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Microsoft Word - 総仕様WG203-1.doc

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(1)

マ ト 科 学 株 式 会 社

総合仕様書

WG203

目次

番 号 内 容 1 仕様 2 外観図 3 外形図 4 配管系統図 5 動作原理 6 操作パネル 7 結線図 8 水質の表示 9 故障診断方法 10 標準外 標準外付属 11 交換部品 12 保守点検項目 13 技術資料 14 使用前の準備とチェック

(2)

型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 1-1 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG203 仕様 改 訂 6

本体仕様

型 式 WG203 採 取 方 法 イオン交換 ⇒ 蒸留 採 取 純 水 イオン交換水・蒸留水 蒸留水製造量 約 1.8 ㍑/h 性 能 採 取 流 量 1 ㍑/min 以上 (蒸留水・イオン交換水) ボイラ 超硬質ガラス 凝縮器 超硬質ガラス 蒸留器 ヒータ セラミックヒータ 1.4kw 蒸留水貯蔵タンク ポリエチレン製 20 ㍑ 原水側フィルタ 前処理カートリッジ(PWF-1) 活性炭+中空糸膜 0.1μm イオン交換樹脂 カートリッジ ワンタッチ接続式カートリッジ型(CPC-S) 2 ㍑×2 1 本 水質計 5 段階ランプ表示 0~∞×10-4S/m・25℃(電気伝導率表示) 構 成 送水ポンプ マグネットポンプ 多目的蒸留水採取口 本体右側面 1 ケ 原水圧力範囲 0.5~5 ×100 kPa(0.5~5 kgf/cm2 電源(50/60 Hz) AC100V 15A 外 形 寸 法 *1 (幅×奥行き×高さ) 600×560×780 (mm) 規 格 重 さ 約 48 (kg) 付 属 機 構 ・水質異常警報 ・冷却水異常 ・ヒータ空焚き防止 ・ヒータ断線 ・ヒータ過熱防止 ・漏水検知 ・断水検知 ・漏電ブレーカ ・初留水排水 ・ボイラ水位計異常 ・タンク水位計異常 ・停電復帰 ・水質計異常

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(3)

作成 05・09・26 No. 1-2 付属品 給水ホース、排水ホース、接続ホース Assy 各1本 取扱説明書 1部 保証書 1枚 缶石洗浄剤(1kg) 1個 ホースクランプ 1個 前処理カートリッジ 1個 イオン交換樹脂カートリッジ 1個 * 1 外形寸法は突起部を含みません。

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(4)

型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 2-1 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG203 外観図 改 訂 6

本体

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操作パネル リセットスイッチ ボイラ ヒータ イオン交換樹脂カートリッジ (CPC-S) 採水口(蒸留水) 採水口(イオン交換水) 水位計 漏電ブレーカ 蒸留水タンク 前処理カートリッジ 多目的蒸留水採取口 漏水検知電極 ヒータ端子台 排水コック 水位計 排水口(左右 2 ヶ所) 製造番号シール

(5)

型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 3-1 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG203 外形図 改 訂 6

WG203

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(6)

型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 4-1 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG203 配管系統図 改 訂 6 ①減圧弁 ⑮ボイラ給水用電磁弁 ②圧力スイッチ ⑯初留水排水用電磁弁 ③冷却水用電磁弁 ⑰イオン交換水採取用電磁弁 ④原水供給用電磁弁 ⑱蒸留水採取用電磁弁 ⑤前処理カートリッジ(PWF-1) ⑲イオン交換水採取口 ⑥イオン交換樹脂カートリッジ(CPC-S) ⑳蒸留水採取口 ⑦フロート筒 ○21蒸留水タンク ⑧フロートスイッチ (1) ○22フロートスイッチ (3) ⑨フロートスイッチ (2) ○23エアーフィルタ ⑩ボイラ排水用コック ○24蒸留水採取ポンプ ⑪ボイラ ○25蒸留水タンク排水口 ⑫ヒータ ○26水位計 ⑬凝縮器 ○27多目的蒸留水採水口 ⑭イオン交換水水質電極

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(7)

型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 5-1 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG203 動作原理 改 訂 6 (1)ボイラ給水と蒸留動作 ●漏電ブレーカを「入」にし、電源キーを押しますと④原水供給用電磁弁、⑮ボイラ給水用電磁弁が 同時に開き、⑪ボイラに給水します。⑦フロート筒内の⑧フロートスイッチ(1)が水位検知しま すと、⑫ヒータに通電して蒸留が開始します。ボイラへの給水は⑨フロートスイッチ(2)により、 ④原水供給用電磁弁、⑮ボイラ給水用電磁弁を開閉することにより制御します

(2)

冷却水の流れ ●蒸留動作中は①減圧弁、③冷却水用電磁弁、⑬凝縮器の順に通水、排水します。蒸留水タンク満水 時、イオン交換水採取時には蒸留が停止しますので、自動的に冷却水も通水を停止します

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(8)

作成 05・09・26 No. 5-2 (3)蒸留水の採取 ● ⑬凝縮器で凝縮された蒸留水は、パワースイッチを押した後、約 10 分間は⑯初留水排水用電磁 弁が開き初留水を排水した後、電磁弁が閉じ、蒸留水が○21蒸留水タンクに貯蔵されます。タンク 内の最上部○22フロートスイッチが作動しますと、満水と判断して蒸留を停止します。蒸留水を採 取し、一定量消費しますと、自動的に蒸留水を作り出します。貯蔵した蒸留水は○24蒸留水採取ポ ンプにより、○18蒸留水採取用電磁弁、○20蒸留水採取口を経て採取します。

(4)

イオン交換水の採取 ●イオン交換水は①減圧弁、④原水供給用電磁弁、⑤前処理カートリッジ、⑥イオン交換樹脂カー トリッジ、⑭イオン交換水水質電極、⑰イオン交換水採取用電磁弁、⑲イオン交換水採取口を経 て採取します。

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(9)

型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 6-1 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG203 操作パネル 改 訂 6 運転 漏水 断水 過熱 水質 交換時期表示 警告 前処理フィルター イオン交換樹脂 0 5 10 ×10-4S/m ∞ 1 電源 0.5 蒸留 イオン交換水 蒸留水 番号 名 称 操作/動作 ① 電源キー コントローラ電源の入/切を行います ② 蒸留ランプ 蒸留動作中の時、点灯します ③ 水質インジケータ イオン交換水の水質を 0.0~∞μS/㎝間で点灯します ④ 断水ランプ 断水検知異常が発生した時に点滅します ⑤ 過熱ランプ ヒータ過熱検知異常が発生した時に点滅します ⑥ 蒸留水キー 蒸留水採水の開始/停止を行います ⑦ イオン交換水キー イオン交換水採水の開始/停止を行います ⑧ 漏水ランプ 漏水検知異常が発生した時に点滅します ⑨ イオン交換樹脂交換時期表示 イオン交換樹脂の水質が注意領域(橙)の時に点灯し、 警戒領域(赤)の時に点滅します ⑩ 前処理フィルター交換時期表示 前処理フィルターの水質が注意領域(橙)の時に点灯 し、警戒領域(赤)の時に点滅します ⑪ 運転ランプ コントローラ電源が入っている時に点灯します

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① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪

(10)

型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 7-1 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG203 結線図 改 訂 6 1 ELB T1 T2 (付属ケーブル) H OH X CONT PIO 1 2 3 CN1 1 2 3 4 CN11 1A B 10A B CN21 1 2 3CN10 1 2 3 CN7 1 2 3 4 5 CN8 1 2 3 CN9 SSR 2 1 3 4 + 赤 白 黒 赤 白 黒 -1 2 CN12 1 2 CN13 1 2 CN14 1 2 CN15 1 2 CN16 1 2 CN17 1 2 CN18 1 2 CN19 1 2 3 CN2 1 2 CN5 1 2 3 4 CN3 1 2 3 CN4 2 3 4 WL Fs-1 茶 橙 1 2 3 4 CN6 赤 白 黒 Fs-2 Fs-3 E 1 2 3 4 SW X P MV1 MV2 MV3 MV4 MV5 MV6 白 黒 赤 白 白 黒 白 黒 緑 赤 白 赤 白 赤 白 赤 白 赤 白 赤 白 赤 白 Ps AC100V 記号 部品名 記号 部品名 ELB 漏電ブレーカ X メインリレー T1,T2 端子台 MV1 原水電磁弁 H ヒータ MV2 ボイラ給水電磁弁 OH 温度センサ MV3 冷却水電磁弁 E イオン交換水水質計 MV4 初留水排水電磁弁 WL 漏水センサ MV5 蒸留水採水電磁弁 Fs-1 制御用フロートスイッチ MV6 イオン交換水採水電磁弁 Fs-2 制御用フロートスイッチ P 蒸留水採水ポンプ Fs-3 タンク水位フロートスイッチ SSR ソリッドステートリレー Ps 圧力スイッチ PIO 表示基板 SW リセットスイッチ CONT プレーナ基板

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(11)

型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 8-1 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG203 水質の表示 改 訂 6

水質の表示

電気伝導率(導電率)の測定 操作パネルの水質計のランプはイオン交換樹脂カートリッジ出口の電気伝導率を表示します。表示 はイオン交換樹脂カートリッジの交換時期の目安としてご使用ください。判読は必ず電極部分が完 全に水に満たされた状態、すなわちイオン交換水の通水中に行ってください。次の場合は電極が水 に満たされない他、気泡の影響を受けるため正確な値を表示しません。 1.運転当初および装置停止中 2.前処理カートリッジおよびイオン交換樹脂カートリッジ交換直後 電気伝導率について

電気伝導率とは電気の通りやすさを表す数値です。水の場合、溶解している電解物質すなわち不 純物が多いほど、電気は通りやすくなりますので伝導率の数値は大きく、電解物質が少ないほど、 数値は小さくなります。

電気伝導率は、数値が小さいほど、純水の純度は良いことになります。 ただし、電気伝導率に示される値は、電解物質のみで、非電解物質(有機物・コロイド状物質・ 溶存ガス・微生物等)の含有量は示されませんので、あくまでも純水の純度を示す一つの指標で あり、純度のすべてを示すものではありません。

電気伝導率と同じ内容を示すものに比抵抗があります。比抵抗は、電気伝導率と逆数の関係にな りますので数値が大きいほど純度が良いことになります。 電気伝導率から比抵抗を求める場合、比抵抗をR、電気伝導率をρとすれば

R[Ω・m]

1

  S m]

=

ρ

[ /

または

R[×10 Ω・m]

1

  ×10

S m]

4 -4

=

ρ

[

/

となり、理論純水の値は次の通りです。 R=18.3×104Ω・m(18.3MΩ・cm)25℃ ρ=0.055×10-4S/m(0.055μS/cm)25℃

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(12)

作成 05・09・26 No. 8-2 イオン交換水と蒸留水の水質について ● イオン交換水と蒸留水は各々次の特徴をもっています。必要に応じて使い分けてください。 純水は採取後直ちに使用することが理想ですので、長期にご使用にならないときは、必ず蒸留水 タンクの水を排水してください。長期間蒸留水タンクに貯めておいた場合には、いったん排水し た後に、新たに蒸留水タンクに貯めてからご使用ください。 (1)イオン交換水 水中の電解物質のほとんどを除去し、もっとも低い電気伝導率の水が得られます。但し非電 解物質は除去できません。また樹脂が新しい間および装置停止後の再通水の際は、多少純度 の低下が見られます。 イオン交換水の水質が5×10-4S/m以上になると交換時期表示の注意領域ランプ(橙) が点灯し、10×10-4S/mを超えると警報領域ランプ(赤)が点滅しますので、イオ ン交換樹脂を交換してください。交換後イオン交換水の水質が良くなると警報領域(赤)が 消灯し、自動復帰します。 (2)蒸留水 アンモニア等の低沸点物質を除き電解・非電解物質とも平均的に除去することができます。 但し、その製造過程(凝縮・貯蔵)で大気中の炭酸ガスを吸収し、炭酸を生成するため電気 伝導率はイオン交換水よりも悪く1~2.5×10-4S/m(1~2.5μS/cm)2 5℃程度となり、弱酸性(pH5~6)を示します。 純水中の溶存ガス(酸素・炭酸ガス)の除去方法についてはJIS K 0102(工場排水試験 方法)の「2-共通事項(11)水」の項をご参照ください。

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(13)

型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 9-1 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG203 故障診断方法 改 訂 6

故障表示と内容

処置のしかた これらの異常サインが出ましたら、異常サインを記録し、直ちに電源を切り水道栓も閉めてください。異常が 起こった場合には、部品の交換もしくは装置の点検が必要となります。お買い上げの販売店かカスタマーサポ ートセンターまでご連絡ください。なおご連絡の際には、必ず発生した異常サインをお知らせください。 表示 安全装置 漏水 断水 過熱 原因 動作時の現 象 処理方法 ヒータ断線異常 点灯 点灯 点滅 蒸留動作中、ある一定の 時間を経過後、ヒータの 温度が上がらない場合 ヒータ・電 磁弁等全て の 制 御 が OFF に なり ます ヒータを交換 してください ボイラ水位異常 消灯 点灯 消灯 ボイラ給水を開始してか らボイラ水位異常判定時 間経過しても、ヒータ稼 動水位入力が OFF だった 場合 ヒータ・電 磁弁等全て の 制 御 が OFF に なり ます 手動排水コッ クが開いてい るか、給水電 磁弁及び給水 経路を確認し てください 冷却水異常 消灯 消灯 点灯 フロート筒内のボイラ水 オーバーフロー入力 ON に なった状態が冷却水異常 判定時間以上継続した場 合 ヒータ・電 磁弁等全て の 制 御 が OFF に なり ます 冷却水電磁弁 及び冷却水経 路を確認して ください。 ボイラ水位計 異常 点灯 点滅 点灯 フロート筒内のフロート 接点の状態があり得ない 組合せになった場合 ヒータ・電 磁弁等全て の 制 御 が OFF に なり ます フロートスイ ッチを交換し てください タンク水位計 異常 点滅 点灯 点灯 タンク水位計のフロート 接点の状態がありえない 組合せになった場合 ヒータ・電 磁弁等全て の 制 御 が OFF に なり ます ブレーカを再 投入し、異常 が解消できな ければ、 サービスコー ルしてくださ い イオン交換水 水質計異常 点灯 点灯 点灯 イオン交換水水質計のサ ーミスタセンサの断線/ 短絡状態が、異常判定時 間以上継続した場合 ヒータ・電 磁弁等全て の 制 御 が OFF に なり ます イオン水水質 センサを交換 してください

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(14)

作成 05・09・26 No. 9-2

故障表示と内容

表示 安全装置 漏水 断水 過熱 原因 動作時の現 象 処理方法 ヒータ過熱異常 消灯 消灯 点滅 ヒータ部の温度が異常温 度判定値を超えた場合又 は、温度センサ断線/短絡 状態になった場合 ヒータ・電 磁弁等全て の 制 御 が OFF に なり ます 冷却水および ヒータを交換 してください №9-3 を参照 してください 漏水異常 点滅 消灯 消灯 漏水センサ入力の抵抗値 が漏水異常判定値以下に なった場合 ヒータ・電 磁弁等全て の 制 御 が OFF に なり ます ブ レ ー カ を OFF し、配管部 品を点検して ください №9-3 を参照 してください 断水異常 消灯 点滅 消灯 原水が断水あるいは、原 水圧が 0.5 ㎏ f/㎝2以下 になる場合 蒸留運転 イオン水採 水不可 蒸留水採可 原水の水圧お よび水道栓を 確認してくだ さい。原水圧 が復帰すると 動作を再開し ま す ( 自 動 復 帰) №9-3 を参照 してください コントローラ 異常 点滅 点滅 点滅 記憶素子に記憶されてい る設定値が正常に読み込 めないまたは、異常値で あった場合 A/D 回路の異常を検出し た場合 ヒータ・電 磁弁等全て の 制 御 が OFF に なり ます ブレーカ OFF してください

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(15)

作成 05・09・26 No. 9-3

故障処理方法

漏水異常(○ 漏 水)点滅時の処置

本体右側面の漏電ブレーカを「切」にしてください。

不良箇所を修理した後、再運転される場合は装置底部に溜まっている水を拭き取り、乾燥させ ると共に、漏水検知電極も外し、十分乾燥させてください。

漏水検知電極を必ず元通りにセットしてください。

扉を閉じてください。

漏電ブレーカを「入」にし、電源キーを押してください。不良箇所は処置されていますので、 正常運転を開始いたします。 断水異常(○ 断 水)点滅時の処置

原水の水圧および水道栓が開いていること(装置まで水が来ている)を確認してください。

原水圧が復帰しますと、自動復帰します。 過熱異常(○ 過 熱)点滅時の処置

冷却水が流れていることを確認してください。

冷却水が流れている場合には、ヒータが点滅しています。

その場合には、販売店または、お客様総合サービスセンターに連絡してください。

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漏水検知電極

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作成 05・09・26 No. 9-4 故障かな?と思ったら 症状 ご確認ください 給水しない ●原水供給用電磁弁の不良 ●水道圧の不足もしくは断水 ●圧力スイッチの不良 ●前処理カートリッジの目詰まり 給水が止まらない ●フロートスイッチ不良 ●原水供給用電磁弁の不良 ボイラに給水しない ●ボイラ給水用電磁弁不良 ●フロートスイッチの不良 ●前処理カートリッジの目詰まり ●ボイラ水排水コックが開いている ヒータがONしない ●フロートスイッチ不良 ●ヒータ断線 冷却水が流れない ●冷却水用電磁弁不良 初留水が排水しない ●初留水排水用電磁弁不良 蒸留水が貯まらない ●初留水排水用電磁弁不良 ●配管不良 蒸留が止まらない ●フロートスイッチ不良 採水できない ●イオン交換水/蒸留水採水用電磁弁不良 ●蒸留水採取ポンプ不良 ●配管不良

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(17)

型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 10-1 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG203 標準外 標準外付属 改 訂 6 オートスチルオプション 新製品 品名 型式 カタログ表示記号 商品コード 特記事項 イオン交換樹脂 CPC-S WG203/250/1000 用 253080 4 ㍑一部活性炭入り 前処理フィルタ PWF-1 WG203/250/1000 用 253099 三菱レイヨン製 採水ホースユニットA OWG24 WG203/250/1000 用 253204 ホース長2m メンブレンフィルタ 0.1μ付 メンブレンフィルタ 0.1μ(2 個組) OWG26 WG203/250/1000 用 253670 本体側 Rc1/4 メネジ メンブレンフィルタ側 Rc1/4 オ ネジ 架台 AS250 WG203/250 用 253174 給水口ユニット OWH10 253686 給水口カプラ OWG32 ねじ込み型 253764 ストッパー付 給水口カプラ継手 A OWG34 水道管 G1/2 用 253765 給水口カプラ継手 B OWG36 水道管 G3/4 用 253766 給水口カプラ継手 C OWG38 化学水栓 W26 用 253767 給水口カプラ継手 D OWG40 化学水栓 W30 用 253768 給水口カプラ継手 E OWG46 化学水栓 W24TOTO 用 253771 化粧バルブ付 原水用減圧弁 OWG42 253769 排水トラップ OWI10 オートスチル用 253211

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(18)

型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 10-2 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG203 標準外 標準外付属 改 訂 6

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(19)

型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 10-3 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG203 標準外 標準外付属 改 訂 6 採水ホースユニットA OWG24 商品コード:253204

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(20)

型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 10-4 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG203 標準外 標準外付属 改 訂 6 架台 AS250 商品コード:253174

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型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 11-1 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG203 交換部品表 改 訂 6

WG203

記号 部 品 名 コード№ 仕 様 メーカ ELB 漏電ブレーカ 2060050002 BJS203 松下電工 T1,T2 端子台 A0050115 TB-20C 4P 坂詰 H,OH ヒータ(温度センサ) 2420016003 YK-W-3 ヤマト科学 E イオン交換水水質計 1011890001 WG252/220 用 ヤマト科学 WL 漏水センサ WG55005328 リード線 2,7m ヤマト科学 Fs-1 制御用フロートスイ ッチ LT00014440 WA050514-1 ヤマト科学 Fs-2 制御用フロートスイ ッチ LT00014441 WA050514-2 ヤマト科学 Fs-3 タンク水位フロート スイッチ LT00014439 YF4-1888 ヤマト科学 Ps 圧力スイッチ 2040040001 ST-B-BR1-N2 山陽計器 SW リセットスイッチ 2010010014 A2A-4W オムロン X メインリレー LT00012708 G4B-112T1 100V オムロン MV1 原水電磁弁 LT00014451 AG3X-A300-100V CKD MV2 ボイラ給水電磁弁 LT00014450 J241-811 CKD MV3 冷却水電磁弁 LT00014453 AB2X-1242 CKD MV4 初留水排水電磁弁 LT00014450 J241-811 CKD MV5 蒸留水採水電磁弁 LT00014450 J241-811 CKD MV6 イオン交換水採水電 磁弁 LT00014450 J241-811 CKD P 蒸留水採水ポンプ 2150080001 MD-10A イワキ SSR ソリッドステートリ レー 2160000035 TRS5225 東邦電子 PIO 表示基板 LT00013590 WG203 ヤマト科学 CONT プレーナ基板 LT00013589 WG203 ヤマト科学

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型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 12-1 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG203 保守点検項目 改 訂 6

保守点検

保守点検の実施時期 (製品を安定して使用していただくために、日常の点検をお願いします。) 保守・点検項目 実施時期の目安 備考 前処理カートリッジの交換 約 6 ヶ月 交換時期表示ランプで 表示されます。 処理能力:東京都の市水にて約5000 ㍑ 原水の水質が悪い場合には早めに実 施してください。 イオン交換樹脂カートリッジ の交換 交換時期表示に赤色ラン プが点灯したとき 処理能力:200×10-4S/mの原 水にて約 700 ㍑ 蒸留器の洗浄 3ヶ月 原水の水質が悪い場合には早めに実施 してください。 ホースの交換 2年 接続部については1ヶ月に1度点検し てください。 蒸留水タンクの排水 3ヶ月 長期間使用しない場合も排水してくだ さい。 ボイラの排水 1日1回 長期間使用しない場合も排水してくだ さい 前処理カートリッジの交換 カートリッジを交換しないで使用していますと、イオン交換樹脂カートリッジの寿命が短くなりま す。 交換したカートリッジは不燃物として処分して頂くか、弊社へご返送される場合は、交換カートリ ッジに添付された指定の送り状をご使用の上、ご返却ください。 連続運転の場合は、前処理フィルターの注意領域ランプ(橙)は使用開始後約5ヶ月で点灯し、6 ヶ月を経過すると警報領域ランプ(赤)が点滅します。復帰方法は、交換後、扉裏のリセットスイ ッチを 2 秒長押しすると受付音が鳴り、警報領域ランプ(赤)が消灯します。 イオン交換樹脂カートリッジの交換 カートリッジは長期に保管しますと水質の劣化および処理能力の低下が起こりますので、交換時期 を見計らってスペアのカートリッジをご用意ください。保管の目安は約 4 ヶ月程度です。 カートリッジを交換しないで使用していますと、ボイラおよびヒータに缶石付着量が多くなり、蒸 留水採取量の減少やヒータ破損の原因となります。 交換したカートリッジは不燃物として処分して頂くか、弊社へご返送される場合は、交換カートリ ッジに添付された指定の送り状をご使用の上、ご返却ください。 環境保全のため適正な廃棄と回収、再利用を促進しております。 イオン交換樹脂の交換時期は、 イオン交換水の導電率が5×10-4S/mを超えると、注意ランプ(橙)が点灯します。 イオン交換水の導電率が10×10-4S/mを超えると、警報ランプ(赤)が点滅します。 (イオン交換水の水質が良くなると、自動復帰で警報ランプ(赤)が消灯します。)

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(23)

型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 13-1 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG203 技術資料 改 訂 6

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(24)

型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 13-2 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG203 技術資料 改 訂 6

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型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 13-3 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG203 技術資料 改 訂 6

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型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 13-4 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG203 技術資料 改 訂 6

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型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 13-5 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG203 技術資料 改 訂 6

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型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 14-1 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG203 ご使用前の準備と 改 訂 6 1.給水の確認 ・給水ホースが確実に接続されていることを、確認してください。 ・水道栓を開けてください。 ・給水ホースの接続部に水漏れがないことを確認してください。 2.排水の確認 ・排水ホースが確実に接続されていることを、確認してください。 ・排水ホースは、折れ曲がっていたり、凸部がないことを、確認してください。 ・排水ホースが折れ曲がっていたりすると装置が正常に動作しないばかりか、水漏れ事故に つながる恐れがあります。時々点検を行い、正しく排水されていることをご確認ください。 3.電源の確認 ・電源コードが適正なコンセントに接続してあることを確認してください。 4. 運転する前に ・漏電ブレーカを「入」にしましたら、電源キーを押す前にキャリブレーション動作を行いま す。 キャリブレーション動作は装置をはじめてご使用になる時とボイラのヒータを交換した時に 行ってください。 イオン交換水キー+蒸留水キーを押しながら電源キーを押してください。 約 5 分間キャリブレーション動作(運転ランプ・蒸留ランプ・イオン交換水ランプ・蒸留水ラ ンプが同時に点滅)を実行し、その後自動的に蒸留動作(運転ランプ・蒸留ランプが点灯)に 移ります。キャリブレーション動作中につきましては、キー操作は一切無効となりキャリブレ ーション動作中に停電が発生した場合は、再度キャリブレーション動作を実行してください。 5.初期運転時の注意 ・初期通電時および蒸留水貯蔵タンクの排水後に、蒸留水採取を行う際には、ポンプおよび配管 内にエアー入っているため、採取までに時間がかかります。 ・前処理カートリッジ、イオン交換樹脂カートリッジを交換した直後にイオン交換水を採取する 場合も、採取までに時間がかかります。また、各々のカートリッジを交換した場合には初期不 純物を取り除くために、5リットル程度を排水してください。

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総合仕様書

WG

250/1000

目次

番 号 内 容 1 仕様 2 外観図 3 外形図 4 配管系統図 5 動作原理 6 操作パネル 7 結線図 8 使用前の準備とチェック 9 水質の表示 10 故障診断方法 11 標準外 標準外付属 12 交換部品 13 保守点検項目 14 技術資料 15 設置概要

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型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 1-1 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG250/1000 仕様 改 訂 6

本体仕様

型 式 WG250 WG1000 給 水 方 式 ワンタッチカプラ水道接続樹脂ホース/フリーホース接続 排 水 方 式 左右選択接続方式/ホース接続 採 取 水 イオン交換水・蒸留水 蒸留水製造量 約 1.8 ㍑/h 約 5 ㍑/h 蒸留水採取量 0.5~1.0 ㍑/min イオン水採取量 0.5~1.0 ㍑/min 性 能 採水容量設定範囲 0.1~30 ㍑/連続採水 0.1~100 ㍑/連続採水 凝縮器 硬質ガラス セラミックヒータ ヒータ 1.4kW 1.9kW 原水側フィルタ 前処理カートリッジ(PWF-1) 0.1μm 中空糸+活性炭入り イオン交換樹脂 カートリッジ CPC-S2 ㍑×2 タイプ 1 本 CPC-S2 ㍑×2 タイプ 2 本 メンブレンフィルタ 0.1μm×2 漏水検知 漏水時漏水検知センサにより給水電磁弁強制遮断 蒸留水貯蔵タンク 30 ㍑ PE タンク 100 ㍑ PE タンク 採水台 引き出しタイプ 耐荷重:10 ㎏ 5 ㍑手付きビーカ対象 引き出しタイプ 耐荷重:20 ㎏ 10 ㍑タンク対象 多目的蒸留水採取口 WR 型への給水接続 本体右側面 構 成 水位検知 リード SW 5 段検知(蒸留制御機能兼用) 原水圧力範囲 0.5~5 ×100 kPa(0.5~5kgf/cm2

電源(50/60 Hz) AC100V 15A AC200V 20A *1 外 形 寸 法 *2 (幅×奥行き×高さ) 600×660×780 600×660×1650 規 格 重 さ 約 55 ㎏ 約 105 ㎏

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作成 05・09・26 No. 1-2 付属品 WG250 型:給水ホース、排水ホース、接続ホース Assy(1) 各1本 WG1000 型:給水ホース、排水ホース、接続ホース Assy(1・2)各1本 取扱説明書 1部 保証書 1枚 ホースクランプ 1個 缶石洗浄剤(1kg) 1個 前処理カートリッジ 1個 イオン交換樹脂カートリッジ 1個 シールテープ 1個 メンブレンフィルタ 2個 *1電源プラグは付属されていません。 * 2外形寸法は突起部を含みません。

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型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 2-1 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG250/1000 外観図 改 訂 6

WG250

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ボイラ ヒータ ヒータ端子台 イオン交換樹脂カートリッジ(CPC-S) 排水口(左右 2 ヶ所)) 漏電ブレーカ 採水口(イオン交換水) 前処理カートリッジ 多目的蒸留水採取口 蒸留水タンク リセットスイッチ 採水台 採水台専用排水スイッチ 採水口(蒸留水) 漏水検知電極 排水コック 操作パネル 製造番号シール

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作成 05・09・26 No. 2-2

WG1000

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リセットスイッチ イオン交換樹脂(CPC-S) ボイラ ヒータ 前処理カートリッジ タンク 操作パネル 漏電ブレーカ 採水台専用 排水スイッチ 排水口 (左右2 ヶ所) 多目的蒸留水採水口 漏水検知電極 製造番号シール

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型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 3-1 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG250/1000 外形図 改 訂 6

WG250

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(35)

作成 05・09・26 No. 3-2

WG1000

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型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 4-1 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG250/1000 配管系統図 改 訂 6 ①減圧弁 ⑯蒸留水水質計電極 ②圧力スイッチ ⑰ボイラ給水用電磁弁 ③冷却水用電磁弁 ⑱初留水排水用電磁弁 ④原水供給用電磁弁 ⑲イオン交換水採取用電磁弁 ⑤前処理カートリッジ ⑳蒸留水採取用電磁弁 ⑥イオン交換樹脂カートリッジ(CPC-S) ○21イオン交換水流量センサ (WG1000 型は 2 本使用) ○22蒸留水流量センサ ⑦フロート筒 ○23イオン交換水採取口 ⑧フロートスイッチ (1) ○24蒸留水採取口 ⑨フロートスイッチ (2) ○25蒸留水タンク ⑩ボイラ水排水用電磁弁 ○26フロートスイッチ (3) ⑪ボイラ水排水コック ○27エアーフィルタ ⑫ボイラ ○28蒸留水採取ポンプ ⑬ヒータ ○29蒸留水タンク排水口 ⑭凝縮器 ○30多目的蒸留水採水口 ⑮イオン交換水水質計電極 ○31アスピレータ ○32メンブレンフィルタ

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型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 5-1 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG250/1000 動作原理 改 訂 6 WG250/1000 の動作原理を各工程ごとに説明いたします。 (1)ボイラ排水 ●漏電ブレーカを「入」にし、電源キーを押しますと、⑩ボイラ排水電磁弁が約 30 秒間開きます。 (WG250 のみ初期ボイラ排水を行います)ボイラ排水は蒸留動作 5 時間毎にも行なわれます。

(2)

ボイラ給水と蒸留動作 ●ボイラ排水が完了しますと④原水供給用電磁弁⑰ボイラ給水用電磁弁が同時に開き、⑫ボイラに 給水します。⑦フロート筒内の⑧フロートスイッチ(1)が水位検知しますと、⑬ヒータに通電し て蒸留が開始します。(冷却水用電磁弁も同時に開きます)ボイラへの給水は⑨フロートスイッチ (2)により、④原水供給用電磁弁、⑰ボイラ給水用電磁弁を開閉することにより制御します。

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(38)

作成 05・09・26 No. 5-2 (3)冷却水の流れ ●蒸留動作中は①減圧弁、③冷却水用電磁弁、⑭凝縮器の順に通水、排水します。蒸留水タンク満 水時、イオン交換水採取時には蒸留が停止しますので、自動的に冷却水も通水を停止します。

(4)

蒸留水の採取 ●⑭凝縮器で凝縮された蒸留水は、蒸留開始から約 10 分間は、⑱初留水排水用電磁弁が開き初留水 を排水した後⑯蒸留水水質電極より、○25蒸留水タンクに貯蔵します。タンク内の最上部○26フロー トスイッチが作動しますと、満水と判断して蒸留を停止します。蒸留水を採取し、一定量消費し ますと、自動的に蒸留水を作り出します。貯蔵した蒸留水は、○28蒸留水採取ポンプにより、⑳蒸 留水採取用電磁弁、○22蒸留水流量センサ、○24蒸留水採取口、○32メンブレンフィルタを経て採取し ます。

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(39)

作成 05・09・26 No. 5-3

(5)

イオン交換水の採取 ●イオン交換水は、①減圧弁、④原水供給用電磁弁、⑤前処理カートリッジ、⑥イオン交換樹脂カー トリッジ(CPC-S)、⑮イオン交換水水質計電極、⑲イオン交換水採取用電磁弁、○21イオン交換水流 量センサ、○23イオン交換水採取口、○32メンブレンフィルタを経て採取します。

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型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 6-1 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG250/1000 操作パネル 改 訂 6 採水切替 水質表示 M F 蒸留水 水位 定量 連続 F U L L EMPTY 電源 イオン交換水 蒸留水 番号 名 称 操作/動作 ① 電源キー コントローラ電源の入/切を行います ② メッセージ表示部 測定値や設定値をメッセージ表示します ③ 蒸留水水位ランプ 蒸留水タンクの水位を 5 段階表示します ④ 蒸留水キー 蒸留水採水の開始/停止を行います ⑤ ▲▼キー 数値設定項目を選択するキーです ⑥ イオン交換水キー イオン交換水採水の開始/停止を行います ⑦ 採水切替キー 採水方法を切り替えます(定量採水/連続採水) ⑧ 採水ランプ 定量または連続が選択されている時に点灯します ⑨ 水質表示キー 水質表示単位を切り替えます(S/m⇔Ω・m) ⑩ Mキー サブメニューやメンテナンスモードに入る際に使用します また、(設定を確定し)次の設定項目に移行します ⑪ Fキー (設定をキャンセルし)前の設定項目に戻ります ③蒸留水水位ランプについて 蒸留水タンク内の貯水量をランプの点灯により 5 段階で表示します。貯水量が 2.5 ㍑以下の場合には、 下端の赤色ランプが点滅しますので、この赤色ランプが点滅しているときは採取ポンプの空運転防止の ため蒸留水を採取することができません。下端のランプが点灯状態になると蒸留水を採取できます。 FULL EMPTY 点灯 FULL EMPTY FULL EMPTY FULL EMPTY FULL EMPTY FULL EMPTY 採取用ポンプ運転可能範囲 <渇水> <満水> 点滅 点灯 点灯 点灯 点灯

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① ② ③ ④ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑤ ⑪

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型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 7-1 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG250/1000 結線図 改 訂 6

WG250

T2 (付属ケーブル) H OH X FL2 CONT PIO 1 2 3 CN1 1 2 3 4 CN17 1A B 17A B CN34 1 2 3 4 5 CN16 1 2 3 4 CN7 1 2 3 4 5 CN8 CN9 1 2 3CN13 1 2 3 CN14 CN15 SSR 2 1 3 4 + Vd 緑 青 赤 白 黒 赤 白 黒 黄 Sig Gnd -1 2 CN18 1 2 CN19 1 2 CN20 1 2 CN21 1 2 CN22 1 2 CN23 1 2 CN24 1 2 CN25 1 2 CN26 1 2 3 CN2 1 2 CN5 1 2 3 4 CN3 1 2 3 4 5 6 CN4 1 2 3 Vd Sig Gnd FL1 WL Fs-1 1 2 3 CN6 赤 白 黒 Fs-2 Fs-3 E1 1 2 3 4 5 E2 1 2 3 4 SW2 SW1 X P MV1 MV2 MV3 MV4 MV5 MV6 MV7 白 黒 赤 白 黒 白 白 黒 緑 赤 白 赤 白 赤 白 赤 白 赤 白 赤 白 赤 白 赤 白 1 2 CN28 赤 白 Ps 茶 橙 1 ELB T1 2 3 4 AC100V 記号 部品名 記号 部品名 ELB 漏電ブレーカ X メインリレー T1,T2 端子台 MV1 原水電磁弁 H ヒータ MV2 ボイラ給水電磁弁 OH 温度センサ MV3 冷却水電磁弁 E1 イオン交換水水質計 MV4 初留水排水電磁弁 E2 蒸留水水質計 MV5 ボイラ排水電磁弁 WL 漏水センサ MV6 蒸留水採水電磁弁 FL1 蒸留水流量計 MV7 イオン交換水採水電磁弁 FL2 イオン交換水流量計 P 蒸留水採水ポンプ Fs-1 制御用フロートスイッチ SSR ソリッドステートリレー Fs-2 制御用フロートスイッチ PIO 表示基板 Fs-3 タンク水位フロートスイッチ CONT プレーナ基板 SW1 リセットスイッチ Ps 圧力スイッチ SW2 排水スイッチ

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作成 05・09・26 No. 7-2

WG1000

1 ELB T1 T2 H1 H2 OH1 AC200V X-1 FL2 CONT 1 2 3 CN1 1 2 3 4 CN17 1 2 3 4 5 CN16 1 2 3 4 CN7 1 2 3 4 5 CN8 CN9 1 2 3 CN13 1 2 3 CN14 CN15 SSR-1 2 1 3 4 SSR-2 2 1 3 4 + Vd 緑 青 赤 白 黒 赤 白 黒 黄 Sig Gnd -+ -1 2 CN18 1 2 CN19 1 2 CN20 1 2 CN21 1 2 CN22 1 2 CN23 1 2 CN24 1 2 CN25 1 2 CN26 1 2 3 CN2 1 2 CN5 1 2 3 4 CN3 1 2 3 4 5 6 CN4 2 3 4 1 2 3 Vd Sig Gnd FL1 WL Fs-1 1 2 3 CN6 赤 白 黒 Fs-2 Fs-3 E1 1 2 3 4 5 E2 1 2 3 4 OH2 5 6 7 8 X-2 X P MV1 MV2 MV3 MV4 MV5 MV6 MV7 白 黒 赤 白 黒 白 白 黒 緑 赤 白 赤 白 赤 白 赤 白 赤 白 赤 白 赤 白 赤 白 1 2 CN28 Ps (付属ケーブル) PIO 1A B 17A B CN34 SW2 SW1 赤 白 茶 橙 記号 部品名 記号 部品名 ELB 漏電ブレーカ X メインリレー T1,T2 端子台 MV1 原水電磁弁 H ヒータ MV2 ボイラ給水電磁弁 OH 温度センサ MV3 冷却水電磁弁 E1 イオン交換水水質計 MV4 初留水排水電磁弁 E2 蒸留水水質計 MV5 ボイラ排水電磁弁 WL 漏水センサ MV6 蒸留水採水電磁弁 FL1 蒸留水流量計 MV7 イオン交換水採水電磁弁 FL2 イオン交換水流量計 P 蒸留水採水ポンプ Fs-1 制御用フロートスイッチ SSR1 ソリッドステートリレー Fs-2 制御用フロートスイッチ SSR2 ソリッドステートリレー Fs-3 タンク水位フロートスイッチ PIO 表示基板 SW1 リセットスイッチ CONT プレーナ基板 SW2 排水スイッチ Ps 圧力スイッチ

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型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 8-1 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG250/1000 使用前の準備とチェック 改 訂 6 使用前の準備とチェック

警告

1.給水の確認 ・給水ホースが確実に接続されていることを確認してください。 ・水道栓を開けてください。 ・給水ホースの接続部に水漏れがないことを確認してください。 2.排水の確認 ・排水ホースが確実に接続されていることを確認してください。 ・排水ホースは、折れ曲がっていたり、凸部がないことを確認してください。 ・排水ホースが折れ曲がっていたりすると装置が正常に動作しないばかりか、水漏れ事故に つながる恐れがあります。時々点検を行い、正しく排水されていることをご確認ください。 3.電源の確認 ・ 電源コードが適正なコンセントに接続してあることを確認してください。 4.運転する前に ・漏電ブレーカを「入」にしましたら、電源キーを押す前にキャリブレーション動作を行いま す。 キャリブレーション動作は装置をはじめてご使用になる時とボイラのヒータを交換した時に 行ってください。 イオン交換水キー+蒸留水キーを押しながら電源キーを押してください。 約 5 分間キャリブレーション動作(ヒータの温度と電源電圧の測定値)を実行し、その後自動 的に蒸留動作中画面に移ります。キャリブレーション動作中につきましては、キー操作は一切 無効となりキャリブレーション動作中に停電が発生した場合は、再度キャリブレーション動作 を実行してください。 5.初期運転時の注意 ・初期通電時および蒸留水貯蔵タンクの排水後に、蒸留水採取を行う際には、ポンプおよび配管 内にエアーが入っているため、採取までに時間がかかります。 ・前処理カートリッジ、イオン交換樹脂カートリッジを交換した直後にイオン交換水を採取する 場合も、採取までに時間がかかります。また、各々のカートリッジを交換した場合には初期不 純物を取り除くために、5リットル程度を排水してください。

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型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 9-1 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG250/1000 水質の表示 改 訂 6 水質の表示 ●水質単位の切り替え 採水切替 水質表示 M F 蒸留水 水位 定量 連続 FULL EMPTY 電源 イオン交換水 蒸留水 蒸留水採水中 蒸留水導電率: 連続採水 0.85×10 -4S/m 水質単位を切り替えます。 水質表示キーを 2 秒間押すことによって、水質単位 を切り替えることができます。 例:蒸留水採水中に水質単位を切り替える場合 蒸留水採水中 蒸留水導電率: 連続採水 0.85×10 -4S/m

蒸留水採水中 蒸留水比抵抗: 連続採水 1.17×10 4Ω・m ●水質表示の切り替え 採水切替 水質表示 M F 蒸留水 水位 定量 連続 FULL EMPTY 電源 イオン交換水 蒸留水 蒸留水採水中 蒸留水導電率: 連続採水 0.85×10 -4S/m 水質表示を切り替えます。 蒸留運転中に蒸留水の水質、イオン交換水採水中に イオン水の水質が自動的に表示されます。 水質表示キーを押すことによって、イオン交換水と 蒸留水の水質表示を切り替えることができます。 例:蒸留水採水中にイオン交換水水質を表示させた い場合 蒸留水採水中 蒸留水導電率: 連続採水 0.85×10 -4S/m

蒸留水採水中 イオン交換水導電率: 連続採水 0.06×10 -4S/m キー操作がなければ約 10 秒後、水質表示は戻 ります。

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作成 05・09・26 No. 9-2 水質の表示 電気伝導率(導電率)の測定 操作パネルの水質計はイオン交換樹脂カートリッジ出口、蒸留水の凝縮器出口の電気伝導率(導電 率)を表示します。表示はイオン交換樹脂カートリッジの交換時期の目安としてご使用ください。 判読は必ず電極部分が完全に水に満たされた状態、すなわちイオン交換水の通水中に行ってくださ い。次の場合は電極が水に満たされない他、気泡の影響を受けるため正確な値を表示しません。 1.運転当初および装置停止中 2.前処理カートリッジおよびイオン交換樹脂カートリッジ交換直後 3.蒸留工程の開始直後 電気伝導率について

電気伝導率とは電気の通りやすさを表す数値です。水の場合、溶解している電解物質すなわち不 純物が多いほど、電気は通りやすくなりますので伝導率の数値は大きく、電解物質が少ないほど、 数値は小さくなります。

電気伝導率は、数値が小さいほど、純水の純度は良いことになります。 但し、電気伝導率に示される値は、電解物質のみで、非電解物質(有機物・コロイド状物質・ 溶存ガス・微生物等)の含有量は示されませんので、あくまでも純水の純度を示す一つの指標 であり、純度のすべてを示すものではありません。

電気伝導率と同じ内容を示すものに比抵抗があります。比抵抗は、電気伝導率と逆数の関係にな りますので数値が大きいほど純度が良いことになります。

電気伝導率から比抵抗を求める場合、比抵抗をR、電気伝導率をρとすれば

R[Ω・m]

1

  S m]

=

ρ

[ /

または

R[×10 Ω・m]

1

  ×10

S m]

4 -4

=

ρ

[

/

となり、理論純水の値は次のとうりです。 R=18.3×104Ω・m(18.3MΩ・cm)25℃ (但し、比抵抗表示は、18~1×104Ω・mの範囲は、整数表示で、小数点表示いたしません ので注意してください。) ρ=0.055×10-4S/m(0.055μS/cm)25℃

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作成 05・09・26 No. 9-3 イオン交換水と蒸留水の水質について ● イオン交換水と蒸留水は各々次の特徴をもっています。必要に応じて使い分けてください。 純水は採取後直ちに使用することが理想ですので、長期にご使用にならないときは、必ず蒸 留水タンクの水を排水してください。長期間蒸留水タンクに貯めておいた場合には、いった ん排水した後に、新たに蒸留水タンクに貯めてからご使用ください。 (1) イオン交換水 水中の電解物質のほとんどを除去し、もっとも低い電気伝導率の水が得られます。但し非電 解物質は除去できません。また樹脂が新しい間および装置停止後の再通水の際は、多少純度 の低下が見られます。 (2) 蒸留水 アンモニア等の低沸点物質を除き電解・非電解物質とも平均的に除去することができます。 但し、その製造過程(凝縮・貯蔵)で大気中の炭酸ガスを吸収し、炭酸を生成するため電気 伝導率はイオン交換水よりも悪く1~2.5×10-4S/m(1~2.5μS/cm)25℃ 程度となり、弱酸性(pH5~6)を示します。 純水中の溶存ガス(酸素・炭酸ガス)の除去方法についてはJIS K 0102(工場排水 試験方法)の「2-共通事項(11)水」の項をご参照ください。

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(47)

型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 10-1 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG250/1000 故障診断方法 改 訂 6

表示と内容

警報表示 表示 発生条件 処理方法 断水警報 断水警報 原水経路と水圧を 確認して下さい 現水圧低下(<0.5 ㎏ f/㎝2 あるいは、断水時の場合 原水を確認してくださ い 前 処 理 フ ィ ル タ 交換通知 前処理フィルタの 交換時期です 積算通電 6 ヶ月を経過した場 合 前処理フィルタを交換 して下さい 扉裏のリセットスイッ チを長押しすると確認 音が鳴り、警報表示は リセットされます イオン交換樹脂 S 交換通知 イオン交換水 水質低下 イオン交換樹脂(S)を 交換して下さい イオン交換水の水質は 1×10-4S/m 以上になった場合 イオン交換樹脂を交換 して下さい 扉裏のリセットスイッ チを長押しすると確認 音が鳴り、警報表示は リセットされます 蒸 留 水 メ ン ブ レ ン フ ィ ル タ 交 換 通知 蒸留水 メンブレンフィルタの 交換時期です 積算通電 3 ヶ月を経過した場 合 蒸留水メンブレンフィ ルタを交換して下さい 扉裏のリセットスイッ チを長押しすると確認 音が鳴り、警報表示は リセットされます

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(48)

作成 05・09・26 No. 10-2 警告表示 表示 発生条件 処理方法 イオン交換水メン ブレンフィルタ交 換通知 イオン交換水 メンブレンフィルタの 交換時期です 積算通電 3 ヶ月を経過した場 イオン交換水メンブ レンフィルタを交換 して下さい 扉裏のリセットスイ ッチを長押しすると 確認音が鳴り、警報表 示はリセットされま す メンテナンス時期 通知 ********** メンテナンス時期です サービスコール下さい ********** 積算通電 3 年を経過した場合 点検を行ってくださ い 扉裏のリセットスイ ッチを長押しすると 確認音が鳴り、警告表 示はリセットされま す UV 殺菌灯交換通知 UV 殺菌灯の 交換時期です 積算通電 100 時間を経過した 場合 UV 殺菌灯を交換して 下さい 扉裏のリセットスイ ッチを長押しすると 確認音が鳴り、警告表 示はリセットされま す

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(49)

作成 05・09・26 No. 10-3

表示と内容

異常表示 表示 原因 動作時の現象 処理方法 コントローラ 異常 コントローラ異常 電子回路の異常 修理を 依頼して下さい 記 憶 素 子 に 記 憶 さ れ て い る 設 定 値 が 正 常 に 読 み 込めない、または 異 常 値 で あ っ た 場合 ヒータ・電磁弁等 全ての制御が OFF になります ブレーカを再 投入し、異常 が解消できな ければ、 サービスコー ルしてくださ い 漏水異常 漏水異常 水漏れ発生 異常原因排除後 運転を再開して下さい 漏 水 セ ン サ 入 力 の 抵 抗 値 が 漏 水 異 常 判 定 値 以 下 になった場合 ヒータ・電磁弁等 全ての制御が OFF になります ブレーカ OFF し、配管部品 を点検してく ださい (NO , 10-5) を参照してく ださい ヒータ過熱異常 ヒータ過熱異常 ボイラを確認 異常原因排除後 運転を再開して下さい ヒータ部の温度が 異常温度判定値を 超えた場合又は、 温度センサ断線/ 短絡状態になった 場合 ヒータ・電磁弁等 全ての制御が OFF になります ヒータを交換 してください ヒータ断線異常 ヒータ断線異常 ヒータを確認 異常原因排除後 運転を再開して下さい 蒸留動作中、ある 一 定 の 時 間 を 経 過後、ヒータの温 度 が 上 が ら な い 場合 ヒータ・電磁弁等 全ての制御が OFF になります ヒータを交換 してください タンク水位計 異常 タンク水位計異常 フロートスイッチを確認 異常原因排除後 運転を再開して下さい タ ン ク 水 位 計 の フ ロ ー ト 接 点 の 状 態 が あ り え な い 組 合 せ に な っ た場合 ヒータ・電磁弁等 全ての制御が OFF になります フロートスイ ッチを交換し てください イオン交換水 (S)水質計異常 イオン交換水(S) 水位計異常 修理を 依頼して下さい イ オ ン 交 換 水 水 質 計 の サ ー ミ ス タセンサの断線/ 短絡状態が、異常 判 定 時 間 異 常 継 続した場合 ヒータ・電磁弁等 全ての制御が OFF になります イオン水水質 センサを交換 してください 蒸留水水質計 異常 蒸留水 水位計異常 修理を 依頼して下さい 蒸 留 水 水 質 計 の サ ー ミ ス タ セ ン サの断線/短絡状 態が、異常判定時 間 異 常 継 続 し た 場合 ヒータ・電磁弁等 全ての制御が OFF になります 蒸留水水質セ ンサを交換し てください

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(50)

作成 05・09・26 No. 10-4

表示と内容

その他 表示 原因 動作時の現象 処理方法 ボイラ排水異常 ボイラ排水異常 排水経路を確認 異常原因排除後 運転を再開して下さい ボ イ ラ 排 水 を 開 始 し て か ら ボ イ ラ 排 水 経 路 異 常 異 常 判 定 時 間 経 過しても、ヒータ 稼 動 水 位 入 力 が ON だった場合 ヒータ・電磁弁等 全ての制御が OFF になります 排 水 電 磁 弁 お よ び 排 水 経 路 を 確 認 し て く ださい 冷却水異常 冷却水異常 冷却水経路を確認 異常原因排除後 運転を再開して下さい フ ロ ー ト 筒 内 の ボ イ ラ 水 オ ー バ ーフロー入力 ON に な っ た 状 態 が 冷 却 水 異 常 判 定 時 間 以 上 継 続 し た場合 ヒータ・電磁弁等 全ての制御が OFF になります 冷 却 水 電 磁 弁 及 び 冷 却 水 経 路 を 確 認 し て ください。 ボイラ水位異常 ボイラ水位異常 給水経路を確認 異常原因排除後 運転を再開して下さい ボ イ ラ 給 水 を 開 始 し て か ら ボ イ ラ 水 位 異 常 判 定 時間経過しても、 ヒ ー タ 稼 動 水 位 入力が OFF だった 場合 ヒータ・電磁弁等 全ての制御が OFF になります 手 動 排 水 コ ッ ク が 開 い て い るか、給水電磁 弁 及 び 給 水 経 路 を 確 認 し て ください ボイラ水位計 異常 ボイラ水位計異常 フロートスイッチを確認 異常原因排除後 運転を再開して下さい フ ロ ー ト 筒 内 の フ ロ ー ト 接 点 の 状 態 が あ り 得 な い 組 合 せ に な っ た場合 ヒータ・電磁弁等 全ての制御が OFF になります フ ロ ー ト ス イ ッ チ を 交 換 し てください ●故障時には、メッセージ表示部のメッセージを確認し、販売店または、カスタマーサポートセンターま で連絡して下さい。

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(51)

作成 05・09・26 No. 10-5

故障処理方法

漏水異常発生時の処置

本体右側面の漏電ブレーカを「切」にしてください。

不良箇所を修理した後、再運転される場合は装置底部に溜まっている水を拭き取り、十分乾燥さ せてください。

電極を外した場合は、必ず元通りにセットしてください。

扉を閉じてください。

漏電ブレーカを「入」にし、電源キーを押してください。不良箇所は処置されていますので、正 常運転を開始いたします。 <WG250 型の前面下パネルの外し方> 1 前面下パネルの左右にあるネジを外してください。 2 前面下パネルを手前に引いてください。その時に採水台専用排水スイッチのケーブルがある ので十分注意してください。 3 採水台専用排水スイッチのケーブルを外してください。前面下パネルを外すことができます。 取付方法は上記の手順を3→1の順で行ってください。 WG250 型 WG1000 型

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漏水検知電極

(52)

作成 05・09・26 No. 10-6

故障処理方法

故障かな?と思ったら 症状 ご確認ください 給水しない ●原水供給用電磁弁の不良 ●水道圧の不足もしくは断水 ●圧力スイッチの不良 ●前処理カートリッジの目詰まり 給水が止まらない ●フロートスイッチ不良 ●原水供給用電磁弁の不良 ボイラに給水しない ●ボイラ給水用電磁弁不良 ●フロートスイッチの不良 ●前処理カートリッジの目詰まり ●ボイラ水排水コックが開いている ヒータがONしない ●フロートスイッチ不良 ●ヒータ断線 冷却水が流れない ●冷却水用電磁弁不良 初留水が排水しない ●初留水排水用電磁弁不良 蒸留水が貯まらない ●初留水排水用電磁弁不良 ●配管不良 蒸留が止まらない ●フロートスイッチ不良 採水できない ●イオン交換水/蒸留水採水用電磁弁不良 ●蒸留水採取ポンプ不良 ●配管不良 緊急時の処置 異常サイン/原因 本器は自己診断機能を搭載しています。使用上もしくは装置の故障などの異常が起こった場合は、操作パ ネル部の異常メッセージが表示されます。警報発生時には本器の漏電ブレーカを切り、水栓(蛇口)を閉 じてください。 異常サインの詳細につきましては、「故障診断方法(NO,10-1~10-4)」を参照してください。 処置のしかた これらの異常が出ましたら、異常メッセージを確認し、直ちに電源を切り水道栓も閉めてください。異常 が起こった場合には、部品の交換もしくは装置の点検が必要となります。お買い上げの販売店か弊社営業 所、カスタマーサポートセンターまでご連絡ください。なおご連絡の際には、表示されているメッセージ をお知らせください。

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型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 11-1 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG250/1000 標準外 標準外付属 改 訂 6 オートスチルオプション 品名 型式 カタログ表示記号 商品コード 特記事項 イオン交換樹脂 CPC-S WG203/250/1000 用 253080 4 ㍑一部活性炭入り 前処理フィルタ PWF-1 WG203/250/1000 用 253099 三菱レイヨン製 殺菌灯 OWG20 WG250 用 253202 R 改造 殺菌灯 OWG22 WG1000 用 253203 R 改造 採水ホースユニットA OWG24 WG203/250/1000 用 253204 ホース長2m メンブレンフィルタ 0.1μ付 メンブレンフィルタ 0.1μ(2 個組) OWG26 WG203/250/1000 用 253670 本体側 Rc1/4 メネジ メンブレンフィルタ側 Rc1/4 オ ネジ 架台 AS250 WG203/250 用 253174 給水口ユニット OWH10 253686 給水口カプラ OWG32 ねじ込み型 253764 ストッパー付 給水口カプラ継手 A OWG34 水道管 G1/2 用 253765 給水口カプラ継手 B OWG36 水道管 G3/4 用 253766 給水口カプラ継手 C OWG38 化学水栓 W26 用 253767 給水口カプラ継手 D OWG40 化学水栓 W30 用 253768 給水口カプラ継手 E OWG46 化学水栓 W24TOTO 用 253771 化粧バルブ付 原水用減圧弁 OWG42 253769 排水トラップ OWI10 オートスチル用 253211 耐震金具 OWG44 WG1000 用 253770

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型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 11-2 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG250/1000 標準外 標準外付属 改 訂 6

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型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 11-3 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG250/1000 標準外 標準外付属 改 訂 6

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型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 11-4 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG250/1000 標準外 標準外付属 改 訂 6

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型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 11-5 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG250/1000 標準外 標準外付属 改 訂 6

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型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 12-1 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG250/1000 交換部品表 改 訂 6

WG250

記号 部 品 名 コード№ 仕 様 メーカ ELB 漏電ブレーカ 2060050002 BJS203 松下電工 T1,T2 端子台 2070080003 TB-20C 4P 坂詰 H,OH ヒータ(温度センサ) 2420016003 YK-W-3 ヤマト科学 E1 イオン交換水水質計 5130000001 WG240/260 用 ヤマト科学 Fs-3 タンク水位フロート スイッチ LT00014469 YF4-1890 ヤマト科学 SW2 排水スイッチ LT00014520 AH164-LS1 1H1 富士電機 X メインリレー LT00012708 G4B-112T1 100V オムロン MV1 原水電磁弁 LT00014451 AG3X-A300-100V CKD MV2 ボイラ給水電磁弁 LT00014450 J241-811 CKD MV3 冷却水電磁弁 LT00014453 AB2X-1242 CKD MV4 初留水排水電磁弁 LT00014450 J241-811 CKD MV5 ボイラ排水電磁弁 LT00014456 J244-085 CKD MV6 蒸留水採水電磁弁 LT00014450 J241-811 CKD MV7 イオン交換水採水電 磁弁 LT00014450 J241-811 CKD P 蒸留水採水ポンプ 2150080007 MD15R-N イワキ

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作成 05・09・26 No. 12-2

WG1000

記号 部 品 名 コード№ 仕 様 メーカ ELB 漏電ブレーカ 2060050003 BJS-3034 松下電工 T1,T2 端子台 2070086001 TB-20C 8P 坂詰 H,OH ヒータ(温度センサ) 2420016004 YK-W-4 ヤマト科学 E1 イオン交換水水質計 510000001 GZY-WG240/260 用 ヤマト科学 Fs-3 タンク水位フロート スイッチ LT00014460 YF4-1889 ヤマト科学 SW2 排水スイッチ LT00014522 AH164-LS1 1M1 富士電機 X メインリレー 2050070017 VC20FA(BW 56601K) 松下電工 MV1 原水電磁弁 LT00014476 AG3X-A300 200V CKD MV2 ボイラ給水電磁弁 LT00014471 J241-812 CKD MV3 冷却水電磁弁 3020020012 AB31023 200V CKD MV4 初留水排水電磁弁 LT00014471 J241-812 CKD MV5 ボイラ排水電磁弁 LT00014475 J244-086 CKD MV6 蒸留水採水電磁弁 LT00014471 J241-812 CKD MV7 イオン交換水採水電 磁弁 LT00014450 J241-811 CKD P 蒸留水採水ポンプ 2150080008 MD20R-200W イワキ

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作成 05・09・26 No. 12-3

共通部品

記号 部 品 名 コード№ 仕 様 メーカ WL 漏水センサ WG55005328 リード線 2,7m ヤマト科学 Fs-1 制御用フロートスイ ッチ LT00014440 WA050514-1 ヤマト科学 Fs-2 制御用フロートスイ ッチ LT00014441 WA050514-2 ヤマト科学 SW1 リセットスイッチ 2010010014 A2A-4W オムロン SSR ソリッドステートリ レー 2160000035 TRS5225 東邦電子 Ps 圧力スイッチ 2040040001 ST-B-BR1-N2 山陽計器 PIO 表示基板 LT00013592 WG250 ヤマト科学 CONT プレーナ基板 LT00013591 WG250 ヤマト科学 E2 蒸留水水質計 1011890001 WG252/220 用 ヤマト科学 FL1 蒸留水流量計 1260010005 FHK-33 ヤマト科学 FL2 イオン交換水流量計 1260010005 FHK-33 ヤマト科学

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型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 13-1 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG250/1000 保守点検項目 改 訂 6 保守点検の実施時期 (製品を安定して使用していただくために、日常の点検をお願いします。) 保守・点検項目 実施時期の目安 備考 前処理カートリッジの交換 約6ヶ月 メッセージ表示部に 交換表示が出ます。 処理能力:東京都の市水にて 約5000㍑原水の水質が悪 い場合には早めに実施してく ださい。 メンブレンフィルタの交換 約3ヶ月 メッセージ表示部に 交換表示が出ます。 処理能力:純水通水にて約5 00㍑ 採取流量が少なくなった場合 は、交換時期が来ています。 イオン交換樹脂カートリッジ の交換 メッセージ表示部に交換表示が出た 時、 イオン交換水の水質が 1×10-4S/m 以上になると表示されま す。 処理能力:200×10-4 / m の 原 水 に て 約 700 ㍑ (WG1000 型は 1400 ㍑) 蒸留器の洗浄 3ヶ月 給水ホースフィルタの洗浄 6ヶ月 原水の水質が悪い場合には早 めに実施してください。 ホースの交換 2年 接続部については1ヶ月に1 度点検してください。 蒸留水タンクの排水 3ヶ月 長期間使用しない場合も排水 してください。 前処理カートリッジの交換 カートリッジを交換しないで使用していますと、イオン交換樹脂カートリッジの寿命が短くなります。 交換したカートリッジは不燃物として処分して頂くか、弊社へご返送される場合は、交換カートリッ ジに添付された指定の送り状をご使用の上、ご返却ください。 イオン交換樹脂カートリッジの交換 カートリッジは長期に保管しますと水質の劣化および処理能力の低下が起こりますので、交換時期を 見計らってスペアのカートリッジをご用意ください。保管の目安は約4 ヶ月程度です。 カートリッジを交換しないで使用していますと、ボイラおよびヒータに缶石付着量が多くなり、蒸留 水採取量の減少やヒータ破損の原因となります。 交換したカートリッジは不燃物として処分して頂くか、弊社へご返送される場合は、交換カートリッ ジに添付された指定の送り状をご使用の上、ご返却ください。 環境保全のため適正な廃棄と回収、再利用を促進しております。 ●交換後の警報表示リセット方法 扉裏のリセットスイッチを長押しすると確認音が鳴り、警報表示はリセットされます。

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型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 14-1 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG250/1000 技術資料 改 訂 6

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型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 14-2 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG250/1000 技術資料 改 訂 6

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型 式 図 面 番 号 作成 05・09・26 No. 14-3 1 2 3 4 5 純水製造装置 WG250/1000 技術資料 改 訂 6

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