• 検索結果がありません。

JGAAP-IFRS comparison P43-64

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "JGAAP-IFRS comparison P43-64"

Copied!
20
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

工事契約

重要な相違点

日本基準 IFRS 工事の成果を信頼性を もって見積ることができ ない場合 (工事契約に関する会計基準 9) 工事完成基準を適用する。 (IAS11.32)工事契約原価回収基準を適用し、発生した工事契約原価のうち、回 収可能性が高い部分についてのみ収益を認識する。 成果の確実性の事後 的な獲得 (工事契約に関する会計基準の適用指針 3, 14)事後的な成果の確実性の獲得のみをもって工事進行基準への変 更は行わない。ただし、本来工事着手時に決定しておくべき事項が 事後的に決定された場合を除く。 (IAS11.35) 工事の成果に係る不確実性が解消した時点から工事進行基準を適 用する。

(2)

収益認識

重要な相違点

日本基準 IFRS 基本概念 (企業会計原則二 3B) 売上高は、実現主義の原則に従い、商品等の販売又は役務の給 付によって実現したものに限り認識される。 (IAS18.7) 収益とは、資本参加者からの拠出に関連するもの以外で、資本の増 加をもたらす一定期間中の企業の通常の営業過程で生ずる経済的 便益の総流入をいう。 基準書では物品の販売、役務の提供、利息、ロイヤルティ及び配当 に関する収益認識要件が特に規定されており、さらに付録において、 IAS 第 18 号の一般原則適用に係る実務的な例示が掲げられてい る。 取引の識別 ソフトウェア取引の収益の会計処理に関する実務上の取扱い(以 下、「実務対応報告」)及び工事契約に関する会計基準を除いて、 取引の識別及び会計処理単位への分割又は結合に関して一般的 に定めた規定はない。 (IAS18.13) 取引の実質を反映するために、単一取引の個別に識別可能な構成 要素ごとに認識要件を適用する必要がある。 反対に、複数の取引を一連の取引として考えないとその経済的な効 果が理解できない場合、それらの取引を一体とみなして認識要件を 適用する。 収益の額の表示方法 実務対応報告を除き、収益の額の表示方法に関して一般的に定め た規定はない。 (IAS18.8, 設例 21) 代理回収により生じた経済的便益の総流入は、本人当事者のため に回収したものであって企業の資本の増加をもたらさないため、手数 料のみが収益となる。

(3)

日本基準 IFRS 延払契約(割賦販売な ど) (企業会計原則注解 6)対価の公正価値と名目金額との間の差額が実質的に利息の性格 を有する場合に、利息相当部分を区分して会計処理することを求め る規定はない。 販売基準のほか、回収期限到来基準及び入金基準も認められる。 (IAS18.11, IE8) 収益の測定は受領した対価の公正価値で行う。 割賦販売等の金融取引を含む場合は、対価をみなし利率等を用い て割り引き、利息相当部分を分離する。 回収期限到来基準及び入金基準は認められていない。 販売インセン ティブの 取扱い (財務諸表等規則 93)売上割引は営業外費用として処理する。 販売インセンティブは、売上から控除する他、販売費及び一般管理 費として処理する実務も行われている。 (IAS 18.9, 10) 収益は、値引き、割戻し及び売上割引を考慮後の対価の公正価値 で測定される。 物品の販売 (企業会計原則二 3B, 注解 6) 具体的に実現の定義や、収益認識等について定めている規定は存 在しないが、一般的に、実現とは、外部者との間において経済的な 取引が行われたこと、つまり、財貨又は役務が、貨幣性資産に形を 変えることをいうものとされている。実現主義は販売基準として適用 されている。 ただし、実務上は引渡基準、出荷基準等が適用されており、収益認 識のタイミングは商慣習等によって異なる。 (IAS18.14) 収益は、以下の要件がすべて満たされたときに認識される。 ► 所有に伴う重要なリスク及び経済価値が買手に移転している。 ► 物品に対して、継続的な管理上の関与も有効な支配も保持して いない。 ► 収益の額が信頼性をもって測定できる。 ► 経済的便益が企業に流入する可能性が高い。 ► 原価が信頼性をもって測定できる。 役務の提供-取引の 成果の見積りが可能な 場合 該当する基準はない。 (IAS18.20) 収益は、以下の要件がすべて満たされる場合には、取引の進捗度に 応じて認識される。 ► 収益の額が信頼性をもって測定できる。 ► 経済的便益が企業に流入する可能性が高い。 ► 取引の進捗度が報告期間の末日において信頼性をもって測定で きる。 ► 原価が信頼性をもって測定できる。 役務の提供-取引の 成 果 の 見 積 り が 不 可 能な場合 該当する基準はない。 (IAS18.26) 費用が回収可能と認められる範囲でのみ収益を認識する。

(4)

受取配当金 (金融商品会計に関する実務指針 94) 市場価格のある株式は、各銘柄の配当落ち日に、前回の配当実績 又は公表されている一株当たり予想配当額に基づき、市場価格の ない株式は、株主総会等の決定権限を有する機関で行われた配当 金に関する決議の効力が発生した日に、受取配当金を計上する。 ただし、いずれの場合も、継続適用を条件として、その支払いを受 けた日に受取配当金を認識することも認められる。 (IAS 18.30 (c)) 配当は、配当を受ける株主の権利が確定したときに認識する。

(5)

株式報酬

重要な相違点

日本基準 IFRS 対象となる取引 (ストック・オプション等に関する会計基準(以下「基準」)17) 会社法の施行日(2006 年 5 月 1 日)以後に付与されるストック・オ プション、自社株式オプション及び交付される自社の株式について 適用。 (IFRS2.53, 54, 58) 2002 年 11 月 7 日以降に付与され、IFRS 第 2 号の発効日時点で は権利が未確定であった株式、ストック・オプション、又はその他の資 本性金融商品の付与に対して適用。他の資本性金融商品の付与に ついて、測定日現在で算定したそれらの公正価値を公式に開示して いる場合には、本基準を適用することが推奨されるが、強制はされな い。 IFRS 第 2 号の発効日に存在した株式報酬取引に起因する負債に関 し、IFRS 第 2 号を遡及適用する必要がある。 株式報酬取引の種類 (基準 3, 28) 自社株式オプションや自社の株式を財貨又はサービスの対価とす る取引についてのみ定めている。 (IFRS2.2) 持分決済型、現金決済型及び現金選択権付株式報酬取引について 定めている。 持分決済型の株式報 酬取引の測定日 (基準 6, 14, 15) ► 従業員等との取引 ► 財貨又はサービスの取得の対価としてストック・オプション を付与する取引:付与日 ► 従業員等以外との取引 ► 財貨又はサービスの取得の対価として自社株式オプション を付与する取引:付与日(契約成立時点) ► 財貨又はサービスの取得の対価として自社の株式を交付 する取引:契約日 (IFRS2.11-13) ► 従業員等との取引:付与日 ► 従業員等以外との取引:財貨又はサービスの受領日

(6)

持分決済型の株式報 酬取引の測定方法 (基準 6, 14, 15) ► 従業員等との取引: ► ストック・オプション付与時:通常、市場価格を観察すること ができないため、合理的な価額の見積りに関して広く受け 入れられている算定技法で測定 ► 従業員等以外との取引: ► 対価として用いられた自社株式オプション(又は自社の株 式)の公正な評価額もしくは取得した財貨又はサービスの 公正な評価額のうち、いずれかより高い信頼性をもって測 定可能な評価額で測定(いずれがより高い信頼性を有する かの判断は、「ストック・オプション等に関する会計基準の適 用指針」第23 項を参照のこと) (IFRS2.10-13) ► 従業員等との取引:付与した資本性金融商品の公正価値で測 定。 ► 従業員等以外との取引:受領した財貨又はサービスの公正価値 で測定。受領した財貨及びサービスの公正価値が信頼性をもっ て測定できない場合にのみ、付与した資本性金融商品の公正価 値に基づいて測定。 付与した資本性金融商 品の測定日現在の公 正価値を、企業が信頼 性をもって見積れない 場合 (基準 13) 該当する基準はない。ただし、未公開企業については、ストック・オ プションの公正な評価単価に代え、ストック・オプションの単位当た りの本源的価値の見積りに基づいて会計処理を行うことができる。 この場合、付与日現在でストック・オプションの単位当たりの本源的 価値を見積り、その後は見直さないこととなる。 (IFRS2.24) 稀な状況において、付与した資本性金融商品の測定日現在の公正 価値を、企業が信頼性をもって見積れない場合は、以下の方法によ る。 企業が財貨を獲得した日又は相手方がサービスを提供した日現在 で、その後は各報告期間の末日及び最終の決済日現在で本源的価 値により測定し、本源的価値の変動は純損益として認識する。 最終的に確定した、又は(該当のある場合には)最終的に行使され た、資本性金融商品の数に基づいて、受け取った財貨又はサービス を認識する。 権利不行使による失効 (基準 9) 権利不行使による失効が生じた場合には、新株予約権として計上 した額のうち、当該失効に対応する部分を利益として計上する。 (IFRS2.23) 権利不行使により失効したとしても、費用を戻し入れることはできな い。 ただし、資本の中での振替は禁止されない。

(7)

従業員給付

重要な相違点

日本基準における新基準(退職給付に関する会計基準(以下、「会計基準」))の適用時期は、以下のとおりである。 (パターン1) 平成25 年 4 月 1 日以後開始する事業年度の年度末に係る財務諸表から適用(ただし、平成 25 年 4 月 1 日以後開始する事業年度の期首から適用することも可能) (パターン2) 上記にかかわらず、以下に関しては、平成26 年 4 月 1 日以後開示する事業年度の期首から適用。ただし、平成 26 年 4 月 1 日以後開示する事業年度の期首から 適用することが実務上困難な場合には、一定の注記を条件に、平成27 年 4 月 1 日以後開始する事業年度の期首から適用することができる。 退職給付債務及び勤務費用の定め(会計基準第16 項から第 21 項参照) 特別損益における表示の定め(会計基準第28 項ただし書き参照) なお、平成25 年 4 月 1 日以後開始する事業年度の期首から適用することも可能である。 次ページ以降の表における新基準(日本基準)の適用時期のパターン1又はパターン2は、上記の意味で用いている。

(8)

確定給付制度 -確定給付制度債務 の期間配分方法 (退職給付に係る会計基準(以下「基準」)二, 2) (退職給付会計に関する実務指針(以下「実務指針」)2) 原則:期間定額基準 例外:給与基準、支給倍率基準、ポイント基準 (新基準) (会計基準 19,退職給付に関する会計基準の適用指針(以下「適用 指針」)11,12,13) 次のいずれかの方法の選択適用 ・期間定額基準 ・給付算定式基準(なお、勤務期間の後期における給付算定式に 従った給付が、初期よりも著しく高い水準になるときには、当該期間 の給付が均等に生じるとみなして補正した給付算定式に従う) 適用時期:パターン2 (IAS19.67, 70) 原則:給付算定式方式 例外:定額方式(後期の年度の勤務が初期の年度より著しく高い水 準の給付を生じさせる場合) 確定給付制度 -資産計上など (基準注解(注 1)) 年金資産が企業年金制度に係る退職給付債務を超えることとなっ た場合、差額を前払年金費用として処理する。 (新基準) (会計基準 13) 年金資産の額が退職給付債務を超える場合には、資産として計上 する(なお、個別財務諸表については別個の定めがある(会計基準 39(1))。 適用時期:パターン1 (IAS19.8, 64) 確定給付制度において積立超過がある場合、確定給付資産の純額 として認識しうる額は、当該積立超過の額又はアセット・シーリングの いずれか低い金額に制限される。

(9)

日本基準 IFRS 確定給付制度-割引 率 (「退職給付に係る会計基準」の一部改正(その 3)2, 基準注解 6) 検討にあたり順序はない。 割引率の基礎とする安全性の高い長期の債券の利回りとは、期末 における長期の国債、政府機関債及び優良社債の利回りをいう。 (新基準) (会計基準 20,注 6,適用指針 24) 安全性の高い債券の利回りを基礎として決定する(検討にあたり順 序はない)。 割引率の基礎とする安全性の高い債券の利回りとは、期末におけ る国債、政府機関債及び優良社債の利回りをいう。 適用時期:パターン2 (IAS19.83) 以下の順序で検討する。 割引率は、退職後給付債務と同一通貨で同様の期日を有する優良 社債の報告期間の末日現在の市場利回りを参照して決定する。 そのような社債について厚みのある市場が存在しない場合には、報 告期間の末日現在における国債の市場利回りを使用しなければなら ない。 確定給付制度-期待 運用収益率 (基準三.2(3)) 期待運用収益相当額は、期首の年金資産の額について合理的に 予測される収益率(以下「期待運用収益率」という。)を乗じて計算す る。 (新基準) (会計基準 23, 適用指針 21,25) 期待運用収益は、期首の年金資産の額(期中に年金資産の重要な 変動があった場合には、これを反映させる)に合理的に期待される 収益率(長期期待運用収益率)を乗じて計算する。 長期期待運用収益率は、年金資産が退職給付の支払に充てられ るまでの時期、保有している年金資産のポートフォリオ、過去の運 用実績、運用方針及び市場の動向等を考慮して設定する。 適用時期:パターン1 (IAS19.123) 期待運用収益という概念はない。 上記で算定された割引率を確定給付制度負債(資産)の純額に乗ず ることで、確定給付制度負債(資産)の純額に係る利息純額を算定す る。

(10)

確定給付制度 -過去勤務費用 (基準三, 2) 過去勤務債務は、原則として各期の発生額について平均残存勤務 期間以内の一定の年数で按分した額を毎期費用処理しなければな らない。 過去勤務債務と数理計算上の差異の費用処理年数は別個に設定 することが可能。 数理計算上の差異の当期発生額を翌期から費用処理する方法は 許容されているが、過去勤務債務について許容する規定はない。 (同注解 11) 退職従業員に係る過去勤務債務は、他の過去勤務債務と区分して 発生時に全額を費用処理することが可能。 (新基準) (会計基準 15, 25, 注 9, 10, 適用指針 33, 41, 42, 43) 過去勤務費用は、原則として各期の発生額について、平均残存勤 務期間以内の一定の年数で按分した額を毎期費用処理する。ま た、当期に発生した未認識過去勤務費用は税効果を調整の上、そ の他の包括利益を通じて純資産の部に計上する。 その他の包括利益累計額に計上されている未認識過去勤務費用 のうち、当期に費用処理された部分について、その他の包括利益 の調整(組替調整)を行う。 過去勤務費用については、未認識過去勤務費用の残高の一定割 合を費用処理する方法によることができる。なお、数理計算上の差 異については当期発生額を翌期から費用処理する方法は許容され ているが、過去勤務費用について許容する規定はない。 退職従業員に係る過去勤務費用は、他の過去勤務費用と区分して 発生時に全額を費用処理することが可能。 過去勤務費用と数理計算上の差異の費用処理年数は別個に設定 (IAS19.103) 制度改訂又は縮小発生時と、会社が関連するリストラ費用や解雇給 付を認識した時のいずれか早い時期に過去勤務費用を損益として認 識する。

(11)

日本基準 IFRS 確定給付制度 -数理計算上の差異 (基準三, 2, 同注解 9) 数理計算上の差異は、原則として各期の発生額について平均残存 勤務期間以内の一定の年数で按分した額を毎期費用処理しなけれ ばならない。 過去勤務債務と数理計算上の差異の費用処理年数は別個に設定 することが可能である。 数理計算上の差異の当期発生額を翌期から費用処理する方法が 許容されている。 (新基準) (会計基準15, 24, 注 7, 適用指針 33-40, 43) 数理計算上の差異は、原則として各期の発生額について、平均残 存勤務期間以内の一定の年数で按分した額を毎期費用処理する。 また、当期に発生した未認識数理計算上の差異は税効果を調整の 上、その他の包括利益を通じて純資産の部に計上する。 その他の包括利益累計額に計上されている未認識数理計算上の 差異のうち、当期に費用処理された部分について、その他の包括 利益の調整(組替調整)を行う。 数理計算上の差異については、未認識数理計算上の差異の残高 の一定割合を費用処理する方法によることができる。数理計算上 の差異については、当期の発生額を翌期から費用処理する方法を 用いることができる。 過去勤務費用と数理計算上の差異の費用処理年数は別個に設定 することが可能である。 適用時期:パターン1 (IAS19.8, 63) 確定給付制度負債(又は資産)の純額を財政状態計算書に認識しな ければならない(そのため、数理計算上の差異の遅延認識は認めら れない)。 その他の包括利益に計上された数理計算上の差異の純損益への振 替は認められない。

(12)

確定給付制度 -確定給付制度費用 (基準三, 1) 当期の勤務費用及び利息費用は退職給付費用として処理し、企業 年金制度を採用している場合には、年金資産に係る当期の期待運 用収益相当額を差し引くものとする。 (新基準) (会計基準14, 15, 28 注 2) 次の項目の当期に係る額は、退職給付費用として、当期純利益を 構成する項目に含めて計上する。 ・勤務費用 ・利息費用 ・期待運用収益 ・数理計算上の差異に係る当期の費用処理額 ・過去勤務費用に係る当期の費用処理額 退職給付費用は、原則として売上原価又は販売費及び一般管理費 に計上される。 なお、その他の包括利益に含めて計上される未認識数理計算上の 差異及び未認識過去勤務費用については上記を参照のこと。 適用時期:パターン1 (IAS19.120) 確定給付制度費用に関して、勤務費用及び確定給付制度負債(資 産)の純額に関する利息純額は純損益に、また再測定項目はその他 の包括利益に認識する。 ただし、他の基準書が資産の原価に含めることを求めている、又は 許容している場合は除く。 確定給付制度-簡便 法 (実務指針 34) 小規模企業等については、簡便法により、退職給付債務計算を行 うことが容認されている。 (新基準) (会計基準26, 適用指針 47-51) 該当する基準はない。 ただし、見積り、平均及び簡便計算により、信頼しうる近似値を求め られるケースもあるとしている(IAS19.60)。

(13)

日本基準 IFRS 未払有給休暇 該当する基準はない。 (IAS19.13-18) 累積型については、将来の有給休暇に対する権利を増加させる勤 務を従業員が提供したときに、有給休暇に係る予想コストを認識する ことが求められる。 非累積型については、休暇取得時に認識する。

(14)

IFRS Outlook 隔月刊 IFRS の最新動向や企業が考慮すべき論点などを、 専門家としての見解を交えてお伝えしています。 IFRS Developments 不定期刊 公開草案や新基準、審議会の状況など企業に重要な影 響を及ぼす案件の解説をタイムリーに提供していま す。 IFRS保険アラート 新たな基準の公表に向けてプロジェクトが進行中の 保険契約について、月次で審議の進捗状況を解説しま す。 メールマガジン, ビデオ配信 IFRS メールマガジン 変化し続けるIFRS の最新動向や基準の解説などを、 多角的にタイムリーにお伝えします。定期配信は2 週 間に1 回。号外配信もあります。 IASB 審議会速報 IASB 審議会の開催後に、各進捗状況の概要をいち早く お知らせします。 IFRS ウェブキャスト(ビデオ配信) IFRSアップデート 「2013 年 3 月 31 日に終了する会計年度に関する IFRS による決算上の留意点」 最新版では、主として報告期間の末日が3 月 31 日である企業に適用される新規又は改訂基準書及 び解釈指針書について、その概要を解説していま す。各トピックに関する主なポイントについてま とめています。 公表されているが、未だ適用されていないIFRSs の一覧 IASBプロジェクトポケットガイド IASB が現在進めているプロジェクトの概要をまと めたものです。 最新版では2013 年 5 月 30 日までに IASB に審議 されたプロジェクトと審議による暫定的決定を取 り上げています。 その他業種別情報 EY では多数の業種別ナレッジを保有しています。 ウェブサイトに掲載していないものも多数ござい ますので、担当者にお声かけください。 IFRS開示チェックリスト IFRS連結財務諸表記載例 2012 年 12 月 31 日に終了する年度から適用され る新規又は改訂基準書等により求められる変更か ら生じる新たな開示項目のすべてを盛り込んだ年 次財務諸表の例を示しています。また、通常であ れば2012 年 12 月 31 日に終了する年度以降か ら適用される一部の基準書を早期適用した場合の 例も載せています。 シリーズとして、期中財務報告、特定のセクター 及び業界に特化したバージョンもあります。 IFRSクイックガイド IFRS の任意適用をこれから検討し始める会社向 けです。 IFRS の任意適用を行うにあたり重要な影響が生 じる可能性が高い項目の概要、それが財務及びビ ジネスに与える影響、並びに想定される課題をコ ンパクトに解説します。 IFRS最重要プロジェクト 金融危機後のIFRSの現在と未来 既にIFRS の任意適用を検討中の会社向けです。 IFRS の現在と将来の動向を踏まえ、企業の財務 諸表及び経営管理に最も重要な影響を及ぼす分野 について、そのエッセンスを把握できるよう解説 します。

(15)

国際会計の実務(レクシスネクシス・ジャパン) EY の IFRS グループによる IFRS 解説書。本書 で取り上げているものも含め、すべての基準書 及び解釈指針書を包括的に分析しています。ま た、基準書又は解釈指針書の適用方法について の例も示しています。世界的に首尾一貫したベ ースでIFRS を理解・解釈するために、信頼の おける実務的なガイダンスを提供しています。 完全比較 国際会計基準と日本基準(清文社) 日本基準とIFRS の差分情報をできる限り詳細 に効率的に把握できるように解説を行っていま す。また、IFRS の各基準の背景にある考え方、 ならびに個別既定の趣旨、さらに企業がIFRS を適用する際に留意すべき実務上の諸問題につ いても、可能な限りの解説を試みています。 国際会計基準の初度適用(清文社) 効果的かつ効率的なIFRS の導入に向けて、 IFRS 第 1 号の概要のほか、会計テーマごとに、 概要・初度適用時の論点と具体的な処理・欧州 での実務対応を詳解しています。 書籍 学習ツール IFRS ウェブラーニング 基礎的な会計概念およびIFRS に関する基礎知識を効率よく習得す ることができるオンラインの学習ツールです。1 コース全 26 章を 終了すると、IFRS の概要が理解できるよう構成しています。使用 料は年間9,000 円(税込)です。

新日本監査法人の

ナレッジをご活用ください。

EY Global IFRS サイト(英語)

EY の IFRS 情報サイト。世界中から収集している最新の ニュース、IFRS 財務諸表開示例など、さまざまなナレッジに アクセスできます。 www.ey.com/ifrs

(16)

EY Japan

1

は、皆さまの円滑な

IFRS導入作業を実現するため、専門家としての

適切なサービスを提供いたします。

EY JapanのIFRS関連サービス

IFRSコンバージョン ▶ 影響度調査 ▶ IFRSロードマップ作成等支援 ▶ 最新状況の提供 ▶ ワークショップ ▶ グループ会計方針・マニュアルの作成 ▶ 連結パッケージ要件定義 ▶ IFRS開示プロセス構築など プロジェクト・ マネジメント ▶ プロジェクト計画策定 ▶ 課題管理・進捗管理 ▶ 会議体の設定・運営、議事録作成 など ITシステム対応 ▶ システム影響度調査 ▶ システム対応方針策定 ▶ IFRSロードマップ(システム部分)の策定 ▶ システム要件定義 など 教育・研修 ▶ 教育計画の策定 ▶ 研修企画・実行・講師の派遣 など 税務への影響 ▶ IFRSの導入による税務への影響評価 など 公正価値評価対応 ▶ 企業結合に関する無形資産・のれんの評価、有形・無形固定資産・のれ んの減損テスト ▶ 機械、設備、不動産など有形固定資産の公正価値評価 ▶ 金融商品(非上場株式、デリバティブ、仕組債など)の公正価値評価 On-callサービス ▶ 電話・メールなどによる会計処理のご相談対応 決算期統一・ 決算早期化 ▶ 決算期統一、決算早期化のボトルネックの識別及び 解消のご支援 グループ経理規定の維 持管理 ▶ 基準改正対応 ▶ わかりやすく使いやすい経理マニュアルへの改編支援 お問い合せ 左記の内容については下記へお問い合わせください。 新日本有限責任監査法人 IFRS推進室 〒100-0011 東京都千代田区内幸町2-2-3 日比谷国際ビル

(17)
(18)
(19)
(20)

EY について EY は、アシュアランス、税務、トランザクションおよびアドバイザリーなどの 分野における世界的なリーダーです。私たちの深い洞察と高品質なサービ スは、世界中の資本市場や経済活動に信頼をもたらします。私たちはさまざ まなステークホルダーの期待に応えるチームを率いるリーダーを生み出して いきます。そうすることで、構成員、クライアント、そして地域社会のために、 より良い世界の構築に貢献します。 EY とは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバル・ネットワーク であり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独 立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証 有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。詳しくは、ey.com をご覧く ださい。 新日本有限責任監査法人について 新日本有限責任監査法人は、EY メンバーファームです。全国に拠点を持 つ日本最大級の監査法人業界のリーダーです。監査および保証業務をはじ め、各種財務アドバイザリーの分野で高品質なサービスを提供しています。 EY グローバル・ネットワークを通じ、日本を取り巻く経済活動の基盤に 信頼をもたらし、より良い世界の構築に貢献します。詳しくは、 www.shinnihon.or.jp をご覧ください。 © 2013 Ernst & Young ShinNihon LLC. All Rights Reserved.

本書は一般的な参考情報の提供のみを目的に作成されており、会計、税務及びその他の専門的な アドバイスを行うものではありません。新日本有限責任監査法人及び他のEY メンバーファームは、 皆様が本書を利用したことにより被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。具体的 なアドバイスが必要な場合は、個別に専門家にご相談ください。

参照

関連したドキュメント

と歌を歌いながら止まっています。電気きかん車が、おけしようを

災害に対する自宅での備えでは、4割弱の方が特に備えをしていないと回答していま

私たちの行動には 5W1H

調整項目(収益及び費用)はのれんの減損損失、リストラクチャリング収益及び費用等です。また、為替一定ベースの調整後営業利益も追

© 2016 KPMG AZSA LLC, a limited liability audit corporation incorporated under the Japanese Certified Public Accountants Law and a member firm of the KPMG network of independent

のようにすべきだと考えていますか。 やっと開通します。長野、太田地区方面  

Nintendo Switchでは引き続きハードウェア・ソフトウェアの魅力をお伝えし、これまでの販売の勢いを高い水準

点から見たときに、 債務者に、 複数債権者の有する債権額を考慮することなく弁済することを可能にしているものとしては、