我 が 園 景 気 変 動 の
分 析
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同昨日0
5 −
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回口
O時
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2 河
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U 方法による
景気変動と石炭︑鉄鉱生産量変動の諸関係の研究||
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彦
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︑景 気循 環測 定の 方法
三︑景気循環と石炭業
四︑景気循環と鉄鉱業
五︑台
す び
一、
』ま
し i占ヨ き
との小論に於いては︑専ら︑ナショナル・ピユロlの方法によクて我が国の景気循環と鉱業生産︑就中︑石炭︑
鉄鉱生産量の変動との諸関係の分析をとLろみる向︒
︒嘗って︑述べた様κ︑景気変動の実証的研究には犬休三つの方法があげられる向︒それらは計量経済学的接近︑
ナショナル・ピユロ1
の方 法︑ 及計 量的 友歴 史接 近︵ 心ロ 曲目 立s t a g
−z a o
門戸
n田 −
8司8 23
と呼ばれるものであり︑米
固に於いては︑それらが独立r︑それん\すぐれた成果をあげてゐるω︒
処で
・眼 を転 じて
t我が国r於ける景気循環の研究をみるに︑ヒツクスの﹁景気循環論﹂凶でて以来︑その理論として
の精密化はめざましいものがあるに拘らや︑景気循環に関する計量的実証的研究の翠Aたるに一鴬せざるを得ない︒
管見であれば幸ひであるが︑我が国の景気変動を計量的科学的に分析せんと意図したものは︑﹁日本の景気変
動L...
︵東洋経済新報社︑昭和六年刊︶
﹁景 気循 環の 調査 研究
﹂
︵名高商産業調査室編昭和六年刊︶の二巻を数ふる
我が国景気変動の一分析
のみでは友いのだらうか︒
ま乙とに理論的研究と実証的研究の甚しい般行性︑またその著しいキャップを埋め様とする努力が今迄省みられ
もなかった事実に脊具の念さへ感ぜざるを得たい︒
筆者が景気循環の実証的研究を志向し︑乙の小論を書︿に到クた動機は一途にとのは汝はだしいギャップと不毛
の故 であ る︒
一一一 一
猶︑とLで︑との小論が最近流行の成長率を中心とする実証分析の途を選ば友かった理由に就いて言及しておき
度い
その理由は︑ミッチェルの﹁景気循環﹂の定義に即して過去の日本経済を観察すれば︑か及りはクきりと景気循 ︒
環の存在が認められるからである向︒
結論的ではあるが︑我が国の景気変動の特性として︑少くとも︑次のニクの事は諾ひうるであろう︒
即ち︑第一に︑実物面から生産数量指数︑叉は実質国民所得で景気変動を把握せんとする場合︑一昭和五・六年の
世界的大不況による中断はあるにせ工︑景気変動が強い上昇趨勢によクて支配されている事実である︒
第こには︑景気変動の各局面の焚替が︑外国のそれに比して︑急速旦短期であるζ
とで ある 山口 乙れ は日 本経 昌明
の貿易依存度が強く︑外国︑殊に米国の景気変動に対する感応度が鋭敏たるととに伏乞と考へられる︒
とれらの特性に注目する論者は凡らく景気循環よりも経済成長を強調するであらう︒従クて乙の立場に立ク場合
成長率による分析が経済変動の実証分析の主座を占めるととは疑へない︒
然し︑筆者は︑成長率に依る方法を強調するあまりに︑景気循環の分析が看過されるととを沿それるのであ
蓋し︑現在の成長率に依る分析の難点は︑国民所得に依る経済進歩の測定を前拍抗しているからである︒ る
処で︑年単位による国民所得をとるかぎり景気循環がその変動に十分反映されているとは云へ友い︒何故たらば
年単位の国民所得による景気変動の把握には次のニクの制約が存するからである︒
その第一一は︑貨幣所得︑実質所得のいづれをとるにせよ︑実際の景気循環の転換点を正確に表現し得注いからで
ある
o将来国民所得が︑年単位のみで友︿︑季単位や更に︑月単位にまで統計的に算定せられるやうになれば︑景
気循環の指標として︑実証的研究の上に有用な役割を果す様になる事は疑へない︒然し︑過去は云ふまでもなく現
ム在に於いても未だその域にまで統計資料が整備されてはいない向︒
次に︑国民所得の主要構成項目は泊費+投資として把掻され︑再投入物部分は控除せられる︒従って景気循環を
国民所得の変動で把握する場合︑企業聞の取引活動がその変動の上に正確に反映しているとは云ひ難い︒
乙の 占山 で
ナショナル・ピユロ1の方法の様に景気循環を事業活動︵
F E m g
g ω
田n
ts
q︶の運動として把握する考へ方がより
景気循環そのものL性格
l l
即ち事業活動を中心とする資本主義社会の固有現象ーーに即した接近である様に恩は
れる︒以上の意味に於いて︑国民所得概念による景気循環への接近は︑第一次接近として有用であるにしても︑そ
れ自体のもつ制約があると考へられる︒
従って︑との小論では︑国民所得の概念によらや︐︑ミッチェルの景気循環の定義に即し︑彼の提唱するナシヨナ
ル・ピユロ1の方法で以クて︑どとまで我が国の景気循環を測定し︑それと他の時系列の関係の分析が可能である
か︑叉その方法の制約は何かを︑鉱業殊に︑その主要部円である石炭︑鉄鉱生産量のヂ
1
Fを素材として︑試論的
我が国景気変動の一分析
ではあるが考察をすLめ度いと思ふのである︒
︹ 註 ︸
︹1
︶と の小 論は
﹁経 営と 経済
﹂第 六十 五号 に掲 敏し た論 文﹁ 我が 国景 気変 動の 一分 析﹂ が︑ 順序 を変 へ更 に前 摘の 未熟 を修 正し て独 立の 論文 とし て発 表し た︒
︹2︶
前掲 論文 参照
︒
︷3
︶最 近の それ ぞれ の代 表的 な成 呆と して
︑計 量経 済学 の方 法に 依る もの に
F
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甲山 由︶ を︑ ナシ ョナ ル・ ピユ ロ
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方法 によ るも のに
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︶の 続と して 本来 書か れた
一一 一一 一一
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︶を︑計量的な歴史的接近によるものに︑﹀−の白色︒
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︶を るげ るこ とが 出来 よう
︒
︵4︶ミッチェルは景気循環を次の様に定義する︒﹁景気循環とは︑英の機能が企業を基として組織されてゐる国家の総経済活動の中に認められる変動の一のFイプでるる︒−つの循環は多くの経済活動に殆んど同時に発生する広張及それに随伴する同様に一般的な衰類︑枚縮︑そして次の拡張局面に接続する快復とから成立つ︒か込る諸変化の継起は反覆的であっても定期的ではない︒景気循環の期聞は一年以上から十年乃至十二年に亘るものなどがある︒更に循環は自己に近似せる振幅と類似の性格をもつより短期の循環に分割し得ない﹂︒﹄・司・回日
E E血 者・
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富 岡 R Z H
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EE 2ロ 阿国 民羽 山口 自切 の︺ 百−
E M
−U M猶︑日本の景気循環に就いては︑﹁経営と経済﹂第六十五号﹁我が国 景気 変動 の一 分析
︵二
︶﹂ 参照
︒
︹5︶﹁経営と経済﹂第六十五号︑前掲論文参照︒︵6︶最近米国では月単位︑季単位の国民所得の測定がなされつつある︒
宮古
oz
−HS
仏国
22 zz gu EZ
四回 ロ切 即日
En EE− −
・・H U 3
二︑景気循環測定の方法
本文に於いて︑景気循環と石炭︑鉄鉱生産量の変動との諸関係を分析するが︑乙L
では循環の測定に使用する諸
概念を明にしたいと思ム︒
先づ︑との方法では﹁基準日附﹂
︵ 円 ︒ 向
︒ 叫 2 M
n o
円 四 回 件 ︒ ︶
l
景気循環の転換点
lが決定せられねばたらない︒
我が国に於ける﹁基準日附﹂の基礎浴料として︑筆者は本邦事業活動指数︵東洋経済新報社調︶をとり︑それを 各種生産数量指数︑物価指数及事業年報等で査定した結果︑大疋八年から昭和十二年に及ぶかたり妥当と思はれる
次の基準日附を選定した∞︒
第 一 表
月 次 基 準 旦L 上 期 間 の 月 数
山 | 谷 |拡張 l牧縮ト循環
空竺出主竺竺L」~.
大正1哨 月l大 正 昨 日 月I16 I 15 I 31 大 四 年6月 | 大 正 昨7月l1 I 13 I 20
昭和2制 月 | 昭 和 附 月 I21 I 13 I
昭 和 叩1月l昭 和 叩 月 | 9 Iぉ 135
玩両立両両瓦丙丁司−57
我が国景気変動の一分析
34
次の 作業 は︑
AT
析すべき時糸列から季節変動を除き︑その季節変動を
除去した時系列を先に選定した基準日附︵景気循環の谷と炊の谷︑ある
ひは山と次の山︶で劃する︒乙の基準日附で劃せられた時系列の部八すを
基準 循環
︵叶
Rえ
23 3n
︼⑦︶と呼ぶ︒更にとの基準循環期間の平均値を
求め︑それで以ってその時系列の基準循環間の各月別数値をヂプレ
1 T
するならば︑各月の百令比が得られる︒とれが相対的基準循環︵円︒問︒門中
ロn
o n
吋 口 ﹈ ⑦
円 ︒ ﹈ 白
骨
F4
切 0
︶
であって︑との数値により各種時系列が景気循環
の聞にどの様に運動するか︑又それら時系列相互の運動の状態の比較が
可能 とな る︒
扱︑次に各時系列に就いても︑景気循環の場合と同様︑その時系列特
と呼ぶo不規則変動が存在する場合︑明瞭にそれが表れない場合があるにせよ︑多くの時系列にはその時系列特有 有の波勤が見られるであらう︒我Kはとれを特殊循環︵ω宮
nS
口円
三一
2﹀
の転換点を発見する乙とが出来る︒
次に︑との転換点に依って特殊循環を割し︑基準循環の場合と同様︑その聞の平均偵を求め︑それに依って︑相
対基準循環と対応する相対特殊循環官官門店
nn
3Z
SE
tg
m︶
が得 られ る︒
との様に︑ナショナル・ピユロlの方法の主だった道具立は至クて簡単であるが︑とれらの道具をどの様に駆使
五
ム,
,
、
して︑景気循環を測定せんとするのか︑次草に之に就いてより具体的に詳しく述べるととにしよう向︒
註
︵1
︶﹁ 基準 日附
﹂の 一選 定は この 方法 の大 きな 問題 点で ある が前 桶﹁ 経営 と経 済
L第
六十 五号
﹁我 が国 長気 変動 の一 分析
﹂
竺一︶にかなり詳しく論及したのでととでは省略する︒猶︑大正十三年六月間十四年七月を﹁基準日附﹂に選定することは無理であることが脱稿の後︑各極統計資料︑文献を再検討した結栄判明したが︑石炭生虚量の分析にはそ
のま
L使
用し た︒
︵2︶との小論の対象とする期間以大正六年から昭和十二年に到る間である︒この期聞をとったのは︑資料の制約上︑それ以前に言及し得なかったからである︒将来は資料の蒐集︑整備によって期間をより長期にとって考察したい︒猶戦後は未だ十年にも充たぬ短期なので将来に期し︑ここでは考察の期聞から除いた︒
一二
︑景 気循 環と 石炭 業
A︑特殊循環の決定
今やナショナル・ピユロ
1の方法に依る我が国の景気循環と石炭生産量変動の関連を分析する段階に到った︒
先づ石炭生産量の毎月統計から︑季節変動を除去し円
其の修正依を第二表に掲げよう︒続いて乙の数航を第一
図のグラフに表して見る︒グラフから明かな様に︑そとにはかなり多くの短期波動が入りζんでいる︒乙の様な時
系列から特殊循環を抽出する事がとLでの問題であるが︑明かに此の波動の中では︑未だ長期趨勢︵
mo nE
R可
ge
と不 規則 運動 守口 白片 岡
n目
︒耳 目2 3
が除かれていない何︒従って景気循環とそれらの波動とを出来る限り区別せね
ぼゑらない︒
此のため次の様及経験的法則が適用される︒即ち第一に︑期間が﹁山﹂から﹁山﹂
ノ、\、
﹁谷﹂から﹁谷﹂
への い
づれをとるにせよ︑その循環期聞は短くも十五ヶ月で友ければ友ら友い︒而も期間が二ヶ年に充たね場合は︑特殊
お魚lQ
編制
収断
固い
世嗣
附
(単位千屯)第二表 石茨生産量季節変動修E値 什u谷rJj 商工省調
? と ( 卜 月 [ 二 月 | 三 月
l
四 月 | 五 月l
六 月 ( 七 月l
八 月l
九 月l
十 月 い 一 月 | 仁 月 大正入年。 九 年
。十年
。十一年
。十二年 ゲ十三年 グ十四年 昭和元年。二年
グ 三 年
。四年
。五年
。六年
ク 七 年
。 入 年 ゲ 九 年
。十年
グ十一年
。十二年
2.11s I円2,306I 2,301 1.947 I 1.985 I 1,890 1,985 I 2, 158 I 2,069 2, 147 I 2.248 I刊2,312 2,232 I 2,294 I 2,331 2,397 1円2,512i 2,474 2,3.58 I 2,42s I 2,酬 2,572
2,733 2,689 2,521 2,086 2,184 2,353
円2,936
2,866 I 3,208 I 3,師1
2,473 2,623 2,1os I 2,493 I
2,138 2,129 2,326 2,788 2,850 3,058 3,366
2,531 2,675 2,670 2,533 ' 2,067 i 2,188 I
2,446 i 2,830 I 2,915 ' 3,092 3,504
1:ffi 11:El
l:i:f:~
τAA唱︒泊噛曹司−A戸 ︑ dwb
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3 7 8 2 7 4 4 5 1 3 2 9 8 9 5 6 4 8 5 9 4 5 6 6 5 0 6 1 3 5 8 5 ヨ3 0 9 9 1 3 2 4 6 6 6 3 2 1 5 6 9 2
︐︐︐︐︐︐︐︐︐︐︐︐︐︐︐︐.
2 1 1 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 3
1.964 I 2,028 1.898 I 1,974 2,105 I 2,172 2,166 I 2,218 2,394 I 2,44S 2,475 I 2,476 2.484 I 2,561 2.757 I 2,756 2,518 I 2,673
門2.719i 2,670
2,205 i 2,192 2,051 '・ u2.034 2,147 I 2,197 2,745 ! 2,760 2,743' 2,732 山 1i 3,063 2 ,230 i 3,315
11 I .¥1
八
循環として決定するに極
めて慎璽で怠ければたら
ね事 であ る︒
第二に︑転換点の候補
者が幾クもある場合︑そ
の点を中心とする数ヶ月
平均が放たたるもの︑及
ぴ最小ゑるものを﹁山﹂
﹁谷﹂とする乙と︑更に
其の平均航が相等しい場
合︑後のものを転換点と
して選ぶと一五ふ法則であ
る句
oJt
斯く して 第一 一凶 に
見られる様な石炭生産量
変動の上昇︑下降の転換
点 を 把 握 す る 事 が 出 来
る︒此の転換点で印した
我が国景気変動の一分析
﹁谷
﹂か ら﹁ 谷﹂
への循環︵例えば第一図では大正十一一年五月を﹁山﹂とする犬正十年八月の﹁谷﹂から犬正十二
年八月の﹁谷﹂の期間︶を特殊循環と呼ぶ︒更に上記の期間の平均値︵此の期間の石炭生産量の総和を期間の月数
で割って得た数依︶を百として表した各月の百分比が相対特殊循環︵
ω B
a ロ ロ
ロ ヌ ﹈
ORE
O− ︿
︶で ある
︒
同様に第一図のグラブを基準日附で区劃して︑此の区間の時系列の循環︵例へば上記の石炭生摩量の時系列の場
合︑大花十年四月から同十二年十一月の期間︶をとる事が出来る︒とれが基準循環であり︑同期間の平均依の百分
比として表した其の期間の各月の数依が相対基準循環︵門広
RO
ロn
o 円三 官忠 一回 昨日
︒︶ と呼 ぶも ので ある
︒
との様に百
AT一比として表す事に依って︑景気循環の一期間に於いて︑各種時系列が如何に動いたかをか怒り容易に比較し得る
であ らう
︒
B︑特殊循環のグイミング︑期間
と
tA
で以下の分析の技術的説明に就いては︑別稿︵﹁我が閏景気変動の一円分析﹂︵一︶長崎大挙経済学部雑誌﹁経
営と経済﹂第三十四年号︶に詳論した︒とLではその説明と共に︑ハザ析の結果の経済的意味をさぐるととに努めた
ぃ︒第三表に工り知り得る事は先づ前章で述べた事業活動指数で決定した一一般経済活動的の景気転換点︵基準日附﹀
と石炭生産量↑変動の転換点︵特殊循環の日附︶の時間的先後関係である︒それは表の︵2
︶
︵ 4
︶の 項に 各一 点示 され
る︒そとでは沿ほむね一般経済活動が石炭生高貴変動に先んやる︒即ち昭和六年十二月の特殊循環の﹁谷﹂に到る
定七ヶ月乃至十ヶ月の先行関係︵﹁谷﹂﹁山﹂とも︶を保つが︑昭和六年十二月以後は逆に﹁谷﹂﹁山﹂とも石炭生産
量変動が一般経済活動に著し︿先行する︒即ち﹁山﹂に於いて十ヶ月﹁谷﹂に於いて十七ヶ月先行する︒
乙れ は何
に起因するのであらうか︒
九
(日/年)
基山準の循日 環基の谷準の循日環附~ 循 環 運 動 の 期 間 II
特殊循環の日附 の 附 特殊循苦言
リード循基の準環山
開 請 i 問 i吻 聞 の
(+) (+ 百 分 比
と ラ?? ラツグの日
の(月4 I拡(12張)|: Jc段1縮3) 谷一(山1)一谷 の(ー月)数 附
(2) (3)
%。-'ho一~i2 3 24
号io一 ~1.ー刊 +10 ~i3 + 7 ち'" 20 10 30 十 一3 67 33 治一弘一% +10 ~主 十9 ろも I24 18 42 + + 5 5743
%‑1弘一明色 + 9 号主 + 8 寺b 3 25 28 ‑ 6 ‑1 11 89 ろ%一%一% ‑10 ~1o1-17 ~it 27 5 31 ~rn1-11 I s4 16 平 均 II・+ 吋 I +o.s¥ 19 ¥¥ ¥12.2:31.211ー か.511̲3小iI 39 平 均 偏 差II・6.241 I si.61 同|4
特殊循環(石炭生産量)のタイミング、期間
第 三 表
。
年史にはとれを次の様に述べている︒﹁産業界の好転
は他の産業部門に比し好転の一番後れるといはれる炭鉱
業にも現れて来た︒即ち昭和七年十二月末の全国貯炭は
百八十四万八千屯で実に昭和三年二月以降の最低で殆
んど常備貯炭の高にまで減った︒勿論価格も騰貴して来
(備考)寺川は大正lO竿八月号iは昭和元年二月を示す。
た︒とれだけ見ても如何に石炭界の好転せるかEうかE
はれる︒勿論との貯炭の減少は季節的原因にも基くか︑
それよりも大き取原因は矢張り︑軍需工業の勃興︑為替
低落による諸産業の立直り︑時局医救事業の進捗等で︑
一般的た産業界の好転を反映せるもの去見てさしっかへ
ない﹂︒要するに満洲一事変勃発︵昭和六年九月︶後の軍需
工業の活況と為替割安に依る輸出貿易の急激注伸張が︑
犬き も仏 モメ シト であ った め︒
此の事はとの表の︵6×7
︶ ︵
8×9
︶︵ 印︶ の昭 和六 年十
二月の﹁谷﹂から一九年八月の﹁谷﹂に到る﹁循環運動期
間﹂の項目数依からも知hりうる︒即ち拡張期間が二十七
ヶ月に対し︑牧縮期聞は五ヶ月であり︑それ以前の期間
に比べてご者の相対比は前者の方が著しく犬である︵八十四対十六︶︒
平へ 基準 循環 超過 の月 数の 項に 見る 如く
︑
ζ
の期間の石炭生声量の獄張期間は︑基準循環に比し甚だしく短い︵十八ヶ月短い︶︒とれは此の期間石炭生産量が急
激に 上昇 した 事実 を一 示す
︵第 一図 参照
︶︒
更に金循環期間を通じて︑拡張局面が牧縮局面工ゎ永い事実は此の時系列の特徴である左考へられる︵平均六十
一対三十九︑但し昭和四年八月から一六年十二月間は例外︶︒例外的に︑昭和四年八月から六年十二月間に牧結局面
が拡喰局商上旬著しく永く旦急友理由は︵拡張局面三ヶ月に対し︑牧縮局面二十五ヶ月︶・前節︵一︶で述べた様
に︑当時の深刻な世界不況が︑我が同炭田時に於いても︑鋭角的且底深い下降傾向をとらしめたと考へられる60c︑特殊循環の振幅
次に石炭生産量変動の振幅を第四表に見土う︒︵2
︶ ︵
3︶
︵ 4︶各項の狭字は各循環期間の生産総量から得られた
乎均値をぺ1スとして構成される︒上昇︑下降︵5
︶ ︵
6︶は﹁山﹂と﹁先の谷﹂及﹁後の谷﹂の差として表はされ
︵7
︶は その 総計 であ る︒
振幅の項で注目せられるのは︑昭和四年八月より元年十二月の循環期間に於いて︑他の循環期間に比して︑
上 我が国景気変動の一分析
昇いは甚だ小であ的︑↑下降﹂が著しく犬である︵上昇四・o︑下降二十四・
o v
とれば昭和五年以降︑不況が一一層
深刻曹と友り︑加ふるに海外炭の圧迫があり︑とれに対抗するため︑石炭業者が送炭制限率を著しく高め︑もって炭
価の激落を防止せんとした事に上る向︒
続く昭和六年十二月から九年八月に到る循環期間の上昇局面の振幅は激烈である︵=一十・五︶︒乙れも前一言した如
く︑軍需と対外貿易の急速な進展に依るものと解してよいであらう80
一一
特殊循環(石衆生産量)の振幅
"~~~目前札間帯II~~
ぃ一山 : J : ; 町 一 一 一
t月/年)
第 四 表
月 別 の 振 幅
2.4 1.5
1.0 0.4
0.7 0.2 幅
21.B 振
谷一山谷
ヰb一;),ーヰt
4.2 13.4 98.2 89.01 102.4 計一流一%
号!−'%−'% 4.0 24.4 0.9 2.2
日告一%一% 10.3 2.0 3.1
平
平 均 壬~ 0.8
第 五 表 相対特殊循環で表した石炭生産量
特殊循環の日附 各段階にがける相対特殊循環の平均値
I
I I I I JI
b i +
平後三を2とすi安の中宅x:r 谷値る月む 先をとす中の谷心る
拡 張 る 三 ケ 牧 縮
谷一山一谷 三ケ月 均月の平
平均 前(7期) I 中(日期)I 後(9期) ( 1) (2) 前(3期)I(中4期) I後(5期) ( 6) 00)
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号io一引2一号'2 86 •• 90.3 96.3 99.l 104.1 1 04.4 102.l 100.0 99.5
ヲ"12−"γ1,−ー勺"1 89.4 91.4 92.0 98.3 101.4 102.5 69.2 101.4 97.3
" ピfノ占ー-~盛, 89.0 92.2 95.9 100.0 102.4 99,9 100.0 100.9 98.2
~i-q:i-1%1 106.3彦1九05.6 .;~ .;;~
,~,包宮、,,
%一号 91.1 105. 114.2 112.1 110. 106.6 103.9 平 均 II91.oJ 93・11 9吋102.611侃 2j104. 1J 100.sJ臥 s[ 96.9
平 均 偏 差 II6・1 I 4.5
※印は山、谷、の期間短きためニヶ年平均をとる。
一一 一
我が国景気変動の一分析
D︑其の循環型態
更にハサ析を精密ムならしめるため︑石炭生産量の特殊循環を九段階にハ?って︑其の循環型態を考察し土う︒
各段階の数値は其の段階の石炭生蔵量の平均値と︑一特殊循環期間の平均侠との比である︒とれが前に述べた相
対特殊循環であるが︑之に依って︑第一に測定単位の具たった特殊循環相互︵例へば石炭の循環と銑鉄のそれと︶
の比較を可能にし︑次に循環内の趨勢部分
循環 にま
・た がる 趨勢 部分
司︒
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一︒
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︵ − ロ
2・
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にし て︑
合 同
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百 三
g︶の除去を可能にする︒
第六表昭和四年十一月から昭和六年十一一月の牧縮期間には他の区間に見られたい著しい下降がある︒叉続く六年
十二月から同九年三月に到る間には甚だしい上昇がある︒
前者が世界不況に対処して︑我が国炭界の生産合理化並生産カルテルによる自主的統制に依るものであり︑後者
が満洲市事変を契機左する軍備拡喉政策の結果である事は︑前述の如︿で︑とLにもそれが数字の上にも明示されて
いる ので ある
︒
次に同様の手法に依づて︑一般経済活動の転換点︵基準日附︶でくぎられた期間の石炭生産量の循環型態を見よ
とLでは第五表と同じく各項目の数依は百八T う
比︵ 相対 基準 循環
︶で 一不 され る︒
今種kの時系列に就いて︑第六表と同様の表を作成すれば︑州︑同一景気循環区間に於ける各時系列の変動型態
が比 較出 来︑ 削︑
一クの景気循環内に於ける︑時系列変動の性格の観察が容易となると共に︑向︑相対特殊循環と
同様︑循環にまたがる趨勢の都八すが除去される︒
一一 一一一一