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知 徳 体の調和のとれた生徒の育成を図り, 自ら主体的に判断し心豊かに実践できる力を養うことを目指している 目標達成に向けて, 豊かな心や確かな学力, 健康や体力, たくましい心を育成に全ての教育活動において取り組んでいる 特に確かな学力の育成については, 全教科において, 基礎的 基本的な内容の確

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Academic year: 2021

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茨城県教育委員会学校体育研究推進校 研究主題 自己の健康や体力に関心をもち,進んで運動に取り組む生徒の育成 筑西市立関城中学校 Ⅰ 研究の概要 1 主題設定の理由 (1)今日的課題から 社会の急激な変化に伴い,子どもたちの身体活動の減少,体力・運動能力の低下傾向が続いてい る。その背景には,子どもたちの日常生活での外遊びやスポーツ,身体活動の機会の著しい減少や 都市化・少子化による遊び場や仲間の減少など,様々な要因があるものと考えられる。 健康や体力は,「生きる力」の基盤となるものであり,人間の発達や成長を支え,生活を送る上で の気力の源でもある。「知力・体力・気力」の3つが一体となることは,人間として創造的な生き方 を支える上においても必要不可欠なものといえる。 今日,体力の向上策を考えるに当たっては,体育・スポーツ活動の充実という観点のみならず, 正しい食習慣を含む基本的な生活習慣の確立など,生徒の健康という観点も視野に入れて総合的に 検討することが求められている。 (2)学習指導要領から 中学校学習指導要領の保健体育科の目標には,「心と体を一体としてとらえ,運動や健康・安全 についての理解と運動の合理的な実践を通して,積極的に運動に親しむ資質や能力を育てるとと もに健康の保持増進のための実践力の育成と体力の向上を図り,明るく豊かな生活を営む態度を 育てる。」ことが示されている。これは,体育と保健を関連させていく考え方を強調し,そして生 涯にわたる豊かなスポーツライフを実現させるための資質や能力,健康で安全な生活を営む実践 力及びたくましい心身を育てることを究極の目標としている。学校教育活動を進める上で,心身 の健康は活動の基盤であり,保健体育科が担う役割は大きいといえる。 また,総則の中で「体力の向上及び心身の健康の保持増進に関する指導については,保健体育 科の時間はもとより,特別活動などにおいてもそれぞれの特質に応じて適切に行うよう努めるこ ととする。」と示していることから,学校体育と関連して特別活動においても取り組むことが大切 であると考える。 (3)本校の教育目標から 本校の教育目標は「心豊かで,かしこく,たくましい生徒の育成」を掲げ,心身ともに健全で

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知・徳・体の調和のとれた生徒の育成を図り,自ら主体的に判断し心豊かに実践できる力を養う ことを目指している。目標達成に向けて,豊かな心や確かな学力,健康や体力,たくましい心を 育成に全ての教育活動において取り組んでいる。特に確かな学力の育成については,全教科にお いて,基礎的・基本的な内容の確実な定着や主体的な学びを引き出す学習指導の工夫改善に取り 組んでいる。保健体育科においては,学習カードのファイリング化や習熟度別学習などを実践し, 基礎的・基本的な内容の確実な定着を図るとともに,個々の体力の向上に努めている。 (4)本校の生徒の実態から 本校の生徒は,明るく素直で,学習に真面目に取り組んでいるが,一人では元気に挨拶できな いなど,心のたくましさに欠ける面が見受けられる。部活動においては,全員入部制をとり,8 割の生徒が運動部に所属し積極的に活動している。 生徒の健康診断の結果を見ると,体格では,各学年男女とも身長・体重・座高が県平均を上回 っている。また,肥満傾向の生徒の割合も年々少なくなってきている。一方,やせ傾向の生徒の 割合が年々増えてきている。また,う歯の罹患率は全体で約90%と高いが,処置完了率は50% と低い。これらのことから,自らの健康について関心が低いと思われる。 以上の視点から,本校の研究主題を設定し,保健体育の授業を中心に特別活動との関連を図り ながら研究を進めようと考えた。 2 研究のねらい 自己の健康や体力に関心をもち,進んで運動に取り組む生徒を育成するため,保健体育科の効果 的な学習指導法と健康の保持増進や体力の向上を図るための特別活動の工夫・改善に取り組む。 3 基本的な考え方 『自己の健康や体力に関心をもち』とは,「食生活や休養及び睡眠にも気を付けて生活しているこ と」「自分の体力の現状を知り体力の向上の仕方がわかること」と位置付けた。 『進んで運動に取り組む生徒』とは,「自分の課題解決に向けて見通しをもって意欲的に運動に取 り組んでいくこと」「自分に合った運動を日常生活に取り入れること」と位置付けた。 4 研究の仮説と検証方法 <仮説1> 身に付けさせたい力を明確にし,指導の工夫を図れば,自ら課題をもち進んで学習に取 り組むだろう。 具体的生徒の姿 検証方法 ・学習計画表を使い,見通しをもって学習してい る。 ・スキルチェックカードを使い,自分のめあてを ・学習計画表(学習カード)の記入内容 ・スキルチェックカードの記入内容

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もって学習に取り組んでいる。 ・技能の習得と体力の向上のために練習方法を工 夫している。 ・友達や教師のかかわりを通して進んで活動して いる。 ・自分に合った練習方法を選択する場面 ・「体つくり運動」でのワークシート記入内容 ・個人やチームの学習カードの振り返り (反省・感想)欄の記入内容 <仮説2> 健康や体力つくりに取り組む環境を工夫すれば,運動や自己の健康,体力への関心が高ま り,健康の保持増進や体力の向上につながるだろう。 Ⅱ 研究の実際 1 仮説1の検証 仮説1については,主に授業研究部が中心となって取り組んだ。 〈授業研究部〉 ア 技能の学習段階と学習内容の明確化 生徒が進んで運動に取り組むためには,授業の中で身に付けたいことを生徒自身が理解する必 要がある。そのために教師は,「何を学習させるのか,何を保証するのか」というものを明確にし なくてはならない。そこで,球技の学習において,「何を」「いつ」「どのように」身に付けさせる かをもう一度見直し,系統性を踏まえて身に付けさせる技能を段階的に学習することができるよ うに,「技能の学習段階と学習内容」を作成した。身に付けるべき技能を明確にし,その技能を身 に付けるために効果的なタスクゲームやメインゲームの在り方を考えたことにより,3年間を見 通した指導計画を作成することができた。 技能の学習段階 学習内容 学年 段階 ねらいとする技能 タスクゲーム メインゲーム ① ピボット セットショット ジャンプショット ドリブル ピボットゲーム シュートゲーム パスゲーム コート:ハーフコート 人数:3対2 ゲームの型:攻守交代型 ドリブル:なし 具体的生徒の姿 検証方法 ・望ましい食生活に努めている。 ・適切な休養及び睡眠に気を付けている。 ・自分の体力の現状を知り,自分に合った運動 を日常生活に取り入れている。 ・給食残量調査 ・生活習慣アンケート ・元気アップ活動カードの記入内容 ・「関中フォーラム」 ・「活動の記録」

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チェストパス バウンズパス オーバーヘッドパス ショルダーパス 時間制限:なし 得点:1ゴール2点,リン グにあたれば1点 1 ・ 2 年 ② ランニングショット フェイキング リバウンディング 速攻 ドライブイン カットイン マンツーマンディフェンス シュートゲーム 1対1攻防ゲーム リバウンドゲーム コート:フルコート 人数:3対3 ゲームの型:攻守交代型 ドリブル:あり 時間制限:なし 得点:1ゴール2点, 速攻が決まれば3点 ③ ゾーンディフェンス スクリーンプレー コンビネーションプレー ハーフコートゲーム コート:フルコート 人数:4対4 ゲームの型:攻守混同型 ドリブル:あり 時間制限:あり 得点:1ゴール2点 3 年 ④ ゾーンディフェンスの崩し方 対戦相手を考えた作戦 試合時間を考えた作戦 ハーフコートゲーム コート:フルコート 人数:5対5 ゲームの型:攻守混同型 ドリブル:あり 時間制限:あり 得点:1ゴール2点 【「技能の学習段階と学習内容」例:バスケットボール】 イ スキルチェック表の活用 進んで運動に取り組むためには,生徒が自分のめあてを設定できることが大切である。個人の めあてを設定するための工夫としてスキルチェック表を活用した。定着させたいスキルと,その スキルを達成するためのポイントを提示し,めあてを設定するための参考となるようにした。 (イ)走り幅跳びのスキルチェック

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ウ 課題解決の場を設定 生徒が自分のめあてを達成するためには,工夫した課題解決の場を設定することが大切になる。 めあてを達成しようと進んで運動に取り組めるように,効果的な練習ができる場の工夫や,ゲー ムの工夫を取り入れ,技能を身に付けさせるようにした。 陸上競技や水泳など個人的な種目では自己目標記録を達成するために,球技などの集団的な種 目ではチーム戦術を支えるために,基本的な技能を身に付けやすい練習の場を設定した。 (ア) 例1:陸上競技(走り幅跳び) 【踏み切り,空中動作の練習】 (イ) 例2:平泳ぎ 【キックの練習】 エ 話し合う場の設定 (ア)作戦ミーティング 球技の授業の時に,自分のチームの 弱点を修正するための練習方法や,相 手チームの長所に対処する方法を考察 スキル チェックするスキル スピードにのって助走している(トップスピードで踏み切りをする) 助走 助走距離が適切である 踏み切り前の一歩はせまくし,重心を下げる(タ,ターンのリズム) 足裏全体で強く踏み切っている 踏み切り 腕,振りあげ足のももを高く引き上げている 踏み切り後,両腕を振り上げている 空中で胸をはり,腕を後方へまわして伸ばしている 空中動作 両腕を前に振りおろしながら,上体を前傾させ,両足を前に出している 着地 かかとから両足で着地している 高く跳びだす練習 ・スピードを落とさないようにして,ボールにタッ チする。 ・10~15mくらいの短めの助走で行う。 ・空中では体を伸ばし,腕を引き上げるようにする。 作戦ミーティング

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柔軟性アップコース スタミナアップコース するために作戦ミーティングの時間を取り入れた。これによりゲーム→作戦(練習)→ゲームと いう流れで自ら考え,対処できる能力が培われた。 (イ)ペアシステム ハードルの授業時に,ペアを組み,抜き足の補助練習やハードル姿勢の確認の時に互いのハ ードリングを見せ合い,意見を交換させる方法をとった。教師の目とその他に,常に1対1で 自分のフォームをチェックし,サポートしてくれるペアを設定することにより,仲間とかかわ り合い,学び合う姿勢が生まれた。 (ウ)ビデオ撮影 自分のフォーム確認のために,仲間にビデオを撮影し てもらい,フォームの修正に生かした。仲間からアドバ イスをもらいながら,自分のフォームを自分の目で確か めることにより,より話し合いの内容が具体的になった。 オ 自己の体力の課題を見付け,解決に取り組む授業実践 体力テストの結果から,自分の体力の劣っている項目や優 れている項目を分析した。その結果から自分の体力の課題を見付け,資料として提示された運動や 体力テスト結果シートのアドバイスなどから解決に必要な運動を選択し,実際に運動を実践し,自 分にあった運動プログラムの構成を行った。 運動プログラムは,身近にできるもので構成し,毎日少しずつ日常で実践できるものとした。 フォームを再生 必要な運動を選択 パワーアップコース 運動プログラム

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2 仮説2の検証 仮説2については,健康増進研究部と体力向上研究部が中心となって取り組み,考 察については調査研究部が行った。〈健康増進研究部〉 ア 関中フォーラムについて 本校では生徒会活動の取り組みの一つとして,学校生活を充実したものにするために全校生徒 が課題について話し合う「関中フォーラム」を実施している。これまで「清掃の取り組み方を見 直そう」などといった学校生活の向上に関するテーマで行われていたが,健康増進研究部では, 次の3点を工夫して仮説2を検証した。 ① 健康への関心を高めることをねらいとしてテーマを設定する。 1回目:平成19年11月「食と健康」 2回目:平成20年6月 「運動と健康」 3回目:平成20年10月「休養と健康」 ② 生徒が主体的に健康について考えられるように,テーマについて調べたり,発表を聞き合っ たりする場を設定する。 健康は一人一人がそれぞれに追求していかなくてはならないものである。教えられるのでは なく,自らが主体的に調べ,気付き,振り返り,実践していく活動が求められる。そこで,で きるだけ生徒が参加できるスタイルにした。 ③ 自分の健康を振り返り,学んだことを生活の中で生かせるような励ましを事後指導として継 続する。 フォーラムで学んだことがその日の感想で終わらないで,毎日を振り返っていけるように, 生活ノート「活動の記録」(以下「活動の記録」と記す。)に食事をとったか,睡眠時間は十分 か振り返る欄を設けた。 イ 関中フォーラム「食と健康」 (ア)主体的に健康について考えるための場の工夫として,委員会がテーマに関することを調べ, 発表するフォーラムにした。 「給食の残量から関城中の食 の実態」の発表をする給食委員 会 「世界の飢餓状況の観点か ら食べることを見直す」の 発表をする福祉委員会 「栄養のバランスの大切 さ」の発表をする保健委員 会

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(イ)学んだことを生活に生かす「活動の記録」から。 (ウ)「食と健康」フォーラムから 健康な体をつくるために,毎日3回の食事の意義を考え,偏食が見られる自分の食生活から栄 養バランスを意識した食生活へ変えることの大切さを実感し,合わせて感謝して食べる心を養う ことができた。また,今年度になってからも,給食の残量がほとんどないことから,自分が食べ られる量,好き嫌いをしない,残さないで食べ物を大切にするという意識が身に付いたことがう かがえる。 ウ まとめ 自分の体が一生健康な状態でいるために,必要なメンテナンスとしての「食」「運動」「休養」の 3つについて,関心が高まったフォーラムとなった。 〈 調査研究部 〉 生活習慣アンケートを考察した。 ア 運動に対しての意識調査 〈身体を動かすこと(遊びなどでも)運動することは好きですか。〉 各学年とも,運動の必要性に対して高い意識を示している。 3年間を通して行った生活習慣調査や関中フォーラム,元気アップトレーニング,関中元気アップ 体操などを通して運動の大切さの意識が高まったと考えられる。 イ 朝食の有無と運動能力の関係(シャトルラン)〈朝食は食べていますか。〉 3 年生の「活動の記録」 1 年 3年 毎日食べる 90% ときどき食べない 9% ほとんど食べない 1% 毎日食べる 81% ときどき食べない 16% ほとんど食べない 3% 毎日食べる 82% ときどき食べない 13% ほとんど食べない 5% 1 年 2年 2年 3年 好き 67% ふつう 30% きらい 3% 好き 50% ふつう 42% きらい 8% 好き 52% ふつう 40% きらい 8%

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どの学年も約8割の生徒が毎日朝食をとっている。時々欠かす生徒はどの学年も2割弱であるが, 学年が上がるにつれ若干増えている。 男女とも,毎日きちんと朝食をとっている生徒がシャトルランの結果から全身持久力は高いと言 える。1年男子では,時々欠かす生徒よりも平均で18回も多くなっている。朝食をとることによ って,生徒に活力が出て全身持久力も高くなることが分かる。 ウ 1日の睡眠時間と運動能力の関係(シャトルラン) 学年が進むにつれて,睡眠時間は減ってきているが,適度な睡眠時間がとれている生徒が各学年 とも9割近くいる。 各学年とも,男子では睡眠時間が多い程シャトルランでも良い結果が出ている。その差は,1・ 3年生では10回程度になっている。特に,体力テストの結果が県平均から劣る2年生においては, その差は30回ほどあり,体力つくりの観点からも,睡眠時間が大切になることが分かる。 Ⅲ 研究の成果と課題 1 仮説1について <仮説1> 身に付けさせたい力を明確にし,指導の工夫を図れば,自ら課題をもち進んで学習に取 り組むだろう。 1 年 2年 3年 6∼8 時間 61% 8 時間以上 28% 6 時間未満 11% 6∼8 時間 72% 8 時間以上 14% 6 時間未満 14% 6∼8 時間 78% 8 時間以上 11% 6 時間未満 11% 学年 項目 6時間未満 6~8時間 8時間以上 合計 6時間未満 6~8時間 8時間以上 合計 6時間未満 6~8時間 8時間以上 合計 6時間未満 6~8時間 8時間以上 合計 男子 67.00 73.57 71.71 54.80 85.76 81.89 85.38 95.58 93.66 69.06 84.97 82.42 女子 49.00 53.07 50.17 58.00 64.33 59.27 55.64 59.53 55.50 54.21 58.98 54.98 全体 男子 3 41 21 65 10 59 19 88 8 56 12 76 21 156 52 229 女子 6 41 12 59 12 56 15 83 10 59 4 73 28 156 31 215 全体 9 82 33 124 22 115 34 171 18 115 16 149 49 312 83 444 シャトルラン ポイント 人 数 (人) 1 年 2 年 3 年 全 体 学年 項目 毎日食べる 時々欠かす全く食べない 合計 毎日食べる 時々欠かす全く食べない 合計 毎日食べる 時々欠かす全く食べない 合計 毎日食べる 時々欠かす全く食べない 合計 男子 74.35 56.33 55.00 81.73 80.92 72.67 94.49 84.67 80.12 83.52 73.97 69.26 女子 52.83 44.75 40.00 60.40 55.86 40.00 60.34 52.56 44.00 57.86 51.06 41.33 全体 男子 57 6 2 65 73 12 3 88 59 15 2 76 189 33 7 229 女子 54 4 1 59 67 14 2 83 61 9 3 73 182 27 6 215 全体 111 10 3 124 140 26 5 171 120 24 5 149 371 60 13 444 シャトルラン ポイント 人 数 (人) 2 年 3 年 全 体 1 年

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【成果】 ・球技の「技能の学習段階と学習内容」を作成することで,3年間を見通した指導計画を立 てることができた。身に付けたい技能を明確にし,効果的なタスクゲームとメインゲーム によって,生徒は進んで学習に取り組むことができた。 ・「スキルチェック表」を活用することで,自己の課題が明確になり,個人のめあてを設定す ることができた。 ・課題解決の場を工夫したことで,設定した個人のめあてを達成しようと進んで学習に取り 組み,スキルを身に付けることができた。 ・仲間とかかわり合う場を意図的に構成したことで,話し合いや友達のアドバイスを参考に しながらめあてを達成しようと取り組む姿が見られるようになった。 【課題】 ・チームやグループの活動を自分たちで評価できる「グループスキルチェック」をどのよう に行うか。 ・集団的な運動種目においてチーム作戦やグループ戦術を高めるために,仲間とのかかわり 合う場をどのように工夫していくか。 2 仮説2について <仮説2> 健康や体力つくりに取り組む環境を工夫すれば,運動や自己の健康,体力への関心が高 まり,健康の保持増進や体力の向上につながるだろう。 【成果】 ・各行事や企画を提供することにより,生徒の体力つくりへの関心を高め,運動することへ の抵抗感を取り払うことができた。また,そのような機会を多くすることで運動に取り組 む生徒が増えてきた。 ・食の大切さを理解し,栄養のバランスを考えて食事をとれる生徒が増えた。 ・自ら進んで日常的に運動する生徒が増えたり,部活動に積極的に参加したりするようにな った。 【課題】 ・環境等の工夫によって,生徒の運動に対する関心は高まった。それを継続し,さらに日常 化していけるか。 ・学校生活以外でも,自己の健康を考え運動するようにつなげていけるか。 ・日常の中で,食・運動・休養の大切さをさらに意識して生活することができるか。

参照

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