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直・並列と並・直列システムの信頼性的考察

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Academic year: 2021

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1−C−= 2001年度日本オペレーションズ・リサーチ学会 春季研究発表会

直・並列と並■直列システムの信頼性的考察

01400043 愛知工業大学 *中川雫夫 NAKAGAWATbshio

O2991833 愛知工業大学

銭存葦 QIANCunHua

1 まえがき

代表的な冗長システムである2つの澄・並列システムと 並・直列システムについて,いろいろな信頼性の性質を調 べる. の性質を調べる.(3)式から,0<p<1に対して,

J藍私,氾(9)≧J主監(ト叩n)=1・

(6) 表1:p=0.1のとき,(1−pm)mと1−叩mの値 (1−pれ)几 1−れpn

2 直・並列システム

れ個 0.90000 0.90000 0.98010 0.98000 0.99700 0.99700 0.99960 0.99960 0.99995 0.99995 表1に,p=0.1のとき,(1一夕n)れと近似式1−叩れを れ=1,2,3,4,5に対して,計算する.この■場合,mが乃+1 になると,システムのユニット数は乃2のオーダーで増加 することに注意する・れ≧3に対して,(1−pれ)れ㌶1一叩れ である■ 不良率pの値が小さくなるならば,その精度は もっとよくなる.一般に,直・並列システムでは,1一叩m を計算すれば,十分であろう. (Ⅴ)(5)式において,几の単調性を調べるため, (トp叫1)叫1= (トpれ)れ (7) を満たすpれ(0<恥<1)の値を求める■ とくに,乃=1 のとき,pl=彗戸㌔0・618となり,黄金比と等しく なる. pmはmの単調増加関数であることが期待される.近似 式(3)式において, 1−(m+1)p叫1=1一叩れ (8) とおき,この式を満たす解は丸=れ/(m+1)となる・明ら かに,れは1/2から1までの単調増加関数である・よっ て,0<p<0.5のとき,1一叩nは9から1までの几の 単調増加関数である. 表2に,れに対して,pnと磨れの値を示す.この表か 図1:直・並列システム 図1のように,m個の並列システムがm個直列になっ ている直・並列システムを考える.各ニットの信頼度を q≡1−p(0<p<1)とおくと,このシステムの信緒度は 月れ,m(q)=【1−(1−9)m】れ=(1−pm)れ (1) となる・(1)式で与えられる信精度の性質を調べる・ (i)明らかに,1im。→0孔,m(9)=0,1im。→1凡、,m(9)=1 であるから,凡叩(9)は0から1までのqの単調増加 関数である. (ii)0<p<1に対して, 1imれ→∞凡、ル(曾)=0(m<∞), 1imm→∞見れ,m(曾)=1(m<∞). (2) (iii)乃≧2,0<p<1に対して,

ト叩m<(1ザ)れ<1叩m+撃p2m

(3) ら,pnはれの単調増加関数で,恥>炉nであることが 分かる・従って,0<p≦0.618のもとでは,(1一夕れ)れ (4) は几の単調増加関数である・一般に,pはユニットの故障 確率(不良率)であるから,p≦0.618である・以上から, 凡叩(q)=(1−pれ)れは9から1までの几の単調増加関数 (5) であると言える・ であるから,

札,m(帖1一叩門<史㌢p2m・

(iv)次に, 凡叩(9)=(1−pn)n ー70 − © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず.

(2)

(Ⅴ)(13)式において,・nの単調性を調べるため, (1一寸叫1)叫1= (ト曾n)m (15) を満たす9れ(0<‰<1)の値を求める. 明らかに,この値は,表1におけるpれを‰と置き換えれ ばよい・故に,0.618<9<1のもとで,1−(r−9れ)れはmの 単調減少関数である.一般に,qはユニットの信頼度である から,q>0・618である・以上から,凡叩(9)=L−(1−9れ)れ は甘から0までのれの単調減少関数である. 以上の性質をまとめると,(5)式と(15)式を比較するこ とにより,0.618<9<1に対して, tl−(1−9)れ】れ≧1−(1−9れ)n (16) であり,等号はm=1のとき成立する.明らかに,9が1 に近いとき,直・並列システムの信頼度は並・直列システ ムの信頼度よりも大きい. 表2:れに対して,pれとβnの値 pn p, 0.61803 0.50000 0.75488 0.66667 0.81917 0.75000 0.85668 0.80000 0.88127 0.83333 0.93607 0.90909

3 並・直列システム

4 複雑性を考慮レた直・並列システム

文献【1】で直・並列システムの複雑度の信頼度を9†1m ̄1 と定義した.ここでは,ユニットの信頼度を9としたと き,複雑度を考慮したシステムの信頼度.【2】を 島(れ)=√α(nれ ̄1)【ト(1−9)n】m(m=1,2,‥・)(17) で与え,これを最大にするがを求める.表1に9とαに 対して,月5(れ)を最大にするがの値を示す. 表3:直・並列システムの最適数が 図2:並・直列システム 図2のように,m個の直列システムがm個並列になっ ている並・直列システムを考える.各ニットの信頼度を9 (0<曾<1)とおくと,このシステムの信頼度は 月m,れ(9)=1−(1−9れ)m (9) となる・(9)式で与えられる信頼度の性質を調べる. (i)明らかに,1im。→ORm,れ(q)=0,1im。→1私叩(q)=1 であるから,凡叩(q)は0から1までの9の単調増加 関数である. (ii)0<9<1に対して, 1imれ→∞月m,れ(9)=0(m<∞), 1imm→∞月m,れ(ヴ)=1(陀<∞).(10) (iii)m≧2,0<9<1に対して, m(m−1)」h ∠れ q<1−(1−qれ)m<m9れ・(11) mqれ− であるから, mqn一月m,れ(9)< 参考文献 【1】中川軍夫,安井一民,“システムの冗長性に関する信 頼性的考察”,電子情報通信学会論文誌,Vol.J80−A, No.12,pp.2184−2186,1997. 【2】中川軍夫,安井一民,“エントロピーを考慮したシステ ムの冗長度”,2000年度OR学会春季研究発表会アブ ストラクト集,pp.236−237,2000. m(m−1)_2m (12) q (iv)次に, 凡叩(q)=1−(1−9れ)n (13) の性質を調べる・(11)式から,0<9<1に対して,

ぶ監私,n(9)≦ぶ監吋=0・

(14)

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