演習
入力した つの複素数に対して、加減乗除の結果を示すプログラムを作成せよ。
【ヒントコメント】
注意として、
と記載してあ るにもかかわらず、これらの式の右辺の計算を行っているプログラムが見受けられた。複素 数の乗算、除算を忘れていたら‥‥実際に計算して公式を導こう!!!
複素数の乗算 乗算を展開して、¾としてから実数部と虚数部をまとめれば良い。
¾
複素数の除算 分母がの場合、分子と分母にをかけることにより、分母 を実数にすればよい。
¾
¾
¾
¾
¾
¾
方法 式 に基づいて、実数部と虚数部の値を求める。
方法 式より、まず「複素数の乗算」を行う関数で式の分子複素数を求 め、その結果の実数部と虚数部の値を¾¾で割り算すれば良い。
複素数を出力プリントする関数を4つ作成しているプログラムが見受けられるが、資料の 例に示してある を4回呼び出せば良い複素数を出力 する関数を4つ作る必要はない
複素数の加減乗除の結果を異なる型の変数に代入してからそれらを出力し ているプログラムが見受けられたが、加算をして結果を出力、減算をして結果を出力、乗算 をして結果を出力、除算をして結果を出力というようにすれば、演算結果を格納する
型の変数は個で良い。
資料の例に示してあるを、つの複素数を引数として 渡して出力するように変更しているプログラムも見受けられたが、上記と同様に資料の例に 示してあるを4回呼び出せば良い。
虚数部がの時に、で出力すると、「」のよう な形になる。これを「」のように出力したい場合は、虚数部がの場合とそうでない場合で 出力の仕方を変更すれば良い。
複素数の出力
虚数部がの場合の出力
虚数部がでない場合の出力
!
"
実数部がの時に、で出力すると、「 」のよ うな形になる。これを「」のように出力したい場合は、実数部がの場合とそうでない場 合で出力の仕方を変更すれば良い。
複素数の出力
実数部がの場合の出力
実数部がでない場合の出力
!
"
虚数部が負の時に、で出力すると、「」のような形に なる は非負。これを「」のような形で出力したい場合は、虚数部が負の場合と そうでない場合で出力の仕方を変更すれば良い。
複素数の出力
# 虚数部が負の場合の出力
$ $
虚数部が非負の場合の出力
!
"
これらつを全て組み合わせたい場合、 を次の様にすれば 良い。
虚数部が
実数部がで、虚数部はでない
以下は、実数部、虚数部共にでない場合の出力
#
$ $ 虚数部が負
! 虚数部が正
"
"