Data ONTAP Mode Storage Efficiency管理ガイド

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全文

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Storage Efficiency

管理ガイド

部品番号: 215-09290_A0 作成日: 2012年7月 ネットアップ株式会社 http://www.netapp.com/jp/

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目次

Storage Efficiency とは ... 6

ネットアップの利点 ... 6

Storage Efficiency と SATA ストレージ ディスクおよび Flash Cache ... 8

Storage Efficiency と Flash Pool ... 9

RAID-DP による二重ディスク障害からの保護 ... 10

RAID-DP 保護の概要 ... 10

Data ONTAP での RAID を使用したデータとデータ可用性の保護 ... 11

スペース管理を使用した競合する要件の調整 ... 12

FlexVol のボリューム ギャランティの動作 ... 12

ファイルおよび LUN リザベーションが機能する仕組み ... 14

フラクショナル リザーブの仕組み ... 14

FlexVol がフルに近くなった時点で Data ONTAP によりスペースを自動的に 増やす仕組み ... 16

FlexVol を使用したシンプロビジョニングによる効率化 ... 17

シンプロビジョニングを使用する利点 ... 17

シンプロビジョニングを使用する場合のベストプラクティス ... 18

OnCommand Unified Manager ... 19

NetApp Management Console プロビジョニング機能によるシンプロビ ジョニングの自動化 ... 20

Snapshot コピーによる効率的なファイル リカバリ ... 21

Snapshot によるディスクの使用状況とは ... 21 Snapshot コピーによるディスク スペースの使用方法 ... 21 Snapshot コピー リザーブとは ... 22 削除されたアクティブ ファイルのディスク スペースの使用 ... 23 Snapshot コピーがリザーブを超えた場合の動作例 ... 23 ファイルシステムで使用するためのディスク スペースのリカバリ ... 24 ファイル フォールディングの概要とディスク スペースの節約方法 ... 25

重複排除によるストレージ効率の向上 ... 26

重複排除の仕組み ... 26 重複排除メタデータとは ... 27 重複排除の使用に関するガイドライン ... 28 目次 | 3

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重複排除のパフォーマンスに関する考慮事項 ... 28 重複排除機能と Data ONTAP の機能との相互運用性 ... 29 重複排除と他の Data ONTAP 機能を使用する場合のベストプラクティス ... 30

ストレージ効率を高めるデータ圧縮機能 ... 31

既存データにデータ圧縮を使用する場合のガイドライン ... 31 データ圧縮機能と Data ONTAP の機能との相互運用性 ... 32 データ圧縮と他の Data ONTAP 機能を使用する場合のベストプラクティス ... 33

SnapVault と Volume SnapMirror を使用したシンレプリケーション ... 34

SnapVault によるディスクツーディスク バックアップ ... 36

SnapVault バックアップの仕組み ... 36

SnapVault 構成の種類 ... 37

SnapVault と他の Data ONTAP 機能を使用する場合のベストプラクテ ィス ... 39

Volume SnapMirror による効率的なデータ保護 ... 40

SnapMirror の動作 ... 41

SnapMirror と他の Data ONTAP 機能を使用する場合のベストプラク ティス ... 41

FlexClone テクノロジを使用したボリューム、ファイル、LUN のコピー

の効率的な作成 ... 45

FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の仕組み ... 46

FlexClone ボリュームとスペース保証 ... 48

FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN の使用 ... 48

FlexClone ファイルまたは FlexClone LUN を計画する場合の考慮事項 ... 49

FlexClone ファイルおよび FlexClone LUN を使用した場合に削減されるスペ ース ... 49

FlexClone テクノロジと他の Data ONTAP 機能を使用する場合のベストプラク ティス ... 50

Volume SnapMirror と FlexClone の使用方法 ... 50

Volume SnapMirror と FlexClone ファイルまたは FlexClone LUN の使 用 ... 50

qtree SnapMirror および SnapVault と FlexClone ファイルまたは FlexClone LUN の使用 ... 50

重複排除と FlexClone ファイルまたは FlexClone LUN の使用 ... 51

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商標に関する情報 ... 53

ご意見をお寄せください ... 54

索引 ... 55

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Storage Efficiency

とは

Storage Efficiency を使用すると、低コストで最大限のデータを格納し、スペースを節約しつつ、急

増するデータに対応することができます。 ネットアップのストレージ効率化戦略は、コア オペレーテ ィング システムである Data ONTAP と Write Anywhere File Layout(WAFL)ファイルシステムが提 供するストレージ仮想化とユニファイド ストレージに基づいています。

Storage Efficiency では、シンプロビジョニング、Snapshot コピー、重複排除、データ圧縮、

FlexClone、SnapVault と Volume SnapMirror を使用したシンレプリケーション、Flash Pool などのテ

クノロジを使用します。これらのテクノロジは、ストレージ利用率の向上とストレージ コストの削減に 役立ちます。

ユニファイド ストレージ アーキテクチャでは、Storage Area Network(SAN;ストレージ エリア ネット ワーク)、Network-Attached Storage(NAS;ネットワーク接続型ストレージ)、および単一プラットフォ ーム上のセカンダリ ストレージを効率的に統合できます。

Serial Advanced Technology Attachment(SATA)ドライブなどの高密度ディスクドライブを、Flash Pool 内で、または Flash Cache や RAID-DP テクノロジを使用して構成すると、パフォーマンスと耐

障害性を低下させることなく効率性を向上させることができます。

シンプロビジョニング、Snapshot コピー、重複排除、データ圧縮、SnapVault と Volume SnapMirror を使用したシンレプリケーション、FlexClone などのテクノロジは、さらに削減効果を高めます。 これ らのテクノロジを個別に、または組み合わせて使用することにより、ストレージ効率を最大限に高 めることができます。

ネットアップの利点

ネットアップは、SATA ディスク、Flash Cache、RAID-DP、シンプロビジョニング、Snapshot コピー、 重複排除、データ圧縮、SnapVault、SnapMirror、Flash Pool、FlexClone などの豊富な機能を備え、 ストレージの利用率を大幅に向上させることができます。 これらのテクノロジを組み合わせて使用 すると、ストレージの利用率を向上させることができます。 ネットアップは、ストレージ効率を向上させるための次のテクノロジを提供します。 • RAID-DP は二重ディスク障害からデータを保護して、フォールト トレランスを大幅に高めます。 • Flash Cache は、ディスクドライブを増設しなくても、大量のランダム リードが発生するワークロ ードのパフォーマンスを向上させます。 • Flash Pool はディスク読み取りや書き込みの回数を減らして、大量の共有ブロックが繰り返し読 み取られたりランダムに書き込まれる環境でのパフォーマンスを向上させます。 • シンプロビジョニングを使用すると、必要に応じて他のアプリケーションですぐに使用できる未 割り当ての共通ストレージ スペースを維持できます。 • Snapshot コピーは、トラディショナル ボリュームや FlexVol、アグリゲートなどの読み取り専用イ メージであり、ストレージ システムの任意の時点での状態をキャプチャしたものです。

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Snapshot コピーは作成時にスペースをほとんど消費せず、データのバックアップやリストアに利

用できます。

• 重複排除は、FlexVol 内の冗長データ ブロックを排除して、ストレージ スペースを節約します。

Flash Cache および Flash Pool では、重複排除によって節約されたスペースがディスク上のキャ

ッシュに保持され、キャッシュに格納されるデータの量が増加します。

• データ圧縮は、FlexVol 内のデータ領域を圧縮することで、ストレージ システムにデータを保存 するための物理容量を削減します。

• SnapVault は、Data ONTAP のディスクベースのストレージ バックアップ機能です。

SnapVault を使用すると、複数のシステム上に保存されたデータを、読み取り専用の Snapshot コピーとして、中央の 1 つのセカンダリ システムに短時間で効率的にバックアップできます。 • SnapMirror はディザスタ リカバリ ソリューションです。指定したソース ボリュームまたは qtree から、指定したデスティネーション ボリュームまたは qtree にデータを複製できます。 このソリューションでは、本番サイトの障害によるダウンタイム コストを最小限に抑え、複数の データ センターからディスクへのデータのバックアップを一元化することができます。 • FlexClone では、ストレージ スペースを消費することなく、データ ボリューム、ファイル、および LUN の書き込み可能な仮想コピーを瞬時に作成できます。

FlexClone ボリューム、ファイルまたは LUN は、FlexVol、別の FlexClone ボリューム、ファイ

ル、または LUN の、任意の時点の書き込み可能なイメージです。 このテクノロジを使用する と、親とクローン間で変更されたデータのみを格納して、ストレージを効率的に使用できます。 この機能を使用すると、スペース、電力、およびコストを節約できます。 さらに FlexClone は、親 と同様に高いパフォーマンスを実現します。 • ユニファイド アーキテクチャは、マルチプロトコル サポートを統合して、ファイルベースとブロッ クベースの両方のストレージを単一のプラットフォームで使用できるようにします。 V シリーズ システムでは、ストレージ インフラストラクチャ全体を 1 つのインターフェイスの下に

仮想化し(RAID-DP と SATA を除く)、上述の Storage Efficiency 機能のすべてをネットアップ 以外のシステムに適用できます。

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Storage Efficiency

SATA

ストレージ

ディスクおよび

Flash Cache

Flash Cache と SATA ディスクの組み合わせは、パフォーマンスを低下させることなく低コストで大

容量のストレージ ソリューションを提供します。

Flash Cache と SATA ディスクを組み合わせることで、ファイバチャネル ディスクに代わる低コスト

な手段となり、電力消費が抑制され、物理ドライブ数の削減によって冷却効率が改善されます。 パ フォーマンスと耐障害性は、Flash Cache および RAID-DP によって維持されます。

Flash Cache を使用すると、ファイル サービスなどのランダム リードが大量に発生するワークロード

で、主要なストレージ プラットフォームのパフォーマンスを最適化できます。 このインテリジェントな 読み取りキャッシュ テクノロジは、少数のディスクまたは低コストのディスクを使用することで、遅延 を低減し、I/O スループットを向上させます。

Flash Cache と他の Data ONTAP の機能の併用には、次の利点があります。

• 重複排除ブロックは他のブロックと同様にキャッシュされ、Flash Cache にはコピーが 1 つだけ 保持されます。ディスクにブロックが格納される方法と似ています。

この性質により、Flash Cache をより効率的に使用することができます。

• Flash Cache は FlexClone テクノロジに完全に対応しているため、FlexClone ボリュームからの

データ アクセスは、FlexClone データ ブロックのコピーを 1 つだけキャッシュすることで高速化 されます。そのブロックをいくつの FlexClone ボリュームで共有しているかは関係ありません。

• Flash Cache はそのプロトコルの下のレベルで機能し、FlexCache ボリュームのデータを格納で

きます。

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Storage Efficiency

Flash Pool

Flash Pool テクノロジを使用すると、SSD(ソリッドステート ディスク)と従来型の HDD(ハードディス

クドライブ)を組み合わせて、1 つのアグリゲートを構成できます。 Flash Pool はランダム リードお よびライトをキャッシュし、シーケンシャル I/O 処理はキャッシュしません。 Storage Efficiency 機能 である重複排除と FlexClone は Flash Pool でサポートされています。

重複排除と FlexClone を組み合わせて、キャッシュ メモリ スペースを増やすことができます。 SSD で使用できる物理キャッシュ メモリの量は一定ですが、重複排除および FlexClone で実現される スペースの削減により、SSD に格納されるデータの量は増えます。 圧縮データの I/O 処理はシーケンシャルに実行されるため、圧縮データを含むデータ ブロックは SSD に格納されません。 ただしメタデータと非圧縮データは、引き続き Flash Pool によるスループ ット向上と遅延時間短縮の恩恵を受けます。

Flash Pool の詳細については、『Flash Pool Design and Implementation Guide』を参照してください。 関連情報

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RAID-DP

による二重ディスク障害からの保護

RAID-DP は、二重ディスク障害またはメディア エラーを伴う単一ディスク障害からデータを保護す

る、Data ONTAP の標準機能です。 この機能は、従来のシングルパリティ RAID と比較して、

RAID グループのフォールト トレランスを大幅に高めます。

平均データ損失時間(MTTDL)を計算する標準的な式で RAID-DP とシングルパリティ RAID を 比較すると、RAID-DP は信頼性が高いことが分かります。

RAID-DP では、シングルパリティ RAID と比べて、耐障害性が高くより大きな RAID グループを実

装可能であるため、SATA ベースのストレージ システムを効果的に導入できます。 データ損失を 懸念することなく、安価な SATA ディスクを使用して、ストレージの導入コストを抑えることができま す。 RAID-DP の詳細については、 『Data ONTAP 7-Mode ストレージ管理ガイド』を参照してくださ い。 注: あるディスクに障害が発生したあとに続けて別のディスクで障害が発生した場合、従来の行 パリティではその時点で一部の情報がすでに再作成されていることがあります。 RAID-DP は、 2 番目のディスク障害で 2 つの要素がなくなっているポイントからリカバリを開始することで、こ のような状況に自動的に適応します。 関連情報

ネットアップ サポート サイト-support.netapp.com にある Data ONTAP のマニュアル

RAID-DP

保護の概要

アグリゲート内の RAID グループが RAID-DP(デフォルトの RAID タイプ)として設定されている 場合、Data ONTAP は、単一の RAID グループ内で最大 2 つの障害ドライブからデータを再構築 します。 RAID-DP はすべてのアグリゲートに対するデフォルトの RAID タイプです。 RAID-DP は、次の場合に、ダブルパリティ ディスク保護を提供します。 • RAID グループ内に二重ディスク障害が発生した場合。 • RAID グループ内に、単一ディスク障害またはディスクのメディア エラー、あるいはその両方が ある場合。 RAID-DP グループ内の最小ディスク数は 3 です。少なくとも 1 つのデータ ディスク、1 つの標準パ リティ ディスク、および 1 つのダブルパリティ(dParity)ディスクが必要です。

RAID-DP グループ内にディスク障害が発生した場合、Data ONTAP は障害ディスクをスペア ディ

スクと交換し、行パリティ データを使用して障害ディスクを再構築します。 RAID-DP グループ内に 二重ディスク障害が発生した場合、Data ONTAP は障害ディスクを 2 つのスペア ディスクと交換 し、対角行パリティ データを使用して障害ディスクを再構築します。

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Data ONTAP

での

RAID

を使用したデータとデータ可用性の保護

RAID によってデータとその可用性が保護されるしくみを理解することは、ストレージ システムのよ

り効果的な管理に役立ちます。

ネイティブ ストレージの場合、Data ONTAP は RAID-DP(ダブルパリティ)または RAID Level 4 (RAID4)の保護を使用して、ディスク グループ内でのデータの整合性を、グループ内の 1 つまた は 2 つのディスクで障害が発生した場合にも確保します。 パリティ ディスクは、データ ディスクに 格納されているデータの冗長性を提供します。 1 つのディスクに障害が発生した場合(RAID-DP の場合は最大 2 つのディスク)、RAID サブシステムはパリティ ディスクを使用して障害が発生し たドライブのデータを再構築できます。

サードパーティ製ストレージの場合、Data ONTAP は RAID0 を使用してアレイ LUN 全体でデータ をストライピングします。 ストレージ アレイが Data ONTAP に提供するアレイ LUN の RAID 保護 は、Data ONTAP ではなくストレージ アレイが提供します。

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スペース管理を使用した競合する要件の調整

Data ONTAP のスペース管理機能を使用すると、利用可能なストレージをできるだけ効率的に使 用しつつ、システムにアクセスするユーザとアプリケーションに必要なストレージ スペースを提供す るようにストレージ システムを構成することができます。 Data ONTAP は、次の機能を使用してスペース管理を実現します。 • ボリューム(スペース)ギャランティ ボリューム ギャランティは、スペース ギャランティまたは単にギャランティとも呼ばれ、ボリュー ムの作成時にボリュームに関連付けられているアグリゲートからそのボリュームに事前に割り 当てられるスペースの量を決定します。 ギャランティ設定はボリュームの属性です。 • リザベーション リザベーションは、スペース リザベーション、ファイル リザベーション、または LUN リザベーショ ンとも呼ばれ、ボリュームから特定のファイルまたは LUN にスペースを事前に割り当てるかど うかを決定します。 リザベーションはファイルまたは LUN の属性です。 • フラクショナル リザーブ フラクショナル リザーブはフラクショナル オーバーライト リザーブとも呼ばれ、このテクノロジを 使用すると、管理者は、ボリューム上のスペースリザーブ済みのファイルおよび LUN に対して オーバーライト用に事前割り当てされるスペースの量を減らすことができます。 フラクショナル リザーブはパーセント値で表されます。 • 空きスペースの自動保全 空きスペースの自動保全は、ボリュームのサイズを増やすか、または Snapshot コピーを削除し てボリュームのスペース不足を防止します。すべての処理は自動で行われます。 これらの機能を組み合わせて、ストレージの利用率向上と管理しやすさのバランスをボリューム単 位で調整することができます。

FlexVol

のボリューム

ギャランティの動作

ボリューム ギャランティ(スペース ギャランティとも呼ばれます)により、ボリュームのスペースを包 含アグリゲートから割り当てる方法が決まります。つまり、ボリューム全体に対してスペースを事前 に割り当てるか、ボリューム内の予約されたファイルまたは LUN に対してのみスペースを事前に 割り当てるか、ボリュームに対してスペースの事前割り当てをいっさい行わないかが決まります。 ギャランティ設定はボリュームの属性です。 ストレージ システムのリブート、テイクオーバー、およ びギブバックが発生しても維持されます。 ボリューム ギャランティには、 volume(デフォルト)、 file、 noneの 3 種類があります。 • ギャランティ タイプをvolumeに指定すると、ボリュームの作成時に、アグリゲートのスペース がボリュームに割り当てられます。そのスペースが実際にデータに使用されるかどうかは考慮 されません。

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このスペース管理方法をシックプロビジョニングといいます。 割り当てられたスペースは、同じ アグリゲート内の別のボリュームに提供したり、割り当てたりすることはできません。 これがデ フォルトのタイプです。 シックプロビジョニングを使用する場合、ボリュームに対して指定されたすべてのスペースがボ リュームの作成時にアグリゲートから割り当てられます。 ボリュームに含まれるデータの量(ス ナップショットも含む)がボリュームのサイズに達する前に、ボリュームのスペースが足りなくな ることはありません。 ただし、ボリュームを十分に活用しないとストレージ利用率が低下しま す。 • ギャランティ タイプを fileにすると、ボリューム内の予約された LUN またはファイルについて は、そのブロックが Snapshot コピーによってディスク上で維持されていても、その LUN または ファイルを完全に書き換えることができるだけのスペースが包含アグリゲートから割り当てられ ます。 ただし、ボリューム内の予約されていないファイルへの書き込みでは、スペースが足りなくなる 可能性があります。 ギャランティをfileにしてボリュームを構成する前に、テクニカル レポート 3965 を確認してく ださい。 • ギャランティを noneにすると、ボリュームで必要になったときにのみアグリゲートからスペース が割り当てられます。 このスペース管理方法をシンプロビジョニングといいます。 このボリュームに含まれる LUN ま たはファイル(スペースが予約されたファイルを含む)への書き込みは、包含アグリゲートに書 き込みに対応するだけの十分なスペースがない場合には失敗する可能性があります。 ボリューム ギャランティをnoneにしてボリュームを構成する場合は、そのことがストレージの 可用性に与える影響についてテクニカル レポート 3965 で確認してください。 アグリゲート内のスペースが既存のボリューム保証用に割り当てられている場合、そのスペース はアグリゲート内で空きスペースとして考慮されません。 アグリゲート Snapshot コピーの作成や包 含アグリゲートでの新しいボリュームの作成など、アグリゲートの空きスペースを消費する操作 は、そのアグリゲートに十分な空きスペースがある場合にのみ行うことができます。これらの操作 では、すでに別のボリュームに割り当てられているスペースは使用できません。 アグリゲートに空きスペースが残っていない場合、成功が保証される操作は、そのアグリゲート内 のスペースが事前に割り当てられているボリュームまたはファイルへの書き込みだけです。 注: ギャランティはオンライン ボリュームについてのみ適用されます。 ボリュームをオフラインに した場合、そのボリュームに対して割り当てられた未使用のスペースは、同じアグリゲート内の 他のボリュームで使用可能になります。 ボリュームを再びオンラインにした場合、そのギャラン ティ オプションに対応するだけの十分なスペースがアグリゲートになければ、強制オプションを 使用する必要があり、ボリューム ギャランティは無効になります。 関連情報

テクニカル レポート:『Thin Provisioning Deployment and Implementation Guide』 – media.netapp.com/documents/tr-3965.pdf

テクニカル レポート:『NetApp の SAN または IP SAN 構成のエンタープライズ環境におけるシ ンプロビジョニング』 – http://media.netapp.com/documents/tr-3483-ja.pdf

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ファイルおよび

LUN

リザベーションが機能する仕組み

1 つ以上のファイルまたは LUN でリザベーションが有効な場合、Data ONTAP はそのボリューム

内に十分なスペースをリザーブすることで、ディスク スペース不足のためにこれらのファイルまた は LUN への書き込みが失敗しないようにします。 リザベーションはファイルまたは LUN の属性です。ストレージ システムをリブート、テイクオーバ ー、およびギブバックしても、その値は変わりません。 新しい LUN では、リザベーションはデフォ ルトで有効ですが、ファイルまたは LUN を作成するときにリザベーションを無効または有効にする ことができます。 リザベーションが有効となっているファイルまたは LUN がボリュームに 1 つ以上含まれている場 合、Snapshot コピーの作成など、空きスペースを必要とする処理でリザーブ済みのスペースを使 用できなくなります。 リザーブされていない空きスペースが不足すると、これらの処理は失敗しま す。 ただし、リザベーションが有効なファイルまたは LUN への書き込みは、引き続き正常に行わ れます。 任意の値のボリューム ギャランティがあるボリュームに含まれるファイルおよび LUN のリザベー ションを有効にできます。 ただし、ボリューム ギャランティがnoneの場合、リザベーションは、スペ ース不足によるエラーに対する保護を提供しません。 例 500GB のボリュームに 100GB のスペース リザーブ LUN を作成すると、100GB のスペース がただちに割り当てられて、ボリュームには 400GB が残ります。 対照的に、LUN でスペー ス リザベーションが無効になっている場合、この LUN への書き込みが発生するまで、ボリ ューム内の 500GB はすべて使用できます。

フラクショナル

リザーブの仕組み

フラクショナル リザーブ(LUN オーバーライト リザーブ)では、ボリュームのオーバーライト リザー ブのサイズを制御できます。 ボリュームのこの属性を正しく使用することで、ストレージ利用率を最 大限に高めることができます。 フラクショナル リザーブ設定はパーセント値で表されます。 通常、フラクショナル リザーブは 0 に設定します。 SAN 環境で Snapshot の自動削除を使用してい ない場合、Snapshot コピー間で上書きされるデータ用にボリュームの十分なスペースを確保する 方法として、フラクショナル リザーブ設定を 0 以外の値に設定して LUN オーバーライト リザーブを 確保することができます。 フラクショナル リザーブ設定が 100 の場合、すべてのスペースが LUN オーバーライト リザーブと して確保され、Snapshot コピーを追加で作成したり他のブロック共有機能を使用したりできなくなる

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ことがあります。ただし、LUN のデータについては、ブロック共有機能を使用している場合でも常 に上書きできます。 フラクショナル リザーブを 100%未満に設定すると、該当するボリュームの LUN オーバーライト リ ザーブがその割合まで引き下げられます。 ブロック共有機能を使用している場合、そのボリューム のスペース リザーブ ファイルおよびスペース リザーブ LUN への書き込みが確実には保証されな くなります。 フラクショナル リザーブの割合を小さくしても、LUN のサイズには影響しません。 LUN の全体サ イズまで、データを書き込むことができます。 フラクショナル リザーブ設定のデフォルト値と有効値は、ボリュームのギャランティによって異なり ます。 • ギャランティがvolumeのボリュームの場合、デフォルト値は100、有効値は0~100です。 • ギャランティがnoneのボリュームの場合、デフォルト値は0、有効値は0~100です。 • ギャランティがfileのボリュームの場合、フラクショナル リザーブ設定は常に100で、変更す ることはできません。 フラクショナル リザーブは、通常、データ上書き率が小さいファイルまたは LUN を保持するボリュ ームに使用します。 例 ギャランティ タイプがvolumeのボリュームに 500GB のスペース リザーブ LUN を作成する と、この LUN への書き込みを処理するために常に 500GB の空きスペースが確保されま す。 その後、この LUN を含むボリュームのフラクショナル リザーブを 0 に設定して Snapshot コ ピーを作成すると、LUN 内で使用されているブロックがロックされ、それ以降、LUN の上書 き用にボリュームのスペースを一切リザーブしません。 そのため、LUN に対する以降の上 書きは、ボリュームに十分な空きスペースがなければ失敗します。(空きスペースを自動的 に増やすようにボリュームを設定し、アグリゲートに十分な空きスペースがある場合を除き ます) フラクショナル リザーブの使用の詳細については、以下のテクニカル レポートを参照してください。

• TR-3965:『Thin Provisioning Deployment and Implementation Guide』

• TR-3483:『NetApp の SAN または IP SAN 構成のエンタープライズ環境におけるシンプロビジ

ョニング』

関連情報

テクニカル レポート:『Thin Provisioning Deployment and Implementation Guide』 – media.netapp.com/documents/tr-3965.pdf

テクニカル レポート:『NetApp の SAN または IP SAN 構成のエンタープライズ環境におけるシ ンプロビジョニング』 – http://media.netapp.com/documents/tr-3483-ja.pdf

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FlexVol

がフルに近くなった時点で

Data ONTAP

によりスペースを

自動的に増やす仕組み

Data ONTAP は、FlexVol がフルに近くなったときに、ボリュームのサイズを大きくするか Snapshot

コピーを削除するかのどちらかの方法で、利用可能なスペースを自動的に増やします。 Data ONTAP では、次のいずれかの方法を使用して、ボリュームの空きスペースを自動的に増や すことができます。 • フルに近くなった時点でボリュームのサイズを大きくします (try_firstオプションを volume_growに設定)。 この方法は、アグリゲートを含むボリュームに、より大きいボリュームに対応できる十分なスペ ースが確保されている場合に便利です。 サイズを段階的に拡張するように Data ONTAP を設 定し、ボリュームの最大サイズを設定できます。 • ボリュームがフルに近くなった時点で Snapshot コピーを削除します (try_firstオプションを snap_deleteに設定)。 たとえば、クローン ボリューム内の Snapshot コピーにリンクされていない Snapshot コピーを自 動的に削除するように設定したり、最初に削除される Snapshot コピー(最も古い、または最も新 しい Snapshot コピー)を定義したりできます。 また、Data ONTAP で Snapshot コピーの削除を 開始するタイミング(ボリュームがフルに近くなったとき、ボリュームの Snapshot リザーブがフル に近くなったときなど)を決定することもできます。

Snapshot コピーの自動削除の詳細については、 『Data ONTAP 7-Mode データ保護:オンライ

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FlexVol

を使用したシンプロビジョニングによる効率化

シンプロビジョニングでは、さまざまな目的に使用するボリュームや LUN を特定のアグリゲート内 に作成する場合に、それらのボリュームには事前にスペースが割り当てられません。 スペース は、ボリュームにデータが書き込まれるときに割り当てられます。 アグリゲートの未使用のスペースは、シンプロビジョニングされた他のボリュームや LUN に使用で きます。 シンプロビジョニングを使用すると、プロビジョニングとスペース再生が必要に応じて行わ れるため、ストレージ利用率が向上し、ストレージ コストを削減できます。 FlexVol は、その包含アグリゲートを他の FlexVol と共有できます。 したがって、1 つのアグリゲー トが、それに含まれる FlexVol で使用されるすべてのストレージのソースとして共有されます。 フレ キシブル ボリュームは、所属するディスクの制限に制約されなくなります。 FlexVol のサイズは、 ディスクのサイズではなく、格納するデータの量に基づいて変更できます。 この柔軟性により、スト レージ システムのパフォーマンスと容量利用率を最大限に高めることができます。 FlexVol はシス テム内の使用可能なすべての物理ストレージにアクセスできるため、ストレージ利用率の改善を実 現できます。 例 500GB のボリュームが割り当てられていますが、実際のデータは 100GB だけで、残りの 400GB にはデータが格納されていません。 この未使用の容量はビジネス アプリケーション に割り当てられていますが、今のところ、このアプリケーションで 400GB すべてが必要にな ることはありません。 未使用の状態で割り当てられている 400GB は余剰な容量であり、当 面は無駄になってしまいます。 そのため、ストレージ管理者は、シンプロビジョニングを使用してビジネス アプリケーション 用に 500GB をプロビジョニングし、そのうちの 100GB だけをデータ用に使用しています。 シ ンプロビジョニングが異なるのは、未使用の 400GB を他のアプリケーションで使用できる点 です。 この方法では、アプリケーションが透過的に拡張され、アプリケーションで実際に必要 となった場合にのみ物理ストレージが割り当てられます。 残りのストレージは空きプールに 残り、必要に応じて使用できます。 ストレージ管理者はしきい値を設定しておくことで、プー ルにディスクを追加する必要があるときに通知を受け取ることができます。

シンプロビジョニングを使用する利点

FlexVol テクノロジを使用すると、空きスペースをオーバーサブスクライブして、変化するビジネス ニーズに迅速に対応することができます。 シンプロビジョニングを使用する利点は次のとおりです。 • 従来のストレージと同様にプロビジョニングできますが、データが書き込まれるまでストレージ は消費されません。

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• 使用可能な実際の物理スペースに関係なくアプリケーション用のストレージを作成できるため、 ストレージのプロビジョニング時間が大幅に短縮されます。

• 通知および設定可能なしきい値によって、前もって購入計画を立て、シンプロビジョニングした ボリュームの拡張に十分なストレージを確保することができます。

• NetApp Management Console のデータ保護機能を使用して、アグリゲートのオーバーコミットメ

ントしきい値を設定することができます。

NetApp Management Console のプロビジョニング機能では、プロビジョニング、エクスポート、お

よび必要なスペースの管理のためのポリシーを設定することもできます。

アグリゲートのオーバーコミットメントしきい値およびプロビジョニングのポリシーに関する詳細 については、『Provisioning Manager and Protection Manager Guide to Common Workflows for

Administrators』を参照してください。 関連情報

ネットアップ サポート サイト-support.netapp.com にある Data ONTAP のマニュアル

シンプロビジョニングを使用する場合のベストプラクティス

シンプロビジョニングを Data ONTAP の他の機能と併用する場合は、次のベストプラクティスを確 認してください。 ベストプラクティスは次のとおりです。 • シンプロビジョニングを FlexClone テクノロジと使用すると、ストレージ効率を最大限に高めるこ とができます。 • システムのアグリゲート サイズの上限に達するまでディスクを追加し、アグリゲートのスペース を増やします。 この段階で、重複排除、ボリューム、または別のアグリゲートへの LUN 移行を使用して、スペ ースをさらに追加できます。 • ルート ボリュームにシンプロビジョニングを使用しないでください。 • シンプロビジョニングは、SnapVault を使用するデスティネーション ボリュームまたは SnapMirror を使用するディザスタ リカバリ デスティネーション ボリュームのバックアップのサイ ジングに使用します。 ボリューム サイズを、プラットフォームのサイズの上限または親アグリゲートのサイズに設定し ます。 この操作によって、プライマリ ストレージ システム上のボリュームのサイジングは自動 的に実施されます。

• NetApp DataMotion for vFiler および MultiStore を使用して、スペース不足の状態にダウンタ

イムなしで対処します。これにより、シンプロビジョニングでクリティカルなアプリケーションに対 応できます。

シンプロビジョニングに関連するベストプラクティスの詳細については、『Thin Provisioning

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関連情報

『Thin Provisioning Deployment and Implementation Guide』:media.netapp.com/documents/ tr-3965.pdf

OnCommand Unified Manager

OnCommand Unified Manager スイートは、OnCommand Unified Manager コアおよびホスト パッケ

ージで構成され、フロントエンド ユーザ インターフェイス(OnCommand コンソール、NetApp

Management Console、および Operations Manager コンソールなど)および DataFabric Manager サ

ーバなどのバックエンド サーバを含んでいます。

NetApp Management Console プロビジョニング機能には、次の機能があります。

• ストレージのプロビジョニングおよびエクスポートを管理するプロビジョニング ポリシー • プロビジョニング ポリシーを割り当てるときのデータセットの自動プロビジョニング • プロビジョニング済みストレージのポリシー準拠に関する定期チェック • 既存のストレージおよび新しくプロビジョニングしたストレージ上のデータセットへのボリューム または qtree の追加の手動管理 • 既存のストレージおよび新しくプロビジョニングしたストレージでのボリュームのサイズ変更およ び Snapshot コピーの削除の手動管理 • 新しいストレージ システムへのデータセットおよび vFiler ユニットの移行 • 重複データ ブロックを削除してストレージ スペースを削減する重複排除 • リソースおよびスペースのステータス、ユーザ設定のスペース使用 / オーバーコミットメントしき い値を超過した場合に発行される警告 / エラー メッセージを表示するダッシュボード ビュー • 保護ポリシー、プロビジョニング ポリシー、リソース プール、および(vFiler ユニットの作成およ び添付用の)vFiler テンプレートの構成済みバンドルを作成し、データのプロビジョニングおよ び保護のニーズに従ってデータのセットに割り当てるための、ストレージ サービスのサポート Operations Manager を使用して、ストレージ システムに対して次の日常業務を行うことができま す。 • ストレージ システムの検出 • デバイスまたはオブジェクトの状態、利用率、およびストレージ システムのパフォーマンス特性 の監視 • レポートの表示またはエクスポート • イベント管理用のアラートおよびしきい値の設定

• デバイス、 vFiler ユニットホスト エージェント、ボリューム、qtree、および LUN のグループ化

• 複数システムでの Data ONTAP Command-Line Interface(CLI;コマンド ライン インターフェイ ス)コマンドの同時実行

• Role-Based Access Control(RBAC;ロールベース アクセス制御)の設定

• ホスト ユーザ、ユーザ グループ、ドメイン ユーザ、ローカル ユーザ、およびホスト ロールの管 理

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NetApp Management Console のプロビジョニング機能の詳細については、『OnCommand Unified Manager Provisioning and Data Protection Online Help for 7-Mode』を参照してください。また、 Operations Manager コンソールの詳細については、『OnCommand Unified Manager Operations Manager Administration Guide』を参照してください。

NetApp Management Console

プロビジョニング機能によるシンプロビジョニングの

自動化

NetApp Management Console プロビジョニング機能を使用すると、シンプロビジョニングとリソース

プールを活用してストレージ リソースの利用率を高めることができます。 リソースは、パフォーマン ス、コスト、物理的な場所、または可用性などの属性に基づいてプールにまとめることができます。 関連するリソースをプールにグループ化すると、監視、プロビジョニング、レポート、および

Role-Based Access Control(RBAC;ロールベース アクセス制御)でそのプールを 1 つのユニットとして扱

うことができます。 この方法は管理を簡素化し、ストレージ システムの柔軟で効率的な使用を可能 にします。

NetApp Management Console プロビジョニング機能の詳細については、『OnCommand Unified Manager Provisioning and Data Protection Online Help for 7-Mode』を参照してください。

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Snapshot

コピーによる効率的なファイル

リカバリ

Snapshot コピーは、トラディショナル ボリュームや FlexVol、アグリゲートの読み取り専用イメージ

であり、ファイルシステムの任意の時点での状態をキャプチャしたものです。 Snapshot コピーは、 バックアップやディザスタ リカバリに使用されます。

Data ONTAP では、Snapshot コピーを取得した後もアクティブなファイルシステムの変更分だけを

書き込むため、ストレージ スペースを最小限しか消費しません。 ボリュームをより頻繁にバックア ップすることができ、Snapshot コピーの作成時にデータが別の場所にコピーされることもありませ ん。 その結果、パフォーマンスのオーバーヘッドを発生させることなく、各ボリュームに最大 255 個 の Snapshot コピーを格納できます。

Data ONTAP では、ボリュームごとにデフォルトの Snapshot コピーのスケジュールを使用できま

す。 Snapshot コピーのスケジュールは、要件に合わせて設定できます。 このスケジュールに従っ て Snapshot コピーが自動的に作成され、指定した時間が経つと古い Snapshot コピーは削除され ます。

SnapManager の 1 つである SnapManager for Microsoft Exchange (SME)では、Snapshot テクノロジ

を使用して、Exchange のバックアップとリストア用 API、および VSS(ボリューム シャドウ コピー サ ービス)を統合しています。 SME は、Microsoft Exchange データベースの可用性、拡張性、および 信頼性を向上させる、Exchange 用の統合データ管理ソリューションです。 SME では、データベー スをオンラインで高速にバックアップおよびリストアできるだけでなく、災害復旧に備えてバックアッ プセットをローカルまたはリモートでミラーリングできます。

Snapshot コピーを利用したバックアップとリカバリの詳細については、『Data ONTAP 7-Mode デー

タ保護:オンライン バックアップおよびリカバリ ガイド』を参照してください。

Snapshot

によるディスクの使用状況とは

Data ONTAP では、Snapshot コピー作成時に、その時点で使用中の全ディスク ブロックへのポイ

ンタが保持されます。 ファイルが変更されても、Snapshot コピーは変更前にファイルが存在してい たディスク ブロックを参照しており、変更は新しいディスク ブロックに書き込まれます。

Snapshot

コピーによるディスク

スペースの使用方法

Snapshot コピーを使用すると、ファイル全体でなく個々のブロックが保持されるため、ディスク消費 量が最小限に抑えられます。 Snapshot コピー用に追加スペースが使用されるのは、アクティブ フ ァイルシステム内のファイルが変更または削除された場合だけです。 この場合、元のファイル ブロ ックは 1 つ以上の Snapshot コピーに含まれる形で保持されます。 アクティブ ファイルシステムでは、ファイルを構成するブロックが変更されると、そのブロックがディ スク上の別の場所に再書き込みされます。もしくはファイルが削除されると、アクティブ ファイルを

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構成するブロック全体が削除されます。 したがって、変更前のアクティブ ファイルシステムのステ ータスを反映するために、変更後のアクティブ ファイルシステム内のブロックで使用されるディスク スペースだけでなく、変更前のブロックで使用されるディスク スペースもリザーブされます。 次の図に、Snapshot コピーのディスク スペースの使用方法を示します。

Snapshot

コピー

リザーブとは

Snapshot コピー リザーブは、ディスク スペースの特定の割合を Snapshot コピー用に設定します。 デフォルトの Snapshot コピー リザーブは、ディスク スペースの 20%です。 ただし、FlexVol の場 合、Snapshot コピー リザーブはデフォルトで 5%に設定されています。 Snapshot コピー リザーブの スペースをアクティブ ファイル システムで使用することはできませんが、Snapshot コピー リザーブ でスペースが不足した場合は、アクティブ ファイル システムのスペースを使用できます。 Snapshot コピー リザーブの管理では、次のタスクを実行します。 • Snapshot コピー用ディスク スペースを十分に確保し、アクティブ ファイル システム用ディスク ス ペースが Snapshot コピーによって使用されないようにします。 • Snapshot コピーによって使用されるディスク スペースが、Snapshot コピー リザーブのサイズよ りも常に小さくなるようにします。 • Snapshot コピー リザーブのサイズを大きくしすぎて、アクティブ ファイル システム用のディスク スペースが制限されないようにします。

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削除されたアクティブ

ファイルのディスク

スペースの使用

Snapshot コピー リザーブ内に Snapshot コピー用ディスク スペースが十分にある場合、アクティブ ファイルシステム内のファイルを削除すると、新規ファイル用にディスク スペースが解放されます。 一方、その削除したファイルを参照している Snapshot コピーは、Snapshot コピー リザーブ内のディ スク スペースだけを使用します。 ディスクがフルのときに Snapshot コピーが作成された場合、アクティブ ファイルシステム内のファイ ルを削除しても、空きスペースは作成されません。アクティブ ファイルシステム内のファイルおよび ディレクトリはすべて、新規に作成された Snapshot コピーによって参照されているためです。 ファイ ルを新規に作成するには、事前に Snapshot コピーを削除する必要があります。 例 次の例は、アクティブ ファイルシステム内のファイルを削除してディスク スペースを解放した ときに、Snapshot コピー内が最終的にどのようになるかを示しています。 アクティブ ファイルシステムが一杯で、かつ Snapshot リザーブ内に空きスペースがあるとき に Snapshot コピーが作成された場合、df コマンドの出力結果は次のようになります(この コマンドは、ボリューム上のディスク スペースのサイズに関する統計情報を表示します)。

Filesystem kbytes used avail capacity /vol/vol0/ 3000000 3000000 0 100% /vol/vol0/.snapshot 1000000 500000 500000 50% 100,000KB(0.1GB)分のファイルを削除した場合、これらのファイルによって使用されていた ディスク スペースはアクティブ ファイルシステムの一部ではなくなります。その結果、そのデ ィスク スペースは Snapshot コピー用として再割り当てされます。 アクティブ ファイルシステム内の 100,000KB(0.1GB)のディスク スペースが、Snapshot リザ ーブ用に再度割り当てられます。 Snapshot コピー用のディスク空きスペースが存在していた ため、アクティブ ファイルシステムからファイルを削除すると、新規ファイル用にディスク スペ ースが解放されます。 dfコマンドを再度入力すると、出力結果は次のようになります。

Filesystem kbytes used avail capacity /vol/vol0/ 3000000 2900000 100000 97% /vol/vol0/.snapshot 1000000 600000 400000 60%

Snapshot

コピーがリザーブを超えた場合の動作例

Snapshot コピー用に確保されたサイズを超えるディスク スペースが Snapshot コピーによって使用 されることを回避する手段はありません。したがって、Snapshot コピー用のディスク スペースを十 Snapshot コピーによる効率的なファイル リカバリ | 23

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分にリザーブし、アクティブ ファイルシステムが新規ファイルを作成したり、既存ファイルを変更した りするためのスペースを常に確保しておくことが重要です。

次の例で、アクティブ ファイルシステム内のすべてのファイルが削除されるとどのようになる かを考えてみます。 削除前、dfの出力は次のようになります。

Filesystem kbytes used avail capacity /vol/vol0/ 3000000 3000000 0 100%

/vol/vol0/.snapshot 1000000 500000 500000 50%

削除後、dfコマンドの出力は次のようになります。

Filesystem kbytes used avail capacity /vol/vol0/ 3000000 2500000 500000 83% /vol/vol0/.snapshot 1000000 3500000 0 350% アクティブ ファイルシステムのうち合計 3,000,000KB(3GB)が削除後も Snapshot コピーによ って使用されており、削除前に Snapshot コピーによって使用されていた 500,000KB(0.5GB) と合わせると合計 3,500,000KB(3.5GB)の Snapshot コピー データになります。 このサイズ は、Snapshot コピー用に確保されていたディスク スペースを 2,500,000KB(2.5GB)超過して います。したがって、アクティブ ファイルシステム用のディスク スペースのうち 2.5GB が、ア クティブ ファイルシステム用として使用できなくなりました。 削除後のdf コマンドの出力に は、この使用できないスペースがusedとして表示されますが、アクティブ ファイルシステム に格納されているファイルはありません。

ファイルシステムで使用するためのディスク

スペースのリカバリ

Snapshot コピーによるディスク スペース使用量が Snapshot コピーリザーブの 100%を超過すると、 システムがフルになる危険があります。 この場合、ファイルを作成するには、十分な量の Snapshot コピーを削除する必要があります。 500,000KB(0.5GB)のデータがアクティブ ファイルシステムに追加されると、 dfコマンドで は次の出力が生成されます。

Filesystem kbytes used avail capacity /vol/vol0 3000000 3000000 0 100%

/vol/vol0/.snapshot 1000000 3500000 0 350%

Data ONTAP が新しい Snapshot コピーを作成すると同時に、ファイルシステム内のすべて

のディスク ブロックが一部の Snapshot コピーによって参照されます。 したがって、アクティブ ファイルシステムから削除するファイルの数にかかわらず、これ以上ファイルを追加する余

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裕はありません。 この状況を回復する唯一の方法は、より大きいディスク スペースが解放さ れるように十分な数の Snapshot コピーを削除することです。

ファイル

フォールディングの概要とディスク

スペースの節約方法

ファイル フォールディングとは、最新の Snapshot コピー内のデータをチェックするプロセスです。こ のコピーが作成中の Snapshot コピーと同じである場合、新しい Snapshot コピーに同じデータを書 き込んでディスク スペースを無駄に使用するのではなく、直前の Snapshot コピーを参照します。 ファイルのアクティブなバージョンと最新の Snapshot コピー内のファイルのバージョンとの間で、変 更されていないファイル ブロックを共有することにより、ディスク スペースが節約されます。 ファイル フォールディングを使用する場合は、ブロックの内容を比較する必要があるため、システ ム パフォーマンスが低下することがあります。 フォールディング プロセスは、メモリ使用量の上限に達すると、一時停止します。 メモリ使用量が 上限を下回ると、停止していたプロセスが再開されます。 Snapshot コピーによる効率的なファイル リカバリ | 25

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重複排除によるストレージ効率の向上

重複排除は、FlexVol 内の重複するデータ ブロックを排除することによって、必要な物理ストレー ジ スペースを削減する Data ONTAP の機能です。 重複排除はアクティブなファイルシステムのブロック レベルで機能し、WAFL ブロック共有メカニズ ムが使用されます。 データの各ブロックにはデジタル シグネチャがあり、このシグネチャがデータ ボリュームに存在する他のすべてのシグネチャと比較されます。 ブロックの完全一致が存在する 場合は、そのブロック内の全バイトに対して 1 バイトずつの比較が行われます。重複ブロックは破 棄され、ディスク スペースが解放されます。 重複排除操作は、自動的に、またはスケジュールに従って実行されるように設定できます。 新しい データと既存のデータの両方、または新しいデータのみを重複排除できます。 ルート ボリュームに 対して重複排除を有効にすることはできません。 重複排除を実行すると、次の図に示すように、データの冗長性が解消されます。 適用後 適用前

重複排除の詳細については、 『Data ONTAP 7-Mode ストレージ管理ガイド』を参照してください。

関連情報

ネットアップ サポート サイト-support.netapp.com にある Data ONTAP のマニュアル

重複排除の仕組み

重複排除は FlexVol ボリューム内のブロック単位で機能し、重複データ ブロックを排除して、一意 のデータ ブロックのみを格納します。

Data ONTAP では、すべてのデータは 4KB ブロック単位でストレージ システムに書き込まれま

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べてのブロックがスキャンされ、ブロックごとにデジタル フィンガープリントが作成されます。 各フィ ンガープリントが、ボリューム内の他のすべてのフィンガープリントと比較されます。 2 つのフィンガ ープリントが同一であった場合、ブロック内のすべてのデータに対してブロック単位の比較が実行 されます。 ブロック単位を比較して同一なデータが検出されると、そのデータ ブロックのポインタが 更新され、重複ブロックが削除されます。 注: 既存データが格納されているボリュームで重複排除を実行する場合、スペースがより多く削 減されるよう、ボリューム内のすべてのブロックをスキャンするように重複排除を設定することを 推奨します。 重複排除はアクティブ ファイルシステムで実行されます。 したがって、重複排除されたボリューム に追加データを書き込むと、新規ブロックごとにフィンガープリントが作成され、変更ログ ファイル に書き込まれます。 以降の重複排除処理では、変更ログがソートされ、フィンガープリント ファイル とマージされます。さらに、上記の手順でフィンガープリントが比較されて、重複排除処理が継続さ れます。

重複排除メタデータとは

重複排除メタデータには、フィンガープリント ファイルと変更ログが含まれます。 フィンガープリント は、FlexVol にある 4KB の各データ ブロックに適用されるデジタル署名です。 重複排除メタデータには 2 つの変更ログ ファイルが含まれています。 重複排除の 実行時、1 つ目 の変更ログ ファイルにある新しいデータ ブロックのフィンガープリントが フィンガープリント ファイル にマージされ、2 つ目の変更ログ ファイルには重複排除処理中に 書き込まれた新しいデータのフ ィンガープリントが格納されます。 次回の重複排除処理実行時には、この 2 つの変更ログ ファイ ルの役割が入れ替わります。

Data ONTAP 8.0.1 の場合、重複排除メタデータは アグリゲート内に配置されます。 Data ONTAP 8.1 以降、 ボリュームごとに重複排除メタデータのコピーが 2 つ保持されます。 1 つのコピーはボ リューム内に、もう 1 つは アグリゲート内に格納されます。 アグリゲート内の重複排除メタデータ は、すべての重複排除処理の作業用 コピーとして使用されます。 変更ログのエントリは、ボリュー ム内の重複排除メタデータのコピーに追加されます。 ボリュームを移動すると、重複排除メタデータもボリュームと一緒に移動します。 ボリュームの所有 権が変わった場合、次回の重複排除実行時に、ボリューム内の重複排除メタデータのコピーから アグリゲートの重複排除メタデータが自動的に作成されます。 この処理は、フィンガープリントを新 しく作成するよりも高速です。 Data ONTAP 8.1.1 以降では、変更ログ ファイルのサイズ制限がボリューム サイズの 1%に設定さ れます。 変更ログ ファイルのサイズはボリューム サイズ制限に対する相対値で、ボリューム内の 変更ログ ファイルに割り当てられたスペースはリザーブされません。 重複排除メタデータは、次のように、ボリューム内の合計論理データのうちの最大 7 パーセントを 占有することがあります。 • あるボリュームにおいて、重複排除メタデータは、ボリューム内の論理データの合計量の最大 4 パーセントを占めることができます。 重複排除によるストレージ効率の向上 | 27

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• アグリゲートでは、重複排除メタデータは、ボリューム内の論理データの合計量の最大 3 パー セントを占めることができます。 df -Aaggrnameコマンドを使用してアグリゲート内の利用可能なスペースを、dfpathコマンドを 使用してボリューム内の利用可能なスペースをそれぞれ確認できます。 これらのコマンドの詳細 については、マニュアル ページを参照してください。 例 4 つのボリュームを含む 2TB のアグリゲートで、アグリゲート内の各ボリュームのサイズは 400GB である場合に、 3 つのボリュームが重複排除対象で、100GB、200GB、300GB のデ ータが格納されているとします。 この場合、重複排除対象ボリュームには、それぞれ 4GB、 8GB、12GB の予備スペースが必要で、アグリゲートには、 合計で 18GB((100GB x 3%) +(200GB x 3%)+(300GB x 3%)= 3+6+9 = 18GB)の 予備スペースが必要です。

重複排除の使用に関するガイドライン

重複排除は、FlexVol で実行される場合、システム リソースを消費する優先度の低いバックグラウ ンド プロセスです。 ボリューム内のデータの変更頻度が高くない場合は、重複排除の実行頻度を低くすることを推奨し ます。 ストレージ システムで複数の重複排除処理を同時に実行すると、システム リソースの消費 量が増加します。 最初は同時に実行する重複排除処理を少なくしておくことをお勧めします。 重 複排除処理の同時実行数を段階的に増やしていくと、システムへの影響を把握することができま す。

重複排除のパフォーマンスに関する考慮事項

重複排除のパフォーマンスに影響する要素はさまざまです。 パフォーマンスの影響を受けやすい 環境や本番環境では、重複排除を導入する前に、サイジングなど、重複排除がパフォーマンスに 与える影響をテスト セットアップで調べる必要があります。 重複排除のパフォーマンスに影響する可能性があるのは、次の要素です。 • データ アクセス パターン(シーケンシャル アクセスとランダム アクセス、入出力のサイズおよび パターン) • 重複データのサイズ、データの合計サイズ、および平均ファイル サイズ • ボリューム内のデータ レイアウトの性質 • 重複排除処理と重複排除処理の間に変更されるデータ量 • 同時に実行される重複排除処理の数 • ハードウェア プラットフォーム(システム メモリおよび CPU モジュール) • システム上の負荷 • ディスクの種類(SATA / SAS、ディスクの回転速度など)

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パフォーマンスの面からの重複排除の詳細については、TR-3958:『ネットアップのデータ圧縮機能 と重複排除機能導入および実装ガイド Data ONTAP 8.1 7-Mode』を参照してください。

関連情報 『ネットアップのデータ圧縮機能と重複排除機能導入および実装ガイド Data ONTAP 8.1 7-Mode』:media.netapp.com/documents/tr-3958-ja.pdf

重複排除機能と

Data ONTAP

の機能との相互運用性

重複排除機能を使用する場合、重複排除でサポートされる機能と、それらの機能が重複排除とど のように連携するかについて理解しておく必要があります。 重複排除でサポートされる機能は次のとおりです。 • Snapshot コピー • Volume SnapMirror • qtree SnapMirror • SnapVault • SMTape バックアップ • SnapRestore • ストレッチおよびファブリック接続 MetroCluster 構成 • DataFabric Manager サーバ • ボリューム コピー • データ圧縮 • FlexClone ボリューム • HA ペア • vFiler ユニット

• DataMotion for Volumes

重複排除機能が有効なボリュームでエクステントを有効にすることができます。 重複排除機能が 有効なボリュームのファイル レイアウトとシーケンシャル リードのパフォーマンスを向上させるた め、読み取り再配置を実行できます。 ただし、重複排除機能が有効なボリュームは、同期 SnapMirror および半同期 SnapMirror を使用 して複製できません。 重複排除によるストレージ効率の向上 | 29

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重複排除と他の

Data ONTAP

機能を使用する場合のベストプラクテ

ィス

重複排除機能を Data ONTAP の他の機能と併用する場合は、次のベストプラクティスを確認してく ださい。

重複排除機能に関連するベストプラクティスについては、『Data Compression and Deduplication

Deployment and Implementation Guide for 7-Mode』を参照してください。 関連情報

『ネットアップのデータ圧縮機能と重複排除機能導入および実装ガイド Data ONTAP 8.1 7-Mode』:media.netapp.com/documents/tr-3958-ja.pdf

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ストレージ効率を高めるデータ圧縮機能

Data ONTAP 機能のデータ圧縮を使用すると、 FlexVol 内のデータ ブロックを圧縮することによ

り、ストレージ システムにデータを格納するために必要な物理容量を減らすことができます。 デー タ圧縮は、64 ビット アグリゲートに作成されたボリュームに対してのみ使用できます。 データ圧縮は、プライマリ、セカンダリ、およびターシャリのストレージ階層に使用できます。 データ圧縮を使用すると、より多くのデータをより少ないスペースに格納できます。 さらに、データ 圧縮により、Volume SnapMirror 転送中にデータの複製に必要な時間と帯域幅が削減されます。 データ圧縮により、通常のファイルや LUN のスペースを節約できます。 ただし、ファイルシステム の内部ファイル、Windows NT ストリーム、およびボリューム メタデータは圧縮されません。 データ圧縮は、次の方法で実行できます。 • インライン圧縮 ボリュームに対するインライン圧縮が有効になっていると、そのボリュームに対する後続の書き 込みは、ボリュームに書き込まれる前に圧縮されます。 • ポストプロセス圧縮 ボリュームに対するポストプロセス圧縮が有効になっていると、そのボリュームに対する新しい データ書き込みは最初は圧縮されませんが、データ圧縮が実行されるときに圧縮済みデータと してそのボリュームに再書き込みされます。 ポストプロセス圧縮処理は、優先度が低いバック グラウンド プロセスとして実行されます。 インライン圧縮とポストプロセス圧縮の両方が有効になっていると、ポストプロセス圧縮ではインラ イン圧縮が実行されなかったブロックのみが圧縮されます。 この処理では、圧縮グループの少量 の部分的な上書きなど、インライン圧縮で保留されていたブロックの圧縮も実行されます。 注: データ圧縮は、ストレージ システムのルート ボリューム、または 32 ビット アグリゲートに含 まれているボリュームに対して有効にすることはできません。

データ圧縮の詳細については、 『Data ONTAP 7-Mode ストレージ管理ガイド』を参照してください。

関連情報

ネットアップ サポート サイト-support.netapp.com にある Data ONTAP のマニュアル

既存データにデータ圧縮を使用する場合のガイドライン

Snapshot コピーの作成前にデータ圧縮を実行すると、FlexVol のスペースを最大限に節約できま

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