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政府・企業・消費者の関係から導く 日本のキャッシュレス化

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(1)

1.序

現在日本はキャッシュレス化において、他の国に大きく後れをとっている。更には

2020

年に東京オリンピック・パラリンピックを控え、キャッシュレス決済を主とする大 量の外国人観光客が日本に訪れることも予想される。そのため、日本には早急なキャッシ ュレス化が求められている。本論文では他国の事例に倣い、特に政府(

G

)・企業や銀行

(B)・消費者(C)との関係から見て、日本に最も合うキャッシュレス化の流れを探って いく。

事例として挙げる国はキャッシュレス化が日本よりも進んでおり、それぞれ特徴的なキ ャッシュレス化を遂げているという観点から見て中国・スウェーデン・韓国・アメリカ・

ケニアに絞ることとする。

本題に入る前に、キャッシュレスの定義を明確にしておく。経済産業省では『現状「キ ャッシュレス」については、広汎に共通的に認識されている定義は存在しない。そのた め、本ビジョンにおける「キャッシュレス」については、「物理的な現金(紙幣・硬貨)

を使用しなくても活動できる状態」を指すこととした。』1)としている。しかし明確な定義 が存在しないため、本論文でも同様の意味としてとらえることとするが、より議論をわか りやすくするために「物理的な現金(紙幣・硬貨)を使用しなくても “ 活動 ” できる状 態」を「物理的な現金(紙幣・硬貨)を使用しなくても “ 決済 ” できる状態」とする。

キャッシュレス化の分かりやすいメリットは、決済の迅速化、インバウンドを含めた消 費の活性化、企業のコスト削減などである。また決済や取引の記録が正確に履歴として残 るため透明性が高いこと、現金を持ち歩く必要も保管する必要も無いため、安全性が高い こともキャッシュレス化のメリットと考えることができる。以上のような多くのメリット

政府・企業・消費者の関係から導く 日本のキャッシュレス化

井立雄太、勝部広平、境晋太朗、平田鈴奈

* 社会科学総合学術院 土門晃二教授の指導の下に作成された。

(2)

324

が存在する点からも、日本はキャッシュレス化を進めていくべきだと考える。

以下では、次のような構成で議論を進めていく。まず

2

節では、日本を含めた各国のキ ャッシュレス化の事例を

G・B・C

の関係からまとめていく。そして次の

3

節で各国の事 例と日本の現状を照らし合わせ、どの国の事例を日本が参考にするのが最も効果的かを検 証していく。最後に

4

節で結論として、参考にすべき国の事例を決め、日本が具体的にど のような施策を打つべきなのかを考えていく。

2.各国のキャッシュレス化の事例

2 ─ 1.中国

中国では

2014

年頃からモバイル決済の利用が普及したことにより、現在都市では現金 だけでなくカードすら持ち歩かなくても生活できる。そのようになった要因として挙げら れるのが、中国政府の強い権力が主導したリープフロッグ現象2)である。

中国のモバイル決済は、アリババやテンセントといったインターネット企業3)が主導と なり提供している。これらの企業はもともと

e

コマースや

SNS

など、スマートフォン関 連の部門で多くの顧客を抱えている。そのためそれらと連動したモバイル決済を提供する ことにより、国民は利用しやすく、企業側も実績を上げやすい。

しかし、その基盤には中国政府が大きく関わっている。まずは

2002

年、各銀行の協力 を得て、中国ユニオンペイ4)と呼ばれる銀行間決済ネットワークを確立した。その際にク レジットカードやデビットカードが発行され、キャッシュレス化の基盤を生み出したので ある。

その後、そこで生まれる導入コストを抑えるため、モバイル決済を前述のように企業が 主導することとなるが、そこへも政府の後押しがある。2015年、李克強首相が「互聯網

+(インターネットプラス)」という言葉を用いた5)。互聯網+(インターネットプラス)

とはインターネット技術6)と他の産業を結びつけ発展させていくという意味である。この 時に提出された互聯網+(インターネットプラス)推進案の「互聯網+(インターネット プラス)行動計画」によって中国のオンライン決済サービスが急速に普及していくことと なる。

以上のような中国の構造は、

G

B

C

(図

1

a

)と表すことができる。メリットと しては、圧倒的な拡大スピードと強制力にある。逆にデメリットは、プライバシーの問題 や人権を無視してでも押し通す、強大な力を持つ政府でないと推進が難しいことにある。

2 ─ 2.スウェーデン

スウェーデンは現金の流通量が世界で最も低く対

GDP

1.7%

7)となっていて、韓国と

(3)

並び世界で最もキャッシュレス化が進んでいる国の一つと言うことができる。

スウェーデンがキャッシュレス化を進めるきっかけは

1980

年代に存在していたバブル 経済が

1990

年代初頭に崩壊し、金融危機になったことで金融機関を中心に国家をあげて 生産性の向上に取り組み始めたことである。スウェーデンは冬場に多くの雪が降るため現 金の輸送にかかるコストが高く、強盗も多発していた8)ため金融機関のコスト削減と政府 による治安の改善という

2

つの側面においてキャッシュレス化がターゲットとなったので ある。

主な施策としては金融機関が

1990

年代から小切手利用手数料体系を刷新し、消費者に 小切手からデビットカードへの転換を促したことや、2007年より公共交通機関が現金取 り扱いを止めたこと、現金を取り扱わない店舗への税の優遇措置などが挙げられる9)

また

2012

年には「Swish」という個人間送金・支払いサービスが登場した。Swishとは スウェーデンの主要銀行

6

行が共同開発した決済システムであり、携帯電話番号と個人認 証だけで自分の銀行口座から直接買い物や飲食などの支払い、口座間の送金が簡単に行え るモバイル決済アプリケーションである。取引時に口座番号を用いる必要がなく、取引が 即時に口座に反映される10)

Swish

の成功の理由は、スウェーデンの国民が

Swish

誕生以前に政府や金融機関の働き かけによってデビット、クレジットカード決済への抵抗が薄かったことと、主要銀行によ る共同開発ということにより利用者が国民全体の

6

11)にも上り、デファクトスタンダー ドによる効果があったということである。

図 1 各国の事例における G・B・C の関係

(4)

326

つまりスウェーデンのキャッシュレス化は

G

B

がともに治安の改善とコストカット という目的のために

C

に働きかけた

G

C

B

(図

1

b

)の構造であると考えられる。

この構造のメリットは

G

B

の連携による相乗効果で効率良く

C

へ影響を与えられる というものである。逆にデメリットとしては、

B

G

の目指す形が揃っていないと両者 の施策が互いに干渉しあい、逆に

C

へ影響を与える効果が下がってしまうことが挙げら れる。

2 ─ 3.韓国

キャッシュレス決済比率が

2015

年時点で

89.1%

12)と世界

1

位の韓国について述べる。

転換点となるのは、

1997

年に発生したアジア通貨危機後の韓国政府によるキャッシュレ ス普及施策である。1997年のアジア通貨危機の際に国際通貨基金から援助を受けた韓国 は、消費活性化と自営業者の所得把握による脱税防止を目的に、

2002

年にクレジットカ ード利用推進政策を導入した。主な取り組みは所得控除と宝くじ政策、小売店へのクレジ ット決済取り扱いの義務化である13)

まず

1

つ目の所得控除については、年間のクレジットカード利用額の

20%を、30

万円 を上限として所得控除することを法的に可能とした。

2

つ目の宝くじ政策については、ク レジットカードの

1000

円以上の利用で毎月行われる当選金

1

8000

万円の宝くじ参加券 を獲得することができる制度である。3つ目のクレジット決済の義務化については、年商

240

万円以上の小売店、飲食業者に対して義務化するものである。以上の政策により

1999

年から

2002

年にかけてクレジットカードの発行枚数は

2.7

倍、クレジットカード利用額 は

6.9

倍とキャッシュレス化が急速に発展した14)

総括すると、韓国でのキャッシュレス決算比率の向上は

G

による

B・C

の両者への後 押しや義務付けによるものであり、その三者の関係は

B

G

C(図 1

c)の構造で

あると考えられる。確かに、背水の陣的状況のアジア通貨危機下における、政府による消 費者への消費活性化の起爆剤としての、強制力を持つ法的なキャッシュレス化推進の枠組 みの施策は、現在の日本の経済環境と異なるため、政府が韓国のように市場に介入して良 いものか否かの議論は残る。

2 ─ 4.アメリカ

アメリカにおいて、キャッシュレス比率は

2015

年時点で

45%

15)と日本より高い数値と なっている。アメリカのキャッシュレス化の進み方は政府主導のキャッシュレス化推進施 策が大々的に打たれておらず、後述する民間企業によるキャッシュレス化促進の側面が強 いという特徴がある。

その根拠としてアメリカでは、自国発祥の

VISA、Mastercard、American Express

など

(5)

による店舗への導入営業や銀行との連携によりクレジットカードビジネスが発展したこと が挙げられる。当初クレジットカードが促進された消費者視点のニーズとしては、劣悪な 貨幣の質の問題やクレジットカードの利用履歴を信用情報として用いたローンの組成など があった。その後個人間やネット購入に用いることのできる

PayPal

16)をはじめとした民 間企業によるイノベーションが起き、インターネットでのクレジットカード利用が始まっ た。また、スタートアップが提供するサービスに対抗すべく、銀行もオンラインでのサー ビス17)提供を開始したことも市場の活性化に繋がった。

上記のことを踏まえて、アメリカのキャッシュレスにおいて

G

B

C

の関係性は、

B

C(図 1

d)という構造と言うことができる。政府はキャッシュレス化推進の政策

を大々的に打っている訳ではなく、民間企業の後押しが強いことからこのような結果とな る。このアメリカ型のメリットとしては、自由競争型であることが挙げられる。ただ、こ のようなキャッシュレス化を進めていくためには

VISA

Mastercard

のような強い力を 持った

B

が必要不可欠である。

2 ─ 5.ケニア

ケニアのキャッシュレス化は特殊であり、環境による面が大きい。ケニアにはモバイル 決済サービス「M-PESA」がある。Mはモバイル、PESAはスワヒリ語でお金を意味し、

Safaricom( サ フ ァ リ コ ム ) と い う ケ ニ ア の 携 帯 会 社 が 2007

年 に リ リ ー ス し た18)

M-PESA

は預金、送金、引き出しの機能があり、2013年の調査ではケニアの成人の約

60%が利用し、ケニアの GDP

の約

25%の額が取引されている

19)。また当初は個人間の送 金が主であったが、その後

B2B

の場面でも使われるようになった。

M-PESA

がケニアで浸透して行った要因を挙げていく。まず挙げられるのが携帯電話の

普及率である。ケニア人の携帯電話の所持率は

84%

20)もあり、2018年時点で

0

歳から

14

歳までの人口比率が約

39%

21)であることを考慮すると成人のほぼ全員が携帯電話を所持 していると考えられる。次に挙げられるのが先進国とは違い、クレジットカードや

ATM

などの環境が十分に普及していなかった22)という点である。この

2

つの要因によってケニ アではリープフロッグ現象による急速なキャッシュレス化の浸透が起きたと考えられる。

以上のように、ケニアでの事例は

B

から

C

への影響力によるものである。しかしケニ アのキャッシュレス化の一番の要因は前述したようなリープフロッグ現象によるものが大 きく、B・C・Gの関係はあまり重要ではないと考える。

2 ─ 6.日本の現状

日本では現状、キャッシュレス決済比率が

18.4

23)と、依然として低い状態になってい る。以下では、その現状を

G、B、C

の観点で見ていく。

(6)

328

まず、日本政府は近年になってキャッシュレス化の促進に本格的に取り掛かり始めた。

2017

6

月に閣議決定された「未来投資戦略

2017

24)では、

10

年後(

2027

年)までにキ ャッシュレス決済比率を

4

割程度とすることを目指すと公表した。具体的な行動はまだ実 施されていないに等しいが、

2019

年の消費税

10

%への増税を前にキャッシュレス決済時 のポイント還元策などを協議中ではある25)。しかし同時に加盟店手数料の引き下げをクレ ジットカード会社に求めているという報道26)もあるなどキャッシュレス企業との協議がう まくいっていない。

次に、企業からのアプローチの現状である。そこにはクレジットカード会社大手の存在 がある。JCBの他に三菱

UFJ

銀行やみずほ銀行を始めとした銀行、百貨店大手の髙島屋 や大丸、

EC

サイトの楽天など様々な企業がクレジットカード事業に参入している。更 に、プリペイド方式のキャッシュレス決済についても、JR東日本の

Suica

をはじめとし、

10

以上の交通機関が発行している。また上記以外にも、キャッシュレス決済の新たなプ レイヤーとして以下の

2

つがある。1つ目はプリペイド式のクレジットカードのバンドル カードである。バンドルカードは発行年齢の制限がなく、未成年は保護者の同意のみで使 用することができるカードである。2つ目は

LINE Pay

や楽天ペイを中心とした

QR

コー ドを用いたスマホ決済アプリの台頭である。中国の事例で述べたようにテンセントやアリ ババを中心としたアプリが中国で当たり前となりつつあり、スマホ完結型の決済アプリに 日本の

IT

企業も参入しようとしているのである。

最後に、消費者からの側面である。そこで、支払いに関する過去の

2

つの事例を挙げて 考えていく。1つ目は切符が

Suica

PASMO

といった交通系電子マネーに変化したこと についてである。これらの電子マネーは切符の料金値上げのタイミングで登場した。切符 は

10

円単位での値上げだが、交通系電子マネーなら

1

円単位なので値上がり金額が低く 設定された。つまり、利用しないと金銭的に損をすることになってしまうのである。ま た、それを利用することで券売機に並び、切符を買うという時間的なコストもかからなく なる。2つ目に

ETC

カードの登場についてである。今までは高速道路の料金所では一時 停止をし、窓を開けて料金の支払いをしなければならなかった。しかし

ETC

カードを使 用すれば、ドライバーはただ速度を落とすだけで通過できるようになる。また、ETCカ ード利用者だけの高速料金の割引もあるため、金銭的な得にもなる。以上のように、消費 者は金銭的な損得と時間的なコスト削減の両者が重なった時に変化を受け入れるようであ る。

現在の日本においてキャッシュレス決済への多くの企業(

B

)の参入の動きを見る限 り、B→

C

の流れは拡大してきていると言える。また

G

の指針や政策案などを見てもま だまだ微弱ではあるが、

G

C

の流れも形になってきてはいる。つまり日本の現在のキ ャッシュレス化の構造は

B

C

G(図 1

e)と表すことができ、一見スウェーデン

(7)

の構造と同じように見える。しかし、前述したように政府はポイント還元案と同時にクレ ジットカード業界に対し加盟店手数料を引き下げるように要請し業界から反発を受けてい るなど、Gと

B

C

への取り組みがうまく相乗効果を発揮することができていないとい う点でスウェーデンの構造とは異なる。

3.各国の事例と日本の照らし合わせ

この節では各国の

B

C

G

の構造を日本の現状に照らし合わせ、日本がどの国の構造 を参考にしていくべきかを検証する。

中国型のキャッシュレス化を進めるためには日本の

G

が中国の

G

のような強大な権力 を

B

C

に対して発揮できる状態である必要があり、現実味がなく、加えて

G

の介入が 強いことからプライバシー保護の観点から見てもあまり適切ではないと考える。

次にスウェーデンの構造を検証する。日本の現状は

G

B

がそれぞれ別の施策を

C

に 対して向けており、構蔵的にはスウェーデンの事例が一番似ている。そこで

B

G

の施 策を連携させた上で

C

へ向けるスウェーデンの事例のように進めることができれば、日 本のキャッシュレス化を成功させることができるのではないかと考える。

韓国型のキャッシュレス化は通貨危機という危機迫った状態において、特にキャッシュ レス化のモチベーションがなかった

B

C

に半ば強制的とも言える施策を打ち出すとい う型なため、日本の現在の

B

の新規参入の動きなどの状況と照らし合わせると韓国のキ ャッシュレス化の施策をそのまま参考にすることは適切ではないと考えられる。

アメリカのキャッシュレス化に大きな影響を与えた

VISA・Mastercard・American Express

の世界シェアの合計は、80%を超えている27)。それ程に強力な

B

が不在である日 本28)において、Bだけでキャッシュレス化を進めることは現状不可能であると考えられ る。

ケニアの事例に関しては、リープフロッグ現象に大きな要因がある。そのため、日本の 現状を考えるとケニアの事例は参考にし難いと考えられる。

4

.結論

日本のキャッシュレス化を進めていく上ではスウェーデンの

B・C・G

の構造を参考に することが適切である。スウェーデンのキャッッシュレス化は、

G

B

が治安の改善と 金融機関のコストカットという利害の一致のもとにうまく連携して成功することができ た。つまり

G

B

の間にすれ違いが生じなかったのである。

よって現在の日本における

G

B

それぞれの施策がすれ違いを起こさずに相乗効果を

(8)

330

発揮していけていれば、このまま順調にキャッシュレス化が進むということとなる。しか し、前述のように

G

B

の協議が難航するなど、残念ながらすれ違いが発生してしまっ ている。つまり日本がスウェーデン型のキャッシュレス化を進めるためには、すれ違いが 発生する要因を取り除くことが必要である。

2

節の日本の

B

の説明であったように現在日本はキャッシュレスサービスが乱立してお り、

G

がどのサービスと連携していくべきかを決められずにいる状態である。そのため、

G

の案は的を射ていない曖昧なものとなり

B

とすれ違っていると思われる。一方スウェ ーデンでは

Swish

という高いシェアを持つサービスを

B

が生み出したことにより、

G

が 連携すべきサービスが明確となり的確な施策を打つことができている。

つまり日本においても

B

がそれぞれのサービスの規格を揃えるなどして

1

つとまでは 言わないが高いシェアの持つサービスを生み出す努力をしなければならないと考えられ る。

Swish

が高いシェアを獲得できた理由にデファクトスタンダード29)がある30)からであ る。また

G

も、今は

B

がうまくサービスの規格を揃えることができるような環境づくり をすることに注力するべきである。そうすれば政府も連携するサービスを明確にすること ができ、Gと

B

の連携が加速し効果的なキャッシュレス化を成し遂げることができる。

1)経済産業省(2018)「キャッシュレス・ビジョン」を参照。

2)主に新興国が、先進国の発展過程をテクノロジーの活用により一段飛びで抜かす現象。

3)アリババが「Alipay」、テンセントが「WeChat」で決済サービスを展開している。

4)銀聯が運営しているため、銀聯システムとも呼ばれる。

5)総務省(2015)『情報通信白書平成27年版』参照。

6)主に移動互聯網(モバイルインターネット)、雲計算(クラウドコンピューティング)、大数据(ビ ッグデータ)、物聯網(モノのインターネット)などのインターネット技術全体を指す。日本貿易振 興機構(2017)参照。

7)国際決済銀行(2015)参照。

8)注1)に同じ。

9)注1)に同じ。

10)プレジデント社 大前研一(2017)を参照。

11)注1)に同じ。

12)注1)に同じ。

13)注1)に同じ。

14)注1)に同じ。

15)注1)に同じ。

16)アメリカのペイパル・ホールディングスが運営するオンライン決済サービス。最近では同じアメリ カの個人送金サービスVenmoを傘下に加えた他、ケニアのM-PESAとの提携も開始している。野 間・藤田(2018)参照。

17)全米30を超える銀行および信用組合は2017年に個人間送金ができるシステムZelleのサービスを

開始した。Bloomberg(2017)参照。

18)Mugambi, Njunge and Yang (2014)参照。

19)注18)に同じ。

(9)

20)注18)に同じ。

21)Central Intelligence Agency(2018)参照。

22)注18)に同じ。

23)経済産業省(2015)参照。

24)政府が2016年から2017年までに開催した未来投資会議の検討内容を取りまとめたもの。

25)日本経済新聞(2018)参照。

26)朝日新聞DIGITAL(2018)参照。

27)The Nilson Report(2016)参照。

28)JCBの世界シェア率は2.8%しかない。The Nilson Report(2016)参照。

29)市場で高いシェアを獲得したことなどにより事実上の規格となった製品やサービスのこと。

30)注1)に同じ。

引用文献

1朝日新聞DIGITAL「クレカ手数料引き下げ「増税対策後も」 経産省が要求」https://www.asahi.

com/articles/ASLCN5S31LCNULFA02J.html(アクセス2018/12/18)

2経済産業省(2018)『キャッシュレス・ビジョン』

3経済産業省(2018)『キャッシュレスの現状と今後の取り組み』

4財務省ホームページ「広報誌 ファイナンス コラム 世界経済の潮流(2018)」https://www.

mof.go.jp/public_relations/finance/201810/201810m.pdf(アクセス2018/12/16)

5日本経済再生本部(2017)『未来投資戦略2017』

6総務省(2015)「第11節 海外の政策動向」『情報通信白書』

7総務省ホームページ「世界情報通信事情」http://www.soumu.go.jp/g-ict/(アクセス2018/12/16)

8日本経済新聞社ホームページ「消費税対策、ポイントは5% 9ヶ月間で検討」https://www.

nikkei.com/article/DGXMZO38070780S8A121C1000000/(アクセス2018/12/18)

9日本貿易振興機構(2017)『「互聯網+(インターネットプラス)」で変わる中国のライフスタイル 2017』

[10]野間幹晴・藤田勉(2018)「フィンテック革命とイノベーション[第6回]フィンテック革命と世 界の金融機関の経営」『一橋ビジネスレビュー』2018WIN.季刊134─146

[11] Bloomberg「個人間送金サービス「ゼル」、米国で利用開始へ─30越えの銀行が加盟」https://

www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-06-12/ORFVMB6VDKHS01(アクセス2018/12/19)

[12]プレジデント社ホームページ「PRESIDENT Online 連載 大前研一の日本のカラクリ 世界で 加速するキャッシュレス革命」https://president.jp/articles/-/22449(アクセス2018/12/18)

[13] Allan Mugambi, Christopher Njunge and Samuel C. Yang (2014) “Mobile-Money Benefits and Usege: The Case of M-PESA” IT Professional 16: 16─21.

[14] Central Intelligence Agencyホ ー ム ペ ー ジThe World Factbook https://www.cia.gov/library/

publications/the-world-factbook/geos/ke.html(アクセス2018/12/18)

[15] The Nilson Report(2016)No. 1085

(10)

参照

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