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(1)

2012

年度上半期

(2)

2012

10

10

日、日立化成工業株式会社は、

おかげさまで創立

50

周年を迎えることができま

した。これも、ひとえに長年にわたる株主の皆

様、お客様をはじめとするステークホルダーの

皆様のご支援の賜物と厚くお礼申し上げます。

2012

年度上半期株主通信をお届けするに当

たり、一言ご挨拶申し上げます。

 ご高承のとおり、当上半期の世界経済は、米

国において、住宅市場に改善の兆しが見られ始

めましたものの、失業率は依然として高止まり、

経済の回復は緩やかなものにとどまり、欧州も

債務危機の影響により低迷を続けました。さら

に、中国やインドをはじめとする新興国におい

ては輸出が失速するなど、世界経済全体で、減

速傾向が鮮明となりました。

 また、日本経済は、個人消費や復旧に伴う公

共事業等は堅調に推移しましたが、世界経済の

減速を背景に輸出が落ち込むなど、回復の足取

りは弱いまま推移しました。

 このような経営環境の下、当社グループは、

次代への飛躍に向けた強固な経営基盤を構築す

るため、新製品・新事業の拡大、海外成長市場

における事業の拡充、産業用電池分野における

トップメッセージ

本年創立

50

周年を迎えた当社は、高収益体質への転換を図るとともに、透明か

つ誠実なグループ経営の推進に努め、

100

周年に向けさらなる成長を目指してま

いります。

取締役・執行役社長 

田 中 一 行

売上高

2,340

億円 営業利益

134

億円 純利益

90

億円 トップメッセージ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 セグメント別事業概況・・・・・・・・・・・・・・・ 3 トピックス ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 2012年度上半期(第2四半期)連結決算の概要・・・ 9 ▼CONTENTS

2012

年度上半期(第

2

四半期)連結決算ハイライト

(3)

シナジー効果を追求したグループ事業の再編等

に取り組むとともに、固定費の削減、原価低減

等の諸施策を推進してまいりました。

 しかしながら、現下の厳しい経済情勢を克服

するには至らず、連結売上高は

2,340

億円、連

結営業利益は

134

億円と、いずれも前年同期実

績を下回りました。一方、連結純利益につきま

しては、福島第一原子力発電所の事故に伴う東

京電力

(

)

からの補償金約

19

億円を当上半期に

特別利益として計上したため、前年同期実績を

上回る

90

億円となりました。

 なお、

2012

年度の当社中間配当金につきまし

ては、前事業年度の期末配当金と同額の

1

株当

たり

18

円の普通配当に創立

50

周年記念配当

2

を加え、

1

株当たり

20

円とすることを

2012

10

29

日開催の取締役会において決議いたし

ましたので、なにとぞご理解賜りますようお願

い申し上げます。

 今後の経済見通しにつきましては、世界経済

の減速が続き輸出が低迷するなか、エコカー補

助金の支給終了等に伴い個人消費も伸び悩むな

ど、震災後の景気回復が一転して後退局面を迎

える事態も懸念されます。

 当社グループは、こうした先行き不透明な状

況下にあっても、これまでに実施した海外生産

拠点の新設・拡充の効果の確実な取り込みとグ

ローバル市場への展開の加速、環境・エネル

ギー分野における事業の拡充、新事業・新製品

の創出等の諸施策に引き続き取り組むとともに、

コスト競争力を強化した製品を戦略的な価格で

新興国の市場に投入し、一段の売上拡大と収益

向上を図る「ミドルレンジ戦略」を推進してま

いります。併せて、生産技術革新によるコスト

競争力の強化、業務プロセスの抜本的な改革に

よる一層の固定費削減や原価低減にも全力を挙

げて取り組み、高収益体質への転換を図ってま

いります。加えて、説明責任の履行、法令及び

企業倫理の遵守の徹底、ガバナンスの強化等に

より透明かつ誠実なグループ経営の推進に努め、

100

周年に向けさらなる成長を目指してまいり

ます。

 なお、当社は、

2013

1

1

日付で社名を「日

立化成株式会社」に変更するとともに、本店を

東京都千代田区に移転いたします。

 これを機に、役員及び社員一同、決意を新た

に社業の発展に尽力し、株主の皆様のご期待と

ご要望にお応えできるよう、一層精励いたす所

存でございますので、今後とも倍旧のご支援、

ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

2012

11

取 締 役 執行役社長

(4)

セグメント別事業概況

機能材料セグメント

0 500 1,000 1,500 0 50 100 150 2012年度上半期 (当第2四半期) 1,247 2011年度上半期 1,290 セグメント別連結売上高 売上高及び営業利益の推移 売上高 (億円)

1,247

億円 (前年同期比97%)

53

% 営業利益 (億円) 119 134 ■電子材料  半導体用エポキシ封止材は、半導体市場の低迷により、 前年同期実績を下回りました。  半導体用ダイボンディング材料は、半導体市場の低迷 はあったものの、スマートフォン、タブレット

PC

向けの 新規採用増加等により、前年同期実績並みとなりました。  半導体回路平坦化用研磨材料は、半導体のデザイン ルールの微細化に対応した製品の売上増により、前年同 期実績を上回りました。  電気絶縁用ワニスは、自動車向けが堅調に推移しまし たが、家電用等の需要が減少したことにより、前年同期 実績並みとなりました。 ■無機材料  リチウムイオン電池用カーボン負極材は、環境対応自 動車向けの需要減により、前年同期実績を下回りました。  カーボン製品は、福島第一原子力発電所の事故による 製造拠点の操業停止からの復興策として、電刷子の新拠 点での生産等を推進した結果、前年同期実績を大幅に上 回りました。  セラミックスは、半導体製造装置向けで一部顧客の需 要が減少したことにより、前年同期実績を下回りました。 ■樹脂材料  塗料用樹脂は、建材用塗料向けが増加したものの、産 業機械用塗料向け等が減少したことにより、前年同期実 績並みとなりました。  粘着フィルムは、半導体モールド用離型フィルム等の 需要減により、前年同期実績を下回りました。  ディスプレイ用回路接続フィルムは、液晶テレビの需 要減はありましたが、スマートフォン、タブレット

PC

向けの売上拡大により、前年同期実績並みとなりました。  非接触式

IC

カード・タグは、アミューズメント分野 の需要増により、前年同期実績を上回りました。 ■配線板材料  銅張積層板は、半導体パッケージ基板向けの需要が減 少したことにより、前年同期実績を下回りました。  感光性フィルムは、中国での配線板需要が一服したこ とから、前年同期実績を下回りました。 LEDパッケージ用白色エポキシモールド樹脂

(5)

アイドリングストップ車用バッテリー

先端部品・システムセグメント

0 500 1,000 1,500 0 50 100 150 1,093 2012年度上半期 (当第2四半期) 1,114 2011年度上半期 セグメント別連結売上高 売上高 (億円)

1,093

億円 (前年同期比98%)

47

% 売上高及び営業利益の推移 営業利益 (億円) 15 24 ■自動車部品  樹脂成形品は、環境対応自動車用複合電装成形品の売 上が増加したこと等により、前年同期実績を上回りました。  摩擦材は、福島第一原子力発電所の事故による製造拠 点の操業停止からの復興策として、新拠点での生産等を 推進した結果、前年同期実績を上回りました。  粉末冶金製品は、自動車メーカーの震災からの復旧、 復興に伴い、前年同期実績を上回りました。 ■蓄電デバイス・システム  車両用電池は、アイドリングストップ車等の環境対応 自動車向けは増加したものの、補修用が減少したことに より、前年同期実績並みとなりました。  産業用電池・システムは、通信事業者のバックアップ 電源向けに売上を伸ばし、前年同期実績を上回りました。  キャパシタは、欧州での太陽光発電設備投資の低迷等 により、前年同期実績を下回りました。 ■電子部品  配線板は、半導体検査装置関連の需要減等により、前 年同期実績を下回りました。 ■その他  診断薬・装置は、アレルギー診断薬を中心に売上を伸 ばしたことにより、前年同期実績を上回りました。

新神戸電機

(

)

の一部製品のセグメント変更について

 新神戸電機

(

)

の完全子会社化に伴い、同社の一部 製品のセグメントを「先端部品・システムセグメン ト」から「機能材料セグメント」に変更しました。  なお、

2011

年度上半期の売上高及び営業利益につ きましては、変更後のセグメント区分の内容に組み 替えて表示しています。

(6)

5

OPICS

T

1962

1969

ディスクブレーキ パッド製造開始

1963 4.1

当社営業開始

1962 10.10

当社創立

1912

(株)日立製作所において油性ワニスの研究を開始(当社の創業)

1974

本店を東京都千代田区 から東京都新宿区へ移転

1971

半導体用エポキシ封止材 製造開始

日立化成

50

年の軌跡

1970

東京・大阪両証券取引所市場第二部上場 (翌1971年 市場第一部上場) 感光性フィルム 「フォテック」製造開始

(7)

2012

10

10

日、当社は創立

50

周年を迎えました。  当社は日立グループの化学製品部門の発展を期すため、

(

)

日立製作所の化学製品事業部を母体に

1962

10

月に創立され、 以来

50

年、企業ビジョンの一つである「時代を拓く優れた技術と製品の開発を通して社会に貢献すること」の実践に一貫して 取り組んでまいりました。  今後とも、多彩な技術を組み合わせ、融合することによって独自の機能を生み出す能力に磨きをかけていき、「驚きを実現へ」、 この姿勢を体現できる企業を目指してまいります。 トピックス

2012

1986

筑波開発研究所 (現筑波総合研究所)設置

1984

ディスプレイ用 回路接続フィルム 「アニソルム」製造開始

2008

当社グループ事業から住宅機器・環境設備 事業を分離

2005

コーポレートスローガン制定

2003

・委員会等設置会社(現委員会設置会社)に移行

1998

半導体回路平坦化用 研磨材料製造開始 リチウムイオン電池用 カーボン負極材製造開始

2012

当社創立50周年

2010

透明層間充填フィルム 「ファインセット」 製造開始

50

周年記念事業を

展開中!

(8)

当社は、創立

50

周年を記念して、様々な活動に取り組んでいます。ここでは、その

一部をご紹介します。

社会貢献活動の実施

 当社グループでは、

2012

年度を中心に、創立

50

周年記念社 会貢献活動を実施しています。具体的には、霞ヶ浦地域の環境 再生事業への取り組み、障がい者バドミントン普及活動及び大 会ボランティア活動、「みやぎ国際トライアスロン仙台ベイ七ヶ 浜大会」への特別協賛及び「キッズアクアスロン七ヶ浜」の開 催、東滑川海浜緑地

(

茨城県日立市

)

での清掃と自然観察会の実施、 「子どもふれあい科学教室」の開催のほか、海外においても、 米国での科学実験教室及びマレーシアでの慈善ウォーキング大 会の開催を順次行っています。これらの活動の内容は、当社グ ループ従業員からの公募によって決定したものであり、当日も 従業員がスタッフとして参加しました。これらの活動を通じて、 自然保護や科学教育の推進、震災からの復興等に貢献するとと もに、地域の方々との交流を深めています。 「子どもふれあい科学教室」の様子

石川佳純選手のゴールド選手起用

 当社女子卓球部は、石川佳純選手(全農所属)を

2012

5

1

日から

2013

4

30

日までの

1

年間、日本卓球リーグのレン タル制度に基づき、当社のゴールド選手として起用しました。 石川選手は、当社女子卓球部の一員として日本卓球リーグの試 合に出場し、大変素晴らしい活躍ぶりを見せていただいており ます。 当社女子卓球部ゴールド選手の石川佳純選手

(9)

広告活動の展開

 当社が創立

50

周年を迎えたことを皆様に広く 知っていただくため、広告活動にも力を入れて います。  このたび、キャラクター「ワニッス」が誕生 し、当社の新聞広告等に登場しています。「ワ ニッス」という名前は、当社の源流製品である 電気絶縁材料「ワニス」にちなんで付けられま した。  また、新幹線の駅や東海道新幹線デッキ部、 成田・羽田空港に掲示中の当社の広告看板を創 立

50

周年仕様に変更したほか、ブランドポス ターや記念ロゴを作成しました。さらに、日本 経済新聞朝刊

1

面に、

2012

1

月より

1

年間、当 社がどのように社会に「驚き」を届け続けてき たのかを毎月ワニッスが紹介する広告を掲載し ているほか、

10

10

日付の同紙朝刊に全面広告 を掲載しました。 当社キャラクター 「ワニッス」 記念ロゴ 創立

50

周年記念広告

社名変更及び本店移転のお知らせ

 当社は、

2013

1

1

日付で下記のとおり社名変更及び本店移転を実施しますので、お知らせします。 記 1.新社名   日立化成株式会社

ただし、英文表記「

Hitachi Chemical Company, Ltd.

」は変更しません。 2.本店移転先 〒

100-6606

東京都千代田区丸の内一丁目

9

2

号(グラントウキョウサウスタワー) ただし、新事務所での営業は、

2012

12

17

日(月曜日)より開始します。

(10)

売上高 (億円) (億円) (億円) 1株当たり純利益 (円) 営業利益 純利益/1株当たり純利益 (注)当第2四半期の1株当たり四半期純利益 43円22銭 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 0 100 200 300 0 20 40 60 80 100 120 0 100 200 300 400 500 600 2009年度 4,553 2010年度 4,975 2012年度上半期 (当第2四半期) 2,340 2009年度 2009年度 235 2010年度 189 2012年度上半期 (当第2四半期) 90 383 2010年度 435 2012年度上半期 (当第2四半期) 134 112.88 90.96 2011年度 4,731 2011年度 164 2011年度 245 78.88

2012

年度上半期

(

2

四半期

)

連結決算の概要

(単位未満四捨五入) 連結貸借対照表(要旨) (単位:百万円) 科 目 当第20122四半期末930日現在)2012前期末331日現在) 資産の部  流動資産 243,890 248,499  固定資産 196,979 192,482  資産合計 440,869 440,981 負債の部  流動負債 105,517 109,414  固定負債 47,385 44,328  負債合計 152,902 153,742 純資産の部  株主資本 304,953 299,701  その他の包括利益累計額 △21,104 △16,622  少数株主持分 4,118 4,160  純資産合計 287,967 287,239 負債純資産合計 440,869 440,981 連結損益計算書(要旨) (単位:百万円) 科 目

自当第 20122年四半期4月 1日 至 2012年9月30日

前第2四半期 自 2011年4月 1日

至 2011年9月30日

売上高 234,043 240,446 売上総利益 54,895 55,242 営業利益 13,401 15,767 経常利益 13,483 15,909 税金等調整前四半期純利益 15,382 15,406 四半期純利益 9,001 8,307 連結キャッシュ・フロー計算書(要旨) (単位:百万円) 科 目

自当第 20122年四半期4月 1日 至 2012年9月30日

前第2四半期 自 2011年4月 1日

至 2011年9月30日

営 業 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー 20,252 13,300 投 資 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー △22,284 △10,528 財 務 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー 1,961 △2,573 現 金 及 び 現 金 同 等 物 に 係 る 換 算 差 額 △2,034 △2,733 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △2,105 △2,534 現 金 及 び 現 金 同 等 物 の 期 首 残 高 76,318 96,775 連結子会社の決算期変更に伴う現金及び現金同等物の増減額(△は減少) − 129 現 金 及 び 現 金 同 等 物 の 四 半 期 末 残 高 74,213 94,370 業績の推移

(11)
(12)

株 主 メ モ 事 業 年 度 剰余金の配当の基準日 定 時 株 主 総 会 公 告 方 法 株 主 名 簿 管 理 人 郵 便 物 送 付 先 ( 連 絡 先 ) 毎年4月1日から翌年3月末日まで 期末配当金   毎年3月末日 中間配当金   毎年9月末日 毎年6月開催 電子公告(http://www.hitachi-chem.co.jp/koukoku/index.html) ただし、電子公告によることができないときは、日本経済新聞に掲載 する方法とします。 東京証券代行株式会社 東京都千代田区大手町二丁目6番2号(日本ビル4階) 〒168-8522 東京都杉並区和泉二丁目8番4号 東京証券代行株式会社 事務センター 0120-49-7009 取次事務は、三井住友信託銀行株式会社の本店及び全国各支店で行っ ております。 ご  案  内 1.住所変更、単元未満株式の買取・買増等のお申出先について  お取引口座のある証券会社にお申し出下さい。ただし、特別口座に記録された株式に係る各種 手続につきましては、特別口座の口座管理機関である東京証券代行株式会社にお申し出下さい。 2.未支払配当金のお支払いについて  株主名簿管理人である東京証券代行株式会社にお申し出下さい。 3.配当金計算書について  配当金を銀行等口座振込(株式数比例配分方式を除きます。)又は配当金領収証にてお受け取 りの場合、お支払いの際ご送付している「配当金計算書」は、租税特別措置法の規定に基づく 「支払通知書」を兼ねております。確定申告を行う際は、その添付資料としてご使用いただくこ とができます。なお、株式数比例配分方式を選択されている株主様におかれましては、お取引口 座のある証券会社等にご確認下さい。 4.株主様のご住所・お名前に使用する文字について  株券電子化の実施に伴い、株主様のご住所・お名前に、株式会社証券保管振替機構(ほふり)が 振替制度に採用していない漢字等が含まれている場合は、その全部又は一部をほふりが指定した 文字に変換して、株主名簿に登録しています。そのため、株主様にご送付する通知物の宛先が、 ほふりが指定した文字に置換えられる場合がありますのでご了承下さい。  なお、株主様のご住所・お名前として登録されている文字につきましては、お取引口座のある 証券会社にお問い合わせ下さい。

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