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医薬品安全性に関する文献情報 自動抽出システムの考案

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Academic year: 2021

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(1)

医薬品安全性に関する文献情報 自動抽出システムの考案

天野 博夫 金子 周司

京都大学大学院薬学研究科生体機能解析学分野 Powered by LSDプロジェクト

(2)

医薬品安全性情報の流れ

収集

対応

患者向け情報

患者・家族

規制当局

データベース

ドクターレター、添付文書

義務報告・自発報告

医療行為、観察、聴取 処方変更、インフォームドコンセント

義務報告・自発報告 施策

広報、ウェブサイト

ドクターレター 自発報告システム

製薬企業

データベース

医療従事者

国外

(3)

医薬品安全性に関する文献情報

副作用データベース

規制当局

医学専門誌

生命科学専門誌

研究者

医療従事者

・原則として情報の独立性、中立性が高い

・自発報告システムと並んでファーマコビジランスの重要なチェックポイント

・副作用データベースの重要なソースでもある

・種々雑多な大量のテキストデータ中に点在する

・出版バイアス

(4)

研究方法

研究素材:

PubMed検索サイトよりダウンロードしたアブストラクト(Humansを 対象とするアブストラクト付き英語文献)500件分のテキストファイ ルを抽出サンプルの1単位とした。

(5)

研究方法

研究素材:

PubMed検索サイトよりダウンロードしたアブストラクト(Humansを 対象とするアブストラクト付き英語文献)500件分のテキストファイ ルを抽出サンプルの1単位とした。

照合用語彙リスト:

AERSデータベース(米国FDA )ASCIIデータベースファイルから 作成。

1. DN-INDI list(医薬品名と適応)

2. RN list(有害反応名)

(6)

DN-INDI list RN list

(7)

研究方法

研究素材:

PubMed検索サイトよりダウンロードしたアブストラクト(Humansを 対象とするアブストラクト付き英語文献)500件分のテキストファイ ルを抽出サンプルの1単位とした。

照合用語彙リスト:

AERSデータベース(米国FDA )ASCIIデータベースファイルから 作成。

1. DN-INDI list(医薬品名と適応)

2. RN list(有害反応名)

抽出システム:

TSADR(Text-Search system for Adverse Drug Reaction) 上記語彙リストを照合用ファイルとするPerlスクリプト。

(8)

照合

No

PubMedアブストラクト センテンスの切り出し

医薬品名・[適応名]タグの埋め込み

有害反応名タグの埋め込み

HTMLファイルの構成 選別結果(書誌情報)

医薬品名を含むか?

DN-INDI list 廃棄

書誌情報を含むか?

有害反応名を含むか? 廃棄 RN list

照合

Yes

Yes

Yes

No

No

TSADRの概要

(9)
(10)

研究方法

研究素材:

PubMed検索サイトよりダウンロードしたアブストラクト(Humansを 対象とするアブストラクト付き英語文献)500件分のテキストファイ ルを抽出サンプルの1単位とした。

照合用語彙リスト:

AERSデータベース(米国FDA )ASCIIデータベースファイルから 作成。

1. DN-INDI list(医薬品名と適応)

2. RN list(有害反応名)

抽出システム:

TSADR(Text-Search system for Adverse Drug Reaction) 上記語彙リストを照合用ファイルとするPerlスクリプト。

システムトレーニング:

抽出されたセンテンスにおいて医薬品の副作用が正しく抽出・表 示されているかを検証し、問題点を改善。

(11)

誤った選別のパターンと対策

(システムトレーニング)

英語表記を有害反応のリストに追加 (ANEMIA, ISCHEMIA, EDEMA ) ラテン名の英語表記が見落とされる

(ANAEMIA, ISCHAEMIA, OEDEMA )

有害反応のリストから削除 転移癌、検査・治療行為を有害反応として拾う

CARCINOMA METASTATIC, BIOPSY, TRANSPLANT 等)

取捨を判断するフィルター 生体成分、検査項目等を医薬品名として拾う

(Calcitonin, Insulin, Glucose, Oxygen 等)

適応名をリストに追加 適応を有害反応として拾う

パターン 対策

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研究方法

研究素材:

PubMed検索サイトよりダウンロードしたアブストラクト(Humansを 対象とするアブストラクト付き英語文献)500件分のテキストファイ ルを抽出サンプルの1単位とした。

照合用語彙リスト:

AERSデータベース(米国FDA )ASCIIデータベースファイルから 作成。

1. DN-INDI list(医薬品名と適応)

2. RN list(有害反応名)

抽出システム:

TSADR(Text-Search system for Adverse Drug Reaction) 上記語彙リストを照合用ファイルとするPerlスクリプト。

システムトレーニング:

抽出されたセンテンスにおいて医薬品の副作用が正しく抽出・表 示されているかを検証し、問題点を改善。

評価指標:

・1単位のサンプルから抽出されたアブストラクト数(抽出率)。

・抽出されたアブストラクトのうち医薬品安全性に関する記載の あったものの%数(正解率)。

(14)

40.7%

(22/54) 10.8%

(54/500)

修正後システム

35.1%

(14/44) 8.8%

(44/500)

初期システム

正解率 抽出率

システムトレーニングの効果

*一般に、抽出率が高ければ情報の取りこぼしは少なくなるが

最終選別者の負担は増加する。

(15)

抽出漏れの検証

サンプル:

National electronic Library for Medicines収載の副作用情報 120レコード

TSADRを用いて抽出処理 抽出成績:

抽出されなかったレコード数14件(抽出率88.3%)

抽出されなかった原因

・DN-INDI listに医薬品名がなかったもの11件

・RN listに有害反応名がなかったもの5件

・2件は医薬品名、有害反応名ともリストに収載されて

いたが別個のセンテンス中に記載

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