臨床における情報共有のための看護用語標準化の課題
−看護行為の名称と内容に関する対応の実態−
The Problem of Nursing Common Language for the Information
Sharing in Clinical Practice
The fact-finding in regard to the correspondence between name and content of
nursing action
水流聡子
1中西睦子
2太田勝正
3村嶋幸代
4Satoko TSURU Mutsuko NAKANISHI Katsumasa OTA Sachiyo M
URASHIMA中根薫
2河口真奈美
2片山京子
2出羽澤由美子
2Kaoru N
AKANEManami K
AWAGUCHIKyoko K
ATAYAMAYumiko D
EWAZAWA近年の情報技術の急速な発展は、電子カルテによる医療従事者間の情報共有の現実可能性を促進し、 看護用語の標準化は急務の課題となっている。しかし、看護実践を記述する共通言語として認知された 用語体系は、未だ存在していないのが実状である。看護に対するニーズは、当該国の医療の制度・文化 によって異なるため、国際的な標準化作業は容易ではない。また当該国の中においても同様である。本 研究では、わが国の看護実践の中で用いる看護行為名称の標準化を目的として、行為名称と行為内容を 調査し、両者の一致状況を分析した。まず調査手法の開発を行い、その手法を用いてデータを収集し、 分析を行った。その結果、行為名称と行為内容との一致率が定量的に示された(成人領域 86%・小児領 域 77%・精神領域 81%・在宅領域 80%・母性領域 41%)。
(キーワード:看護、用語、行為、標準化, 情報共有)
1広島大学医学部保健学科 〒734-8551 広島市南区霞 1-2-3 2神戸市看護大学看護学部
3長野県看護大学看護学部
4東京大学大学院医学系研究科地域看護学分
野
E-mail address: [email protected]
1
Institute of Health Sciences, Faculty of
Medicine, Hiroshima University
1-2-3 KASUMI, MINAMI-KU,
HIROSHIMA 734-8551 JAPAN
2
Kobe City College of Nursing
3
Nagano College of Nursing
4
Department of Community Health Nursing,
Graduate School of Medicine, The University
of Tokyo
The rapid development of the recent information technology promotes actuality possibility of information sharing between medical workers with electric patient record system, and the standardization of the nursing terminology becomes a problem of the urgency. However, what does not exist still is true for terminology system recognized as the common language, which describes the nursing practice. Since it is different by medical system and culture of this country for needs for the nursing, the international standardization work is not easy. And, it is similar in this country. In this study, action name and action content were investigated for the purpose of the standardization of nursing action name used in nursing practice of our country, and both correspondence situations were analyzed. To begin with, the research method was developed, and the data was collected using the technique, and the analysis was carried out. As the result, rate of correspondence between action name and action content was quantitatively shown ( adult nursing 86%,pediatric nursing 77%, psychiatric nursing 81%, home health nursing 80%, maternity nursing 41% ).
(Keywords: nursing, language, action, standardization, information sharing)
1. 目的
わが国の診療報酬制度は、ある診療行為あるい は行為のセットに対する標準価格を設定してい る。そのため、一定の診療内容に対して、ある診 療行為名称が対応しているといえる。レセプト監 査と病院収入に対するインセンティブメカニズ ムによって、診療行為名称を使用する場合には、 それらの名称と内容との対応が、共有されやすく なる。これに対し、看護行為の多くは、個別には この診療報酬制度の中で価格づけされていない ため、診療行為に比較すると、その名称と内容と の対応は保証されていない可能性が高い。しかし、 これまで、わが国の看護行為の命名状況や、名称 と内容との対応状況について、精緻に調査した研 究はみられない。 このような看護実践を表現する用語の問題は、 国際的にも議論されており、看護実践を表現する 「共通用語」や「標準分類」が数多く開発・紹介 されてきた。その中で、国際的に認知されるよう になった代表的なものとして、用語に関しては、 看護的問題のアセスメント結果を示す「看護診断 ラベル」が、いくつかの方式で認知・紹介されて いる1)2)3)。また看護実践の分類としては、看護介 入 分 類 で あ る NIC(Nursing Intervention Classification) 4)、看護成果分類であるNOC(Nursing Outcome Classification) 5)、看護現象(何が起こっ ているのか)・看護行為(効果が確認されている 看護の介入)・看護成果(対象や状況にもたらし た成果)という一連の過程を表現するための ICNP(International Classification for Nursing Practice:国際看護実践分類) 6)7)8)9)がその代表的な ものといえる。しかし、現段階では、未だ国際標 準も、またそれぞれの国における国内標準も、合 意に至ったものは存在しない。 一方、このような看護用語・看護分類の標準化 の状況とは無関係に、近年の情報技術の急速な発 展が、電子カルテ10)11)による医療従事者間の情報 共有の現実可能性を促進している。電子カルテ開 発の中で、看護用語の標準化は、医療従事者間の 情報共有に基づくチーム医療の実現にとって、必 要不可欠なものといえ、国際的な組織の中で、意 識され始めている。医療情報の交換規約である HL7に対する意識が看護の中でも高まりつつあ り、またHL7側も看護情報項目の盛り込みを意識 している現状にあるといえる。ISOのワーキング グループ(TC251)の中で看護の分類も組み込ま れようとしている。 看護の中のこのような国際的動向は欧米主導 で行われている状況にあるが、国際的に共通言語 として認知された看護実践のための用語体系は、 未だ存在していないのが実状である。看護に対す るニーズは当該国の医療制度・文化等によって異 なるため、国際的な標準化作業は容易ではない。 また当該国の中においても同様である。 そこで本研究では、わが国の日常的な看護実践 の中で、看護師が自らの行為に名付けた行為の名 称と実際の行為内容との一致状況に着目した。ま ず安定したデータ精度を維持するための調査手 法の開発を行い、その手法によって収集されたデ ータを用いて看護行為につけられた名称とその 内容との対応状況について分析した。本報告では、 その調査手法と、分析結果について報告する。2.方法
2.1.調査手法の開発 2.1.1.共有できる看護行為用語の開発に向 けた作業目標の設定 本研究では、わが国の臨床現場における看護実 践を表現する「用語(看護実践行為の名称)」の 開発と共有を目指している。この場合の共有とは、 狭義には看護領域間の、また広義には医療従事者 間・医療従事者-患者間の共有を意味している。 またこれらの用語開発を通して、「看護実践(実 施した看護行為)」の構造と機能に関する何らか の知見を得ることも目的としている。これらの目 的を達成するために、以下の5つの具体的な作業 目標を準備した。 ① 現場の看護師が何を根拠として、どのよう な一連の看護行為を行い、その行為をどの ような名称で呼んでいるのか、という看護 実践の現実を、「オリジナルデータ」として 収集し、記述すること ② そのオリジナルデータの中から、「看護実 践を表現する共通用語」の開発にとって有 用な情報となる項目を抽出し、項目の性質 および項目間の関係をあきらかにすること ③ 上記①②のプロセスを、異なるいくつかの モデル看護領域で実施し、少なくとも看護 実践の中での用語の共有化をめざすこと ④ 上記③のデータ構造を準備した上で、開発 しようとする看護実践用語がもつ構造的・ 機能的性質について、領域を越えて共通す る部分と、各領域に特化する部分(各領域 に特徴的な部分)の整理を行うこと ⑤ 看護実践を表現する看護行為の用語開発に とって必要な全体的視点の整理を行うこと 2.1.2.調査手法開発を伴う研究プロセスと 研究チームの構成 前述の作業目標を達成するために、データ収集 およびデータ抽出のための手法の開発と、データ 収集・抽出・分析を実施する研究チームの構成が、 重要な鍵となる。これらを考慮して、本研究のプ ロセスは、以下の4部から構成された。 第1部:調査分析手法の開発 第2部:調査手法の各領域への適応 第3部:分析方法検討と領域別分析 第4部:領域別分析結果の統合 これらの研究プロセスを実施する研究チーム の構成は、①全体統括を担当するリーダー1名を 中心として、「各領域で用いられている用語のデ ータ収集と分析を担当する②各領域担当チーム (成人看護領域6名・小児看護領域3名・母性看 護領域3名・精神看護領域3名・在宅看護領域5 名)」と、「領域を越えた共通的性質と領域に特徴 的な性質を整理・検討する③統合担当チーム(8 表2 調査の対象と時期 成人領域 小児領域 母性領域 精神領域 在宅ケア領域 対象施設数 10 6 6 4 8 対象者人数 68 28 39 23 25 調査時期 平成.9.6∼ 平成.9.11 平成.10.7∼ 平成.11.1 平成.10.11∼ 平成.11.4 平成.10.11∼ 平成.11.3 平成.10.8∼ 平成.11.3表1.研究プロセスと研究チームの関係
成
人
小
児
母
性
精
神
在
宅
統合担当 全体統括
第1部:調査分析手法の開発○
○
○
第2部:調査手法の各領域への適応○
○
○
○
○
第3部:分析方法検討と領域別分析○
○
○
○
○
○
○
第4部:領域別分析結果の統合○
○
名)」から成る。臨床現場における看護ケアは、 「診療補助」と「対象の生活を支援する役割」を もつ。本研究では、両者の視点にもれがないよう に、(a)成長発達レベルがケア内容に差異を与える 点に配慮して母性看護・小児看護・成人看護(本 研究では老人までの幅をもつ)領域を、(b)精神障 害がケア内容に差異を与える点に配慮して精神 看護領域を、(c)サービス提供の場(医療施設と自 宅)の違いがケア内容に差異を与える点に配慮し て在宅看護領域を準備した。看護実践を記述する 用語を抽出するための研究手法が確立されてい ないため、これらのチーム構成は、最低限必要と 判断される。 前述の各研究プロセスと研究チームとの関係 を整理すると、第1部は成人看護領域担当チーム と統合担当チーム・全体統括が遂行し、第2部は 各領域担当チームが、また第3部は各領域担当チ ーム・統合担当チーム・全体統括が、第4部は統 合担当チームと全体統括、が主として実施した (表1)。 各チームはチーム内での作業を個別に行うと ともに、定期的に合同会議をもち、調査研究上の ずれを最小化するよう注意した。なお、各領域担 当チームのメンバーは、当該領域の複数の研究者 から、統合担当チームのメンバーは基礎看護学領 域の複数の研究者から構成されている。 2.1.3.調査方法 本研究に必要なデータは、実際の看護を行った 看護師本人から定性的に収集することが必須で あるため、面接調査の手法を用いた。面接調査に よって得られる個々のデータのばらつきを最小 化した上で、看護師の意識と行為の現実を詳細か つ具体的に抽出するために、以下のような方法を とった。 2.1.3.1.面接調査の対象と調査時期 面接調査の対象となる看護職は、原則として3 年以上の勤務経験を有する者であり、看護部の紹 介を経た後、本人の了解を得た者に対して面接調 査が実施された。成人・小児・母性・精神・在宅 の5領域それぞれについて、表2に示す構成で調 査を実施した。調査対象施設総数は 34、調査対象 者総数は 183 名であった。 2.1.3.2.面接調査者 面接調査者は、本研究メンバーの他、「一定の トレーニング」によって信頼性が保証できると研 究メンバーが判断した者とし、看護系大学の助 手・大学院生・臨床看護師から選定された。面接 調査者の信頼性を高めるための「一定のトレーニ ング」として、事前に面接調査者研修プログラム を企画し実施した。研修プログラムは、「研究の 概要(15 分)、インタビューのすすめ方(25 分)、 インタビューのロールプレイング(95 分)、イン タビュー回答整理用紙の記入の仕方(15 分)」か ら構成されており、合計2時間 30 分をかけて、 研究メンバーの指導により実施された。特にイン タビューのすすめ方では、面接場面のビデオを制 作し、単に面接手順だけではなく、面接の雰囲気 や質問の仕方、面接における非言語的な部分等も 伝わるようにした。またロールプレイングを組み 入れることで、より実際の面接に近い体験とふり かえりができるよう工夫した。インタビュアーと して選定された看護系大学の助手・大学院生・臨 床看護師はいずれも、最近の臨床経験を3年以上 有する者であるため、最近の臨床現場の状況を理 解する上で問題はないと判断された。またこの研 修プログラムを修了した時点で、面接調査の方法 が理解・修得でき、実調査に問題なしと、本人・ 指導者ともに確認できた。以上により、面接調査 者の問題はないと判断された。 2.1.3.3.質問紙 本研究で用いた「看護実践の用語に関する調査 用紙」は、対象となる看護師の属性、当日接した 患者のうちその看護師が選択した患者1名の概 略、及び看護職が午前あるいは午後その患者に対 して行ったことの時系列な説明、が記載できるよ う設定した。 2.1.3.4.質問紙への記入と面接調査の方 法 日勤終了後、病棟婦長から紹介された調査対象 者に調査の目的と方法を説明し、再度承諾を得た 上で、前述の質問紙への記入を依頼した。その後、 調査対象者が選択した患者の概略について説明 をしてもらい、患者に関わった場面を時間経過に 沿って詳しく語ってもらった。面接に際しては、 対象者が自由に表現できるように「この患者さん はどんな人ですか」、「今日この患者さんに対し て行ったことを聞かせて下さい」といった質問か ら入り、徐々に話の内容を深めながら、その場の 状況や、看護職の思考・判断などについて詳細に 聞いていった。またこの面接調査の過程は、調査 対象者の承諾を得てテープに録音した。 2.1.3.5.面接調査で収集された生データ からの分析用データ抽出作業 面接調査によって得られた質問紙と録音テー
プから、インタビュー回答整理用紙に準備された 項目に該当するデータを抽出した。抽出された項 目は、以下の7種類であった。 ① 行為ラベル:調査対象者となった看護 師が調査用紙に記述した(自己申告した)看 護実践の行為名称 ② 行為の判断根拠:看護職が当該行為を 必要と感じた理由 ③ 行為の内容:「行為ラベル」の行為手順 あるいは判断 ④ 行為のねらい:「行為ラベル」のねらい ⑤ 行為ラベルの仮分類: 看護教育で広く 使われている看護技術の教科書を参考にし て準備した、行為ラベルの上位概念を示す分 類名。 ⑥ 同時行為のラベル:調査対象の看護師 が申告した「行為ラベル」とは異なる看護実 践を同時に行っている場合にこれを「同時行 為」とよび、その同時行為に当該看護職がつ けた行為名称。ただし、当該看護職が当該同 時行為を認識していない場合には、研究者が 判断してつけた行為名称。 ⑦ 同時行為の仮分類:⑤の仮分類を用い た。 第1段階として、面接を実施した面接者が個々 の面接資料から上記①∼⑦のデータ抽出作業を 行った。抽出データの信頼性を高めるために、第 2段階として、当該領域担当チーム内で再度この 抽出作業を行い、本作業に参加したチームメンバ ー全員の一致状況を確認した。一致していない場 合には、話合いにより妥当と考えられる結果に収 束させた。また領域別担当チーム内で疑義が残る 場合には、第3段階として、全体の合同会議に持 ち込み、全体の意見として統一させた。 2.2.分析方法 分析は以下の手順で行った。 1) 分析データ一覧表の作成。一覧表は得られた 行為ラベルを1レコードとするデータの集 合体とした。その項目は、行為ラベル番号・ 行為ラベルコード・行為ラベル・仮分類・行 為のねらい・行為内容・行為ラベルの表現形 式の分類・行為ラベルと行為内容との包含関 係のパタン分類・同時行為ラベル・同時行為 仮分類・同時行為のねらい・同時行為内容、 という12項目から構成された。 パタン1(一致):行為ラベル=行為内容 パタン2(過小):行為ラベル<行為内容 パタン3(過大):行為ラベル>行為内容 パタン4(一部一致):行為ラベルと行為内容が部分的に重なる パタン5(不一致):行為ラベルと行為内容が全く重ならない 図1 行為ラベルと行為内容の関係 行為ラベル 行為内容 ラベル 行為内容 行為ラベル 内容 行為ラベル 行為内容 行為ラベル 行為内容 行為ラベル 行為内容 行為ラベル
2) 行為ラベルと行為内容との包含関係のパタ ン分類 本研究では、行為ラベルと行為内容との一致度 に注目し、一致の状況を以下に示す5つに分類し た(図1)。この分類に該当する行為ラベルを集 計し、領域間の比較を行った。 ① 行為ラベルと行為の内容が一致している ② 行為ラベルが行為の内容を過小表現してい る ③ 行為ラベルが行為の内容を過大表現してい る ④ 行為ラベルと行為の内容の一部が一致して いる ⑤ 行為ラベルと行為の内容が不一致である
3.結果
「調査対象者自身が表現した行為ラベル」と 「調査対象者自身が説明した行為内容」が一致し ているか否かについて、両者の関係を表3に示す 5つに分類して、各領域別の一覧表を作成し、そ の傾向と、分類されたそれぞれのパタンのもつ意 味について検討した。 臨床現場における用語使用の実態について、代 表的な領域である「成人看護領域」を例として示 すと、過小表現、過大表現、一部一致、不一致の 具体例は、表4・表5・表6・表7のように整理 された。表3 記述された行為ラベルと語られた行為内容の包含関係パタン
関係パタン
記述された行為ラベルと 語られた内容のパタン行為ラベルの件数
成人領域 小児領域 母性領域 精神領域 在宅ケア
領域
1
行為ラベルと行為の内
容が一致している
376件
(
86.8%)
143件
(
77.1%)
118件
(
41.4%)
120件
(81.1%)
176件
(80.0%)
2
行為ラベルが行為の内
容を過小表現している
27件
(6.2%)
25件
(
13.6%)
138件
(
48.4%)
7件
(4.7%)
4件
(
1.8%)
3
行為ラベルが行為の内
容を過大表現している
1件
(0.2%)
5件
(
2.7%)
1件
(
0.4%)
18件
(12.2%)
21件
(
9.5%)
4
行為ラベルと行為の内
容の一部が一致してい
る
11件
(2.6%)
0件 5件
(
1.8%)
0件
0件
5
行為ラベルと行為の内
容が不一致である
18件
(4.2%)
111件
(
6.0%)
10件
(
3.5%)
3件
(2.0%)
19件
(
8.6%)
判定不能
−
−
13件
(
4.6%)
−
−
計
433
184
285
148
220
表4 行為ラベルが行為内容を過小表現している例(成人領域) No. 行為ラベル (本人の申告し た行為名称) 看護技術学に おける一般的 分類 行為の内容 (本人の申告した行為の内容) 根拠 (研究者が過小表現と判断した理 由) 1 移動 移送 他のナースに依頼。移動。固定。包帯を軽く巻 く。声かけ。家族に散歩を依頼。観察。 患者を移動させるだけでなく、包帯 を巻いたり家族に散歩を依頼して いる。 2 X−P出診介助 移送 患者を迎えに行く。ベッド移動の介助。X-P撮 影室まで移動。X-P撮影技師にも移動の介助 を依頼する。X-P撮影用の台上に上がるのを介 助。ベッドに移動。自室に移動して戻る。 X-P撮影に連れていくだけでなく、 撮影時の介助、帰室時の移動まで 行っている。 3 トイレ歩行介助 移送 臥位から座位への介助。スリッパの用意。便器 に座るときに着物・T字帯をまくる。終わったら 呼んでくださいと言って、トイレの外に出た。時 間が長いので見に行った。便の観察、処理。 肛門周囲の観察と清拭。ウォシュレットで陰部 洗浄。座位から臥位時足を持ち上げる。 トイレへの歩行を介助する他に患 者の安全に配慮し、便の観察・記 録、陰部の保清も行っている。 4 ROM 看護リハビリ ベッド上で施行。上肢は健側で患側を支えて 貰い自分で挙上運動10回実施。下肢の運動 は介助により施行。足関節から膝関節まで10 回づつ実施。 関節可動域を調べるだけでなく、関 節可動域の拡大のための機能訓練 まで行っている。 5 吸引 呼吸管理 吸入後の吸引の必要性について説明。ネブラ イザーと酸素をMIXして吸入後すぐ吸引す る。痰の性状を観察。トラキオマスクよりTピー スに変更する。 必要性について説明し、痰の性情 も観察している。 6 下肢褥瘡のチェ ック 情報収集 膝の下に毛布の折りたたんだものを入れる。硬 結部にビーズマットをセッティング。硬結部をチ ェックし除圧の確認をする。奥さんに体位交換 の指導をする。 除圧ケアと家族への指導も行って いる。 7 (昼)注入 食事介助 注入前にタッピング吸引を頻回にする。イリゲ ーターに入れ保温して開始する。体位は70か ら80度までアップ。一休みしてから注入。 経管栄養の注入前に誤嚥防止の ための行動を行っている。 8 尿器交換 排泄介助 尿器を交換。尿量・性状の観察。記録。排尿に 対する本人の訴えをよく聞く。排尿介助の必要 時には遠慮せずにナースコールするように話 す。 尿器を交換するだけでなく、尿の観 察や訴えも聞いている。 9 検温 VS測定 バイタルサイン測定。呼吸音の観察。腹部状 態の観察。ガーゼ汚染の有無観察。下痢の有 無を聞く。ドレーンの排液量観察。 術創と消化器症状の観察も行って いる。 10 IVH挿入介助 輸液管理 Drから患者へのIVH挿入についての説明を 把握。患者の思いを確認。Drと患者の間に入 り調整役となる。IVH挿入の準備。挿入しやす い体位を作成。止血の介助・確認。IVH挿入 中の観察(気分不快の有無・疲労感)。頭の位 置を元に戻す。ベッドの柵を戻す。患者の布 団や衣服を整える。後片づけをする。止血状 況を確認。IVH挿入後の患者の状態を観察。 処置後に患者に安心感を与える。 挿入介助の前にDrと患者の間に入 り調整役となっている。
表5 行為ラベルが行為内容を過大表現している例(成人領域) No. 行為ラベル (本人の申告 し た 行 為 名 称) 看 護 技 術 学 に お け る 一 般的分類 行為の内容 (本人の申告した行為の内容) 根拠 (研究者が過大表現と判断し た理由) 1 創の管理 創の管理 創が濡れないようにカバーすることの必 要性を説明。通気ができるよう、ゆとり をもってビニールを巻いた。 創が濡れないようにビニール を巻いただけである。 表6 行為ラベルと複数の行為内容が一部一致している例(成人領域) No. 行為ラベル (本人の申告 し た 行 為 名 称) 看 護 技 術 学 に お け る 一 般的分類 行為の内容 (本人の申告した行為の内容) 根拠 (研究者が一部一致と判断し た理由) 1 端坐位 ADL拡大 時間の設定。観察。下垂坐位。背中を支 える。足踏みトライ。立位を試みる。 ADLの拡大をねらった看護 リハビリである。 2 内服の説明 指導 食直前に内服薬を渡すと食欲を低下させ ることや、飲水に関する患者の誤解につ いて検討。正しい内服方法を説明する。 与薬時間の再設定を説明。ドクターから も指示が出ることを念押しする。 患者に説明する前に検討して いる。 3 腸雑音等腹部 の観察 情報収集 呼吸の観察。腹部膨満、腸音の観察。ス トマの観察(ガス・便・性状)。声かけ。 通常の腹部の観察ではなくス トマの観察である。 4 食事のセッティン グ 食事介助 ギャッジアップ。少しづつよそう。摂取 量の観察。 セッティングだけでなく食事 介助も行っている。 5 食事配膳 食事介助 配る、食事摂取量の観察。 摂取量の観察も行っている。 6 検温 VS測定 一般状態の観察、左麻痺の状況判断、前 日の排尿、排便回数の確認 測定だけでなく、観察により アセスメントも含む。 7 検温 VS測定 前日の患者の状態を記録から情報収集す る。患者から体温を聞く。発熱時の随伴 症状の有無を確認する。血圧測定。歩行 時のふらつきの有無を確認。下痢の有無 を確認。グル音聴取。腹痛の有無を確認。 測定だけでなく、観察により アセスメントも含む。 8 寝衣交換 病衣の交換 清拭と同時に寝衣交換。話をしながら行 う。 清拭を行っている。 9 シーツ交換 病 床 環 境 管 理 全身清拭しながら側臥位時一緒に敷き込 み交換。 全身清拭を行いながら交換し ている。 10 MC(マウス ケア) 保清 吸引の目的を説明。吸引手袋を使用して イソジンガーグルの希釈液に綿花及びガ ーゼを浸し、ケリーに巻いて口唇・歯肉 を拭く。呼吸音・呼吸数・顔色の観察・ 発声量(モニター)。 吸引の目的を説明し、観察し ながら行っている。 11 清拭・足浴 保清 スキナベープを使用し、タオルを絞って 清拭。 乾拭き。全身の皮膚の観察。清拭 の前後に血圧測定。 心拍は清拭中モニタ リングで確認。石けんで足を洗った。 モニタリングや血圧測定をし ながら清拭している。
表7 行為ラベルが行為内容と一致していない例(成人領域) No. 行為ラベル ( 本 人 の 申 告 した行為名称) 看 護 技 術 学 に お け る 一 般 的 分類 行為の内容 (本人の申告した行為の内容) 根拠 ( 研 究 者 が 不 一 致 と 判 断 した理由) 1 挨拶 挨拶 訪室。 行 為 の 内 容 は 字 義 的 に 不 一致である。 2 散歩 移送 声かけ。全介助で起こす。腰ひも使用 してトランス。 行 為 の 内 容 は 移 動 の 介 助 である。 3 食事 依頼 吸引が終わっているので、食事いって くださいねと家族に説明して、[食事介 助]を行ってもらう。様子を見に行く。 [摂取量・摂取状況の把握]。 行 為 の 内 容 は 家 族 へ の 食 事介助の指示と摂取量・状 況の把握である。 4 骨 盤 底 筋 訓 練 確認 看護リハビリ 臥床で声かけをして1日20回本人の やる気がないので、娘・妻に手を入れ て効果を見るように説明。 ナ ー ス が 確 認 し て い る の ではなく、家族に確認を促 している。 5 喫 煙 場 所 の 説 明 指導 エレベーター前へ行こうとしていた理 由を尋ね、部屋へ戻り情報を得る。再 度行きかけたため説得するが困難。医 師による説明。「末期の1本」というこ とで医師より許可。喫煙室へ。 単なる説明ではなく、喫煙 を 希 望 す る 患 者 へ の 援 助 である。 6 離床指導 指導 自分でできることはするように説明。 部屋の移動後、ごみ箱、体温計、ベッ ドのことを説明。検温時自分でとって 計ってくださいと説明。清拭を隔日に することを説明。患者の意欲の確認。 行 為 の 内 容 は セ ル フ ケ ア 教 育 と 意 欲 の ア セ ス メ ン トである。 7 思いを知る 情報収集 話しをする。 行 為 の 内 容 は 字 義 的 に 不 一致である。 8 思いを知る 情報収集 話しの途中で少しずつ正しい知識を伝 える。 行 為 の 内 容 は 字 義 的 に 不 一致である。 9 検 査 に 対 す る 不 安 の 有 無 の チェック 情報収集 絶食はいらないことを告げる。休薬が ないことを念押しする。 検 査 に 対 す る 不 安 に つ い ては聞いていない。 10 車椅子移乗(PT に よ る 車 椅 子 移 動 指 導 の 場 面に同席) 情報収集 PTの説明を聞く。患者が説明を理解で きているか観察。 行 為 の 内 容 は 患 者 の 理 解 度の観察である。 11 食後の片づけ 食事介助 経管栄養物品の片づけ。胃瘻部の処理 行 為 の 内 容 は 経 管 栄 養 の 事後処理である。 12 間 食 摂 取 の 介 助 食事介助 60度までギャッチアップ 行 為 の 内 容 は 食 事 介 助 で はない。 13 挨拶 調整 一般状態の観察。検査処置など今日の 予定を知らせ、ケアのスケジュール(内 容・時間)を相談して決める。 ケ ア の ス ケ ジ ュ ー ル 調 整 を行っている。 14 おむつ交換 排泄介助 観察。褥瘡や肛門部の皮膚障害の確認。 行 為 の 内 容 は 臀 部 の 観 察 である。 15 寝 衣 交 換 の 介 助 病衣の交換 体動により嘔気増加はないかの確認。 行 為 の 内 容 は 介 助 で は な く、観察である。 16 内服介助 服薬管理 内服の状況を見ている。 介助しているのではなく、 モニタリングしている。 17 歯磨き 保清 坐位になる。含嗽。 歯磨きではなく、マウスケ アを行っている。 18 抗生剤点滴、持 続点滴の交換 輸液管理 薬ボトルの確認。 薬 ボ ト ル の 確 認 を し て お り、交換はしていない。
3.1.2割の行為ラベルがその内容と一致して いないということの意味 母性領域をのぞいて、8割前後の一致率を示し た。この結果からは、一般的に臨床で用いられて いる行為名とその行為が示す内容とのずれは少 ないともいえる。しかし、今回の調査で、約2割 の行為名が実際の行為内容と一致していなかっ たということに問題はないのだろうか。本研究で 集計した件数は、種類的な意味を有しており、臨 床現場においてどの程度登場する行為なのかは、 あきらかにされていない。つまり、この2割の用 語の出現頻度が多い場合には、たとえば、看護記 録の中には実際の行為内容を反映しない行為名 が頻回に記録されることになり、看護実践を過小 評価あるいは過大評価する危険性を増大させる。 よって、より多くの行為名称がその行為内容と一 致するように対応づけられる必要性がある。 3.2.看護領域において一般的に市民権を得て いる行為ラベルの命名上の問題 本調査では、母性領域をのぞいて、8割の行為 ラベルがその行為内容と一致しているという結 果を得た。しかし、これは決して、当該行為内容 に対して、最適な行為名が命名されているという ことを意味しているわけではない。本研究を通し て、看護師から自己申告された行為ラベルには、 表現上問題の多いものが多数存在した。たとえば、 母性領域における「悪露交換」は、ある一定の行 為内容に対して命名された行為ラベルで、看護領 域における市民権を得ていることばであるが、悪 露を交換するはずがなく、悪露用のパッドを交換 する行為である。このような例は大なり小なり、 存在した。用語とその用語が意味するところの概 念を対応づけることは、当該領域の用語体系を構 築する上で、重要である。その場合、当該概念を 示す最適な表現を選択することが、誤りの少ない 用語の使用法を促進する上で重要と思われる。 よって、今後、行為ラベルと行為内容が一致し た用語についても、行為ラベルの表現が妥当か否 かについて検討する作業が必要と考えられる。 3.3.階層構造的視点からみた行為ラベルの問 題 本研究で得られた行為ラベルと行為内容との 関係は、直接的な階層構造を示すものではない。 行為名が階層構造を成しているということを、3 階層の仮モデルで表現すると、表8のように表現 できる。今回得られた行為ラベルと行為内容との 関係を、この表で示すと、第3階層の行為内容を 第2階層の行為ラベルで対応づけているものも あるが、第1階層の行為ラベルで対応づけている ものも多くみられた。また第3階層の内容がすべ てそろっていないにもかかわらず、第2階層の行 為ラベルを該当させているものもみられた(過大 表現がこれに該当)。 このような階層構造の視点から、過小表現・過 大表現に分類された行為ラベルのみなおしと、整 理をしていくことも、有意義な作業と思われる。 表8 行為名の階層構造の仮モデル 第1階層 (第2階層行為をパッケー ジ化した行為名) 第2階層 (第3階層行為をパッケー ジ化した行為名) 第3階層 (具体的手順レベルの行 為名) A A1 A1-1 A1-2 A2 A2-1 A2-2 A2-3 A3 A4 B B1 B2 B2-1 B2-2 B2-3 B2-4 B2-5
3.4.その他の知見 個々の行為ラベルが、どのような用語を用い て、どのように表現されているかを分析した結果、 次の5つに分類された。 ①基本的な看護技術や看護行為を示す単語あ るいは句を用いて表現したもの ②基本的な看護技術や看護行為を示す単語あ るいは句に、時期・対象・具体的内容を特定する 単語を加えて表現したもの ③基本的な看護技術や看護行為を示す単語あ るいは句を2つ以上併記して表現したもの ④日常的あるいは口語的な表現の中に専門用 語を混ぜて表現したもの ⑤①∼④に該当しないもの さらに、時間的側面からみると、複数の行為を 同時に展開している場面が確認された。たとえば、 検温にいって、患者のベッドサイドで、a)バイタ ルサインの測定をしながら、b)患者と会話しなが ら心理的状態を観察し、c)必要時、身体に触れて 励ます、という場面が、それに該当する。このよ うな同時行為は、身体的なケアと情報収集の組合 せが多かった。
4.考察
看護行為を表現する用語開発のための、方法論 は確立されていない。今回、われわれは、現場の 看護師が使用している用語とその内容を、できる だけ忠実にデータに反映させるよう、注意深く調 査手法のステップを組み立てていった。それらは、 人(調査者・被調査者・分析者)によるデータの ばらつきを除去することに終始した。最終的に、 複数の分析者の合議形式で、ひとつひとつの行為 ラベルの名称と、その内容、両者の一致状況の決 定を、慎重に行った。 はじめに成人看護領域から調査手法のモデル を開発し、それを他領域に適用した結果、本調査 手法は十分に適用できることが確認された。すな わち、同じ調査手法で得られたデータとなったた め、異なる看護領域間の比較が可能となり、看護 行為を示す用語の共有化の問題をより明確にす ることを助けた。たとえば、一致度に関して、母 性看護領域にかなり問題があることが理解でき る。わが国の看護の経済評価手法を開発するため に行われた水流の初期研究の中でも類似の現象 がみられている13)。出産は比較的定型化している ため、標準化が比較的容易と推測された。そこで、 「出産に関わるケア」を研究対象として選択した が、実は施設や助産婦それぞれが、自施設や自分 のやり方を標準的方法だと思いこんでいるのに 近い状況であったという事実が確認された。 調査には、時間的・経費的限界があり、得られ た看護行為ラベルは看護全体を網羅的に示して いるものではない。しかし、ある程度の傾向性を 代表するデータとなっている可能性は高い。これ まで、直感的に感じていた看護行為名称と内容の 一致度の問題を、ある程度定量的に示すことがで きたものと考えられる。 この調査結果からは、電子カルテに向けて、看 護行為のマスターファイルを準備する際の問題 点が指摘される。すなわち、既存のマスターファ イルを複数集めて整理したものを、看護行為の標 準マスターファイルとして使用することの危険 性である。既存のマスターファイル内の行為名称 が、①適切な表現を採用しているか、②行為名称 と行為内容との対応がとれているか(個々の行為 名称の意味について定義が必要となるかもしれ ない)、③ある場面で同時に行う行為の存在を認 知しているか、などの問題提起を、本研究結果を 根拠として指摘できる。 既存のマスターファイルを、標準マスターファ イル作りに活用する場合には、その限界を明確に しておくことと、追加的な何らかの調査を行って、 的確な用語の補充を行うことが重要と考えられ る。 本研究は、「平成 10 年度∼11 年度文部科学省 科 学研究費補助金(基盤研究 (B)(2))課題番号 10470525、研究代表者 中西睦子」により実施さ れた。 【謝辞】本研究にご協力いただきました病院・訪 問看護ステーションおよび被調査者の方々に感 謝申し上げます。また本研究において各看護領域 を担当して下さいました以下の研究分担者・研究 協力者のみなさま(所属は研究終了時点)に感謝 申し上げます。 研究分担者 安藤幸子(神戸市看護大学看護学部) 大久保功子(信州大学医療技術短期大学 部) 小野智美(神戸大学医学部保健学科) 川野雅資(三重県立看護大学看護学部) 北島謙吾(三重県立看護大学看護学部) 近森栄子(神戸市看護大学看護学部) 高橋千恵子(神戸市看護大学看護学部) 田上明日香(神戸市看護大学看護学部) 西村友紀(神戸市看護大学看護学部)二宮啓子(神戸市看護大学看護学部) 林学美(神戸市看護大学看護学部) 三橋恭子(聖路加看護大学看護学部) 宮田さおり(神戸市看護大学看護学部) 村田恵子(神戸大学医学部保健学科) 研究協力者 浦田喜久子(神戸市看護大学看護学部) 新道幸恵(青森県立保健大学健康科学部) 田中初美(大阪大学大学院) 服部希恵(三重県立看護大学看護学部) 藤崎郁(聖路加看護大学大学院) 藤本幸三(三重県立看護大学看護学部) 松木光子(日本赤十字北海道看護大学看護 学部)
文 献
1. Gordon M. /野島良子監訳(1998):看護診断 マニュアル 1997-1998. へるす出版 2. North American Nursing DiagnosisAssociation(1999) : Introduction to the Proposed NANDA Taxonomy Ⅱ : A Multiracial Health Patterns Framework. In NURSING DIAGNOSIS: Definition & Classification, 1999-2000. pp.158-164. The Association.
3. リンダ J. カルペニート・他(新道幸恵監 訳):カルペニート看護診断マニュアル、医 学書院 (1995)
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5. Marion Johnson & Meridean Mass (1997): Nursing Outcomes Classification
6. Clark,J.&Lang,N.:Nursing's next advance:An internal classification for nursing practice, International Nursing Review,39(4)109-112,1996 7. 国際看護婦協会(ICN)、輪湖史子訳:看護実 践国際分類(ICNP)/アルファバージョン統 合の ためのフレームワーク、インターナシ ョナルナーシングレビュー、日本看護協会出 版会、 20(3)12-210、1997 8. G.H.ニールセン・R.A.モルテンセン、輪湖史 子訳:看護実践国際分類(ICNP)の構造設計、 インターナショナルナーシングレビュー、日 本看護協会出版会、20(3)212-222、1997 9. International council of Nursing : ICNP(β
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