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独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構職員給与規程 平成 19 年 10 月1日 規 程 第 7 号 最近改正 平成 28 年 2 月 16 日 目次 第1章 総則(第1条-第3条) 第2章 基本給 第1節 通則(第4条-第10条) 第2節 初任給(第11条・第12条) 第3節 昇格及び降格(第13条-第15条) 第4節 昇給(第16条-第27条) 第5節 基本給是正(第28条・第29条) 第6節 職種変更(第30条) 第7節 基本給の調整額(第31条・第32条) 第3章 諸手当 第1節 扶養手当(第33条-第36条) 第2節 通勤手当(第37条-第43条) 第3節 住居手当(第44条-第47条) 第4節 調整手当(第48条・第49条) 第5節 管理職手当(第50条・第51条) 第6節 超過勤務手当(第52条・第53条) 第7節 祝日給(第54条・第55条) 第8節 夜勤手当(第56条・第57条) 第9節 単身赴任手当(第58条-第61条) 第10節 管理職員特別勤務手当(第62条・第63条) 第11節 夏期手当等(第64条-第75条) 第12節 その他(第76条) 第4章 給与の支給等(第77条-第84条) 第5章 休職者等の給与(第85条・第86条) 第6章 雑則(第87条・第88条) 附 則

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第1章 総則 (目的) 第1条 この規程は、独立行政法人郵便貯金・簡易生命管理機構就業規則(以下 「規則」という。)第67条に規定する職員の給与に関し必要な事項を定める ことを目的とする。 (定義) 第2条 この規程において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定める ところによる。 (1) 職員 規則に基づく職員をいう。 (2) 基本給月額 基本給表に定められている号俸に対応する額又は基本給表に 定められていない月額の基本給であって、第10条の規定による基本給の調 整額を含まないものをいう。 (3) 基本給の月額 前号の基本給月額と基本給の調整額の合計額をいう。 (4) 昇格 職員の職務の級を同一の基本給表の上位の職務の級に変更すること をいう。 (5) 降格 職員の職務の級を同一の基本給表の下位の職務の級に変更すること をいう。 (6) 昇給 職員の号俸又は基本給月額を同一の職務の級の上位の号俸又は基本 給月額に変更することをいう。 (給与の区分) 第3条 職員の給与は、基本給及び諸手当とする。 2 諸手当は、扶養手当、通勤手当、住居手当、調整手当、管理職手当、超過勤 務手当、祝日給、夜勤手当、単身赴任手当、管理職員特別勤務手当、夏期手当 及び年末手当とする。 第2章 基本給 第1節 通則 (根本基準) 第4条 職員の基本給制度は、その職及び職種とこれに対する職務の級並びに基 本給の調整額により定める。 (職種の分類) 第5条 職員の職は、その担当する職務内容により、これを職種に分類する。 2 前項の規定による職種の分類は、次の各号に定めるところによる。 (1) 企画職 業務運営等に関する事項につき、調査、分析、研究、計画、調整、審査、

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指導及び計算等を行う事務並びに人事、予算、会計、調達、福利厚生、文書 等の各種庶務事務などの実施、又は事務の実施について企画することを主と する職務。 (2) 管理職 業務運営等に関する事項につき、調査、研究、企画、調整及び実施計画等 を行う事務並びに人事、予算、会計、文書等の各種庶務部門の円滑な運営を 図る事務を管理監督することを主とする職務。 3 職種の分類は、職員の職の通常の場合における主たる職務内容により行うも のであって、その職にある職員の担当すべき職務の範囲を区分するものではな い。 (職務の級) 第6条 職務はその複雑困難性と責任の度に基づき、職務の級に区分する。 2 職員の職務の級は、別表第1「職務による級別区分の基準」(以下「級別区 分の基準」という。)に定める範囲内において定める。 (基本給表) 第7条 職員の基本給表の種類は、次のとおりとする。 (1) 企画職基本給表 (2) 管理職基本給表 2 前項に掲げる基本給表の額は月額とし、その額は別表第2「基本給表」のと おりとする。 (基本給表の適用範囲) 第8条 職員に適用する基本給表は、第5条の規定により、その職員について定 められた職種に対する基本給表とする。 (退職手当の計算の基礎となる基本給月額) 第9条 職員が退職する場合の退職手当の計算の基礎となる基本給月額表につい ては、別表第3「退職手当の計算の基礎となる基本給月額読替表」のとおり読 み替えて適用する。 2 基本給表の最高号俸を超える基本給月額(以下「枠外基本給月額」という。) の場合は、枠外基本給月額から別表第4「退職手当の計算の基礎となる枠外基 本給月額読替表」において、基本給表及び職務の級に対応する「枠外基本給月 額から減ずる金額」欄に掲げる金額を減じた額をもって、前項による読替後の 基本給月額とする。 (基本給の調整額) 第10条 第4条に定める基本給の調整額は、職務の複雑困難性と責任の度、そ の他の勤務条件を考慮して、基本給の調整が必要と認められる職員に対し、基

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本給月額に加えて支給する。 第2節 初任給 (初任給) 第11条 新たに採用された職員の初任給は、別表第5「初任給基準」(以下「初 任給基準」という。)に定めるところによる。 (初任給の特例) 第12条 出向又は転籍により独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構(以 下「機構」という。)と業務上密接な関係を有する会社等(以下「出向元等」と いう。)の社員等から機構の職員となった者の初任給については、前条の規定に かかわらず、その者の出向元等の社員等であった期間を機構の職員であったも のとみなして計算したその者が機構の職員となった日における職務の級及び号 俸又は基本給月額を限度として決定するものとする。ただし、出向元等との間 における出向又は転籍に関する取決めにおいて初任給に関する定めがあるとき は、その定めるところによる。 2 初任給基準に定めのない職種に採用される職員並びに初任給基準又は前項の 規定により難い特別の事情のある職員の初任給については、機構が個別に定め る。 第3節 昇格及び降格 (昇格) 第13条 職員の昇格は、昇格させようとする職務の級が級別区分の基準の範囲 内であること、昇格させようとする職員が現に属する職務の級に1年以上在級 し、かつ、別表第6「級別資格最低要件」を併せて有すること、昇格させよう とする職員の勤務成績が良好であること等の要件を満たす場合において、その 者の職務の級を上位の職務の級に決定することにより行う。 第14条 職員を昇格させた場合におけるその者の号俸又は基本給月額は、次の 各号に定めるところによる。 (1) その者の昇格した日の前日に受けていた号俸が当該職務の級における号 俸の幅のうちにある号俸である場合 昇格した日の前日に受けていた号俸に対応する昇格した職務の級におけ る号俸とし、その対応関係は別表第7「昇格又は降格した場合における号俸 対応表」(以下次条において「昇降格号俸対応表」という。)による(対応す る括弧書きの号俸を含む。)。

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(2) その者の昇格した日の前日に受けていた基本給月額が枠外基本給月額(各 職務の級におい て当 該職務の級の最 高号 俸の額を超える 基本給月額を いう。以下次条において同じ。)である場合 ア 枠外基本給月額に別表第8「昇降格調整金額表」(以下次条まで「昇降格調 整金額表」という。)に定める昇格した職務の級に対応する「調整金額」欄に 掲げる額を加えた金額(同表の「職務の級の区分」欄に昇格した職務の級が ない場合については、当該枠外基本給月額とする。以下本条において「昇格 に伴う算定基本給月額」という。)と同じ額の号俸が昇格した職務の級にある 場合 昇格に伴う算定基本給月額と同じ額の号俸 イ 昇格に伴う算定基本給月額が昇格した職務の級における基本給月額の幅の うちにあたって、昇格に伴う算定本給月額と同じ額の号俸がない場合 昇格に伴う算定基本給月額の直近上位の額の号俸 ウ 昇格に伴う算定基本給月額が昇格した職務の級における基本給月額の幅の 最高の号俸の額を超えている場合 昇格に伴う算定基本給月額と同じ額の基本給月額 (降格) 第15条 職員(次項に該当する職員を除く。)を降格させた場合におけるその者 の降格後の職務の級における号俸は、次の各号に定めるところによる。 (1) その者の降格した日の前日に受けていた号俸が当該職務の級における号 俸の幅のうちにある号俸である場合 昇降格号俸対応表において降格した日の前日に受けていた号俸に対応す る降格した職務の級における号俸(対応する括弧書きの号俸を含む。) (2) その者の降格した日の前日に受けていた基本給月額が枠外基本給月額で ある場合 最高の号俸 2 管理職の職種にある職員を降格させた場合におけるその者の降格後の職務の 級における号俸は、次の各号に定めるところによる。 (1) その者の降格した日の前日に受けていた号俸が当該職務の級における号 俸の幅のうちにある号俸である場合 昇降格号俸対応表において降格した日の前日に受けていた号俸に対応す る降格した職務の級における号俸(対応する括弧書きの号俸を含む。) (2) その者の降格した日の前日に受けていた基本給月額が枠外基本給月額で ある場合 ア 枠外基本給月額に昇降格調整金額表における降格した日の前日の職務の 級に対応する「調整金額」欄に掲げる額を差し引いた金額(同表の「職務の 級の区分」欄に降格した日の前日の職務の級がない場合については、当該枠 外基本給月額とする。以下本条において「降格に伴う算定基本給月額」とい

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う。)と同じ額の号俸が降格した職務の級にある場合 降格に伴う算定基本給月額と同じ額の号俸 イ 降格に伴う算定基本給月額が降格した職務の級における基本給月額の幅 のうちにあって、降格に伴う算定基本給月額と同じ額の号俸がない場合 降格に伴う算定基本給月額の直近下位の額の号俸 ウ 降格に伴う算定基本給月額が降格した職務の級における基本給月額の幅 の最高の号俸の額を超える場合 最高の号俸 第4節 昇給 (昇給の種類等) 第16条 昇給の種類は、基礎昇給及び加算昇給とする。 2 基礎昇給及び加算昇給の実施日は、4月1日(以下「昇給日」という。)とす る。 (基礎昇給) 第17条 職員が前年4月1日から当年3月 31 日までの全期間を良好な成績で 勤務したときは、昇給日において4号俸上位の号俸に昇給させることができる。 2 職員が前年の4月2日以降に採用された場合であって、その採用の日から当 年3月 31 日までの全期間を良好な成績で勤務したときは、次の各号に定める号 俸数を昇給させることができる。 (1) 初任給を初任給最高号俸で定められた職員 次表の在職期間に対応する号俸数 在職期間 号俸数 9月以上 12 月未満 6月以上 9月未満 3月以上 6月未満 3 2 1 (注)初任給最高号俸とは、それぞれに適用される基本給表の1級の最高号俸 に相当する号俸をいう。 (2) 前号に該当する職員以外の職員 次表の在職期間に前歴換算後の加算期間を加えた期間に対応する号俸数 在職期間に前歴換算後の 加算期間を加えた期間 号俸数 12 月以上 9月以上 12 月未満 6月以上 9月未満 4 3 2

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3月以上 6月未満 1 (注)「前歴換算後の加算期間」とは、学歴免許等資格取得後採用日の前日以前 の前歴期間について初任給基準第3項の表(前歴換算表)を準用して計算 した年数(月計算によるものとし、1月未満の端数は切り捨てる。)から同 項に定める経験年数を差し引いて得た期間をいう。 3 前年4月2日以降に出向又は転籍により機構の職員となった者に対する前2 項の規定の適用については、出向元等の社員等の期間を機構の職員の期間とみ なして取り扱う。 (枠外昇給) 第18条 前条の規定による号俸数を昇給させると、基本給表の最高号俸を超え る場合には、次の算式により求められる額(以下この条において「枠外1号俸相 当額」という。)をもって、最高号俸を超える部分の1号俸とみなして昇給額を 決定し、最高号俸の基本給月額を加えた額をもって、昇給後の基本給月額とす る。 枠外1号俸相当額=(最高号俸の基本給月額 - 最高号俸の直近下位の号俸 の基本給月額)×0.6 (100円未満の端数が生じたときは、50円未満は切り捨て、 50円以上は100円に切り上げる。) 2 職員が現に受けている基本給月額が、最高号俸の基本給月額である場合又は 最高号俸の基本給月額を超えている場合は、枠外1号俸相当額にその者の昇給 号俸数を乗じて得た額を当該基本給月額に加えた額をもって、昇給後の基本給 額とする。 3 前2項に定める昇給の方法は、加算昇給、基本給是正その他の昇給等につい て準用する。 (昇格又は降格した場合の期間計算) 第19条 職員が昇格又は降格した場合は、第17条の規定による期間の計算に 際し、昇格又は降格の日の前日の号俸又は基本給月額を受けていた期間は、個 別に定める場合を除き、これを昇格又は降格の日の号俸又は基本給月額を受け ていた期間に通算する。 (勤務成績の証明) 第20条 職員に対する第17条に規定する号俸数による昇給は、同条に規定す る期間を良好な成績で勤務したことについて、その職員の職務について監督す る地位にある者(以下次条において「監督者」という。)の証明を得た場合にお いて実施する。 (昇給の欠格基準)

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第21条 基礎昇給を行う場合は、別表第9「昇給の欠格基準」(以下「昇給の欠 格基準」という。)を適用し、職員が当該規定に該当して監督者の証明を保留さ れた場合には、前条の規定にかかわらず、その者に対する昇給号俸数から昇給 の欠格基準の該当規定により減ぜられる号俸数を差し引いて得た号俸数だけ昇 給させる。 (年齢による基礎昇給の停止) 第22条 昇給日において、年齢が満55歳を超える職員に対しては、第17条の 規定にかかわらず、基礎昇給は行わない。 (休職等による昇給停止) 第23条 次の各号のいずれかに該当する職員に対しては、基礎昇給は行わない。 (1) 昇給日において停職中の職員 (2) 昇給日において休職中の職員 (3) 昇給日において次に掲げる休職から復職後3か月以上正規の勤務を行うに 至らない職員 ア 私傷病休職(第85条第2項から第4項までに定めるものをいう。以下同 じ。) イ 起訴休職(第85条第6項に定めるものをいう。以下同じ。)のうち、有罪 又は免訴の判決が確定した刑事事件に係る休職 (4) 昇給日において育児休業中の職員及び前年4月2日から昇給日までの間に おいて育児休業から職務復帰した職員 (5) 昇給日において専従休職(第85条第5項に定めるものをいう。以下同じ。) 中の職員及び前年4月2日から昇給日までの間において専従休職から復職し た職員 (6) 昇給日において公職就任休職(第85条第7項に定めるものをいう。以下同 じ。)中の職員及び前年4月2日から昇給日までの間において公職就任休職か ら復職した職員 (7) 昇給日において自己啓発等休職(第85条第8項に定めるものをいう。以下 同じ。)中の職員及び前年4月2日から昇給日までの間において自己啓発等休 職から復職した職員 (基礎昇給の特例等) 第24条 前条第1号、第2号又は第3号の規定に該当した職員が復職等後3か 月以上正規の勤務を行うに至った場合等においては、基礎昇給の特例として、 個別に定めるところにより、昇給させることができる。 2 前条第4号から第7号までのいずれかの規定に該当した職員が職務復帰等し た場合においては、調整による昇給として、個別に定めるところにより、昇給

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させることができる。 (加算昇給の種類) 第25条 加算昇給の種類は、定数による加算昇給及び特別の事由による加算昇 給とする。 (定数による加算昇給) 第26条 勤務成績が特に良好な職員は、国家公務員の昇給の基準に準じて、別 に定めるところにより、上位の号俸又は基本給月額に昇給させることができる。 (特別の事由による加算昇給) 第27条 勤務成績が特に良好な職員であって、業務上の災害により死亡し、又 は業務上の災害により著しい障害の状態となったため退職する場合については、 第16条第2項の規定にかかわらず、事由が発生した日において現に受けてい る号俸又は基本給月額から4号俸上位の号俸又は基本給月額に昇給させること ができる。 第5節 基本給是正 (休職者が復職した場合等の基本給是正) 第28条 休職等により基礎昇給を停止された者又は昇給の欠格基準に該当した 者が次の各号のいずれかに該当する場合においては、他の職員との均衡上必要 と認められる範囲内で、個別に定めるところにより、その者の基本給を是正す ることができる。 (1) 業務傷病等休職(第85条第1項に定めるものをいう。以下同じ。)又は起 訴休職(無罪確定のものに限る。)にされた者が復職した場合 (2) 私傷病休職にされた者が復職後3か月以上正規の勤務を行うに至った場合 (3) 病気休暇、休職(起訴休職は無罪確定のものに限る。)、育児部分休業、介護 休業又は介護部分休業により昇給の欠格基準の規定に該当後一定の期間が経 過した場合 (4) 育児休業、専従休職、公職就任休職又は自己啓発等休職から職務復帰等後一 定の期間が経過した場合 (上位資格取得の場合の基本給是正) 第29条 職員が新たに上位の学歴免許等の資格を取得し、その資格により採用 されたとしたときの初任給が現に受ける基本給を上回る場合は、他の職員との 均衡上必要と認められる範囲内で、その者の基本給を是正することができる。

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第6節 職種変更 (職種変更) 第30条 職員が担当する職務内容の変更に伴い、他の職種に異動した場合は、 異動後の職種に従来から在職していたものとして再計算により求められる職務 の級及び号俸又は基本給月額を限度として、その職務の級及び号俸又は基本給 月額を定める。 第7節 基本給の調整額 (基本給の調整額) 第31条 第10条の規定による基本給の調整額(以下この条において「調整額」 という。)は、企画職調整額とする。 2 調整額は月額とし、その支給月額は、別表第10「基本給の調整額支給月額 表」において定める支給月額欄に掲げる額とする。 3 企画職調整額は、企画職の職員に対して支給する。 (調整額の取扱い) 第32条 調整手当、夏季手当、年末手当、退職手当等基本給を基礎として算出 支給されるものの計算に当たっては、基本給月額に調整額を加えた額により取 り扱う。 2 昇格、降格及び昇給等を行う場合は、調整額は加えず、基本給月額を基礎と して行う。 第3章 諸手当 第1節 扶養手当 (支給範囲) 第33条 扶養手当は、職員のうち扶養親族のある者に支給する。 2 前項に定める扶養親族は、次に掲げる者で他に生計の途がなく主として職員 の扶養を受けているものとする。 (1) 配偶者(婚姻の届出をしないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含 む。以下この節において同じ。) (2) 満 22 歳に達する日以後の最初の3月 31 日までの間にある子(以下この節 において「満 22 歳以下の子」という。) (3) 満 60 歳以上の父母及び祖父母 (4) 満 22 歳に達する日以後の最初の3月 31 日までの間にある弟妹及び孫 (5) 重度心身障害者

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(手当額) 第34条 扶養手当の月額は、前条第2項第1号に該当する扶養親族については 12,000 円とし、同項第2号に該当する扶養親族については一人につき 3,100 円 (配偶者を欠く職員の場合は、満 22 歳以下の子のうち1人については、10,800 円)とし、同項第3号から第5号までに該当する扶養親族については1人につ き 1,500 円とする。ただし、職員が扶養親族でない配偶者を有する場合で、か つ、前条第2項第2号から第5号までに該当する扶養親族(以下「扶養親族た る子、父母等」という。)を有する場合の扶養親族たる子、父母等のうち1人に 係る手当額については、その1人が同項第2号に該当する扶養親族である場合 は 4,000 円とし、同項第3号から第5号までに該当する扶養親族である場合は 2,500 円とする。 2 扶養親族たる子、弟妹及び孫(以下「子等」という。)のうちに満 15 歳に達 する日の翌日以後の最初の4月1日から満 22 歳に達する日以後の最初の3月 31 日までの間(以下「特定期間」という。)にある子等がいる場合における扶 養手当の月額は、前項の規定にかかわらず、5,000 円に特定期間にある当該扶 養親族たる子等の数を乗じて得た額を同項の規定による額に加算した額とする。 (届出) 第35条 新たに職員となった者に扶養親族がある場合又は職員に次の各号のい ずれかに該当する事実が生じた場合は、職員は、そのこと(新たに職員となっ た者に扶養親族がある場合又は職員に第1号に該当する事実が生じた場合にお いて、その者が扶養親族でない配偶者を有するときは、そのことを含む。)を扶 養親族届に記載の上、当該事実を証明する資料を添付して速やかに機構に届け 出なければならない。 (1) 新たに扶養親族としての要件を備えるに至った者がある場合 (2) 扶養親族としての要件を欠くに至った者がある場合(第33条第2項第2 号又は第4号に該当する扶養親族が、満 22 歳に達した日以後の最初の3月 31 日の経過により、扶養親族としての要件を欠くに至った場合を除く。) (3) 扶養親族である満 22 歳以下の子がある職員が配偶者のない者となった場 合(前号に該当する場合を除く。) (4) 扶養親族である満 22 歳以下の子がある職員が配偶者を有するに至った場 合(第1号に該当する場合を除く。) (5) 扶養親族たる子、父母等がある職員が扶養親族でない配偶者を有する者か ら配偶者のない者となった場合(第3号に該当する場合を除く。) (6) 扶養親族たる子、父母等がある職員が扶養親族でない配偶者を有するに至 った場合(第2号及び第4号に該当する場合を除く。) 2 職員は、前項の届出をする場合において機構から届出に係る事項を証明する に足る資料の届出を求められたときは、これに応じなければならない。

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(支給の始期、終期等) 第36条 扶養手当は、新たに職員となった者に扶養親族がある場合においては、 その者が職員となった日の属する月の翌月(その日が月の初日であるときは、 その日の属する月)、扶養親族がない職員に前条第1項第1号に掲げる事実が生 じた場合においては、その事実の生じた日の属する月の翌月(その日が月の初 日であるときは、その日の属する月)から支給を開始する。ただし、同項の規 定による届出が、これに係る事実の生じた日から 15 日を経過した後にされたと きは、その届出を受理した日の属する月の翌月(その日が月の初日であるとき は、その日の属する月)から行う。 2 扶養手当は、扶養手当を受けている職員が退職し、又は死亡した場合におい ては、それぞれの者が退職し、又は死亡した日の属する月(その日が月の初日 であるときは、その日の属する月の前月)、扶養手当を受けている職員の扶養親 族で前条第1項の規定による届出に係るもののすべてについて同項第2号に掲 げる事実が生じた場合においてはその事実の生じた日の属する月(その日が月 の初日であるときは、その日の属する月の前月)をもって支給を終わる。 3 扶養手当は、扶養手当を受けている職員について次の各号のいずれかに該当 する事実が生じた場合は、これらの事実の生じた日の属する月の翌月(これら の日が月の初日であるときは、その日の属する月)からその支給額を改定する。 ただし、前条第1項の規定による届出がこれに係る事実の生じた日から 15 日を 経過した後にされたときの扶養手当の支給額の改定については、その届出を受 理した日の属する月の翌月(その日が月の初日であるときは、その日の属する 月)から行う。 (1) 扶養手当を受けている職員について更に前条第1項第1号に掲げる事実が 生じた場合 (2) 扶養親族である配偶者について前条第1項第2号に掲げる事実が生じた場 合で、扶養親族たる子、父母等に係る扶養手当を受けている場合 (3) 扶養手当を受けている職員について前条第1項第3号に掲げる事実が生じ た場合 (4) 扶養手当を受けている職員について前条第1項第4号に掲げる事実が生じ た場合で、当該配偶者が扶養親族の要件を欠く場合 (5) 扶養手当を受けている職員について前条第1項第6号に掲げる事実が生じ た場合 4 前項の場合において、扶養親族である満 22 歳以下の子で前条第1項の規定 による届出に係るものがある職員で配偶者のないものが配偶者を有するに至っ たときの当該満 22 歳以下の子に係る扶養手当の支給額の改定については、前項 ただし書の規定にかかわらず、その事実の生じた日の属する月の翌月(その日 が月の初日であるときは、その日の属する月)から行う。

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5 扶養手当は、扶養手当を受けている職員について次の各号のいずれかに該当 する事実が生じた場合は、これらの事実の生じた日の属する月の翌月(これら の日が月の初日であるときは、その日の属する月)からその支給額を改定する。 (1) 扶養手当を受けている職員の扶養親族で前条第1項の規定による届出に係 るものの一部について同項第2号に掲げる事実が生じた場合 (2) 扶養手当を受けている職員について前条第1項第4号又は第5号に掲げる 事実が生じた場合 6 前項の場合において、扶養親族である満22歳以下の子で前条第1項の規定に よる届出に係るものがある職員で配偶者を有する者が配偶者のない者となった ときの当該満22歳以下の子に係る扶養手当の支給額の改定については、同項の 規定による届出が、これに係る事実の生じた日から15日を経過した後にされた ときは、前項の規定にかかわらず、その届出を受理した日の属する月の翌月(そ の日が月の初日であるときは、その日の属する月)から行う。 第2節 通勤手当 (支給範囲) 第37条 通勤手当は、次に掲げる職員に支給する。 (1) 通勤のため交通機関又は有料の道路(以下この節において「交通機関等」 という。)を利用し、かつ、その運賃又は料金(以下この節において「運賃等」 という。)を負担することを常例とする職員(交通機関等を利用しないで徒歩 により通勤するものとした場合の通勤距離が片道2キロメートル未満である 職員及び第3号に掲げる職員を除く。) (2) 通勤のため自転車(原動機付のものを除く。)、原動機付自転車及び自動車 (以下この節において「自転車等」という。)を使用することを常例とする職 員(自転車等を使用しないで徒歩により通勤するものとした場合の通勤距離 が片道2キロメートル未満である職員及び次号に掲げる職員を除く。)。ただ し、自転車等については機構がその経費を負担するものを除く。 (3) 通勤のため交通機関等を利用してその運賃等を負担し、かつ、自転車等を 使用することを常例とする職員(交通機関等を利用せず、かつ、自転車等を 使用しないで徒歩により通勤するものとした場合の通勤距離が片道2キロメ ートル未満である職員を除く。) (4) 前3号に掲げる職員以外の職員であって、次のア又はイに掲げる場合に該当 し、かつ、通勤のため交通機関等を利用して、その運賃等を負担することを 常例とする職員又は通勤のため自転車等を常例として使用する職員 ア 住居又は勤務場所のいずれかの一が離島等にあるため、交通機関等を利 用し、若しくは自転車等を使用しなければ通勤することができない又は困 難であると機構が認めた場合 イ 労働者災害補償法施行規則(昭和 30 年労働省令第 22 号)別表に掲げる

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障害に属する程度の障害があるため、交通機関等を利用し、又は自転車等 を使用しなければ通勤することが著しく困難であると機構が認めた場合 (手当額) 第38条 通勤手当の額は、次の各号に掲げる職員の区分に応じて当該各号に掲 げる額とする。 (1) 前条第1号及び第4号に掲げる職員(前条第4号に掲げる職員にあっては 交通機関等のみの利用者に限る。) 第40条に定める支給単位期間につき、機構が次条の規定により算出したそ の者の支給単位期間の通勤に要する運賃等の額に相当する額(以下第43条ま でにおいて「運賃等相当額」という。)。ただし、運賃等相当額を支給単位期間 の月数で除して得た額(以下「1か月当たりの運賃等相当額」という。)が 55,000 円を超えるときは、支給単位期間につき、55,000 円に支給単位期間の月数を 乗じて得た額(その者が2以上の交通機関等を利用するものとして当該運賃等 の額を算出する場合において、1か月当たりの運賃等相当額の合計額が 55,000 円を超えるときは、その者の通勤手当に係る支給単位期間のうち最も長い支給 単位期間につき、55,000 円に当該支給単位期間の月数を乗じて得た額) (2) 前条第2号及び第4号に掲げる職員(前条第4号に掲げる職員にあっては 自転車等のみの使用者に限る。) その者の使用する自転車等の種類及び使用区間(片道)に応じ、次の表に定 める額 自転車等の使用区間(片道) 月額 5キロメートル未満 2,000円 5キロメートル以上10キロメートル未満 4,200円 10キロメートル以上15キロメートル未満 7,100円 15キロメートル以上20キロメートル未満 10,000円 20キロメートル以上25キロメートル未満 12,900円 25キロメートル以上30キロメートル未満 15,800円 30キロメートル以上35キロメートル未満 18,700円 35キロメートル以上40キロメートル未満 21,600円 40キロメートル以上45キロメートル未満 24,400円 45キロメートル以上50キロメートル未満 26,200円 50キロメートル以上55キロメートル未満 28,000円 55キロメートル以上60キロメートル未満 29,800円 60キロメートル以上 31,600円 (3) 前条第3号及び第4号に掲げる職員(前条第4号に掲げる職員にあっては 交通機関等を利用し、かつ自転車等を使用する者に限る。) 運賃等相当額及び第2号に掲げる額(前条第3号に掲げる職員にあっては当

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該自転車等の使用区間を自転車等を使用しないで徒歩により通勤するものと した場合における通勤距離が片道2キロメートル未満であるときは、当該使用 区間に係る額を除く。)。ただし、1か月当たりの運賃等相当額に第2号に掲げ る額を加えた額が 55,000 円を超えるときは、支給単位期間につき、55,000 円 に支給単位期間の月数を乗じて得た額 (普通交通機関等に係る通勤手当の額の算出の基準並びに運賃等相当額の算出 方法) 第39条 普通交通機関等(新幹線鉄道等及び橋等以外の交通機関をいう。以下 同じ。)に係る通勤手当の額は、運賃、時間、距離等の事情に照らし最も経済的 かつ合理的と認められる通常の通勤の経路及び方法により算出する。 2 前項に規定する通勤の経路及び方法は、往路と帰路を異にし、又は往路と帰 路におけるそれぞれの通勤の方法を異にするものであってはならない。ただし、 割り振られた正規の勤務時間が深夜に及ぶためこれにより難い場合等やむを得 ない事由があると機構が認めた場合は、この限りでない。 3 運賃等相当額は、前2項に規定する通常の通勤の経路及び方法によって、次 の各号により算出した額の総額とする。 (1) 通勤用定期乗車券(これに準ずるものを含む。以下「定期券」という。)を 使用することが最も経済的かつ合理的であると認められる普通交通機関等通 用期間が支給単位期間である定期券の価額 (2) 回数乗車券等を使用することが最も経済的かつ合理的であると認められる 普通交通機関等当該回数乗車券等の通勤 21 回分(勤務時間の割り振りを行わ ない時間の指定により、平均1か月当たりの通勤所要回数が 21 回を超える職 員にあっては、当該平均1か月当たりの通勤所要回数分)の運賃等の額 (3) 前項ただし書に該当する場合は、往路及び帰路において利用するそれぞれ の普通交通機関等について、前2号の規定による算出方法に準じて算出した 額 (支給単位期間) 第40条 支給単位期間は、通勤手当の支給となる期間として6か月を超えない 範囲内で1か月を単位として次の各号に掲げる普通交通機関等、新幹線鉄道等 又は橋等の区分に応じ、当該各号に定める期間とする。 (1) 定期券を使用することが最も経済的かつ合理的であると認められる普通 交通機関等、新幹線鉄道等又は橋等 当該普通交通機関等、新幹線鉄道等又は橋等において発行されている定期 券の通用期間のうちそれぞれ6か月を超えない範囲内で最も長いものに相当 する期間。ただし、新幹線鉄道等又は橋等に係る通勤手当を支給されている 場合であって、普通交通機関等に係る定期券及び新幹線鉄道又は橋等に係る 定期券が一体として発行されているときにおける当該普通交通機関等にあっ

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ては、当該新幹線鉄道等又は橋等に係る通勤手当に係る支給単位期間に相当 する期間 (2) 回数乗車券を使用することが最も経済的かつ合理的であると認められる 普通交通機関等、新幹線鉄道等又は橋等 1か月 (3) 第1号に掲げる普通交通機関等、新幹線鉄道等又は橋等について、同号に 定める期間に係る最初の月の前月以前に、定年による退職その他退職をする こと、長期間の研修をするために旅行をすること、勤務態様の変更により通 勤のため負担する運賃等の額に変更があること等の事由が同号に定める期間 に係る最初の月の初日において明らかである場合には、当該事由が生ずるこ ととなる日の属する月(その日が月の初日である場合にあっては、その日の 属する月の前月)までの期間について、同号の規定にかかわらず、同号の規 定に準じて支給単位期間を定めることができる。 (届出) 第41条 新たに第37条に規定する職員としての要件を備えるに至った者は、 その通勤の実情等を通勤届に記載の上、速やかに機構に届け出なければならな い。 2 通勤手当の支給を受けている職員が、次の各号のいずれかに該当する場合(次 項に該当する場合を除く。)についても前項の規定と同様とする。 (1) 勤務場所を異にして異動した場合 (2) 住居、通勤経路若しくは通勤方法を変更し、又は通勤のため負担する運賃 等の額に変更があった場合 3 職員は、前項第2号に掲げる変更により第37条各号に掲げる職員としての 要件を欠くに至った場合には、前2項の規定の例により速やかに届け出なけれ ばならない。 4 職員は、前3項の規定により届出をする場合において、機構から定期券の提 示又は必要な証明資料等の提出を求められたときは、これに応じなければなら ない。 (支給の始期、終期等) 第42条 通勤手当の支給は、職員が新たに第37条に規定する者としての要件 を備えるに至った日の属する月の翌月(その日が月の初日であるときは、その 日の属する月)から開始し、職員が同条に規定する要件を欠くに至った日の属 する月(その日が月の初日であるときは、その日の属する月の前月)をもって 終わる。ただし、前条の規定による届出が、これに係る事実の生じた日から 15 日を経過した後にされたときは、その届出を受理した日の属する月の翌月(そ の日が月の初日であるときは、その日の属する月)から行う。 2 通勤手当を受けている職員にその額を変更すべき事実が生じたときは、その

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事実の生じた日の属する月の翌月(その日が月の初日であるときは、その日の 属する月)から支給額を改定する。前項ただし書の規定は、通勤手当の額を増 額して改定する場合における支給額の改定について準用する。 (返納の事由及び額等) 第43条 通勤手当を支給される職員について次の各号に掲げるいずれかの事由 が生じた場合には、当該職員に、支給単位期間のうちこれらの事由が生じた後 の期間を考慮して次項で定める額を返納させるものとする。 (1) 退職し、若しくは死亡した場合又は第37条の職員たる要件を欠くに至っ た場合 (2) 通勤経路若しくは通勤方法を変更し、又は通勤のため負担する運賃等の額 に変更があったことにより、通勤手当の額が改定される場合 (3) 月の途中において休職にされ、専従許可を受け、派遣され、育児休業を承 認され、又は停職にされた場合であって、これらの期間が2以上の月にわた ることとなるとき (4) 出張、休暇、介護休業、欠勤その他事由により、月の初日から末日までの 期間の全日数にわたって通勤しないこととなるとき 2 普通交通機関等に係る通勤手当に係る返納させる額は、次の各号に掲げる場 合の区分に応じ、当該各号に定める額とする。 (1) 1か月当たりの運賃相当額等(第37条第3号に掲げる職員にあっては、 1か月当たりの運賃相当額及び第37条第2号に定める額の合計額。以下こ の項において同じ。)が 55,000 円以下であった場合 前項第2号に掲げる事由 が生じた場合にあっては当該事由に係る普通交通機関等(同号の改定後に1 か月当たりの運賃等相当額等が 55,000 円を超えることとなるときは、その者 の利用するすべての普通交通機関等)、同項第1号、第3号又は第4号に掲げ る事由が生じた場合にあってはその者の利用するすべての普通交通機関につ き、使用されるべき通用期間の定期券の運賃等の払戻しを、次に掲げる事由 の区分に応じ、それぞれ次に定める月(以下この条において「事由発生月」 という。)の末日にしたものとして得られる額(次号において「払戻金相当額」 という。) ア 前項第1号に掲げる事由 当該事由が生じた日の属する月(その日が月の初日である場合にあっては、 その日の属する月の前月) イ 前項第2号に掲げる事由 通勤手当の額が改定される月の前月 ウ 前項第3号に掲げる事由 同号の期間の開始した日の属する月 エ 前項第4号に掲げる事由

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当該通勤しないこととなる月の前月(病気休暇等の期間が当該通勤しない こととなる月の中途までの期間とされていた場合であって、その後の事情の 変更によりやむを得ず当該病気休暇等の期間がその月の初日から末日まで の期間の全日数にわたることとなるとき等、その月の初日から末日までの期 間の全日数にわたって通勤しないこととなることについてその月の前月の 末日において予見し難いことが相当と認められる場合にあっては、当該通勤 しないこととなる月) (2) 1か月当たりの運賃等相当額等が 55,000 円を超えていた場合 次に掲げる 場合の区分に応じ、それぞれ次に定める額 ア イに掲げる場合以外の場合 55,000 円に事由発生月の翌月から支給単位期 間に係る最後の月までの月数を乗じて得た額又は前項各号に掲げる事由に 係る普通交通機関等についての払戻金相当額のいずれか低い額(事由発生月 が支給単位期間に係る最後の月である場合にあっては、0円) イ 2以上の交通機関を利用し、かつ、1か月当たりの運賃等相当額等が 55,000 円を超えて支給されていた場合 55,000 円に事由発生月の翌月から 直近の9月又は3月までの月数を乗じて得た額又はその者の利用するすべ ての普通交通機関等についての払戻金相当額及び未使用定期券の価額、回数 乗車券に直近の9月又は3月までの月数を乗じて得た額又は第38条第1 項第2号に定める額に直近の9月又は3月までの月数を乗じて得た額の合 計額のいずれか低い額(事由発生月が当該期間に係る最後の月である場合に あっては、0円) 3 新幹線鉄道等に係る通勤手当に係る返納させる額は、次の各号に掲げる場合 の区分に応じ、当該各号に定める額とする。 (1) 1か月当たりの特別料金等2分の1相当額(2以上の新幹線鉄道等を利用 するものとして通勤手当を支給される場合にあっては、その合計額。以下こ の項において「1か月当たりの特別料金等2分の1相当額等」という。)が 20,000 円以下であった場合 第1項第2号に掲げる事由が生じた場合にあっ ては当該事由に係る新幹線鉄道等(同号の改定後に1か月当たりの特別料金 等2分の1相当額等が 20,000 円を超えることとなるときは、その者の利用す るすべての新幹線鉄道等)、同項第1号、第3号又は第4号に掲げる事由が生 じた場合にあってはその者の利用するすべての新幹線鉄道等につき、使用さ れるべき通用期間の定期券の特別料金等の払戻しを、事由発生月の末日にし たものとして得られる額の2分の1に相当する額(次号において「払戻金2 分の1相当額」という。) (2) 1か月当たりの特別料金等2分の1相当額等が 20,000 円を超えていた場合、 次に掲げる場合の区分に応じ、それぞれ次に定める額 ア イに掲げる場合以外の場合、20,000 円に事由発生月の翌月から支給単位 期間に係る最後の月までの月数を乗じて得た額又は第1項各号に掲げる事 由に係る新幹線鉄道等についての払戻金2分の1相当額のいずれか低い額

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(事由発生月が支給単位期間に係る最後の月である場合にあっては、0円) イ 2以上の新幹線鉄道等を利用するものとして新幹線鉄道等に係る通勤手 当を支給されている場合 20,000 円に事由発生月の翌月から直近の9月又 は3月までの月数を乗じて得た額又はその者の利用するすべての新幹線鉄 道等についての払戻金2分の1相当額及び未使用定期券の価額の2分の1 相当額又は回数乗車券に直近の9月又は3月までの月数を乗じて得た額の 2分の1相当額の合計額のいずれか低い額(事由発生月が当該期間に係る最 後の月である場合にあっては、0円) 4 橋等に係る通勤手当に係る返納させる額は、第1項第2項に掲げる事由が生 じた場合にあっては当該事由に係る橋等、同項第1号、第3号又は第4号に掲 げる事由が生じた場合にあってはその者の利用する橋等につき、使用されるべ き通用期間の定期券の特別運賃等の払戻しを、事由発生月の末日にしたものと して得られる額とする。 第3節 住居手当 (支給範囲) 第44条 住居手当は、次の各号のいずれかに該当する職員に支給する。 (1) 自ら居住するため住宅(貸間を含む。)を借り受け、現にその住宅に居住し、 月額 12,000 円を超える家賃(使用料を含む。以下第46条までにおいて同 じ。)を支払っている職員であって、次のアからウに該当しない者 ア 出向元の有料社宅等に居住している職員 イ 「借上宿舎規程」に規定する有料宿舎に居住している職員 ウ 父母又は配偶者の父母が居住している住宅(貸間を含む。)の一部を借り 受けてこれに居住している職員 (2) 第58条の規定により単身赴任手当を支給される職員で、配偶者が居住す るための住宅(第1号のア、イ及びウに規定する社宅、宿舎及び住宅を除く。) を借り受け、月額 12,000 円を超える家賃を支払っている者 (手当額) 第45条 住居手当の月額は、次の各号に掲げる職員の区分に応じて、当該各号 に掲げる額とする。 (1) 前条第1号に掲げる職員 次のア又はイに掲げる職員の区分に応じて、ア又はイに掲げる額(その額 に 100 円未満の端数が生じたときは、これを切り捨てた額)に相当する額 ア 月額 23,000 円以下の家賃を支払っている職員 家賃の月額から 12,000 円を控除した額

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イ 月額 23,000 円を超える家賃を支払っている職員 家賃の月額から 23,000 円を控除した額の2分の1に相当する額(その額 が 16,000 円を超えるときは、16,000 円)を 11,000 円に加算した額 (2) 前条第2号に掲げる職員 第1号の規定の例により算出した額の2分の1に相当する額(その額に100 円未満の端数が生じたときは、これを切り捨てた額) (届出) 第46条 新たに第44条に規定する職員としての要件を備えるに至った者は、 その住居の実情等を住居届に記載の上、当該要件を備えていることを証明する 資料を添付して速やかに機構に届け出なければならない。 2 住居手当を受けている職員であって、第44条第1号に掲げる者の住居届記 載事項に変更があった場合(次項に該当する場合を除く。)についても前項の規 定と同様とする。 3 職員は、前条各号に該当し、第44条各号に掲げる者としての要件を欠くに 至った場合には、前2項の規定の例により速やかに機構に届け出なければなら ない。 4 職員は、前3項の届出をする場合において、機構から契約書、家賃の領収書 その他届出に係る事項を証明するに足る資料の提示を求められたときは、これ に応じなければならない。 (支給の始期、終期等) 第47条 住居手当の支給は、職員が新たに第44条に規定する者としての要件 を備えるに至った日の属する月の翌月(その日が月の初日であるときは、その 日の属する月)から開始し、職員が同条に規定する要件を欠くに至った日の属 する月(その日が月の初日であるときは、その日の属する月の前月)をもって 終わる。ただし、前条第1項の規定による届出が、これに係る事実の生じた日 から 15 日を経過した後にされたときは、その届出を受理した日の属する月の翌 月(その日が月の初日であるときは、その日の属する月)から行う。 2 住居手当を受けている職員にその月額を変更すべき事実が生じたときは、そ の事実の生じた日の属する月の翌月(その日が月の初日であるときは、その日 の属する月)から、支給額を改定する。前項ただし書の規定は、住居手当の月 額を増額して改定する場合について準用する。 第4節 調整手当 (支給範囲) 第48条 調整手当は、東京都特別区に在勤する職員に支給する。

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(手当額) 第49条 調整手当の月額は、基本給の月額並びに扶養手当及び管理職手当の月 額の合計額に 100 分の 14 を乗じて得た額(その額に5円未満の端数が生じた ときはこれを切り捨て、5 円以上 10 円未満の端数が生じたときはこれを 10 円 に切り上げた額)とする。 第5節 管理職手当 (支給範囲) 第50条 管理職手当は、部長、企画役、課長、調査役及び課長代理に支給する。 (手当額) 第51条 管理職手当の月額は、別表第11に掲げる支給区分に応じ、次の表に 掲げる額とする。 支給 区分 支 給 額 5-Ⅱ号 188,000円 5号 163,000円 4-Ⅱ号 152,000円 4号 142,000円 3-Ⅱ号 123,000円 3号 106,000円 2-Ⅱ号 97,000円 2号 93,000円 1号 30,000円 第6節 超過勤務手当 (支給範囲) 第52条 超過勤務手当は、職員(管理職手当の支給を受ける者(課長、調査役 及び課長代理を除く。)を除く。第54条及び第56条において同じ。)が割り 振られた正規の勤務時間を超えて勤務することを命ぜられて勤務したとき又は 週休日に勤務することを命ぜられて勤務したときに支給する。 第53条 超過勤務手当の額は、月の初日から末日までの期間(以下「給与期間」 という。)における超過勤務手当の支給対象時間(休憩時間以外の時間とする。 以下この条において「超過勤務手当支給対象時間」という。)に、勤務1時間当 たりの給与額(基本給の月額並びに基本給及び扶養手当の月額に係る調整手当 の月額の合計額に12を乗じたものを2080で除して得た額をいう。以下同

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じ。)に次の各号に掲げる勤務時間の区分に応じ、当該各号に掲げる割合を乗じ て得た額(その額に、50銭未満の端数が生じたときはこれを切り捨て、50 銭以上1円未満の端数が生じたときはこれを1円に切り上げた額)を乗じて得 た額とする。 (1) 正規の勤務時間が割り振られた日(次条の規定により祝日給が支給される こととなる日を除く。)における正規の勤務時間を超えた勤務時間 100 分の125 (2) 週休日又は次条の規定により祝日給が支給されることとなる日における 正規の勤務時間を超えた勤務時間 100分の135 2 前項の規定にかかわらず、次の各号に掲げる勤務時間に係る超過勤務手当の 額は、超過勤務手当支給対象時間に、勤務1時間当たりの給与額を乗じて得た 額に次の各号に掲げる勤務時間の区分に応じ、当該各号に掲げる割合を乗じて 得た額(その額に、50銭未満の端数が生じたときはこれを切り捨て、50銭 以上1円未満の端数が生じたときはこれを1円に切り上げた額)を乗じて得た 額とする。 (1) 給与期間における超過勤務手当支給対象時間(週休日のうち日曜日におけ る勤務時間を除く。以下この項において同じ。)のうち60時間を超えた勤 務時間 100分の150 (2) 1年間(4月1日から翌年3月31日までの期間をいう。)における超過 勤務手当支給対象時間の累計時間のうち360時間を超えた勤務時間(前項 第2号又は前号に掲げる勤務時間に該当するものを除く。) 100分の1 30 (3) 2か月間(4月1日から5月31日までの期間、6月1日から7月31日 までの期間、8月1日から9月30日までの期間、10月1日から11月3 0日までの期間、12月1日から翌年1月31日までの期間又は2月1日か ら3月31日までの期間をいう。)における超過勤務手当対象時間の累計時 間のうち81時間を超えた勤務時間(前項第2号又は第1号若しくは前号に 掲げる勤務時間に該当するものを除く。) 100分の130 第7節 祝日給 (支給範囲) 第54条 祝日給は、職員が祝日において、割り振られた正規の勤務時間中に勤 務することを命ぜられて勤務(以下「祝日勤務」という。)したときに支給する。 ただし、規則の定めによる祝日代休が指定された場合の祝日勤務については、 祝日給を支給しない。 2 祝日代休付与日に勤務することを命ぜられて勤務し、かつ、祝日代休付与日 の変更を行わなかった場合は、前項の規定にかかわらず、当該勤務(時間単位

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で指定された祝日代休にあっては、指定された時間)について祝日給を支給す る。 3 職員が1月1日から1月3日までの各日(祝日を除く。)において勤務した正 規の勤務時間については、祝日における勤務に準じて祝日給を支給する。 (手当額) 第55条 祝日給の額は、給与期間における祝日給の支給対象時間(休憩時間以 外の時間とする。)に、勤務1時間当たりの給与額に100分の135を乗じて 得た額(その額に、50銭未満の端数が生じたときはこれを切り捨て、50銭 以上1円未満の端数が生じたときはこれを1円に切り上げた額)を乗じて得た 額とする。 第8節 夜勤手当 (支給範囲) 第56条 夜勤手当は、職員が午後 10 時から翌日の午前5時までの間に勤務した ときに支給する。 (手当額) 第57条 夜勤手当の額は、給与期間における夜勤手当の支給対象時間(休憩時 間以外の時間とする。)に、夜間勤務1時間当たりの手当額を乗じて得た額を支 給する。 2 前項の夜間勤務1時間当たりの手当額は、基本給の月額及び調整手当の月額 の合計額(管理職員については、基本給月額、管理職手当の月額及び調整手当 の月額の合計額)に12を乗じたものを2080で除した額に100分の25 を乗じて得た額(その額に、50銭未満の端数を生じたときはこれを切り捨て、 50銭以上1円未満の端数を生じたときはこれを1円に切り上げた額)とする。 第9節 単身赴任手当 (支給範囲) 第58条 単身赴任手当は、出向元において単身赴任手当を受給していた又は勤 務場所を異にする出向(職員が自己都合により出向を希望し、その希望が満た されて出向となった場合を除く。)又は勤務する勤務場所の移転(以下この条に おいて「異動・移転」という。)に伴い住居を移転し、次の各号のいずれかに掲 げるやむを得ない事情により同居していた配偶者と別居することになった職員 で、当該異動・移転の直前の住居から当該異動・移転の直後に勤務する勤務場 所に通勤することが困難であると認められる者のうち、単身で生活することを 常況とする者に対して支給する。ただし、配偶者の住居から勤務する勤務場所

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に通勤することが困難であると認められない場合は、この限りではない。 (1) 配偶者が、疾病等により介護を必要とする状態にある者若しくは配偶者の 父母又は同居の親族を介護すること (2) 配偶者が学校教育法第1条に規定する学校その他の教育施設に在学して いる子を養育すること (3) 配偶者が引き続き就業すること (4) 配偶者が職員又は配偶者の所有に係る住宅(これに準ずる住宅を含む。) を管理するため、引き続き当該住宅に居住すること (5) 配偶者が社員と同居できないと認められる前4号の一に類する事情があ ること (手当額) 第59条 単身赴任手当の月額は、職員の住居と配偶者の住居との間の交通距離 に応じ、次の表に定める額とする。 職員の住居と配偶者の住居との間の交通距離 支給額 100 キロメートル未満 30,000 円 100 キロメートル以上 300 キロメートル未満 38,000 円 300 キロメートル以上 500 キロメートル未満 46,000 円 500 キロメートル以上 700 キロメートル未満 54,000 円 700 キロメートル以上 900 キロメートル未満 62,000 円 900 キロメートル以上 1,100 キロメートル未満 70,000 円 1,100 キロメートル以上 1,300 キロメートル未満 76,000 円 1,300 キロメートル以上 1,500 キロメートル未満 82,000 円 1,500 キロメートル以上 2,000 キロメートル未満 88,000 円 2,000 キロメートル以上 2,500 キロメートル未満 94,000 円 2,500 キロメートル以上 100,000 円 (届出) 第60条 新たに第58条に規定する職員たる要件を備えるに至った者は、配偶 者との別居の状況等を単身赴任届に記載の上、当該要件を備えていることを証 明する資料を添付して速やかに機構に届け出なければならない。単身赴任手当 の支給を受けている職員の住居、同居者、配偶者の住居等に変更があった場合 についても同様とする。 (支給の始期及び終期) 第61条 単身赴任手当の支給は、職員が新たに第58条に規定する職員たる要 件を備えるに至った日の属する月の翌月(その日が月の初日であるときは、そ の日の属する月)から開始し、職員が第58条に規定する職員たる要件を欠く に至った日の属する月(その日が初日であるときは、その日の属する月の前月) をもって終わる。ただし、前条の規定による届出が、これに係る事実の生じた 日から 15 日を経過した後にされたときは、その届出を受理した日の属する月の 翌月(その日が月の初日であるときは、その日の属する月)から行う。

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2 単身赴任手当を受けている職員にその月額を変更すべき事実が生じたときは、 その事実の生じた日の属する月の翌月(その日が月の初日であるときは、その 日の属する月)からその支給額を改定する。前項ただし書の規定は、単身赴任 手当の月額を増額して改定する場合について準用する。 第10節 管理職員特別勤務手当 (支給範囲) 第62条 管理職員特別勤務手当は、管理職手当の支給を受ける職員(課長、調 査役及び課長代理を除く。)が、臨時又は緊急の必要その他の業務の運営の必要 により週休日又は祝日に勤務したときに支給する。 (手当額) 第63条 管理職員特別勤務手当の額は、前条に規定する勤務1回(勤務した時 間が1時間未満の場合を除く。)につき、支給区分及び勤務した時間に応じて次 の表に掲げる額とする。 支給区分 手当額 勤務した時間が6時間未満 勤務した時間が6時間以上 4号、4-Ⅱ号、5号及び5-Ⅱ号 12,000円 18,000円 2号、2-Ⅱ号、3号及び3-Ⅱ号 10,000円 15,000円 第11節 夏期手当等 (一般職員に対する夏期手当) 第64条 職員のうち、企画職基本給表の適用を受ける職員(以下第69条まで 「一般職員」という。)に対する夏期手当は、一般職員のうち、次の各号に該当 する者に支給する。 (1) 6月1日(以下「夏期手当基準日」という。)に在職する一般職員。ただし、 次のアからエまでのいずれかに該当する者を除く。 ア 休職中の者(業務傷病等休職にされた者及びウに該当する者を除く。) イ 停職(1か月未満の停職を除く。)中の者 ウ 専従休職又は公職就任休職中の者 エ 育児休業中の一般職員のうち、夏期手当基準日以前6か月以内の期間(以 下「夏期手当対象期間」という。)において勤務した期間がない者 (2) 夏期手当基準日前1か月以内に退職(解雇、懲戒解雇及び諭旨解雇を除く。) し、又は死亡した者。ただし、次のア又はイのいずれかに該当する者を除く。 ア 夏期手当等基準日に職員として在職する者 イ 退職又は死亡の時において前号のアからエまでのいずれかに該当する者

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なお、休職とされていた者については、業務傷病等休職にされた者を除く。 2 夏期手当の支給額は、次の各号に定める額とする。 (1) 次の算式により算出された額 (A+B+C)×D×E (注 1) 上記算式の記号は、次に掲げるものをいう。 A:夏期手当基準日において受けるべき基本給の月額 B:夏期手当基準日において受けるべき扶養手当の月額 C:夏期手当基準日において受けるべき調整手当の月額 D:次のアからウまでに掲げる夏期手当対象期間内における在職期間に応じ た割合 ア 在職期間6か月 100 分の 100 イ 在職期間3か月以上6か月未満 100 分の 60 ウ 在職期間3か月未満 100 分の 30 E:支給の都度定める割合 (注 2) 「(A+B+C)」の合計額は、以下「夏期手当算定基礎額」という。 (2) 前号の支給額を算定する場合において、別表第12「職務段階別等加算適 用対象者表」(第1一般職員用。以下次条までにおいて「加算対象者表」とい う。)に該当する者(以下この条及び次条において「加算対象職員」という。) については、夏期手当算定基礎額に次の算式により算出された額を加えた額 をもって加算対象職員に対する夏期手当算定基礎額とする。 (A+B)×C (注 1) 上記算式の記号は、次に掲げるものをいう。 A:夏期手当基準日において受けるべき基本給の月額 B:夏期手当基準日において受けるべき基本給の月額に係る調整手当の月額 C:加算対象者表に掲げるそれぞれの職務段階別等に応じた支給率 (注 2) 上記算式により生じた1円未満の端数は切り捨てる。 (3) 夏期手当対象期間において懲戒処分を受けた者については、第1号及び第 2号の規定により求められる額から、次の算式により算出された額を減額す る。 (A+B)×C×D (注 1) 上記算式の記号は、次に掲げるものをいう。 A:夏期手当基準日において受けるべき基本給の月額 B:夏期手当基準日において受けるべき基本給の月額に係る調整手当の月 額 C:次のアからウまでに掲げる夏期手当対象期間内における在職期間に応 じた割合 ア 在職期間6か月 100 分の 100 イ 在職期間3か月以上6か月未満 100 分の 60

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ウ 在職期間3か月未満 100 分の 30 D:懲戒処分の種類に応じ、次条第2項第1号イの表に定める懲戒処分に 係るC評定の割合から減じる割合 (注 2) 同一の夏期手当対象期間において、2以上の処分量定の異なる懲戒処 分を受けた場合は、最も重い処分量定に係る懲戒処分に係るC評定の割合 から減じる割合を適用するものとする。 (4) 夏期手当対象期間に復職した一般職員が、夏期手当を支給される場合にお いて、その者に対する前3号の定めによる額が、その者が夏期手当基準日ま で引き続き休職とされていたものと仮定して、第85条の規定を適用して求 められる額に達しないときは、前3号の定めにかかわらず、第85条の規定 を適用して求められる額をもって、その者に対する支給額とする。 (一般職員に対する年末手当) 第65条 年末手当は、12 月1日(以下「年末手当基準日」という。)に在職す る一般職員(年末手当基準日前1か月以内に退職(解雇、懲戒解雇及び諭旨解雇 を除く。)し、又は死亡した者を含む。)に支給する。ただし、年末手当基準日 において前条第1項第1号のアからウまでのいずれかに該当する者である場合 (同項同号のウを適用する場合には、「夏期手当基準日」とあるのは「年末手当 基準日」と読み替える。)及び年末手当基準日前1か月以内に退職(解雇、懲戒 解雇及び諭旨解雇を除く。)し、又は死亡した者のうち、前条第1項第2号のア 又はイのいずれかに該当する者を除く。 2 年末手当の支給額は、次の各号に定める額とする。 (1) 次のア及びイに定める額の合計額 ア 次の算式により算出された額 (A+B+C)×D×E (注 1) 上記算式の記号は、次に掲げるものをいう。 A:年末手当基準日において受けるべき基本給の月額 B:年末手当基準日において受けるべき扶養手当の月額 C:年末手当基準日において受けるべき調整手当の月額 D:次のアからウまでに掲げる年末手当基準日以前6か月の期間(以下「年 末手当対象期間」という。)内における在職期間に応じた割合 (ア) 在職期間6か月 100 分の 100 (イ) 在職期間3か月以上6か月未満 100 分の 60 (ウ) 在職期間3か月未満 100 分の 30 E:支給の都度定める割合 (注 2) 「(A+B+C)」の合計額は、以下「年末手当算定基礎額(基本分)」 という。 (注 3) Dの在職期間には、年末手当対象期間における3か月以内の休職期間

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(休職が複数ある場合は、これを通算する。)及び育児休業期間の2分 の1の期間を含む。 イ 次の算式により算出された額 (A+B)×C×D (注 1) 上記算式の記号は、次に掲げるものをいう。 A:年末手当基準日において受けるべき基本給の月額 B:年末手当基準日において受けるべき基本給の月額に係る調整手当の月額 C:年末手当対象期間内における在職期間に応じた割合 (ア) 在職期間6か月 100 分の 100 (イ) 在職期間3か月以上6か月未満 100 分の 60 (ウ) 在職期間3か月未満 100 分の 30 D:次表に定める評定区分に応じた成績率 評 定 区 分 成 績 率 A 評 定 C評定の割合に100分の30を加えた割合 B 評 定 C評定の割合に100分の20を加えた割合 C 評 定 支給の都度定める割合 D評定 戒 告 C評定の割合から100分の20を減じた割合 減 給 C評定の割合から100分の30を減じた割合 停職(1か月未満の停 職に限る。) C評定の割合から100分の40を減じた割合 停職(1か月未満の停 職を除く。) C評定の割合から100分の60を減じた割合 その他 C評定の割合から100分の10を減じた割合 (注a) 懲戒処分に係るD評定の適用は、当該年末手当に係る勤務評価結果 にかかわらず、年末手当対象期間における懲戒処分について適用する。 (注b) 年末手当基準日以前1年間において、次のアからウに該当する場合 の上表に定める評定区分は、勤務評価結果にかかわらず、D評定とし、こ の場合の成績率については、C評定の割合から 100 分の 10 を減じた割合 とする。 (ア) 病気休暇(次条第1号に規定するものをいう。)が 43 日を超える場 合 (イ) 休職(次条第4号に規定するものをいう。)が 40 日を超える場合 (ウ) 部分休業(次条第5号に規定するものをいう。)の時間数を合計し、 日換算した日数が 40 日を超える場合 (注c) 同一の年末手当対象期間において、2以上の処分量定の異なる懲戒 処分を受けた場合は、最も重い処分量定に係る懲戒処分の成績率を適用す るものとする。 (注d) 一の年度において支給される夏期手当又は年末手当の対象期間に

参照

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