高等学校生物での課題学習に対する評価の在り方に 関する実践的研究 : メタ認知に着目し、ビデオお よびコンセプトマップを活用したオーセンティック
・アセスメントに向けた実践を通して
著者 奥村 仁一, 熊野 善介
雑誌名 静岡大学教育実践総合センター紀要
巻 26
ページ 77‑84
発行年 2017‑03‑31
出版者 静岡大学教育学部附属教育実践総合センター
URL http://doi.org/10.14945/00010141
高等学校生物での課題学習に対する評価の在り方に関する実践的研究
ーメタ認知に着目し、ビデオおよびコンセプトマップを活用した オーセンティック・アセスメントに向けた実践を通してー
奥村仁一、熊野善介
An a c t i o n r e s e a r c h on a s s e s s m e n t and e v a l u a t i o n m e t h o d s of t h e r e s e a r c h a c t i v i t i e s i n h i g h s c h o o l b i o l o g y c l a s s e s .
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由ea u t h e n t i c a s s e s s m e n t w i t h v i d e o d a t a a n d Webmap f o c u s i n g on M e t a c o g n i t i o n . 一
J i n
・I c h iOkumur , a Y o s h i s u k e Kumano
A b s t r a c t : I n 2009 , t h e C o u r s e o f S t u d y was u p d a t e d and s e v e n main p o i n t s w e r e f o c u s e d u p o n . The f i r s t o f t h e s e p o i n t s
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酪t oe n h a n c e s t u d e n t s ' r e a d i n g a n d c o m m u n i c a t i o n s k i l l s
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おc u son s t u d e n t ・ c e n t e r e dl e a m i n g b a s e d on t h e i r own i n t e r e s t s . However , t h e e x a r n p l e s t h a t t h e M i n i s
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o f E d u c a t i o n showed needωbe i m p r o v e d i n t e r m s o f t h e s t u d e n t s ' e v a l u a t i o n a n d a s s e s s m e n t . A I s o i t i s n e e d e d t o f o c u s o n f r e q u e n t d i s a g r e e m e n t s b e t w e e n s t u d e n t s ' s e l f ‑ e v a l u a t i o n s / a s s e s s m e n t s a n d t e a c h e r s ' e v a l u a t i o n s . C o n s e q u e n t l y , s t u d e n t s a n d t e a c h e r s
訂eno p o s
抗i v ea b o u t
抑 制nge v a l u a t i o n s / a s s e s s m e n t s i n t o s c i e n t i f i c i n q u i r i e s a n d p r a c t i c e s .
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剖i o n s .We c o n d u c t e d r e f l e c t i v e l e a r n i n g s b y . v i d e o t a p i n g i n t e r m s o f how s t u d e n t s s t u d y
部ag r o u p on t h e i r r e s e a r c h e s and how t h e y p r e p
釘ef o r t h e i r p r e s e n t a t i o n s i n u p p e r s e c o n d a r y s c h o o l b i o l o g y c l a s s e s . The s t u d y shows t h a t w a t c h i n g t h e r e c o r d e d v i d e o s o f t h e i r own o u t C Q m e s h e l p e d t o p r o d u c e more r e f l e c t i o n s o n c h o i c e s o f l a n g u a g e b e t t e r
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加p l er e f l e c t i o n s o n . t h e i r p r e s e n t a t i o n s . Moreover , t h e g a p b e t w e e n s t u d e n t s ' a n d t e a c h e r s ' a s s e s s m e n t s became s m a l l e r a f t e r w a t c h i n g t h e r e c o r d e d v i d e o .
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出s e s s m e n t .
キーワード:高等学校生物、オーセンティック・アセスメント、課題学習、評価法、メタ認知 1.はじめに
平成2
1
年改定、2 4
年度実施(高等学校理科数学)の現 行学習指導要領では、その大きな改訂のポイントの一 つに f言語活動の充実jがあげられている(文部科学 省、20
日a) o
そしてf各教科・科目等において、知識・技能を活用する学習活動、とりわけ記録、要約、説明、論 述、討論といった言語活動を発達の段階に応じて行い、
社会について広く深い理解と健全な批判力を養ってい くことが重要である。
J
と述べている。また、「高校生 としての学習活動にふさわしい言語活動を着実に行う 必要がある。 jとしている(文部科学省、2 0 1 3 b )
。これらの改訂'の趣旨を踏まえて、奥村・熊野
( 2 0 1 6 )
は高等学校の理科(生物)の授業において言語活動の充 実を促進するための方策として録画ビデオによる振り 返り学習を実施し生徒の言語活動に対する意識変化に 一定の教育的効果が見られたことを検証した。一方、現行学習指導要領解説理科編(文部科学省、
2 0 0 9 )
における改訂点として、新たな科目「理科課題研 究jが設定されたことが挙げられる。これは、科学的 な思考力・表現力を育成し観察?実験や探究活動など において、結果を分析したり解釈して自らの考えを導 き出しそれらを表現することを目的のーっとして設定 されており、生徒の科学的に探究する能力と態度の育 成を図り創造性の基礎を培うためには言語活動の充実 静岡大学創造科学技術大学院を図る必要があることを示している。
現行学習指導要領に照らした授業実践に於ける評価 の在り方については「評価基準の作成、評価方法の工 夫改善のための参考資料(高等学校理科)'"'‑'新しい学習 指導要領を踏まえた生徒一人一人の学習の確実な定着 に向けてJ(国立教育政策研究所教育課程研究センタ 一、
2 0 1 2 )
に示されており、「高等学校においても、学 習指導と学習評価を一体的に行うJ
ことが重要である と述べている。そして「学習評価の妥当性、信頼性jを 求めており、「評価方法を工夫し、評価方法が評価の 対象である資質や能力を適切に把握するものとしてふさわしいものであることjを求めている。
一方「児童生徒の学習評価の在り方について(報告)
J
(文部科学省、2 0 1 0 )
では、「高等学校における学習評価 の現状と課題jとして、 f観点別の評価基準を設けてい る教師は46%であり十分とは蓄えないjことやf学習評 価に関する保護者の意識jとして「評価に、先生の主観 が入っているのではなしゅ瓦不安があるjと感じている 保護者が約38%いることを指摘しており、学習評価に おける多面的な評価により、客観性や妥当性・信頼性 を高め生徒・保護者に対して説明責任を果たすことが できる納得性の高い評価が求められていることを示唆している。
しかし調べ・発表学習を取り入れた課題研究等の学 習活動では、具体的評価法が示されていないため評価 が不明瞭でかつ国難である上に、生徒の自己評価と教
奥村仁一・熊野善介
師による評価が不一致となる状況が教育現場において しばしばみられるため、生徒による評価に対する不満 等が生じることへの懸念から実践を購賭する傾向が教 師にみられる状況があると感じられる。したがって高 等学校においてはこのような学習活動が敬遠されがち となり、教科書を用いてのみの従来型の指導としてし まう教師が多い傾向となると考えられる。
そこで本実践では「環境
J
の単元において、課題研究 型の学習活動として調べ・発表学習の実践を行い、言 語活動を切り口としたピデオを用いた振り返り学習 (奥村・熊野,2016)
とコンセプトマップの分析から評 価の在り方について検討した。コンセプトマップは学習者が有する知識・理解の在 り方を可視的に表出させるツーノレとして活用されてお り、主に学習者の知識獲得を促進する効果と学習者個 人が所有する知識の評価の二点において活用の有効性 の研究が行われていることが示されている。また実際 の授業にコンセプトマップを導入することにより、学 習者の対話やコミュニケーションといった協調学習が 促進されることも示されている(山口ら、
2 0 0 2 )
。また大貫ら
( 2 0 1
1)は、環境学習においてコンセプト マップ法には研究課題となる環境問題と自分との密接 な関係についての認識を深める効果があり、概念の再 構築に関するメタ認知を促し意欲の向上や知の共有 化、学習成果の自己評価につながることを示している。そして体験的・問題解決的な学習の手立てとして教育 学的に有効であると述べている。さらに高山・大貫
( 2 0
14)は、高等学校生物での概念の理解を深める言語活 動と支援の在り方の実践においてコンセプトマップ法 を用いたところ、概念の構築に効果があったことやメ タ認知が促進されたことを示し、理科教育や環境教育 において有効な手法であることを示している。一方、コンセプトマップの評価法について、山口ら
( 2 0 0 2 )
は概念ラベルの内容や個数、リンクの仕方等の 要素を評価することにより、知識の体制化・精綾化、概念の包括性等を評価することができることを示して いる。そして
R u i z ‑ P r i m o & S h a v e l s o n
の評価方法の比較 を併せ評価の信頼性と妥当性について言及しており、評価理論を構築する必要性や多数のコンセプトマップ を安定して評価出来る手法などを開発する必要性を述 べている。
また、安藤
( 2 0 0 1 )
は「ポートフォリオの本質と課題jにおいて、思考や推論などの深い理解の評価には多様 な評価法による総合的な評価が重要であることを示し ており、片平
(200
1)は、実験・観察や探究活動の評価 においては子どもたちがどのように課題に取り組んだ ときにどのような能力を発揮したかに関する質的なデ ータの吟味が重要であり、ループリック(評価指標)を 用いたポートフオリオ評価の重要性を示している。そ して定量的な評価と併せて定性的な評価の重要性を示 唆している。さらに熊野( 2 0 0 1 )
はポートフオリオ評価 を取り入れたオーセンティック・アセスメントの重要 性について、質的な本物のアセスメントを行うことが 重要で、あり、多様な評価法の活用とループリックを用 いた質の高い教育の評価が大切であると述べている。そして多面的な情報の収集の1つとして「ウェップマ ッピングjを挙げている。
従って本実践では、ビデオを用いた振り返り学習に
よる相互評価とコンセプトマップの評価を組み合わせ て行うことにより、学習活動を適切に把握し学習評価 の妥当性や信頼性を高め、生徒・保護者の納得性の高 い評価ができるのかについて、効率的な方法を検討し 実践・考察した。
2.
課題学習と調査方法課題学習と調査方法の概要を表1にまとめて示す。
2 . 1
課題学習実施の概要奥村・熊野
( 2 0 1 6 )
に示されている実践と一部重複し た実践として、実践対象である県立の高等学校平成2 5
年度3
年生理系「生物I I J ( 1
日課程)選択生57
名により、平成
25
年1 1
月20
日. . . . . . . . . 1 2
月2日までの7
時間分で実 施した。 f生物l l J
の第5
章「環境j第3
節f生態系とそ の保全jの6
つの単元項目(水質汚濁、地球温媛化、森 林破壊、酸性雨、オゾン麗破壊、生物濃縮)について 調べ学習を実施した。4 . . . . . . . . . 5
名を1
班とし、重複しな いように希望によりテーマを選択させた。事前説明お よびテーマ決め(1
時間)・調べ学習(2
時間)後、模造 紙1枚分のポスター製作を 1時間で実施させた。その 後発表(1時間)を行った(図1""3)。また、調査テーマを決定した直後に、斑の各生徒の 既有概念・知識を可視化し確認・共有するためにコン セプトマップの作成を行った(コンセプトマップ1。)
さらに発表後のまとめと振り返りの際に、前回に書い たマップ上に色を変えて加筆・修正する方法を用い再 度コンセプトマップの作成活動を行い(コンセプトマ ップ
l l )
、学習後の概念・知識の変化を可視化し確認.共有させた。
各班での発表直後に、自由記述式および
5
段階で自 分の発表についての自己評価を行わせた(評価A)。ま た発表を聞いていた他の斑の生徒及び担当教師3
名が 発表した班について同様に評価を行わせた(評価B及 びTA)。全班の発表が終了した後、班ごとおよび全員の意見 交換会および振り返り学習を行った(1時間)。また各 斑の発表産後に行った発表班の評価(他者評価;評価 B)を班ごとに交換し、その集計を行った。そして自 己評価(評価A)と他者評価(評価 Bを集計したもの)を 比較し、自由記述の内容を参考にしながら各生徒にそ の違いの有無を自己分析させ、その理由を考えさせた。
さらに次時限(1時間)で、班毎に自分の班の発表の 様子をピデオに撮ったものを視聴し振り返り学習を行 い、再度自分の班の発表について発表直後に行った自 己評価と同じ基準で評価させた(評価
C)
。同様に担当 教師3
名がビデオを視聴し各班の再評価を行った(評 価TC)
(図4 )
。その後、発表直後の自己評価(評価A)とピデオによ 表1学習活動と辞価活動の流れ
学習活動の主な内容 評面iこ関する活動 生提の活動 教師の活動
1
時間自 事前説明及U
テ『マ決め (教師による生捷への評覇項目・基準の提示と説明コンセブトマ,1
1
作成 マッブ評置i 2・3時間自 調べ学習4 B
寺問自 ポスヲ』作製5
時間自 発表 自己評I評臨) 教師による評掴評題iT A l
地者評甑評値B)6時間自 まとめ&v聾り返り 地者評置B)の集計
コンセブトマッブ
E
作最 自己評甑A)
との遣いの分析・考察 マッブ評題E
7
時間自 ビデオによる聾り返り ビデオ{こよる自己評甑評題担} ビデオによる評置評面IT C )
る振 り返 り学習 後 の評411(評価C)を再度 比較・ 分析
させ 、その違 いの有無や その理 由につ いて考察 させ た。
2.2
調査 実施の概要(1)課題学習 の発表に関わ る評価
課題 学 習の発表 に関わ る評価│ま、奥村 。熊野(2016) に基づ き8つの評価項 目につ いて、「1:も う少 し頑張 ろ う」、「2:頑張 ろ う
J、
「3:普通1、
「4:よい」、「5:大変 良い(わか りやすい)」
の5段階 で評価 を行 つた(表2)。
評価AおよびCは、評価 項 目ご とに t検定 を行い、
生徒の評価 に対す る変容 につ いて分析 した。 また、担 当教師3名に よる発表直後の評rilli(評価TA)および ビ デオ を見 て の評 価(評価
TC)の
平 均値 との比 較 を行 い、生徒 自身の評価の違 いについて比較・ 検討 した。(2)課題学 習の コンセ プ トマ ップ
│二
関す る評 価 3名の担 当教師は、調査テーマ を決定 した直後に生 徒が作成 した コンセ プ トマ ップ1の評価(マップ評価 I)と 、発 表後 のま とめ とIE―
り返 りの際 に加筆・ 修正 す る方法 を用 いて再度作成 した コンセ プ トマ ップマ ッ プの評価(マップ評価 Ⅱ)を 、評価ループ リックに基づ き各評価項 目を3段階で評価 した。評価ル ー ブ リックは8つの評価項 目(表2)の うちの 主に発表 に関わ る評価項 目であ る項 目
1・ 2・
3を除外 し、項 日4〜 8の 5項目と し作成 した(表3)。
当初 、 評価ルー プ リックはアンケー トに よる5段階評価 の値と比較す るために5段階 で評 価 す る予定 で あったが 、 事前 に3名の評価者が複数 のマ ップを用 いて5項目に つ いての評 価 規 準 の確 認 と擦 り合 わせ を行 った とこ ろ、評価者 の熱達度 に違 いが見 られた。 コンセ プ トマ ップの評価 法 については、そ の評価 の信頼性 ,妥当性 につ いて あま り言及 され ていない現状 を踏 まえ、Ruiz
―Primo&Shavelsonはその信 頼性 につ いて「評価者 聞一 致度」が重要 で あ る ことを示 して い る と述べ てい る(曲 口ら,2002)。 従 つて、評価者 が違 つて も同等 の評
fmi
とな る信頼度 を確保 しなが ら評価者 に とつて評価 しや すい規準 とす るために評価 の段 階を3段階 とした。 そ してア ンケー トに よる5段階評 価 の値 と比較す るため に、 1・
3・
5の 3つの値 として評価 し、平均値 が揃 う よ うに した。 また、その平均値 をt検定 に よ り比較・検討 した。 さ らに参考にす るた めに生徒の行 つた評価 A・ Cや教 師 の 行 つた評価TA・
TCと
の 比較 も行 い、他の評価 との関連性や整合性 について検討 し評価 法 として有用 であるかについての考察 を行 つた。なお 、躙
圏2ポスター製作の様子
評価璃目
1:鋼
確で理摯しやすヽヽポスタ‐およびブレ′センになっていたか 評価項目2:ア
カゲミックな莞妻にミ│し
た態度であったか評価項目
3,ヤ
メィ‐プメンバ‐が協力して調鷲̀角妻できたか 釉項目4:寧競的デ‐夕に碁づいて分散・考寧t′
てぃるか評価項目
5,メ
リット・デメリットの両方について考え、考欝じていた 評繭目6,自
らの食活│:簡
違付けて対策帯を考えているか 議臓項目7今まで土物の機業で学んだヽ口識を活澤して考えて,'た
か 秘優項目8:科
学'薇術等を発展的│(錯
まえた考欝│:な
つていたか表
3ヨ
ンセ プ トマ ップの評価ルー ブ リック 評麟 餞 十分に理解している5
ifiiar$*L{'!'},
e
努力が必要
│
1禰
的なデ‐ ‐ タ li科 学
7・l桃 ■ ),1
1歌
織
││ (籠 儘畷E14)
糾学的研究による客競 的デ‐夕
l‐
基づぃた知 識や観点なl li・十分言 及されている科学的・増期 的な概像
│や考え声
:〔
基づぃた表 暇がなされてぃる科学的・客観的な観点 や組 方に基づヽヽた議 現がなされi‐ヽヽな
,,
サリット
̀ギメ 1ッ `●爾 か ら薄等し■いら 力`
(群
薔豪目5)
メリヶ卜・デメリット の双方に視鱗 向けら れ、そ尊利点をともに 原囲や問題点か確認さ れてヽヽる
メリ
r卜
・デメリット 骨淑方に概ね観点がr・│
│けられ、そ01聯聞
儀点か輔 されて ヽヽる
メリット
,デ
メlIッ
ト のが方に紀転が自けな れておらず.盤
明 手 など'tつ
い
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べi・.・る
質え7t・■浦 闇 連‐・
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対軍 を 毒え てぃ るか(難薇職目
6)
は常壼澪に力疵、自ら
0生
活に関わることを 記識してヽヽ本lt間
生活[0露達付け│がなされている
ム間隻鴻や自らの営減
′
1は間違付 llら れて、 ヽ 螢、ヽ
姜
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を澪月しヽ 考えていた,(澪
儘項目7)
驚有の知識場″書用し具
1統
右の書暉戦から具博的 麟 に豊雉 でできる卜睦 朧 。手静 方 ことにも言及してぃる1野
が言及してある既有0知識の活用が見 これず間趨鐵決の手段
.方
妻十が瞬確でなぃll字
・続 ,等 な 幾晨的 it躇 まえ た機 になって ヽたか
(F餓 薔
3)ま会ιておけ辮 学●位
t・
Iけ
や駐躍殊どを十,に螺 して考察して
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性念ttおける科学書‐
響など
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ぃて怒̲
輔して零 し■ぃう華11壼と
o繋
が,が
見tて
ぃなぃヨンセ プ トマ ップの評
ridbは
教師 のみが行 い生徒は行 わ なか った。 これ は、あ くまで もテーマに関す る知識や 概念 の共有を 目的に したものであることを示 して コン セ プ トマ ップの作成 を実施す るこ とによ り、生徒 に評/11を
意識 させ ず純粋 な既有知識 。既 有概念 を可視化す る こ とを 目的 の最 優先事項 とt/て実施 した た めで あ る。 また教師 が コンセプ トマ ップ Ⅱの評価 を行 う際 に は、発表 自体 の評価の影響 を受 けず純粋 に コンセプ ト マ ップのみの評価 ができるよ う、班名や生徒氏名、発 表順等が分か らないよ うに して評価 を行 つた。3.結
果 と考察3 1生
徒 によ る評価 とその変化生徒 が行 つた8つの評価項 自についての発表直後 の 自己評価(評価A)、 他者評価(評価B)の平均値(表4) よ り、発表直後の 自己評価(評価A)の平均値3.16に 対
して、他者評Fdi(評価B)の平均値3.51が 高い傾 向が見 られた(p=0,0027,df=7,t=4.53、 1%水準 で有意差
)。
これ は実施 の際に生徒か ら指摘 があったが、無責任 な 評価 を しないた め に記名で評価 させ たため、他 の生徒 に対 して厳 しい評価 がつけに くか ったためであ る と考 え られた。 また特 に評価項 目
2、 7、
8で評価Bが高 い傾 向が見 られ た。一方、発表直後 の 自己評 価(評価A)に対 して、 ビデ オ振 り返 り学習後の 自己評価(評価C)は、その平均値
表
28つ
の評価項 目 (奥村・ 熊野 (2016)よ り)
図1調べ学習の様子
図3発表の様子 図
4ビ
デオによる振 り返 り奥村仁一・熊野善介
表
4
評価の平均値(奥村・熊野( 2 0 1 6 )
にデータを追 加)静臓目 自己評僻時(
A )
般の平均 輔 摘 鞠(8)k
デ 蝿 部 廊 崎E
輔平均( T A )
ゼデ耳輔平町fq 務綱目1
3.55 3.56 3.97 28 .
8 2.86 2.83野嗣目
2
2.98 2.97 35 .
9 2.542 . 7
62 . 1
1野僻目3 4.13 4.13 4.11 4
∞
3.9 3.95 I傍観自
4
3.41 3.41 38 .
4 34 .
1 324 3.12野師自5 2.36 2.34 2.50 1
. 7 7
2.12 2.19野鏑自6 3.63 3.63 3.83 329 3部 2.93
持制自
7
2.59 2.60 3白 2.50 2.55 2.52野回目
S
2.63 2.60 3.16 24 .
5 2.57 2.64 平均 3.16 3.15 351 2部 28 .
8 286 が3 .1 6
から2 . 8 5
へと1%
水準で有意に低下した( p = O . O 0 9 6 , d f = 7 , t = 3 . 5 2 ) 。
評価ごとに
t
検定を行い分析した結果(表5)、評価 項目1
と評価項目5
が1%
水準で、評価項目 2が5%
水準で有意に低下した。
これは奥村・熊野
( 2 0 1 6 )
により以下のように考察さ れている。すなわち、評価項目1
、2はいずれも直接 的に言語活動に関係する発表・プレゼンに関する項目 であり、客観的にピデオで自らの発表の様子を見るこ とにより主観的に思い込みゃ思い入れで評価した自己 評価(評価A)
に比して、評価C
では客観的に自己評価 することができたために評価が低下したと考えられ!
被
2
植(端I t
量。釧揃
2( 1 %
水準1 3 )
周期締7 0
. 目
239533(5弾事割I
25842側部 似4 6
相5 I 0 . 6
惚1 1
詑?3 . 1 1 7 7
自9 5 1 . 6 2 3 9 幻 9 1 6 0
抑制部笛3 9
蕗3333邸1
目4"""'8に関連すると思われる記述がみられた。評価 項目 4'に関連すると考えられる f具体的に数値を挙げ て説明していたj等の記述は全他者評価数
4 0 5
件中1 2 3
件( 3 0 . 4 % )
見られた。また評価項目6
に関連する記述f過去の実例を取り上げていたJ
r
人体への影響が示 されてあったj等の記述は3 7 .3% ( 1 5 1 / 4 0 5
件)見られ た。評価項目7
に関連する記述 f授業で学習した内容 があったJ等は3.7%( 1 5 / 4 0 5
件)、評価項目5
に関連 するf対策のメリット・デメリットがわかったJ
等の記 述は4 . 0 % ( 1 6 / 4 0 5
件)、評価項目8
に関連するf発展的 に考察されていたJr
外国での先端技術を紹介してい たj等の記述は2 .5%
(10 / 4 0 5
件)と少なかった。プレゼ ンや発表態度等の発表に対する評価項目1
、2
はそれ ぞれ1.2 % . ( 5 / 4 0 5
件)、0.5%(2/405
件)、また調査・発 表に関わる評価項目3
についての記述は0.2%
(1/4 0 5
件)と少なかった。評価用紙の自由記述部分への記述 が全体的に少ない傾向が見られた理由は、記述を強制 せず8
つの評価項目を5
段階で付けた用紙に併記する 形式で書かせたため、5
段階評価で示した評価で十分 でありあえて記述する必要はないと考えた生徒がし、た ことと、各班の発表直後の短時間で評価をさせたため、時間的に書く余裕がなかったためであることが生徒か らの聞き取りによって判明した。これらの記述部分の
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図5発表直後の自己評価(A)の自由記述部分(披粋)
分析および生徒への間き取 りにより、評価者である他 の生徒は、評価項 目を意識 しその基準に則 して発表者 の良い点を見つけて評価 したことが推察 された。
一方、ビデオによる振 り返 り学習後の評価(評価C) の自由記述 部分(図6)からは、生徒達 は 自己の発表 の様子 を客観視す ることに よ り発 表直後の評価Aが
自身の思 い込み による過大評価 と気付 き、評価Cの
評価値 が評価Aよ り低下す ることに納得 し、評価
C
のほ うが評価値 と して妥 当性 が高い と感 じてい るこ とが伺える記述が見 られた。
さらに、学びの方法 としての課題研究・探究活動型 学習の意義や、言語活動 を介 して他の生徒 とコ ミュニ ヶ―シ ョンを取 りなが ら共に学ぶ ことの重要性 につい て記述 している生徒 も見 られ、「何 を学んだか」だけで はな く、「どのように学んだか」とい う学び方の大切 さ に気付いた生徒も見られた(図7)。 このような記述は 全対象生徒57名中四名の記述でみられた(42.1%)。
3 2教師による評価とその変化
調べ学習前後に生徒が作成 したコンセプ トマップ
I
・ユ(図8)を比較 したところ、調べ学習の前後で用語 数が著しく増カロしたことが見て取れた。また、調べ学 習後に加筆・修正した部分を見ると、結びつきの増 加や用語やその結びつきに訂正をカロえるなどの学習が 進んだことも示された(図9)。
さらにコンセプトマップI・ ■を評価ループリック を使つて評価し
〜値を比較したところ、マップ評価
I
とマップ評価Ⅱではいずれの評価項目においても明ら かに評価値が上がっており(表6)、 t検定の結果1%水準で有意 な差が見 られた(p=00002,df=4,t=75
3)。
これは調べ学習の結果t用語数が一班あた りで平 均31.36個増カロした こと(表7)だけでな く、事前に評ビデオによる撮 り返り学習後の評価の自由記述 部分(抜粋
) :‐
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図
7
自由記述部分に見られた「学び方Jに対する気付 きの記述(抜枠)
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図8生徒が作成 したコンセ プ トマップ例(上 :学 習 前、下 :学 習後)
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日6
奥村仁一・熊野善介
国9生徒がコンセプ トマ ップに加筆・ 修正 した部分 (抜粋)(加筆・ 修正 した部分はわか りやす くする ために大線で示 した)
価項 目を生徒に示 したため、客観的数値や因果関係 な どについて意識 して調べた り、自らの生活や科学技術 との関連性に着 日して調査学習を進めたため、学習が 促進 されたためと推築 され た。
これ らの結果か ら、生徒 は課題学習により知識 が増 加 しただけでな く、学習 した知見か ら既有の概念は間 違 つていた ことに気付 き、科学的に正 しい因果関係 に 基づいた概念形成が構築 された もの と考えられた。 さ らにその ことを自ら認知することができたもの と推察 された。
したがって、コンセプ トマ ップの作成・評価は、生 徒の学習活動が どのように進展 し科学的概念形成が深 まつたかを知 る手掛 か りの一つ とな り得 る と考 え ら れ、生徒の自由記述部分か らもコンセプ トマ ップによ り学習活動が促進 され る効果があることが推察 され る 記述が見 られた(図
10)。
このことから、コンセプ トマップの課題学習への活 用は生徒・教師の両者にとつて教育的価値が高いこと 表6評価の平均値(表3の評価項目4〜8にコンセプ
トマップの評価平均を加えたもの
)
が推察 され、また評価指標の一つ とす ることは妥当性 が高いもの と考え られた。
一方、生徒 と同様に、発表 を8つの評価項 目につい て5段階で評価 した結果(表4)では、3名の教師が直 接発表をみて評価 した評価
TA(平
均値2.88)とビデオ 視聴により評価 したTC(平
均値28のでは、2うの評 価の違いに有意な差は見られなかった(FO.4384,d←7, t=0.821)。
3 3生 徒による評価 と教師による評価の関係性 8つの評価項 目についての生徒の評価では、発表直 後の自己評価(評価A)に対 して ビデオ学習後の 自己評 価(評価C)の平均値が有意に低下 し、また 自由記述部 分からも生徒 自身が ビデオ視聴 によ り客観的に自己の 発表の様子を評価することができたために平均値が変 化 した ことが見て取れた。一方、教師が同様の条件で 評価 した評価
TAと
評価TCの
比較では、有意な差は 見 られなかつた。そこで、生徒の行 つた評価A、 評価B、 評価Cの値 と、同 じ条件で行 つた教師による評価TA、 評価TC
との比較を行 つた(表4)。
生徒の 自己評価(評価A)と教師による評価(評価T
A)の比較 を行 つた ところ、発表直後の生徒の 自己評 価(評価A)平均値316と 3人の教師による評価(評価
TA)平
均値2.88は5%水
準で有意な差がみ られた は 0 0130, df=7, t=3 31)。 1‑8の評価項 目ごとに評 価平均値を比較す ると、いずれの評価項 目においても 評価Aよりも評価TAの
方が低い値 を示 した。また、他者評価平均(評価B)と教師による評価(評価TA)に
おいても
1%水
準で有意な差が見 られた(pO.0005,dfイ,t=607)。 このことか ら、発表直後の評価では 自 己評価・ 他者評価に関わ らず、生徒の評価は教師の評 価 よりも有意に高い値を示す傾 向が見 られた。
一方、ビデオによる振 り返 り後の生徒の 自己評価 〈評 価C)と教師に よるビデオ視聴 による評価(評価TC)
の比較 を行 つた ところ、生徒の ビデオ振 り返 り後の評 価(評価C)平均285と教師の ビデオ視聴 による評価
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囲10コンセプ トマップにより、学習が促進されたこ とが窺い知れる生徒の自由記述部分の記述(抜枠)
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