 雑 物 除 去 槽 と ば っ 気 汚 泥 貯 留 槽 は 下 部 で 連 通 し て い ま す の で 同 時 に 水 位 変 動 し ま す )

・ 担 体 流 動 槽 、 接 触 ば っ 気 槽 、 沈 殿 槽 : 沈 殿 槽 に あ る 越 流 セ キ か ら 越 流 す る 水 位 ま で

( 三 槽 は 連 通 し て い ま す の で 同 時 に 水 位 変 動 し ま す )

② ブ ロ ワ の 電 源 を 入 れ 、 異 常 な 騒 音 、 振 動 が 無 く 正 常 な ば っ 気 状 態 か ど う か 確 認 し て 下 さ い 。

③ 配 管 途 中 に 空 気 漏 れ が 無 く 、 各 バ ル ブ 操 作 を 行 い 正 常 な 作 動 か ど う か を 確 認 し て 下 さ い 。

④ 薬 剤 は 包 装 袋 か ら 取 り 出 し 、 薬 剤 筒 に セ ッ ト し て 下 さ い 。 薬 剤 筒 は 外 筒 を 調 整 し 、 開 口 部 が 半 分 程

度 に な る よ う に し て 下 さ い 。

⑤ マ ン ホ ー ル 枠 の 溝 内 の 砂 、 コ ン ク リ ー ト 等 は き れ い に 取 り 除 き 、 フ タ を 槽 に セ ッ ト し 、 必 ず ロ ッ ク

を 閉 に し て 下 さ い ( 臭 気 や 初 期 発 泡 飛 散 防 止 )

⑥ 下 表 の 各 項 目 を チ ェ ッ ク し 、 調 整 し て 下 さ い 。

注 ) 担 体 流 動 槽 に 充 填 さ れ て い る 担 体 は 、 運 転 開 始 当 初 は 浮 上 し 旋 回 し な い 場 合 が あ り ま す が 、 1 週

間 以 内 に 旋 回 し ま す 。

調 整 方 法

① 流 調 ・ 散 気 分 配 バ ル ブ を 調 整 し ( B 側 が 概 ね 85∼ 90% 、

計 量 装 置 壁 面 か ら 余 剰 水 が 溢 れ る よ う に す る 。

② 可 動 堰 を 上 下 さ せ 、 V ノ ッ チ 部 の 流 水 高 さ が 下 表 の 範 囲

調

に 収 ま る よ う 調 整 す る 。

処 理 対 象 人 員

∼ 4人

5人

6人

7人

8人

9,10人

日 平 均 流 入 水 量 (m /日 )3

∼ 0.8

1.0

1.2

1.4

1.6

2.0

調

流 調 用 エアリフトポンプ 下 限

2.2

2.8

3.3

3.9

4.4

5.6

移 送 水 量

L /分

上 限

3.3

4.2

5.0

5.8

6.7

8.3

可 動 堰 V ノ ッ チ

下 限

1.3

1.4

1.5

1.6

1.8

2.0

流 水 高 さ

上 限

1.5

1.7

1.9

2.0

2.1

2.3

① 循 環 バ ル ブ を 調 整 し 、 移 送 水 量 が 下 表 の 範 囲 に 収 ま る よ う 調 整 す る 。

尚 、 水 量 は 移 送 管 の 先 端 で 実 測 し て 下 さ い 。

処 理 対 象 人 員

∼ 4人

5人

6人

7人

8人

9,10人

日 平 均 流 入 水 量(m /日3 )

∼ 0.8

1.0

1.2

1.4

1.6

2.0

調

循 環 用 エアリフトポンプ 下 限

0.6

0.7

0.8

1.0

1.1

1.4

移 送 水 量

L /分

上 限

1.7

2.1

2.5

2.9

3.3

4.2

① 散 気 管 が 所 定 の 位 置 に

① バ ケ ツ 等 で 水 を 流 し 、

収 ま っ て い る こ と を 確

左 右 が 均 等 な 越 流 か

認 し 、 調 整 す る 。

ど う か 確 認 す る 。

② 施 工 等 の 傾 き で 2 系 列

② 3 個 の 蝶 ナ ッ ト を 緩

の 散 気 管 の 片 方 の 散 気

め 左 右 の 越 流 高 さ を

が 強 い 場 合 、 2 つ の 散

調 整 し 、 蝶 ナ ッ ト を

気 バ ル ブ ( 青 ) が 全 開

締 め 直 す 。

で あ る こ と を 確 認 し 、

散 気 が 強 い 方 の バ ル ブ

を 絞 り 調 整 し 、 左 右 の

ば っ 気 を 均 等 吹 き の 状

調

態 に す る 。

調

越流セキ調整用蝶ナット

(7)

< 工 事 店 へ お 願 い >

◆ 竣 工 検 査 と 引 渡 し

① 試 運 転 が 完 了 し 、 所 轄 関 係 官 庁 の 竣 工 検 査 を 受 け ら れ た 後 、 施 主 様 に 引 き 渡 し て く だ さ い 。 ② 引 き 渡 し の 際 に は 、 正 し い 使 用 方 法 を 必 ず 説 明 し て く だ さ い 。 ま た 、 保 守 点 検 業 者 様 立 会 の も と に 行 っ て く だ さ い 。 ③ 無 料 修 理 保 証 書 ・ 登 録 合 併 浄 化 槽 機 能 保 証 書 は ブ ロ ワ の 梱 包 の 中 に 入 っ て い ま す 。 ※ 印 箇 所 記 入 と と も に 本 票 を 施 主 様 に お 渡 し く だ さ い 。 メ ー カ ー 控 え は 弊 社 営 業 員 に お 渡 し く だ さ い 。 ④ 取 扱 説 明 書 も ブ ロ ワ の 梱 包 の 中 に 入 っ て い ま す 。 施 主 様 に お 渡 し く だ さ い 。 ⑤ す ぐ に 入 居 さ れ な い 場 合 は 、 無 料 保 証 書 ・ 登 録 合 併 浄 化 槽 機 能 保 証 書 お よ び 取 扱 説 明 書 を ト イ レ の 見 え や す い 所 に 置 い て 、 入 居 さ れ た 施 主 様 に わ か る よ う に し て く だ さ い 。 ま た 取 扱 説 明 書 の 裏 面 に は 保 守 点 検 業 者 様 の 連 絡 先 を 明 記 し て お い て く だ さ い 。 図 は HY-7型

◆ 槽 の 構 造 ・ 寸 法

● 仕 様

H Y − 5 型

H Y − 7 型

H Y − 10型

処 理 対 象 人 員 ( 人 )

1 0

2330

2450

2640

1050

1230

1650

( mm)

1550(1580)

1770(1800)

マ ン ホ ー ル ( mm) × ( 個 )

φ 500× 3

φ 600× 1

φ 500× 2

量 ( m )

3

2.156

2.773

4.112

製 品 重 量 ( kg)

220

260

380

電 磁 フ リ ー ピ ス ト ン 式

LA-80A

LA-100

吐 出 風 量 ( L/ 分 )

80

100

消 費 電 力 (W)

50/60Hz

86/80

100/95

吐 出 口

呼 び 径

φ 13

( mm)

φ 19ま た は φ 18

※ (

) 内 は マ ン ホ ー ル 枠 高 さ を 含 む 。

φ500 φ500 φ500(5、7人) 薬剤筒 散気管 架台兼逆洗管 φ600(10人) 流調水移送管

(8)

お問い合わせ、ご相談は最寄りの営業窓口へご連絡ください。

古 紙 配 合 率 1 0 0 % の 再 生 紙 を 使 用 し て い ま す 。

R 1 0 0

2004年 4月 作 成

株式会社クボタ 浄化槽事業部

〒556-8601 TEL06-6648-2732 FAX06-6648-2716 本 社 大阪市浪速区敷津東一丁目2−47 〒103-8310 TEL03-3245-3708 FAX03-3245-3720 東 京 本 社 東京都中央区日本橋室町三丁目1−3 〒981-1221 TEL022-384-5195 FAX022-384-5196 東 北 支 社 宮 城県 名 取 市 田高 字 原1 8 2 −1 〒450-0002 TEL052-564-5121 FAX052-564-5129 中 部 支 社 名古屋市中村区名駅三丁目22−8 〒730-0011 TEL082-225-5556 FAX082-225-5573 中 国 支 社 広 島 市 中 区 基 町 5 − 4 4 〒760-0050 TEL087-836-3916 FAX087-836-3919 四 国 支 社 高 松 市 亀 井 町 2 − 1 〒812-8691 TEL092-473-2540 FAX092-473-2581 九 州 支 社 福岡市博多区博多駅前三丁目2−8 〒892-0844 TEL099-224-7171 FAX099-226-1349 南九州営業所 鹿 児 島 市 山 之 口 町 1 − 1 0

クボタ浄化槽システム株式会社

〒556-8601 TEL06-6648-3580 FAX06-6648-3588 本 社 大阪 市浪速 区敷津東1 −2−47 〒103-8310 TEL03-3245-3708 FAX03-3245-3720 東 京 支 店 東京都中央区日本橋室町3−1−3 〒981-1221 TEL022-384-5195 FAX022-384-5196 東 北 支 店 名 取 市 田 高 字 原 1 8 2 − 1 〒450-0002 TEL052-564-5121 FAX052-564-5129 中 部 支 店 名古屋市中村区名駅三丁目22−8大東海ビル 〒730-0011 TEL082-546-0652 FAX082-546-0672 中 国 支 店 広島市中区袋町4−25明治安田生命広島ビル 〒812-8691 TEL092-473-2540 FAX092-473-2581 九 州 支 店 福岡市博多区博多駅前3−2−8住友生命ビル5F 〒277-0872 TEL0471-37-4666 FAX0471-37-4667 東関東営業所 柏市大青田719−1KBSクボタビル3F 〒381-0842 TEL026-259-6846 FAX026-259-6846 長野営業所 長 野 市 稲 田 1 - 2 7 - 2 9 〒422-8088 TEL054-202-2150 静岡営業所 静岡市大和2−6−5東京堂ビル2F 〒710-0805 TEL086-465-7566 FAX086-465-7848 岡山営業所 倉 敷 市 片 島 町 1 0 1 8 − 6 〒690-0015 TEL0852-24-9160 FAX0852-24-9160 松江営業所 松江市上乃木7丁目10−8永原第2ビル2F 〒760-0050 TEL087-836-3916 FAX087-836-3919 四国営業所 高松市亀井町2−1朝日生命ビル6F 〒856-0805 TEL0957-49-0310 FAX0957-49-0311 長崎営業所 大村市竹松本町ステーションビル高月102号 〒870-0921 TEL097-553-3156 FAX097-553-3156 大分営業所 大分市萩原3丁目23−15日商ビル2F 〒892-0844 TEL099-224-7171 FAX099-226-1349 南九州営業所 鹿児島市山之口町1−10中央ビル8F http://jokaso.kubota.co.jp/

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