資料-1
北陸新幹線、金沢・敦賀間トンネル施工技術委員会
<平成 29 年 9 月 8 日に発生した柿原トンネル陥没事故について>
(第1回)
平成 29 年 9 月 23 日
独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構 大阪支社
北陸新幹線、金沢・敦賀間トンネル施工技術委員会
<平成 29 年 9 月 8 日に発生した柿原トンネル陥没事故について>
日時:平成 29 年 9 月 23 日(土) 14:40~16:40
場所:多目的共同利用施設さくらセンター
(福井県あわら市柿原 36-20)
目 次
1.
柿原トンネルの概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ P-1
2.
事故の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P-3
3.
陥没箇所付近の施工計画・結果 ・・・・・・・・・・・ P-11
4.
今後の対応について ・・・・・・・・・・・・・・・・ P-35
5.
追加調査(案) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P-36
N 340km 350km 360km 370km 380km 390km 410km 420km 430km St 起点345km430m St 起点 372km590m St 起点 387km120m (仮称) 起点440km430m TL=2,399m T 敦賀 起点470km580m St 起点421km410m St 起点403km430m L=1,450m BL=307m 400km TL=1,455m TL=3,447m BL=410m
T L=2,530m
(国道8号) BL=217m BL=555m (国道8号) BL=155m 総合車両基地起点11km970m St 高崎 新北陸脇本T 日野川武生 第2鯖江 第2福井 九頭竜川 第3竹田川 第2竹田川 第1竹田川柿原
L=327m 八日市川 手取川 二日市 BvL=57m 加賀犀川 南越 高崎 福井 高崎 芦原温泉 高崎 加賀温泉 高崎 小松 高崎 白山金沢 金沢 高崎 440km 345km430m 工事実施計画始点 金沢・敦賀間 起点356km480m 工事始点 高崎 起点470km580m 工事実施計画終点 高崎 金沢・敦賀間 (仮称) 成町 BiL=113m 450Km 460km 470km 320km 330km 310km 敦賀 車両基地 起点1km920m 敦賀 St 加賀T L=5,447m 細坪Bv L=19,475m (車両基地回送線) 高崎 起点 起点471km076m 工事終点 高崎 BL=163m BL=193m BL=423m (399km830m~402km360m)1.柿原トンネルの概要
北陸新幹線、金沢・敦賀間線路平面図
柿原トンネル周辺の地質平面図
柿原トンネル周辺の地形図
※国土地理院HPより抜粋(一部加筆)L=2,530m
L=2,530m
金沢方柿原トンネル出口
陥没位置
陥没位置
柿原トンネル入口
399km830m柿原トンネル出口
402km360m 402km360m 400km560m 400km560m400km660m00 6 7 8 9 400K 1 2 3 4 5 6 7 8 9 401K 1 2 3 4 5 6 7 8 9 402K 1 2 3 4 5 BTC=400K963m37 ETC=399K841m21 L=1122.16 399K841M 400K963M 401K483M こ う 配 切 取 高 盛 土 高 土 被 り 施工基面高 地 盤 高 キ ロ 程 DL=-35.00 27 .0 0) ( 25 .0 0) ( .2 3 4 .8 1 4 .9 2 4 .8 1 5 .2 9 6 .8 4 6 .9 5 6 .6 5 7 .2 5 8 .8 5 8 4 .7 6 1 0 .4 6 2 4 .2 6 2 4 .2 5 2 1 .1 4 2 4 .5 3 3 5 .7 5 3 5 .6 7 3 4 .3 2 3 9 .1 7 2 4 .6 8 2 4 .1 9 2 3 .4 2 2 6 .3 8 2 7 .0 1 3 8 .5 7 3 9 .4 5 3 0 .8 5 4 0 .1 3 4 0 .5 6 4 4 .4 3 4 8 .2 8 4 1 .6 2 5 2 .8 1 5 7 .8 1 4 0 .2 9 4 9 .5 1 3 4 .6 2 4 9 .4 9 4 9 .4 6 4 9 .5 4 4 2 .6 4 5 2 .9 9 5 6 .6 8 5 6 .0 0 5 4 .6 5 5 5 .7 1 5 0 .3 1 6 2 .3 7 6 8 .8 5 5 4 .5 1 5 3 .7 7 5 2 .8 7 5 1 .1 7 5 6 .5 0 4 4 .1 5 4 0 .9 7 4 0 .5 5 4 1 .6 7 4 1 .3 1 4 9 .1 6 3 4 .7 8 3 4 .3 2 3 4 .3 9 3 4 .6 8 3 4 .7 2 3 4 .8 3 3 4 .9 7 3 5 .0 9 3 4 .9 9 3 5 .2 5 3 4 .6 1 3 4 .0 9 3 2 .6 9 3 2 .5 3 3 2 .2 3 3 1 .8 7 3 1 .8 2 3 1 .4 5 3 1 .1 4 3 0 .8 2 3 0 .6 5 3 0 .7 5 3 9 .4 8 2 9 .4 7 2 9 .4 3 2 9 .4 5 2 9 .4 3 2 8 .0 3 2 7 .6 3 2 7 .7 0 2 6 .6 7 2 6 .6 5 2 6 .4 9 2 6 .4 6 2 6 .4 5 2 6 .2 8 2 6 .3 1 2 6 .2 6 2 6 .2 0 2 5 .8 6 2 5 .8 3 2 6 .5 6 2 6 .5 9 2 6 .4 5 2 6 .1 2 2 5 .9 4 2 7 .2 3 2 7 .4 9 2 8 .0 3 2 8 .4 2 2 1 .9 9 3 4 .9 6 3 5 .0 4 3 5 .1 0 3 5 .1 7 3 5 .3 1 3 5 .1 8 3 5 .1 8 3 9 .8 8 2 2 .2 8 3 8 .2 8 3 8 .8 2 3 7 .0 5 3 1 .6 0 3 1 .5 5 3 4 .2 7 3 6 .0 1 3 5 .7 5 3 5 .4 6 3 4 .3 5 3 6 .2 9 3 5 .6 5 3 6 .1 1 3 6 .5 2 3 6 .8 3 3 7 .2 2 3 7 .5 9 3 7 .9 0 3 8 .1 7 3 8 .3 7 3 8 .1 1 3 4 .3 5 3 1 .3 5 3 7 .1 7 2 0 .1 6 2 8 .0 6 1 8 .4 7 1 2 .9 3 2 4 .8 5 2 6 .4 8 2 7 .6 3 2 9 .2 1 2 0 .2 2 3 0 .3 6 3 9 .0 6 2 0 .4 8 2 0 .1 4 2 1 .7 7 2 8 .4 8 1 3 .3 1 1 2 .9 7 1 0 .6 1 1 .4 6 8 .3 6 7 .3 6 7 .2 3 7 .2 0 7 .1 6 7 .5 6 6 .5 7 6 .5 7 6 .6 7 6 .6 7 6 .4 1 6 - 5.00 TP(m) 40.00 30.00 20.00 10.00 100.00 90.00 80.00 70.00 60.00 50.00 ±0.00 95.00 85.00 75.00 65.00 55.00 45.00 35.00 25.00 15.00 5.00 105.00 399km817m20 EL=8.46 EL=35.17 あわら市農村運動場 フルーツライン 400km753m40 EL=27.19水路400km845m80 EL=24.54 市道・坂ノ下・柿原線 400km861m90 EL=26.58 市道592号線・市道535号線 401km234m30 EL=30.71 市道 534号線401km763m45 EL=44.16 県道・水口牛ノ谷線 402km420m00 EL=6.84 市道 598号線 11.400 3 3 16.830 6 VCR=25000mCL=738327m VCR=25000mCL=374086m 0 + 107 + 65 + 27 + 6 + 56 + 22 + 3 0 + 113 - 2 - 18- 29- 14 - 1 0 0 399km998m00 401km808m00 12.594 12.534 12.474 12.414 12.354 12.294 12.234 12.174 12.114 12.054 11.994 11.934 11.874 11.814 11.754 11.694 11.634 11.580 11.541 11.51911.51311.513 11.522 11.548 11.589 11.646 11.706 11.766 11.826 11.886 11.946 12.006 12.066 12.126 12.186 12.246 12.306 12.366 12.426 12.486 12.546 12.606 12.666 12.726 12.786 12.846 12.906 12.966 13.026 13.086 13.146 13.206 13.266 13.326 13.386 13.446 13.506 13.566 13.626 13.686 13.746 13.806 13.866 13.926 13.986 14.046 14.106 14.166 14.226 14.286 14.346 14.406 14.466 14.526 14.586 14.646 14.706 14.766 14.826 14.886 14.946 15.006 15.066 15.126 15.186 15.246 15.306 15.366 15.426 15.486 15.546 15.606 15.666 15.726 15.786 15.846 15.906 15.966 16.026 16.086 16.146 16.206 16.266 16.326 16.386 16.446 16.506 16.566 16.626 16.686 16.748 16.82416.85916.916 17.023 17.142 17.262 17.382 17.502 17.622 17.742 17.862 17.982 18.102 18.222 18.342 18.462 18.582 18.702 18.822 18.942 19.062 19.182 19.302 19.422 19.542 19.662 19.782 19.902 20.022 20.142 20.262 20.382 20.502 20.622 20.742 20.862 20.982 998m00 808m00 -10.00 -15.00 -20.00 -25.00 -30.00 工事始点 399km810m00 工事終点 402km380m00 L=12657547m
出口402km360m00
柿原T出口
北陸新幹線、柿原トンネル L=2,530m
入口399km830m00
柿原T入口
陥没箇所 400km560m 400km680m00 柿原斜坑 柿原グラウンド 400km540m00 400km530m00 起点側切羽位置 400km765m00 終点側切羽位置 400km761m00 終点側下半建込位置 400km567m00 起点側下半建込位置399km830m00
柿原グラウンド北陸新幹線,柿原トンネル L=2,530m
陥没箇所柿原T入口
402km360m00
柿原T出口
400km560m 斜坑延長 108000 (縦断i=10.0%) 400km660m00 柿原斜坑 400km530m00 起点側切羽位置 400km765m00 終点側切羽位置 掘削方向金沢方
敦賀方
柿原トンネル 線路縦断図
柿原トンネル 線路平面図
金沢方
敦賀方
○ 事故発生からの対応状況 9/8(金) 5:45 事故発生、作業員待避 6:10 JV 職員による現場確認 <復旧作業> 14:00~17:00 崩落面へ吹付けコンクリート施工【坑内作業】 17:00~19:20 押さえ盛土施工【坑内作業】 23:45 上半支保への増し吹付け開始【坑内作業】 9/9(土) ~ 6:30 〃 完了【坑内作業】 8:00~10:50 押さえ盛土再施工【坑内作業】 11:20 陥没部の埋戻し開始【坑外作業】 9/10(日) ~ 2:00 〃 及び養生完了【坑外作業】 8:00~17:45 沈み込み部の埋戻し、整地作業【坑外作業】 (総埋戻し量 700m3 トンネル掘削発生土砂) 9/11(月) 8:00~ 地表からのトンネル空洞部充填工準備開始 17:10~17:45 注入孔削孔(No.5)【坑外作業】 9/12(火) 8:00~17:00 注入孔削孔(No.1~4)【坑外作業】 14:30~20:30 水抜きボーリング 2 本施工完了【坑内作業】 9/13(水) 15:50~ エアモルタル充填開始【坑外昼夜作業】 9/16(土) 17:00 エアモルタル 823m3充填完了 9/17(日) 18:00 チェックボーリングにて空洞部が充填されている ことを確認 9/18(月) 16:00 機材撤収完了 今後 当面作業なし ― 以下、地質調査 ― 9/15(金) ボーリング調査、サウンディング調査開始 ボーリング削孔(1 本目 G.L.-8m まで完了) サウンディング 3 箇所完了 9/16(土) ボーリング削孔(1 本目 G.L.-16m まで完了)、 サウンディング 6 箇所すべて完了 9/17(日) ボーリング削孔(1 本目 G.L.-20m まで完了) 9/18(月) ボーリング削孔(1 本目 G.L.-24m まで完了) 9/19(火) ボーリング削孔(1 本目 G.L.-29m まで完了) 9/20(水) ボーリング削孔(1 本目 G.L.-30m まで完了・終了) 9/21(木) 2 本目のボーリング調査開始
400km530m 400km540m 400km550m 400km560m 400km570m 400km600m 400km620m 400km640m 400k660m 400km580m 400km567m 下半掘削位置 (400km567m) 切羽位置 400km520m (400km530m)
約31m
約15m
約16m
h≒8m h≒1m柿原グラウンド
支保工建込位置 (@1.0m) ハッチングは掘削完了を示す 上半 下半 No.150 145 135 125 115 105 95 85 75 65 55 400km510m 路盤スロープ (400km567m~400km549) 想定支保崩落ライン 側溝 想定ライン 5 6約31m
約15m
約16m
9.6m
15.1m
5.5m
約8m(深さ)
約1m(深さ)
切羽位置(400km530m)
580 570 560 510 530 540 550下半位置(400km567m)
520 590(400k529m~400k560m)
陥没箇所
側溝A
A
≒8,000 5.5m 9.6m S.L R.L F.LA-A断面図
グラウンドライン柿原トンネル復旧前状況図
側面図
平面図
金沢方
敦賀方
凡 例 陥没 流出土砂状況写真 ① 状況写真 ② 状況写真 状況写真 ③ ④ 平 面 図
陥没状況写真(地上部)
金沢方 5 6 敦賀方 約31m 約15m 約16m 9.6 m 15.1 m 5.5 m 約8m(深さ) 約1m(深さ) 切羽位置(400km530m) 580 570 560 510 530 540 550 下半位置(400km567m) 520 590 (400k529m~400k560m) 陥没箇所 側溝①
②
③
④
敦賀方 金沢方 金沢方 敦賀方H29.9.8 AM6:30頃撮影
H29.9.8 AM6:30頃撮影
H29.9.9 AM6:30頃撮影
H29.9.9 AM6:30頃撮影
h≒1m 400km530m 400km540m 400km550m400km560m 400km570m400km580m 400km600m 400km567m 下半掘削位置(支保工建込完了位置) (400km567m) 切羽位置 400km520m (400km530m) h≒8m 柿原グラウンド
上半
下半
No.150 145 135 125 115 105 95 85 75 65 55 400km510m L≒15m ④ボーリング削孔 ③陥没部埋戻し トンネル掘削土砂(仮置き土)を利用 ①土砂流入部吹付コンクリート(t=20cm) ハッチングは掘削完了を示す 路盤スロープ (400km567m~400km549m) 想定支保崩落ライン L≒16m 側溝 ②押え盛土 トンネル掘削土砂(仮置き土)を利用 No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 ⑥空洞注入(エアモルタル充填) 坑内アーチ部吹付コンクリート(t=5cm)増吹付け ⑤空洞内の水抜きボーリング柿原トンネル応急復旧図
側面図
金沢方
敦賀方
凡 例 陥没 土砂流入 ①吹付コンクリート増吹付け ②押さえ盛土 ③陥没部埋戻し ④ボーリング削孔 ⑥空洞注入(エアモルタル充填)・応急復旧状況
空洞注入DL=10.00 DL=20.00 DL=30.00
柿原グラウンド
GH=TP+35.18 RL=TP+13.401 400km531m500 FL=TP+13.001 吹付コンクリート厚 最小厚20cm (上下半部)@1.0m 2550 400 掘さく基準面 ロックボルト L=3.00m 6本 S.L R.L ▽13.401 F.L ▽13.001 鋼製支保工 125Hボーリング孔 No.1
11,000 61.4° 18,180 陥没範囲 DL=10.00 DL=20.00 DL=30.00柿原グラウンド
GH=TP+35.18 RL=TP+13.411 400km535m000 FL=TP+13.011 300 450 吹付コンクリート厚 最小厚20cm (上下半部)@1.0m 150 2550 400 掘さく基準面 ロックボルト L=3.00m 6本 S.L R.L ▽13.411 F.L ▽13.011 鋼製支保工 125H 18,390 64.7° 推定水位ボーリング孔No.2
11,000 1,080 推定水位(EL=16.940) 陥没範囲 DL=10.00 DL=20.00 DL=30.00柿原グラウンド
GH=TP+35.18 RL=TP+13.418 400km537m500 FL=TP+13.018 300 450 吹付コンクリート厚 最小厚20cm (上下半部)@1.0m 150 2550 400 掘さく基準面 ロックボルト L=3.00m 6本 S.L R.L ▽13.418 F.L ▽13.018 鋼製支保工 125H 18,450 60° 11,000 推定水位(EL=16.910) 940ボーリング孔No.3
陥没範囲 敦賀方31000
15000
16000
9600
15100
5500
8000(深さ)
1000(深さ)
切羽位置(400k530m)
下半位置(400k567m)
(400k529m~400k560m)
陥没箇所
No.1No.2No.3No.4 No.5
空 洞 想 定 図(1)
※支保工の形状についてはエアモルタルの注入のためのボーリング長
からの推定であり、形状、沈下等についは不明
ボーリング位置平面図
ボーリング孔位置断面図(No.1~No.3)
DL=10.00 DL=20.00 DL=30.00
柿原グラウンド
GH=TP+35.18 RL=TP+13.426 400km540m000 FL=TP+13.026 300 450 吹付コンクリート厚 最小厚20cm (上下半部)@1.0m 150 2550 400 掘さく基準面 ロックボルト L=3.00m 6本 S.L R.L ▽13.426 F.L ▽13.026 鋼製支保工 125H 18,530 64.7°ボーリング孔No.4
11,000 830 推定水位(EL=16.800) 陥没範囲 DL=10.00 DL=20.00 DL=30.00柿原グラウンド
GH=TP+35.18 RL=TP+13.434 400km542m500 FL=TP+13.034 450 吹付コンクリート厚 最小厚20cm (上下半部)@1.0m 2550 400 掘さく基準面 ロックボルト L=3.00m 6本 S.L R.L ▽13.434 F.L ▽13.034 鋼製支保工 125H 18,480 60° 11,000 推定水位(EL=16.730) 760ボーリング孔 No.5
陥没範囲 敦賀方31000
15000
16000
9600
15100
5500
8000(深さ)
1000(深さ)
切羽位置(400k530m)
下半位置(400k567m)
(400k529m~400k560m)
陥没箇所
No.1No.2No.3No.4 No.5
空 洞 想 定 図(2)
※支保工の形状についてはエアモルタルの注入のためのボーリング長
からの推定であり、形状、沈下等についは不明
ボーリング位置平面図
ボーリング孔位置断面図(No.4、No.5)
3. 陥没箇所付近の施工計画・結果 ○ 地山、地下水状況の概要 1.地形 ・ 柿原グラウンドは、昭和 57 年に整備。それ以前は比高 10m 程度の山であり、 グラウンドは主に切土、一部法面部が盛土で造成されていた。 ・ 陥没箇所付近の造成前の地形は、北向き斜面となっていた。 【柿原トンネル直上部の地形改変歴 グラウンド整備前・現在の平面図】 2.地質 ・ 地質は第四紀更新世の洪積層(切羽天端から、礫質土、砂質土、粘性土)。 砂質土、礫質土ともに透水性は低位~中位となっている。 【地質概要 柿-7、柿-1 ボーリング資料(抜粋)】 ・ トンネル掘削前の地下水位は、TP+23m 程度であり、それぞれのボーリング 孔で大差はない。 ・ 陥没箇所付近の沢地形の影響は、トンネル掘削断面には見られない。 【柿原トンネル施工実績図】 3.トンネル掘削状況について(グラウンドの切取区間) ・ 内空変位は最大 20 ㎜程度、支保工沈下は最大 30 ㎜程度。 ・ 下半掘削は 15m/日程度に及ぶ時もあったが、下半掘削に伴う内空変位およ び支保工沈下の増加量は 10 ㎜程度。 ・ 地表面の沈下量もトンネル内部での沈下量と概ね整合しており、最大で 35 ㎜程度。 ・ 陥没箇所における変位の状況は、他の計測箇所と特に大きな違いは見られな い。 ※管理基準値設定について ・土質試験結果の地山の変形係数と下図によるひずみ量より算定した。 限界ひずみ Ɛ0=2.3%・・・・・天端沈下 5.4m ×2.3%=124 ㎜ 計測可能な計測値として 124 ㎜×55%=68 ㎜≒70 ㎜ により 坑内内空変位の管理基準値を レベルⅠ 20 ㎜ レベルⅡ 50 ㎜ レベルⅢ 70 ㎜ とした。 図 1 みかけ弾性係数とトンネル天端の壁面ひずみの関係の例 (2016 制定 トンネル標準示方書[山岳トンネル編]・同解説 P273 参照) 4.トンネル掘削と地下水の状況について ・ トンネル掘削開始後、坑内排水量は徐々に増えているが、事故直前にいった ん大きく減少後、再び増加している。 ・ 水抜きボーリングの湧水量は、切羽の進行とともに徐々に減少する一方、切 羽からの湧水量は約 3 ℓ/分で、切羽位置による大きな変化がない。 ・ 切羽の進行とともに、影響が予想される観測孔の地下水位は、徐々に低下。 ※ 過年度の測定結果より、降雨による地下水位の大きな変動は認められず、季節変動は 1m 前後(9 月~11 月に最低水位)と大きくない。 【地下水位観測結果】 282 2.3
400km520m 400km540m
S.L
F.L
≒8,000 400km560m柿原グラウンド
400km510m 400km530m 400km550m 400km570mA
A
B
B
旧地形
現地形
柿原グラウンド部 縦断図
A-A断面
B-B断面
地質は第四紀更新世の洪積層(切羽天端から、礫質土、砂質土、粘性土) 砂質土、礫質土ともに透水性は低位~中位となっている ・透水係数 地点名 地層記号 Dg2 1.12×10^-06 2.22×10^-06 2.17×10^-05 深度(GL-m) 柿-1 Ds1 14.2519.25 5.07×10^-06 透水係数(m/s) 2.78×10^-05 柿-7 Ds1 19.00 11.25 9.75
地質概要
柿-7、柿-1ボーリング資料(抜粋)
400km500m 400km600m 400km700m 5.5m 13.9m 13.9m 8.8m 11.2m 柿原斜坑 400km660m 0
柿原トンネル施工実績図
Ac2
Dg2
Ds1
Kms
400k520m 400k530m 400k540m 400k560m 400k570m 400k580m d=8.8m d=6.3m d=13.9m 柿 原 グ ラ ン ド 崩壊面 切羽想定空洞部 柿原グラウンド陥没箇所 水抜ボーリング L=31.050m Kms Ds1 As2 Ac2 Ds2 Dg2 bk 天端想定線 400km500m 400km600m 400km700m 400km680m ⅠL-1 400km671m 特 L-1-4 ←←← 400km643m 特 L-1-4s 400km600m ⅠL-2 NATM(機械タイヤ) 最小厚15cm 400km643m 最小厚20cm 400km600m 最小厚20cm IN-1-4(2) 特 L-1-4 ←←400km653m 400km664m ⅠL-2 ←← 400km671m 最小厚20cm 400km643m 3.0m×19本 (13~16本)*ctc1.0m 3.0m×6本 ctc1.0m 3.0m×6本 ctc1.0m 400km643m 150H 上下半ctc1.0m 400km671m 400km671m 125H 上下半ctc1.0m 400km680m RC厚45cm(A) 厚30cm 400km680m RC厚60cm(A) 厚45cm 400km700m 事前地山改良工 13.8m 13.6m 13.5m 13.4m 10.3m 6.6m 6.1m 5.5m 13.9m 13.9m 13.9m 8.8m 11.2m 400km667m 超長尺 先受け工(A) 400km663m 注入式フォアポーリング(B) 平均 n=15本 400km580m 水抜ボーリング(B) L=851.8m 400km600m 3.0m×14本 ctc1.0m 400k590m 400k600m 400k610m 400k620m 400k630m 400k640m 400k650m 400k660m 400k670m 400k680m 400k690m 400k700m 400k710m 400k720m 400k730m 400k740m Dg1 上半 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 85 95 105 115 125 135 145 150 下半 400k510m Dg1 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 9 8 7 6 5 4 3 2 1 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 31 30 29 28 27 26 25 24 23 22 21 20 19 18 17 16 15 14 13 12 11 10 75 65 55 45 35 25 15 5 40 41 39 38 37 36 35 34 33 32 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 7779 80 78 81 82 5 15 25 35 45 55 65 75 地盤改良部 Dc1 Dg2Dc1
400k550m 84 85 86 87 88 89 90 9193 94 92 95 9698 99 100 101 102 103 104 97 85 95 106 107 105 105 400k750m 400k760m 83 125H 上下半ctc1.0m 柿-7 TP=29.06m Dep=24.00m N 値 01020304050 柿-1 TP=35.03m Dep=27.38m N 値 0102030405060 K K 400km560m 400km603m 400km630m 400km650m 400km690m 400km730m 400km734m 400km738m 400km743m 400km748m 400km753m キ ロ 程 掘削パターン 掘削方法 土被り 吹付コンクリート ロックボルト 鋼製支保工 覆工コンクリート インバートコンクリート 事前地山改良 先受け工 水抜きボーリング TP(m) 0 10 20 30 40 時代 地質 世 新 完 紀 四 第 世 新 更 層 寺 聖 大 世 新 中 紀 三 第 新 埋土層 盛土・ 堆積物層 崖錐 洪積層 沖積層 区分 岩級 岩層 層相 記号 地層 凝灰岩層 花房 砂岩層 錦城山 土砂 礫混り 砂岩 凝灰質 砂岩 凝灰質 泥岩 河南層 細坪層 - 泥岩 CL DH DL DH DL - 凝灰岩 - 地層名 As Ac Ds Dc - 礫質土 - 礫質土 - 砂質土 - 砂質土 - 粘性土 - 粘性土 - 礫質土 砂質土 - 砂質土 - 腐植土 粘性土 - 粘性土 - - - Ac1 dt Ac2 Ap As1 As2 Ag Dc1 Dc2 Ds1 Ds2 Dg1 Dg2 Ktf Hm Kms Kmm bk - Ks Dg 400km700m こ う 配 +3‰ h≒8m h≒1m 400km617m IN-1-4(1) 3.0m×8本 ctc1.0m 400km617m ※ 掘削箇所以外の地質は、既往の地質調査による想定【上半先進ベンチカット工法】 【上半施工】 【下半施工】 ① ① ② ② ③ ③ ④ ④ ⑤ ⑥
(金沢方) 掘 進 次 第 図
素掘・鏡部注入式 フォアポーリング 上半掘削 ずり搬出 上半1次吹付 鏡吹付 鋼製支保工 建込 上半2次吹付 ・ケレン清掃 ロックボルト打設 下半掘削 ずり搬出 鋼製支保工 建込 下半吹付 ロックボルト打設 ①上半掘削は、核を残しリング カットによる掘削を行う。 ②切羽鏡全面(核を含む)1次吹付を 5cm以上行う。 核残し 鏡吹付掘削次第図(金沢方)状況写真
①注入式フォアポーリング完了
②ズリ積込・搬出状況
③1次吹付状況
③鏡吹付状況
400k560m(K=100)
S.L R.L F.L 鋼製支保工 125H 吹付コンクリート厚 最小厚20cm (上下半部)@1.0m 掘さく基準面 構 造 物 中 心 測 量 中 心 ロックボルト L=3.00m 6本 注入式フォアポーリング(B) L=3.0m 砂質土層 粘性土層 断 面 図 S=1/100 6@1,200=7,200 S.L R.L F.L 吹付コンクリート厚 最小厚20cm 掘さく基準面 構 造 物 中 心 測 量 中 心 砂質土層 粘性土層 Σn=20本 n=14本 注入式フォアポーリング(B) L=3.0m n=6本400k555m(K=105)
S.L R.L F.L 鋼製支保工 125H 吹付コンクリート厚 最小厚20cm (上下半部)@1.0m 掘さく基準面 構 造 物 中 心 測 量 中 心 ロックボルト L=3.00m 6本 注入式フォアポーリング(B) L=3.0m 砂質土層 粘性土層 断 面 図 S=1/100 6@1,200=7,200400k550m(K=110)
S.L R.L F.L 吹付コンクリート厚 最小厚20cm 掘さく基準面 砂質土層 粘性土層 断 面 図 S=1/100 6@1,200=7,200 Σn=18本 n=14本 注入式フォアポーリング(B) L=3.0m n=4本400k570m(K=90)
400k565m(K=95)
S.L R.L F.L 鋼製支保工 125H 吹付コンクリート厚 最小厚20cm (上下半部)@1.0m 掘さく基準面 構 造 物 中 心 測 量 中 心 ロックボルト L=3.00m 6本 注入式フォアポーリング(B) L=3.0m 砂質土層 粘性土層 断 面 図 S=1/100 6@1,200=7,200 Σn=13本 注入式フォアポーリング(B) L=3.0m n=5本 n=8本 S.L R.L F.L 鋼製支保工 125H 吹付コンクリート厚 最小厚20cm (上下半部)@1.0m 掘さく基準面 構 造 物 中 心 測 量 中 心 ロックボルト L=3.00m 6本 注入式フォアポーリング(B) L=3.0m 砂質土層 粘性土層 断 面 図 S=1/100 6@1,200=7,200 S.L R.L F.L 吹付コンクリート厚 最小厚20cm 掘さく基準面 構 造 物 中 心 測 量 中 心 砂質土層 粘性土層 断 面 図 S=1/100 6@1,200=7,200 Σn=15本 n=15本 S.L R.L F.L 鋼製支保工 125H 吹付コンクリート厚 最小厚20cm (上下半部)@1.0m 掘さく基準面 構 造 物 中 心 測 量 中 心 ロックボルト L=3.00m 6本 注入式フォアポーリング(B) L=3.0m 砂質土層 粘性土層 断 面 図 S=1/100 6@1,200=7,200 S.L R.L F.L 吹付コンクリート厚 最小厚20cm 掘さく基準面 構 造 物 中 心 測 量 中 心 砂質土層 粘性土層 断 面 図 S=1/100 6@1,200=7,200 Σn=16本 n=12本 注入式フォアポーリング(B) L=3.0m n=4本400k545m(K=115)
S.L R.L F.L 鋼製支保工 125H 吹付コンクリート厚 最小厚20cm (上下半部)@1.0m 掘さく基準面 構 造 物 中 心 測 量 中 心 ロックボルト L=3.00m 6本 注入式フォアポーリング(B) L=3.0m 砂質土層 粘性土層 断 面 図 S=1/100 6@1,200=7,200 S.L R.L F.L 吹付コンクリート厚 最小厚20cm 掘さく基準面 構 造 物 中 心 測 量 中 心 砂質土層 粘性土層 断 面 図 S=1/100 6@1,200=7,200 Σn=13本 n=13本 S.L R.L F.L 鋼製支保工 125H 吹付コンクリート厚 最小厚20cm (上下半部)@1.0m 掘さく基準面 構 造 物 中 心 測 量 中 心 ロックボルト L=3.00m 6本 450 300 200 300 200 注入式フォアポーリング(B) L=3.0m 砂質土層 粘性土層 断 面 図 S=1/100 6@1,200=7,200400k535m(K=125)
S.L R.L F.L 吹付コンクリート厚 掘さく基準面 450 300 200 砂質土層 粘性土層 Σn=18本 n=14本 注入式フォアポーリング(B) L=3.0m n=4本400k530m(K=130)
S.L R.L F.L 鋼製支保工 125H 吹付コンクリート厚 最小厚20cm (上下半部)@1.0m 掘さく基準面 構 造 物 中 心 測 量 中 心 ロックボルト L=3.00m 6本 450 300 300200 注入式フォアポーリング(B) L=3.0m 砂質土層 粘性土層 断 面 図 S=1/100 6@1,200=7,200 S.L R.L F.L 掘さく基準面 構 造 物 中 心 測 量 中 心 450 200 300200 Σn=18本 n=14本 注入式フォアポーリング(B) L=3.0m n=4本 200 300 200 300 450 200 300 200 300 450 200 300 200 300 450 200 300 200 300 450 200 300 200 300 450 200 300 200 300 450 200 300 200 300 450 200 300 450 200 300 200 300 450 200 300 200 450 200 300 300 450400k540m(K=120)
S.L R.L F.L 鋼製支保工 125H 吹付コンクリート厚 最小厚20cm (上下半部)@1.0m 掘さく基準面 構 造 物 中 心 測 量 中 心 ロックボルト L=3.00m 6本 注入式フォアポーリング(B) L=3.0m 砂質土層 粘性土層 断 面 図 S=1/100 6@1,200=7,200 S.L R.L F.L 吹付コンクリート厚 掘さく基準面 構 造 物 中 心 測 量 中 心 砂質土層 粘性土層 断 面 図 S=1/100 6@1,200=7,200 Σn=18本 n=14本 注入式フォアポーリング(B) L=3.0m n=4本 440 200 300 200 300 450 440 200 300 200 300 450※各測定値は、9/8時点における 各測定位置の最大値
○内空変位は最大20㎜程度、支保工沈下は最大30㎜程度。
○下半掘削は15m/日程度に及ぶ時もあったが、下半掘削に伴う内空変位および支保工沈下の増加量は10㎜程度。
○地表面の沈下量もトンネル内部での沈下量と概ね整合しており、最大で35㎜程度。
○陥没箇所における変位の状況は、他の計測箇所と特に大きな違いは見られない。
-40 -30 -20 -10 0地表面沈下
最大地表面沈下 -30 -20 -10 0天端沈下
下半通過前 最終 -30 -20 -10 0支保工沈下
下半通過前 最終 -30 -20 -10 0内空変位
下半通過前 最終○ 代表断面の計測データ(400km540m)
地 質 縦 断 図
地表沈下・座標変位経時変化図
天端沈下・内空変位経時変化図
○ 代表断面の計測データ(400km550m)
地 質 縦 断 図
地表沈下・座標変位経時変化図
天端沈下・内空変位経時変化図
400km552m○ 代表断面の計測データ(400km560m)
地 質 縦 断 図
地表沈下・座標変位経時変化図
天端沈下・内空変位経時変化図
○ 代表断面の計測データ(400km570m)
地 質 縦 断 図
地表沈下・座標変位経時変化図
天端沈下・内空変位経時変化図
400km571m柿原トンネル進捗及び坑内湧水量【金沢方】
【注釈】 ① グラフでの点線は推定の湧水量を示す。 ② 400k627mR,400k627mLは削孔検層前方探査(DRISS)による湧水を示す。 ③ 400k552mLはロックボルト削孔からの湧水を示す。・トンネル掘削開始後、坑内排水量は徐々に増えているが、事故直前にいったん大きく減少後、再び増加している。
・水抜きボーリングの湧水量は、切羽の進行とともに徐々に減少する一方、切羽からの湧水量は位置による大きな変化がない。
400k500.0m 400k520.0m 400k540.0m 400k560.0m 400k580.0m 400k600.0m 400k620.0m 400k640.0m 400k660.0m 0 50 100 150 7/1 7/8 7/15 7/22 7/29 8/5 8/12 湧 水 量 ( ㍑ / 分 )平成29年7月1日~8月15日 坑内湧水量
金沢方切羽 坑内湧水処理量合計 水抜Bo.湧水量合計 斜坑 交点 400k627mR 400k627mL 400k630mR 400k630mL 400k603mR 400k603mL 400k580mR 400k580mL 400k560mR 400k560mL 400k552mL 上半 (キロ呈) 下半 (キロ呈) 夏期休暇のため欠測 8/11~8/20 7/17 400km603m 水抜きボーリング施工 7/7 400km630m 水抜きボーリング施工 8/3 400km580m 水抜きボーリング施工 7/19 坑内排水設備整備 上半切羽 下半切羽 400k500.0m 400k520.0m 400k540.0m 400k560.0m 400k580.0m 400k600.0m 400k620.0m 400k640.0m 400k660.0m 0 50 100 150 8/16 8/23 8/30 9/6 9/13 9/20 9/27 湧 水 量 ( ㍑ / 分 )平成29年8月16日~9月30日 坑内湧水量
金沢方切羽 坑内湧水処理量合計 水抜Bo.湧水量合計 斜坑 交点 400k627mR 400k627mL 400k630mR 400k630mL 400k603mR 400k603mL 400k580mR 400k580mL 400k560mR 400k560mL 400k552mL 上半 (キロ呈) 下半 (キロ呈) 夏期休暇のため欠測 8/11~8/20 8/25 400km560m 水抜きボーリング施工 上半切羽 下半切羽観測井の有孔管設置位置 ・KBWL3→すべて有孔管 ・柿-7→すべて有孔管 ・グランド→GL-7~-15m(砂礫)が有孔管 ・B工区→GL-10~-13m(砂礫)が有孔管 (※) グランドについては、掘削により地下水位が 約2.0m低下し、その後全く変動が無いことから、 0 16 11 1 16 30 0 0 0 0 0 0 12 3 10 0 0 3 0 0 0 0 0 0 26 15 43 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 8 81 1 1 2 1 0 0 3 4 24 3 9 0 0 2 10 0 39 29 0 0 10 0 0 0 0 0 0 9 10 27 3 0 0 2 20 6 0 0 16.0 17.0 18.0 19.0 20.0 21.0 22.0 23.0 24.0 25.0 26.0 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 2017/06/29 晴 2017/07/06 晴 2017/07/13 晴 2017/07/20 晴 2017/07/27 晴 2017/08/03 晴 2017/08/10 曇 2017/08/17 晴 2017/08/24 晴 2017/08/31 晴 2017/09/07 雨 2017/09/14 晴 2017/09/21 2017/09/28 地 下 水 位 標 高 雨 量 計測日 地下水位標高及び雨量測定 平成29年7月~9月度 雨量 KB-WL-3 柿7地下水位 グランド地下水位 B工区地下水位 (㎜) (m) 400㎞530m トンネル天端 KB-WL-3 柿7 グランド B工区 23.720 23.770 22.420 25.520 23.700 23.750 22.420 25.520 23.690 23.740 22.420 25.560 23.680 23.730 22.420 25.550 23.670 23.720 22.420 25.550 23.660 23.710 22.420 25.530 23.660 23.700 22.420 25.560 23.640 23.680 22.420 25.550 23.630 23.670 22.420 25.540 23.620 23.660 22.420 25.540 23.610 23.640 22.410 25.550 23.600 23.630 22.410 25.540 23.580 23.620 22.420 25.540 23.560 23.590 22.420 25.530 23.550 23.580 22.380 25.520 23.540 23.560 22.410 25.520 23.520 23.530 22.410 25.520 23.500 23.500 22.410 25.510 23.460 23.440 22.420 25.530 23.430 23.410 22.410 25.560 23.420 23.390 22.410 25.540 23.400 23.370 22.410 25.530 23.390 23.350 22.410 25.540 23.370 23.340 22.410 25.540 23.340 23.300 22.410 25.530 23.320 23.280 22.410 25.530 23.310 23.270 22.410 25.530 23.300 23.250 22.410 25.530 23.280 23.220 22.410 25.530 23.260 23.190 22.410 25.530 23.220 23.130 22.410 25.530 23.190 23.110 22.410 25.570 23.170 23.040 22.410 25.560 2017/07/01 雨 2017/07/02 晴 2017/07/03 晴 2017/07/04 雨 2017/07/05 晴 2017/07/06 晴 2017/07/07 晴 2017/07/08 晴 2017/07/09 晴 2017/07/10 晴 2017/07/11 晴 2017/07/12 曇 2017/07/13 晴 2017/08/02 晴 2017/08/03 晴 2017/08/04 晴 2017/07/19 晴 2017/07/20 晴 2017/07/21 晴 2017/07/22 晴 2017/07/23 雨 2017/07/14 晴 2017/07/15 晴 2017/07/16 晴 2017/07/17 晴 2017/07/18 晴 2017/07/29 晴 2017/07/30 晴 2017/07/31 晴 2017/08/01 晴 2017/07/24 曇 2017/07/25 雨 2017/07/26 晴 2017/07/27 晴 2017/07/28 晴 2017/08/07 曇 2017/08/08 雨 2017/08/09 晴 2017/08/05 晴 2017/08/06 晴 測定日 水位標高 KB-WL-3 柿7 グランド B工区 22.900 22.700 22.410 25.590 22.880 22.680 22.410 25.570 22.860 22.640 22.410 25.570 22.840 22.620 22.410 25.570 22.810 22.540 22.410 25.610 22.790 22.460 22.410 25.600 22.730 22.290 22.410 25.600 22.690 22.210 22.410 25.600 22.660 22.140 22.410 25.600 22.630 22.070 22.410 25.600 22.660 22.140 22.410 25.600 22.630 22.070 22.410 25.600 22.590 21.990 22.410 25.610 22.480 21.810 22.410 25.610 22.450 21.760 22.410 25.590 22.420 21.710 22.410 25.620 22.380 21.620 22.410 25.640 22.310 21.444 22.410 25.630 22.270 21.390 22.410 25.630 22.220 21.304 22.410 25.630 22.182 21.262 22.410 25.620 22.132 21.206 22.410 25.620 22.085 21.160 22.410 25.620 22.045 21.118 22.410 25.630 22.006 21.098 22.410 25.640 2017/08/30 晴 2017/08/31 晴 2017/09/01 晴 2017/09/15 晴 2017/09/14 晴 2017/09/03 晴 2017/09/04 晴 2017/09/05 晴 2017/09/06 雨 2017/09/07 雨 2017/09/08 晴 2017/09/09 晴 2017/09/10 晴 2017/09/11 曇 2017/09/12 曇 2017/09/13 晴 2017/09/02 晴 測定日 水位標高 2017/08/27 晴 2017/08/28 晴 2017/08/29 晴 2017/08/30 晴 2017/08/31 晴 2017/08/22 晴 2017/08/23 晴 2017/08/24 晴 2017/08/25 雨 2017/08/26 晴 2017/08/21 晴 金沢方 グランド(400k670m)
陥 没 箇 所
(400km560m付近)
柿-7
(400km510mグランド
(5/13掘削到達) (400km680m (400km890mB工区
KB-WL-3
(400km490m斜路
掘削方向 敦賀方 金沢方 斜坑 延長 1 080 00 (縦 断i =10 .0 %)【凡例】 :柿7における地下水位標高 :8月8日昼間 :8月8日夜間 d=13.9m d=8.8m d=7.9m 敦賀方 金沢方 No 07N 07D 06N 06D 05N 05D 31N 31D 29N 29D 28N 28D 26D 25N 25D 23D 22N 22D 21D 09N 09D 08N 08D 07N 07D 07N 02D 01N 04N 04D 水抜きボーリングφ76.3㎜ L=31.05m
水抜きボーリング詳細図
水抜きボーリング配置図 鋼管詳細図・ドレーン材配置図 (400km567m~400㎞549m) 下半 1 125 95 上半 145 115 105 路盤スロープ D N柿原T(金沢方)掘削進捗図
85 8月25日 22.540 9月10日 21.304 135 9月9日 21.390 9月8日 21.444 8月2日 23.270 8月7日 23.130 9月7日 21.620 9月6日 21.710 9月5日 21.760 8月31日 22.070 8月29日 22.210 8月28日 22.290 8月26日 22.480 8月23日 22.640 8月22日 22.680 8月21日 22.770 8月9日 23.040 8月8日 23.110 柿 原 グ ラ ン ド h≒8m L≒15m h≒1m 29.06 5.06 9月11日 21.2624.今後の対応について ○ 事故に至った素因 今回の事故は、切羽より30m 程度後方においてトンネルが崩落し、直上の地 表面が陥没したものである。このため、まずは考えられうる素因を洗い出し、 その上で追加調査等を実施し、事故原因の究明および今後の安全・安心なトン ネル建設に向けた再発防止に努めていくものとする。 【環境面】 ・ 地下水、雨水の影響 ・ 地形、地質の特徴 【設計面】 ・ 支保パターン(補助工法含む) ・ 掘削工法(ショートベンチカット工法) 【施工面】 ・ 掘削による影響(地山のゆるみ) ・ 坑内排水の処理 ・ 掘削、計測結果を踏まえた対応方 ○ 今後の進め方 事故原因の究明、今後の再発防止および陥没箇所の施工再開に向け、下記の ように進めていくことを考えている。 事故の発生 陥没箇所の応急対策 追加調査(ボーリング調査etc.) 事故原因の究明 再発防止計画の策定 陥没箇所の本復旧 崩落土砂の掘削再開