元町地域まちづくり方針
1
元町地域は、浦安の発展の基礎となった地域であ り、かつての漁師町の面影を残し浦安の歴史や文化 を今に伝える地域です。境川周辺の独特な風情をは じめ、点在する史跡や文化財、神社・仏閣などは、 この地域の大きな魅力となっています。
一方で、堀江・猫実・当代島地区では、老朽化し た木造家屋が密集し、都市基盤の脆弱な区域も多く、 住環境や防災面での課題を抱えています。
また、元町地域の一部では、東日本大震災により、 屋根瓦の落下や墓石の倒壊などの被害も見られ、今 後、発生が懸念される首都直下地震などのさまざま な災害への対策が求められます。
北栄・富士見など土地改良事業などにより整備さ れた地区では、都市基盤は一定の水準にあるものの、 土地利用の転換による集合住宅などの増加に伴う弊 害も生じており、住環境の調整が必要な区域も存在 します。
浦安駅周辺については、公共空間の不足や駅前交 差点の混雑による交通機能の低下、また、歩行者の 安全性・快適性の確保などさまざまな課題を抱えて います。
元町地域の居住者は、浦安市全体と比較すると単 身若年世帯が多い傾向にありますが、古くから市街 化した堀江・猫実地区では高齢化が進行しつつあり ます。
元町地域では、地域特有の資源を活かしながら世 代間の交流や支えあいを促進することで、地域の活 力を維持しながらまちの魅力や住みがいを高めてい くことが大切です。
上記を踏まえた上で、今後の元町地域のまちづく
1
まちづくりの基本目標
●基本目標
1
:浦安の歴史・資源を活かして、まちの魅力を高める
・・・ 川や寺社など地域資源をまちづくりや生活 の中に取り入れ、まちの魅力をより高めます。
●基本目標
2
:浦安駅周辺のまちづくりを進める・・・ 元町地域の玄関口である浦安駅周辺では、 交通結節機能の強化を図るとともに、まちのにぎ わいを維持しながら新たな魅力を創出します。
●基本目標
3
:コミュニティを大切にした安全安心な住環境をつくる
・・・ 多様な世代が住み、交流できるコミュニ ティを育みながら、安全で安心に住み続けられる 住環境を形成します。
●基本目標
4
:耐震・液状化対策、密集市街地の改善などによる災害に強いまちをつくる
第
4
章
地
域
ま
ち
づ
く
り
方
針 ̶
元
町
元町地域には、昔の風情をところどころに残す堀 江・猫実・当代島などの既成市街地の地区と、北栄・ 富士見などのように土地改良事業などにより都市基 盤が整備され、宅地化が進んだ地区があります。こ のような地域の成り立ちを踏まえ、住まいや住環境 の維持・改善を図るため、次のようにまちづくりの 方針を定めます。
方針①
まちの風情を活かしながら密
集市街地の防災性を改善する
堀江・猫実・当代島地区は、緊急車両が容易に進 入できない狭あい道路や未接道宅地が多く、老朽化 した木造家屋が密集しているなど防災上の課題を抱 えています。このため、現在に受け継がれているま ちの風情を残しつつ、災害に強いまちへ向け再整備 を進めます。
取得した市有地を活用しながら、災害時の一時的 な避難場所にもなる公園・広場や避難経路をはじめ、 地域を越えた住民同士の交流や憩いの場となるオー プンスペース、街区の再整備などの整備を進めます。 防災機能の高い建物への建替えによる不燃化・耐 震化や危険なブロック塀などの撤去や改善を促進す るとともに、地域の実情に合わせた新たな防火規制 や支援制度を検討します。狭あい道路の拡幅や未接 道宅地の解消を図るため、道路や通路の特性などを 考慮しながら、支援制度の拡充や新たな建築ルール づくりを進めます。
特に延焼の危険性が高く避難が難しい密集市街地 のうち、新中通りとその周辺市街地については、引 き続き、土地区画整理事業などの整備手法で整備を 進めます。
2
目標
1
地域の成り立ちを踏まえ、住まい・住環境を改善する
まちの魅力拠点ゾーンに位置付けられている新橋 周辺地区は、密集市街地の改善も視野に入れながら、 広場などの整備を推進します。
また、既成市街地の良さを活かしながら、戸建住 宅・併用住宅・集合住宅などが調和する利便性の高 い住宅地の形成を目指します。
方針②
調和のとれた良好な街並みの
誘導
北栄・富士見地区は、土地改良事業などにより都 市基盤が整備されてきましたが、住宅や商業・業務 施設、工場・事業所など、さまざまな用途の建物が 混在しています。地区内には駐車場や未利用地など も残っており、今後も土地利用の転換により集合住 宅などの開発が進むことが想定されます。
方針③
良好で持続可能なみどりをつ
くり育てる
みどりの少ない元町地域では、機会を捉えみどり を創出し、守り育てることが重要です。
建替えや住宅開発などにあわせ、みどりの創出を 誘導します。
狭あい道路や区画道路など、身近な生活道路の沿 道では、生垣化を進めるとともに、住民が連携し、 統一感のあるみどり豊かな街並みの創出を図ります。 また、地域が道路や公園などの公共用地のみどり の維持管理に関わることで、沿道の住宅地と一体と なったみどり豊かな住環境の維持・創出に取り組み ます。
方針④
良質な住宅ストックの形成
良好な住環境を保全し、長く住み続けられる良質 な住宅ストックを形成するためには住宅の適切な維 持管理が重要です。
元町地域では、新耐震基準導入以前の建物(概ね 昭和
56
年以前に建築のもの)が多く見られるなど、大規模地震の際の被害が懸念されます。また、戸建 住宅や小規模な分譲集合住宅、賃貸住宅などが混在 しています。
そのため、住宅の耐震診断や耐震改修を促進する とともに、長期優良住宅制度や住宅性能表示制度を 周知します。
分譲集合住宅では、管理組合などが行う共用部の バリアフリー化やグレードアップ改修などによる改 良・性能向上、長期修繕計画の計画的な運用、地域
コミュニティの強化など良質な住宅の維持管理の取 り組みを支援します。さらに、長寿命化を図るため、 適切な情報や学習機会の提供に努めるとともに、建 替えや長寿命化などの先進事例の調査や研究を進め ます。
方針⑤
宅地の液状化対策の促進
今後、発生が懸念される首都直下地震などに対応 するため、建物や設備の更新時期にあわせて、液状 化や地盤沈下の対策が進められるよう、液状化対策 工法の分類・評価などの参考となる情報の収集や提 供に努めます。また、相談など支援体制・仕組みづ くりを進めます。
宅地の液状化対策に活かすため、液状化による被 害の調査結果を公表するとともに、震度分布や液状 化危険度マップを作成し公表します。
また、大規模な住宅開発などについては、液状化 対策を行うよう誘導します。
方針⑥
避難場所などの耐震・液状化
対策の推進
避難場所に指定されている小・中学校や福祉避難 所に指定されている公民館・福祉施設では、ライフ ライン・出入口の機能が確保できるよう、耐震・液 状化対策に取り組みます。また、小・中学校の校庭 では、液状化対策に取り組みます。
第
4
章
地
域
ま
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り
方
針 ̶
元
町
【市民ワークショップの議論で登場した具体的な取り組みの例】
方 針 取り組みの例 制度・
ルール
まちの整備
時間を かける 地域
全体
特定 場所
①
まちの風情を活 かしながら密集 市街地の防災性 を改善する
重点的に拡幅する狭あい道路の選定と整備。 ○ ○
市有地を活用した身近な再整備の実施。 ○ ○
市有地を活用した防災活動の拠点となる公園・広場
の整備及び住民参加による日常管理。 ○
空き店舗の活用などによる身近な商店街の活性化。 ○
建物の不燃化・耐震化の促進。 ○
②
調和のとれた良 好な街並みの誘 導
開発時における効果的な緑化誘導 ○
ルールづくりによる開発時における街並みの統一の
誘導。 ○
建物の絶対高さの導入(今ある建物の高さ以上のも
のが建たないように) ○
最低敷地規模の導入による住環境の保全 ○
緑化などにより工場と集合住宅の調和を誘導。(緩衝
緑地の設置など)(北栄四丁目) ○ ○
③
良好で持続可能 なみどりをつく り育てる
住宅地内の共有空間や公共用地のみどりの維持管理
のルールづくり。 ○
沿道宅地の統一感ある景観の推進。 ○
沿道緑化の推進。 ○
さまざまな機会を通じた生垣助成のPR。 ○
④
良 質 な 住 宅 ス トックの形成
建物の耐震診断 ・ 耐震改修を積極的に行う。 ○
コミュニティの醸成による・長期修繕計画や将来の
建替え計画の充実を図る。 ○
マークの見方
市民が主体となって取り組むこと 事業者が主体となって取り組むこと 行政が主体となって取り組むこと 協働で取り組むこと
項目の見方
制度・ルール……制度やルールなどの仕組みを使うもの ま ち の 整 備……まちを整備するもの
時間をかける……関係機関や関係者との調整、仕組みづくり など、取り組みに時間をかけるもの
凡
他の地域に比べて狭あいな道路も多く、歩道の幅 員も狭い元町地域の道路では、高齢者や幼児などの 交通弱者に配慮し、交通事故が起きにくく誰もが安 全で快適に移動できる交通環境を整えるため、次の ようにまちづくりの方針を定めます。
方針①
安全で快適な道路・交通環境
の確保
広域幹線道路・幹線道路などの主な道路、浦安駅 周辺、市役所など公共施設が集中するシビックセン ター地区を中心に、景観にも配慮しながら歩道整備 や歩行空間のバリアフリー化を推進します。 関係機関と連携し、違法駐車の減少に努めるとと もに、沿道の商業施設などにおける駐車場設置を誘 導します。
当代島地区の旧県道では、より安全で快適な歩行 空間を創出するため、また、市役所通りでは、快適 な道路・交通環境を維持するため、引き続き整備を 推進します。
通学路や公益施設周辺、住宅地では、通過交通や 車両のスピードを抑制するための工夫として、関係 機関・地域と連携し、歩行者と自動車や自転車が安 全で快適に利用できるよう交通規制や安全施設の整 備、交差点の改善などの安全対策に取り組みます。 また、段差の解消や傾斜の緩和など、誰もが快適に 歩ける歩行空間への改善を図ります。
3
目標
2
安全で快適な道路・交通環境をつくる
方針②
安全で快適な自転車利用がで
きる道路 ・ 交通環境づくり
平坦な地形の浦安市では、自転車が通勤や通学な どの重要な移動手段となっていますが、元町地域は 他の地域に比べて道路の幅員も狭く、歩車分離がさ れていない道路が多いため、現状では歩行者と自転 車が交錯し、交通安全上の問題となっています。 歩道幅員が広い道路では、歩行者と自転車の通行 区分の視覚的分離を図る一方、歩道幅員が狭く、車 道に走行空間が確保できる道路では、自転車専用通 行帯(自転車レーン)を設置するなど、歩行者・自 転車が安全で快適に通行できる道路環境の整備に取 り組みます。
また、住民・関係機関・行政が連携して自転車の 安全教室を開くなど、自転車利用者のマナー向上に 取り組みます。
方針③
地域に親しまれるみどり豊か
な道路環境づくり
第
4
章
地
域
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方
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元
町
方針④
道路や橋りょう、ライフライ
ンの機能強化
緊急輸送道路である宮前通り、大三角線、中央公 園通りの幹線道路については、緊急車両の通行を確 保するため、液状化対策に取り組みます。
市が管理する緊急輸送道路に架かる新橋、江川橋、 堀江橋などの橋りょうについては、緊急車両の通行 を確保するため、耐震対策や橋りょう取付け部の段 差発生防止対策に取り組みます。また、その他の橋 りょうについては、耐震対策に取り組みます。 市が管理する下水道施設(汚水)の流下機能を確 保するため、重要な管路など、それぞれに求められ る性能を満たすよう耐震対策などに取り組みます。 千葉県や事業者が管理する道路や橋りょう、上水 道や電気などの施設については、早期復旧を促進す るとともに、市民生活に混乱が生じないよう、耐震・ 液状化対策を含めた災害対策を講ずるよう協議・調 整を進めます。
方針⑤
密集市街地における体系的な
細街路の整備
狭あい道路や未接道宅地が多く、老朽化した木造 家屋が密集しているなど防災上の問題を抱えている 堀江・猫実・当代島地区では、災害時の緊急車両の 進入路や住民の安全な避難経路となる生活道路の体 系的な整備が必要です。
狭あい道路の拡幅整備を進めるとともに、災害時 の消防活動や避難場所への避難経路、消防水利の配 置、沿道建物と一体となった火災の延焼抑止効果、 日常的な交通機能などを考慮し、避難経路となる道 路や通路などの体系的な整備の検討を進めます。 幅員
4
m未満の狭あい道路では、沿道建物の更【市民ワークショップの議論で登場した具体的な取り組みの例】
方 針 取り組みの例 制度・
ルール
まちの整備
時間を かける 地域
全体
特定 場所
①
安全で快適な道 路・交通環境の 確保
【交通安全対策】
通過交通のスピードを抑制する安全施設の設置(ハ
ンプや擬似ハンプなど)。 ○
通学路や公益施設周辺の道路での安全対策の推進(浦
安小学校前など)。 ○
危険な交差点の改善。(北栄地区) ○
安全で快適な道路横断箇所の整備(市役所通り) ○
交通安全ゾーンを設定し、コミュニティ道路の整備。
(北栄三 ・ 四丁目、富士見地区) ○ ○
指定車を除き大型トラックの進入を制限し、住環境
を保全。(住工混在地区) ○
交差点の視界の確保のために、角にある建物の建て
方や、隅切りを行うなどのルールを決める。 ○
旧県道の歩行空間の確保。 ○ ○
【違法駐車、違法駐輪対策】
違法駐車の取締強化、啓発を進める。(幹線道路) ○
集合住宅やアパートの前の違法駐車取締りの推進。 ○
店舗をつくる際の駐車場の付置義務の強化。 ○
②
安全で快適な自 転車利用ができ る道路・交通環 境づくり
自転車専用レーンの設置による歩行者と自転車の分
離。(やなぎ通り、大三角線) ○
路地からの飛び出し防止や自転車の一旦停止対策(み
なと線などでの車止め設置や自転車のライト点滅) ○
交通公園などで自転車のマナー教室を開く。 ○
学校で自治会などが主催してマナー教室の開催。 ○
無灯火自転車のパトロールの実施。 ○
③
地域に親しまれ るみどり豊かな 道路環境づくり
やなぎ通り、大三角線の電線地中化の推進。 ○ ○
やなぎ通り、大三角線の不法占用取締りの強化。 ○
植栽の統一など幹線道路の効果的な緑化の推進 ○ ○
住民参加による道路の維持管理 ○
マークの見方
市民が主体となって取り組むこと 事業者が主体となって取り組むこと
項目の見方
制度・ルール……制度やルールなどの仕組みを使うもの ま ち の 整 備……まちを整備するもの
凡
第
4
章
地
域
ま
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針 ̶
元
町
元町地域は浦安発祥の地であり、多くの寺社や漁 師町としての地域文化の断片を今に伝えています。 これらの歴史・文化資源など元町固有の地域資源を まちづくりに活かし、まちの魅力を高めるため、次 のようにまちづくりの方針を定めます。
方針①
歴史・文化資源を活かした魅
力あるまちづくり
新橋周辺地区では、河川や歴史・文化資源が点在 しており、まちの魅力拠点ゾーンに位置付けられて います。市の取得した用地を活用した広場の整備な ど、地域資源を活かした魅力あるまちづくりを進め ます。
また、市街地整備にあわせ創出した公園などの オープンスペースなどと連携し、散策しながらまち の良さにふれることができるよう、総合案内板やサ インの整備など散策路の充実を図ります。
4
目標
3
元町固有の歴史・資源をまちづくりに活かす
方針②
身近なみどりの保全と新たな
みどりの創出
元町地域では、寺社などのみどりはあるものの、 他の地域に比べみどりが少なく、特に公園など公共 のみどりが不足しており、近隣公園以上の公園の整 備が求められています。
寺社境内や住宅地など、既存の貴重なみどりの保 全を推進します。また、ふれあうことでみどりへの 愛着が深められるよう、住宅地内のみどりの維持管 理などに地域で取り組みます。
既設の公園は、身近なコミュニティを育み地域に 親しまれる空間として、安全性やバリアフリーに配 慮した改修を推進するとともに、猫実地区では、災 害時の避難場所にもなる浦安公園の整備に取り組み ます。
方針③
愛着の持てる水辺環境づくり
元町地域は地盤が低いため、治水面に配慮しなが ら水際線が市民の憩いや交流の場となるよう整備さ れることが望まれます。
河川沿いの緑地・遊歩道では、関係機関との調整 を踏まえ、護岸改修にあわせて修景整備や親水空間 の整備に取り組みます。
下水道未接続世帯の解消や河川の浚渫などによ り、水質浄化を図ります。
市が管理する雨水排水施設の流下機能を確保する ため、重要な管路など、それぞれに求められる性能 を満たすよう耐震対策などに取り組みます。 元町地域にあるポンプ場などの施設は、整備さ れてから長期間を経過し、老朽化してきているこ とから、施設の機能や安全性を確保するため計画 的な改修に取り組むとともに、関係機関との調整 を図ります。
また堀江ドックでは、災害に備えた防災機能の確 保を図ります。
方針④
水とみどりを身近に感じられ
る歩行者ネットワークの形成
しおかぜ緑道や猫実川・境川沿いの遊歩道などを 活用して、水とみどりを身近に感じながら快適に移 動できる、歩行者ネットワークの形成を図ります。 また、地域のみどりのネットワークを形成する上 で重要な役割を担い、地域の財産として親しまれて いるしおかぜ緑道を適切に維持管理します。
方針⑤
行政・文化・福祉の拠点とし
てのシビックセンター地区の
整備
第
4
章
地
域
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針 ̶
元
町
【市民ワークショップの議論で登場した具体的な取り組みの例】
方 針 取り組みの例 制度・
ルール
まちの整備
時間を かける 地域
全体
特定 場所
①
歴史・文化資源 を活かした魅力 あるまちづくり
新橋周辺の市取得用地を活用して、フラワー通りな
どの地域の資源と連携した広場の整備。 ○
川や駅、公共公益施設など、まちの資源をつなぎ散 策路を設定。ルートマップの作成や標識設置、沿道 に休息スペース、公園、トイレを設置。
○
魚市場を観光スポットとして再生。 ○ ○
②
身近なみどりの 保全と新たなみ どりの創出
不足している公園の整備。(当代島地区) ○ ○
工場撤退時など、機会を捉え用地を取得。 ○ ○
③
愛着の持てる水 辺環境づくり
旧江戸川では、千葉県の高潮対策事業とあわせ、緑
地などを修景整備。 ○ ○
堀江ドックをまちの資源として有効活用。 ○ ○
境川では、水辺空間整備事業とあわせ、周辺の魅力
づくり。 ○ ○
猫実川・堀江川の水質浄化(水量を増やす、水生植
物を植える、生活排水を流さないなど)。 ○
猫実川の安全性の向上、親水空間の整備。 ○ ○
防災対策としての河川整備の推進(雨水排水対策の
強化、護岸改修の推進、雨水流出の抑制) ○ ○
④
水とみどりを身 近に感じられる 歩 行 者 ネ ッ ト ワークの形成
しおかぜ緑道の延長や猫実川の整備などにより、市
庁舎から浦安駅までの歩行者ネットワークを整備。 ○ ○
しおかぜ緑道の適切な維持管理。 ○
境川東水門で遊歩道が途切れているので歩行者ネッ
トワークを整備。 ○ ○
せせらぎ通りの自転車駐車場設置と修景整備、放置
自転車対策をあわせて検討。 ○ ○
マークの見方
市民が主体となって取り組むこと 事業者が主体となって取り組むこと 行政が主体となって取り組むこと 協働で取り組むこと
項目の見方
制度・ルール……制度やルールなどの仕組みを使うもの ま ち の 整 備……まちを整備するもの
時間をかける……関係機関や関係者との調整、仕組みづくり など、取り組みに時間をかけるもの
凡
浦安駅周辺は、浦安市の玄関口のひとつとして、 都市活動を担う施設が立地してきましたが、これら の建物の多くは更新時期を迎えています。また、駅 前交差点の混雑や交通結節点としての機能低下、歩 行者が安全で快適に移動することが困難な状況な ど、交通上の問題も抱えています。
そのため、再整備や建物の更新にあわせて、現在 のにぎわいを維持しながら公共空間としての質を高 め、誰もが安全で快適に利用できる空間整備を進め るため、次のようにまちづくりの方針を定めます。
方針①
安全で快適に利用できる駅前
空間の整備
浦安駅周辺を人々が集まりにぎわいのある空間と するために、引き続き関係者との話し合いを踏まえ、 市民が誇りをもてるまちなか拠点の再生に向け、ま ちの持続的活力を生み出す運営管理(エリアマネジ メント)を視野に入れた官民協働のあり方も考えな がら、駅周辺整備を段階的に進めます。
第
1
ステップとして、現在、バス停留所が駅舎から離れ分散しており、将来の再整備にあわせ、よ り利用しやすいバス乗降場となるよう集約を図る必 要があることから、駅舎からバス乗降場まで安全で 快適に移動できる歩行空間整備とバス乗降場の集約 化について検討を進めます。
安全で快適に移動できる歩行空間を確保するた め、放置自転車や路上の看板を減らすなど適切な道 路占用を誘導するとともに、適切な維持管理やバリ アフリー化を進めます。
5
目標
4
にぎわい、交流できる快適な浦安駅周辺の整備をすすめる
方針②
自転車と共存した駅前の環境
づくり
既存の自転車駐車場を効率的に活用するなど、利 用者のさらなる利便性向上について検討します。ま た、事業者や商業施設などにおける自転車駐車場の 確保を誘導するとともに、浦安駅周辺の再整備にあ わせ自転車駐車場を整備します。
さらに、関係機関と連携し、地域とも協力しなが ら、自転車利用者のマナー向上を図り、放置自転車 の減少に努めます。
方針③
元町の観光と連携した商業の
活性化
第
4
章
地
域
ま
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方
針 ̶
元
町
【市民ワークショップの議論で登場した具体的な取り組みの例】
方 針 取り組みの例 制度・
ルール
まちの整備
時間を かける 地域
全体
特定 場所
①
安全で快適に利 用できる駅前空 間の整備
【駅前の空間整備】
駅からバス停や自転車駐車場へ安全で快適に移動で
きるデッキなどを整備。 ○ ○
再開発事業により駅前広場、駐車場を整備。 ○ ○
店舗で基金を募って、共同駐車場を整備。 ○ ○ ○
駅の地下に南北アクセス路を通し、北口商店街への
アクセスを確保。 ○ ○
市、市民、事業者で、開発ごとに歩道や駐車場・駐 輪場の整備などについて協議する場をつくり、少し ずつまちを改善していく。
○
権利者や利用者、商店主などさまざまな立場の人が
意見を出し合いまちのルールをつくる。 ○
【バス交通の充実】
バスの案内システムの充実。 ○
バス交通の充実で利便性を向上し、駅周辺の放置自
転車を減らす。 ○ ○
【歩行空間の整備】
ガードパイプの仕様や植栽などを工夫し、快適な歩
行空間を整備。 ○
開発にあわせて路地空間を設けるなど、街中のにぎ
わいをつくる。 ○ ○
適切な道路占用により、快適な歩行空間を確保。 ○
②
自転車と共存し た駅前の環境づ くり
自転車駐車場の効率的な運営と機能的な再整備。 ○ ○
商店など建替えや改修に併せ駐輪スペースを確保。 ○
③
元町の観光と連 携した商業の活 性化
魚市場など地域の資源と連携した商業の活性化。 ○
地元のイベントと関連づけコミュニティの醸成及び
商業の活性化。 ○
食の財産を掘り起こし、にぎわいを創出する。 ○
駅周辺に観光案内所を整備。 ○
地域と一体となった商業環境向上のルールづくりを
進める。 ○
マークの見方
市民が主体となって取り組むこと 事業者が主体となって取り組むこと 行政が主体となって取り組むこと 協働で取り組むこと
項目の見方
制度・ルール……制度やルールなどの仕組みを使うもの ま ち の 整 備……まちを整備するもの
時間をかける……関係機関や関係者との調整、仕組みづくり など、取り組みに時間をかけるもの
凡
地域のコミュニティは、まちが持続して発展して いくためには欠かせない大きな要素です。さまざま な世代が住み、交流することで地域の活力を支え、 安全で安心して住み続けられるまちをつくるため、 次のようにまちづくりの方針を定めます。
方針①
多様な世代が住み続けられる
まちづくり
今後の本格的な高齢化に向け、活力と魅力のある まちとして多様な世代が住み続けられるよう、地域 の活性化を図り、ともにまちを育てていくための多 様な世代によるコミュニティを育みます。そして、 まちづくりに関する学習の機会や情報提供に努める とともに、まちづくりアドバイザー派遣の拡充など、 地区の状況に対応したまちづくりの進め方や合意形 成を促進するための方策を検討します。
また、高齢になっても地域に住み続けることがで きるように、高齢者向けの優良な賃貸住宅の建設誘 導や、持家のバリアフリー化を促進します。
6
目標
5
親密なコミュニティによる多世代共生のまちづくり
方針②
地域ぐるみの安全・安心のま
ちづくり
地震などの災害による被害を最小限に抑えるとと もに、犯罪の機会を減少させるための地域社会を築 くためには「自分たちのまちは自分たちで守る」と いう意識を持ち、地域が主体となった取り組みが重 要です。
密集市街地を抱える元町地域は、地震による火災 や建物の倒壊の危険が他の地域に比べて高いため、 密集市街地の改善や狭あい道路の拡幅整備を推進す るとともに、培われてきたコミュニティを基に自主 防災組織の充実などの防災体制づくりに取り組みま す。地域コミュニティの防災活動や応急対策活動な ど身近な防災活動の拠点となるよう、自治会集会所 や老人クラブ会館のライフラインなどの機能確保に 取り組みます。
第
4
章
地
域
ま
ち
づ
く
り
方
針 ̶
元
町
【市民ワークショップの議論で登場した具体的な取り組みの例】
方 針 取り組みの例 制度・
ルール
まちの整備
時間を かける 地域
全体
特定 場所
①
多様な世代が住 み続けられるま ちづくり
単身世帯向けのワンルーム集合住宅やファミリー向
け住宅など多様な住宅の供給を誘導。 ○
ワンルーム集合住宅などに住む単身者が結婚後も市
内に住み続けることを支援する仕組み。 ○
転入者への自治会加入など地域コミュニティとの関
係をつくる仕組みづくり。 ○
自治会同士の情報を共有、交換する仕組みの導入。 ○
円滑な世代交代による自治会活動の活性化 ○
地域で子どもの行動に眼を向け、子どもや学校をきっ
かけにコミュニティを活性化する。 ○
単身世帯の人が自治会活動に気軽に関われるチャン
ネルづくり。 ○
地域共通のイベントの実施。 ○
②
地域ぐるみの安 全・安心のまち づくり
防犯パトロールの実施。 ○
地域の美化により犯罪の温床を減少。 ○
災害時の地域での助け合い体制の確立 ○
マークの見方
市民が主体となって取り組むこと 事業者が主体となって取り組むこと 行政が主体となって取り組むこと 協働で取り組むこと
項目の見方
制度・ルール……制度やルールなどの仕組みを使うもの ま ち の 整 備……まちを整備するもの
時間をかける……関係機関や関係者との調整、仕組みづくり など、取り組みに時間をかけるもの
凡
54