神戸製鉄所火力発電所(仮称)設置計画
環境影響評価準備書についての
意見の概要と事業者の見解
平成
29
年
9
月
株式会社神戸製鋼所
資料2-4
平成30年1月29日 火力部会資料
※平成30年1月24日付けで意見の概要と事業者の見解届出書の一部補正が提出されま
した。火力部会資料として、№140-145の事業者見解については、一部補正を反映
した内容としております。(事務局)
目
次
第1章
環境影響評価準備書の公告及び縦覧
···
1
1.
環境影響評価準備書の公告及び縦覧
···
1
(1)
公告の日
··· 1
(2)
公告の方法
···
1
(3)
縦覧場所
··· 1
(4)
縦覧期間等
···
2
(5)
縦覧者数
··· 2
2.
環境影響評価準備書についての説明会の開催
··· 2
3.
環境影響評価準備書についての意見の把握
··· 2
(1)
意見書の提出期間
···
2
(2)
意見書の提出方法
···
3
(3)
意見書の提出状況
···
3
第2章
環境影響評価準備書について提出された環境の保全の見地からの意見の概要と
これに対する事業者の見解 ···
25
第1章
環境影響評価準備書の公告及び縦覧
1. 環境影響評価準備書の公告及び縦覧
「環境影響評価法」第
16
条の規定に基づき、当社は、環境の保全の見地からの意見を求めるた
め、環境影響評価準備書(以下、「準備書」という。)を作成した旨及びその他事項を公告し、準
備書及び要約書を公告の日から起算して1月間の縦覧に供するとともに、インターネットの利用に
より公表した。
(1) 公告の日
平成
29
年7月
11
日(火)
(2) 公告の方法
①
日刊新聞紙による公告
〔別紙-1参照〕
平成
29
年7月
11
日(火)付けで、以下の日刊新聞紙に「公告」を掲載した。
・神戸新聞(朝刊
28
面
全県版)
・朝日新聞(朝刊
33
面
神戸阪神版)
・毎日新聞(朝刊
26
面
神戸阪神版)
・読売新聞(朝刊
33
面
神戸阪神版)
・産経新聞(朝刊
22
面
神戸阪神版)
・日本経済新聞(朝刊
35
面
大阪本社版)
②上記の公告に加え、以下の「お知らせ」を実施した。
a.関係地域の広報誌への掲載
〔別紙-2参照〕
・神戸市広報紙KOBE
7
月号
2017
年(平成
29
年)
・広報あしや
平成
29
年(2017
年)7月1日号
NO.1207
b.自治体( 兵庫県、 神戸 市、芦屋市 )及び当 社ホ ームページ への掲載
〔 別紙-3,4,5 ,
6参照〕
(3) 縦覧場所
関係地域の自治体庁舎6か所、当社施設等2か所の計8か所において縦覧を実施した。
また、当社ホームページにおいてインターネットの利用により公表した。
縦覧 場 所 所在 地 自治 体 庁舎 兵庫 県 庁環 境 影響 評 価室 ( 第 3号 館12階) 神戸 市 中央 区 下山 手 通5 丁 目10番1 号 神戸 市 役所 自 然環 境 共生 課 ( 3号 館 6階 ) 神戸 市 中央 区 加納 町 6丁 目 5 番1 号 神戸 市 東灘 区 役所 ま ちづ く り 課( 4 階) 神戸 市 東灘 区 住吉 東 町5 丁 目 2番 1 号 神戸 市 灘区 役 所ま ち づく り 課 (4 階 ) 神戸 市 灘区 桜 口町 4 丁目 2 番 1号 中央 区 役所 ま ちづ く り推 進 課 (4 階 ) 神戸 市 中央 区 雲井 通 5丁 目 1 番1 号 芦屋 市 役所 環 境課 ( 本庁 舎 北 館3 階 ) 芦屋 市 精道 町 7番 6 号 当社 施 設等 神戸 製 鉄所 コ ミュ ニ ティ セ ン ター 神戸 市 灘区 浜 田町 4 丁目 1 番 BB プ ラザ 神 戸 神戸 市 灘区 岩 屋中 町 4丁 目 2 番7 号インターネットの利用による公表
・当社ホームページ上における下記のウェブサイトで準備書及び要約書を公表した。
http://www.kobelco.co.jp/assessment/kobe/ready_inspection.html
・兵庫県、神戸市及び芦屋市のホームページから当社ホームページにリンクすることにより自
治体ホームページから準備書及び要約書を参照可能とした。
(4) 縦覧期間等
縦覧期間は、平成
29
年7月
11
日(火)から平成
29
年8月
10
日(木)までとした。
自治体庁舎については土曜日、日曜日及び祝日は除いた。
縦覧時間は、各縦覧場所とも9時から
17
時までとした。
なお、神戸製鉄所コミュニティーセンター、BBプラザ神戸及びインターネットの利用による
公表については、平成
29
年7月
11
日(火)から平成
29
年8月
24
日(木)まで閲覧可能とした。
(5) 縦覧者数
①縦覧者名簿記載者数:
35
名
(内訳)
・兵庫県庁環境影響評価室(第3号館
12
階)
4名
・神戸市役所自然環境共生課(3号館6階)
9名
・神戸市東灘区役所まちづくり課(4階)
1名
・神戸市灘区役所まちづくり課(4階)
2名
・中央区役所まちづくり推進課(4階)
0名
・芦屋市役所環境課(本庁舎北館3階)
3名
・神戸製鉄所コミュニティセンター
4名
・BBプラザ神戸
12
名
②準備書及び要約書を公表した当社ウェブサイトへのアクセス数:
1,576
回
2. 環境影響評価準備書についての説明会の開催
「環境影響評価法」第
17
条の規定に基づき、準備書の記載事項を周知するための説明会を開催
した。
説明会の開催の公告は、準備書の縦覧等に関する公告と同時に行った。
開催 日 時 開催 場 所 来場 者 数 平成 29年7月19日 (水 ) 18時30分 ~20時 59分 灘区 民 ホー ル (神 戸 市灘 区 岸 地 通1丁 目1-1) 266名 平成 29年7月22日 (土 ) 14時00分 ~17時 22分 神 戸 芸 術 セ ン タ ー ( 神 戸 市 中 央 区 熊 内 橋 通 7-1-13) 161名 平成 29年7月25日 (火 ) 18時30分 ~21時 02分 東 灘 区 民 セ ン タ ー ( 神 戸 市 東 灘 区 住 吉 東 町 5 丁 目1-16) 258名 平成 29年7月27日 (木 ) 18時30分 ~20時 54分 芦屋 市 民セ ン ター ( 芦屋 市 業 平 町8-24) 195名3. 環境影響評価準備書についての意見の把握
「環境影響評価法」第
18
条の規定に基づき、環境の保全の見地からの意見を有する者の意見書
の提出を受け付けた。
(1) 意見書の提出期間
平成
29
年7月
11
日(火)から平成
29
年8月
24
日(木)(縦覧期間及びその後2週間)まで
とした。なお、郵送の受付は当日消印有効とした。
意見書用紙は、縦覧場所に備え付けるとともに当社ウェブサイトからも入手可能とした。
〔別紙-7参照〕
(2) 意見書の提出方法
・縦覧場所に備え付けた意見箱への投函
・当社への郵送による書面の提出
(3) 意見書の提出状況
日刊新聞紙による公告
○
平成
29
年7月
11
日(火)掲載
・神戸新聞(朝刊
28
面
全県版)
・朝日新聞(朝刊
33
面
神戸阪神版)
・毎日新聞(朝刊
26
面
神戸阪神版)
・読売新聞(朝刊
33
面
神戸阪神版)
・産経新聞(朝刊
22
面
神戸阪神版)
・日本経済新聞(朝刊
35
面
大阪本社版)
〔別紙-1〕
関係地域の広報誌等への掲載
○
神戸市広報紙KOBE
7月号
2017
年(平成
29
年)
○
広報あしや
平成
29
年(2017
年)7月1日号
NO.1207
兵庫県ホームページ
神戸市ホームページ
芦屋市ホームページ
当社ホームページ
意見書の様式
意見書用紙
神戸製鉄所火力発電所(仮称)設置計画
環境影響評価準備書に対する意見書
平成
年
月
日
ご住所
〒
ご氏名
ふりがな連絡先
※環境影 響評価 法施行 規則第12条の規定 により 、氏名 及び住 所 (法人そ の 他の団体 にあっ てはそ の名称 、 代表者の 氏名及 び主た る事務 所 の所在地 ) は必ずご 記入願 います 。 環境影響評価法第8条の規定に基づき、環境の保全の見地からの意見を、次のとおり提出する。意見の内容及びその理由
(1枚に 記載し きれな い場合 は、 裏面(続 き)をご 使用く ださい 。 ) 【備考】 提出先: 〒657-0863 神戸市 灘区 灘浜東町 2番地 株式会社 神戸製 鋼所 電力事 業 部門 西 日本電 力プロ ジェク ト 部 宛 (神戸製 鉄所コ ミュニ ティセ ン ター、BBプラザ 神戸で は、備 え 付けの意 見書箱 に投函 できま す 。) 提出期限 :平成29年8月24日 (木)ま で(郵 送は当 日消印 有効 。意見書 箱での 受付け は午後5時まで。 ) 【注】 ・ご記入 いただ いた個 人情報 は 、環境影 響評価 法に基 づく手 続 きだけに 使用し 、他の 目的に 使 用する事 はござ いませ ん。 ・ 弊 社 で は 、 個 人 情 報 保 護 の 重 要 性 を 十 分 認 識 し 、 ご 記 入 い た だ い た 個 人 情 報 は 適 正 に 取 り 扱 う 事 と し て お り ま す 。 な お 、 ご記入い ただい た意見 内容に 限 っては、 公表す る可能 性があ り ますので 、予め ご了承 くださ い 。〔別紙-7〕
意見書用紙(続き)
第2章
環境影響評価準備書について提出された環境の保全の見地からの意見の概要とこれに対する
事業者の見解
「環境影響評価法」第
18
条第1項の規定に基づいて、事業者に対して意見書の提出により述べら
れた環境の 保全の見 地か らの意見は
1,173
件で あった。ま た、環境 の保 全の見地以 外からの 意見 が
24
件、その他の意見が2件であった。
「環境影響評価法」第
19
条及び「電気事業法」第
46
条の
12
の規定に基づく、準備書についての
意見の概要並びにこれに対する事業者の見解は、次のとおりである。
なお、提出された意見については、原則、原文のまま記載した。
環境影響評価準備書について述べられた意見の概要と事業者の見解
1.環境全般
No. 意見 の 概要 事業 者 の見 解 1 石 炭 火 力 発 電 所 の 増 設 に よ り 近 隣 住 所 へ の 健 康 被 害 が 懸 念 さ れ る の で 、 子 供 達 へ の 健 や か な 未 来 の た め 増設 に 反対 す る 本 計 画 に お い て は 、 「 環 境 影 響 評 価 法 」 、 「 電 気 事 業 法 」 及 び 「 発 電 所 の 設 置 又 は 変 更 の 工 事 の 事 業 に 係 る 計 画 段 階 配 慮 事 項 の 選 定 並 び に 当 該 計 画 段 階 配 慮 事 項 に 係 る 調 査 、 予 測 及 び 評 価 の 手 法 に 関 す る 指 針 、 環 境 影 響 評 価 の 項 目 並 び に 当 該 項 目 に 係 る 調 査 、 予 測 及 び 評 価 を 合 理 的 に 行 う た め の 手 法 を 選 定 す る た め の 指 針 並 び に 環 境 の 保 全 の た め の 措 置 に 関 する 指 針等 を 定め る 省令 」 ( 平成 10 年通 商 産業 省 令 第 54 号 )( 以 下、 「 発電 所 アセ ス 省令 」 とい う 。) に 基 づ き 、 本 計 画 に 関 す る 事 業 特 性 及 び 地 域 特 性 を 踏 ま え 、 環 境 影 響 評 価 項 目 並 び に 調 査 、 予 測 の 方 法 を 選 定 し 、 適 切 に 調 査 を 行 う と と も に 、 実 施 す る 環 境保 全 措置 を 踏ま え 予測 及 び 評価 を 行い ま した 。 そ の 結 果 は 、 準 備 書 ( P12.1.1-1 ~ 12.4-127) 「 環 境 影 響 評 価 の 結 果 」 に 記 載 し て お り 、 発 電 所 稼 働 に よ る 周 辺 環 境 へ の 影 響 は 小 さ く 、 ま た 各 種 の 環 境 保 全 の た め の 措 置 を 講 じ る こ と に よ り 、 実 行 可 能 な 範 囲 内 で 環 境 影 響 を 回 避 又 は 低 減 し て お り 、 国 又 は 地 方 公 共 団 体 が 定 め て い る 環 境 基 準 及 び 環 境 目 標 等 の 維 持 ・ 達 成 に 支 障 を 及 ぼ す も の で は な い と 評 価 し て おり ま す。 2 ・ 特 に 近 隣 住 民 へ の 健 康 被 害 リ ス ク に 関 し て 周 辺 住 民 に 情 報 を 開 示 し 、 徹 底 し た 討 議 の 上 で 計 画 の 可 否 を再 考 して い ただ き たく 思 い ます 。 3 健康 害 4 ・健 康 被害 が かな り 心配 で す 。 5 子供 た ちの 未 来が 心 配に な り ます 。 今あ る もの で 十分 だ と感 じ ま す。 6 ・自 分 たち が 今健 康 だか ら 、 関係 な いで す か? 7 ・人 間 一番 ( 先) で はな く 、 環境 一 番で す !! 8 ・ 煙 が 自 分 た ち の 口 に ホ ー ス で つ な が れ て も 、 建 設 した い です か ? 9 健康 被 害が 非 常に 心 配で す 。 10 健康 被 害は な いの で しょ う か 不 安 です 。 11 環 境 ・ 人 体 へ の 影 響 に つ い て 不 透 明 か つ 調 査 も 足 り て い な い 段 階 で 、 不 強 制 的 に す す め ら れ る べ き で は ない と 感じ ま す。 12 環 境 破 壊 に つ な が る 発 電 所 の 建 設 は 未 来 の 地 球 や 我 々 す べ て の 生 き 物 、 植 物 に と っ て 不 必 要 で す 。 ぜ ん そ く や 肺 が ん な ど の 健 康 へ の 影 響 も と て も 心 配 で す 。 こ れ 以 上 地 球 を 環 境 を 自 然 を 破 壊 す る の は や め まし ょ う。 13 健康 被 害が 心 配な の で 14 建 設 す る こ と に メ リ ッ ト は あ る と 思 い ま す が 、 そ れ に よ っ て 健 康 被 害 、 環 境 被 害 と い っ た 問 題 が あ る と 思い ま す。 建 設 す る こ と に 賛 成 の 方 は 石 炭 火 力 発 電 所 の 近 辺 に 自 分 が 住 ん で い る と 考 え た ら 、 ま た 考 え は 変 わ っ て くる と 思い ま す。 15 子供 た ちの 未 来の 為 に反 対 し ます 。 16 子供 た ちの 未 来の た めに 設 置 反対 し ます 。 17 地元 民 で直 接 被害 を 受け る の で、 絶 対に 反 対で す 。 18 こ れ か ら 子 供 を 産 む の に 健 康 被 害 が あ る の は 嫌 で す ! ! 安 心 し て 住 め る 町 と 思 っ て 三 田 に 引 越 し た の に。 19 自 分 の 住 ん で い る 町 が 影 響 を 受 け る と 知 り 、 恐 い で す。 20 健康 被 害が 心 配な の で建 設 を 中止 し て頂 き たい 。 21 還境 を 第一 に 考え て 頂き た い 。 22 火 力 発 電 の 環 境 に 与 え る 影 響 の 大 き さ に 驚 き ま し た。 も っと 見 直す べ きと 思 い ます 。 23 健康 被 害が 心 配で す 。 24 ・ 環 境 に 対 す る 影 響 、 特 に 健 康 を 害 す る こ と は な い のか ? 25 そ し て 、 そ の 他 全 て の 大 気 ・ 水 質 汚 染 物 も 、 環 境 基 準 を 下 回 っ て い れ ば 現 状 よ り 悪 化 し て も い い と い う 考 え で は な く 、 む し ろ 現 状 よ り 改 善 に つ な げ る 企 業 努力 を みせ て いた だ きた い 。No. 意見 の 概要 事業 者 の見 解 26 娘 達 が 住 む 神 戸 は 学 校 も 多 く 子 供 達 の 元 気 な 声 が よ く聞 こ える 。 そ ん な 場 所 で 健 康 被 害 が 増 え る こ と は 是 非 考 え て 欲 しい 27 尼 崎 市 に 住 ん で い る の で す が 、 小 さ な 子 供 を 持 つ 親 とし て 、健 康 面・ 安 全面 が 心 配で す 。 28 正 直 、 今 日 始 め て こ の 石 炭 火 力 発 電 所 建 設 の こ と を 知 り ま し た 。 影 響 を 受 け や す い と い う 伊 丹 市 在 中 で す。 説 明 を 受 け る こ と な く 、 建 設 を 始 め る の は 私 だ け で なく 子 供を も つ親 と して 不 安 に思 い まし た 。 環 境 破 壊 が 進 ん で い る の に こ の 近 い 地 で も ! と 思 う と心 配 です 。 29 環境 の 方は 如 何な 物 か 30 多 く の エ ネ ル ギ ー を 得 る こ と が で き る 、 と い う の は 魅 力 的 で は あ る が そ の 反 面 環 境 へ の 影 響 や 人 体 へ の 被害 が 懸念 さ れる と 思う 。 31 日 本 の こ れ か ら の 自 然 の 美 し さ を 見 直 し 生 ま れ て く る子 供 たち の ため 、 又 70 才 にな っ た私 の 残り の 人生 を 健 康 に す ご せ る 様 、 同 じ 想 い の 人 々 に 代 わ り 環 境 保全 を 望み ま す。 32 環境 公 害に 反 対し ま す。 33 自 然 が好 き なの で 、よ ご し てほ し くな い です 。 学校 も 近く に ある の で悪 影 響 を及 す と思 い ます 。 34 ・ 環 境 や 人 体 に 対 し て ど の よ う な 影 響 が あ る の か 心 配で す 。 具体 的 な説 明 をお 願 いし た い です 。 35 ・ 発 電 は 人 が 生 活 す る の を 支 え る た め の も の 。 人 を 幸 せ に す る も の 。 そ れ な の に 人 を 苦 し め た り 、 自 然 を 壊 し た り す る の は ま ち が っ て い る 。 き れ い な 空 気 や自 然 を大 切 にす る べき だ と 思う 。 36 ・ 人 の 命 を 守 る こ と が 第 一 。 安 全 第 一 。 直 接 の 影 響 が な く て も 、 何 ら か の 形 で 返 っ て く る は ず 。 少 し で も 危 険 が 予 想 さ れ る こ と は や め る べ き 。 健 康 を 損 な っ て ま で す る 発 電 は 必 要 な い と 思 う し 、 本 当 に 幸 せ には な れな い 。 37 〇 火 力 発 電 所 の 運 用 が は じ ま れ ば 、 す ぐ に 私 た ち を 含む 多 くの 人 々に 健 康被 害 を もた ら すの で は? ? 38 火 力 発 電 所 を 住 宅 地 の 目 の 前 に 立 て る の は 、 健 康 ひ がい が 出る 恐 れも あ って よ く ない と 思う 。 39 ③ 今 の 子 供 達 に 与 え る 、 将 来 の 健 康 、 被 害 を ど う 考 えて い るの か ? 説明 責 任が 必 要で す ! 40 石 炭 火 力 発 電 か ら 発 生 す る 科 学 物 質 が ど の よ う に 処 理 さ れ る の か 。 周 囲 の 環 境 に 影 響 を 与 え る の か を し っ か り 示 し て ほ し い で す 。 濃 度 や 健 康 に あ た え る 物 質 の 有 無 な ど 書 面 で 提 示 し て 、 検 討 で き る よ う に して ほ しい 。 41 ・ 健 康 へ の 害 は 、 人 間 だ け で な く 他 の 生 物 に も お よ ぶ と 予 想 さ れ ま す 。 ど の よ う に お 考 え で す か ? リ ス クが な いな ら 、そ れ を明 示 し て下 さ い。 本 計 画 に お い て は 、 「 環 境 影 響 評 価 法 」 、 「 電 気 事 業 法 」 及 び 「 発 電 所 ア セ ス 省 令 」 に 基 づ き 、 本 計 画 に 関 す る 事 業 特 性 及 び 地 域 特 性 を 踏 ま え 、 環 境 影 響 評 価 項 目 並 び に 調 査 、 予 測 の 方 法 を 選 定 し 、 適 切 に 調 査 を 行 う と と も に 、 実 施 す る 環 境 保 全 措 置 を 踏 まえ 予 測及 び 評価 を 行い ま し た。 動 物 に つ い て は 準 備 書 (P12.1.3-1 ~ P12.1.3-118) 「 動 物 」 、 植 物 に つ い て は 準 備 書 ( P12.1.4-1 ~ 42 ・ 人 体 へ の 影 響 が あ る 。 他 の 生 物 へ の 影 響 も あ る 。 他の 生 物を 巻 き込 ま ない で 。
No. 意見 の 概要 事業 者 の見 解 P12.1.4-52 ) 「 植 物 」 、 生 態 系 に つ い て は 準 備 書 ( P12.1.5-1 ~ P12.1.5-58 ) に 調 査 、 予 測 及 び 評 価 の 結 果 を 記 載 し て お り 、 生 物 へ の 影 響 は 少 な い も の と 考え て おり ま す。 43 2 、 3 年 前 か ら こ の 企 画 が 進 ん で い た よ う で あ る が 、 神 戸 市 民 、 他 地 域 の 市 民 の 声 を 聞 き 入 れ て か ら 進 め るべ き だ。 市 民 の 意 見 を 遠 ざ け 進 め る 計 画 で あ る な ら ば 、 非 常 に身 勝 手だ と 思う 。 本 計 画 に お い て は 、 「 環 境 影 響 評 価 法 」 及 び 「 電 気 事 業 法 」 に 基 づ き 、 環 境 影 響 評 価 手 続 き を 実 施 し てお り ます 。 計 画 段 階 環 境 配 慮 書 ( 以 下 、 「 配 慮 書 」 と い う 。 ) 、 環 境 影 響 評 価 方 法 書 ( 以 下 、 「 方 法 書 」 と い う 。 ) 及 び 準 備 書 の 各 手 続 き に お い て 、 皆 様 か ら 頂 い た ご 意 見 を 踏 ま え 、 国 、 県 及 び 市 に お い て 、 学 識 経 験 者 な ど か ら 構 成 さ れ る 審 査 会 等 で 審 議 頂 い た 上で 進 めて お りま す 。 44 も っ と 地 域 の 声 を 聞 き 、 地 域 の コ ト を 考 え る べ き で はな い か。 45 火 力 の 問 題 は 、 地 球 規 模 の 問 題 だ け で は あ り ま せ ん 。 地 域 環 境 に と っ て 重 要 な 問 題 で す 。 亜 瀝 青 炭 利 用 拡 大 に よ る 環 境 影 響 、 環 境 影 響 評 価 で は こ れ ま で 検 討 さ れ て こ な か っ た 光 化 学 オ キ シ ダ ン ト や PM2.5、 酸 性 雨 な ど 二 次 汚 染 物 質 の 影 響 、 地 球 規 模 ま で 広 が り 健 康 影 響 が 確 認 さ れ た た め 締 結 さ れ た 水 銀 条 約 と の 整 合 性 、 新 た に 環 境 基 準 と し て 設 定 さ れ た 底 層 溶 存酸 素 量と の 整合 性 等で す 。 20 世 紀 、 人 は も ち ろ ん 、 鳥 獣 草 木 、 魚 貝 へ の 影 響 を 考 え る こ と な く 進 め ら れ た 乱 開 発 の た め 、 地 球 規 模 に ま で 環 境 影 響 は 拡 大 し て い ま す 。 水 銀 、 PCB は 世 界 中 の 海 を 汚 染 し て し ま い ま し た 。 ま た 、 温 室 効 果 ガ ス に よ る 気 候 変 動 は 進 行 中 で す 。 21 世 紀 は 環 境 再 生 の 時 代 で す 。 持 続 可 能 な 社 会 を つ く る た め に は 、 私 た ち の 生 活 様 式 を 含 め て 大 転 換 す る 必 要 が あ り ま す。 本 計 画 に お い て は 、 「 環 境 影 響 評 価 法 」 及 び 「 電 気 事 業 法 」 に 基 づ き 、 環 境 影 響 評 価 手 続 き を 実 施 し てお り ます 。 配 慮 書 、 方 法 書 及 び 準 備 書 の 各 手 続 き に お い て 、 皆 様 か ら 頂 い た ご 意 見 を 踏 ま え 、 国 、 県 及 び 市 に お い て 、 学 識 経 験 者 な ど か ら 構 成 さ れ る 審 査 会 等 で 審 議頂 い た上 で 進め て おり ま す 。 本 計 画 で 使 用 す る 石 炭 に つ い て は 、 神 戸 発 電 所 と 同様 に 瀝青 炭 を考 え てお り ま す。 微 小 粒 子 状 物 質 ( PM2.5 ) ( 以 下 、 「 PM2.5 」 と い う 。 ) 及 び 光 化 学 オ キ シ ダ ン ト に つ い て は 、 そ の 生 成 メ カ ニ ズ ム が 十 分 解 明 さ れ て お ら ず 、 ま た 単 一 の 発 電 所 の 影 響 に つ い て 精 度 の 高 い 予 測 手 法 が 確 立 さ れて い ませ ん 。 施 設 の 稼 働 に 伴 う 排 ガ ス に つ い て は 、 国 内 最 高 レ ベル の ばい 煙 処理 施 設を 導 入 する 計 画と し 、PM2.5 及 び 光 化 学 オ キ シ ダ ン ト の 原 因 物 質 の 一 部 で あ る 硫 黄 酸 化 物 、 窒 素 酸 化 物 、 ば い じ ん の 濃 度 及 び 排 出 量 を 可 能 な 限 り 低 減 い た し ま す 。 準 備 書 に 記 載 の 予 測 結 果 で は 、 排 ガ ス に よ る 大 気 質 へ の 影 響 に つ い て は 、 年 平 均 値 の 最 大 着 地 濃 度 は バ ッ ク グ ラ ウ ン ド 濃 度 と 比 較 し て 極 め て 小 さ く 、 そ の 寄 与 率 は 、 最 大 で も 二 酸化 硫 黄 2.0% 、 二酸 化 窒 素 0.9% 、 浮遊 粒 子状 物 質 0.1 % で あ り 、 排 出 ガ ス に よ る PM2.5 及 び 光 化 学 オ キ シ ダ ン ト の 環 境 濃 度 へ の 影 響 は ほ と ん ど な い と 考 え てお り ます 。 神 戸 製 鉄 所 及 び 神 戸 発 電 所 も 含 め た 神 戸 製 鉄 所 エ リ ア 全 体 か ら の 寄 与 濃 度 は 、 現 状 及 び 将 来 に つ い て 予 測 を 行 っ た 結 果 、 年 平 均 値 の 最 大 着 地 濃 度 は 、 二 酸 化 硫 黄 、 二 酸 化 窒 素 、 浮 遊 粒 子 状 物 質 の 全 て の 項 目 で 現 状 ( 既 設 設 備 ) に 比 べ て 将 来 ( 既 設 設 備 + 新 設 発 電所 )の 値 が低 減 する 結 果と なっ て おり ま す。 底 層 の 溶 存 酸 素 に つ い て は 、 県 知 事 意 見 を 踏 ま え て 、 特 に 貧 酸 素 状 態 が 生 じ や す い 夏 季 を 代 表 と し て 、 生 態 系 を 考 慮 し た 3 次 元 モ デ ル ( 多 層 モ デ ル ) に よ る 水 質 シ ミ ュ レ ー シ ョ ン 解 析 を 実 施 し て お り 、 夏 季 の 底 層 の 溶 存 酸 素 に 対 し て 本 事 業 の 実 施 に よ る 環 境 へ の 影 響 は ほ と ん ど な い こ と を 確 認 し て お り ま す。 46 ○P366 NO.12の事 業 者の 見 解 膨 大 と い う が 、 県 に お い て 数 年 間 の 多 く の 地 点 の 年 間 値 の 公 開 し て お り 、 現 在 の イ ン タ ネ ッ ト 環 境 で は 環 境 影 響 評 価 の 実 施 に あ た っ て は 、 環 境 影 響 評 価 業 務 の 一 部 を 実 績 の あ る 専 門 業 者 に 委 託 し て 現 況 調 査 を 行 い 、 得 ら れ た デ ー タ の 整 理 、 解 析 を 行 っ た 上
No. 意見 の 概要 事業 者 の見 解 公 開 の PDF フ ァ イ ル の デ ー タ 量 か ら 見 て も 大 量 と は 思 え な い 。 専 門 的 と い う が 、 そ れ は 隠 ぺ い す る た め の 口実 に 過ぎ な い。 意見 1 一 般 に公 開 すべ き 意 見 2 専 門 家 と の 制 約 の 必 要 性 と 専 門 家 の 具 体 的 定 義 、 大 気 環 境 学 会 の 会 員 で あ れ ば 専 門 家 で あ る こ とか ら 、公 開 する と 考え て よ いか 。 準 備 書 の 記 載 内 容 に つ い て は 、 「 環 境 影 響 評 価 法」 第 14 条 第 1項 第 1号 か ら第 9 号及 び 「発 電 所ア セス 省 令」 第 32 条 の 規定 に 基づ く 項目 を 記載 し てお り ま す 。 準 備 書 の 作 成 に あ た っ て は 、 わ か り や す く 周 知 す る と の 趣 旨 を 踏 ま え 、 図 、 表 等 を 用 い 、 調 査 結果 の 概要 を 記載 い たし ま し た。 な お 、 国 、 県 及 び 市 に お い て 、 学 識 経 験 者 な ど か ら 構 成 さ れ る 審 査 会 等 で の 審 議 の 過 程 に お い て 、 要 求 ま た は 別 途 説 明 が 必 要 な 場 合 に は 、 詳 細 な 調 査 結 果 等 を 用 い 、 補 足 説 明 資 料 を 作 成 、 提 出 い た し ま す。 47 7月 19日 の説 明 会に 参 加し まし た が、 1998 年 の説 明 会 と 同 様 全 く 理 解 出 来 ず 、 御 社 の 大 義 名 分 を 立 て る の み で す 。 大 型 都 市 型 火 力 発 電 所 増 設 に つ い て も っ と 近 隣 地 域 住 民 に 対 す る 生 活 環 境 影 響 の 不 安 払 拭 の 為丁 寧 な説 明 を求 め ます 。 準 備 書 の 届 出 、 送 付 を 行 っ た 後 、 「 環 境 影 響 評 価 法」 第 16 条 の 規定 に 基づ き 、公 告 ・縦 覧 を行 い まし た。 公 告 に つ い て は 、 日 刊 新 聞 6 紙 へ 掲 載 す る と と も に 、 神 戸 市 広 報 紙 KOBE 、 広 報 あ し や 及 び 当 社 ホ ー ム ペ ー ジ に て 、 準 備 書 等 の 縦 覧 、 説 明 会 の 実 施 に つ い て、 公 表、 お 知ら せ いた し ま した 。 縦 覧 に つ い て は 、 当 社 施 設 等 に 加 え 、 兵 庫 県 、 神 戸 市 及 び 芦 屋 市 の 協 力 を 得 て 、 合 計 8 か 所 に て 、 準 備 書 等 の 縦 覧 を 実 施 す る と と も に 、 当 社 ホ ー ム ペ ー ジ で の 電 子 縦 覧 に 加 え 、 兵 庫 県 、 神 戸 市 及 び 芦 屋 市 の 協 力 を 得 て 、 環 境 影 響 評 価 に 係 る 各 ウ ェ ブ サ イ ト にて 、 電子 縦 覧の リ ンク 先URLを 掲載 頂 きま し た。 ま た 、 「 環 境 影 響 評 価 法 」 第 17 条 の 規 定 に 基 づ き 、 準 備 書 の 縦 覧 期 間 に お い て 、 準 備 書 の 記 載 事 項 を 周 知 す る た め の 説 明 会 を 神 戸 市 3 か 所 、 芦 屋 市 1 か 所 の 計 4 か 所 に て 開 催 し 、 合 計 880 名 の 方 に 来 場 いた だ きま し た。 環 境 影 響 評 価 の 図 書 に つ い て は 、 で き る 限 り わ か り や す く 記 載 す る こ と を 心 掛 け て い ま す が 、 正 確 に 記 す た め 専 門 的 な 表 現 に な ら ざ る を 得 な い と こ ろ も ござ い ます 。 そ の た め 、 説 明 会 で は 、 ス ラ イ ド を 用 い た ナ レ ー シ ョ ン に よ る 説 明 に 加 え 、 図 書 の 内 容 を 簡 潔 に 取 り ま と め た 「 あ ら ま し 」 を 作 成 、 配 布 し 、 わ か り や す い対 応 に努 め まし た 。 48 先 月 に 火 力 発 電 所 が 増 建 設 さ れ る と 知 り ま し た 。 残念 に 思い ま す。 東 日 本 大 震 災 、 阪 神 ・ 淡 路 大 震 災 を 経 て い る に も 関 わ ら ず 、 地 元 住 民 と の 意 見 の 交 換 、 認 知 度 が 低 す ぎ るう え での 事 業計 画 のよ う に 思わ れ ます 。 ・地 元 住民 の 認知 度 が少 な す ぎる 。 少 な く て も 半 径 10km 内 の 住 民 の 認 知 度 が 70% 以 上 は 必 要 で は な い で し ょ う か ? な お か つ 認 知 度 が ”70% 以 上 で 住 民 の 賛 否 を 問 う 場 所 が 必 要 だ と 思 いま す 。 ・事 業 計画 と 情報 公 開が 少 な すぎ る 。 地 域 の 広 報 や 掲 示 板 を 利 用 の う え 意 見 を 交 換 か ら 始 ま り 、 問 題 が 起 き き た 後 の 和 解 策 、 ( 運 転 停 止 を含 め て) ま でが 事 業計 画 の 全体 だ と感 じ ます 。 ・ 現 状 の 進 め 方 で は 事 業 計 画 の 情 報 の 開 示 ホ ー ム ペ ー ジ や 一 部 の 場 所 で の 発 信 で は 積 極 性 が か け て い る 。 住 民 が 知 ら な い 間 に 進 め た い と い う 風 に 思 わ れて も 当然 。 49 こ の よ う な 発 電 所 が 建 設 さ れ る 予 定 で あ る こ と 、 周 り の 人 で 知 ら な い 方 々 が 多 い と 思 い ま す 。 子 供 の 将 来 に 関 わ る こ と な の で 、 も っ と 大 体 的 に 知 ら せ る 必 要が あ ると 思 いま す 。 50 も っ と 多 く の 人 に わ か る よ う に 説 明 し て 下 さ い 。 知 らな い 人が た くさ ん いる の で は… ? 51 ㈱ 神 戸 製 鋼 所 及 び 神 戸 市 に 対 し て 、 本 計 画 の 合 法 性 に つ き 法 律 及 び 科 学 的 観 点 か ら 公 け に 説 明 す る こ と を求 め ます 。 52 大企業 の社 会貢 献が当 たり 前 になっ た今 、住民 に説 明 が不足している今回の事業計画は参同できかねる。 今後、 地域 住民 にしっ かり と した環 境対 策を説 明す る ととも に公 共の 利益を 優先 し た事業 を行 ってい ただ き たい。 53 ま た 説 明 会 な ど が あ っ た こ と も 知 ら ず 、 い つ か ら 計 画が 進 んで い たの か も私 た ち は知 り ませ ん 。 き ち ん と し た 説 明 を 周 り の 住 民 た ち に も な く 知 ら な い 方 が た く さ ん い る の に 計 画 を 進 め て い る と い う と ころ に 疑問 を 感じ ま す。
No. 意見 の 概要 事業 者 の見 解 54 ・ 今 回 の 建 設 計 画 に つ い て 、 周 辺 の 方 へ の 説 明 や 告 知 が 少 な い ( 大 々 的 で は な い ) の は ど う し て で す か? 55 地 域 の 方 々 へ の 十 分 な 説 明 が な さ れ て い な い の は 納 得が い きま せ ん。 56 た く さ ん の リ ス ク が あ る な か で 建 設 す る 必 要 が あ るの か ?と い うと こ ろが 正 直 疑問 で す。 また 建 設の こ とを 知 らな い 市 民は 多 いと 思 いま す 。 私も 知 人を 通 して は じめ て 知 りま し た。 も っ と 多 く の 人 に 周 知 し て い た だ き た い な と 思 い ま す。 57 事 業 の 認 知 調 査 と 説 明 会 を 行 い 認 知 度 が 70 % 程 度 に なる ま で周 知 して か ら再 度 意 見を 聞 くべ き であ る 。 58 第 三 に 、 説 明 責 任 は 果 た さ れ て い ま す か 。 今 に な っ て 情 報 が 拡 散 さ れ 、 市 民 が 動 き 始 め て い ま す 。 説 明不 足 への 怒 りを 伴 って 。 ど う か 一 度 考 え 直 す 機 会 を 持 っ て い た だ け な い で し ょう か 。 59 ・ 設 置 場 所 周 辺 の 住 民 及 び 自 然 環 境 へ の 影 響 に 関 し て 、 調 査 及 び 予 測 さ れ る リ ス ク の 開 示 を 適 正 に な さ れ て い る の で し ょ う か ? 少 な く と も 、 神 戸 市 内 の 住 民 と し て 火 力 発 電 の 増 設 に つ い て の 情 報 が 全 く 行 き 届い て いな い と感 じ てお り ま す。 60 住 民 に 情 報 公 開 さ れ な い ま ま に 石 炭 火 力 発 電 所 計 画 が 推 進 さ れ て い る の は 非 常 に 不 安 を 感 じ ま す 。 住 民 が 納 得 出 来 な い ま ま に 石 炭 火 力 発 電 所 を 認 め る の は 絶体 に 反対 で す。 61 当 該 事 業 に 関 し て 情 報 を 得 る こ と が で き な か っ た 。 わ か り や す い 説 明 を 聴 い て み た い と 思 っ て い る 県民 は 数多 く 居ら れ ると 思 い ます 。 新 聞 の 折 り 込 み チ ラ シ 等 も っ と 情 報 を 得 ら れ る 機 会 を 多 く 与 え ら れ る よ う に し て い た だ き た い と 思 い ま す。 62 環 境 保 全 の 観 点 か ら し て も 時 代 に 逆 行 し 、 地 域 住 民 の 事 を 1mm も 考 え て い な い 事 業 計 画 で あ る と 感 じ ま す。 地 域 住 民 に 対 し て 説 明 不 足 、 周 知 不 足 で あ り 造 っ て し ま っ た 者 勝 ち と い う 、 前 時 代 的 な 考 え に 基 づ い て 、 計 画 あ り き で 事 業 を 進 め て い る よ う に し か 思 え ませ ん 。 私 個 人 の 思 い で す が 、 神 戸 市 の 臨 海 地 域 は 、 十 分 還 境 的 に 汚 染 さ れ て い る と 思 っ て い ま す 。 公 害 を 増 や す 計 画 で は な く 、 減 少 さ せ る 計 画 を 立 案 し て い か れ るよ う に、 大 企業 に はお 願 い した い 。 63 〇 関 西 電 力 ㈱ は 、 地 域 で 、 ま た 様 々 な 自 治 会 へ 説 明 会な ど 実施 し たが 、 神鋼 は 少 ない 。 なぜ か 。 64 詳 し く教 え てい た だき た い です 。 65 神戸 市 のコ イ ノニ ア 福音 教 会 に所 属 して お りま す 。 多く の 友人 と 家族 も 発電 所 近 辺に 住 んで お りま す 。 幼い 子 ども が いる ご 家庭 も あ りま す 。 在 住 の 皆 さ ん の 健 康 被 害 の な い よ う 徹 底 し た ア セ ス メ ン ト や シ ミ ュ レ ー シ ョ ン を 行 い 、 ま た 十 分 な 理 解 を 得 れ る 説 明 も し て い た だ き ま す よ う 、 よ ろ し く お 願い し ます 。 ま た 、 十 分 な 住 民 の 方 々 と 検 討 の 上 、 反 対 が 多 勢 で あ れ ば 中 止 の 決 断 も 視 野 に 入 れ て 進 め て い た だ き た 本 計 画 に お い て は 、 「 環 境 影 響 評 価 法 」 、 「 電 気 事 業 法 」 及 び 「 発 電 所 ア セ ス 省 令 」 に 基 づ き 、 本 計 画 に 関 す る 事 業 特 性 及 び 地 域 特 性 を 踏 ま え 、 環 境 影 響 評 価 項 目 並 び に 調 査 、 予 測 の 方 法 を 選 定 し 、 適 切 に 調 査 を 行 う と と も に 、 実 施 す る 環 境 保 全 措 置 を 踏 まえ 予 測及 び 評価 を 行い ま し た。 そ の 結 果 は 、 準 備 書 ( P12.1.1-1 ~ P12.4-127) 「 環 境 影 響 評 価 の 結 果 」 に 記 載 し て お り 、 発 電 所 稼 働 に よ る 周 辺 環 境 へ の 影 響 は 小 さ く 、 ま た 各 種 の 環 境 保
No. 意見 の 概要 事業 者 の見 解 全 の た め の 措 置 を 講 じ る こ と に よ り 、 実 行 可 能 な 範 囲 内 で 環 境 影 響 を 回 避 又 は 低 減 し て お り 、 国 又 は 地 方 公 共 団 体 が 定 め て い る 環 境 基 準 及 び 環 境 目 標 等 の 維 持 ・ 達 成 に 支 障 を 及 ぼ す も の で は な い と 評 価 し て おり ま す。 ま た 、 準 備 書 の 公 告 ・ 縦 覧 に あ た っ て は 、 兵 庫 県 、 神 戸 市 、 芦 屋 市 の 協 力 を 得 て 実 施 す る と と も に 、 準 備 書 の 記 載 内 容 を 周 知 す る た め 神 戸 市 3 か 所 、 芦 屋 市 1 か 所 で 開 催 し た 説 明 会 で は 、 ス ラ イ ド を 用 い た ナ レ ー シ ョ ン に よ る 説 明 に 加 え 、 図 書 の 内 容 を 簡 潔 に 取 り ま と め た 「 あ ら ま し 」 を 作 成 、 配 布 し、 わ かり や すい 対 応に 努 め まし た 。 66 3.説 明 会が 神 戸 市 3 ヶ所 と 芦屋 市 1 ヶ 所 で開 か れま し た が 、 全 て の 会 場 で 参 加 者 の 質 問 に 一 方 的 な 事 業 者 見 解 を 回 答 す る だ け で 、 回 答 に 納 得 で き な い 質 問 者 と の 質 疑 応 答 が で き な い 。 最 後 に 全 て の 質 問 に 回 答 し た と し て 説 明 会 を 打 ち 切 る や り 方 は 、 「 わ か り や す く 丁 寧 に 」 と は 言 え ず 、 理 解 を 得 る た め と い う の で な く 、 と に か く 法 に 基 づ い て 説 明 会 を 行 っ た と いう ア リバ イ 作り と 感じ た 。 芦 屋 市 の 説 明 会 に 参 加 し た が 、 私 の 質 問 は 読 み 上 げ も せ ず 回 答 も 無 か っ た が 、 全 て の 質 問 へ の 回 答 は 終わ っ たと し て閉 会 した 。 準 備 書 の 説 明 会 に お い て は 、 限 ら れ た 時 間 の 中 で で き る 限 り 多 数 の 質 問 に お 答 え す る と と も に 、 質 問 の 内 容 や 意 味 を 正 し く 把 握 し 、 正 確 な 回 答 が で き る よう 、 質問 票 によ る 受付 と い たし ま した 。 各 説 明 会 で は 、 多 数 の 質 問 を 頂 い た た め 、 類 似 の 質 問 に つ い て は 合 わ せ て の 回 答 と し 、 終 了 予 定 時 間 を 超 過 す る 状 況 で あ り ま し た が 全 て の 質 問 に 回 答 い たし ま した 。 67 ル ナ ホ ー ル で の 説 明 会 は 最 初 か ら 用 意 さ れ て い た 質 問 を マ イ ク で 延 々 と 「 説 明 し ま し た よ ね 」 と い う や り 方 。 市 民 の 意 見 を 聞 く ふ り を す る だ け 怒 り で い っ ぱい で す。 質 問 は ピ ン ク の 用 紙 に し た の に 白 い 紙 を み て 言 っ て いた で はあ り ませ ん か。 「環 境 保全 に 影響 な いも の と 思わ れ る」 ば かり 。 準 備 書 の 説 明 会 に お い て は 、 当 日 会 場 の 皆 様 か ら 頂い た ご質 問 に対 し て回 答 を 行い ま した 。 芦 屋 市 に お け る 説 明 会 で は 桃 色 の 質 問 票 に て ご 質 問 を 頂 戴 し ま し た が 、 司 会 者 に よ る 質 問 内 容 の 読 み 上 げ 及 び 登 壇 者 の 回 答 の 為 に コ ピ ー し た 上 で 対 応 し たた め 、白 色 の用 紙 とな っ て おり ま した 。 68 ○P365 No.3の 事 業者 の 見解 123名 と のこ と でる が 、従 業 員に 広 く声 か け、 あ るい は 下 請 、 孫 請 け へ の 声 掛 け の 結 果 で は な い か 、 そ う で な い と い う の な ら ば 、 声 掛 け の 有 無 、 そ の 結 果 の 出席 者 数を 調 査し 、 回答 す べ き。 平成 27 年7月 17 日に、芦屋市民センターで開催い たしま した 方法 書の説 明会 は 、台風 の影 響で、 当日 は 悪天候ではありましたが、123 名の方に来場いただき、 説明後の質疑応答では、質問票22枚(質問数:26件) に対し、回答いたしました。 また 、準 備書 の 説明 会に つ い ては 、「 環境 影 響評 価 法施行 規則 」に 基づき 、当 社 施設等 に加 え、兵 庫県 、 神戸市 及び 芦屋 市の協 力を 得 て、合 計8 か所に て準 備 書の縦 覧を 実施 すると とも に 、神戸 市3 か所、 芦屋 市 1か所で開催し、合計 880 名の方に来場いただきまし た。 本計 画は 、神 戸 市に おい て は 規模 の大 きい 事 業と 考 えてお りま す。 そのた め、 関 連する と思 われる 事業 者 数は非 常に 多い と認識 して お り、そ のよ うな方 が来 ら れてい る事 も想 定され ます が 、基本 的に は関係 地域 に お住まいの方が来られたものと考えております。 69 ○P365 No.4の 事 業者 の 見解 「 特 定 の 従 業 員 に 」 と し て い る こ と か ら 、 非 特 定 の 従 業 員 に 参 加 を 依 頼 、 従 業 員 で は な い が 、 下 請 、 孫 請 け の 社 員 に 参 加 を 依 頼 、 従 業 員 で な く 管 理 職 あ る いは 役 員に 声 をか け たと い う こと か 。 70 将 来 を 見 据 え た 環 境 負 荷 を 考 え た 上 で 、 こ の 発 電 所 が 本 当 に 必 要 と す る な ら ば 、 こ の 計 画 の 詳 細 を 一 般 に 広 く 公 開 し 大 く 意 見 を 集 め て 同 意 を 得 な け れ ば な らな い 。 本 計 画 に お い て は 、 「 環 境 影 響 評 価 法 」 及 び 「 電 気 事 業 法 」 に 基 づ き 、 環 境 影 響 評 価 手 続 き を 実 施 し てお り ます 。 準 備 書 の 縦 覧 に つ い て は 、 「 環 境 影 響 評 価 法 」 に 基 づ き 、 準 備 書 公 告 の 日 か ら 1 か 月 間 、 具 体 的 に は 平 成 29 年 8 月 10 日 まで 、 当社 施 設等 に 加え 、 兵庫 71 もっ と 広く 意 見を 募 るこ と は でき ま すか ? ( 私 は 近 隣 に 住 ん で い ま せ ん が 、 近 隣 の 施 設 を よ く 利用 し てい ま す)
No. 意見 の 概要 事業 者 の見 解 72 周 知 が 足 り な い 、 ま た メ ー ル で 意 見 提 出 が で き な い →閉 鎖 的 以 上 の 点 か ら 、 拙 速 に 事 業 を 進 め る こ と に 反 対 で あ る。 県 、 神 戸 市 及 び 芦 屋 市 の 協 力 を 得 て 、 合 計 8 か 所 に て、 準 備書 等 の縦 覧 を実 施 い たし ま した 。 な お 、 神 戸 製 鉄 所 コ ミ ュ ニ テ ィ セ ン タ ー 、 BB プ ラ ザ 神 戸 の 2 か 所 で は 、 縦 覧 期 間 終 了 後 も 意 見 書 の 提 出期 限 であ る 平 成 29 年 8 月 24 日 ま で準 備 書等 を 公 開い た しま し た。 準 備 書 の 電 子 縦 覧 に あ た っ て は 、 縦 覧 ・ 公 開 期 間 中 に お い て 常 時 ア ク セ ス 可 能 と し 、 ダ ウ ン ロ ー ド 出 来る よ う対 応 いた し まし た 。 書 面 に て い た だ く 意 見 の 提 出 方 法 に つ い て は 、 郵 送 ま た は 当 社 施 設 等 の 縦 覧 場 所 に 設 置 し た 意 見 箱 へ の意 見 書の 投 函と い たし ま し た。 何 卒 、 ご 理 解 賜 り ま す よ う 、 よ ろ し く お 願 い い た しま す 。 73 ・ こ の こ と を 公 的 に 公 表 し な い で 進 め ら れ て い る の はな ぜ でし ょ う。 74 ~ 90 事業 の 認知 度 調査 を 行い 、 認 知度 が 90%程 度 にな る ま で周 知 し、 説 明が 必 要。 そ の 上 で 住 民 の 同 意 が 取 れ て か ら 事 業 を 進 め る か 止 める べ き。 同一 意 見 他16件 91 ま ず 、 は じ め に 神 鋼 石 炭 火 力 発 電 所 建 設 計 画 の 影 響 範 囲 は 周 囲 30km 以 上 に も 及 ぶ と 言 わ れ る が 、 こ れ に 対 し 神 戸 製 鋼 が 実 施 し た 説 明 会 は 神 戸 市 中 央 区 ・ 灘 区 ・ 東 灘 区 ・ 芦 屋 市 で あ り 、 影 響 が 被 る で あ ろ う 対 象 の 住 民 に 対 し て そ の 説 明 義 務 を 果 た し て い な い ので は ? 準 備 書 の 縦 覧 、 説 明 会 の 開 催 は 、 「 環 境 影 響 評 価 法 」 及 び 「 発 電 所 ア セ ス 省 令 」 に 基 づ き 、 対 象 事 業 に 係 る 環 境 影 響 を 受 け る 範 囲 で あ る と 認 め ら れ る 地 域( 関 係地 域 )に お いて 実 施 いた し まし た 。 関 係 地 域 に つ い て は 、 「 発 電 所 ア セ ス 省 令 」 第 18 条 に お い て 、 「 一 対 象 事 業 実 施 区 域 及 び そ の 周 囲 一 キ ロ メ ー ト ル の 範 囲 内 の 地 域 、 二 既 に 入 手 し て い る 情 報 に よ っ て 、 一 以 上 の 環 境 要 素 に 係 る 環 境 影 響 を 受 け る お そ れ が あ る と 判 断 さ れ る 地 域 」 と さ れ て お りま す 。 方 法 書 で は 、 本 計 画 に 関 す る 事 業 特 性 及 び 地 域 特 性 を 踏 ま え 、 計 画 段 階 配 慮 事 項 と し て 選 定 し た 環 境 要 素 の 一 つ で あ る 大 気 質 に つ い て 、 大 気 拡 散 予 測 を 行 っ た 結 果 、 年 平 均 値 の 最 大 着 地 濃 度 地 点 が 対 象 事 業 実 施 区 域 の 北 北 東 方 向 、 約 5.7 ~ 6.2km 付 近 ( 神 戸 市 東 灘 区 内 ) で あ っ た こ と 、 ま た 、 最 大 着 地 濃 度 の 年 平 均 値 は バ ッ ク グ ラ ウ ン ド 濃 度 と 比 較 し て 極 め て 小 さ く 、 将 来 予 測 環 境 濃 度 は 、 環 境 基 準 に 適 合 し て い る こ と か ら 、 大 気 質 へ の 影 響 は 小 さ い も の と 評 価 し 、 関 係 地 域 を 対 象 事 業 実 施 区 域 で あ る 神 戸 市 に 加 え 、 神 戸 市 東 灘 区 に 隣 接 す る 芦 屋 市 と い た し ま し た。 準 備 書 に お い て 、 1 年 間 の 現 況 調 査 結 果 を 踏 ま え て 大 気 拡 散 予 測 を 行 っ た 結 果 、 年 平 均 値 の 最 大 着 地 濃度 地 点が 対 象事 業 実施 区 域 の北 東 方向 、約8.2km付 近 ( 芦 屋 市 内 ) で あ り 、 関 係 地 域 内 に 収 ま る 結 果 と なり ま した 。 準 備 書 の 縦 覧 に つ い て は 、 「 環 境 影 響 評 価 法 」 第 16 条 に お い て 、 事 業 者 は 、 公 告 の 日 か ら 起 算 し て 一 月 間 、 準 備 書 及 び 要 約 書 を 関 係 地 域 内 に お い て 縦 覧 に 供 す る 、 と さ れ て い る こ と か ら 、 本 計 画 に お い て は 、 当 社 施 設 等 に 加 え 、 兵 庫 県 、 神 戸 市 及 び 芦 屋 市 の協 力 を得 て 、合 計 8か 所 で 実施 い たし ま した 。 ま た 、 説 明 会 の 開 催 に つ い て は 、 「 環 境 影 響 評 価 法」 第 17 条 に おい て 、準 備 書の 縦 覧期 間 内に 、 関係 地 域 内 で 準 備 書 の 記 載 事 項 を 周 知 す る た め の 説 明 会 を 開 催 し な け れ ば な ら な い 、 と さ れ て い る こ と か ら 、 説 明 会 に 参 加 さ れ る 方 の 参 集 の 便 を 考 慮 し 、 神 戸市 3 か所 、 芦屋 市 1か 所 で 開催 い たし ま した 。 92 3. 縦 覧 場 所 を 神 戸 市 中 央 区 ・ 灘 区 ・ 東 灘 区 、 芦 屋 市 に 限 定 し 、 説 明 会 も そ の 地 域 に 限 定 し て い る が 、 環 境 汚 染 物 質 は そ の よ う な 狭 い 範 囲 で と ど ま る も の で は な い 。 10km 圏 内 に は 、 神 戸 市 兵 庫 区 や 西 宮 市 も 含 ま れ 、 20km 圏 内 に は 神 戸 市 長 田 区 ・ 須 磨 区 ・ 垂 水 区 ・ 西 区 ・ 北 区 、 尼 崎 市 、 宝 塚 市 、 伊 丹 市 、 三 木 市 、 三 田 市 、 大 阪 市 ま で も 含 ま れ 、 東 方 に つ い て は よ り 広 範 囲 の 市 民 が 影 響 を 受 け る こ と が 市 民 団 体 が 行 っ て い る 風 船 調 査 な ど で 明 ら か に な っ て い る 。 せ め て 20km 圏 内 全 て の 行 政 区 で 環 境 影 響 評 価 の 手 続 き をや り 直す べ きで あ る。 93 ~ 109 ・ 環 境 影 響 評 価 は 施 設 予 定 地 を 中 心 と し た 20km と あ る の に 、 20km 圏 内 の 自 治 体 住 民 へ の 情 報 提 供 や 説 明 会が 行 われ な いの は おか し い 。 同一 意 見 他16件 110 芦 屋 市 の 説 明 会 で 、 「 な ぜ 西 宮 市 を 関 係 地 域 に し な い の か ? 方 法 書 の 時 の 説 明 で は 、 大 気 拡 散 予 測 で 東 灘 区 に 最 大 着 地 濃 度 地 点 が あ り 、 芦 屋 市 に 影 響 が あ る 可 能 性 が あ る か ら 関 係 地 域 を 芦 屋 市 に 選 定 し た。 と 回答 し てい た 。 準 備 書 で は 、 将 来 : 新 設 発 電 所 Sox ・ NOx ・ 浮 遊 粒 子 状 物 質 の 最 大 着 地 濃 度 地 点 は 、 北 東 約 8. 2 km ( 芦 屋 市 朝 日 ヶ 丘 小 学 校 東 側 付 近 ) と な っ て い る 。 あ と lkm 程 東 に 行 け ば 西 宮 市 に な る 。 西 宮 市 で 縦 覧 ・ 説 明 会 ・ 公 聴 会 を 行 う べ き 。 」 と 質 問 し た ら 、 神 鋼 の 回 答 は 、 「 芦 屋 市 に 最 大 着 地 濃 度 地 点 が あ る か ら 関係 地 域を 芦 屋市 に した 。 と いう も ので し た。 芦 屋 市 に 最 大 着 地 濃 度 地 点 が あ る の で あ れ ば 、 方 法 書 の 説 明 か ら す る と 当 然 西 宮 市 に 影 響 が あ る 可 能 性 が あ る と 判 断 さ れ る べ き で あ り 、 西 宮 市 は 関 係 地 域 に 選 定 さ れ な け れ ば な ら な い 。 回 答 内 容 が コ ロ コ ロ変 わ り、 前 回と 矛 盾し た 回 答で 納 得で き ない 。 質 疑 応 答 し な い の だ か ら 適 当 に 回 答 し た ら 良 い と の 不 誠 実 な 態 度 は 我 慢 な ら な い し 、 準 備 書 の 内 容 が 本 当に 正 しい の か? 疑 問に 思 え る。
No. 意見 の 概要 事業 者 の見 解 111 2. 本 「 準 備 書 」 は 、 行 政 機 関 で の 縦 覧 お よ び 神 戸 製 鋼 所 ホ ー ム ペ ー ジ で の 公 表 が 行 わ れ て い る が 、 著 作 権 の 問 題 が あ る と し て 公 表 は 縦 覧 期 間 内 の み で 、 ホ ー ム ペ ー ジ か ら ダ ウ ン ロ ー ド も 印 刷 も で き な い 。 電 力 会 社 や J パ ワ ー の 意 見 公 募 で は い ず れ も 可 能 で あり 、 環境 省 が平 成 24 年 「 環境 影 響評 価 図書 の イン タ ー ネ ッ ト に よ る 公 表 に 関 す る 基 本 的 な 考 え 方 」 に お い て も 、 イ ン タ ー ネ ッ ト で の 公 表 に つ い て 「 法 定 の 公 表 期 間 後 で あ っ て も 、 対 象 事 業 に 対 す る 国 民 の 理 解 や 環 境 保 全 に 関 す る 知 見 の 共 有 ・ 蓄 積 と い っ た 観 点 か ら 、 イ ン タ ー ネ ッ ト を 利 用 し た 公 表 を 継 続 す る こ と が 望 ま れ ま す 」 と 記 述 し て い る 。 さ ら に 、 同 書 で は 「 イ ン タ ー ネ ッ ト に よ り 公 表 さ れ て い る 環 境 影 響 評 価 図 書 の 閲 覧 及 び ダ ウ ン ロ ー ド に 要 す る 費 用 は 、 無 料 と し ま す 。 ま た 、 法 定 期 間 後 も 継 続 し て イ ン タ ー ネ ッ ト 上 で 公 表 す る 図 書 な ど 、 自 主 的 に イ ン タ ー ネ ッ ト で 公 表 す る 図 書 の 閲 覧 及 び ダ ウ ン ロ ー ド に 要 す る 費 用 も 、 無 料 と す る こ と が 望 ま れ ま す 」 と し て お り 、 環 境 影 響 評 価 図 書 の ダ ウ ン ロ ー ド を 無 料 で 行 う こ と も 推 奨 し て い る 。 地 図 の 引 用 元 で あ る 国 土 地 理 院 は 著 作 権 上 の 問 題 に つ い て 「 認 め る か 認 め な い か は 作 成 者 が 決 め る こ と 。 承 認 は 必 要 無 い 」 と し て お り 問 題 な い は ず で あ る 。 環 境 影 響 評 価 に お い て 公 開 さ れ る 資 料 は 、 縦 覧 期 間 が 終 了 し て も 閲 覧 で き る よ う に し 、 環 境 影 響 評 価 の 縦 覧 手 続 き を や り 直 すべ き であ る 。 本 計 画 に お い て は 、 「 環 境 影 響 評 価 法 」 及 び 「 電 気 事 業 法 」 に 基 づ き 、 環 境 影 響 評 価 手 続 き を 実 施 し てお り ます 。 準 備 書 の 縦 覧 に つ い て は 、 「 環 境 影 響 評 価 法 」 に 基 づ き 、 準 備 書 公 告 の 日 か ら 1 か 月 間 、 具 体 的 に は 平 成 29 年 8 月 10 日 まで 、 当社 施 設等 に 加え 、 兵庫 県 、 神 戸 市 及 び 芦 屋 市 の 協 力 を 得 て 、 合 計 8 か 所 に て、 準 備書 等 の縦 覧 を実 施 い たし ま した 。 な お 、 神 戸 製 鉄 所 コ ミ ュ ニ テ ィ セ ン タ ー 、 BB プ ラ ザ 神 戸 の 2 か 所 で は 、 縦 覧 期 間 終 了 後 も 意 見 書 の 提 出期 限 であ る 平 成 29 年 8 月 24 日 ま で準 備 書等 を 公 開い た しま し た。 準 備 書 の 電 子 縦 覧 に あ た っ て は 、 縦 覧 ・ 公 開 期 間 中 に お い て 常 時 ア ク セ ス 可 能 と し 、 ダ ウ ン ロ ー ド 出 来る よ う対 応 いた し まし た 。 印 刷 に つ い て は 、 準 備 書 が 当 社 の 著 作 物 で あ る こ と や 、 当 社 以 外 の 者 が 作 成 し た 地 図 等 を 含 む こ と か ら 、 無 断 複 製 等 の 著 作 権 に 関 す る 問 題 が 生 じ な い よ う 留 意 す る 必 要 が あ る と 考 え て お り 、 編 集 、 印 刷 等 が出 来 ない よ う措 置 いた し ま した 。 何 卒 、 ご 理 解 賜 り ま す よ う 、 よ ろ し く お 願 い い た しま す 。 112 6) 広 く 意 見 を 集 め る 意 見 募 集 な の に 、 環 境 影 響 評 価 準 備 書 の 印 刷 が で き な い の で 意 見 書 を 書 く と き に 不 便 で 仕 方 が な い で す 。 準 備 書 な ど の 書 類 を す べ て 印 刷で き るよ う に設 定 すべ き で す。 113 ○P329 No14の 事 業者 の 見解 京 都 府 、 大 阪 府 に お い て は 、 文 書 を ダ ウ ン ロ ー ド 、 印 刷 を 可 能 と し て い る 。 そ の 事 例 を 調 査 し 解 決 策 を 講 じ る べ き 。 環 境 影 響 の 本 来 に 趣 旨 か ら 逸 脱 し て い るが 、 県か ら の指 導 はな か っ たの か 。 114 <そ の 他> 意 見13: 情報 公 開の あ り方 に つい て 環 境 ア セ ス メ ン ト に お い て 公 開 さ れ る 準 備 書 は 、 縦 覧 期 間 が 終 了 し て も 閲 覧 で き る よ う に す る べ き で あ る 。 そ も そ も 環 境 ア セ ス メ ン ト は 住 民 と の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン ツ ー ル で あ り 、 で き る か ぎ り 住 民 に 開 か れ た も の で あ る べ き で あ る 。 縦 覧 期 間 後 の 閲 覧 を 可 能 に す る ほ か 、 縦 覧 期 間 中 も コ ピ ー や 印 刷 を 可 能 に す る な ど 利 便 性 を 高 め る よ う 求 め る 。 「 無 断 複 製 等 の 著 作 権 に 関 す る 問 題 が 生 じ な い よ う 留 意 す る 」 こ と は 、 ダ ウ ン ロ ー ド や 印 刷 を 禁 じ る 理 由 と は な ら な い。 115 6. こ れ ま で の 環 境 ア セ ス メ ン ト に お け る 首 長 意 見 や 住 民 の 意 見 な ど に 対 す る 事 業 者 の 見 解 を 見 る と 、 文 面 を コ ピ ー し て 語 尾 だ け 変 え た も の が 多 数 散 見 さ れ る な ど 、 誠 実 な 回 答 を 得 ら れ て い る と 思 い ま せ ん 。 ど ん な 意 見 が 出 て も 事 業 実 施 す る こ と を 前 提 に 進 め てい る とし か 考え ら れま せ ん 。 頂 い た ご 意 見 に つ い て は 、 そ の 内 容 を 踏 ま え 、 当 社見 解 を記 載 させ て 頂き ま し た。 116 意見 公 募に つ いて 紙 で の 印 刷 で 手 紙 で 応 募 し な く て は な ら な い の は 、 今 の 時 代 、 公 募 を 阻 害 し て い る と し か 思 え な い 。 そ れ で も 提 出 す る 意 見 は 非 常 に 重 い も の な の で 尊 重 お 願い い たし ま す。 各 手 続 き で 頂 い た 意 見 書 に つ い て は 、 皆 様 か ら の 貴 重 な ご 意 見 と し て 、 取 り 扱 わ せ て 頂 い て お り ま す。
No. 意見 の 概要 事業 者 の見 解 117 ◎ 事 後 調 査 に つ い て 全 て 実 施 し な い と い う こ と で あ る が 、 貴 社 は 既 設 の 時 も 評 価 を 実 施 し て 、 そ の 影 響 を 評 価 で き る 立 場 な の に 実 施 し な い と い う こ と は 、 予 測 値 に 何 か や ま し い と こ ろ が あ る の で は と 考 え て しま う のは 考 えす ぎ でし ょ う か? 事 後 調 査 に つ い て は 、 「 発 電 所 ア セ ス 省 令 」 第 31 条 第 1 項 第 1 ~ 4 号 の 規 定 に よ り 、 環 境 保 全 措 置 の 実 施 に 伴 い 生 ず る お そ れ の あ る 環 境 影 響 の 程 度 が 著 し い も の と な る お そ れ が あ る と き は 、 実 施 す る こ と とさ れ てい ま す。 本 計 画 に 係 る 環 境 影 響 評 価 に つ い て は 、 準 備 書 (P12.2-1~P12.2-23) 「12.2 環境 の 保全 の ため の 措 置 」 に 掲 載 し た 環 境 保 全 措 置 を 確 実 に 実 行 す る こ と に よ り 、 予 測 及 び 評 価 の 結 果 を 確 保 で き る こ と か ら 、 環 境 影 響 の 程 度 が 著 し い も の と な る お そ れ は な いも の と考 え てお り ます 。 こ の こ と か ら 、 準 備 書 ( P12.3-1 ~ P12.3-8 ) 「 事 後 調 査 」 に 記 載 の と お り 、 本 事 業 の 実 施 に 係 る 事 後 調 査 は 実 施 せ ず 、 準 備 書 ( P12.2-24 ~ P12.2-25 ) 「 12.2.4 環 境 保 全 措 置 に 係 る 環 境 監 視 計 画 」 に 記 載 し た 環 境 監 視 を 確 実 に 行 う こ と に よ り 、 周 辺 環 境 の 保全 に 努め て まい り ます 。 な お 、 「 環 境 影 響 評 価 に 関 す る 条 例 」 ( 平 成 9 年 兵 庫 県 条 例 第 6 号 ) 及 び 「 神 戸 市 環 境 影 響 評 価 等 に 関す る 条例 」 (平 成 9年 神 戸 市条 例 第 29 号 )に 基 づ き 、 「 対 象 事 業 の 実 施 が 環 境 に 及 ぼ す 影 響 に つ い て 、 予 測 方 法 の 妥 当 性 並 び に 予 測 及 び 評 価 の 結 果 を 検 証 す る と と も に 、 準 備 書 に 記 載 し て い る 環 境 保 全 措 置 の 履 行 状 況 等 を 確 認 す る こ と を 目 的 と し た 調 査 」 に つ い て 、 今 後 、 関 係 機 関 と の 協 議 、 調 整 を 行 っ た 上 で 、 当 該 調 査 計 画 書 を 作 成 し 、 調 査 を 実 施 い たし ま す。 ば い 煙 、 一 般 排 水 、 廃 棄 物 に 関 す る 事 項 を 含 む 対 象 事 業 の 内 容 つ い て は 、 準 備 書 ( P2.2-1 ~ 2.2-36 ) 「対 象 事業 の 内容 」 に記 載 し てお り ます 。 118 ~ 134 ・ 環 境 影 響 評 価 準 備 書 に よ る と 、 事 後 調 査 が さ れ る と あ り ま す 。 し か し 、 様 々 な 物 質 の 排 出 濃 度 を 測 定 す る だ け で は 、 薄 め れ ば 数 値 は 低 く な る の で 信 用 で き ま せ ん 。 全 体 の 投 入 量 と そ れ ぞ れ の 物 質 が ど こ ( 灰 、 大 気 、 排 水 ) に ど れ だ け 排 出 さ れ る か 、 フ ロ ー を示 す べき で す。 同一 意 見 他16件 135 5) 準 備 書 に よ る と 、 事 後 調 査 が 去 れ る と あ り ま す 。 し か し 、 様 々 な 物 質 の 排 出 濃 度 を 測 定 す る だ け で は 、 薄 め れ ば 数 値 は 低 く な る の で 信 用 で き ま せ ん 。 全 体 の 投 入 量 と そ れ ぞ れ の 物 質 が ど こ ( 灰 ・ 大 気 ・ 排 水 な ど )に ど れ だ け 排 出 さ れ る か 、 フ ロ ー を 示 す べ き です 。 136 石 炭 火 力 が 原 発 よ り マ シ だ と は 思 う が 、 健 康 被 害 の 多 く の 人 が 心 配 し て い る の で 、 環 境 基 準 値 を 満 た し て い る こ と 、 ま た 施 設 の 維 持 管 理 、 継 続 的 に 数 値 を 測 定 し て 、 市 を 通 じ て 広 報 す る な ど 我 々 の 納 得 で き る説 明 をし て 欲し い 。 発 電 所 の 工 事 中 及 び 供 用 後 に お い て は 、 「 環 境 影 響 評 価 に 関 す る 条 例 」 ( 平 成 9 年 兵 庫 県 条 例 第 6 号 ) 及 び 「 神 戸 市 環 境 影 響 評 価 等 に 関 す る 条 例 」 (平 成 9年 神 戸市 条 例第 29 号) に 基づ き 、「 対 象事 業 の 実 施 が 環 境 に 及 ぼ す 影 響 に つ い て 、 予 測 方 法 の 妥 当 性 並 び に 予 測 及 び 評 価 の 結 果 を 検 証 す る と と も に 、 準 備 書 に 記 載 し て い る 環 境 保 全 措 置 の 履 行 状 況 等 を 確 認 す る こ と を 目 的 と し た 調 査 」 に つ い て 、 今 後 、 関 係 機 関 と の 協 議 、 調 整 を 行 っ た 上 で 、 当 該 調 査計 画 書を 作 成し 、 調査 を 実 施い た しま す 。 神 戸 発 電 所 を 含 め た 神 戸 製 鉄 所 全 体 の ば い 煙 発 生 施 設 で 連 続 測 定 し て い る ば い 煙 排 出 濃 度 に つ い て は 、 神 戸 市 と の 間 で 締 結 し て い る 「 環 境 保 全 協 定 」 に 基 づ き 、 常 時 、 神 戸 市 へ テ レ メ ー タ 送 信 し 、 ご 確 認 い た だ い て い る こ と に 加 え 、 月 ご と に 神 戸 発 電 所 及 び 神 戸 製 鉄 所 の 環 境 測 定 デ ー タ を 取 り ま と め 、 各 月 の 情 報 を 、 当 社 ホ ー ム ペ ー ジ で 公 開 し て お り ま す。 ま た 、 毎 年 度 、 神 戸 発 電 所 を 含 む 神 戸 製 鉄 所 全 体 の ば い 煙 ( 発 電 所 の ば い 煙 中 の 水 銀 等 重 金 属 濃 度 を 含 む ) や 水 質 の 測 定 結 果 を 「 環 境 保 全 報 告 書 」 と し て 取 り ま と め 神 戸 市 に 報 告 し て お り ま す 。 報 告 書 の 内 容 に つ い て は 、 神 戸 市 が 元 デ ー タ と の 照 合 確 認