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測度論の練習問題(大学院入学試験問題)解答例

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Academic year: 2021

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(1)

大学院入試問題 測度論解答例測度

服部哲弥,津田稔朗

落合訂正

測度論の練習問題(大学院入学試験問題)解答例

1.測度,外測度,ルベーグ測度 

熊本大

集合族 を含む最小の 加法族を と書く. の定義から である.他方,例えば

であるが, なので である.

任意のに対して

とおくとは開集合で

だから.よって は 加法族だから

次に任意の に対して .開集合 に対し て ならば, を内部に含みしかも に含まれる区間

がある. の内 部を と書くと

だから の被覆定理より可算個の が存在し て,

.各 に対して

だから

.よって,

だから を得る.即ち .故に . 以上により,

(問 も参照のこと.)

が連続ならば

が任 意のに対して成立.ここで最後の変形で確率の連続性を用いた.これより,. 逆を言うために,先ず の右連続性

はいつでも成り立つことに注意する.実際,

が単調関数であることと確率の連続性から,

が成り立つ.さて, とすると,再び が単調関数である ことと確率の連続性から,

が成り立つ.故に, は 上連続.

以上より, が上連続であるための必要十分条件は,任意のに対してなること.

は非負増加関数で

だから,特に

だから, かつ

が必 要十分.後者は と同値.よって必要十分条件は かつ

お茶大

¾

.よって

½

¿

.よって

´µ ´µ

½

¾

´½µ ´½µ

½

¾

´µ ´µ

½

¾

だから

をそれぞれ計算しやすいように の要素達で覆い,後者に関してはの単調性も用いて

を上下から評価する正攻法( の解答例参照)でも計算できるが,軸方向の平行移動不変性

がルベーグ測度のと きと同様に示されるので,それを認めれば議論は短い.

(2)

大学院入試問題 測度論解答例測度

即ち,のときに限り と書くことにすると,

¾

¾

¾

¾

¾

½

¿

½

¾

½

¿

¾

¿

½

¾

¾

¿

½

¾

よって

¾

であるが ¾

とおく.

とする. に対して

と おくと,

であり,

かつ

その他.

だから

½

¾

¾

¾

任意のに対してこれが成り立つから

に対して同様の計算を行えば

を得る.従って,

となり,結局

を得る.

定義から任意の連続関数 に対してが成り立つ.従って

(最後の部分の議論を使わずに直接 に対して行ったように区間で覆って評価することもでき るが をあちこちに書かねばならず,解答例としては煩雑になるので省略した.)

別解の方針 落合啓之先生. !"#の定理

を用いれば, で 用いた$軸方向の平行移動不変性や, に関する鏡映不変性を用いて三角形を変形して長方形に

測度を変えずに)変形できるので,計算がエレガントに早くできる.出題の意図が!"# の定理を 既知としていないようなので詳しいことは省略するが,各自証明を工夫されたい.

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