• 検索結果がありません。

Diskeeper 2009 User's Manual JA

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "Diskeeper 2009 User's Manual JA"

Copied!
94
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

ユーザー マニュアル

Diskeeper

®

for Windows

®

Maximizing Performance and Reliability  Automatically

2009 年 1 月

このマニュアルでは、Diskeeper Corporation の Diskeeper for Microsoft® Windows のインストールと使用につ いて説明します。

改訂履歴 改訂

ソフトウェアのバージョン Diskeeper 2009 Home Diskeeper 2009 Professional Diskeeper 2009 Pro Premier Diskeeper 2009 Server

Diskeeper 2009 EnterpriseServer オペレーティング システム Windows Vista®

(Diskeeper のエディションにより異なります) Windows Server® 2008 Windows Server® 2003 Windows XP

Windows 2000 Diskeeper Corporation, Burbank, California, USA

(2)

________________________ 2009 年 1 月

__________

© 2009 by Diskeeper Corporation. All Rights Reserved.

ここに記載されているソフトウェアは、Diskeeper Corporation が所有し、アメリカ合衆国著作権法と 国際条約によって保護されています。したがって、(a)バックアップまたはアーカイブの目的だけで複製を 1 つ だけ作成する、または(b)オリジナルをバックアップまたはアーカイブの目的で 残し、ソフトウェアを 1 つだけのハードディスクに転送する場合を除き、このソフトウェアを 他の著作物(書籍や音楽作品など)と同様に取り扱わなければなりません。個人的に使用する場合を除き、こ のソフトウェアに付属している文書を複製することはできません。 米国政府の権利の制限 このソフトウェアと付属文書は、制限付き権利とともに提供されます。米国政府による使用、複製または開示は、 DFARS 252.227-7013 の「技術データおよびコンピュータ ソフトウェアの権利」条項の第(c)(1)(ii)項、または 48 CFR 52.227-19 の「商用コンピュータ ソフトウェア - 権利の制限」の第(c)(1)項と(2)項に拘束されるものと します。製造者:Diskeeper Corporation., 7590 North Glenoaks Boulevard, Burbank, California 91504, U.S.A. Diskeeper、Diskeeper Corporation のロゴ、HyperFast、I-FAAST、InvisiTasking、I/O Smart、Frag Shield、 Maximizing Performance and Reliability Automatically、Set It and Forget It、Sitekeeper 、Terabyte Volume Engine、Titan Defrag Engine は、米国または他の国における Diskeeper Corporation の商標または登録商標で す。

Active Directory、Microsoft、Windows、Windows NT、Windows Server、Windows Vista は、米国または他の 国における Microsoft Corporation の商標または登録商標です。

(3)

目次 iii

目次

はじめに ... VII

本書について ...

VII

本書の構成 ...

VII

はじめに ...

VII

断片化について ...

VIII

D

ISKEEPER

2009

の新機能 ...

VIII

DISKEEPER のインストール ... 1

インストールの前に ... 1

サポートしている

W

INDOWS

のバージョンおよびプラットフォーム ... 1

サポートしているファイルシステム ... 1

サポートしているディスク... 1

必要なリソース ... 2

必要なソフトウェア ... 2

D

ISKEEPER

のアクティベーション ... 2

インストールの手順

概要 ... 2

インストールの手順

詳細 ... 2

インストールについて ... 2

インストールの手順 ... 3

インストールの後に ... 4

D

ISKEEPER

の登録 ... 4

D

ISKEEPER

のアクティベーション ... 4

製品のアップデートの確認 ... 4

D

ISKEEPER

サービスについて ... 5

W

INDOWS

のアプリケーション

イベントログ ... 5

ファイアウォールについて ... 5

W

INDOWS

システムの修復について ... 5

リモート

インストール ... 6

D

ISKEEPER

のアンインストール ... 6

基本操作 ... 7

はじめに ... 7

D

ISKEEPER

コンソール ... 7

基本操作 ... 8

自動デフラグ ... 11

デフラグの確認 ... 11

D

ISKEEPER

の設定 ... 12

概要 ... 12

DISKEEPER の概要 ... 13

D

ISKEEPER

の特徴 ... 13

その他の情報 ... 14

(4)

iv 目次

D

ISKEEPER

を最大限に活用する ... 15

DISKEEPER の使用 ... 17

D

ISKEEPER

のインターフェイス ... 17

ツールバーのボタン ... 17

起動パネル ... 19

コンピュータ

パネル ... 20

ボリューム

パネル ... 20

ダッシュボードのタブ ... 20

ログのタブ ... 22

履歴のタブ ... 22

ボリューム

パネル情報の保存と印刷 ... 22

ボリュームのプロパティ ... 23

自動デフラグの概要 ... 23

自動ファイルシステムのパフォーマンスの時間表 ... 23

I-FAAST

デフラグの概要 ... 24

I-FAAST

のプロパティ ... 25

ブートタイム

デフラグの概要 ... 25

ブートタイム

デフラグのプロパティ ... 27

F

RAG

S

HIELD

... 29

MFT

の管理 ... 29

ページ

ファイルの設定 ... 30

H

YPER

F

AST

(SSD

最適化ツール)の概要 ... 31

H

YPER

F

AST

(SSD

最適化ツール)のプロパティ ... 31

マニュアルデフラグ モード ... 32

手動ジョブのレポート ... 33

ボリューム

マップ

タブ ... 33

ボリューム

マップの配色の意味

ハードディスク ... 33

ボリューム

マップの配色の意味

SSD ... 34

ジョブ

レポート

タブ ... 35

調査結果と対処法セクション ... 35

ボリュームの状態セクション ... 35

アクセス時間セクション ... 35

統計情報セクション ... 36

マニュアルデフラグ

ジョブのプロパティ ... 39

ディスクと

CPU

の優先度の設定 ... 40

デフラグ方法の変更 ... 40

D

ISKEEPER

の設定のプロパティ ... 41

アップデートとアップグレード ... 41

ファイルの除外... 42

D

ISKEEPER

内部の除外リスト... 43

イベント

ロギング ... 44

電源の管理 ... 46

(5)

目次 v

M

ICROSOFT

VSS(V

OLUME

S

HADOW

C

OPY

S

ERVICE

)オプション ... 46

自動デフラグの

VSS

オプション ... 47

マニュアルデフラグの

VSS

オプション ... 47

データの収集 ... 47

表示方法 ... 48

アクセス権 ... 48

プロキシの設定 ... 49

新しいボリュームの検出 ... 49

ディレクトリの統合 ... 49

T

ERABYTE

V

OLUME

E

NGINE

(TVE:テラバイトボリュームエンジン™) ... 50

T

ITAN

D

EFRAG

E

NGINE

:タイタンデフラグエンジン ... 51

コマンド

プロンプトからの

D

ISKEEPER

の実行 ... 52

デフラグのパラメータ ... 52

自動デフラグの制御パラメータ ... 52

自動デフラグのステータスの制御パラメータ ... 53

コマンドの例... 53

W

INDOWS

のクラスタ環境での

D

ISKEEPER

の実行 ... 53

動作の原理 ... 55

はじめに ... 55

設計の原則 ... 55

DISKEEPER のエディション ... 57

よくある質問(FAQ)とその回答 ... 61

サポートとサービス ... 62

リモート インストール ... 63

D

ISKEEPER

A

DMINISTRATOR

での

D

ISKEEPER

の導入 ... 63

D

ISKEEPER

A

DMINISTRATOR

D

ISKEEPER

のライセンスを配布する ... 63

D

ISKEEPER

A

DMINISTRATOR

で使用するポート ... 64

D

ISKEEPER

の管理用インストール ... 64

管理用インストールの作成... 64

管理用インストールのスイッチ ... 65

コマンドライン

インストール ... 66

コマンドラインの引数 ... 66

MSIEXEC

の引数 ... 66

D

ISKEEPER

特有の

MSIEXEC

の引数 ... 67

コマンドラインを使用したインストールの例 ... 67

グループ ポリシーと DISKEEPER ... 69

用語集... 73

索引 ... 82

(6)
(7)

はじめに vii

はじめに

本書について

Diskeeper をご利用いただきありがとうございます。一般に、ソフトウェアのマニュアルの中には、読みにくいもの があります。しかし、本書では、できるだけ読みやすくなるように工夫されています。まず、Diskeeper をインスト ールして起動する方法、次に、Diskeeper のさまざまな機能とその使用方法について 説明します。最後に、ディスクの断片化、および断片化が Windows システムに及ぼす影響に ついて説明します。

本書の構成

第 1 章では、Diskeeper のインストールについて説明します。 第 2 章では、Diskeeper の基本操作と、Diskeeper がシステムのパフォーマンスを向上させる仕組みについて説 明します。 第 3 章では、Diskeeper の機能の概要を示します。 第 4 章では、Diskeeper の機能とその使い方を詳しく説明します。 第 5 章では、Diskeeper の動作の仕組みを説明します。 付録 A では、Diskeeper のエディション別の機能、およびサポートしているオペレーティング システムを一覧し ています。 付録 B では、よくある質問とその回答へのアクセス方法を示します。 付録 C では、Diskeeper Corporation のテクニカル サポートの連絡先を示します。 付録 D では、Diskeeper をネットワークにインストールする方法を説明します。 付録 E では、Microsoft のグループ ポリシー エディタで Diskeeper を制御する方法を説明します。 用語集では、このマニュアルで使われている用語とその意味を示します。

はじめに

これまでのバージョンと同様、ホームユーザーから大規模な組織の技術部門まで、あらゆるユーザーが断片化 の問題を解消できるように設計されています。 このユーザー マニュアルでは、主に Diskeeper の次のエディションについて説明しています。 Diskeeper Professional — デスクトップシステム向け

Diskeeper Pro Premier — 高度なデスクトップシステム向け Diskeeper Server — 小規模から大規模サーバー環境向け

Diskeeper EnterpriseServer — エンタープライズ サーバー システム向け

上記のエディションに加えて、ホームユーザー向けの Diskeeper Home と、ネットワーク上の Diskeeper の管理 用コンソールとして機能する Diskeeper Administrator があります。

Diskeeper Home には、単純化されたコントロールが組み込まれていますが、他のエディションにあるネットワー クでのデフラグ機能は搭載されていません。

(8)

viii はじめに

Diskeeper Administrator は、デフラグ ツールではなく、ネットワークにある Diskeeper 9 から Diskeeper 2009 の すべてのインストールを中央で管理するためのアプリケーションです。 Diskeeper の各エディションの機能とサポートしているオペレーティング システムについては、「付録 A」を参照 してください。

断片化について

このマニュアルで使用している「断片化」という用語には、次の 2 つの意味があります。 ボリュームにある個々のファイルの部分部分が連続した領域に記憶されているのではなく、ばらばらに分かれ ている状態。 ボリュームの空き領域が尐数の大きなまとまりになっているのではなく、小さな領域に分割されて散在している 状態。 断片化が進むと、次の影響が現れます。ファイルのアクセスに時間がかかる。これは、あちこちに散らばってい るファイルを集めなければならないため、ディスクに何回もアクセスする必要があるからです。 ファイルの作成に時間がかかる。これは、ファイルを 1 つの連続した領域ではなく、あちこちに分かれた小さな 領域に割り当てなければならないからです。 肝心なのは、断片化によって、Windows のシステム パフォーマンスが低下するということです。 デフラグを先 に延ばせば延ばすほど、コンピュータの速度が落ちます。 Diskeeper を使うと、Windows オペレーティング システムの全ボリュームの断片化が解消され、常にデフラグさ れた状態に保つことができます。これには、圧縮ファイル、暗号化ファイル、スパースファイルのある NTFS ボリ ュームを含みます。 バックグラウンドでデフラグしても、手動でデフラグしても、ファイルと空き領域が適切に再配置され、断片化が 最低限に抑えられます。 注意:Diskeeper のマニュアルデフラグでは、自動デフラグのすべての機能を実行することはできません。 Diskeeper はコンピュータが他のプロセスを処理中でも実行できるため、デフラグ中にユーザーがコンピュータ を使えなくなることもありません。Diskeeper を有効にしておくと、コンピュータがより速く処理を行えるようになり ます。

Diskeeper 2009 の新機能

Diskeeper は 10 年以上にわたり、Windows システムのデフラグ技術の道を開いてきましたが、Diskeeper 2009 でも Diskeeper の特徴である「Set It and Forget It(設定したら後はお任せ)」によるパフォーマンスの向上をさら に引き継いでいます。 Diskeeper の使用経験があるなしにかかわらず、機能については既にご存知の方もいらっしゃるかと思います が、Diskeeper 2009 ではこれらをさらに改善し、その他にも多数の機能強化が行われました。Diskeeper を初め て利用するユーザーでも、さまざまな機能が簡単に使えるように工夫されているのは勿論ですが、経験のある ユーザーの方は、従来の機能の強化に加え、Diskeeper そしてシステムのパフォーマンスが向上したことに気 づかれるはずです。次に、このバージョンの新機能を簡単に説明します。 

改善された

InvisiTasking

®

テクノロジー

これまでは、バックグラウンドで常に稼動していた非常にビジーな状態のシステムやプログラムのため、 InvisiTasking の機能が阻まれ、ジョブを完了するために十分なリソースを取得することが妨げられていまし た。InvisiTasking の新機能は、オーバーヘッドもなくバックグラウンドで確実に稼動すると同時に、より断 定的に機能します。Diskeeper はユーザーが意識することなく、高性能のワークステーションやサーバーで 24 時間スケジュール通りに休むことなくデフラグを実行します。一般的なデスクトップ パソコンやノート パソ

(9)

はじめに ix コンでは、これによって Diskeeper が SETI@Home や類似プログラムなどと同様に最も低い優先順位で実 行する、常にオンのタスクまたはアイドル時に実行されるタスクと連携して稼動することができます。 

MOM と SCOM への対応

Microsoft Operations Manager(MOM)と System Center Operations Manager(SCOM)を利用して、コミュニ ケーションネットワークで相互に接続される多数のコンピュータの監視や管理を行うことができます。Active Directory、Microsoft SQL Server、Microsoft Exchange Server、Veritas BackupEXEC、MOM 自体など、多 くの製品をモニタできます。企業の管理者は、Diskeeper Corporation から別途提供される Diskeeper Management Pack を使用して、ネットワーク上の Diskeeper を MOM および SCOM に監視および管理させ ることができます。Diskeeper Management Pack には、多くの警告、レポート、Diskeeper 設定、各種設定を 管理および制御する機能が搭載されており、これらはすべて MOM および SCOM を経由して利用しま す。

Titan Defrag Engine™

Titan Defrag Engine はかつてないほど強力なデフラグ エンジンであり、これ以前の技術的リーダーであっ た Terabyte Volume Engine™(TVE)でさえも上回るものです。Titan Defrag Engine は、最大級の大量デー タ ボリューム用に特化しています。4 TB から 5TB のデータを含むボリュームでも、TVE より高速かつ徹底 的にデフラグを実行します。新しいエンジンは、10TB、20TB、そしてそれ以上の大きなデータを処理する ことのできる唯一のデフラグ ソリューションです。大量のデータを管理するサーバー環境では、Titan Defrag Engine は新たなパフォーマンス ソリューションとなります。Titan Defrag Engine は、Diskeeper EnterpriseServer でご利用いただけます。

TVE の有用性の拡張

Diskeeper は大量の特殊デフラグ アルゴリズムのコンセプトのパイオニアであり、継続的に Diskeeper 2009 にも努力を注いでいます。Diskeeper の以前のバージョンには、60 GB を超える容量のために設計された Terabyte Volume Engine(TVE)が搭載されていました。しかし、TVE は Diskeeper EnterpriseServer でしか 利用できませんでした。

ディスクの容量はますます増加し、今では家庭用のシステムでさえ 1 TB 以上の容量を超えるものも珍しく ありません。これを踏まえて、Diskeeper 2009 の Diskeeper Pro Premier、Server には TVE が搭載されてい ます。Diskeeper EnterpriseServer には、究極の業務用途に耐え得る新しいデフラグ技術 Titan Defrag Engine が搭載されています。

I-FAAST™ の有用性の拡張

Diskeeper Professional では、I-FAAST(Intelligent File Access Acceleration Sequencing Technology)を新 たにご利用いただけます。I-FAAST は「通常」のデフラグを超えて、ファイルへのアクセス時間そしてファイ ルの作成時間を短縮します。従来は、Diskeeper のようなデフラグによって、コンピュータのパフォーマンス を「新品のような」状態に戻すことができました。 しかし I-FAAST では、コンピュータのパフォーマンスを新品の状態よりさらに向上させることができます! I-FAAST では、ファイルのアクセスやファイルの作成を最高 80%(平均 10% ~ 20%)まで向上することが できます。これは、業界初の「ディスク パフォーマンス キャリブレーション」技術で、従来の不完全なディス クの最適化から大きく飛躍したものです。 

空きスペース統合機能の改善

新空きスペース統合エンジンがディスクボリュームの空きスペースをこれまで以上に統合します。 

HyperFast™ – Solid State Drive 最適化

SSD(Solid State Drive)テクノロジーは、従来のハードディスク ドライブよりも高速で性能の高いパフォー マンスを実現しています。しかし Microsoft Windows は、SSD などの主要ストレージ デバイスとしての NAND Flash には最適化されていません。結果として、SSD ストレージ デバイスのあるコンピュータは、最 終的にはハードディスク ドライブを使用するよりもさらに大幅に作業が遅くなり、目に見えるほど極端にパ フォーマンスが低下(最大 80% 低下)します。新しい HyperFast という SSD 最適化ツールではシームレス

(10)

x はじめに

な統合が実現し、SSD のパフォーマンスの低下を解消するために特別に設計されているため、パフォーマ ンスが新品の状態に戻ります。

メモ:HyperFast は、Diskeeper とは別売となっています。HyperFast を購入して SDD 容量を最適レベルで稼動 させることをご希望の場合は、相栄電器 のウェブサイト www.sohei.co.jp をご覧ください。

(11)

インストール 1

1 章

Diskeeper のインストール

この章では、Diskeeper のインストールの前後、およびインストールに必要な操作について説明します。

インストールの前に

サポートしている

Windows のバージョンおよびプラットフォーム

Diskeeper は、Intel® x86 および x64(Pentium™ および互換性のある他のメーカーの CPU)プラットフォームの Windows 2000、Windows XP、Windows Server 2003、Windows Server 2008、Windows Vista で動作します。ま たWindows 2000 には必ず Service Pack 4 以降、Windows XP には Service Pack 2 以降が必要です。 Diskeeper のエディションによって、サポートしている Windows のバージョンが異なります。付録 A には、対応 する Windows オペレーティング システムを、Diskeeper のエディション別に示します。

サポートしているファイルシステム

Diskeeper は、Windows 2000、Windows XP、Windows Server 2003、Windows Server 2008、Windows Vista で 使用できる NTFS、FAT16、FAT32 の各ファイル システムをサポートしています。

12 ビットの FAT ファイルシステムはサポートしていません。このファイルシステムは、フロッピー ディスクなどの 16 MB より小さい FAT ボリュームで使用されます。また、Windows XP、、Windows Vista、Windows Server 2003、Windows Server 2008(64 KB までのクラスタをサポート)を除く、クラスタ サイズが 4 KB を超える NTFS ボリュームもサポートしていません。

サポートしているディスク

Diskeeper は、次のような SCSI、IDE、PATA および SATA ディスクをサポートしています。  プライマリパーティション  拡張パーティション  論理ドライブ  ボリューム セット  RAID  ミラー ディスク  マウント ボリューム(文字の付いていないドライブ)

(12)

2 インストール

必要なリソース

ディスクの空き容量の要件はDiskeeper のいくつかの要因に依存します。圧縮された Diskeeper のインストール パッケージはおよそ 25MB です。インストール完了後、Diskeeper は約 40MB のディスクスペースを占有しま す。

必要なソフトウェア

Diskeeper は、Microsoft Management Console(MMC)に依存して機能します。Windows 2000 以上のオペレー ティング システムに組み込まれた MMC によって、システム ユーティリティ(Diskeeper もその 1 つです)を 1 か 所で制御できるようになります。MMC は、Microsoft とサードパーティ製のさまざまな管理ツールを統合するた めに使われます。

Diskeeper のアクティベーション

Diskeeper は、インストール後にアクティベーションする必要があります。アクティベーションプロセ スはいたって簡単です。 この処理で正式版のDiskeeper が実行されているかを確認します。 Diskeeper のアクティベーションにはインターネットの接続が必要ですが、プロセスは終了まで数分で簡単に行 えます。

インストールの手順 - 概要

通常、Diskeeper は時間がかからずに簡単にインストールできます。基本的な手順は、次のとおりです。 メモ:Diskeeper をインストールする前に、必ず Administrators の権限があるアカウントでログインしてください。 1. ダウンロードされた Diskeeper のインストールファイルをダブルクリックします。 2. 質問に答える要領で、画面に表示される手順に従います。 通常は、これでインストールが完了しますが、4 ページの「インストールの後に」にも必ず目を通してください。

インストールの手順 - 詳細

インストールについて

ほとんどの場合、Diskeeper はインターネットからダウンロードされたインストール パッケージからインストールさ れます。 しかし、CD-ROM が提供される場合もあります。次の説明は、両方に当てはまります。インストールを 始める前に、次のことを確認してください。  Diskeeper をインストールしても、Windows に組み込まれているデフラグツールは削除されませんが、 Diskeeper が自動的にデフォルトのデフラグ ツールになります(Diskeeper をアンインストールすると、標準 のデフラグ ツールが元の状態に戻ります)。  Administrators の権限をもっているアカウントでログインする必要があります。  Diskeeper インストール プログラム a. インストールする人が管理者の権限を持っているかどうかを確認します。 b. 実行している Windows のバージョンを確認します。

(13)

インストール 3 c. Diskeeper の旧バージョンがインストールされているかどうかを確認し、インストールされている場合は

削除します。

d. インストールに必要な空き容量があるかどうかを確認します。

e. Diskeeper のファイルをインストール先ディレクトリにコピーし、Windows のレジストリを更新します。 Diskeeper サービスを開始し、Windows の[スタート]メニューに Diskeeper のリンクと、デスクトップ シ ョートカットを作成します(該当するオプションを選択した場合)。

インストールの手順

1. ダウンロードした Diskeeper のインストール パッケージをダブルクリックします。インストールのウィザードが 開きます。 2. インストーラーの最初の画面が開いたら、[次へ]をクリックします。 3. インストール ウィザードがお使いの Windows のバージョンについての情報を表示する場合があります。 Diskeeper Administrator を使って Diskeeper をリモート管理する場合は、お使いのファイアウォールを変更 する必要がある場合もあります。メッセージを読んで、[次へ]をクリックします。 4. ライセンス契約書を読み、同意した後、[次へ]をクリックします。 5. 次に、インストール ウィザードに次のオプションが表示されます。  コンピュータの全ボリュームを自動デフラグすることができます。  インストールが終了したら、Diskeeper のライセンスを自動的にバックグラウンドで有効にすることがで きます。  Diskeeper についての最新のニュースや情報を入手するオプションを有効にすることができます。 6. 目的のオプションをすべて有効にし、[次へ]をクリックします。 Diskeeper のインストール先を指定します。デフォルトでは、次の場所にインストールされます。 \Program Files\Diskeeper Corporation\Diskeeper

デフォルト以外の場所にインストールする場合は、次の手順に従います。 a) [変更]をクリックします。 b) インストール先ディレクトリを選択して[OK]をクリックします。指定したディレクトリが存在しない場合は、 そのディレクトリが作成されます。 c) [次へ]をクリックします。 7. 次に表示される画面で、[インストール]をクリックしてインストールを開始します。 8. [完了]をクリックすると、Diskeeper が起動します。

Diskeeper を起動するには、Windows の[スタート]ボタンをクリックし、[すべての プログラム]、[Diskeeper Corporation]、[Diskeeper 2009]の順に選択します。

(14)

4 インストール

インストールの後に

Diskeeper の登録

Diskeeper のインストール後、オプションで Diskeeper のユーザー登録を行うことができます。日本国内でサポ ートを受けるためには、相栄電器の Web サイトで登録してください。

Diskeeper のアクティベーション

インストール後は、Diskeeper を有効化(アクティベーション)する必要があります。このプロセスは簡単に実行 することができ、正規版の Diskeeper がインストールされていることも確認できます。Diskeeper のアクティベーシ ョンにはインターネット接続が必要ですが、この処理はすぐに完了します。 注意 1:Diskeeper をインストールするコンピュータからインターネットに接続できない場合は、手動でアクティベ ートするようにメッセージが表示されます。

注意 2:Diskeeper Administrator またはその他の導入方法を使用して Diskeeper を複数のコンピュータにインス トールする場合は、アクティベートは自動的にサイレント モードで行うことができます。リモートからのインストー ルとアクティベーションの詳細は、63ページを参照してください。

アクティベーションとは何ですか

?

Diskeeper のアクティベーション著作権侵害についての対策です。お使いの Diskeeper が正規のライセンスであ ることを確認します。

アクティベーションの目的は

?

アクティベーションはソフトウェア ライセンス契約書によって許されるライセンス数を超えて使用されていないか 確認します。アクティベーションはインターネットを通じて実行され、20秒ほどで完了します。

どのような情報が

Diskeeper Corporation へ送られますか?

アクティベーションによって個人情報が収集されたり、送られることはありません。ハードウェア識別情報とライ センス情報のみがDiskeeper Corporation のアクティベーションシステムへ送信されます。

ご質問は

?

アクティベーションについてさらにご質問があれば、Diskeeper Corporation あるいは相栄電器株式会社へご連 絡ください。

製品のアップデートの確認

Diskeeper を初めて実行したときに、利用できる最新バージョンが自動的に確認されます。最新バージョンがあ る場合は、そのファイルをダウンロードしてインストールするオプションを選択できます。ダウンロード画面が表 示されたら、[このファイルを現在の場所から実行する]をクリックして、新バージョンのインストールを開始しま す。または、[このプログラムをディスクに保存する]をクリックして、後でインストールできるように、コンピュータ にインストール プログラムパッケージを保存します(保存した新バージョンをインストールするには、ダウンロー ドしたファイルをダブルクリックし、表示される手順に従います)。 Diskeeper の最新バージョンはいつでも確認できます。[Diskeeper の設定のプロパティ]ページの[アップデー トとアップグレード]オプションを選択してください。

(15)

インストール 5

Diskeeper サービスについて

Diskeeper は、主に「自動デフラグ」型のディスク最適化ツールとして設計されています。そのため、オペレーテ ィング システムと Diskeeper のコンポーネント間の通信を円滑に行う Windows サービスを作成します。このサー ビスによって、他のアプリケーションの実行中も、バックグラウンドで Diskeeper を実行できるようになります。オ ペレーティング システムが稼動中であれば、ユーザーがログオンしているかどうかに関わらず、Diskeeper でボ リュームがデフラグされます。 Diskeeper のインストール後は、コンピュータをアクティベーションするたびに、Diskeeper サービスが自動的に アクティベーションします。デフラグ中であるかどうかに関わらず、Diskeeper サービスは常に動作しています。 Diskeeper サービスによって消費されるシステム リソースはごくわずかなため、このサービスを停止する必要は ほとんどありません。

Windows のアプリケーション イベントログ

Diskeeper の実行中、メッセージは Windows のアプリケーション イベントログに保存されます。デフォルトでは、 このログのサイズは 512 KB(Windows Server 2003 は除く)、8 日以上経ったイベントは上書きされるように設定 されています。ただし、デフォルトのままでは、特に、移動されたファイルも記録するようにすると、ログファイル がすぐにいっぱいになる可能性があります。そのため、次の手順に従って、アプリケーション イベント ログのサ イズと上書きの設定を変更してください。 1. デスクトップの[マイコンピュータ]アイコンを右クリックし、[管理]を選択します。 2. [コンピュータの管理]ウィンドウが開いたら、[システム ツール]、[イベント ビューア]の順に選択します。 3. [イベント ビューア]をダブルクリックして展開し、[アプリケーション]を選択します。 4. [操作]メニューをクリックして、[プロパティ]を選択します。 a. [最大ログ サイズ]を 2048 KB に設定します。 b. [必要に応じてイベントを上書きする]を選択します。 c. [OK]をクリックします。 Diskeeper でアプリケーション イベントログに記録する情報の種類を指定できます。詳細は、44 ページを参照し てください。

ファイアウォールについて

Diskeeper Service(DkService. exe)は、通常、ネットワークのサーバーとして機能します。ハードウェアまたはソ フトウェアのファイアウォールを使用している場合に、Diskeeper Service がサーバーとして動作しようとしている というメッセージが表示されることがあります。これは、正常なメッセージで、サーバーとして受け入れてかまいま せん。これは、Diskeeper Administrator でネットワークの処理(リモート管理など)をするように設計された機能 です。また、Diskeeper がインターネットに接続しようとしているというメッセージが表示されることもあります。 Diskeeper は、アップデートやアップグレードを確認するとき以外にインターネットにアクセスしませんが、 Windows のメカニズムを使用するため、ファイアウォールからこのような警告を受け取ります。このメッセージも 正常で、そのままインターネットに接続しても安全です。ネットワークや自動アップデートの確認を必要としない 場合には、これを無効にすることもできます。

Windows システムの修復について

Windows システムを緊急修復した場合やアップグレードおよび再インストールした場合は、システム情報やサ ービスが変更されたり無効になったりすることがあります。そのため、Diskeeper をインストールし直さなければな らないことがあります。

(16)

6 インストール

リモート インストール

Diskeeper Administrator を使用すると、ネットワークの複数のコンピュータに同時に Diskeeper をインストールで きます。 リモート インストールは、特に大規模のネットワークの多数のコンピュータに、Diskeeper をインストールしなけれ ばならない場合に便利です。 リモートインストールに関する詳細は、「付録 D」を参照してください。

Diskeeper のアンインストール

Diskeeper をアンインストールするには、Administrators グループに属しているアカウントにログインする必要が あります。 Windows のバージョンによって、次の説明にあるオプションの名前が異なる場合があるので注意してください。 コンピュータから Diskeeper をアンインストールするには、次の手順に従います。 1. [コントロール パネル]の[プログラムの追加と削除]をダブルクリックします。 2. 「Diskeeper」を選択します。 3. [削除]をクリックします。Diskeeper のプログラム ファイルがコンピュータから削除されます。通常、 Diskeeper のインストール ディレクトリは削除されません。 4. Diskeeper のインストール ディレクトリを手動で削除します。

Diskeeper をアンインストールした後、Windows のディスク デフラグツールが、Diskeeper のインストール前の状 態にもどります。

(17)

基本操作 7

2 章

基本操作

この章では、ボリュームの断片化の分析、その結果の保存、ボリュームのデフラグ、および「デフラグ前」と「デ フラグ後」の比較について説明します。 メモ:Diskeeper の試用版には、自動化された「実行前/実行後」の分析とレポートを自動的に生成する機能が 装備されているバージョンがあります。この場合は、画面の指示に従って、Diskeeper によって実現するパフォ ーマンスの向上を自分の目で確認してください。 Diskeeper の試用版をインストールすると、デフラグが実行される前に Diskeeper はすべてのボリュームを分析し ます。マニュアル、自動のいずれかでデフラグが実行されると、Diskeeper は再びデータを収集します。この前 後のデータを用い、パフォーマンスレポートが生成されます。Windows タスクバーにロールアップ表示される [レポートの表示]をクリックするか、Diskeeper の操作メニューの[パフォーマンスレポートの表示]からこ のレポートをご覧いただくことができます。

はじめに

まず、Diskeeper の主な特長と基本的な操作を紹介します。 Diskeeper は、従来のデフラグツールとは、まったく違ったコンセプトを採用しています。Diskeeper はバックグラ ウンドで自動的にデフラグするように設計されているため、実行している他のプログラムに影響することはありま せん。ここでは、Diskeeper でシステムを自動的に保守する手順と設定を簡単に説明します。

Diskeeper コンソール

先に進む前に、Diskeeper のコンソールを見てみましょう。

(18)

8 基本操作 メニューバー - ツールバーと[起動]ウィンドウで使用できる機能が、メニューになっています。 ツールバー - 頻繁に使う機能のボタンが付いています。また、ボリュームを右クリックすると表示されるポップ アップメニューにも、ツールバーのボタンの多くの機能が入っています。17ページを参照してください。 起動パネル - 頻繁に使う機能が使いやすい一覧にまとめられ、よく行う操作へのショートカットも入っています。 詳細は、19 ページを参照してください。 コンピュータ パネル - コンピュータのサポートされているボリューム、各ボリュームのデフラグのステータスと一 般的な情報が表示されます。詳細は、20 ページを参照してください。 ボリューム パネル - ボリューム パネルのタブには、[ダッシュボード]、[ログ]、[履歴]の 3 つがあり、簡単に 切り替えられるようになっています。詳細は、20 ページを参照してください。

基本操作

ワークステーションやサーバーで Diskeeper を使い始める手順と設定は、次のとおりです。 [コンピュータ]ウィンドウで、コンピュータのボリュームを 1 つ選択します。 [起動]ウィンドウの[分析とデフラグ]を展開します。[分析]をクリックして、ボリュームの分析を開始します。分 析が終わるまで多尐時間がかかることがあります(ボリュームが大きいほど、時間がかかります)。 ツールバー 起動パネル コンピュータ パネル メニューバー ボリューム パネル

(19)

基本操作 9 [ボリューム マップ]タブに、一目で分かるボリュームの分析結果が表示されます。画面の下半分の凡例にある ように、赤は、断片化しているファイルを示します。このボリューム マップをビットマップ ファイルに保存するには、 画面の下端にある[保存]ボタンをクリックします。 分析結果を確認したら、[ジョブ レポート]タブをクリックします。このタブには、断片化の統計情報、ボリューム の状態、ファイルのアクセス時間、最も断片化しているファイルの一覧、およびパフォーマンスを向上する方法 が示されます。このタブの情報を保存するには、[ジョブのレポート]下端にある[保存]ボタンをクリックします。

(20)

10 基本操作

(21)

基本操作 11

自動デフラグ

インストール時には、自動デフラグを有効にするオプションが表示されます。デフォルトでは、すべてのボリュー ムで自動デフラグが有効になっており、Diskeeper はオンしておくことを推奨しています。ファイルと空き領域を 自動的にデフラグし、断片化が生じると、リアルタイムでデフラグ処理を行います。 インストール時に自動デフラグを有効にしなかった場合、次の手順で「自動デフラグ」を設定してください。 [起動]ウィンドウの[ボリュームの プロパティ]を開いて[自動デフラグ]を選択します。ドライブをハイライト(複 数のボリュームを選択するには、CTRL キーを押しながらボリュームをクリックします)させ、[選択したボリュー ムで自動デフラグを有効にする]を選択して、[OK]をクリックします。 これで自動デフラグが始められます。 今後 Diskeeper が、バックグラウンドでボリュームを自動的に保守します。特に自分で操作を行う必要はありま せん。

デフラグの確認

Diskeeper の処理の進行状況を確認するには、翌日 Diskeeper を開き、もう一度ボリュームを分析します。上の 手順 1~5 を繰り返し、分析結果を保存します。このとき、「デフラグ前」に保存したファイルとは、別の名前を付 けてください。「デフラグ前」と「デフラグ後」の分析結果を比べると、コンピュータのパフォーマンスと信頼性が どれだけ向上したかがわかります。 [履歴レポート]タブは、自動デフラグの効果を簡単に確認する方法の 1 つです。このレポートには、なくなった 断片の総数、全体的な断片化のレベル、ファイルのパフォーマンスの向上率が、わかりやすくグラフで示され ます。また、コンピュータ全体だけでなく、ボリュームごとの情報も見ることができます。[コンピュータ]ウィンドウ でボリュームを 1 つ選択すると、そのボリュームの情報が[履歴レポート]タブに表示されます。 [履歴レポート]タブの各グラフは、「デフラグ前」と「デフラグ後」の分析結果を示します。このレポートは、時間 の経過に伴って、ボリュームの状態がどのように変わったかの目安になります。

(22)

12 基本操作

Diskeeper の設定

Diskeeper による処理を透過的にしておく最良の方法は、すべてのボリュームで自動デフラグを使用 することです。Diskeeper に搭載されている InvisiTasking は、残されたシステム リソース(アイドル 状態)だけを使って実行する画期的なテクノロジーです。 このテクノロジーで、ディスクのボリュームの最適化を常に保つためのリアルタイムのデフラグが可能となり、コン ピュータの断片化によってパフォーマンスが低下するのを防ぎます。 Diskeeper はバックグラウンドで自動的に実行するよう設計されているため、手動で使用する場合は、ユーザー インターフェイスを更新するためのリソースを余分に使うため、注意が必要です。 また、マニュアルデフラグでは InvisiTasking が稼動しないため、実行中はコンピュータのパフォー マンスに低下が見られます。Diskeeper の自動デフラグ モードを使用すれば、マニュアルデフラグ は不要です。

概要

Diskeeper は自動的にファイルと空き領域をデフラグするため、手動で設定する必要がありません。また、 InvisiTasking 機能により、コンピュータが常に最適な状態になっていることを実感できます。

(23)

Diskeeper の概要 13

3 章

Diskeeper の概要

この章では、Diskeeper の各種機能を簡単に説明します。

Diskeeper の特徴

次に、Diskeeper の特徴をまとめます。  自動デフラグ - Diskeeper はユーザーが何も操作しなくても実行するよう設計されています。インストール したら、後は Diskeeper に任せて、特に何もする必要はありません。Diskeeper を手動で実行するオプショ ンもありますが、自動的に実行して、他にやるべきことに時間を使ってください。それが、InvisiTasking テ クノロジーを採用した自動デフラグ機能の利点です。自動デフラグに関する詳細は、23 ページを参照し てください。

 Diskeeper の製品ファミリー- Diskeeper には、さまざまなエディションがあり、Windows 2000 から Windows XP、Windows Vista、Windows Server 2003、 Windows Server 2008 のオペレーティング システ ムに対応しています。エディションの一覧については、「付録 A」を参照してください。  使いやすいコンソール - 使いやすい Diskeeper コンソールで、簡単にデフラグや設定を行えます。よく 使うコマンドが[起動]ウィンドウにまとめられ、タブで分類されたウィンドウには、オプションの説明や参考 情報が示されます。ディスクの状態や、パフォーマンスを向上、維持する方法が表示される領域もありま す。詳細は、20 ページを参照してください。  ボリュームの状態とパフォーマンスの分析 - ボリュームの情報が収集され、[ジョブ レポート]タブにボリ ュームの状態とパフォーマンスの分析結果が示されます。この情報を参考にして、断片化を防ぎ、コンピ ュータを常に最適の状態に保てます。詳細は、20 ページを参照してください。

 FAAST 2.0- I-FAAST2.0(Intelligent File Access Acceleration Sequencing Technology)によって、通常の デフラグだけの場合に比べ、ファイルのアクセスと作成時間を最高 80%(平均 10 ~ 20%)短縮できます。 これは、業界初の「ディスク パフォーマンスのキャリブレーション」技術で、従来の不完全なディスクの最適 化から大きく飛躍するものです。詳細は、24 ページを参照してください。  Frag Shield® テクノロジー - コンピュータのパフォーマンスと信頼性が低下する原因の 1 つに、NTFS ボリュームのマスター ファイル テーブル(MFT)とページ ファイルの断片化があります。大量のシステム リ ソースを必要とするプロセスを手動で実行する必要はもうありません。Frag Shield の MFT 断片化防止テ クノロジーは、完全に自動化され、InvisiTasking テクノロジーを使用してバックグランドで稼働するようにな りました。Frag Shield については、29 ページを参照してください。

 Terabyte Volume Engine(TVE)- Diskeeper 独自の Terabyte Volume Engine(TVE)は、60 GB 以上 の大きなボリュームのデフラグ用に設計されています。この機能は、Diskeeper の限られたエディションだ けで使用できます。TVE を搭載しているエディションについては、「付録 A」を、TVE に関する詳細は、50 ページを参照してください。

 Titan Defrag Engine - Titan Defrag Engine はかつてないほど強力なデフラグ エンジンであり、これ以前 の技術的リーダーであった Terabyte Volume Engine(TVE)でさえも上回るものです。Titan Defrag Engine は、最大級の大量データ ボリューム用に特化しています。4 TB から 5TB のデータを含むボリュームをは じめ、TVE よりも高速かつ徹底的にデフラグを実行します。Titan Defrag Engine は、10TB、20TB、そして

(24)

14 Diskeeper の概要 それよりもさらに大きなデータを処理することのできる唯一のデフラグ ソリューションです。Titan Defrag Engine の詳細は、51 ページを参照してください。  ブートタイム デフラグ - Windows の稼動中には安全に移動できないファイルを、起動時にデフラグする 方法です。詳細は、25 ページを参照してください。  選択可能なディスクと CPU の優先度 -マニュアルデフラグに対しては、ディスクと CPU の優先度を設定 できます。自動デフラグ モードでは、優先度を変更する必要はありません。ディスクと CPU の優先度の設 定に関する詳細は、40 ページを参照してください。40  除外リスト - 除外リストは、Diskeeper でのデフラグ処理から除くファイルとディレクトリを指定する一覧で す。42  イベント ロギング - Diskeeper で行われた処理は、2 つの方法で記録されます。まず、実行したデフラグ ジョブの一般的な情報が、Diskeeper コンソールの[ログ]タブに示されます。さらに詳しい情報は、ログフ ァイルに保存されます。保存された各種情報を後で見ることができます。詳細は、44 ページを参照してく ださい。  分析とデフラグの同時処理 - Diskeeper は一度に複数のボリュームを分析したりデフラグしたりすること ができます。  コマンドライン操作 - Diskeeper は、Windows のコマンド プロンプトやバッチ ファイルを使用して制御す ることもできます。詳細は、52 ページを参照してください。

 グループ ポリシーのサポート - Windows 2000 Server、Windows Server 2003、Windows Server 2008 を 使用している場合は、グループ ポリシー エディタを使ってネットワーク全体の Diskeeper を設定できます。 69

 MOM と SCOM への対応 - 企業の管理者は、Diskeeper Corporation から別途提供される Diskeeper Management Pack を使用することにより、ネットワーク上に導入された Diskeeper を MOM および SCOM に監視および管理させることができます。Diskeeper Management Pack には、多くの警告、レポート、 Diskeeper 設定、各種設定を管理および制御する機能が搭載されており、これらはすべて MOM および SCOM を経由して利用します。

その他の情報

 自動デフラグモードでデフラグ中は、別の操作を行えます。InvisiTasking テクノロジーのため、自動デフ ラグの実行中でもコンピュータのパフォーマンスに影響が出ることはほとんどありません。  また、マニュアルデフラグのジョブを実行中に他のタスクを行うこともできますが、ジョブを実行中のコンピ ュータのパフォーマンスは低下することがあります。  ブートタイム デフラグを除き、Diskeeper は、Windows サービスとして実行され、オプションでデフラグにつ いての情報を Windows のアプリケーション イベントログに記録できます。  Diskeeper は、Windows のコントロールパネルの[プログラムの追加と削除]で、通常はアンインストールで きます。  Windows 2000 のファイルシステムの制限により、ブートタイム デフラグを除き、クラスタのサイズが 4 KB (4096 バイト)より大きい NTFS ボリュームのファイルを Diskeeper でデフラグすることはできません。 Windows XP およびそれ以降のオペレーションシステムではこの制限はなくなり、Diskeeper では、クラスタ サイズが 64 KB までの NTFS ボリュームをデフラグできます。ブートタイム デフラグは、クラスタのサイズの 影響を受けません。

(25)

Diskeeper の概要 15  デフォルトでは、Administrators グループに属しているアカウントにログインする必要があります。

Diskeeper Professional および Pro Premier では、管理者以外のユーザーが Diskeeper を実行するように 設定できます。詳細は、48 ページを参照してください。

Diskeeper を最大限に活用する

Diskeeper には、数多くの機能が搭載され、どの機能もコンピュータのパフォーマンスを最適化するように設計 されています。Diskeeper を使用する「厳格な」規則はありませんが、次に、Diskeeper の機能を上手に活用する 方法を示します。  Diskeeper を初めてインストールした際に、コンピュータのすべてのボリュームを分析します。コンピュータ の断片化がどれほど進んでいるかがわかります。Diskeeper には、「実行前/実行後」の分析とレポートを自 動的に生成する機能が搭載されているバージョンもあることに注意してください。  分析が終わったら、ボリュームを自動的にデフラグするようにします。InvisiTasking テクノロジーによって、 ボリュームのデフラグを続けるため、コンピュータのリソースのみを使用し、Diskeeper を実行することがで きます。Diskeeper の自動デフラグの詳細を見るには、23 ページを参照してください。  マスターファイル テーブル(MFT)とページ ファイルの断片化が分析結果に表示されたら、ブートタイム デフラグの設定をして、それらのファイルをデフラグします。オペレーティング システムの稼動中は、重要 なシステムファイルを完全にデフラグできないため、コンピュータの起動時にブートタイム デフラグで、ペ ージ ファイルをデフラグし、ディレクトリを統合します。一度ブートタイム デフラグを実行したら、Diskeeper および Frag Shield 機能(29 ページを参照)でオンライン時に定期的にデフラグして、MFT やページ ファ イルが再び断片化するのを防ぐことができます。  ブートタイム デフラグは、一度に 1 つのボリュームで実行することをお勧めします。これは、ブートタイム デ フラグにはある程度の時間を必要とし、この間はコンピュータで他の操作を行えなくなるからです。  また、ブートタイム デフラグの前に、ボリュームをデフラグし、ディレクトリやページ ファイルを移動する先 の連続した空き領域を作成しておいてください。25  Windows 2000 がインストールされているコンピュータの NTFS ボリュームの Diskeeper 分析結果に MFT の断片化があった場合は、ブートタイム デフラグの実行時に MFT デフラグ オプションも選択する必要が あります。新しい Windows オペレーティング システムでは、通常の自動/マニュアルデフラグで MFT を安 全にデフラグできるため、不要な操作となります。

(26)
(27)

Diskeeper の使用 17

4 章

Diskeeper の使用

この章では、Diskeeper の使用について詳しく説明します。

Diskeeper のインターフェイス

第 2 章で簡単に説明したように、Diskeeper のユーザー インターフェイス(コンソール)は、いくつかの部分に分 かれています。ここでは、特にその 4 つの部分を示します。 ツールバー - 頻繁に使う機能のボタンが表示されます。また、ボリュームを右クリックすると表示されるポップ アップメニューにも、ツールバーのボタンの多くの機能が入っています。詳細は、17 ページを参照してくださ い。 起動パネル - 頻繁に使う機能が使いやすい一覧にまとめられ、よく行う操作へのショートカットも入っています。 詳細は、19 ページを参照してください。 コンピュータ パネル - コンピュータのサポートされているボリューム、各ボリュームの一般的な情報が表示され ます。詳細は、20 ページを参照してください。 ボリューム パネル - ボリューム パネルのタブには、[ダッシュボード]、[ログ]、[履歴]の 3 つがあり、簡単に 切り替えられるようになっています。詳細は、20 ページを参照してください。

ツールバーのボタン

Diskeeper コンソールの上端にあるツールバーには、頻繁に使用する機能のボタンが用意されています。 起動パネル ツールバー コンピュータ パネル ボリューム パネル

(28)

18 Diskeeper の使用 この機能の多くは、[操作]メニューと、[コンピュータ]ウィンドウでボリュームを右クリックすると表示されるポップ アップメニューでも選択できます。 [起動パネルの非表示(表示)]ボタン - Diskeeper のツールバーにあるこのボタンをクリックして、[起 動]ウィンドウを表示または非表示にします。 [自動デフラグのプロパティ]ボタン - Diskeeper のツールバーからクリックして、選択したボリュームの自 動デフラグを設定したり、ジョブのプロパティを表示、編集できます。このボタンは、[起動]ウィンドウの[ボリュ ーム プロパティ]から選択することもできます。 [I-FAAST デフラグ ジョブのプロパティ]ボタン- Diskeeper のツールバーからクリックして、選択したボリ ュームの I-FAAST デフラグを設定したり、ジョブのプロパティを表示および編集したりできます。[起動]ウィンド ウの[ボリュームの プロパティ]を選択するのと同じです。 [ブートタイム デフラグ ジョブのプロパティ]ボタン- 選択したボリュームのブートタイム デフラグ ジョブを 有効にしたり、ジョブのスケジュールとプロパティを表示、編集したりできます。このボタンは、[起動]ウィンドウ の[ボリュームのプロパティ]タスクにも表示されます。

[Frag Shield デフラグ ジョブのプロパティ]ボタン- Diskeeper のツールバーからクリックして、選択した ボリュームで Frag Shield を有効にできます。このボタンは、[起動]ウィンドウの[ボリューム プロパティ]から選 択することもできます。 [HyperFast プロパティ]ボタン - Diskeeper のツールバーまたは[起動]パネルの[ボリューム プロパテ ィ]タスク内でこのボタンをクリックし、選択したボリュームの HyperFast を有効にします。(HyperFast が Diskeeper に追加されている場合にのみ利用可能)。 [マニュアルデフラグ ジョブのプロパティ]ボタン- すべてのマニュアルデフラグ ジョブのプロパティを表 示して編集できます。このボタンは、[起動]ウィンドウの[分析とデフラグ]タスクにも表示されます。 [分析]ボタン- 選択したボリュームの分析を開始します。[起動]ウィンドウの[分析]オプション、または [操作]メニューの[分析]オプションを選択するのと同じです。 [デフラグ]ボタン - 選択したボリュームのマニュアルデフラグを開始します。[起動]ウィンドウの[マニュ アルデフラグ]オプション、または[操作]メニューの[デフラグ]オプションを選択するのと同じです。 [一時停止]ボタン- 選択したボリュームの分析またはデフラグ ジョブを一時停止します。[操作]メニュ ーの[一時停止]オプションを選択するのと同じです。このボタンをクリックして分析やデフラグ ジョブが一時停 止すると、下の[再開]ボタンに変わります。 [再開]ボタン - 一時停止していた分析またはデフラグ ジョブを再開します。[操作]メニューの[再開] オプションを選択するのと同じです。

(29)

Diskeeper の使用 19 [中止]ボタン- 選択したボリュームの分析またはデフラグを中止します。[操作]メニューの[中止]オプ ションを選択するのと同じです。進行中だったファイルの移動が、安全に中止されます。 [Diskeeper の設定のプロパティ]ボタン - Diskeeper の画面や動作を決めるプロパティを表示して編集 します。このボタンは、[起動]ウィンドウの[Diskeeper の設定]タスクにも表示されます。 [ヘルプ]ボタン- Diskeeper のヘルプを表示します。このボタンは、[起動]ウィンドウの[はじめに]にも 表示されます。

起動パネル

[起動]ウィンドウには、次の操作が表示されます。 はじめに - Diskeeper の主な機能と基本操作を説明するヘルプを開きます。次のオプションがあります。  ・クイック スタート ガイド  ・Diskeeper の概要  ・よくある質問(FAQ) ヘルプ ボリューム のプロパティ - ボリュームでのデフラグの設定とプロパティが確認できます。次のオプションがあり ます。  ・自動デフラグのプロパティ  ・I-FAAST デフラグのプロパティ  ・ブートタイム デフラグのプロパティ  ・Frag Shield デフラグのプロパティ  ・HyperFast デフラグのプロパティ(インストールされている場合) 分析とデフラグ - ボリュームの分析とデフラグを手動で開始したり、マニュアルデフラグ ジョブのプロパティを 表示および変更したりできます。次のオプションがあります。  ・マニュアルデフラグ ジョブのプロパティ  ・分析  ・マニュアルデフラグ

Diskeeper の設定 - Diskeeper の動作の変更、Diskeeper の新バージョンがリリースされているかの確認、コン ピュータにインストールしている Diskeeper のバージョンの確認を行えます。次のオプションがあります。  ・Diskeeper の設定のプロパティ

 ・アップデートとアップグレード  ・Diskeeper のバージョン情報

(30)

20 Diskeeper の使用

コンピュータ パネル

Diskeeper コンソールの[コンピュータ]ウィンドウには、コンピュータ上のサポートされているボリュームがすべて 表示されます。 次の情報が表示されます。  ボリュームの文字と名前  セッションの状態(そのボリュームで Diskeeper が実行している、または完了した処理を表示)  ボリュームのファイル システム  ボリュームの容量  空き領域のボリューム サイズのパーセント

 自動デフラグ、I-FAAST、ブートタイム デフラグ、Frag Shield、HyperFast がボリュームで有効かどうかを示 す情報

 コンピュータ上の Microsoft Volume Shadow Copy Service(VSS)ボリュームのステータスについての情報 (VSS をサポートするシステムでのみ表示されます) ウィンドウの下端には、分析とデフラグを手動で開始、一時停止、および中止するボタンも付いています。

ボリューム パネル

[ボリューム]ウィンドウには、[ダッシュボード]、[ログ]、[履歴]の 3 つタブがあり、各ページを簡単に切り替え られるようになっています。

ダッシュボードのタブ

ここでは、リアルタイムの自動デフラグの詳細、ボリュームの状態、パフォーマンス向上のために仕様するアイド ル リソース、その他デフラグに関する情報が表示されます。ダッシュボードのタブは、次の 3 つの部分に分か れています。

自動ファイルシステムのパフォーマンスの時間表

このタブには、自動デフラグがオンになった時間が示されます。InvisiTasking 搭載の自動デフラグでは未使用 のリソースだけが使用されるため、他のアプリケーションのパフォーマンスに悪い影響を与えることなく、デフラ グがいつもスムーズに実行できます。このため、自動デフラグを常時オンにしておくことをお勧めします。

自動と手動のデフラグのステータス

この情報は、InvisiTasking の自動デフラグまたはマニュアルデフラグのどちらかがボリュームで有効になって いるときに表示されます。ライトが緑の場合は、Diskeeper が 1 つ以上のボリュームのファイルを処理しているこ とを意味します。

(31)

Diskeeper の使用 21

Diskeeper によるアイドル リソースの使用

ここでは、使用可能なアイドル リソース、Diskeeper が自動デフラグとマニュアルデフラグの両方に使用するアイ ドル リソース、およびコンピュータで他の処理により使用されているリソースが示されます。InvisiTasking による 自動デフラグが、どのように未使用のリソースのみを使用するかを明瞭にグラフで描かれます。 マニュアルデフラグと Diskeeper のコンソールは InvisiTasking を使わないため、結果としてこの 2 つの使用によ る動作のピークがグラフに示される場合があります。

最近デフラグされたファイル

ここでは、選択したボリュームで最近デフラグされたファイルの一覧が示されます。

I-FAAST のパフォーマンス向上率とスループット率

このセクションは、I-FAAST 2.0(Intelligent File Access Acceleration Sequencing Technology)を使用できるエデ ィションの[ジョブレポート]タブにのみ表示されます。I-FAAST デフラグ ジョブの統計情報とパフォーマンスの 向上率などを示すセクションです。表示される値は、I-FAAST でのボリュームの調査に基づいています。 I-FAAST 2.0 デフラグ ジョブによるパフォーマンスの予想向上率だけでなく、ボリュームの実際のスループットも 示されます。 I-FAAST2.0 デフラグ ジョブによる実際のパフォーマンスの向上率は、ボリュームの使用状況によって異なりま すが、このセクションに表示される値は、そのよい目安になります。

ボリュームの状態と対処法

ボリュームの全体的な状態(判定結果)とそのレベルになった理由、およびボリュームの信頼性を向上する方 法が示されます。 Diskeeper Corporation では、ディスク ボリュームのパフォーマンスと信頼性の問題について幅広い調査を行い、 次のことが、ボリュームの状態を左右する大きな要因になることがわかっています。  全体的な断片化  MFT の断片化  ページ ファイルの断片化  使用可能な空き領域 Diskeeper でボリュームを分析またはデフラグするときに、これらの要因を指標にして、ボリュームの状態が判定 されます。 ボリュームの判定結果は、「良好」、「警告」、「危機的」の 3 つのレベルに分けられます。 次の表に、信頼性のレベルを「警告」と「危機的」に分けるときの基準を示します。 信頼性の基準 警告レベル 危機的レベル 全体的な断片化 10% 以上 50% 以上 MFT の断片数 250 個以上 2000 個以上 ページ ファイルの断片数 250 個以上 1500 個以上 空き領域 15% 以下 5% 以下

参照

関連したドキュメント

人は何者なので︑これをみ心にとめられるのですか︒

新型コロナウイルス感染症による

本研究の目的は,外部から供給されるNaCIがアルカリシリカ反応によるモルタルの

 3.胆管系腫瘍の病態把握への:BilIN分類の応用

本制度は、住宅リフォーム事業者の業務の適正な運営の確保及び消費者への情報提供

●お使いのパソコンに「Windows XP Service Pack 2」をインストールされているお客様へ‥‥. 「Windows XP Service

クチャになった.各NFは複数のNF  ServiceのAPI を提供しNFの処理を行う.UDM(Unified  Data  Management) *11 を例にとれば,UDMがNF  Service

7.法第 25 条第 10 項の規定により準用する第 24 条の2第4項に定めた施設設置管理