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びに当該住宅被災市町村の区域内において実施される都市計画法 ( 昭和四十三年法律第百号 ) 第四条第十五項に規定する都市計画事業並びに被災市街地復興特別措置法施行規則 ( 平成七年建設省令第二号 ) 第十五条に規定する市街地の整備改善及び住宅の供給に関する事業の実施に伴い移転が必要となった者について

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○文京区障害者住宅条例(平成14年6月27日条例第32号) 文京区障害者住宅条例 平成十四年六月二十七日 条例第三十二号 改正 平成二四年 三月 六日条例第二六号 (目的) 第一条 この条例は、障害者に対し、設備等に配慮した住宅を提供することにより、住宅に困窮する 低額所得の障害者の生活の安定と福祉の増進を図るため、文京区障害者住宅の設置及び管理運営に ついて必要な事項を定めることを目的とする。 (用語の定義) 第二条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによ る。 一 障害者住宅 文京区(以下「区」という。)が建設、買取り又は借上げを行い、障害者に賃貸 し、又は転貸するための住宅及びその附帯施設で、公営住宅法(昭和二十六年法律第百九十三号。 以下「法」という。)第二条第二号に規定する公営住宅に該当するものをいう。 二 収入 公営住宅法施行令(昭和二十六年政令第二百四十号。以下「令」という。)第一条第三 号に規定する収入をいう。 三 共同施設 法第二条第九号及び公営住宅法施行規則(昭和二十六年建設省令第十九号。以下「省 令」という。)第一条に規定する施設をいう。 (設置) 第三条 障害者住宅を別表のとおり設置する。 2 障害者住宅には、ひとり暮らしの世帯の使用に供する住宅(以下「単身用住宅」という。)及び 二人以上の世帯の使用に供する住宅(以下「家族用住宅」という。)を設けるものとする。 (使用者の資格) 第四条 単身用住宅を使用することができる者は、現にひとり暮らしであり、かつ、次の各号に掲げ る要件を満たす者とする。 一 身体障害者福祉法(昭和二十四年法律第二百八十三号)第十五条の規定により身体障害者手帳 の交付を受けた者で、身体障害者福祉法施行規則(昭和二十五年厚生省令第十五号)第五条第三 項に規定する障害の程度が一級から四級までのもの又は東京都愛の手帳交付要綱(四二民児精発 第五十八号)第五条第一項の規定により愛の手帳の交付を受けた者で、知的障害の程度が一度か ら三度までのものであること。 二 区の区域内に引き続き三年以上居住していること。 三 現に住宅に困窮していることが明らかであること。 四 自立して日常生活を営めること。 五 収入が令第六条第五項第一号に規定する金額を超えないこと。 六 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成三年法律第七十七号)第二条第六号に 規定する暴力団員(以下「暴力団員」という。)でないこと。 2 前項第四号の規定の適用については、身体等に著しい障害があるために常時の介護を必要とする ひとり暮らしの世帯で居宅において常時の介護を受けられることを自立して日常生活を営めること とみなす。 3 家族用住宅を使用することができる者は、現に同居し、又は同居しようとする親族(婚姻の届出 をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者及び婚姻の予約者を含む。以下同じ。)を有 し、かつ、次の各号に掲げる要件を満たす者とする。 一 自己の属する世帯に第一項第一号及び第二号に掲げる要件を満たす者が一人以上いること。 二 自己の属する世帯が第一項第三号から第六号までに掲げる要件を満たすこと。 (使用者の資格の特例) 第五条 被災市街地復興特別措置法(平成七年法律第十四号)第二十一条に規定する住宅被災市町村 の区域内において同法第五条第一項第一号に規定する災害により滅失した住宅に居住していた者並

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びに当該住宅被災市町村の区域内において実施される都市計画法(昭和四十三年法律第百号)第四 条第十五項に規定する都市計画事業並びに被災市街地復興特別措置法施行規則(平成七年建設省令 第二号)第十五条に規定する市街地の整備改善及び住宅の供給に関する事業の実施に伴い移転が必 要となった者については、当該災害の発生した日から起算して三年を経過する日までの間は、前条 第一項第一号及び第三号に掲げる要件を満たす者を同項第二号、第四号及び第五号に掲げる要件を 満たす者とみなす。 2 障害者住宅の借上げに係る契約の終了又は法第四十四条第三項の規定による障害者住宅の用途の 廃止により当該障害者住宅の明渡しをしようとする使用者が、当該明渡しに伴い他の障害者住宅の 使用の申込みをした場合においては、その者は、前条第一項第一号から第五号までに掲げる要件を 満たす者とみなす。 (使用申込み) 第六条 障害者住宅を使用しようとする者は、あらかじめ規則で定めるところにより区長に申し込み、 その許可を受けなければならない。 2 前項の申込みは、第三条第二項に規定する住宅に応じ、世帯を単位とし、公募の都度一住宅限り とする。 3 前項の公募の手続は、規則で定める。 (使用予定者の決定) 第七条 区長は、障害者住宅の使用の申込みをした者の数が使用させるべき障害者住宅の戸数を超え る場合においては、次の各号のいずれかに該当する者のうちから公開の抽選により使用予定者を決 定する。 一 住宅以外の建物若しくは場所に居住し、又は保安上危険な状態若しくは衛生上有害な状態にあ る住宅に居住している者 二 正当な理由による立ち退きの要求を受け、適当な立ち退き先がないため困窮している者(自己 の責めに帰すべき理由に基づく場合を除く。) 三 収入に比べて著しく過重な家賃の支払をしなければならない者 四 前三号に掲げるもののほか、現に住宅に困窮していることが明らかな者 2 区長は、前項の規定により使用予定者を決定したときは、当該使用予定者に対し、その旨を通知 する。 3 区長は、借上げに係る障害者住宅の使用予定者を決定したときは、当該使用予定者に対し、当該 障害者住宅の借上げの期間の満了時に当該障害者住宅を明け渡さなければならない旨を通知しなけ ればならない。 4 区長は、第一項の規定により使用予定者を決定するときは、規則の定めるところにより、必要と 認める数の補欠者及びその順位を定めることができる。 (公募の例外) 第八条 区長は、障害者住宅を使用しようとする者が次の各号のいずれかに該当する場合は、公募を 行わないで障害者住宅の使用を許可することができる。 一 災害により住宅が滅失したとき。 二 不良住宅を撤去するとき。 三 障害者住宅の借上げに係る契約が終了するとき。 四 都市計画法第五十九条の規定に基づく都市計画事業、土地区画整理法(昭和二十九年法律第百 十九号)第三条第三項若しくは第四項の規定に基づく土地区画整理事業、大都市地域における住 宅及び住宅地の供給の促進に関する特別措置法(昭和五十年法律第六十七号)に基づく住宅街区 整備事業又は都市再開発法(昭和四十四年法律第三十八号)に基づく市街地再開発事業の施行に 伴い住宅を除却するとき。 五 土地収用法(昭和二十六年法律第二百十九号)第二十条(同法第百三十八条第一項において準 用する場合を含む。)の規定による事業の認定を受けている事業又は公共用地の取得に関する特 別措置法(昭和三十六年法律第百五十号)第二条に規定する特定公共事業の執行に伴い住宅を除 却するとき。 六 家族用住宅の居住者がひとり暮らしとなり、当該居住者(第四条第一項各号の要件を満たす者 に限る。)から単身用住宅を使用したい旨の申出があった場合において、単身用住宅を当該居住

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者に使用させるとき。 (使用許可等) 第九条 区長は、使用予定者が、区長が指定する日までに次の各号に掲げる手続を完了したときは、 障害者住宅の使用を許可する。 一 規則で定める資格を有する連帯保証人が連署した請書を提出すること。ただし、区長が特別の 事情があると認めた場合は、連帯保証人の連署を必要としない。 二 第十五条第一項に規定する保証金を納付すること。 2 使用予定者が、やむを得ない事情により前項各号に掲げる手続を区長が指定する日までに行うこ とができないときは、同項の規定にかかわらず、区長が別に指定する日までに、同項各号に掲げる 手続をしなければならない。 3 区長は、第一項の規定により使用を許可したときは、使用予定者に対し、使用を許可した旨及び 入居可能日を通知しなければならない。 4 区長は、正当な理由がなく第一項又は第二項の規定により区長が指定する日までに第一項各号に 掲げる手続を行わない者に対し、使用予定者の決定を取り消すことができる。 5 障害者住宅の使用を許可された者(以下「使用者」という。)は、入居可能日から十五日以内に 使用を開始しなければならない。ただし、区長が特に理由があると認めたときは、この限りでない。 (使用料の決定) 第十条 障害者住宅の毎月の使用料は、毎年度、第十二条の規定により認定された収入に基づき、近 傍同種の住宅の家賃(毎年度、令第三条及び令第十五条第一項に規定する方法により算出した額を いう。以下同じ。)以下で、令第二条及び令第十五条第一項に規定する方法により算出した額とす る。ただし、次条に規定する使用者からの収入の申告がない場合において、第三十二条の規定によ る請求を行ったにもかかわらず、使用者がその請求に応じないときは、当該障害者住宅の使用料は、 近傍同種の住宅の家賃とする。 2 令第二条第一項第四号に規定する事業主体が定める数値は、区長が別に定める。 (収入の申告) 第十一条 使用者は、規則で定めるところにより、毎年度、区長に対し、収入の申告をしなければな らない。 (収入の認定) 第十二条 区長は、前条の規定による収入の申告に基づき収入を認定し、その認定した額、収入超過 基準(第二十五条第一項に規定する額をいう。第四項において同じ。)の超過の有無その他必要な 事項を使用者に通知する。 2 前項の通知を受けた使用者は、その通知を受けた日から三十日以内に、同項の規定による認定に 対し、意見を述べることができる。 3 区長は、前項の意見の内容を審査し、必要があると認めたときは、第一項の規定により認定した 収入を更正する。 4 区長は、第二十三条第一項に規定する許可を行う場合において、当該許可に伴い、第一項の規定 により認定した収入が令第二条第二項に定める収入の区分を超えて変動したとき(令第六条第四項 に定める場合に該当しなくなったことにより収入超過基準を超えることとなったとき及び新たに同 項に定める場合に該当することによりその収入が収入超過基準以下となったときを含む。次項にお いて同じ。)は、その収入を認定する。 5 使用者は、規則で定める理由により、第一項の規定により認定した収入が令第二条第二項に定め る収入の区分を超えて変動したときは、その収入の認定を求めることができる。 6 第四項の規定による収入の認定及び前項の請求に基づく収入の認定については、第一項から第三 項までの規定を準用する。 (使用料の徴収) 第十三条 使用料は、入居可能日からこれを徴収する。ただし、区長が特別の事情があると認めたと きは、入居可能日後において別に指定した日からこれを徴収することができる。 2 前項の規定による日又は障害者住宅を返還した日(第三十三条第一項の手続を経ないで無断で立 ち退いたときは、区長がその事実を知った日)が月の中途であるときの当該月分の使用料は、規則 で定めるところにより日割りで計算した額を徴収する。

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3 使用者は、毎月末日までにその月分の使用料を納付しなければならない。 (使用料の減免等) 第十四条 区長は、次の各号のいずれかに該当するときは、使用者の申請に基づき、使用料を減額し、 若しくは免除し、又は使用料の徴収を猶予することができる。 一 使用者又は同居の親族が地震、火災その他の災害により著しい被害を受けたとき。 二 使用者又は同居の親族の責めに帰すべき理由によらないで引き続き十日以上障害者住宅の全部 又は一部を使用することができないとき。 三 使用者又は同居の親族が失職、疾病その他の理由により著しく生活困難な状態にあるとき。 四 収入が著しく低額であるとき。 五 前各号に掲げるもののほか、区長が特に必要があると認めたとき。 2 前項に規定する使用料の減額及び免除並びに使用料の徴収の猶予(以下「使用料の減免等」とい う。)の基準及び期間は、規則で定める。ただし、使用料の徴収の猶予の期間は、六月を超えるこ とができない。 (保証金) 第十五条 区長は、使用者から入居時における第十条第一項に規定する使用料の二月分に相当する額 を保証金として徴収する。 2 区長は、前条第一項各号のいずれかに該当する場合には、使用者の申請に基づき、保証金を減額 し、若しくは免除し、又は保証金の徴収を猶予することができる。 3 保証金は、使用者が障害者住宅を返還する際、これを還付する。ただし、未納の使用料、第十八 条第一項に規定する共益費又は賠償金があるときは、保証金のうちからこれを控除する。 4 保証金には、利子を付けない。 (修繕費用の負担) 第十六条 障害者住宅及び共同施設の修繕に要する費用は、次条第一項第一号及び第二号に規定する ものを除き、区の負担とする。ただし、使用者の責めに帰すべき理由によって修繕の必要が生じた ときは、使用者は、区長の選択に従い、修繕し、又はその費用を負担しなければならない。 2 前項の規定にかかわらず、借上げに係る障害者住宅及び共同施設の修繕費用については、区長が 別に定める。 (使用者の費用負担) 第十七条 次の各号に掲げる費用は、使用者の負担とする。 一 畳の表替え、ふすまの張り替え、破損したガラスの取替え等軽微な修繕に要する費用 二 給水栓その他附帯施設の構造上重要でない部分の修繕に要する費用 三 電気及びガスの料金並びに上下水道の使用料 四 じんかいの処理並びに排水管の清掃及び消毒に要する費用 五 共同施設、し尿処理施設、汚水処理施設、エレベーター及び給水施設の使用、維持及び運営に 要する費用 2 区長は、前項第一号、第二号又は第五号の費用のうち、使用者に負担させることが適当でないと 認めたものについては、その全部又は一部を使用者に負担させないことができる。 (共益費) 第十八条 区長は、前条第一項各号の費用のうち、使用者の共通の利益を図るため、特に必要がある と認めたものを共益費として使用者から徴収する。 2 使用者は、共益費を毎月末日までにその月分の使用料とともに納付しなければならない。 (使用者の保管義務等) 第十九条 使用者は、障害者住宅及び共同施設の使用について必要かつ十分な注意を払い、これらを 常に正常な状態において維持しなければならない。 2 使用者は、自己の責めに帰すべき理由により、障害者住宅又は共同施設を滅失し、又は損傷した ときは、これを原状に回復し、又はこれに要する費用を賠償しなければならない。 (届出) 第二十条 使用者は、障害者住宅を引き続き一月以上使用しない場合その他規則で定める場合には、 区長に届け出なければならない。 (禁止行為)

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第二十一条 使用者は、次の各号に掲げる行為をしてはならない。 一 周辺の環境を乱し、又は他に迷惑を及ぼすこと。 二 障害者住宅を他の者に貸し、又はその使用の権利を他の者に譲渡すること。 三 障害者住宅を住宅以外の用途に使用すること(区長の許可を受けて他の用途に併用する場合を 除く。)。 四 単身用住宅において、使用者以外の者を同居させること。 (使用の承継) 第二十二条 使用者が死亡し、又は立ち退いた場合において、その死亡時又は立ち退き時に当該使用 者と同居していた者で第四条第三項に規定する要件を満たしているものが引き続き居住することを 希望するときは、規則で定めるところにより、区長の許可を受けなければならない。 2 区長は、前項に規定する引き続き居住することを希望する者(同居する者を含む。)が暴力団員 であるときは、同項の許可をしてはならない。 (同居) 第二十三条 使用者は、家族用住宅において、使用の許可を受けた同居の親族以外の者を同居させよ うとするとき(出生の場合を除く。)は、省令第十条に規定するところによるほか、規則で定める ところにより、区長の許可を受けなければならない。 2 区長は、前項に規定する新たに同居させようとする使用の許可を受けた同居の親族以外の者が暴 力団員であるときは、同項の許可をしてはならない。 (許可事項) 第二十四条 使用者は、障害者住宅に模様替えその他の工作を加えてはならない。ただし、原状に回 復することが容易である場合において、区長の許可を受けたときは、この限りでない。 2 区長は、前項ただし書の許可をするときは、明渡しの際に使用者の費用で原状に回復することを 条件とする。 3 使用者は、第一項ただし書の許可を受けずに模様替えその他の工作を加えたときは、直ちに自己 の費用で原状に回復しなければならない。 (収入超過者等に関する認定) 第二十五条 区長は、毎年度、第十二条の規定により認定した使用者の世帯の収入が令第六条第五項 第一号に規定する金額を超え、かつ、当該使用者が障害者住宅を引き続き三年以上使用していると きは、当該使用者を収入超過者として認定し、その旨を通知する。 2 区長は、毎年度、第十二条の規定により認定した使用者の世帯の収入が最近二年間引き続き令第 九条に規定する金額を超え、かつ、当該使用者が障害者住宅を引き続き五年以上使用しているとき は、当該使用者を高額所得者として認定し、その旨を通知する。 3 使用者は、第一項又は前項の認定に対し、当該認定の通知を受けた日から三十日以内に、規則で 定めるところにより意見を述べることができる。 4 区長は、前項の意見の内容を審査し、必要があると認めたときは、当該認定を更正する。 (収入超過者の明渡し努力義務) 第二十六条 収入超過者は、障害者住宅を明け渡すように努めなければならない。 (収入超過者に対する使用料) 第二十七条 収入超過者は、第十条第一項の規定にかかわらず、当該認定に係る期間(当該使用者が 期間中に障害者住宅を明け渡した場合にあっては、当該認定の効力が生じた日から当該明渡しの日 までの間)、毎月、次項に規定する方法により算出した額を使用料として支払わなければならない。 2 区長は、前項に規定する使用料を算出しようとするときは、収入超過者の収入を勘案し、近傍同 種の住宅の家賃以下で、令第八条第二項に規定する方法によらなければならない。 3 第十三条及び第十四条の規定は、第一項の使用料について準用する。 (高額所得者に対する明渡し請求) 第二十八条 区長は、高額所得者に対し、期限を定めて、障害者住宅の明渡しを請求することができ る。 2 前項の期限は、同項の規定による請求をする日の翌日から起算して六月を経過した日以後の日と しなければならない。 3 第一項の規定による請求を受けた者は、同項の期限が到来したときは、速やかに当該障害者住宅

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を明け渡さなければならない。 4 区長は、第一項の規定による請求を受けた者の世帯について、次の各号のいずれかに該当すると 認めたときは、その者の申出により、明渡しの期限を延長することができる。 一 使用者又は同居の親族が病気にかかっているとき。 二 使用者又は同居の親族が災害により著しい損害を受けたとき。 三 近い将来において、収入が著しく減少することが予想されるとき。 四 前三号に掲げるもののほか、区長が特に必要があると認めたとき。 5 区長は、前項各号に掲げる場合において、特に必要があると認めたときは、明渡しの請求を取り 消すことができる。 (高額所得者に対する使用料等) 第二十九条 高額所得者は、第十条第一項及び第二十七条第一項の規定にかかわらず、当該認定に係 る期間(当該使用者が期間中に障害者住宅を明け渡した場合にあっては、当該認定の効力が生じた 日から当該明渡しの日までの間)、毎月、近傍同種の住宅の家賃を使用料として支払わなければな らない。 2 区長は、前条第一項の規定による請求を受けた者が同項の期限が到来しても障害者住宅を明け渡 さない場合には、同項の期限が到来した日の翌日から当該障害者住宅の明渡しを行う日までの期間 について、毎月、近傍同種の住宅の家賃の二倍に相当する額の金銭を徴収するものとする。 3 第十三条の規定は第一項の使用料について、第十四条の規定は第一項の使用料及び前項の金銭に ついて準用する。 (住宅のあっせん等) 第三十条 区長は、必要があると認めたときは、収入超過者及び高額所得者に対し、他の適当な住宅 のあっせんを行う等その者の使用している障害者住宅の明渡しを容易にするように努めなければな らない。 (期間通算) 第三十一条 第五条第二項に規定する申込みをした者が他の障害者住宅の使用を許可された場合にお ける第二十五条の規定の適用については、その者が障害者住宅の借上げに係る契約の終了又は障害 者住宅の用途の廃止により明渡しをすべき障害者住宅を使用していた期間は、明渡し後に使用を開 始した当該他の障害者住宅を使用した期間に通算する。 (収入状況の報告の請求) 第三十二条 区長は、第十条第一項、第二十七条第一項若しくは第二十九条第一項の規定による使用 料の決定、第十四条(第二十七条第三項又は第二十九条第三項において準用する場合を含む。)の 規定による使用料若しくは金銭の減額若しくは免除若しくは徴収の猶予、第十五条第二項の規定に よる保証金の減額若しくは免除若しくは徴収の猶予、第二十八条第一項の規定による明渡しの請求 又は第三十条の規定によるあっせん等に関し必要があると認めたときは、使用者の収入の状況につ いて、当該使用者若しくはその雇主、その取引先その他の関係人に報告を求め、又は官公署に必要 な書類を閲覧させ、若しくはその内容を記録させることを求めることができる。 (返還手続) 第三十三条 使用者は、障害者住宅を返還しようとする場合は、返還する日の十四日前までに区長に 届け出て、第三十五条に規定する障害者住宅監理員又は区長の指定する者の検査を受けなければな らない。 2 使用者は、第二十四条第一項ただし書の規定により障害者住宅の模様替えその他の工作を加えた ときは、前項の検査の時までに、使用者の費用で原状に回復しなければならない。 (住宅の明渡し請求) 第三十四条 区長は、次の各号のいずれかに該当すると認めたときは、使用の許可を取り消し、又は 障害者住宅の明渡しを請求することができる。 一 不正の行為によって入居したとき。 二 正当な理由がなく、使用料を三月以上滞納したとき。 三 障害者住宅又は共同施設を故意に損傷したとき。 四 正当な理由がなく、引き続き一月以上障害者住宅を使用しないとき。 五 住宅を取得したとき。

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六 暴力団員であることが判明したとき(同居する者が該当する場合を含む。)。 七 第十九条及び第二十一条から第二十四条までの規定に違反したとき。 八 障害者住宅の借上げの期間が満了したとき。 九 家族用住宅の使用者又は同居の親族が死亡し、又は退去した場合において、第四条第二項に規 定する要件に該当しないとき。 十 前各号に掲げるもののほか、区長が特に必要があると認めたとき。 2 前項の規定により明渡しの請求を受けた者は、速やかに障害者住宅を明け渡さなければならない。 この場合において、その者は、損害賠償その他の請求をすることができない。 3 区長は、第一項第一号の規定に該当することにより同項の請求を行ったときは、当該請求を受け た者に対し、入居した日から請求の日までの期間については、近傍同種の住宅の家賃とそれまでに 支払を受けた使用料との差額に年五パーセントの割合による支払期日後の利息を付した額の金銭を、 請求の日の翌日から障害者住宅の明渡しを行う日までの期間については、毎月、近傍同種の住宅の 家賃の二倍に相当する額の金銭を徴収するものとする。 4 区長は、第一項第二号から第七号までの規定に該当することにより同項の請求を行ったときは、 当該請求を受けた者に対し、請求の日の翌日から障害者住宅の明渡しを行う日までの期間について は、毎月、近傍同種の住宅の家賃の二倍に相当する額の金銭を徴収することができる。 5 区長は、第一項第八号の規定に該当することにより同項の請求を行う場合には、当該請求を行う 日の六月前までに、使用者にその旨を通知しなければならない。 6 区長は、障害者住宅の借上げに係る契約が終了する場合には、当該契約の賃貸人に代わって、使 用者に借地借家法(平成三年法律第九十号)第三十四条第一項の通知をするものとする。 (障害者住宅監理員の設置等) 第三十五条 区長は、区職員のうちから障害者住宅監理員を任命する。 2 障害者住宅監理員は、障害者住宅及び共同施設の管理に関する事務をつかさどり、使用者に対し、 障害者住宅及びその環境を良好な状況に維持するよう必要な指導を行う。 (住宅の検査) 第三十六条 区長は、障害者住宅の管理上必要があると認めたときは、障害者住宅監理員若しくは区 長が指定する者に障害者住宅の検査又は使用者に対する適当な指示をさせることができる。 2 前項の検査において、現に使用している障害者住宅に立ち入るときは、あらかじめ、当該障害者 住宅の使用者又はこれに代わるべき同居の親族の承諾を得なければならない。 3 第一項の規定により検査を行う者は、その身分を示す証明書を携帯し、関係人の請求があったと きは、これを提示しなければならない。 (許可等に関する意見聴取) 第三十七条 区長は、第六条第一項の規定による使用の許可、第二十二条第一項の規定による使用の 承継の許可若しくは第二十三条第一項の規定による同居の許可をしようとするとき又は現に障害者 住宅を使用している者(同居する者を含む。)について特に必要があると認めたときは、第四条第 一項第六号、第二十二条第二項、第二十三条第二項又は第三十四条第一項第六号に該当する事由の 有無について、警視総監の意見を聴くことができる。 (区長への意見) 第三十八条 警視総監は、障害者住宅を使用しようとする者(現に同居し、又は同居しようとする者 を含む。)又は現に使用している者(同居する者を含む。)について、第四条第一項第六号、第二 十二条第二項、第二十三条第二項又は第三十四条第一項第六号に該当する事由の有無について、区 長に対し、意見を述べることができる。 (罰則) 第三十九条 区長は、使用者が詐欺その他の不正の行為により使用料の全部又は一部の徴収を免れた ときは、その徴収を免れた金額の五倍に相当する金額以下の過料を科する。 (委任) 第四十条 この条例の施行について必要な事項は、規則で定める。 付 則 (施行期日) 1 この条例は、公布の日から起算して一年を超えない範囲内において規則で定める日から施行する。

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ただし、次項の規定は、公布の日から施行する。(平成十五年二月規則第四号で、同十五年三月十 二日から施行) (準備行為) 2 この条例による公募、使用申込みその他の必要な準備については、この条例の施行の日前におい ても行うことができる。 付 則(平成二四年三月六日条例第二六号) (施行期日) 1 この条例は、平成二十四年四月一日から施行する。ただし、付則第三項から第七項までの規定は、 平成二十四年五月一日から施行する。 (経過措置) 2 この条例による改正後の文京区障害者住宅条例(以下「新条例」という。)第三十四条第一項第 六号の規定は、この条例の施行の日(以下「施行日」という。)以後に新条例第六条第一項の規定 による使用の許可、新条例第二十二条第一項の規定による使用の承継の許可又は新条例第二十三条 第一項の規定による同居の許可を受けた者に適用する。 3 施行日前にこの条例による改正前の文京区障害者住宅条例(以下「旧条例」という。)第六条第 一項の規定による使用の許可、旧条例第二十二条の規定による使用の承継の許可又は旧条例第二十 三条の規定による同居の許可を受けた者が新条例第三十四条第一項第六号の規定に該当しているこ と(次項に定める場合を除く。)が判明したときは、区長は、当該許可を受けた者に対し、明渡し の勧告をするものとする。ただし、同項各号(第六号を除く。)のいずれかの規定の適用がある場 合は、この限りでない。 4 施行日前に旧条例第六条第一項の規定による使用の許可、旧条例第二十二条の規定による使用の 承継の許可又は旧条例第二十三条の規定による同居の許可を受けた者が暴力団員と同居しており、 新条例第三十四条第一項第六号の規定に該当していることが判明したときは、区長は、当該許可を 受けた者に対し、当該暴力団員を退去させる措置をとることを勧告するものとする。ただし、同項 各号(第六号を除く。)のいずれかの規定の適用がある場合は、この限りでない。 5 区長は、前二項の規定による勧告に従わないときは、当該許可を受けた者に対し、当該許可を取 り消し、明渡しを請求することができる。 6 前三項の規定にかかわらず、施行日前に旧条例第六条第一項の規定による使用の許可、旧条例第 二十二条の規定による使用の承継の許可又は旧条例第二十三条の規定による同居の許可を受けた者 が新条例第三十四条第一項第六号の規定に該当し、他の使用者の安全が著しく害されるおそれがあ り、当該被害を防止するため緊急の必要があると認められる場合は、区長は、当該許可を受けた者 に対し、当該許可を取り消し、明渡しを請求することができる。 7 前二項の規定による明渡しの請求については、新条例第三十四条第二項及び第四項の規定を準用 する。 別表(第三条関係) 名称 位置 戸数 文京区根津一丁目障害者住宅 東京都文京区根津一丁目十五番十 二号 六戸

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