目次
Part1
弥生給与 19
... 1
弥生給与 19 の新機能と変更点 ... 1
対応帳票の変更 ... 1弥生給与 19 の法令改正対応 ... 3
平成 30 年分年末調整への対応 ... 3 平成 30 年分年末調整の印刷帳票への対応 ... 18Part1
弥生給与 19
本テキスト内の機能を確認するには更新機能確認用データ「弥生セミナー株式会社(更新用)」をご利用くだ さい。 更新機能確認用データは、テキストとあわせて「インストラクター資格更新」サイトにてご提供しています。 ダウンロードして復元してください。弥生給与 19 の新機能と変更点
対応帳票の変更
法令改正等により毎年様式変更が続く中で、汎用用紙に印刷されるお客さまが年々増えてきていることから、 『弥生給与 19』より、源泉徴収票の専用用紙印刷機能は弥生の純正サプライ用品にのみ対応させていただく こととなりました。ヒサゴ社製および日本法令製の専用用紙「給与所得の源泉徴収票/給与支払報告書(個人 別明細書)」は非対応となりますので、以下の書式を使用して印刷していた場合は、帳票の印刷時に書式を確 認し、必要に応じて変更してください。 ≪非対応となった書式≫ ■ページプリンター用 書式名 品番(型番) ヒサゴ 給与所得の源泉徴収票 OP1195M 給与支払報告書(個人別明細書) OP1195M 日本法令 給与所得の源泉徴収票 MC-3 A4 カット紙 給与支払報告書(個人別明細書) MC-3 A4 カット紙 ■ドットプリンター用 書式名 品番(型番) ヒサゴ 源泉徴収票/給与支払報告書 OP386M 日本法令 源泉徴収票/給与支払報告書 MC-3データコンバートした場合の初期値について
『弥生給与 18』でヒサゴ社製または日本法令製の書式を選択されていた場合、『弥生給与 19』へコ ンバートすると「ページプリンター」の「弥生」書式が選択された状態になります。「弥生」書式 および普通紙が選択されていた場合は、コンバート前の書式が引き継がれます。必要に応じて変更 してください。メニュー
年末調整ナビの [6.帳票を印刷しよう] (または 退職者源泉徴収票ナビの [1.退職
者の源泉徴収票を印刷しよう] )
- [源泉徴収票/給与支払報告書] - [印刷]ボタンをクリック
■『弥生給与 18』 非対応となったため、『弥生給与 19』 では書式が表示されません。 「ヒサゴ」または「日本法令」の書式 が選択されていたデータをコンバー トすると、「ページプリンター」の「弥 生」の書式が選択されています。弥生給与 19 の法令改正対応
平成 30 年分年末調整への対応
平成 29 年度の税制改正により配偶者控除および配偶者特別控除の見直しが行われました。 これに伴い、平成 30 年分年末調整では、平成 29 年以前の「給与所得者の保険料控除申告書 兼 給与所得者 の配偶者特別控除申告書」(兼用様式)が廃止され、「給与所得者の保険料控除申告書」と「給与所得者の配 偶者控除等申告書」の2種類の様式となりました。また、「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」も記載 事項が変更されました。 ■ 「給与所得者の保険料控除申告書」と「給与所得者の配偶者控除等申告書」 (旧:給与所得者の保険料控除申告書 兼 給与所得者の配偶者特別控除申告書) ■ 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書 弥生給与では、年末調整時に配布、回収する申告書の様式変更に対応するとともに、配偶者控除・配偶者特 別控除の計算方法の変更に対応しました。また、年末調整ナビや申告書入力画面、システムふせんの機能を 改善しました。弥生給与 19 での対応内容
22.1.1 より対応年末調整ナビの流れに従って、弥生給与での変更点を確認してみましょう。
メニュー
年末調整ナビの [2.年末調整の準備をしよう]
年末調整の作業を始める前に本年の改正点を確認する ためのステップが追加されました。 「年末調整について知りたい」をクリックすると、弥生ホー ムページの「サポート情報」サイトが表示され、変更内容 を確認することができます。 申告書の様式変更に対応し、2 種類印刷できます。 従業員に記載してもらうための用紙としてそれぞれの申 告書の表面(1 枚目)が印刷できます。 一部機能が追加され ました。 詳細は P6 参照 「配偶者控除等申告書」を従業員へ配付する際、「所得 金額」を記載してもらうために計算式が記載された裏面 (2 枚目)も必要な場合は、国税庁のサイトからダウン ロードできます。 ■『弥生給与 18』(平成 29 年分)メニュー
年末調整ナビの [2.年末調整の準備をしよう] -[保険料控除申告書印刷]
メニュー
年末調整ナビの [2.年末調整の準備をしよう] -[配偶者控除等申告書印刷]
P6「「提供済みの個人番号と相違ない旨を印字」の チェックボックスについて」を参照 給与支払者の名称、法人番号、所在地の みが印字されます。(更新機能確認用データに は「法人番号」は登録されていません) 給与支払者の名称、法人番号、所在地のみ が印字されます。(更新機能確認用データには 「法人番号」は登録されていません) 平成 30 年分の様式に対応しました。項目の配置や一部の項目 が変更されています。メニュー
年末調整ナビの [3.年末調整の準備をしよう]
-(扶養控除等申告書(翌年分)の)[会社情報のみを印刷]
「提供済みの個人番号と相違ない旨を印字」のチェックボックスについて
「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」には、従業員本人、控除対象となる配偶者、及び控除 対象扶養親族等のマイナンバー(個人番号)の記載が必要です。また、「給与所得者の配偶者控除 等申告書」については、従業員本人のマイナンバー(個人番号)の記載は不要ですが、配偶者のマ イナンバー(個人番号)の記載が必要です。ただし、給与支払者が従業員等のマイナンバー(個人 番号)等を記載した一定の帳簿を備えている場合には、その帳簿に記載されている方のマイナン バー(個人番号)を記載しなくても差し支えないとされています。そしてその場合は、給与支払者 と従業員との間での合意に基づき、従業員が扶養控除等申告書の余白に「マイナンバー(個人番号) については給与支払者に提供済みのマイナンバー(個人番号)と相違ない」旨を記載した上で、給 与支払者において、既に提供を受けている従業員等のマイナンバー(個人番号)を確認し、確認し た旨を扶養控除等申告書に表示する必要があります。 弥生給与ではこれに対応し、「配偶者控除等申告書」と「扶養控除等申告書(翌年分)」について、 印刷時に個人番号を印字するかどうか、または個人番号の記載を省略する旨の内容を枠外に印字す るかどうかを選択できます。状況に応じてご利用ください。なお、個人番号の印字はマイナンバー の取り扱い担当者でログインしている場合のみ選択可能です。 (※ 更新機能確認用データはマイナンバー管理を行っていないため、個人番号を印字する選択はできません。) 従来は「会社情報と従業員情報を合わせて印刷」を選択 した場合のみに用意されていたチェックボックスが、「会社 情報のみを印刷」にも追加されました。 このチェックボックスに関する詳細は下記「「提供済みの 個人番号と相違ない旨を印字」のチェックボックスについ て」を参照してください。 チェックをつけると、省 略する旨の記載と従業 員 確 認 用 の チ ェ ッ ク ボックス、給与支払者 の確認印欄が印字され ます。メニュー
年末調整ナビの [3.申告書を入力しよう]
メニュー
年末調整ナビの [3.年末調整の準備をしよう]
-[扶養控除等申告書へ](例:小松太郎)
入 力 画 面 が 申 告 書 の 様 式 に 合 わ せて変更されまし た。 入 力 す る 申 告 書 が 5 種類になりま した。 追加されました。 個人番号以外の緑色の部分をクリッ クすると[扶養控除等情報入力]画面 が 表 示 さ れ、扶 養 親 族 の 修正 、 追 加、削除が行えます。 個人番号をクリックすると[マイナン バー管理]画面が表示され、扶養親 族のマイナンバーを登録、修正でき ます。 ※マイナンバー取り扱い担当者でロ グインしている場合のみ(更新機能確 認用データでは表示できません) ■『弥生給与 18』(平成 29 年分)メニュー
年末調整ナビの [3.年末調整の準備をしよう]
-[保険料控除申告書へ](例:小松太郎)
旧バージョンで[個人型及び企業型年金加入者掛金]を入力していた場合
旧バージョンで「保険料控除等申告書」の[個人型及び企業型年金加入者掛金]に金額が入力され たデータを『弥生給与(やよいの給与計算) 19 Ver.22.1.1』で開くと、入力済みの金額は[確定 拠出年金法に規定する個人型年金加入者掛金]に移行されます。必要に応じて、個人型年金加入者 掛金と企業型年金加入者掛金にわけて入力しなおしてください。 また、『弥生給与(やよいの給与計算) 19 Ver.22.1.1』で開いた際に「個人型及び企業型年金加 入者掛金は記入欄が分かれました」のふせんが表示されますので、確認、修正が終わったらはがし てください。 配置が変更されていますが、入 力方法や控除額の計算式は変わ りません。 確定拠出年金は「企業型」と「個人型」を分けて記入 するように変更されました。 ■『弥生給与 18』(平成 29 年分)メニュー
年末調整ナビの [3.年末調整の準備をしよう]
-[配偶者控除等申告書へ](例:小松太郎)
<⾃動表⽰する項⽬について> [1] 給与年収の⾒積額を基に給与の所得⾦額が表⽰されます。 [2] 必要に応じて給与所得以外の収⼊と必要経費等を⼊⼒すると、所得⾦額が表⽰されます。 [3] [1]と[2]の所得⾦額の合計が表⽰されます。 [4] [3]の⾦額が転記されます。 [5] [4]を基に判定欄の該当する箇所にチェックが付きます。 [6] [5]で判定された区分 A、B、C が表⽰されます。・・・(区分Ⅰ) [1] [2] [3] [4] [5] [6] 本人の給与収入の見積額を入力すると [区分Ⅰ]が自動判定されます。 下記①を参照 次ページ②を参照 緑色の部分をクリックすると[扶養 控 除 等 情 報 入 力 ] 画 面 が 表 示 さ れ、配偶者の情報が確認・修正で きます。 ①「あなたの合計所得金額(見積額)」の入力([区分Ⅰ]の判定) 次ページ③を参照<⾃動表⽰する項⽬について> [7] 給与年収の⾒積額を基に給与の所得⾦額が表⽰されます。 [8] 必要に応じて給与所得以外の収⼊と必要経費等を⼊⼒すると、所得⾦額が表⽰されます。 [9] [7]と[8]の所得⾦額の合計が表⽰されます。 [10] [9]の⾦額が転記されます。 [11] [10]を基に判定欄の該当する箇所にチェックが付きます。 [12] [11]で判定された区分①、②、③、④が表⽰されます。・・・(区分Ⅱ) <⾃動表⽰する項⽬について> [13] [控除額の計算]の表に[6]と[12]をあてはめて控除額が表⽰されます。 ②「配偶者の合計所得金額(見積額)」の入力([区分Ⅱ]の判定) [7] [8] [9] [11] [10] [12] [13] 配偶者の給与収入の見積額を入力すると [区分Ⅱ]が自動判定されます。 ③控除額の計算 [区分Ⅱ]が①、②の場合は、[配偶者 控除の額]に金額が表示されます。 [区分Ⅱ]が③、④の場合は、[配偶者 特別控除の額]に金額が表示されま す。
配偶者控除または配偶者特別控除を受ける場合は必ず入力してください
「配偶者控除の額」および「配偶者特別控除の額」の初期値はどちらも「0 円」です。本人の収入 見積額または配偶者の収入見積額のどちらかを入力しなければ計算されませんのでご注意くださ い。配偶者の収入が無い場合、配偶者の収入見積額はゼロ(入力なし)となりますが、本人の収入 の見積額を入力すれば控除額が計算されます。システムふせんの追加
平成 30 年の年末調整に対応した「システムふせん」が追加されました。 「システムふせん」は、確認や対処が必要な場合に、システム(弥生給与)が貼るふせんです。システムふ せんが貼られたら、内容を確認し、必要な作業を行ってからはがしてください。 追加されたシステムふせんは以下の 4 種類です。 ≪追加されたシステムふせん≫ ふせんの名称 説明 「 本 人 の 給 与 所 得 の 見 積 額 と 実 績 額 の 乖 離 に よ り 控 除 額 が 異 な り ま す」 「配偶者控除等申告書」に入力した本人の給与所得の見積額から判 定された区分Ⅰが、給与データ上の実績額から判定したものと異な り、控除額に差異が発生する場合に表示されます。誤りを修正する と自動的にはがれます。 「 配 偶 者 控 除 等 申 告 書 の 内 容 と 配 偶 者 の 設 定 が一致していません」 「配偶者控除等申告書」に入力した所得金額を基に源泉控除対象配 偶者・同一生計配偶者を判定した結果と現在の設定内容が異なると きに表示されます。設定内容の誤りを修正すると自動的にはがれま す。 「 個 人 型 及 び 企 業 型 年 金 加 入 者 掛 金 は 記 入 欄 が分かれました」 旧バージョンで「保険料控除等申告書」の[個人型及び企業型年金 加入者掛金]に金額が入力されたデータを『弥生給与(やよいの給 与計算) 19 Ver.22.1.1』で開くと、このふせんが表示されます。 入力済みの金額は[確定拠出年金法に規定する個人型年金加入者掛 金]に移行されます。必要に応じて、個人型年金加入者掛金と企業 型年金加入者掛金にわけて入力してください。 「 配 偶 者 控 除 等 申 告 書 は再入力が必要です」 旧バージョンで「保険料控除等申告書」の[配偶者の合計所得金額 (見積額)]に金額が入力されたデータを『弥生給与(やよいの給与 計算) 19 Ver.22.0.1』で開くと、このふせんが表示されます。 入力済みの金額は破棄されるので、再入力が必要です。練習
年税額を算出し、システムふせんが貼られた場合の対処をしてみましょう。
例) 本人の給与収入見積額は 1,150 万円と申告されていたが、実際は 1,196 万円だった。
対象の従業員
: 千葉貢
貼られるシステムふせん : 「本人の給与所得の見積額と実績額の乖離により控除
額が異なります」
■操作手順
●年税額を算出します。
① 年末調整ナビから[4 年税額を算出しよう]をクリックします。② [4-1 年間の給与と賞与の集計]から[年税額を算出する]をクリックします。 [年税額算出]ダイアログが表示されます。 ③ 年税額を算出する従業員と対象期間を選択して[算出実行]ボタンをクリックします。 今回は、全従業員にチェックを付けて、本年 1 月度から 12 月度<標準>を対象として算出します。 計算が実行され、[年税額算出]ダイアログは自動的に閉じます。
●貼られたシステムふせんを確認して必要な対処を行います。
④ [システムふせんの確認]から[システムふせんを確認してください]をクリックします。 システムふせんについての説明が表示されます。 システムふせんが貼られると、[年 末調整ナビ]にふせんの確認を促す 内容が表示されます。システムふせん「本人の給与所得の見積額と実績額の乖離により控除額が異なります」が 貼られる要因と対処法 <要因> 申告書の本人の給与所得(見積額)による判定と、給与データ上で集計された実際の所得 額を「控除額の計算」の表にあてはめた判定が異なっている <対処法> ⑤ [このふせんが付いた従業員の一覧を確認する。]をクリックします。 [進捗一覧]に対象の従業員(千葉貢さん)が表示されます。 ⑥ 千葉貢さんの[配偶者控除]から「完了」のアイコンをクリックします。 実績額は950 万円超のため判定は「C」 判定が 一 致 し て いません [配偶者控除等申告書]に入力し た本人の収入金額の見積額を修正 します。 ■[給与明細個人別]画面より抜粋 ■[配偶者控除等申告書]画面より抜粋 申告書の所得見積額は900 万円超 950 万円以下のため判定は「B」 解説
⑦ 千葉貢さんの[配偶者控除等申告書]が表示されるので確認し、本人の給与収入額を修正します。 自動計算された所得の見積額や、判定された区分が表示されます。 収入金額を修正します。 判定が変更されたため、配偶者の控 除額も変更されます。 修正前
⑧ [進捗状況]で「完了」をクリックします。 判定の区分が一致したので、「本人の給与所得の見積額と実績額の乖離により控除額が異なります」 のふせんは自動的にはがれます。 そして、年税額の計算後に本人の給与収入額を変更したため、「年税額が再計算された」のシステ ムふせんが貼られます。
●計算結果を確認して「年税額が再計算された」のふせんをはがします。
⑨ [システムふせんの確認]から[システムふせんを確認してください]をクリックします。 システムふせんについての説明が表示されます。 ⑩ [このふせんが付いた従業員の一覧を確認する。]をクリックします。 ⑪ [進捗一覧]に対象の従業員(千葉貢さん)が表示されたら[年調明細個人別]をクリックします。⑫ 再計算された結果を確認します。
⑬ 確認が終わったら[年末調整ナビ]の[はがす]をクリックします。
⑭ 確認メッセージが表示されるので[はい]をクリックします。