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2009年○○月○○日

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オーストリア情勢月報

(2017年4月)

1.主要経済指標

2.経済情勢

3.政治・社会情勢

4.外交関係

在オーストリア日本国大使館

(注)本資料は 4 月 30 日までに入手した最新のデータ及び情報に基づき作成されております。 なお,出典が統計数値を過去に遡って訂正している場合,本月報の数値も併せて遡って訂正しておりますのでご注意願います。 情報の信頼性には注意を払っていますが,出典内容の正確性を保証するものではありません。また,営利目的での使用,無断転載はお断りいたします。

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1.主要経済指標

(1)一般統計

2016年 2016 年 2017 年 出典 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 (単位) 実質 GDP 成長率 1.5 1.3〔0.1〕 1.3〔0.6〕 1.7〔0.6〕 2.0〔0.5〕* 1(a,d) 労働 標準賃金指数 127.3 127.0 127.4 127.4 127.4 127.4 127.4 127.4 127.6 127.6 128.6* 128.7* 128.7* 1(b) 失業率 6.0 5.9 6.1 6.2 6.2 6.1 6.0 5.9 5.8 5.7 5.6* 5.7* 5.9* 1(a) 消費 小売売上高上昇率(自動車除く) 1.7 1.0 1.4 2.0 -1.0 3.9 0.8 0.0 3.8 3.0 4.0 -0.7 4.0* 1(a,d) 自動車新規登録台数 431 44 39 45 37 33 38 32 31 33 31 31 50 1(c) 企業 生産指数上昇率 1.7 2.7 1.5 1.5 -0.3 2.6 1.9 1.5 3.4 -0.4 0.0* 3.1* 1(a,d) 景況感 39 44 36 41 48 2(e) 倒産数 5,226 1,314 1,290 1,284 1,298 3(f) 国外 貿易収支(通関ベース) -43.8* 0.9* -1.7* 0.4* -2.0* -8.9* -1.9* -5.3* -3.4* -6.4* -1.6* 1(g) 輸 出 1,312* 113* 105* 118* 106* 99* 115* 111* 118* 104* 114* 1(g) 輸 入 1,356* 112* 107* 117* 108* 108* 117* 116* 122* 111* 116* 1(g) 経常収支 60.0 3.4 7.1 5.9 4(g) 外国人訪問者数 2,812 130 183 202 350 363 243 170 107 231 258 301 247* 1(h) 日本人訪問者数 ウィーンへの日本人訪問者数 20.9 11.8 1.3 0.8 1.8 1.1 2.0 1.0 2.2 1.1 2.6 1.4 2.0 1.1 1.9 1.0 1.5 0.9 1.5 1.1 1.0 0.6 1.3 0.8 - 1.1* 1(h) 5(h) 物価 消費者物価指数(CPI)上昇率 0.9 0.5 0.6 0.6 0.6 0.6 0.9 1.3 1.3 1.4 2.0 2.2 2.0* 1(a,d) 出典 :1.オーストリア統計局,2.オーストリア産業連盟,3.オーストリア融資保護連盟,4.オーストリア中央銀行,5.ウィーン観光局 (単位):(a) %,(b) 2006 年=100,(c) 1000 台,(d) 前年同期比〔括弧内は前期比〕,(e)「良いという回答の割合」-「悪いという回答の割合」,(f) 件,(g) 億ユーロ,(h) 万人 *暫定値 ・第 1 四半期の実質 GDP 成長率(暫定値)は前年同期比で+2.0%(前期比で+0.5%)と上向き。相変わらず堅調な個人消費に加えて,輸出が回復してこれを牽引。 ・3 月の自動車新規登録台数は前年同月比 15.4%増の約 5 万台と好調。これにより,第 1 四半期は前年同期比 11.4%増の約 11 万 1,000 台。 ・第 1 四半期の倒産数は前年同期比 3.0%減の 1,298 件。個人破産件数は同 18.4%減の 1,690 件。景況感も上向き傾向が継続。 ・

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(2)広域概観

実質 GDP 成長率

HICP 上昇率

失業率

出典:ウィーン国際経済研究所,オーストリア経済研究所 (注 1)HICP:(欧州)消費者物価指数 (注 2)実質 GDP 成長率と HICP 上昇率は前年比 (注 3)2017 年と 2018 年は予測値

2016 年

2.4%

0.6%

4.0%

チェコ

実質 GDP 成長率

HICP 上昇率

失業率

2016 年

2.8%

-0.2%

6.2%

ポーランド

実質 GDP 成長率

HICP 上昇率

失業率

2016 年

3.3%

-0.5%

9.7%

スロバキア

実質 GDP 成長率

HICP 上昇率

失業率

2016 年

2.0%

0.4%

5.1%

ハンガリー

実質 GDP 成長率

HICP 上昇率

失業率

2016 年

2.9%

-0.6%

13.5%

クロアチア

実質 GDP 成長率

HICP 上昇率

失業率

2016 年

2.5%

-0.2%

8.2%

スロベニア

2017 年

2.4%

2.0%

3.9%

2018 年

2.6%

1.8%

3.8%

2017 年

2.9%

1.4%

6.2%

2018 年

3.0%

1.9%

6.1%

2017 年

3.1%

1.2%

9.0%

2018 年

3.6%

1.8%

8.5%

2017 年

3.3%

2.0%

4.8%

2018 年

3.4%

2.5%

4.5%

2017 年

2.8%

1.3%

13.0%

2018 年

2. 9%

1.6%

12.5%

2017 年

2.9%

1.3%

7.8%

2018 年

2.9%

1.4%

7.0%

実質 GDP 成長率

HICP 上昇率

失業率

オーストリア

2016 年

1.5%

1.0%

6.0%

2017 年

2.0%

1.8%

5.9%

2018 年

1.8%

1.7%

5.9%

(4)

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2.経済情勢(プレスリリース・報道)

①「オーストリアがエクスナー日本国名誉総領事に教授の称号を授与」 4 月 4 日,ミッターレーナー・オーストリア経済相は,学術・研究部門で功績のある 7 人を表彰した。このうちペーター・スカリツキー元ウィーン工科大 学学長ら 6 人に「学術・芸術十字勲章 1 等」を叙勲し,レオ・ペーター・エクスナー在オーストリア日本国名誉総領事に「教授」の称号を授与した。同経済 相は,「オーストリアの学術立地の強化及び名声に貢献した」として 7 人の栄誉を称えた。 オーストリア経済省(5 日付) ②「ウィーン観光局が東京で音楽イベントを開催」 3 月 24~26 日にウィーン観光局は東京・丸の内ビルのホールで「オーケストラの一員になろう,ウィーンになろう!」と題する音楽イベントを開催した。 12 台のスクリーンとその前に 12 脚の椅子が置かれ,椅子に座るとオーストリア公共放送交響楽団がヨハン・シュトラウスのメドレーを奏でる仕掛けで,座 る際に好きな楽器を選べるために,参加者がオーケストラの一員になるというコンセプト。ハイス在日オーストリア大使及びタオシュマン在京ウィーン事務 所長によって開会された同音楽イベントではウィーンの景観を 3D 体験することも可能で,ウィーン観光局は「ワルツ初演 150 周年」及び「ウィーン・フィ ルハーモニー管弦楽団創立 175 周年」を宣伝し,日本人観光客をウィーンに誘致する狙いである。 ウィーン観光局(6 日付) ③「オーストリアの金融機関は 2016 年に黒字を維持」 オーストリア中銀の発表によると,オーストリア金融機関全体の 2016 年の利益は前年比 7%減の約 48 億ユーロ,黒字を維持した。売上げは同 20%減の約 226 億ユーロと落ち込んだが,とりわけ東欧におけるリスク準備金が同 43%減の 60 億ユーロと大幅に減少したことから,前年並の利益を維持出来たもの。2009 年の金融危機勃発以来,オーストリアにおける銀行の支店数は 739 から 570 に減少しているが,人口当たりの支店数は EU 内で未だにトップレベルにある。 オーストリア経済研究所(WIFO)は,オーストリアの銀行セクターにおける行員数が現行の約 7 万 5,000 人から今後数年間に約 5 万人に減少すると予測して いる。 オーストリア中銀,プレッセ紙(11 日,12 日付) ④「オーストリアの研究・開発費が 2017 年に対 GDP 比 3.14%に拡大する見通し」 オーストリア統計局によると,オーストリアの研究・開発費は 2016 年に対 GDP 比 3.12%と前年比で停滞したが,2017 年は同 3.14%に再び拡大する見通し である。公的セクターにおける研究・開発費が前年比で 5.2%増加することが主な要因である。オーストリアの研究・開発費は対 GDP 比で見ると,EU 内でス ウェーデンに次いで二番目に高い。OECD 諸国では韓国と日本がこれを上回る。EU は 2020 年の目標を EU 全体に対して対 GDP 比 3%,オーストリアに対して同 3.76%と設定している。 オーストリア経済省, オーストリア統計局(20 日付)

(5)

5 ⑤「ウィーン州の日本人旅行客数は第 1 四半期に前年同期比 13.5%増加」 ウィーン観光局の発表によると,ウィーン州の第 1 四半期の旅行客数は前年同期比 2.7%増の約 128 万人,旅行客宿泊数は同 0.5%増の約 270 万泊であった。 2016 年は 3 月にあったイースター休暇が 2017 年は 4 月になったために,第 1 四半期の増加率が抑制された。日本人旅行客数は同 13.5%増の 2 万 5,313 人, 旅行客宿泊数は同 10.4%増の 5 万 5,862 泊で,とりわけ 3 月(22.5%増及び 21.8%増)が好調であった。 ウィーン観光局(21 日付) ⑥「ウィーン空港の乗降客数が 2016 年に過去最高を記録」 オーストリア統計局の発表によると,オーストリアの 6 空港(ウィーン,リンツ,ザルツブルク,グラーツ,クラーゲンフルト,インスブルック)の乗降 客数は 2016 年に前年比 1.4%増の約 2,771 万人(トランジットを含む)を記録した。飛行機の発着数は同 1.7%減の約 28 万 2,000 回と減少したが,1 機当た りの乗客数が同 3.1%増の 98.4 人と増加した。このうち,ウィーン空港の乗降客数は同 2.5%増の約 2,335 万人と過去最高を記録した。乗客の行先の地域別 内訳は欧州が 82.8%,アジアが 9.4%,アメリカが 5.6%,アフリカが 1.9%,オーストラリア/オセアニアが 0.3%,国別ではとりわけ英国(同 13 万人または 13.8% 増),オランダ(同 10 万人または 26.3%増),ドイツ(同 5 万人または 2.0%増)が増加しており,トルコ(同 17 万人または 28.4%減),エジプト(同 7 万人 または 37.4%減),ロシア(同 5 万人または 15.9%減)が減少している。 オーストリア統計局(28 日付)

(6)

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3.政治・社会情勢(プレスリリース・報道)

①「各州が喫煙の解禁年齢を 18 歳に引き上げることで合意」 3 月 31 日,各州の若年者担当局はニーダーエスタライヒ州クレムス市で会合を開き,2018 年半ばから喫煙の解禁年齢を現行の 16 歳から 18 歳に引き上げ ることで合意した。カルマシン・オーストリア家族・青少年相の提案を受けたもので,若年者保護を所轄する各州は同合意を州法に盛り込むことになる。そ の際,各州は若年者保護規定,とりわけ夜間外出禁止時間を全国で統一することでも合意した。オーストリアはベルギー及びルクセンブルクと並び,欧州で 16 歳から喫煙が許されている最後の国の一つであり,同家族・青少年相は,「若年者の喫煙率で欧州トップのオーストリアは他の諸国に追随する必要がある」 と説明している。 国民党(3 日付) ②「オーストリアにおける難民申請件数は第 1 四半期に前年同期比 55%減少」 オーストリア内務省の発表によると,第 1 四半期のオーストリアにおける難民申請件数は前年同期比 55.0%減の 6,480 件であった。このうち,申請を受理 された件数は 4,136 件,拒否された件数は 2,344 件(うち 1,784 件はダブリン規則に基づき初回申請国に送還)であった。申請者を出身国別で見ると,シリ アが最も多く,以下アフガニスタン,ナイジェリア,ロシア,パキスタンの順になっている。 オーストリア内務省(13 日付) ③「オーストリアにおけるイスラム教徒が推定で 70 万人に増加」 オーストリア政府統合基金の推定によると,オーストリアにおけるイスラム教徒の数は 70 万人に達している。2001 年以来国勢調査が実施されていないた めに公式の数字はないが,国勢調査時の 34 万 6,000 人,数年前のオーストリア内務省推定の 60 万人から,主に難民の流入を原因として増加したと見られて いる。オーストリア内務省報道官も 70 万人という数字が現実的であるとしている。同推定に基づく人口に占める割合はカトリック教徒が 59%,イスラム教 徒が 8%,正教徒が 5.7%,新教徒が 3.4%,ユダヤ教徒が 0.2%となる。 各紙(13 日付) ④「代替兵役者数が 2016 年に過去最高を記録」 2016 年に代替兵役を許可された人数は前年比 5%増の 1 万 5,224 人と過去最高を記録した。同年に兵役を課された人数は 3 万 2,451 人であったので,およ そ 2 人に 1 人が代替兵役の任務に就いたことになる。これにより,代替兵役を募集した施設はその求人の 93.6%を満たした。代替兵役の 40%超は救急施設に おける任務であるが,最近は難民施設等での需要が増加しており,代替兵役全体の需要が増したことが過去最高記録となった最大の要因である。なお,代替 兵役を許可された者の 80%が同年,希望通りの任務に就くことを許された。また,代替兵役修了者の 4 分の 1 以上が救急施設に就職しているという統計が出 ている。 オーストリア内務省,オーストリア議会(13 日,20 日付)

(7)

7 ⑤「ソボトカ内相が違法な二重国籍を撲滅する計画」 4 月 19 日の閣議でソボトカ・オーストリア内相は,違法な二重国籍を撲滅する措置を発表した。同措置により同内相は,二重国籍に対して届け出を義務 付けた上,違法な二重国籍に対して最高 5,000 ユーロの行政罰を課し,違反者のオーストリア国籍を剥奪する計画である。同内相は,「オーストリアの法律 を平気で無視し,原則禁止されている二重国籍が取得されている状況をこれ以上受け入れることは出来ない」旨説明,とりわけ「当局間の情報交換を促進し, 違法な二重国籍の摘発に努める」意向である。 オーストリア内務省(19 日付) ⑥「オーストリア国民議会が改正集会法を議決」 4 月 26 日,オーストリア国民議会は改正集会法を議決した。改正の柱は外国人の政治的集会の制限で,集会が域外外国人の政治的目的に寄与し,オース トリアまたは国際法の基本原則等に反する場合,当局はこれを禁止することが可能になる。また,集会・デモの届け出締め切りを現行の 24 時間前から 48 時間前に変更し,デモと反対デモを最高 150 メートル離す保護区域を導入するなどの措置もとられる。 オーストリア議会,国民党(26 日,27 日付) ⑦「首相適任者としてクルツ外相に対して高い支持率」 国民議会選挙を仮想した直近の世論調査によると,自由党は 32%の支持率で第一位を維持,社民党は 28%,国民党は 23%となっている。緑の党は前月比で 3 ポイント減少の 9%,NEOS は 6%。また,首相適任者を問う調査ではクルツ外相(国民党)が 50%と高い支持率を得ており,37%のケルン首相(社民党)を大き く上回っている。 プロフィール誌(27 日付)

(8)

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4.外交関係(プレスリリース・報道)

①「オーストリアとイスラエルのワーキングホリデー協定が 5 月 16 日に発効」 クルツ・オーストリア外相が 2016 年 5 月にイスラエルを訪問した際に調印したオーストリアとイスラエルの間のワーキングホリデー協定が 5 月 16 日に発 効する。同外相とラドール=フレッシャー在オーストリア・イスラエル大使は二国間の若者の交流が促進されるとしてこれを歓迎している。オーストリアが ワーキングホリデー協定を結んだ国・地域はニュージーランド,韓国,台湾,香港,日本に続いて 6 ヵ国・地域目である。同外相は,「さらに協定を拡大す る意向であり,他の諸国とコンタクトをとっている」と意欲的である。 オーストリア外務省(2 日,3 日付) ②「オーストリアの ODA 拠出額が 2016 年に対 GDP 比 0.41%に増加」 OECD の統計によると,2016 年のオーストリアの ODA(政府開発援助)拠出額は約 14 億 3,200 万ユーロで対 GDP 比 0.41%に達した。2013 年(8 億 8,200 万 ユーロ,同 0.27%)と比較すると,60%以上増加している。これによりオーストリアの対 GDP 比 ODA 拠出率は EU 内で順位を一つ上げ,第 9 位となった。クル ツ・オーストリア外相は,とりわけ国内における難民支援コストが増加し,オーストリアの ODA の 20%以上を占めている旨指摘している。 オーストリア外務省(11 日付) ③「ルップレヒター農林・環境・水利相がカナダを訪問」 4 月 11 日,ルップレヒター・オーストリア農林・環境・水利相はオーストリア経済派遣団を率いてカナダを訪問した。コップ国民議会第二議長(国民党) が同行した。同相は環境,資源,農業,食品を管轄するカナダの 3 人の閣僚と会談,全ての会談において EU・カナダ包括的経済貿易協定(CETA)の重要性 が強調された。同相は,カナダ市場でオーストリアの環境技術及び食料品にチャンスがあると見ており,とりわけワイン,チーズ,ベーコン,ソーセージを 挙げた。同地ではオーストリアの食料品の展示会が開催され,また,オーストリアのグリーン・ビルディング(環境にやさしい建築)の技術を紹介するシン ポジウムが開催された。 オーストリア農林・環境・水利省,国民党(11 日,13 日付) ④「クルツ外相がダルマノビッチ・モンテネグロ外相と会談」 4 月 20 日,クルツ・オーストリア外相はウィーンでダルマノビッチ・モンテネグロ外相と会談した。会談の中心テーマは二国間経済関係の強化で,クル ツ外相は,同強化を通じて,オーストリアの対モンテネグロ投資がさらに拡大される可能性について指摘した。また,モンテネグロの EU 加盟もテーマとし て取り上げられ,ダルマノビッチ外相は同国の EU 路線を改めて強調,クルツ外相に対して,オーストリアのこれまでの加盟支援に感謝するとともに,今後 も支援を継続してくれるよう要請した。 オーストリア外務省(21 日付)

(9)

9 ⑤「ケルン首相がイスラエルとパレスチナを訪問」 4月 23~25 日の日程でケルン・オーストリア首相はイスラエルとパレスチナを訪問,イスラエルでネタニヤフ首相及びリヴリン大統領,パレスチナでハ ムダッラー自治政府首相と会談した。イスラエルでケルン首相は,オーストリアのナチズムの犯罪への共同責任を強調した上で,オーストリアがユダヤ人の 味方であり続けることを確約した。また,同首相は,オーストリアの首相として初めてホロコースト記念館の公式追悼行事に参加し,さらに先端技術を持つ イスラエルのスタートアップ企業を視察するなどのスケジュールをこなした。 オーストリア首相府,社民党(24 日付) ⑥「オーストリアとヨルダンが環境技術の提携に関する了解覚書に調印」 4 月 27 日,ミッターレーナー・オーストリア経済相はウィーンでクダー・ヨルダン企業開発庁長官と会談した。会談の主要テーマは二国間経済関係及び 中東情勢で,オーストリアとヨルダンは環境技術の提携に関する了解覚書に調印した。同経済相は,環境技術及び再生可能エネルギーの分野でヨルダンの需 要があり,オーストリア企業に輸出のチャンスがあると見ている。また同日,オーストリア・ヨルダン経済フォーラムがウィーンで開催され,オーストリア 企業にヨルダンとのビジネスについての情報が提供された。 オーストリア経済省(27 日付)

(以 上)

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