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新生児内科 利用統計を見る

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■新生児 内科■

診 療 科 の概 要

  当 科 の 名 称 は 過 去 の 「未熟 児 セ ン ター 」 「新 生 児科 」 を 経 て 、 平 成13年(2001年)に 総 合 周 産 期 母 子 医療 セ ン ター 認 定 、 平 成18年(2006年)に 同 指 定 を うけ現 在 は 、 「総 合 周 産 期 母 子 医 療 セ ン タ ー新 生 児 内科 」 とい うの が正 式 の呼 称 にな って い ま す 。

 総 合 周 産 期 母 子 医療 セ ン タ ー は、 産 科 部 門 と新 生 児部 門 か らな り、道 央 圏 の 周 産 期 医 療 の 基 幹 病 院 と して機 能 して い ます 。

 平 成21年(2009年)NICU(新 生 児 特 殊 集 中 治 療 室;厚 労 省 認 可)は15床 に 増 床 され 、  GCU (Growing  Care Nursery回 復 期 病 床)21床 とあわ せ 合 計36床 で運 営 され て い ます 。

 看 護 師 は50名 、 専 任 医 師 は6名 で24時 間 常駐 体制 を と り、新 生 児 高度 救 命 救 急 医療 を 行 っ て い ま す 。   ま た 当院 で 出生 した正 期 産 新 生 児(健 常 新 生 児)は 、産 科 入 院 中 は新 生 児科 医 に よ り毎 日診察 を 受 け て い ます 。

こん な 症 状 ・疾 患 を見 て い ます

  出 生直 後 の新 生 児 は どんな 症 状 で あ れ 受 け入 れ て い ま す。

 NICU入 院 の 約6割 が 低 出 生 体重 児(い わ ゆ る 未熟 児)で 、残 りの4割 が成 熟 児 で何 らか の 異 常 の あ る 赤 ち ゃ ん です 。 近 年 の入 院 早 産 児 の ほ とん どは 、 当 院 産科 へ の 母 体搬 送 か らの 院 内 出 生 で 、 分 娩 には 必 ず新 生 児 内科 の 医 師が 立 ち会 って い ま す 。

 早 産 児 は全 身 の 未熟 性 そ の もの が 治 療 対 象 で 、 呼 吸 、 循環 、 栄養 、 感 染予 防 な どに細 心 の 注 意 を払 い 、 保 育器 に収 容 し保 温 、 点 滴 管 理 、 経 管 栄 養 、 呼 吸 心 拍 モ ニ タ リン グが 行 われ ま す 。

  ま た早 産 児 の 多 くは呼 吸 窮 迫 症 候 群 、 新 生 児 一 過 性 多 呼 吸 な どの 呼 吸 障害 を 呈 し、 人 工 呼 吸 器 管 理 、 CPAP治 療 な どが 頻 繁 に行 わ れ て い ます 。 必 発 とも い え る無 呼 吸 発 作 に はモ ニ タ リン グ シス テ ム を完 備 し、CPAP治 療 、 薬 物 呼 吸刺 激 を行 って い ます 。

  外 科 的 治療 を要 す る先 天 性 疾 患(先 天 性 横 隔 膜 ヘ ル ニ ア 、 先 天性 消 化 管 閉鎖 、 先 天性 水 頭 症 な ど)は 、 小 児外 科 、 呼 吸 器 外 科 、 脳 神 経 外 科 、 形 成 外 科 、 耳鼻 い ん こ う科 な ど関 係 診 療 科 との 連 携 でNICU入 院 と して 治 療 に当 た ります 。

こん な こ と を して い ま す

  比 較 的 最 近 当科 に導入 され た治 療 とケ ア を ご紹 介 い た しま す 。

  Early Aggressive Nurturition:母 乳 を 中心 と した 栄 養 法 は 従来 通 りで す が 、極 低 出 生 体 重 児 で 新 生 児 早 期 に経 腸 栄 養 が 確 立す る ま で の 間、 ア ミノ酸 を 中心 静 脈 か ら投 与 す る積極 的 栄 養 を 始 め ま した 。   一 酸 化 窒 素 吸 入療 法:以 前 は研 究 的 に しか 使 用 で きな か った 医 療 用 ガ ス で す が 、 保 険 適 応 とな りま し た 。 著 しい 低 酸 素 血症 と呈す る新 生 児 遷 延 性 肺 高 血 圧 症 に対 し、 収 縮 して い る肺 血 管 を広 げ る 目的 で 使 用 し効 果 を 認 め て い ます 。

  脳 低 温 療 法:分 娩 時 の低 酸 素血 症 に よ る新 生 児 仮 死 に対 し、 生 後 な るべ く早 くか ら脳 を冷 や す こ とに よ り脳 組 織 の 低 酸 素 性 虚血 性 障 害 を減 ら し予 後 を改 善 し よ うと試 み られ て い ま す 。 当院 で は 選 択 的 頭 部 冷 却 を行 い ます が 、 全 身 管理 は低 体 温 の副 作 用 の た め一 層 の集 中管 理 が 必 要 で す 。

  サ ー ボ コ ン トロー ル 式 低 体 温 導 入装 置 や 特 殊 な脳 波 計(aEEG)を 導 入 して い ます 。

  看 護 部 門 で は 、 新 生 児 にデ ベ ロ ップ メン トケ ア を行 い発 達 を促 し、 父 親 母 親 へ の 働 きか けで 良 好 な 家 族 関 係 が 形 成 され る よ う支 援 を 行 うこ とに 力 を入 れ て い ます 。

1001S (    G H

(2)

最 近 の入 院 数 と生 命 予 後(死 亡 退 院)

入院年 総入院数 低 出生体重

  出 生 体 重

1000‑1500g G1000  g

多胎児

2006 320(2) 206 41(0) 32(0) 83

2007 332(9)

・ ・

42(0) 37(5) 66

11: 307(2) 176 29(0) 32(2) 55

2009 301(7) 181 40(0) 23(4) 44

2010

306(4)

175

28(0) 31(2)

39

2011 343(8) 201 43(3) 28(4) 80

(文責   服部   司)

札 病 誌 第72巻 第1号(OCT.2012)  101

参照

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