2021年3⽉期
決算概要
【1】 2021年3⽉期 業績概要
【2】 2022年3⽉期 業績予想
【3】 2022年3⽉期の取り組み
【1】
2021年3⽉期 決算要約
4<売上>
新型コロナウイルス感染症拡⼤や⻑引く⽶中対⽴の影響を受け、家庭
⽤蓄電システムおよびアルミ電解コンデンサのインバータ関連機器向け
の売上が減少。⼀⽅で、アルミ電解コンデンサの⾞載関連機器向けが回
復、情報通信機器向けが伸⻑、 V2HシステムなどのEV関連機器の売上が
増加。これらの結果、前期⽐3.0%の減収となった。
<営業利益>
情報通信機器向けアルミ電解コンデンサの売上増による稼働益が貢献し
たが、EV・HV・PHV向けフイルムコンデンサの拡⼤⽴ち上げのための
コスト増や家庭⽤蓄電システムの売上減収による収益性低下により、前
期⽐38.3%の減益となった。
2021年3⽉期 業績
2020年3⽉期
(百万円)
2021年3⽉期
(百万円)
増 減
(百万円)
(%)
売
上
⾼
119,675
116,073
△3,602
△3.0%
営 業 利 益
2,549
1,573
△975
△38.3%
経 常 利 益
3,621
3,015
△605
△16.7%
親会社株主に帰属 する当期純利益2,812
1,703
△1,108
△39.4%
1株当たり
当期純利益
40.59円
24.90円
△15.69円
△38.7%
機種別売上⾼
2020年3⽉期 2021年3⽉期 前期⽐ 構成⽐ 百万円 構成⽐ 百万円 伸 率 電⼦機器⽤コンデンサ 52.0% 62,222 53.9% 62,644 0.7% ア ル ミ 電 解 50.9% 60,869 52.9% 61,432 0.9% 電 ⼦ そ の 他 1.1% 1,352 1.0% 1,211 △10.4% 回 路 製 品 33.9% 40,622 32.1% 37,215 △8.4% 各 種 電 源 31.6% 37,842 29.4% 34,073 △10.0% 機能モジュール 2.3% 2,780 2.7% 3,141 13.0% 電⼒・機器⽤コンデンサ 及び応⽤機器 13.7% 16,353 13.8% 15,976 △2.3% そ の 他 0.4% 476 0.2% 237 △50.3% 合 計 100.0% 119,675 100.0% 116,073 △3.0% 6地域別の売上⾼割合
⽶州 7.2% アジア 37.9% 欧州他 6.3% 国内 48.6% ⽶州 7.0% アジア 42.0% 欧州他 5.8% 国内 45.2%2020年3⽉期
2021年3⽉期
⽤途別の売上⾼割合
2020年3⽉期
2021年3⽉期
電⼒・産機 32% AV機器 3% ⾃動⾞関連 20% 情報通信 11% 電源 11% 事務機器 7% 家電機器 15% その他 1% 電⼒・産機 27% AV機器 3% ⾃動⾞関連 21% 情報通信 11% 電源 13% 事務機器 8% 家電機器 16% その他 1% 8営業利益の増減要因(対前期実績)
営業利益 2,549 コストダウン 1,033 減価償却費 90 社会保険料減免 288 為替影響額 △ 446 減産損△ 940 製品値引 △ 1,000 営業利益 1,57320/3 実績
(単位:百万円)21/3 実績
期中平均レート (¥/US$) 108.04円 104.93円【2】
2022
年
3
⽉期 業績予想
2022年3⽉期 業績予想要約
<売上>
・
新型コロナウイルス感染症拡⼤に伴う世界経済への影響や⽶中対⽴の⻑期化により
先⾏きの不透明感と不確実性が⾼い状況が続く
と予想される。さらに、
半導体不⾜
などによるサプライチェーンの混乱や素材価格の上昇基調があるもの
の、当社の重
点4市場においては
カーボンニュートラルの動きの加速により需要は拡⼤する⾒通し。
・コンデンサ事業では、
⾃動⾞関連においてCASEや5Gによる⾼速通信の開始、それ
に伴う基地局の整備、IoTの拡⼤など、需要に対する供給⼒を強化するとともに、競
争⼒の⾼い新製品の開発を加速させる。
・NECST事業でも
複合システムの製品化により、脱炭素社会の実現やサステナビリティ
への貢献を通じて事業拡⼤に努める。
・これらによって、通期としては前期⽐12.0%増の1,300億円と過去最⾼売上の更新を
⾒込む。
<営業利益>
・コンデンサ事業およびNECST事業の売上増収による稼働益やコストダウンの推進を
図り、前期⽐ 2.5倍の増益となる40億円を⾒込む。
2022年3⽉期 連結業績⾒込
2021年3⽉期
実績
(百万円)
2022年3⽉期
⾒込
(百万円)
増減率/額
売 上 ⾼
116,073
130,000
12.0%
営 業 利 益
1,573
4,000
154.2%
経 常 利 益
3,015
4,500
49.2%
親会社株主に帰属する 当期純利益1,703
3,300
93.7%
設備投資額
6,542
7,000
7.0%
減価償却費
5,245
6,100
16.3%
研究開発費
4,569
5,000
9.4%
US$平均レート
104.93円
105円
+0.07円
1株当たり 当期純利益24.90円
48.23円
+23.33円
1株当たり 配当⾦25円
26円
+1円
12機種別売上⾼
2021年3⽉期 2022年3⽉期 通期⾒込 前期⽐ 構成⽐ 百万円 構成⽐ 百万円 伸 率 電⼦機器⽤コンデンサ 53.9% 62,644 55.6% 72,300 15.4% ア ル ミ 電 解 52.9% 61,432 54.6% 71,000 15.6% 電 ⼦ そ の 他 1.0% 1,211 1.0% 1,300 7.3% 回 路 製 品 32.1% 37,215 30.4% 39,500 6.1% 各 種 電 源 29.4% 34,073 27.7% 36,000 5.7% 機能モジュール 2.7% 3,141 26.9% 3,500 11.4% 電⼒・機器⽤コンデンサ 及び応⽤機器 13.8% 15,976 13.8% 18,000 12.7% そ の 他 0.2% 237 0.2% 200 △15.7% 合 計 100.0% 116,073 100.0% 130,000 12.0%・
コア事業を2桁成⻑へ!
・
過去最⾼売上を更新
製品部⾨別の売上⾼推移
14 0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 140,000 2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期 電子機器用コンデンサ 回路製品 電力・機器用コンデンサおよび応用関連機器、その他 39,500 22,545 12,195 100,402 23,192 114,768 77,568 30,299 14,993 122,860 62,222 40,622 16,830 (予想) (百万円) 62,644 37,215 16,213 116,073 72,300 18,000 130,000 65,662 77,247 14,330 119,675営業利益 実績と⾒込の推移
(百万円) 0 1 2 3 4 5 6 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 2016年3⽉期実績 2017年3⽉期実績 2018年3⽉期実績 2019年3⽉期実績 2020年3⽉期実績 2021年3⽉期実績 2022年3⽉期⾒込 営業利益 営業利益率 4,000 3.1% 4,778 4.3% 3,019 3.0% 6,197 5.4% 5,473 4.5% (%) 2,549 2.1% 1,573 1.4%営業利益の増減要因(対前期実績)
営業利益 1,573 コストダウン 1,212 増産益 2,690 為替影響額 13 コストアップ △ 635 減価償却費 △ 854 営業利益 4,000 期中平均レート (¥/US$) 104.93円 105円21/3 実績
(単位:百万円)22/3 予想
16経営⽬標に対する進捗と成⻑投資のバランスを考えながら、
⼀株あたり当期利益の成⻑を通じて、配当の安定的な増加に努めます。
15 15 16 18 20 21 22 23 24 25 26 0 5 10 15 20 25 30 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022(見込) 1株あたり年間配当⾦ (円)株主還元
(年度)【3】
2022
年
3
⽉期の取り組み
コンデンサ事業 重点取り組み
①⾞載⽤売上の拡⼤
EV・HV・PHV⽤フィルムコンデンサの⽣産拡⼤、収益性改善
アルミ電解コンデンサの新製品開発・量産
②5Gへの取り組み
基地局⽤アルミ電解コンデンサの拡販
③IoT機器への取り組み
⼩形リチウムイオン⼆次電池の更なる拡販とサイズ拡充
ICメーカー・エナジーハーベスティングメーカーとの協業
④インバータ市場への取り組み
エアコン、産機インバータ、サーボアンプ向け⼤形アルミ電解
コンデンサの拡販
20
アルミ電解コンデンサ市場別売上拡⼤計画
市場機会 21/3 ⽐伸⻑率 ⾃動⾞ 100% 電装化の進展、業界回復による⽣産台数増 122% エアコン 100% インバータ化、⽣産台数増 112% 産機 100% 省エネ化、省⼈化 118% 情報通信 100% 基地局、サーバー、IoTリチウムイオン2次電池の需要増 106% 電源 100% 需要回復、シェアアップ、新規開拓 121% 合計 100% 116%導電性⾼分⼦ハイブリッドアルミ電解コンデンサのラインアップ拡充
⾞載⽤途/5G基地局をターゲットに開発と⽣産体制を強化
2020年4⽉量産 2021年4⽉量産 ラインアップ拡充図 ラインアップ拡充図22
EV・HV・PHV⽤フィルムコンデンサ
フィルムコンデンサはEV・HV・PHVモータ駆動インバータに対して重要な部品です。 当社の⾼い設計技術⼒と解析⼒・シミュレーション⼒を強みにグローバルに販売が急拡⼤しています。 今後も世界各国のEV化を追い⾵に環境対応⾞市場のさらなる拡⼤を⾒込んでいます。 マザー⼯場のニチコン草津に加えて、2020年4⽉より中国の宿遷にて稼働開始。2021年度中に グローバルで⽉産40万台体制に。増え続ける⽇本、中国、⽶州、欧州のEV・HV・PHVの需要に対応 しています。 ニチコン宿遷 全景 2021年3⽉現在 10 21 48 58 90 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 2017 2018 2019 2020 2021(計画)フィルムコンデンサ売上高
推移
(年度) (単位:億円)Samsung Electronics Co., Ltd.製
「Galaxy Note 10/ Note 10+」
「Galaxy Note 20/ Note 20+」
に搭載するSペンに採⽤されました。
採⽤背景 新機能による消費電⼒増加への対応が採⽤の決め⼿ 前世代モデルは他社の電気⼆重層コンデンサ ⇒ 当社⼩形リチウムイオン⼆次電池に置き換え 出典:IFIXIT HP(https://jp.ifixit.com/Teardown/Samsung+Galaxy+Note10++5G+Teardown/125590)⼩形リチウムイオン⼆次電池
継続採⽤に向けて受注活動中!
①FIT
(太陽光発電固定価格買取制度)期間終了による⾃家消費の広がり
各種家庭⽤蓄電システムの拡販
②⾃然災害への備え、BCP対策からの関⼼の⾼まり
V2H※(系統連系)「EVパワー・ステーション®」(定置型)
および V2L「パワー・ムーバー®」(可搬型)の拡販
※V2H:Vehicle to Homeの略 EV/PHVから電⼒を取り出し、家庭の電⼒として使⽤できる仕組み
③カーボンニュートラルへ向けた貢献
再⽣可能エネルギー + EVとの充放電技術を活⽤した
ニチコン独⾃のシステム提案の強化
④⾼度医療分野への取り組み
応⽤製品 医療⽤加速器電源の拡販
24NECST事業 重点取り組み
2021年3⽉末 累計販売台数
約9万1千台
で
業界をけん引
最新のJEMA蓄電システムビジョンによると、2021年度は14万台程度に留まるも、2050カーボンニュートラルに向けたグリーン 成⻑戦略と資源エネルギー庁の定置⽤蓄電システム普及拡⼤検討会の蓄電システム普及⽬標と施策などに基づき 2025年度:24万台、2030年度36万台まで伸⻑すると予測。家庭⽤蓄電システム市場の広がり
12万台 36万台 24万台 出典:JEMA蓄電システムビジョン (2021年3⽉版)業界№1容量の16.6kWhと11.1kWhの2モデルを2021年4⽉1⽇に新発売
家庭用蓄電システム
新商品&新サービス
26 ①家まるごとバックアップする「全負荷200V」に対応 ②停電時も太陽光パワコンの切替不要でそのまま充電可能 ③ニチコン製V2Hシステムとの⾃動連系運転を実現 ④10年無償保証、15年延⻑保証(有償)、災害補償10年付で安⼼ニチコンのネットワークサービス
ネットワーク経由で下記の新サービスを展開。過去販売した蓄電システムも対象。 ①AI⾃動制御(本年4⽉サービス開始) 翌⽇の天気予報等を元に、最適な充放電制御を⾃動遠隔制御 ②早期注意情報⾃動制御(同⽉開始、業界初) ③気象警報⾃動制御 ④⾒守りサービスニチコンオーナーズ倶楽部
①蓄電システムのオーナーさま、購⼊を検討中のお客さま向けに 多様なコンテンツが満載のWebサイトをオープン(本年4⽉)2.0kWh〜16.6 kWh
まで豊富なラインアップ
単機能 11.1 kWh 単機能 12.0 kWh ハイブリッド 12.0 kWh 単機能 16.6 kWh 単機能 4.1 kWh 家庭もクルマも太陽光発電で!トライブリッド蓄電システム® 室内リモコン 2.0 kWh トライブリッド パワコン V2Hスタンド ポータブル蓄電システム家庭用蓄電システム
当社ならではの多様な
家庭⽤蓄電システムシリーズ
ZEHの実現 に貢献‼V2Hシステム
~世界初の市場導⼊~
クルマをくらしの電源へ
V2Hシステム「EVパワー・ステーション®」 1)電⼒系統との連系でスムーズな運転 2)太陽光発電を有効利⽤ 3)停電時でも安⼼給電! 4)便利な倍速充電機能 5)スマホから操作(プレミアムモデルに対応) 可搬型給電器「パワー・ムーバー®」 東京電⼒、⽇産⾃動⾞がEV・PHVと「パワー・ ムーバー®」75台を被災地に派遣し電⼒を提供 台⾵15号(19年9⽉)V2H:Vehicle to Homeの略 EV・PHVの ⼤容量バッテリーから電⼒を取り出し、分 電盤を通じて家庭の電⼒として使⽤できる 仕組み
・
環境省・経済産業省の補助⾦対象機種
28・
2021年3⽉期も2桁成⻑を達成!
NECST システムソリューション
脱炭素社会および災害時などの安全・安⼼な社会づくりに貢献する公共・産業⽤蓄電システムおよびEV・PHV⽤急速 充電器を組み合わせた独⾃の複合システム。 本システムは、蓄電システムと急速充電器やV2Hを組み合わることで平常時・⾮常時に関わらずEV・PHVの充電を可能とし たものです。また、蓄電システムを活⽤することで平常時は電⼒ピークカットによるコスト削減およびCO2排出の削減、 ⾮常時には施設の重要負荷への給電による事業継続も可能となります。 動作イメージ 動作イメージ 太陽電池 公共・産業⽤蓄電システム 急速充電器 V2Hシステム EV・PHV 事業所など :ニチコン供給システム :平常時の電⼒ 系統電⼒ 導⼊実績 導⼊実績 ・商業施設 ・公共施設 ・ガソリンスタンドRE100やEV100企業等へ向けて
拡販活動を強化中。
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