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一労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律等の一部を改正する法律案要綱第一労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律の一部改正一題名の改正題名を 労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律 に改めるものとす

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一 労働 者 派 遣事 業 の 適正 な 運 営の確 保 及び 派 遣 労働 者 の 就業 条 件 の整 備 等 に関 する 法律 等 の 一部 を改正 する法律案要綱 労働 者 派 遣事 業 の 適正 な 運 営の確 保 及び 派 遣 労働 者 の 就業 条 件 の整 備 等 に関 する 法律 の一 部改 正 題名の改正 題 名 を 「 労 働 者派 遣事 業の 適正 な運 営の 確保 及び 派 遣 労 働 者の保護 等に 関す る法 律」 に改 める もの と する こと。 目的の改正 目的 規 定 に 、 派 遣 労 働 者の保護 等に 関す る 措 置を 講ず るこ とを 明示 す る もの とす るこ と。 (第一条関係) 均等な待遇の 確保 労働者派遣 を し、 又は労働者派遣 の 役務の提供 を 受け る場 合にお い て は 、労 働者の就 業形態に かかわ らず、就 業の実態 に応じ 、 均等な待 遇の確保 が図られ るべき も のとすること。 (第三 条 の二関係) 物の 製造の業務への労 働者派遣の禁止

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二 何人も 、 物の製造の業務 ( 物の溶 融 、鋳造 、 加工、組立 て 、洗浄、塗装、運搬 等 物を製造する工 程 に おける作 業に係る 業務を い う。以下 同じ。)で あ っ て 、次の① から③まで の いずれ か に該 当する業務以 外のものについ て 、労働者派遣事業を行っ て はならな いものとすること。 ① その 業務を迅 速かつ的確に遂行するために専門的な知識、 技術又は 経験を必要とする 業務 で あ っ て 、 当該業務に係る労 働者派遣が労働者の職業生活の 全期間 に わたるその能力 の 有 効 な発揮及びその雇 用の 安 定 に資す る と 認 めら れ る 雇用 慣行を 損 なわ な い と 認 めら れ る もの として 政 令で 定め る 業 務 ② 派遣先に雇用さ れ る労 働者が労 働基準法第六十五 条第一項及び第二項の規定により休 業し、 並 びに 育児休業、 介 護休 業等育児又は家族介護を行 う労働者の福祉に 関する法 律 ( 以下 「育児 ・ 介護休業法」 という。 ) 第 二条第一号に規定する 育児休業をする場 合におけ る当該労 働者の業務その他これに準 ず る場合とし て 厚生労働省令で 定 める場合における当該労働者 の 業務 ③ 派遣先に雇用される労 働者が育児 ・ 介護 休業法第 二条第二号に規定する介護 休業をし 、 及 びこれに 準ずる休 業とし て 厚生労働省令 で 定 める休業をする場 合におけ る当該労 働者の業務 (第四条第一項第四号 関係)

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三 常時雇用 する労働者 で ない者 に 係る労働者派遣 の 禁止 一般派 遣 元事業主は、次 に 掲げる 業 務につ い て 労 働 者 派遣を す る場合を除き 、 常 時雇用する労働 者 で ない者 を 業 と し て 行う労働者 派 遣 の 対象とし てはならないも の と す る こ と。 ① 次の (1)又は (2)に該当する業務 で あっ て 、 当該業務に係る労働者派遣が労働者 の職業生活の全期間 にわたる その能力の有効な 発揮及びその雇用の安定に 資すると 認められ る雇用慣行を損なわないと 認 められ る もの として 政 令で 定める 業 務 (1) その 業務を迅速 か つ的確に遂行す る ために専 門的な 知 識、技 術 又は経 験 を 必 要とする業務 (2) その業務に従事する労働者につい て 、 就 業形態、 雇用形態等の特殊性により、 特 別の雇用管理を 行う必要 があると 認められ る業務 ② 派遣先に雇用さ れ る労 働者が労 働基準法第六十五 条第一項及び第二項の規定により休 業し、並びに 育児・介 護休 業法 第二条第 一号に規 定する育 児休 業を する場合における 当該労働 者の 業務 その 他こ れ に準ずる場合として 厚 生労 働省令 で 定める場 合におけ る当該労 働者の業務 ③ 派遣先に雇用される労 働者が育児・介護 休業法第 二条第二号に規定する介護 休業をし 、及びこれに

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四 準ずる休 業とし て 厚生労働省令 で 定 める休業をする場 合におけ る当該労 働者の業務 (第四条の二第一項関係) 六 二月 以内の期間の定めのある雇用契約の 禁止 1 派遣労働者に係る雇用契約は、期間 の定め の ない もの又は 二月を超える期間の定めのあるもので な けれ ばな らな いも のとす る こ と 。 2 派 遣 労 働 者に 係 る 雇用 契約で あ っ て 、二月 以 内の 期間の 定 めのある ものは 、 二月 に一 日を 加え た 期 間の定めのあるものとみなすものとすること。 (第二十九条の二関係) 七 専ら 労働者派 遣の役務を特定の 者に提供することを目的と し て 行 われ る労働 者 派遣事 業 に対す る 規 制 の徹底等 1 派遣元事業主は、第七条第一項第一号の厚生労働 省令 で 定 める場合を除き 、 各事業年度(その 期間 が一年 を 超える場合 に は当該期間 を その開 始 の日以後 一年ごと に区分し た各期間、事業年度が設け ら れて いな い場 合に は各 年) にお い て 、労 働者 派 遣 の 役 務につい て 厚 生労 働省令 で 定めるところによ り

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五 計算した量に関し 、 一の派遣先に対し て 提 供する労 働者 派遣 の役 務 に 係る 量が すべ ての派遣 先 に 対し て提 供 す る 労 働 者 派 遣 の 役 務 に 係 る 量 の 五 分 の 四 を 超 えないようにしなければならないものとするこ と。 (第二十 四条 の五第一項関 係) 2 第七条第一項第一号に規定する特定の者及び1の 一の派遣 先に該当す る かど う か につ い て は 、 同一 の法人集 団(一の 法人及び当該法人の子法人(法人が その総株主の議決 権の過半数を 有す る株式会 社 その他の 当該法人 がその経営を 支配 し て いる法人として 厚 生労 働省令 で 定めるものをいう。)の集 団 をい う。) に 属 す る法人 は、 一 の 法人 とみ なし て 、 同号 の規定及 び 1 を適用 す るも のと する こと。 (第七条第二項及び第二十四条 の五第二項関係) 3 厚生労働 大臣は、 一般労働者派遣事業の許可 の 有 効 期間の更新 の 申請があった場合におい て 、 申 請 者が1に 違反し て いると認 めるとき は、 当該 許 可 の 有 効 期 間の 更新をして は なら な い もの とするこ と。 (第十条第三項関係) 派遣先等の責任の強化 1 労働者派遣 契 約の遵守等

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六 イ 派遣先は、その指揮命令の下に労働させ る派遣労 働者につ い て 、次に掲げる行為その 他の労働 者 派遣契約の定めに反する行為をし て はならな いものとする こと。 ① 労働者派遣契約におい て 当 該労 働者派遣契約に定め ら れた派遣就業をする日(以下「就業日」 とい う。)以外の日に派遣就業 をさせる ことが で き る 旨が定められて い ないにも かか わら ず、就 業日以外の日に派 遣就業 を させるこ と。 ② 労働者派遣 契 約におい て就業日以外の日に派遣 就 業 を さ せ る こ とが できる旨が定め ら れ て いる 場合 に、当該派遣就業 をさせる ことが で きる日以外の日に派遣就業 をさせる こと。 ③ 労働者派遣契約におい て 当 該労 働者派遣契約に定め ら れた派遣就業の開 始 の 時 刻か ら 終 了の 時 刻ま での時間(以下「 就業時間 」 とい う。)を延長 する ことが で きる旨が定め られ て い な い にも かか わらず、就業時間 を 延長 する こと。 ④ 労働 者派遣契約において 就 業時 間を延長すること が で き る 旨が定められて い る場合に 、当該 延 長 す る こ とが でき る時間数を超え て 就業時間を延長 す る こ と。 (第三十九条第一項関係)

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七 ロ 派遣元事業主 は、第四 十二条第三項の規 定による 派遣先からの通知を受けたと き は、当該通知 を 受けた事項に係る派遣 労働者に、派遣就業 を した 日並 びに派遣就業をし た日ごとの始業し 、及び 終 業 し た時刻並びに休憩した時間につい て 確認を求め な ければならないものとすること。 (第四十 二条第四 項関係) 2 年次 有給休暇の取得を 理由とす る不利益取扱いの 禁止 派遣先は 、年次有給休暇 を 取得した派遣 労働者に対して 、 不利益な取扱 い を し て はならな いものと する こと。 (第四 十 四条第一項関係 ) 3 育児休業を理 由とする不利益取扱い等の 禁止 イ 派 遣 先 は 、 次 に 掲 げ る こ と を 理 由と して 、当 該 派 遣労 働 者 に 対 して 不 利 益な 取 扱 いを して は な ら ないも の と す る こ と。 ① 派遣労働者が育児休業の申出 を し、 若しく は 育児休業 をした こと、 介護休業の申出 を し、 若し く は 介護休業 をした こと、 子 の 看 護 休暇 の申出 を し、 若しく は 子 の 看 護 休暇 を取得 し た こ と又は 介護休暇の申出を し、若し くは介護 休暇を取 得したこ と。

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八 ② 派遣労働者が所定外労 働の制 限 の請求 を し、 若し く は 所定労働時間を超え て 労働 しなかった こ と 、 時 間 外労 働の 制限の請 求を し 、 若し くは 制限 時 間 を 超 えて 労 働 しな かったこ と 、 深 夜 業の 制 限の請求をし、 若 しく は 深 夜におい て労働 しなかったこと又は所定 労働時間 の短縮措置等の申出 をし、若しくは所定労働時間 の 短縮 措置等の 適用を受けたこと 。 (第 四十七条 の二の二関 係 ) ロ 派遣先は、十一1④の 事項の通知を受け た場合に は、当該 事項に係 る派遣労 働者に所定労働時 間 を超え て 派遣就業をさせ て はならな い。 (第四十条の七第一項関係 ) ハ 派遣先は、十一1⑤の 事項の通知を受け た場合に は、当該 事項に係 る派遣労 働者の就 業時間を 育 児・介護休業法第十七条第一項の制限時間 を 超え て 延 長し て は ならないものとす ること。 (第四十条の七第 二項関係 ) ニ 派遣先は、十一1⑥の 事項の通知を受け た場合に は、当該 事項に係 る派遣労 働者に午 後十時から 午前五時ま で の間におい て 派遣 就業をさせ て はならな いものとする こと。 (第四十条の七第三項関係 )

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九 4 未払賃金に関する責任 派遣 先(派遣 先 で あっ た者 を含 む。以 下 4及 び5 におい て 同じ。)及び そ の 地位 を相 続、合 併 又は 分割により承継した者 は、当該派遣先の指揮命 令 の下 に労働させた派遣労働者に 関し、当 該労働者 派 遣に係る 派遣元事 業主(派 遣元事業主 で あっ た者を含む。以下 4及び5にお い て 同じ。) が賃金( 当 該派遣先の指揮命令の下 で の労働に係るもの に限る。以下4におい て 同 じ。)を 支払期日の経過後な お支払って い ないとき は、当該派遣元事業主と連帯して 、 当該 賃金を 支 払う責任を負うものとする こ と。た だし、 当 該賃 金につい て 、 賃金 の支 払の確 保 等に関 す る法律 第 七条 の規定によ り 立替 払が 行わ れるべ き 場合には、その価額の限度におい て 、当該派 遣先及びその地位を 相 続、 合併又は 分割によ り 承継した 者は、当該賃金の 支払の責 めを免れ るものとすること 。 (第 四十条の八関 係) 5 健康保険の保険料等に 関する責 任 派遣先及びその地位を相続、合併又は分割により 承継 した者は、 当 該派遣 先 の指揮命 令の下に 労 働 させた派遣 労 働者に関し、派遣元事業主が法令に違反 して 次 に 掲 げ る 保 険 料 等 ( 当 該 派 遣 先の 指 揮 命 令の下に労働させた期間に係るもの に限る。 以下5におい て 同 じ。)を 納付しな いときは 、当該派 遣

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一〇 元事業主と連帯して 、 当該保険料等及びこれ に係 る延 滞金を納付する責 任を負う ものとす ること。 ① 健康保険法の 規定により事業主とし て 負 担 する健康保険の保険料 ② 厚生 年金保険 法の規定により事 業主として 負 担す る厚生年金保険の保険料 ③ 厚生 年金保険 法の規定により厚 生年金基金の加入員を使用する事業主とし て 負担する掛金(徴 収 金を含む 。十⑥におい て 同 じ。)のうち 、免除保険 料率に係る部分として 厚生労 働 省令 で 定 めると ころにより計算し た額 ④ 労働保険の保険料の徴収等に関する法律の規定に より事業主とし て 負担する労働保険 料 (第四十条の九関係) 6 派遣労働者に対する安全衛生教育 派遣先は、派遣労働者 を 受 け入 れ た と き は 、 当該派遣 労働者に対し、その従事する業務に関 す る 安 全又は衛生のための教育を 行わなけ ればならないも の とする こ と。 (第 四十条の十関 係) 7 定期健康診断等の代行 派遣先は、その 指 揮命令の下に労 働 させる派遣労働 者 に対して 派遣元事業主が労働安全 衛生法第 六

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一一 十六条第 一項の規 定に違反し て 健康 診断を行 っ て いな い場合におい て 、 当該派遣労働者から当該派 遣 先が行う 健康診断を受けることを 希 望する旨の申出があったとき は、当該健康診 断 を受け さ せなけ れ ばならな いものとすること 。この場 合において 、 当該 派遣先は 、当該派 遣元事業主に対し 、当該派 遣 労働者 に 対 す る健康診断に要した費用 を 請求する ことが で きるものとする こ と。 (第四十条の十一 関係) 8 労働 者災害補償保険の保険給付の請求に係る便宜の供与 派遣先は、 そ の 指 揮命 令の下に労 働 させる派遣 労 働者 等が業務上の事由又は通勤による負傷、 疾病、 障がい又は死亡に 関し て 労 働者災害 補償保険 法に基づ く 保 険給付を請求する場合におい て その請求を 円滑に行うことが できるようにするため、必要な 便宜を供与しなければならないものとす ること。 (第四十条の十二関係) 9 性別を理由とする差別の禁止 イ 派遣先は、派遣労働者の配置(業務の配分及び権 限の付与を含む。 )及び教 育訓練に つい て 、 派 遣労 働者の性 別を 理 由 として 、 差 別 的取扱 い を し て は ならな い ものとす るこ と。

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一二 ロ イは 、派遣先が、雇用の分野における男女の均等 な機 会及び 待 遇 の 確 保 の支障 と なっ て い る事情 を改善 す る こ とを目的とし て 女 性派遣 労 働者に関 し て 行う措置を講 ずることを妨げるものではな い ものとす ること。 (第四十七条の二関係) 10 派遣元事業 主 に対 する個人情報提供 の要求の制 限 派遣先は、第三十五条第一項各号に掲げる事項 を 除き 、その 指 揮命 令の下に労 働 させる派遣 労 働 者 の個人情報 で あっ て 当 該派遣労働者の業務遂行能力に 関しな い ものを 提 供す るこ とを 、派 遣元事業 主 に対し求め て はならないものとすること。ただし、本 人の同意がある場 合その他正当な事由がある 場 合は 、こ の限りで な い もの とす るこ と。 (第四十条の 十三関係 ) 11 団体交渉の応諾 派遣先は 、その 指 揮命令の 下に労働させる派 遣労働者の 代 表者と団体交渉をすることを正 当な理 由 がな く て 拒んで は ならな い ものとす ること。 (第四 十 七条の 二 の三関係 ) 12 派遣 労 働 者 の 雇用

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一三 イ 労働 者派遣の 役務の提 供を受け る者が次に掲げる行為をし た場合には、当該労働者派 遣に係る 派 遣労 働者は 、 当該 労 働 者派 遣の 役務 の 提 供を 受ける 者 に対し 、 自己の 雇 用主と み なす 旨を 通告す る ことが で きるものとする こ と。 ① 第四 条第三項の規定に 違反し て 派遣労働 者を 港湾運 送 業務 、建設 業 務、警備 業務、物 の製造 の 業務等に 従事させ ること。 ② 情を 知っ て 、 第四 条の 二第一項の規定に 違反し て 常時雇用する労働 者 で な い 者を労働 者派遣の 対象とす る一般派 遣元事業主から当 該 常 時雇 用する労 働者 で な い者に係 る労働者派遣の役務の提 供を 受け るこ と 。 ③ 情 を 知っ て 、 許可 を受けない で 一般労働者派遣事業 を 行う者 又 は偽りその他不正の行為により 許可 若しく は 許可の有 効期間 の 更新を受けた者か ら労働者 派遣の役 務 の 提供 を受ける こと。 ④ 情を 知っ て 、 届出書を 提出しな い で 特定労働者派 遣事業を 行う者から労働者派遣の役務の提 供 を受けること。 ⑤ 労働 者派遣の 期間制限の通知を 受 けたにもかか わらず、労 働 者派遣の期間制限に違反し て 労 働

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一四 者派遣の 役務の提 供を受け ること。 ⑥ ①から⑤ま で に掲げる行為に準ずる行為で あ っ て 、派遣労 働者の利益を著し く害する行為とし て 厚 生労 働省令 で 定めるもの ロ イに よる通告 があった 場合には 、当該通 告をした 派遣 労働者 と 当該通告に係る労働者派遣 をす る 事業主との間 の雇用契約は 、当 該通告が当該労働者派 遣の役務の提供を 受ける者に到達し たとき に 、 当該労働 者派遣を する事業主から当 該労働者派遣の役務の提供を受ける 者に対し 、移転し たもの と みなすものとすること。こ の場合におい て 、 当該通告 がイ⑤に掲げる行為を理由とするもの で ある と き は、当該派遣労働者は 、当該雇用契約を 期間 の定め の ないものに変更 す る こ とが でき るものと する こと。 ハ 労働者派遣 の 役務の提供 を 受ける者 は、 当該労働者派遣 に 係る派遣労働者からイ①から⑥ま で に 掲げる行 為を理由とし て 自 己の雇用主とみなす 旨 の通 告を受け たとき は 、 直 ち に 、 当 該 通 告を受領 した旨を 当該派遣労働者に通知しな ければならないものとすること。 こ の場合におい て 、 当該労働 者派遣 の 役務の提 供 を 受け る者 は、 自己の行 為がイ①か ら ⑥ま で に 該当 しない と 思料 する と き は、

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一五 その旨を 併せ て 通 知しなければならないものとするこ と。 ニ 労働者派遣 の 役務の提供 を 受ける者 は、イによる 通告を受けたとき は、直 ち に、その 旨を当該 労 働者派遣をする事業主に通知しなけ ればならないも の とする こ と。 (第四十条の六関係) 罰則 の強化 1 違法な労働者派遣事業を行った法人に対する罰則の強化 法人の代表者又は 法人の代理人、使 用人その 他の 従業 者が、そ の法人の 業務に関して 、① から③ ま で の 違法行為をし たときは 、行為者を罰する ほか、 その法人に対し て それぞ れ ①か ら③ま で の罰 金 刑 を科 するも の と す る こ と。 ① 公衆 衛生又は 公衆道徳 上有害な 業務に就 かせる目 的 で の労 働者派遣 二十万円以上三億円以下 の 罰金刑 ② 港湾運 送 業務 、建設 業 務、警備 業務、物 の製造の 業務等への労 働者派遣、一般派遣元 事業主に よ る常時雇 用する労 働者 で な い者に係 る労働者派遣、一般派遣元 事業主に よる名義 貸し、無許 可 で の

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一六 一般労働 者派遣、 一般労働 者派遣の 許 可 に係 る不正行 為、事業停止命令 違反及び特定派遣元事業主 による事業廃止命令違反 一億円以下の罰金 刑 ③ 無届 で の 特定労働者派 遣、特定派遣元事 業主による名義貸し及び業務改善命令違反 三千万円 以 下の罰金 刑 (第六十 二条関係 ) 2 罰則 の 新 設 イ 情を 知っ て 、 第四 条第 一項の規 定に違反し て 労働 者派遣事 業を行う 者から 、 港湾運 送 業務、建 設 業務、警 備業務、物の製造の業務等につい て 、労 働者派遣の役務の提供を受けた 者は、一年以下の 懲役又は百万円以下の罰金 に処する ものとす ること。 (第五十九条第一号の 二関係) ロ 第四 条の 二第 一項の規 定に違反 した者は 、一年以 下の懲役又は百万円以下の 罰金に処するもの と する こと。 (第五十九条第一号の 三関係) ハ 情を 知っ て 、 第四 条の 二第一項の規定に 違反し て 常時雇用する労働 者 で な い 者を労働 者派遣の 対 象とする一般派遣元事業 主 か ら 当該 常時雇用する 労働者 で ない者 に 係る労働者派遣 の 役務の提供を

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一七 受けた者は、一年以下の 懲 役又は百 万円以下 の 罰 金に 処するものとすること。 (第五十九条第一号の四関係) ニ 情 を 知っ て 、 許可 を受けない で 一般労働者派遣事 業を 行 う 者又 は 偽 りその 他 不正の 行 為 に より 許 可若し く は許 可の 有効 期間の 更 新を 受けた 者 から労 働 者派遣の 役務の 提 供を 受け た 者 は 、 一年以 下 の 懲 役又 は百万円 以下の 罰 金に処す るものとすること 。 (第五十九条第三号の 二関係) ホ 情を 知っ て 、 届出書を 提出しな い で 特定労働者派 遣事業を 行う者から労働者派遣の役務の提供 を 受けた者は、六月 以下の懲 役又は三 十万円以下の罰金 に処する ものとす ること。 (第六十条第一号の二関係 ) ヘ 法人の代表者又は法人若しくは 人 の代理 人 、使用人その他の従業者が、その 法 人又は 人 の業務 に 関し て 、 イからホ ま で の違反行為を したとき は、 行為 者を 罰す るほか、 その法人又は人に 対し て も 、 それ ぞれ の 罰 金刑 を 科 す る ものとす るこ と。 (第六十二条関 係 ) 派遣労働者に対する通知事項の拡大 派遣元事業主が労 働者派遣をしようとするときに第三 十四 条第 一項の規 定により 派遣労働 者に対して

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一八 あらか じ め 通 知しなけ ればならない事項に、次の事項を加 え るものとする こと。 ① 当該派遣 労働者 の 賃金に関 する事項 ② 当該労働者派遣 に 係る派遣 労働者一人当たり の労 働者派遣に関 する料金の額に関 する事項 ③ 当該労働者派遣 に 係る派遣 労働者一人当たりの労 働者派遣に関 する料金の額に占める当該派遣労働 者の賃金 の 額 の 割 合 ④ 健康保険法に よる健康保険の適 用に関す る事項並 びにその 適用があ る場合には当該派 遣労働者及び 当該派遣元事業主の負担に係る保険 料に関す る事項 ⑤ 労働者災害補償保険法による労 働者災害補償保険 の適用に 関する事 項及びその適用がある場合には 当該派遣元事業主の負担に係る保険 料に関す る事項 ⑥ 厚生年金保険 法による厚生年金の適用に関 す る事 項並びにその適用がある場 合には当該派遣労 働者 及び当該 派遣元事 業主の負 担に係る 保険料及び掛金に関 す る事項 ⑦ 雇用保険法に よる雇用保険の適 用に関す る事項並 びにその 適用があ る場合には当該派 遣労働者及び 当該派遣元事業主の負担に係る保険 料に関す る事項

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一九 (第三十四条第一項関係) 派遣 先 に 対する 通 知事 項 の 拡大 1 派遣元事業主が労働者派遣 をす ると きに第三十五 条第一項の規定に より派遣先に対して 通 知し なけ ればなら ない事項に、次の 事項を加えるものとするこ と。 ① 当該労働者派遣 に 係る派遣 労働者 の 賃金に関 する事項 ② 当該労働者派遣 に 係る派遣 労働者が健康保険組合の組 合員で あ る場 合には 、 当該 派 遣 元事業主 の 負担に係る保険料に関 する事項 ③ 当該労働者派遣 に 係る派遣 労働者 に 労働者災害補 償保険法による労 働者災害 補償保険の適用が あ る場合には、当該 派遣元事 業主の負 担に係る保険料に 関する事項 ④ 当該労働者派遣 に 係る派遣 労働者 に つい て 育 児・ 介護休業法の規定により所定労働時 間を超えて 労働さ せ てはならない場合には、その旨 ⑤ 当該労働者派遣 に 係る派遣 労働者 に つい て 育 児・ 介護休業法の規定により育児・介護 休業法第 十 七条第一項の制 限 時間 を超え て 労働時間 を延長し て は ならない場合には 、その旨

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二〇 ⑥ 当該労働者派 遣に係る 派遣労働 者について 育 児・介護休業法の規定により午 後十時から午前五 時 ま で の間におい て 労働さ せ てはならない場合には、その旨 ⑦ 当該労働者派 遣の期間中に当該 派遣元事 業主にお い て 実施する予定の派遣労 働者に対する教育 訓 練の 時 期 及び内容 2 派遣元事業主 は、第三 十五条第 一項の規 定により 派遣先に通知した事項に変更があったと きは 、そ の旨及び当該変更があった 事項を当該派遣先 に通知しなければならないものとす ること。 (第三十五条関係 ) 十二 労働 組合 等に対 す る通知 派遣先は、労働者派遣 の 役 務の提供 を受けると き は 、 当該派遣先の事業所に、労働者 の過半数 で 組 織 する労働組合がある場合 に おい てはその労働組合 に対 し、 労働者 の 過半数 で 組織する労働組合が な い場 合にお い て は 労 働 者の過 半 数を 代表する者に 対し 、次 に掲げる 事項を通 知しなけれ ば なら な い もの とす るこ と。 ① 派遣労働者が従事 する業 務 の内容、派遣労働者が労働者派遣 に 係る労働に従事 す る事業所 の名称、

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二一 派遣就業の場所、労働者派遣 の 期間及び派遣就業 をす る日、派 遣就業の 開始及び 終了の時刻並びに 休 憩時間並びに これらの内容の差 異に 応じた派 遣労働者の人数 ② 派遣元事業主の氏名 又 は名 称 ③ 当該労働者派 遣に関す る料金の 額 ④ 当該労働者派遣 に 係る派遣 労働者 の 賃金に関 する事項 ⑤ 当該労働者派遣 に 係る派遣 労働者 に 対 す る健康保 険法による健康保険、 労働者災害補償 保 険法によ る労働者災害補償保険、厚 生年金保険法による厚生年 金及び雇 用保険法 による雇 用保険の 適用に関 す る事項 ⑥ その 他厚生労 働省令 で 定める事項 (第三十九条の二関係) 事業 運営 の状 況 に 関 す る情報の公 開 派遣元事業主は 、 派遣 労 働 者になろうとす る 者及び労 働者派遣 の役務の提供 を受けよ うとする者が派 遣元事業主を適切に選択 す る こ とが できるよう、 労働 者派遣事業 を 行う 事業所ごとの当該 事業に係る次

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二二 に掲げる 事項を 公 開しなければなら ないもの とするこ と。 ① 派遣労働者 の 数 ② 労働者派遣 の 役務の提供 を 受けた者 の数 ③ 労働 者派遣を することを約した 契 約の 件数及び労 働 者派遣の 期間別の内訳 ④ 派遣労働者 の 賃金に関する事項 ⑤ 派遣労働者一人当たりの労働者派遣に関する料金の額に関する事項 ⑥ 派遣労働者一人当たりの労働者派遣に関する料金の額に占める派遣労働者 の 賃金の額の割合 ⑦ 派 遣 労働 者 に 対 し て行っ た 教 育 訓 練 の 実績 ⑧ その 他厚生労 働省令 で 定める事項 (第二十三条の二関係) 十四 紹介予 定 派遣 に 係 る労働者 派遣 契 約 の内 容 労働 者派遣契約が紹介 予定派遣に係るもの で ある場合にあ っ て は、労働者派 遣契約の 締結に際し、当 該 職 業紹介により 従事すべき 業 務の 内容及び労働条件その 他の 当該紹介 予定派遣に関する 事項を 定 めな

(23)

二三 けれ ばな らな いも のとす る こ と 。 (第二十 六条 第一項第 九号関係) 一般労働者派遣事業の許可及び特定 労 働者派遣事業 の開始の欠 格 事由 の追加 次に掲げる者 を一般労働者派遣事業の許可及び特定労 働者派遣事業 の開始の欠格 事由として 追 加 す る ものとす ること。 ① 特定 労働者派遣事業 の 廃止を命 じられ、 当該命 令 の日か ら 起算し て 五年を経 過しない者 ② 一般労働者派遣事業の許可 を取り消され た者 又は特定 労働者派遣事業 の 廃止を命 じられた者が法人 で あ る場 合(欠格 事由に該当したこ とによる取消し又は廃止の 命令の 場 合につい て は 、当該法人が第 六条第一号又は第二号に規定 す る者に該当する こ とと なったことによる場合に限る。)におい て 、 当 該取消し又は命令の処分を 受ける原 因とな っ た事項が発生し た 当時現に当該法人の役員 ( 業務を 執 行 する社員 、取締 役 、執行 役 又はこれ らに準ずる者 を い い、相談 役、顧問その他いかなる 名 称を有す る 者 で あるか を 問わず、 法人に対 し業務 を 執行する社員、 取 締役、執 行役又は これらに準ずる者 と同等 以上の 支 配力 を 有 するものと認められる者を 含 む 。④におい て 同じ。) で あ った者 で 、当該取消し又 は命 令の日か ら起算 し て五年 を 経 過 しないもの

(24)

二四 ③ 一般労働者派遣事業の許可 の取消し又は特定 労働者派遣事業 の 廃止の命 令の処分に係る行政手続法 の規定に よる聴聞の通知 が あった 日 から当該処分をす る日又は処分を し ない こ と を決定す る日まで の 間に一般労働者派遣事業の廃止の 届 出 又 は特定 労 働者 派遣事 業 の廃止の 届出を し た者(当該事業の 廃 止につい て 相 当の理由がある者 を除 く。) で 、当該届出の日から起算して 五 年を 経過しな いもの ④ ③の 期間内に 一般労働 者派遣事 業の廃止の 届 出又 は特定労 働者派遣事業の廃 止の 届出をした者が法 人で あ る 場 合 に お いて 、 ③ の 通 知 の 日 前 六 十 日 以 内 に 当該法人 (当該事 業の廃止 につい て 相当の理 由 がある法人 を 除く。) の役員 で あった者 で 、 当該届出の日か ら 起算 し て 五年 を経過しないも の ⑤ 暴力団 員 又は暴力団 員 でなく な った日から五年 を 経 過 しな い者(⑥及び⑦におい て 「 暴力団 員 等」 とい う。) ⑥ 暴力団 員 等がその事業活動 を支配する者 ⑦ 暴力 団員等を その 業務 に従事させ、又は その 業務の 補 助 者 とし て 使 用するお それのあ る者 (第六条関係) 第二 職業 安定 法の一部 改正

(25)

二五 法人の代表者又は 法人の代理人、使 用人その 他の従業 者が、そ の法人の 業務に関して 、① から③まで の 行 為者 を罰するほか、その法人に対し て そ れぞれ①か ら ③ま での 罰 金 刑を 科 す る ること。 暴行 、脅迫、監禁その 他精神又 は身体の 自由を不当に 拘束する手段による労 働者供給及び公衆 衛生又 は公衆道 徳上有害な業務に就かせる目的 で の 労働者供給 二十万円以上三億円以下の罰金刑 労働 者供給事 業の許可に係る不正行為、事業停止 命令違反 及び無許 可 で の労 働者供給 一億円 以 下の 罰金刑 業務 改善命令 違反、虚偽広告等による労 働者供給 及び労働 条件が法令に違反する工場 事業場等のた め の労働者供給 三千 万円以下の罰 金刑 (第六十七条関係 ) 雇用 保険法の一部 改正 派遣 労働者及び短時間 労働者 を 、雇用保 険の 適用対象 者とする ものとす ること。 (第四条第一項及び第六条第一号の 二関係)

(26)

二六 第四 高年齢者等の雇用の 安 定等に 関 する法 律 の一部改正 シル バー人材センター につい て 、 届 出に より、 有 料の 職業 紹介事業を行うこ とが でき るものとすること 。 (第四十二条第二項及び第三項関係 ) 第五 施行期日等 一 施行 期日 この法律は、公布の日か ら 起算し て 六月を超えない範 囲内にお い て 政令で 定 める 日から施行するも の とするこ と。ただし、次に掲げる事項は、それぞれ次に定める 日 か ら 施行するものとすること。 ① 第四 平成 二 十 二年四 月 一日 ② 第一の八3イ①の一部・②及びロ並びに 十一1④ 育児休 業 、介護 休 業等育児又は家族介護を 行 う 労働者の福祉に関する法律及び雇用保険法の 一部 を改正する法律(平成 二十一年法律第 号) の 施行の日 ③ 第一の四及び五(これ らに係る 罰則等を 含む。) 公布の 日 から 起 算 して 三 年 を超え な い範囲 内 に おい て 政 令 で 定める日

(27)

二七 経過 措置 この法律の施行に関し必要な経過措置 を定めるものとする こ と。 検討 政府は、この法律の施行後三年以内に、 こ の法律による改正後の労働者派遣事業の適正な運営の確保 及び派遣労働者 の 就業条件の整備等に関 する法律の施行の状況につい て 検討 を加え、その 結果に基づい て必 要 な 措 置 を講 ず る も の と す る こ と 。 ( 附則関係 ) その 他 その他所 要の規定を 整 備す るものとすること 。

参照

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