自 平成26年10月 1日
至 平成26年12月31日
本書は、放送法第39条第3項(会長は3箇月に1回以上、自己の職務の執行の状況を 経営委員会に報告しなければならない)に基づき「平成26年度収支予算と事業計画」 の進捗状況を報告するもので、金融商品取引法によって上場企業等に義務付けられてい る四半期財務報告とは異なります。平成26(2014)年度
第3四半期業務報告
平成27年1月27日
3.「創造・未来」
4.「改革・活力」
2.「信 頼」
1.「公 共」
3か年の基本方針
信頼される公共放送として、
放送機能の強化と放送・サービスのさらなる充実を図り、
豊かで安心できる社会の実現と
新しい時代の文化の創造に貢献します
豊かで安心、たしかな未来へ
平成24~26年度 NHK経営計画
4つの重点目標
安全・安心を守るなど公共放送の放送機能を強化するとともに、
東日本大震災からの復興を支援します
世界に通用する質の高い番組や、日本、そして地域の発展に
つながる放送・サービスを充実させます
放送と通信の融合時代にふさわしい、さまざまな伝送路を
利用した新たなサービスを充実させます
①効率的な経営を行い、公共放送の価値を最大に高めます
②受信料を公平に負担していただくため、営業改革と
受信料制度の理解促進に努めます
③放送・サービスの質を向上させるため、活力ある職場づくりを
すすめます
1
「3か年の基本方針」の達成状況を測る世論調査について
3
今期の概況
4
営業目標の達成状況と収支概況
5
「4つの重点目標」の達成状況
1
6
「公共」
安全・安心を守るなど公共放送の機能を強化するとともに、1
7
東日本大震災からの復興を支援します「信頼」
世界に通用する質の高い番組や、日本、そして地域の発展に9
つながる放送・サービスを充実させます「創造・未来」
放送と通信の融合時代にふさわしい、さまざまな伝送路を11
利用した新たなサービスを充実させます「改革・活力」
① 効率的な経営を行い、公共放送の価値を最大に高めます13
② 受信料を公平に負担していただくため、営業改革と 受信料制度の理解促進に努めます14
③ 放送・サービスの質を向上させるため、活力ある職場づくりを すすめます16
参考資料
18
(1) 各指標19
(2) 予算の執行状況21
予算の執行状況23
目 次
2
1
3
4
2
「3か年の基本方針」の達成状況を測る世論調査について
【3か年の基本方針と14の指標】
「公共」 「信頼」 「創造・未来」 「改革・活力」(参考)26年7月に実施した世論調査の結果
指標 期待度 (%) 実現度 (%) 差 (7 月) 差 (1 月) ①公平・公正 80.0 78.5 1.5 ( 2.4) ②正確・迅速な情報提供 82.7 74.2 8.5 ( 9.4) ③社会的課題の共有 64.4 45.1 19.2 (18.7) ④記録・伝承 76.6 68.7 7.8 (10.0) ⑤文化の創造・発展 75.3 65.3 10.0 (11.3) ⑥多様性をふまえた編成 69.6 54.9 14.8 (16.1) ⑦新規性・創造性 63.4 42.3 21.1 (23.7) ⑧世界への情報発信 69.5 49.1 20.3 (22.7) ⑨地域社会の発展 75.1 56.7 18.4 (17.1) ⑩人にやさしい放送 77.5 59.8 17.6 (18.6) ⑪様々なメディアでの情報提供 55.3 51.1 4.2 ( 6.3) ⑫放送技術の発展 65.7 57.0 8.7 ( 9.9) ⑬受信料制度の理解促進 55.9 33.6 22.3 (22.8) ⑭受信料の公平負担 57.9 32.0 26.0 (28.3) 0% 20% 40% 60% 80% 100% ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬ ⑭ 期待度 実現度 今回の3か年経営計画(平成 24~26 年度)では、視聴者のみなさまのNHKに対する期 待を的確に把握し、NHK全体で応えていくことをめざしています。 このため、「3か年の基本方針」に示した公共放送の使命・役割について 14 の指標を設け、 半期ごと(7月・1月)に世論調査を実施します。14 の指標それぞれについて、NHKに対 する期待度と実現度を視聴者のみなさまに尋ね、計画の進捗状況を検証します。みなさまか らのNHKへの期待度に、実現度をできるだけ近づける(期待度と実現度の差を縮める)こ とを目標に、事業運営や業務改革を進めていきます。 (14 指標を測る世論調査について) ・全国の 16 歳以上の男女個人 3,600 人を対象に、年2回(7月、1月)実施。 ・各指標の設問に対し、「期待している」と「どちらかというと期待している」と回答した人の割合を「期待度」、 「実現している」と「どちらかというと実現している」と回答した人の割合を「実現度」とする。 ・今期は世論調査を行っていませんので、参考に7月の調査結果を掲載しています (下表) 。 ・世論調査は1月に実施し、結果は第4四半期業務報告で公表します。 信頼される 公共放送として、 放送機能の強化と 放送・サービスの さらなる充実を図り、 豊かで安心できる 社会の実現と 新しい時代の 文化の創造に 貢献 します ① 公 平 ・公 正 ② 正 確 ・迅 速 な 情 報 提 供 ③ 社 会 的 課 題 の 共 有 ④ 記 録 ・伝 承 ⑤ 文 化 の 創 造 ・発 展 ⑥ 多 様 性 を ふ ま え た 編 成 ⑦ 新 規 性 ・創 造 性 ⑧ 世 界 へ の 情 報 発 信 ⑨ 地 域 社 会 の 発 展 ⑩ 人 に や さ し い 放 送 ⑪ さ ま ざ ま な メ デ ィ ア で の 情 報 提 供 ⑫ 放 送 技 術 の 発 展 ⑬ 受 信 料 制 度 の 理 解 促 進 ⑭ 受 信 料 の 公 平 負 担 「信頼」 「創造・ 未来」 「公共」 「改革・活力」 ○は過去調査と比較し評価が統計的に高くなったもの ○は過去調査と比較し評価が統計的に低くなったもの (今回は、該当なし)3
今期の概況
〔今期の主な取り組み〕 ■「公共」 ・台風19号の報道では、全局配備が完了したIP中継装置なども使い、全国各地から中継 で、刻々と変化する各地の気象や被害状況を伝えたほか、風雨の強まる場所をCGで表 現するシステムなどを導入し、正確にわかりやすく、減災のための情報を伝えた。 ・大阪局では、東京の放送センターの機能停止時に、国際放送や国内の外国人向け放送を バックアップする2か国語放送設備の訓練を実施。高松局・徳島局は津波の浸水で放送 局が被害を受けた場合に備え、高台に設置したサブステーションで、訓練を行った。 ・NHKスペシャルなどの番組で、最近の台風で激しい集中豪雨が発生する理由や、大規 模土砂災害のメカニズムを詳しく伝え、警戒を呼びかけた。東日本大震災を検証する番 組や、復興を支援する番組を積極的に放送した。 ■「信頼」 ・連続テレビ小説「マッサン」は平均視聴率20.2%(ビデオリサーチ調べ)と好調。大河 ドラマ「軍師官兵衛」が終了、平均視聴率は15.8%で、過去3年で最も高かった。 ・衆議院議員選挙では、有権者の判断に資するよう、事前に日本の課題や選挙の争点などを伝え る番組を多数放送した。投開票日はテレビ、ラジオ、国際放送、インターネット等で、選挙結 果を迅速に伝えた。 ・「NHK紅白歌合戦」は第1部35.1%、第2部42.2%と高視聴率を維持し、特に若い世代 の視聴が大きく広がった。新しい演出も取り入れ、視聴者の期待に応えた。 ・国際展開をめざして制作した、大相撲の外国人力士を描く番組「SUMO SPIRIT」 がABU(アジア太平洋放送連合)賞を受賞した。 ■「創造・未来」 ・改正放送法の施行に向け、NHKのインターネット活用業務の「実施基準」をまとめ、 11月に総務大臣に認可申請を行った。 ・NHKオンデマンドの無料登録会員数は145万人を超えた。 ・「NHK紅白歌合戦」では、スマートフォン向けのアプリ「NHK紅白」のダウンロード 数が、昨年を18万件上回る73万件に達した。番組の舞台裏など、さまざまな情報を提供 した。アプリからの勝敗投票参加数が前年から倍増するなど、モバイル端末での接触が 拡大した。 ■「改革・活力」 ・12月にダイレクトメールを活用した衛星契約の勧奨活動を全国で展開。衛星契約は21万 件増加し、12月末で1,855万件となった。契約総数は17万件増加し、3,924万件となった。 ・公共放送についての理解を深めていただくために、「ここに、公共放送」キャンペーンを 実施。10月は視聴者の安全・安心を守るために「減らせ突然死 使おうAED(自動体 外式除細動器)」をテーマに、ミニ番組でAEDの使い方を広める取り組みなどを行った。 3か年計画で目指した機能強化の設備整備はほぼ完了し、実施体制の整備や訓練強化などを一層 進めた。気象情報を分かりやすくCGで表現する装置やIP中継装置など、整備した設備を、台風 18 号・19 号や長野県北部地震などの災害・減災報道で活用した。衆議院議員選挙の報道では、有権 者の判断に資するニュースや番組と、迅速な開票速報で公共放送の使命を果たした。番組は 10 月 開始の新番組や特集番組を中心に高い評価を得た。連続テレビ小説「マッサン」、大河ドラマ「軍 師官兵衛」が高視聴率を維持し、「第 65 回NHK紅白歌合戦」は、20 代女性など若い世代の視聴を 広げた。8Kスーパーハイビジョンのライブパブリックビューイングを「大相撲九州場所」など で実施し、周知活動に力を入れた。営業では公開競争入札による法人への契約収納業務委託の 拡大などを進め、契約総数・衛星契約の増加は堅調に推移している。各地の放送局でイベン トや公開収録などを通じて、受信料制度の理解促進活動を積極的に実施した。 今 期 の 総 括1
4
営業目標の達成状況と収支概況
第3四半期も、前期に引き続き、契約総数増加、衛星契約増加とも堅調に推移した。 年間増加目標に対する進捗率は、好調だった前年同期とほぼ同水準の業績を確保して いる。 契約総数は第3四半期で 17.0 万件増加し、12 月末累計で 50.7 万件の増加となり、 年間増加目標 49 万件を超えた。目標に対する進捗率は 103.5%となった。衛星契約は、 21.0 万件増加し、12 月末累計は 67.3 万件となった。年間増加目標 68 万件に対する 進捗率は 99.0%となり、前年度を上回る進捗率を確保している。 3か年経営計画の総仕上げとして、3年連続全目標達成に向けて引き続き営業活動 の一層の強化に取り組んでいく。 〔受信契約の状況〕 12 月末の収支の状況は、事業収入が 5,048 億円(予算進捗率 76.1%)、事業支出が 4,789 億円(予 算進捗率 73.2%)となり、事業収支差金は 258 億円となった。 受信料収入は、契約収納活動の強化に取り組んだことにより標準進捗率を上回り(予算進捗率 76.0%)、4,882 億円となった。事業支出は、衆議院議員選挙の放送実施による支出などがあっ たものの、全体としては標準進捗率を下回った。 〔事業収支(一般勘定)〕 ☞ 21 頁参照 (単位 億円) 区 分 予算 第3四半期 進捗率 当期(10~12 月) 累計(4~12 月) 事 業 収 入 6,636(※2) 1,671 5,048 76.1% 事 業 支 出 6,546(※2) 1,665 4,789 73.2% 事 業 収 支 差 金 90 6 258 - 〔受信料収入〕 ☞ 22 頁参照 (単位 億円) 区 分 予算 第3四半期 進捗率 当期(10~12 月) 累計(4~12 月) 26 年度 6,428 1,628 4,882 76.0% 25 年度 6,221 1,587 4,755 76.4% 契約増加件数 25 年度 第3四半期 26 年度 第3四半期 現在数 年間増加目標 累計実績 進捗率 年間増加目標 累計実績 進捗率 契約総数 48 52.5 109.4% 49 50.7 103.5% 3,924 衛星契約※1 69 66.4 96.1% 68 67.3 99.0% 1,855 ※1 衛星契約とは衛星系および地上系によるテレビジョン放送の受信についての放送受信契約 未収削減 (11 月末値) △16 △11.2 70.1% △13 △9.1 69.9% 129 (単位 万件)2
営業目標の達成状況 収 支 概 況 ※2 国際放送および選挙放送関係交付金の増に伴い、予算総則第12 条を適用して、収入および関係ある支出の予算をそれぞれ6億円 増額している(国際放送関係4億円、選挙放送関係2億円予定)5
「4つの重点目標」
の達成状況
3
「4つの重点目標」の達成状況
第3四半期も自然災害が全国で相次ぎ、IP中継設備や、気象情報のCG表現など、新し い技術を駆使して迅速でわかりやすい防災・減災報道を行った。土石流発生危険地域や火山 の情報などの発信も強化した。東京・渋谷の放送センター代替機能や全国的な機能強化整備 は順調に進捗。緊急時に備え、日頃から設備を活用する訓練などを行った。東日本大震災を 検証する番組に加え、大雨や火山噴火などの仕組みを解明し、警戒を呼びかける番組も放送 した。映像・証言の記録「東日本大震災アーカイブス」を充実させた。 ■いかなる災害時にも対応できる放送設備と体制の強化 ◇機能強化した設備や報道体制を駆使し、相次ぐ災害に対して防災・ 減災報道を的確に行った。 ・IP中継装置の全局配備が完了した。台風 19 号の報道では通常 の中継に加え、全国 35 か所からのべ 111 回のIP中継をつなぎ、 刻々と変わる各地の気象や被害状況を伝えた。 ・台風 19 号の報道では、さまざまな情報を視覚化する「高度情報 利用報道システム」を活用し、中心から離れていても風雨が強ま る場所があることをCGで分かりやすく伝え、警戒を呼びかけた。 ◇機能強化で整備した設備を日頃から活用し、災害発生時に速やかに 対応するための、運用体制の整備を進めた。 ・地域の放送局が、災害発生時に放送やインターネットを活用し て、より早く、より手厚く情報を伝えるための指針を「大規模災 害報道検討会」を中心にまとめ、全国で共有した。 ・大阪局では、放送センター機能停止時にバックアップするための 設備整備がほぼ完了し、10 月に「本部バックアップ運用全国会議」 を開催して緊急時の手順の検討などを行った。国際放送や国内の 外国人向け放送をバックアップするために整備した、2か国語放 送設備を活用する訓練も開始した。 ・津波の浸水被害などによる放送局の機能停止に備えて、高台に整 備したサブステーションの運用訓練を 10 月に高松局、11 月に徳 島局で実施した。 ◇全国の放送局で災害に備えた機能強化を、引き続き進めた。 ・原子力発電所や津波の状態をとらえるロボットカメラは、非常時の電源となる燃料電池の 小型化や簡易型自然エネルギーシステムの開発により、これまで設置不可能だった場所を 中心に、13 か所の整備が決定した。 ・停電時に備えた、放送局の自家発電用燃料タンクの増量工事は、新たに名古屋局でも実施 することになり、設計を始めた。 ◇相次ぐ災害に対し、本部の「ニュース制作緊急展開チーム」を地域放送局に派遣し、正確・ 迅速な防災・減災報道を支援した。 ・御嶽山噴火後の報道(長野局)を支援したほか、台風 19 号(宮崎局・徳島局)、11 月の長 野県北部地震(長野局)、12 月の徳島県山間部での大雪による孤立(徳島局)、12 月の北 海道の猛吹雪と高潮(札幌局)の報道で支援を行った。1.「公共」 安全・安心を守るなど公共放送の機能を強化するとともに、
東日本大震災からの復興を支援します
第3四半期の達成状況 台風の風雨を わかりやすくCGで表現3
車中からの中継など、IP中継を 全国展開し、台風情報を伝えた 大阪局の2か国語放送訓練7
■地域の安全・安心に役立つ情報提供 ・大規模な自然災害が相次いだことを受け、全国で災害 発生を警戒する情報発信の強化に努めた。広島局は 12 月から「土砂災害危険度情報」のデータ放送を開始。 熊本局は阿蘇山の降灰について放送し、上空の風向き をホームページで発信。宮崎局は霧島連山の情報を放 送。仙台局・山形局は蔵王山の監視体制を強化。北海 道各局では道内の活火山の状況をシリーズで伝える企 画を放送した。 ・画面を縮小して欄外に情報を表示するL字放送の情報を、簡単な操作でデータ放送とホー ムページに展開するシステムを開発し、各地の放送局で活用した。 ■東日本大震災を検証し復興を支援する番組 ◇NHKスペシャルは、東日本大震災の課題や、巨大災害のメカニズムに迫る番組を放送。 ・シリーズ「東日本大震災」では、「悲劇をくり返さないために ~大川小学校・遺族たちの3年8か月」(11/28)、「38 万人の 甲状腺検査~被ばくの不安とどう向き合うか~」(12/26)の 2本を放送。「メルトダウン File5 知られざる大量放 出」(12/21)は、福島第一原発の事故による放射性物質放出 に関する新事実を伝え、原発の構造上の問題を指摘した。 ・「巨大災害メガディザスター 日本に迫る脅威 激化する豪雨」 (11/15)、「“夢の丘”は危険地帯だった~土砂災害 広島から の警告~」(10/31)では相次ぐ自然災害を検証して伝えた。 ◇東日本大震災を検証する番組、復興を支援する番組を各波で放 送した。 ・総合テレビ「明日へ-支えあおう-」は前年同期より、よく 見られた。ETV特集では「除染のゆくえ~畑村陽太郎と飯 舘村の人々~」(11/1)、「復興まちづくり4年目の日々~岩手 陸前高田~」(11/22)を放送。NHKワールドTVとBS1 で放送する「TOMORROW」は、子どもたちがパリで東 北をアピールするイベントを開くまでを追う番組などを放送。 BSプレミアムは「東北ローカル鉄道をゆく 2014・秋」な どを放送した。 ・復興に取り組む人々を元気づける公開放送を実施した。「公開復興サポート 明日へin日 立」(10/18~19)を茨城県日立市で開催し、「つなげるコンサート~名曲が心の絆を結ぶ ~」など5番組を公開収録した。仮設住宅の集会所などをまわりEテレの番組収録などを 行う「スマイルキャラバン」を 16 か所で開催。ラジオ第1の「午後のまりやーじゅ」は、 岩手県大船渡市で、三陸鉄道を拠点にして公開放送を行った(11/3~4)。 ■災害の映像・証言を歴史的資料として記録し保存・活用 ◇公開ホームページのサイト「東日本大震災アーカイブス」に映像を保存・公開された証言者 は 485 人、関連のニュースは 768 本に達し、震災の貴重な記録として活用されている。 3か年経営計画の最終年度として機能強化整備を計画的に実施するとともに、運用・実 施体制の整備をさらに進めていく。相次ぐ自然災害に備えて、正確・迅速な防災・減災報 道に努める。各地の放送局は地域の安全・安心に役立つ情報提供をさらに強化。東日本大 震災などの大規模災害を検証し、復興を支援する番組の制作を継続する。 課題・今後の取り組み 土砂災害危険度情報を伝える広島局のデータ放送 「NHKスペシャル 巨大災害メガディザスター 日本に迫る脅威 激化する豪雨」 「NHKスペシャル メルトダウン File5 知られざる大量放出」
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「4つの重点目標」の達成状況
番組の質に対する評価が第2四半期よりも向上した。連続テレビ小説や大河ドラマが好調 を維持し、10 月開始の新番組も好評で、NHKスペシャルなどの特集番組は高く評価され た。危険ドラッグや子どもの問題に迫る調査報道番組も大きな反響があった。国際放送は新 しい番組の開発に力を入れた。衆議院議員選挙の報道は、全国の放送局を挙げて全力で取り 組んだ。 ■確かなニュースや多様で質の高い番組 ◇番組の質を評価する 10 指標は第2四半期より改善傾向にある。ビデオリサーチの接触者率は、 政見・経歴放送期間の低下の影響もあり、やや下がった。総合テレビでは男性が復調傾向に あるが、女性4-19 歳、女性 30 代が下がっている。Eテレは前年比で子ども(4-19 歳)と 母親世代(女性 30 代)が減少し、男女 60 代が増加した。 【総合テレビ】 ★主な編集方針:“生活に欠かせないチャンネル”として正確な情報を伝え、日本・世界の課 題を考えるニュースや番組を継続・強化。文化・教養・娯楽番組などバランスよく編成。 ・連続テレビ小説「マッサン」は平均視聴率(ビデオリサーチ調べ) が 20.2%と好調。12 月に終了した大河ドラマ「軍師官兵衛」の 平均視聴率は 15.8%、ここ3年で最も高かった。 ・10 月から始まった「地球イチバン」、「ファミリーヒストリー」 は質的評価が高い。継続番組の「ドキュメント72時間」が好 調を維持し、年末深夜に放送した再放送特集もよく見られた。 ・社会問題を徹底取材して真相に迫り、ニュースや番組で放送し た。NHKスペシャルでは「攻防 危険ドラッグ」(11/30)、「調 査報告 “消えた”子どもたち」(12/22)などが反響をよんだ。 ・NHKスペシャル「カラーでよみがえる東京」(10/19)はデジ タル技術を駆使した映像が評判で、視聴者層拡大に貢献した。 「ホットスポット 最後の楽園」第2シリーズも高い評価を得た。 特集番組「君が僕の息子について教えてくれたこと」(8/16)が 文化庁の芸術祭大賞を受賞した。 ・大相撲中継は、注目力士に密着した企画などを交え、視聴率を 伸ばした。11 月のNHK杯フィギュアは、BS1と合わせて放 送時間が 28 時間を超え、視聴者の期待に応えた。 ・「第 65 回NHK紅白歌合戦」は、視聴率が第1部 35.1%、第2 部 42.2%と前年よりやや下がったが、20 代女性など若い世代の 視聴が大きく広がった。連続テレビ小説「花子とアン」の生ドラ マなどの演出が評判となった。 【Eテレ】 ★主な編集方針:青少年・子どもの健全な育成に資する番組、人々の知的関心に応える番組、 文化・芸術の継承・発展に資する番組、福祉番組などを編成。教育放送の役割を果たす。 ・「Let’s天才てれびくん」は今年度リニューアルしてから視聴率上昇が続いている。 「SWITCHインタビュー 達人達 阿川佐和子×ふなっしー」(11/15)はインターネ2.「信頼」 世界に通用する質の高い番組や、日本、そして地域の発展に
つながる放送・サービスを充実させます
第3四半期の達成状況 「NHKスペシャル カラーでよみがえる東京」3
「バリバラ 悪夢」 連続テレビ小説「マッサン」9
ット上で大きな話題となった。「バリバラ~障害者情報バラエティー~」は、障害者とど う向き合うかを障害者が演じるドラマ「悪夢」(12/5)を放送し大きな反響があった。 ・科学への好奇心を育てる番組「ミミクリーズ」が、教育コンテンツの国際コンクール「日 本賞」で、幼児向けカテゴリー最優秀賞を受賞した。 【BS1】 ★主な編集方針:「生にこだわるスポーツ」、「世界の今を伝える国際情報」、「世界の深層に迫 る骨太のドキュメンタリー」の3つの柱を軸に、新規視聴者層を開拓する番組に取り組む。 ・プロ野球が終了し、全体の接触はやや下がったが、年末に編成したプロ野球 80 年の関連 番組は好評。12 月の全日本総合バドミントン選手権は若い世代も含め、よく見られた。「国 際報道2014」が好調を維持。「BS世界のドキュメンタリー」は 11 月にベルリンの壁 崩壊から 25 年のシリーズを組み、好評を得た。 【BSプレミアム】 ★主な編集方針:幅広い世代が楽しめる“知的エンターテインメントチャンネル”。「地上波に はない個性」で深い満足感を与えるコンテンツを充実。戦略的編成で新たな視聴者層を獲得。 ・土曜日のザ・プレミアムが好調で、「花子とアン」のスピンオフドラマや「グレートトラバ ース」最終回などがよく見られた。「ナンシー関のいた17年」などのドキュメンタリード ラマのシリーズは 20 代~40 代の女性の視聴を広げた。「世界ふれあい街歩き」の視聴が第 2四半期より回復。伸び悩む「ザ・プロファイラー」、「英雄たちの選択」などは改善策を 検討している。 【選挙報道】 ・衆議院解散後、有権者の判断に資するよう、日本の課題や選挙の争点を伝えるニュースや 番組、各党幹部の討論などを放送した。投開票日(12/14)は総合テレビで 19 時 50 分か ら開票速報番組を始め、ラジオ、国際放送、インターネット等で選挙結果を迅速に伝えた。 当選確実の報道に 1 件誤りがあった。原因を究明し再発防止策を徹底する。 ■地域の再生、地域の活性化への貢献 ・各地域の放送局が地元の魅力を全国に発信する番組を制作した。 11 月に放送した地域放送局制作の3本のドラマ、「戦艦大和のカ レイライス」(広島局)、「鵜飼に恋した夏」(京都局)、「ザ・ラス ト・ショット」(秋田局)は、地域の出演者を交えたイベントや、 地域放送番組と連動して地元を盛り上げた。 ■国際発信力の強化、国際展開によるNHKのブランド力の向上 ・英語によるテレビ国際放送「NHKワールドTV」では、日本人 のノーベル物理学賞受賞やリニア新幹線の話題など、日本の優れ た科学技術を世界に向けて発信した。 ・開発番組「NHK WORLD SHOWCASE」は討論番組や 地域放送局のドキュメンタリー、日本に住む外国人ディレクター が“日本”を描く番組などを放送。視聴者意向を把握して 27 年 度改定につなげる。 ・国際展開を目指して企画された「SUMO SPIRIT」が、ABU(アジア太平洋放 送連合)加盟の放送機関の優れた番組に贈られるABU賞を受賞。海外販売も実現した。 ・第 41 回「日本賞」教育コンテンツ国際コンクール(10/15~21)に世界 62 の国・地域の 206 機関から 320 点が出品された。「教育コンテンツ世界制作者会議」なども併せて開催、 世界の番組制作者との関係を強化した。 ・ミャンマーとの外交関係樹立 60 年を記念し「ジャパン ミャンマー プエドー」をヤンゴ ンで開催(12/6~7)。現地で放送している「あまちゃん」のイベントなどを実施した。 番組の質的評価は前期に引き続き高まっている。一方で、視聴率・接触者率は伸びてい ない。高い質の評価を維持しつつ、接触者率を向上させるため、番組制作や編成を改善し、 新年度の取り組みにつなげていく。 課題・今後の取り組み 広島局制作「戦艦大和のカレイライス」 「SUMO SPIRIT」
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「4つの重点目標」の達成状況
新たなサービスについては、普及が進むスマートフォンとタブレット向けに「NHK紅白」 アプリを制作し、放送を補完する情報を届けた。また、26 年6月の放送法改正を受けて、「イ ンターネット実施基準」を策定し、総務大臣に認可を求めた。8Kスーパーハイビジョンは、 積極的にコンテンツを制作するとともに、国内外でのパブリックビューイングなどで魅力を 伝えた。「平成 25 年度の字幕放送等の実績」が総務省から発表され、NHKは、対象時間に 占める字幕付与の割合が、総合テレビ・Eテレともに計画値を上回った。 ■放送と通信が融合した新たなサービスの提供と開発 ◇インターネット活用業務などの充実・強化に取り組んだ。 ・「第 65 回NHK紅白歌合戦」では、スマートフォンとタブ レット向けの専用アプリ「NHK紅白」を制作。お気に入 りの歌手の出演事前通知や視聴者審査員の投票機能、番組 の舞台裏や過去の紅白歌合戦などの情報を提供した。アプ リのダウンロード数は、73 万件(前年度比+18 万件)。 ・「御嶽山噴火」の証言や映像をまとめた特設サイト「御嶽 山『噴火の証言』」を開設。インターネットの特徴を生か し、証言者の居場所や、時系列で整理した証言を確認でき るようにした。今後の防災・減災に役立つ貴重な記録とし て、多くの人から高い評価を得た。 ・放送と通信を連携させるハイブリッドキャストは、平成 26 年度後期から総合テレビ以外のEテレ、BS1、BSプ レミアムでもサービスを開始。12 月の利用者数は 46 万人 を超えた。 ・改正放送法の 27 年度施行に向けて、NHKのインターネ ット活用業務の「実施基準」を策定。まず「要綱」段階で 意見募集を行い、寄せられた意見も踏まえてまとめ、11 月に総務大臣に認可申請を行った。 ・NHKオンデマンドは、ハイビジョンの4倍の解像度を持 つ4Kコンテンツや、連続テレビ小説「花子とアン」や「マ ッサン」のドラマの舞台裏動画などの配信を行った。無料 登録会員数が 145 万人を突破し、視聴料収入は 4.7 億円と なった。 ■新たなメディア環境に対応する技術とサービス基盤の確立 ◇NHKが参画する「IPTVフォーラム」において、新VOD方式を可能とする「ハイブ リッドキャスト運用規定 2.0 版」を策定した。 ◇特許管理団体(MPEG LA)が、NHKの保有する特許2件を、次世代映像圧縮技術 (HEVC)の必須特許として認定した。3.「創造・未来」 放送と通信の融合時代にふさわしい、さまざまな伝送路を
利用した新たなサービスを充実させます
第3四半期の達成状況3
無料登録会員数:145 万人 〔前期末+5.7 万人〕 ※外部提供事業者を除く 「NHK紅白」アプリ アイコンとライブ画面 特設サイト「御嶽山『噴火の証言』」 NHKオンデマンド視聴料収入の推移 (億円) 3.9 4.6 4.8 4.9 4.7 4.7 4.7 0 1 2 3 4 5 6 1期 2期 3期 4期 1期 2期 3期 4期 25年度 26年度11
◇VTRテープを使わず、映像・音声をデータファイル化して扱う、新しい番組制作・送出 のシステム「ファイルベースシステム」への着実な移行に取り組んだ。 ・12 月に、NHK内で「パイロット局」と位置付けた名古屋局・岐阜局の工事に着手。岐 阜局で取材した映像を名古屋局が編集する「代行編集」についてもシステムの開発を進 めた。今後、この方式を全国に広げることを検討する。 ■次世代の超高臨場感放送システムの開発 ◇その場にいるような鮮明な映像・音声を表現できる8Kの特徴を最大限生かしたコンテン ツ制作を積極的に行った。 ▼ 8K初の歌舞伎コンテンツ「人間国宝 坂田藤十郎 至 高の芸」 ▼ 一眼レフカメラによるコマ撮り撮影を取り入れた展示 用コンテンツ「牧野植物ふしぎ図鑑」、「富士山 森羅万 象」 ▼ 「日本国宝展」で展示された国宝「玉虫厨子」と「元 興寺極楽坊 五重小塔」など ◇8Kのパブリックビューイング(PV)は、マカオで開催 されたABU(アジア太平洋放送連合)総会、「デジタル放 送の日」記念式典、各地の放送局公開イベント(甲府局、水戸局、富山局、津局、宮崎局) で実施。また、8KライブPVは、「日本女子オープンゴルフ」、「日本オープンゴルフ」、 「大相撲九州場所」、「NHK紅白歌合戦」を、それぞれ実施した。 ■人にやさしい放送・サービスの拡充 ◇「平成 25 年度の字幕放送等の実績」が総務省から公表された。「行政の指針」が示す対象 時間に占める字幕付与の割合は、総合テレビ 84.8%(前年度比+1.3 ポイント)、Eテレ 63.2%(前年度比+7.9 ポイント)と、いずれも字幕拡充計画の計画値を上回った。 ◇これまで字幕を付与していなかった生放送番組で、字幕放送を実施した。 ・「衆院選 2014 開票速報」(12/14、全国向け放送の一部)、総合テレビの午前 10 時・11 時 のニュース、「国民体育大会・総合開会式」(10/12)、「ニュースハイライト」(12/26)な ど。 ◇少人数で運用可能なニュース字幕設備の開発が完了し、広島局に設置した。26 年度末の運 用開始に向け、準備を進めている。 ■テレビ放送の完全デジタル移行後の課題への取り組み ◇地上デジタル放送の難視聴地域に対して、衛星放送を使って補完する「衛星セーフティー ネット」が終了する 27 年3月末に向けた恒久対策を引き続き実施した。 ・デジタル難視対策世帯数は、残り 381 世帯(12 月末)に減少した。国と放送事業者で構 成される「全国地上デジタル放送推進協議会」や「総務省デジタル受信者支援センター (デジサポ)」と連携して、引き続き対策の完了を目指していく。 ・NHKが設置した共聴施設については、衛星セーフティーネット利用施設の恒久対策が、 12 月ですべて完了した。 8Kは、国のロードマップを踏まえて、設備整備やコンテンツ制作を計画的に行う。イ ンターネット活用業務については、改正放送法に基づいて、制作者向けのガイドラインの 整備等を行う。地上デジタル放送の難視聴地域に対しては、衛星セーフティーネットが終 了する 27 年3月末までに、関係者と協力・連携して、対策を完了させる。 課題・今後の取り組み 8KのPVの様子 (甲府市のアイメッセ山梨)
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「4つの重点目標」の達成状況
N NHKグループ全体のガバナンス強化に向けて、ガバナンス向上プロジェクトによる子 会社への検証指導を行った。 改正放送法に基づき、インターネット活用業務の強化に適切に対応していくための、実 施体制を整備する組織改正を 12 月の理事会で決めた。 ■経営計画の達成に向けた評価・管理 ◇経営計画の進捗状況を検証する「改革と活力委員会」を開催。7 月に行った世論調査の結果 をもとに経営 14 指標の分析結果を共有した。相次いだ自然災害への対応や、営業拠点の再 編の効果などについて検証した。 ◇2015 年度からの3か年計画の策定に向けて「経営企画会議」を開催し、重点方針や具体的 な施策、収支計画等について議論した。経営委員会との間で議論を重ね、11 月 11 日の経営 委員会で「基本的な方向性」について、おおむね一致した。 ■効率的なNHKの業務体制の構築 ◇改正放送法を踏まえて、インターネット活用業務の積極展開に適切に対応するための実施 体制を整備する組織改正を 12 月の理事会で議決し、1月に発令した。放送とインターネ ットサービスを総合的に編成して、視聴者サービスの向上を図ることとした。 ■効率的なグループ経営の推進 ◇関連団体の監査役・監事や内部監査担当社員等を対象に各種研修会や連絡会を実施した。 今後も、各社の取締役、監査役機能の強化や内部監査体制の確立に向けた取り組みへの支 援を継続する。 ■視聴者のみなさまとの結びつき ◇NHKのさまざまな科学番組に関するイベント等を通して、 「科学」を身近に感じてもらう「NHKサイエンス スタジ アム 2014」を開催。公開収録や、番組で利用した模型等の 展示、ワークショップ、最先端放送技術の紹介などで構成し、 多くのファミリー層に楽しんでいただいた(10/18~19 来 場者:25,008 人)。このほか、若い世代が参加するイベント として、「NHK全国学校音楽コンクール」(10 月)、「全国 高等専門学校ロボットコンテスト」(11 月)を実施、放送する など、「芸術・文化・スポーツ・食の秋」にふさわしい多彩な公開番組・イベントを全国で 494 本実施した。 第3四半期の達成状況4.「改革・活力」
① 効率的な経営を行い、公共放送の価値を最大に高めます 現経営計画の達成に向けて、最終四半期の取り組みを強化する。2015 年度からの経営計 画の推進に向けた実行体制の整備を行い、4月からの円滑な実施に向けた準備を加速す る。3
課題・今後の取り組み NHKサイエンス スタジアム 201413
(参考)公開競争入札地域 目標達成状況
「4つの重点目標」の達成状況
第3四半期も、前期に引き続き、契約総数増加、衛星契約増加とも堅調に推移し、業 績が好調だった前年とほぼ同水準の業績を確保している。営業活動では、12 月にダイレ クトメールを活用した衛星契約勧奨活動を全国的に実施し、契約の増加に取り組んだ。 また、電話料金と一括して受信料をお支払いになる方が 12 月に 10 万件を超え、営業経 費抑制に向けた効率的な営業活動への改革も着実に進んでいる。 受信料制度の理解促進の面では、公共放送についての理解を深めていただく「ここに、 公共放送」キャンペーンを全国放送で展開している。視聴者のみなさまの安全・安心を 守るため、10 月は「AED(自動体外式除細動器)」の利用促進について集中的に取り上 げた。各地の放送局でも、さまざまなイベントや公開収録等の機会に、受信料制度や公 共放送の役割についての理解促進活動を積極的に行った。 ■契約数の推移 第3四半期は、引き続き営業活動の強化に取り組むとともに、12月にダイレクトメール を活用した衛星契約勧奨活動などを全国的に展開するなど、訪問活動以外の営業対策にも 積極的に取り組んだ。また、法人委託の拡大などの営業改革も着実に進めた。 その結果、第3四半期で契約総数は17.0万件増加し、12月末で3,924万件となった。衛星 契約は21.0万件増加し、12月末で1,855万件となった。 ■公平負担と営業経費抑制に向けた4つの営業改革 (1)効率的な業務体制の構築 ・公開競争入札で契約収納業務を受託した法人による業 務実施地域は、26 年 12 月末現在、全国で 70 地区(約 1,032 万世帯)となっている。また、小規模な地域を 担当するエリア型法人委託は、157 社、235 地区にお いて業務を実施している。法人が受託する地域の業績 は、おおむね堅調である。 区 分 26 年度(4~11 月) 目標 実績 達成率 総数取次 24.2 21.8 89.9% 衛星取次 10.5 11.0 104.8% 3,618 3,618 3,640 3,6623,685 3,731 3,766 3,815 3,873 3,924 3,400 3,500 3,600 3,700 3,800 3,900 4,000 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26.12 契約総数 1,247 1,284 1,334 1,387 1,456 1,543 1,622 1,706 1,788 1,855 1,100 1,200 1,300 1,400 1,500 1,600 1,700 1,800 1,900 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26.12 衛星契約 ② 受信料を公平に負担していただくため、営業改革と受信料制度の理解促進に努めます4.「改革・活力」
(万件) (万件) (単位 万件) (年度) (年度) 第3四半期の達成状況3
0 0 末 末14
BOSAIイベント(和歌山局) 出前授業風景(名古屋局) 「ここに、公共放送」キャンペーン (2)民事手続きの強化 ・第3四半期の支払督促申し立て実施件数は335件。18年度の申し立て開始以降の累計は 6,507件。このうち解決済み(支払済・分割支払中等)は5,491件となっている。 ・民事訴訟では、26年12月末までに125件(世帯に対して113件、事業所に対して12件)を 提訴した。このうち世帯では、91件が契約締結により解決し、11件がNHKの請求を認 める判決となっている。事業所は、9件が契約締結による解決となっている。 (3)契約・収納手法の開発 ・住民票除票の活用により、本人からの届け出を省略した住所変更の取次数は、第3四半 期で 7,666 件となり、24 年 10 月の運用開始から、累計で5万 2,365 件となった。 ・衛星放送の受信確認メッセージ消去連絡と同時に、契約書の提出を省略して取り次いだ 件数は、第3四半期で 6,512 件となり、24 年 12 月運用開始から、累計で4万 2,332 件 となった。 (4)各種法人・団体等との連携 ・NTTファイナンス株式会社との連携により、受信料を電話料金等と一括して支払う 「くらし快適サービス・NTTtabal まるごと決済」は、25 年 10 月のサービス開始か ら 26 年 12 月末までで利用件数が 11 万 5,246 件となった。 ・ヤフー株式会社との連携により、「Yahoo!公金支払い」のサイトから、クレジットカー ドやポイントを利用して受信料を支払えるサービスは、25 年 12 月に開始して以来、26 年 12 月末までの利用件数が 3,332 件となっている。 ■受信料制度の理解促進 ★全国放送による理解促進活動 ・公共放送についての理解を深めていただく「ここに、公共放 送」キャンペーンでは、視聴者のみなさまの安全・安心を守 る公共放送の役割の一環として、「減らせ突然死 使おう AED(自動体外式除細動器)」をテーマに取り組んだ。全 国でAEDの設置が進められる一方、周知不足が原因で、適 切に活用されず突然死に至るケースなどがあり、NHKと医 師などの専門家グループでプロジェクトを作り、適切な使い 方などについて1分番組で周知した(10月に14回放送)。 ★全国の放送局での放送と連動した理解促進活動 ・和歌山局では、マラソンイベントの会場でタブレットを使用 した防災クイズ「地震だ!どーする?どーもくん」を実施 (10/26)。参加者に県内のラジオ周波数を周知するとともに、 津波などの災害時に自力で逃げられる体力・気力を養うため の「NHK BOSAI体操」を制作上映。地域の防災力向上 に取り組み、公共放送の役割についての理解促進に努めた。 ・名古屋局では、地元の小学生に、気象予報士による出前授業 「お天気の不思議」とお天気コーナーの生中継をおこなった (11/7)。中継と授業をあわせ140人を超える一般観覧者も訪 れ、受信料制度などの理解促進活動を行った。 ・沖縄局では、宮古島での「にっぽん縦断こころ旅」の収録に あわせ、地元の方々約200人を招き、出演者によるトークショーを開催した(12/13)。 参加者には、受信料制度や公共放送の役割などについても説明し、理解を深めていた だいた。 営業改革の取り組みと営業活動をさらに強化し、26 年度末「支払率 75%」など3か年 経営計画における全営業目標の達成を目指す。 課題・今後の取り組み
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「4つの重点目標」の達成状況
公共放送を支える多様で意欲ある人材を確保するため、日本経済団体連合会(経団連) の新しい指針を踏まえた採用選考の準備を進めた。 ワーク・ライフ・バランスを推進するため、NHKグループの職員・社員が利用できる 保育施設の概要を周知するとともに、女性活躍推進に向けた各種施策の充実を図った。 国際感覚を兼ね備えて組織全体をマネジメントできる人材を育成するため、職員を海外 ビジネススクールに派遣する施策を新たに導入した。 ■公共放送を担う人材の確保と育成 ◇日本経済団体連合会の採用選考の新しい指針を踏まえた採用スケジュールを決め、具体 的な準備を開始した。3月以降、NHK主催の採用イベントや、学校・外部団体主催の 説明会に積極的に参加していくよう準備を進めた。 ■士気の向上と職場の活性化 ◇ワーク・ライフ・バランスを推進する施策として、NHKグループの職員・社員が利用 できる保育施設(平成 27 年4月1日運用開始)の概要について周知した。 ◇女性が活躍できる環境を整えるため、女性中堅層を対象に「異業種女性交流研修」「NHK ウーマンキャリアデザイン」研修を新設した。また、介護・育児による休職者が、休職 期間中であっても管理職登用資格試験を受験できるよう制度を改正した。 ◇ひとりひとりの職員を適正に評価し、活力ある職場となるよう 25 年度に改革した新たな 評価制度の一層の定着・浸透に向け、考課者研修を積極的に実施した。 ◇国際感覚を兼ね備えて組織全体をマネジメントできる人材を育成するため、職員を海外 ビジネススクールに派遣する施策を新たに導入した。英語力等を確認した上で、マネジ メント力の向上に繋がるよう派遣先を決め、第4四半期から派遣を実施する。 将来の公共放送を担う人材の確保のために、ジャーナリストとして高い使命感を持つ人 材の選考が継続した課題である。経団連の新しい指針を踏まえた採用スケジュールに基づ き、積極的に周知活動を展開する。公共放送の仕事への理解を深め、ジャーナリスト志望 者の拡大を目指すとともに、適性を見極める有効な選考手法を検討し導入する。 課題・今後の取り組み ③ 放送・サービスの質を向上させるため、活力ある職場づくりをすすめます4.「改革・活力」
第3四半期の達成状況3
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3 (参考)
(1) 各指標
(2) 予算の執行状況等
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各指標
【質的指標】 ・10 指標は、個々のチャンネルの質に対する視 聴者のみなさまの評価。年4回、インターネ ットで調査を行い、結果を 10 点満点で、レー ダーチャートで表示する。 ・前期と比較して、統計的に評価が高まった指 標を青丸、低くなった指標を赤丸で表記して いる。(今回は、該当なし) 【量的指標】 ・接触者率、世帯視聴率について、ビデオリサ ーチ(関東)のデータから当該四半期平均と 前期のデータを表記している。 【質的指標】 ・「海外での評価」は、毎月6本ペースで視聴し て報告を求めている一般公募のモニター(世界 40 の国と地域で実施)の評価を四半期ごとに集 計し、まとめたもの。 【量的指標】 ・「海外での視聴可能世帯」は、NHKが受信環 境整備のために契約している各国・地域の放送 事業者を通じて、視聴可能な世帯を四半期ごと に集計したもの。 国内放送 国際放送 国内放送 国際放送 ※10指標評価の分母は各波、サービスに月に1回でも接触した人。塗布部分は、質的指標で特に意識する領域。 青丸は前期と比較し統計的に評価が高まった指標、赤丸は各波の中で統計的に評価が低くなった指標(今回は、該当なし)。 括弧内は、前期の結果。指標によって報告タイミング(四半期、半期、年)は異なる。(参考) 各指標
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【質的指標】 ・デジタルサービスの満足度は、NHKが実施 しているサービス(NHKデータ放送等)に ついて、年4回インターネット調査を行い、 結果を 10 点満点で表記している。 【量的指標】 ・デジタルサービスの接触についても、年4回 インターネットで調査を行い、結果を%で表 記している。 【質的指標】 ・公開番組・イベントに参加した視聴者の満足度 等を測定する。 【量的指標】 ・受信料の支払率および収納率等により、受信料 公平負担の進捗状況を測る。 技術・デジタル関係 視聴者関係等 技術・デジタル関係 視聴者関係等 ※視聴者の支払意思額の合計 = 地上放送および衛星放送に対する支払意思額×契約数の合算 ※世論調査により、年度ごとに公表
VFM (Value for Money) (コストに見合う成果) NHKが生み出した価値額(視聴者の支払意思額の合計) NHKの事業支出額(決算) = ※訪問者数は、30分以上アクセス間隔があいた場合には、別アクセスとして集計。ただし従来型携帯向けサイトは除く。NHKのアプリ利用数は集計対象外。