学
論 文 内 容
要 旨
博士 専攻分 称 博士 医 学 氏 山田 健司
学 論 文 題
腫瘍血管内皮マ あ CXCR7 腫瘍血管内皮 け 機能解析 関 研究 (A functional analysis of CXCR7 expressed in tumor endothelial cells)
背景 目的 近年,VEGF 中和抗体 代表さ 血管新生阻害療法 様々 治療 用い ,生存率 向 し い .し し,VEGF 正常血管 け 血管新生
要 分子 あ ,そ 阻害 高血 や創傷治癒遅延 様々 副作用 報告さ い . 々 こ 腫瘍血管内皮細胞 Tumor endothelial cell: TEC 分離培 養し,そ 正常血管内皮細胞 Normal endothelial cell: NEC 比較し 染色体異常 あ こ ,抗 剤 薬剤 対 感 性 いこ ,様々 遺伝子 発現 亢進 し 血管新生能 高いこ 報告し た.こ 異常性 獲得したTEC
標的 治療法 開発 , 腫瘍血管 選択的 副作用 少 い新規血管新生阻害薬 開発 考えた.TEC NEC け 遺伝子発現 DNA Microarray
比 較 し ,TEC NEC 発 現 差 大 た C-X-C chemokine receptor type 7
(CXCR7) 着目した.CXCR7 7回膜貫通型 ン あ ,胎生期 心 大血管形
関 し い .近年CXCR7 脳腫瘍や前立腺癌 肺癌 様々 癌細胞 発現 亢進し
い 報告さ 肺癌や大腸癌 い CXCR7 高発現 予後 関係 報告さ い . た,前立腺癌 腎細胞癌組織 腫瘍内 血管 い 発現し い こ 報 告さ い . 本研究室 過去 腎細胞癌 分離 培養したTEC い NEC
CXCR7発現 ベ 高い 報告した.し し,TEC け 機能 明 あ
た.本研究 TEC け CXCR7 発現 機能 解析し,CXCR7 標的 した血管 新生阻害療法 臨床応用 可能性 検討 こ 目的 した.
材料 方法 腫瘍血管 け CXCR7 発現 ,CD31 蛍光 免疫染色法
解析した. 臨床検体 医師主 自主臨床研究 プ 従い, 意書 前 得した患者 手術標本 用いた.機能解析 高転移性悪性黒色腫マ 皮 移植腫 瘍 TEC , ン し 正常皮膚 NEC 分離培養し 用いた.動物
扱い 海道大学動物実験 関 規程 従 た.CXCR7 機能解析 CXCR7 siRNA transfection法 しく CXCR7阻害剤(CCX771 : Chemocentryx 供 ) 用い
CXCR7阻害 行 た.血管新生能 評価 boyden chamber 用いた 走能試験 マ
け 管腔形 能試験 無血清培地培養 け 生存能試験 MTS法 用い た増殖能試験 用い 解析した.シ 解析 Western blotting 法 解析した. CXCR7 ン あ Stromal cell derived factor 1 (CXCL12) 発 現 解 析
qRT-PCR法 ELISA法 用い,CXCL12中和抗体 用い CXCL12-CXCR7
イン機構 解析した.in vivo け CXCR7阻害実験 , シフ ゼ ン フ ションした 高転移性悪性黒色腫 マ 皮 移植し, CCX771 ン し
10% Captisol 毎日1回皮 注した. 遺伝子組 換え 関し 海道大学遺伝子組
換え実験等安全管理規定 従 た.抗腫瘍効果 腫瘍体積,IVIS 肺転移 評価,
腫瘍組織 微 血管密度 Microvessel density : MVD 計測し判定した.各群間 統計
意差あ 判定した.
結果 in vivo け 腫瘍血管 CXCR7発現 マ 皮 移植腫瘍 び 腫
瘍 肝癌 肺癌 大腸癌 解析した こ い 腫瘍血管 い ,正常血管
CXCR7発現 高頻度 認 た.分離培養した TEC NEC 血管内皮 性質 保
い こ 確認した ち,CXCR7発現 比較した こ mRNA, ン TEC
発現 亢進し いた.TEC い CXCR7発現 ノッ ン , 走能,管腔
形 能,無血清培養 け 生存能 した.し し,増殖能 影響 え
た.こ ,CXCR7 TEC 高い血管新生能 関 し い 示唆さ た.TEC
CXCR7 ン あ CXCL12 刺激 ,ERK1/2 ン酸 さ た ,
CXCR7ノッ ンTEC ン酸 阻害さ た.Akt ン酸 関し 検討し
た ,Akt ン酸 阻害 認 た.こ TEC い CXCR7
CXCL12 結合し,ERKシ 活性 さ 考え た.さ ,TEC CCX771
,CXCR7ノッ ン実験 様 走能,管腔形 能 血管新生能 し
た ,CXCR7 発現 い NEC 対し 影響 え た.CXCR7 ン
あ CXCL12 TEC NEC 比 高発現し ,培養 清中 高濃度 分泌し
いた.CXCL12 非存 い CXCR7 ノッ ン TEC 動能 認 ,
CXCL12中和抗体存 い TEC 動能 認 た.こ ,TEC
け CXCL12-CXCR7 イン機構 そ 高い 動能 関 し い こ 示
唆さ た.CCX771 in vivo治療実験 ,治療開始26日目 時点 有意差 い
腫瘍増殖 抑制 肺転移 減少 認 た.腫瘍組織 MVD CCX771群 有意
し CXCR7阻害 in vivo 腫瘍 血管新生阻害 抗腫瘍効果 た こ
示唆さ た. た,NEC VEGF 刺激 ,CXCR7発現 亢進しVEGFR
ゼ阻害剤 発現亢進 阻害さ た. た, 酸素刺激 CXCR7発現亢進 認
,TEC け CXCR7 発現亢進 し 腫瘍微 環境中 少 く
VEGFや 酸素環境 関 し い 可能性 考え た.
考察 本研究 ,CXCR7 正常血管 比較し 腫瘍血管内皮 発現亢進し い こ
示さ た.TEC CXCL12-CXCR7 イン機構 獲得し,ERK 活性
し 走 管腔形 生存 い た血管新生能 強く関 し い こ 示唆さ た.
CXCR7阻害剤 血管新生 抑制 伴 ,腫瘍増殖 抑制さ 傾向 肺転移 抑
制 た. 後さ 検討 必要 あ ,以 結果 CXCR7阻害 血
管新生阻害 抗腫瘍効果 期待 こ 示唆さ た. 結論
本研究 い CXCR7 腫瘍血管新生 要 あ ,CXCR7 標的 した治療 腫瘍血