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第 4 回神奈川小児循環器研究会

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Academic year: 2021

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66 日本小児循環器学会雑誌 第25巻 第 6 号 1.大動脈弁狭窄を伴った極型Fallot四徴症の 1 例

神奈川県立こども医療センター循環器科 岩岡 亜理

 大動脈弁狭窄を合併した極型Fallot四徴症はまれである.今 回経験した症例は,胎児期に総動脈幹弁狭窄を伴った総動脈幹 症と考えられていたが,生後の超音波検査で大動脈弁狭窄を 伴った極型Fallot四徴症と診断された.生命予後不良な病態で あり,治療に難渋すると予測される.

2.Torsade de pointesを来した先天性QT延長症候群の新生児例 聖マリアンナ医科大学小児科 

有馬 正貴,水野 将徳,都築 慶光,後藤建次郎 栗原八千代,村野浩太郎

 症例は在胎38週 5 日,出生体重3,474gの男児.出生時QTcは 0.618secと著しく延長しており,生後12時間に連発するVPCを 契機にTdPを認めた.現在はプロプラノロールとメキシレチン を内服しながら遺伝子解析の結果を待っている.

3.新生児期に介入を要した重症Ebstein奇形・肺動脈閉鎖の 1 例

横浜市立大学小児循環器科

山口 和子,西澤  崇,市川 泰広,渡辺 重朗 岩本 眞理

同 心臓血管外科

南  智行,長  知樹,磯松 幸尚,益田 宗孝  肺動脈閉鎖,Ebstein奇形の男児.右室の形態よりbiventricular repair可能と考えた.日齢10にBrock術施行.生後 1 カ月右BT シャント,右流出路再建,右房縫縮術施行した.

4.当院におけるAmplatzer septal occluder導入後の心房中隔欠 損症に対する外科治療の現状

神奈川県立こども医療センター心臓血管外科

小坂 由道,麻生 俊英,武田 裕子,梶原 敬義 松濱  稔,大中臣康子

 心房中隔欠損症治療(ASD)の 1 選択肢として,当院も2006年 8 月にAmplatzer septal occluder(ASO)を導入した.ASO導入後 2008年 8 月までに閉鎖術の適応と判断した合併心奇形を有しな いASDは123例あった.79例にASOを用いた閉鎖術を行い,44 例(36%)に外科的閉鎖術を行った.ASO導入後の外科的治療の 位置づけをこの 2 年間に経験した44例と,導入前の92症例

(2003年 8 月〜2006年 7 月)を比較することで検討したい.

5.左心低形成症候群に先天性横隔膜ヘルニアを合併した13ト リソミーの 1 例

昭和大学横浜市北部病院こどもセンター

松岡  孝,西岡 貴弘,澤田まどか,曽我 恭司 梅田  陽

同 循環器センター

山辺 陽子,富田  英,上村  茂

 胎児エコーで心奇形を指摘され当院に紹介.左心低形成症候 群(AAo:1.5mm),横隔膜ヘルニアを疑い29週で羊水検査施行 し,13トリソミーを認めた.文献的考察を併せて発表する.

6.単心房に対する心房内血流転換術後に心筋梗塞を生じた 1 女児例

北里大学医学部小児科学

安藤  寿,木村 純人,中畑 弥生,石井 正浩 同 胸部外科

宮地  鑑

 Dex/SA/IVC欠損の 7 カ月女児.PV,SVCおよび肝静脈は左 側に還流.心房内バッフルを作製し心房内血流転換術を行っ た.術後12時間で心筋梗塞を生じたが人工心肺の導入により救 命し得た 1 例を経験したので報告する.

7.高度僧帽弁逸脱,僧帽弁逆流に対し僧帽弁形成術,僧帽弁 輪縫縮術が奏効したマルファン症候群の 1 例

横浜市立大学小児循環器科

渡辺 重朗,市川 泰広,山口 和子,西澤  崇 岩本 眞理

同 心臓血管外科

長  知樹,南  智行,鈴木 伸一,磯松 幸尚 益田 宗孝

 症例はマルファン症候群の26歳女性,僧帽弁逸脱,僧帽弁逆 流に伴う心不全の進行を認めた.人工腱索を用いた僧帽弁形成 および人工弁輪を用いた弁輪縫縮を施行し,僧帽弁逆流はほぼ 消失した.

特別講演

「動脈管制御の新標的分子−ポストプロスタグランディンE」

横浜市立大学大学院医学研究科循環制御医学 横山 詩子

抄  録

第 4 回神奈川小児循環器研究会

PEDIATRIC CARDIOLOGY and CARDIAC SURGERY VOL. 25 NO. 6 (830)

日   時:2008年 9 月27日(土)

場   所:崎陽軒本店 6 階

当番世話人:岩本 眞理(横浜市立大学小児循環器科)

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